JPH1139782A - 光ディスクの撓み抑制装置及び光ディスク装置 - Google Patents

光ディスクの撓み抑制装置及び光ディスク装置

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JPH1139782A
JPH1139782A JP9191633A JP19163397A JPH1139782A JP H1139782 A JPH1139782 A JP H1139782A JP 9191633 A JP9191633 A JP 9191633A JP 19163397 A JP19163397 A JP 19163397A JP H1139782 A JPH1139782 A JP H1139782A
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suppressing
bending
carriage
light beam
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Eiji Yabuki
英司 矢吹
Tadashi Sato
規 佐藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄い光ディスクを用いても、記録したデータ
の読み出し精度の低下を防止する光ディスクの撓み抑制
装置、及び該撓み抑制装置を設けた光ディスク装置を提
供する。 【解決手段】 キャリッジ本体4の第1支持部5側の内
面であって、光導通穴6に近傍の部分に、第2ロードア
ーム12が固定してある。第2ロードアーム12は、第1支
持部5側の内面からそれと対向する内面へ所定寸法だけ
延び、そこから所定の傾斜角度で光ディスク2へ向かっ
て傾斜し、先端がレンズホルダ31より外側の所定位置ま
で延設させてある。第2ロードアーム12の先端には、第
2スライダ22が揺動自在に取り付けてある。第2スライ
ダ22は、光ディスク2の回転で発生する気流によって、
光ディスク2から一定の距離を隔てた位置まで離れ、そ
の反作用によって光ディスク2に上側へ向かう力を与
え、それによって光ディスク2の撓みを抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの回転
駆動中、前記光ディスクの撓みを抑制する撓み抑制装
置、及び該撓み抑制装置を備える光ディスク装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の磁界変調式の光磁気ディ
スク装置の要部構成を示す斜視図であり、図中、53は側
面視が略L字状のキャリッジ、41,41は該キャリッジ53
を案内する案内軸である。キャリッジ53は、回転スピン
ドル1で回転駆動されるドーナツ状の光ディスク2の半
径方向へ長い直方体状のキャリッジ本体54と、該キャリ
ッジ本体54の光ディスク2の外周縁側の端部に立設され
た支持部55とを備えており、支持部55の上端には後述す
るロードアーム61が取り付けてある。
【0003】案内軸41,41は光ディスク2の背面側に所
定距離を隔てて、両案内軸41,41間の中央線が光ディス
ク2の半径方向になるように、互いに平行に設けてあ
る。キャリッジ本体54には、正面から背面側へキャリッ
ジ本体54を貫通し、案内軸41,41と略同じ直径の貫通孔
が所定距離を隔てて平行に開設してあり、両貫通孔に案
内軸41,41を挿通させ、両案内軸41,41によってキャリ
ッジ53が光ディスク2の半径方向へ摺動自在に支持され
ている。
【0004】キャリッジ本体54の正面中央には光ビーム
Bを導通させるための光導通穴56が前述した貫通孔と平
行に開設してあり、光導通穴56と対向配置した固定光源
(図示せず)からの光ビームBが光導通穴56内に入射さ
れるようになっている。キャリッジ本体54上面の光ディ
スク2の内周縁側の端部近傍の光導通穴56に対向する部
分には、開口部が開設してあり、該開口部の一端には後
述するレンズホルダ81の支持部が突設してある。この支
持部の上下面にはU字状の切り欠きが設けてある板バネ
84(84)の一端がそれぞれ固定してある。レンズホルダ
81は、上下に開口を有し、キャリッジ本体54の厚さ方向
に長い長方形の筒状をなしており、レンズホルダ81のキ
ャリッジ本体54正面側の上下面に連結した板バネ84(8
4)によって片持支持されている。
【0005】レンズホルダ81内のキャリッジ本体54正面
