JPH1139596A - 車外監視装置 - Google Patents

車外監視装置

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JPH1139596A
JPH1139596A JP9192804A JP