側には、対物レンズ82がキャリッジ本体54の上面と平行
に固定してあり、対物レンズ82は、該対物レンズ82の下
方に対向配設してある立ち上げミラー(図示せず)によ
って立ち上げられた光ビームBを集光して光ディスク2
へ出射するようになしてある。レンズホルダ81内のキャ
リッジ本体54背面側には、キャリッジ本体54に立設して
あるU字状のフォーカス用ヨーク85の一脚が挿入してあ
り、該フォーカス用ヨーク85の他脚の内面にはフォーカ
ス用磁石86が取り付けてある。また、レンズホルダ81の
周面にはフォーカスコイル83が対物レンズ82の光軸と平
行な軸回りに多重に巻回してあり、フォーカスコイル83
は前述したフォーカス用磁石86及びフォーカス用ヨーク
85によって形成される磁界と直交している。そして、フ
ォーカスコイル83に電流を通流することによって、フォ
ーカスコイル83を支持するレンズホルダ81及び対物レン
ズ82を、立ち上げミラーから光ビームBが入射される対
物レンズ82の光軸方向へ上昇又は下降させるフォーカス
制御を行う。
【0006】前述したように、支持部55上端には、側面
視がへ字状であり先端が鋭尖であるロードアーム61が取
り付けてあり、ロードアーム61は図示しないリフト装置
によってその先端を昇降し得るようになしてある。ロー
ドアーム61は、支持部55の上端から光ディスク2側へキ
ャリッジ本体54と平行に所定寸法だけ延び、そこから所
定の傾斜角度で光ディスク2へ向かって傾斜し、先端が
レンズホルダ81上の所定位置に位置している。ロードア
ーム61の先端には平面視が長方形状のスライダ71が揺動
自在に取り付けてあり、スライダ71とレンズホルダ81と
の間に光ディスク2がセットされるようになっている。
スライダ71の下面には、コアにコイルを捲回した磁気ヘ
ッド70が、対物レンズ82の中心に位置するように固定し
てあり、スライダ71は光ディスク2が静止している場
合、光ディスク2の表面に当接している。
【0007】光ディスク2が回転駆動されて発生する気
流によってスライダ71に浮力が発生するが、スライダ71
にはロードアーム61のバネ力によって光ディスク2側へ
の力が加えられているため、スライダ71は両者が釣り合
う位置で浮動する。前述した浮力は、スライダ71と光デ
ィスク2との間の距離が短いとき強く、前記距離が長い
とき弱い。一方、ロードアーム61からスライダ71に加え
られる力は、スライダ71と光ディスク2との間の距離が
短いとき弱く、前記距離が長いとき強い。そのため、光
ディスク2の回転中、スライダ71と光ディスク2との間
の距離は一定に保たれる。
【0008】キャリッジ本体54の両側面には案内軸41,
41と平行な軸回りに多重に巻回した筒状の駆動コイル4
4,44が固定してある。また、キャリッジ本体54の両側
には、上下に開口を有し、案内軸41,41の長手方向に長
い長方形筒状のヨーク42,42が、両ヨーク42,42の長手
方向の側面とキャリッジ本体54の側面とが平行になるよ
うに配置してあり、両ヨーク42,42のキャリッジ本体54
に対向する側壁に前述した駆動コイル44,44が互いに無
接触で外嵌させてある。両ヨーク42,42の前記側壁に対
向する部分にはヨーク42,42の長さと略同じ長さの長方
形状の磁石43,43が取り付けてあり、磁石43,43及びヨ
ーク42,42によって形成される磁界と駆動コイル44,44
の一部とが直交するようになしてある。
【0009】この駆動コイル44,44に正逆転の電流を通
流すると、前記磁界との相互作用によって、駆動コイル
44,44を支持するキャリッジ53がヨーク42,42の長手方
向、即ち光ディスク2の半径方向へ前進又は後退する。
これによって、対物レンズ82から光ディスク2に照射さ
れる光ビームBのスポットを光ディスク2の所要トラッ
クに移動させるアクセス制御、及びアクセスしたトラッ
クに光ビームBのスポットを追随させるトラック制御を
行う。なお、トラック制御はレンズホルダ81を光ディス
ク2の半径方向へ移動させることによっても実現でき
る。このとき、磁気ヘッド70は、該磁気ヘッド70を固定
したスライダ71を取り付けたロードアーム61によってキ
ャリッジ53に支持されているため、磁気ヘッド70は常に
対物レンズ82の中心に位置している。
【0010】そして、前述した各制御を行って光ディス
ク2の記録面に所定強度の光ビームBを照射しつつ、対
物レンズ82に対向配置した磁気ヘッド70から正逆方向の
磁界を印加することによって、光ディスク2に所要のデ
ータを書き込む。このようにしてデータを書き込んだ光
ディスク2の記録面に、磁界を印加することなく光ビー
ムBを照射し、光ディスク2からの反射光の偏向面での
回転方向を検出することによって、光ディスク2に書き
込んだデータを読み出す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような装置にあっ
ては、対物レンズの開口数を大きくして光ビームのスポ
ット直径を小さくし、データの記録密度を向上させるこ
とが要求されている。この場合、対物レンズの開口数を
大きくするに従って、光ディスクの反り又は僅かな傾き
等による光ビームの収差が大きくなり、反射光の回転方
向の検出精度が低下する。そのため、従来の略半分の厚
さ(0.6mm)にした光ディスクが提案されており、
これによって、記録密度を向上させると共に、光ディス
クの傾き又は反り等による光ビームの収差の低減が図ら
れている。
【0012】ところで、前述した如く、磁気ヘッドを固
定したスライダを光ディスクに対向配置した場合、スラ
イダに生じる浮力の反作用,即ちスライダによってその
向きが光ディスク方向へ変えられた気流によって、光デ
ィスクに下向きの力が加わる。従来の厚さの光ディスク
を用いた場合、この力によって光ディスクが影響される
ことはないが、薄い光ディスクを用いた場合、前記力に
よって光ディスクに撓みが発生し、この撓みによって光
ビームの収差が大きくなるという問題があった。また、
前述した如き浮動型のスライダに代えて、光ディスクに
接触する摺動型のスライダに磁気ヘッドが固定してある
場合も、光ディスクは撓む。一方、この撓みは、薄い光
ディスクを用いた場合、その自重によっても僅かに発生
するため、磁界変調式以外の光ディスク装置でも、前同
様の問題があった。
【0013】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは光ディスクの撓む側
の面に対向し、光ディスクに摺接可能に配置してある撓
み抑制部材と、該撓み抑制部材を支持し、それを光ディ
スク側へ付勢する弾性部材とを備える構成にすることに
よって、薄い光ディスクを用いても、記録したデータの
読み出し精度の低下を防止する光ディスクの撓み抑制装
置、及び該撓み抑制装置を設けた光ディスク装置を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る光ディス
クの撓み抑制装置は、回転駆動される光ディスクの撓み
を抑制する装置であって、前記光ディスクの撓む側の面
に対向し、光ディスクに摺接可能に配置してある撓み抑
制部材と、該撓み抑制部材を支持し、それを光ディスク
側へ付勢する弾性部材とを備えることを特徴とする。
【0015】第2発明に係る光ディスクの撓み抑制装置
は、光ビームが照射される面とは反対側の面の光ビーム
の照射位置及びその近傍にのみ磁界が与えられる光ディ
スクの撓みを抑制する装置であって、前記光ディスクの
撓む側の面に対向し、光ディスクに摺接可能に配置して
ある撓み抑制部材と、該撓み抑制部材を支持し、それを
光ディスク側へ付勢する弾性部材とを備えることを特徴
とする。
【0016】第3発明に係る光ディスクの撓み抑制装置
は、第1又は第2発明において、前記弾性部材は長寸板
状をなしており、長手方向の一端に、光ディスクの回転
中、光ディスクに当接する撓み抑制部材、又は光ディス
クの回転中、光ディスクから離隔する撓み抑制部材が取
り付けてあることを特徴とする。
【0017】第4発明に係る光ディスクの撓み抑制装置
は、第1乃至第3発明の何れかにおいて、前記撓み抑制
部材を配置した側とは反対側に配置した他の撓み抑制部
材と、該他の撓み抑制部材を支持し、それを光ディスク
側へ付勢する他の弾性部材とを備えることを特徴とす
る。
【0018】第5発明に係る光ディスクの撓み抑制装置
は、第1乃至第4発明の何れかにおいて、前記撓み抑制
部材及び/又は前記他の撓み抑制部材は光ディスクの外
周縁近傍に配置してあることを特徴とする。
【0019】第6発明に係る光ディスク装置は、光ディ
スクを回転させる手段と、光ディスクに光ビームを照射
する光ビーム照射手段と、請求項1乃至5の何れかに記
載の撓み抑制装置とを備え、光ディスクを回転させると
共に光ディスクの撓みを抑制しつつ光ディスクに光ビー
ムを照射し、情報の記録及び/又は再生を行うようにな
してあることを特徴とする。
【0020】第7発明に係る光ディスク装置は、第6発
明において、光ディスクの回転領域に臨ませて、光ディ
スクの半径方向に移動自在に配置してあり、前記光ビー
ム照射手段が設けてあるキャリッジを備え、前記弾性部
材はキャリッジに取り付けてあることを特徴とする。
【0021】第8発明に係る光ディスク装置は、第6発
明において、光ディスクの回転領域に臨ませて、光ディ
スクの半径方向に移動自在に配置してあり、前記光ビー
ム照射手段が設けてあるキャリッジと、該キャリッジを
支持する基台と、該基台を固定する支持台とを備え、前
記弾性部材は前記基台又は前記支持台に取り付けてある
ことを特徴とする。
【0022】第1及び第6発明にあっては、撓み抑制部
材として、光ディスクの撓む側の面に対向配置した浮動
型又は摺動型のスライダを弾性部材で支持する。浮動型
のスライダでは、該スライダに生じる浮力の反作用にて
光ディスクへ向かう力が発生し、この力によって光ディ
スクの撓みが抑制される。また、摺動型のスライダで
は、弾性部材によってスライダが光ディスクに当接され
る当接力によって、光ディスクの撓みが抑制される。
【0023】第2及び第6発明にあっては、光ビームが
照射される面とは反対側の面に、光ビームの照射位置の
周囲にのみ磁界が与えられる、所謂磁界変調式の光磁気
ディスクの光ビーム照射面、即ち、前記磁界を与える磁
気ヘッドが固定してある磁気ヘッド用スライダに対向す
る光ディスクの面とは反対側の面に対向して、撓み抑制
部材として、浮動型又は摺動型のスライダを配し、該ス
ライダを弾性部材で支持する。光ディスクは、磁気ヘッ
ド用スライダによって光ビーム照射面側へ撓もうとする
が、光ビーム照射面に対向配置した撓み抑制部材として
のスライダによって、光ビーム照射面とは反対の面側へ
向かう力が与えられるため、光ビーム照射面側への撓み
が抑制される。
【0024】第3及び第6発明にあっては、弾性部材は
長寸板状をなした、例えばロードアームの一端にスライ
ダが取り付けてあり、撓み抑制装置の光ディスク装置へ
の取り付けが容易である。
【0025】第4及び第6発明にあっては、前述した撓
み抑制部材、及び光ディスクの撓み抑制部材を配置した
側とは反対側の面に対向配置した他の撓み抑制部材によ
って、光ディスクに互いに対向する向きの力を与えるた
め、光ディスクの撓みが抑制できる。
【0026】第5及び第6発明にあっては、光ディスク
の記録領域ではない、光ディスクの外周縁近傍に、撓み
抑制部材が配置してあるため、光ディスクの記録領域を
傷付ける虞がない。一方、光ディスクの撓み量が最も大
きい外周縁近傍で、光ディスクの撓みを抑制するため、
撓み抑制効果が大きい。
【0027】第7発明にあっては、光照射手段が設けて
あるキャリッジに撓み防止装置が固定してあるため、磁
気ヘッドを固定したスライダを前記キャリッジに支持さ
せてある場合、該スライダと撓み抑制部材との間の距離
が一定であり、安定した撓み抑制効果を得ることができ
る。
【0028】第8発明にあっては、光照射手段が設けて
あるキャリッジの基台、又は該基台を固定する光ディス
ク装置のフレーム部材,外装等の支持台に撓み防止装置
が固定してあるため、キャリッジの重量が増加すること
なく、撓み防止装置を設置することができ、キャリッジ
の動作性能を維持して光ディスクの撓みを抑制すること
ができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。 (実施の形態1)図1は本発明に係る光ディスク装置の
要部構成を示す斜視図であり、図中、3は側面視が略L
字状のキャリッジ、41,41は該キャリッジ3を案内する
案内軸である。キャリッジ3は、回転スピンドル1によ
って回転駆動されるドーナツ状の光ディスク2の半径方
向へ長い有底直方筒状のキャリッジ本体4と、該キャリ
ッジ本体4の光ディスク2の外周縁側の端部に立設され
た第1支持部5とを備えており、第1支持部5の上端に
は後述する第1ロードアーム11が取り付けてある。
【0030】案内軸41,41は光ディスク2の背面側に所
定距離を隔てて、両案内軸41,41間の中央線がディスク
の半径方向になるように、互いに平行に設けてある。キ
ャリッジ本体4には、正面から背面側へキャリッジ本体
4を貫通し、案内軸41,41と略同じ直径の貫通孔が所定
距離を隔てて平行に開設してあり、両貫通孔に案内軸4
1,41を挿通させ、両案内軸41,41によってキャリッジ
3が光ディスク2の半径方向へ摺動自在に支持されてい
る。
【0031】キャリッジ本体4の正面中央には光ビーム
を導通させるための光導通穴6が前述した貫通孔と平行
に開設してあり、光導通穴6と対向配置した固定光源
(図示せず)からの光ビームBが光導通穴6内に入射さ
れるようになっている。キャリッジ本体4の光ディスク
2の内周縁側の端面には、光導通穴6に対向する穴が開
設してあり、穴の上部は後述するレンズホルダ31を支持
する第2支持部4aになしてある。この第2支持部4aの上
下面にはU字状の切り欠きが設けてある板バネ34(34)
の一端がそれぞれ固定してある。レンズホルダ31は、上
下に開口を有し、キャリッジ本体4の厚さ方向に長い長
方形の筒状をなしており、レンズホルダ31のキャリッジ
本体4背面側の上下面に連結した板バネ34(34)によっ
て片持支持されている。
【0032】レンズホルダ31内のキャリッジ本体4正面
側には、対物レンズ32がキャリッジ本体4の上面と平行
に固定してあり、対物レンズ32は、該対物レンズ32の下
方に対向配設してある立ち上げミラー(図示せず)によ
って立ち上げられた光ビームBを集光して光ディスク2
へ出射するようになしてある。レンズホルダ31内のキャ
リッジ本体4背面側には、キャリッジ本体4に立設して
あるU字状のフォーカス用ヨーク35の一脚が挿入してあ
り、該フォーカス用ヨーク35の他脚の内面にはフォーカ
ス用磁石が取り付けてある。また、レンズホルダ31の周
面にはフォーカスコイル33が対物レンズ32の光軸と平行
な軸回りに多重に巻回してあり、フォーカスコイル33は
前述したフォーカス用磁石及びフォーカス用ヨーク35に
よって形成される磁界と直交している。そして、フォー
カスコイル33に電流を通流することによって、フォーカ
スコイル33を支持するレンズホルダ31及び対物レンズ32
を、立ち上げミラーから光ビームBが入射される対物レ
ンズ32の光軸方向へ前進又は後退させるフォーカス制御
を行う。
【0033】前述したように、第1支持部5上端には、
側面視がへ字状であり先端を鋭尖になしてある第1ロー
ドアーム11が取り付けてあり、第1ロードアーム11は図
示しないリフト装置によってその先端を昇降し得るよう
になしてある。第1ロードアーム11は、第1支持部5の
上端から光ディスク2側へキャリッジ本体4と平行に所
定寸法だけ延び、そこから所定の傾斜角度で光ディスク
2へ向かって傾斜し、先端がレンズホルダ31上の所定位
置まで延設させてある。第1ロードアーム11の先端には
平面視が長方形状の第1スライダ21が揺動自在に取り付
けてあり、第1スライダ21とレンズホルダ31との間に光
ディスク2がセットされるようになっている。第1スラ
イダ21には、コアにコイルを捲回した磁気ヘッド20が、
第1スライダ21の下面と面一であって、対物レンズ32の
中心に位置するように固定してある。
【0034】光ディスク2が回転駆動されて発生する気
流によって第1スライダ21に浮力が発生するが、第1ス
ライダ21には第1ロードアーム11のバネ力によって光デ
ィスク2側へ向かう力が加えられているため、第1スラ
イダ21は前述した2つの力が釣り合う位置に浮動する。
前述した浮力は、第1スライダ21と光ディスク2との間
の距離が短いとき強く、前記距離が長いとき弱い。一
方、第1ロードアーム11から第1スライダ21に加えられ
る力は、第1スライダ21と光ディスク2との間の距離が
短いとき弱く、前記距離が長いとき強い。そのため、光
ディスク2の回転中、第1スライダ21と光ディスク2と
の間の距離は一定に保たれる。
【0035】キャリッジ本体4の両側面には案内軸41,
41と平行な軸回りに多重に巻回した筒状の駆動コイル4
4,44が固定してある。また、キャリッジ本体4の両側
には、上下に開口を有し、案内軸41,41の長手方向に長
い長方形筒状のヨーク42,42が、両ヨーク42,42の長手
方向の側面とキャリッジ本体4の側面とが平行になるよ
うに配置してあり、両ヨーク42,42のキャリッジ本体4
に対向する側壁に前述した駆動コイル44,44が互いに無
接触で外嵌させてある。両ヨーク42,42の前記側壁に対
向する部分にはヨーク42,42の長さと略同じ長さの長方
形状の磁石43,43が取り付けてあり、磁石43,43及びヨ
ーク42,42によって形成される磁界と駆動コイル44,44
の一部とが直交するようになしてある。
【0036】この駆動コイル44,44に正逆転の電流を通
流すると、前記磁界との相互作用によって、駆動コイル
44,44を支持するキャリッジ3がヨーク42,42の長手方
向、即ち光ディスク2の半径方向へ前進又は後退する。
これによって、対物レンズ32から光ディスク2に照射さ
れる光ビームBのスポットを光ディスク2の所要トラッ
クに移動させるアクセス制御、及びアクセスしたトラッ
クに光ビームBのスポットを追随させるトラック制御を
行う。このとき、磁気ヘッド20は、該磁気ヘッド20を固
定した第1スライダ21を取り付けた第1ロードアーム11
によってキャリッジ3に支持されているため、磁気ヘッ
ド20は常に対物レンズ32の中心に位置している。
【0037】そして、前述した各制御を行って光ディス
ク2の記録面に所定強度の光ビームBを照射しつつ、対
物レンズ32に対向配置した磁気ヘッド20から正逆方向の
磁界を印加することによって、光ディスク2に所要のデ
ータを書き込む。このようにしてデータを書き込んだ光
ディスク2の記録面に、磁界を印加することなく光ビー
ムBを照射し、光ディスク2からの反射光の偏向面での
回転方向を検出することによって、光ディスク2に書き
込んだデータを読み出す。
【0038】このとき、薄い光ディスク2を用いた場
合、第1スライダ21に生じる浮力の作用によって光ディ
スク2に下向きの力が作用して、光ディスク2に撓みが
発生する。この撓みを抑制すべく、次のように第2ロー
ドアーム(弾性部材)12及び第2スライダ(撓み抑制部
材)22を備える撓み抑制装置が設けてある。
【0039】キャリッジ本体4の第1支持部5側の内面
であって、光導通穴6の近傍の部分に、第1ロードアー
ム11と略同じ形状の第2ロードアーム12が固定してあ
る。第2ロードアーム12は、第1支持部5側の内面から
それと対向する内面へ所定寸法だけ延び、そこから所定
の傾斜角度で光ディスク2へ向かって傾斜し、先端がレ
ンズホルダ31より外側の所定位置まで延設させてある。
第2ロードアーム12の先端には、平面視が長方形状の第
2スライダ22が揺動自在に取り付けてある。第2スライ
ダ22は、光ディスク2の回転で発生する気流によって、
前同様、光ディスク2から一定の距離を隔てた位置まで
離れ、その反作用によって光ディスク2に上側へ向かう
力を与え、それによって光ディスク2の撓みを抑制す
る。
【0040】(実施の形態2)図2は実施の形態2を示
す斜視図であり、撓み抑制装置に備えられたロードアー
ムを光ディスク装置のキャリッジ3以外の部分に固定し
た場合を示している。なお、図中、図1に対応する部分
には同じ番号を付してその説明を省略する。一方のヨー
ク42の一端近傍には図1に示した第2ロードアーム12と
略同じ形状の第3ロードアーム13が立設してある。第3
ロードアーム13は、基台10にネジ止めした帯状の固定部
13a の一側中央からその上方の光ディスク2より少し低
い位置まで垂直に延び、そこから所定の傾斜角度でキャ
リッジ3上方の光ディスク2の周縁部へ向かって傾斜
し、先端が光ディスク2の背面近傍の位置まで延設して
ある。第3ロードアーム13の先端には、平面視が長方形
状の第3スライダ23が揺動自在に取り付けてある。第3
スライダ23は、光ディスク2の回転で発生する気流によ
って、前同様、光ディスク2から一定の距離を隔てた位
置まで離れ、その反作用によって光ディスク2に上側へ
向かう力を与え、それによって光ディスク2の撓みを抑
制する。このとき、第3ロードアーム13は基台10に固定
してあるため、キャリッジ3の重量を増加させることな
く、光ディスク2の撓みを抑制することができる。
【0041】(実施の形態3)図3は実施の形態3を示
す斜視図であり、光ディスク2の両側に、撓み抑制部材
であるの2つのスライダを対峙させた場合を示してい
る。図3に示した如く、基台10のヨーク42の一端側であ
って、光ディスク2の外側の位置に、光ディスク2の配
設位置より高い柱状の支持部材17が立設してあり、支持
部材17の上端、及び支持部材17の光ディスク2側の面で
あって、光ディスク2の配設位置より低い位置には、そ
れぞれ第4ロードアーム14及び第5ロードアーム15が取
り付けてある。
【0042】第4ロードアーム14は、支持部材17の上端
から光ディスク2側へ所定寸法だけ延び、そこから所定
の傾斜角度で光ディスク2へ向かって傾斜し、先端が光
ディスク2の外周縁近傍の所定位置まで延設させてあ
り、第4ロードアーム14の先端には平面視が長方形状の
第4スライダ24が揺動自在に固定してある。一方、第5
ロードアーム15は、支持部材17の光ディスク2の配設位
置より低い位置から光ディスク2側へ所定寸法だけ延
び、そこから所定の傾斜角度で光ディスク2へ向かって
傾斜し、先端が第4ロードアーム14に対峙する位置まで
延設させてあり、第5ロードアーム15の先端には平面視
が長方形状の第5スライダ25が揺動自在に固定してあ
る。
【0043】光ディスク2は、第4スライダ24及び第5
スライダ25で挟まれた状態で回転駆動される。なお、第
4ロードアーム14及び第5ロードアーム15は図示しない
リフト装置によってその先端を昇降し得るようになして
ある。第4スライダ24及び第5スライダ25は、光ディス
ク2の回転で発生する気流によって、前同様、光ディス
ク2から一定の距離を隔てた位置まで離れ、その反作用
によって光ディスク2に下側及び上側へ向かう力をそれ
ぞれ与え、それによって光ディスク2の撓みを抑制す
る。一方、第4スライダ24及び第5スライダ25は、光デ
ィスク2の記録領域ではない、光ディスク2の外周縁近
傍に配置してあるため、光ディスク2の記録領域を傷付
ける虞がない。また、光ディスク2の撓み量が最も大き
い外周縁近傍で、光ディスク2の撓みを抑制するため、
撓み抑制効果が高い。
【0044】(実施の形態4)図4は実施の形態4を示
す斜視図であり、再生専用の光ディスク装置に適用した
場合を示している。なお、図中、図1に対応する部分に
は同じ番号を付してその説明を省略する。略直方体状の
キャリッジ7の正面中央には光ビームを導通させるため
の光導通穴6が開設してあり、光導通穴6と対向配置し
た固定光源(図示せず)からの光ビームBが光導通穴6
内に入射されるようになっている。キャリッジ7の上面
の光導通穴6に対向する部分は、光導通穴6の開設方向
の一端近傍を残して開口部が形成してあり、残存部分は
レンズホルダ31の支持部31a になしてある。この支持部
31a の上下面にはU字状の切り欠きが設けてある板バネ
34(34)の一端がそれぞれ固定してあり、レンズホルダ
31は、該レンズホルダ31のキャリッジ7正面側の上下面
に連結した板バネ34(34)によって片持支持されてい
る。
【0045】ヨーク42,42は基台10上に固定してあり、
基台10は光ディスク装置の外装(支持台)9に捻子止め
してある。外装9の基台10近傍には、前述した如く、支
持部材17に取り付けた第4ロードアーム14及び第5ロー
ドアーム15の先端に揺動自在に設けた第4スライダ24及
び第5スライダ25を備える撓み抑制装置が固定してあ
る。これによって、前同様、光ディスク2の撓みを抑制
する。
【0046】なお、上述した各実施の形態にあっては、
撓み抑制部材として浮動型のスライダ用いた場合につい
て示してあるが、本発明はこれに限らず、光ディスクの
回転中、光ディスクに当接する摺動型のスライダを用い
てもよいことはいうまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1及び第6発明に
あっては、光ディスクの撓む側の面に対向配置した撓み
抑制部材を弾性部材で支持することによって光ディスク
の撓みを抑制するため、薄い光ディスクを用いても、デ
ータの記録・再生の精度が低下することを防止すること
ができる。
【0048】第2及び第6発明にあっては、磁気変調式
の薄い光磁気ディスクを用いても、記録したデータの読
み出し精度の低下を防止することができる。
【0049】第3及び第6発明にあっては、弾性部材は
長寸板状をなした、例えばロードアームの一端に撓み抑
制部材が取り付けてあり、撓み抑制装置の光ディスク装
置への取り付けが容易である。
【0050】第4及び第6発明にあっては、光ディスク
の両面にそれぞれ対向して配した撓み抑制部材によっ
て、光ディスクに互いに対向する向きの力を与えるた
め、光ディスクの撓みを更に抑制することができる。
【0051】第5及び第6発明にあっては、光ディスク
の記録領域ではない、光ディスクの外周縁近傍に、撓み
防止部材が配置してあるため、光ディスクの記録領域を
傷付ける虞がない。一方、光ディスクの撓み量が最も大
きい外周縁近傍で、光ディスクの撓みを抑制するため、
撓み抑制効果が高い。
【0052】第7発明にあっては、光照射手段が設けて
あるキャリッジに撓み防止装置が固定してあるため、磁
気ヘッドを固定したスライダを前記キャリッジに支持さ
せてある場合、該スライダと撓み抑制部材との間の距離
が一定であり、安定した撓み抑制効果を得ることができ
る。一方、光ディスク装置のコンパクト化する場合、撓
み防止装置を設置するための領域を確保せずともよく、
光ディスク装置の設計が容易である。
【0053】第8発明にあっては、キャリッジの重量が
増加することなく、撓み防止装置を配設することがで
き、キャリッジの動作性能を維持して光ディスクの撓み
を抑制することができる等、本発明は優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク装置の要部構成を示す
斜視図である。
【図2】実施の形態2を示す斜視図である。
【図3】実施の形態3を示す斜視図である。
【図4】実施の形態4を示す斜視図である。
【図5】従来の磁界変調式の光磁気ディスク装置の要部
構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 回転スピンドル 2 光ディスク 3 キャリッジ 11 第1ロードアーム 12 第2ロードアーム 20 磁気ヘッド 21 第1スライダ 22 第2スライダ 31 レンズホルダ 32 対物レンズ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される光ディスクの撓みを抑制
    する装置であって、 前記光ディスクの撓む側の面に対向し、光ディスクに摺
    接可能に配置してある撓み抑制部材と、該撓み抑制部材
    を支持し、それを光ディスク側へ付勢する弾性部材とを
    備えることを特徴とする光ディスクの撓み抑制装置。
  2. 【請求項2】 光ビームが照射される面とは反対側の面
    の光ビームの照射位置及びその近傍にのみ磁界が与えら
    れる光ディスクの撓みを抑制する装置であって、 前記光ディスクの撓む側の面に対向し、光ディスクに摺
    接可能に配置してある撓み抑制部材と、該撓み抑制部材
    を支持し、それを光ディスク側へ付勢する弾性部材とを
    備えることを特徴とする光ディスクの撓み抑制装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材は長寸板状をなしており、
    長手方向の一端に、光ディスクの回転中、光ディスクに
    当接する撓み抑制部材、又は光ディスクの回転中、光デ
    ィスクから離隔する撓み抑制部材が取り付けてある請求
    項1又は2記載の光ディスクの撓み抑制装置。
  4. 【請求項4】 前記撓み抑制部材を配置した側とは反対
    側に配置した他の撓み抑制部材と、該他の撓み抑制部材
    を支持し、それを光ディスク側へ付勢する他の弾性部材
    とを備える請求項1乃至3の何れかに記載の光ディスク
    の撓み抑制装置。
  5. 【請求項5】 前記撓み抑制部材及び/又は前記他の撓
    み抑制部材は光ディスクの外周縁近傍に配置してある請
    求項1乃至4の何れかに記載の光ディスクの撓み抑制装
    置。
  6. 【請求項6】 光ディスクを回転させる手段と、光ディ
    スクに光ビームを照射する光ビーム照射手段と、請求項
    1乃至5の何れかに記載の撓み抑制装置とを備え、光デ
    ィスクを回転させると共に光ディスクの撓みを抑制しつ
    つ光ディスクに光ビームを照射し、情報の記録及び/又
    は再生を行うようになしてあることを特徴とする光ディ
    スク装置。
  7. 【請求項7】 光ディスクの回転領域に臨ませて、光デ
    ィスクの半径方向に移動自在に配置してあり、前記光ビ
    ーム照射手段が設けてあるキャリッジを備え、前記弾性
    部材はキャリッジに取り付けてある請求項6記載の光デ
    ィスク装置。
  8. 【請求項8】 光ディスクの回転領域に臨ませて、光デ
    ィスクの半径方向に移動自在に配置してあり、前記光ビ
    ーム照射手段が設けてあるキャリッジと、該キャリッジ
    を支持する基台と、該基台を固定する支持台とを備え、
    前記弾性部材は前記基台又は前記支持台に取り付けてあ
    る請求項6記載の光ディスク装置。
JP9191633A 1997-07-16 1997-07-16 光ディスクの撓み抑制装置及び光ディスク装置 Withdrawn JPH1139782A (ja)

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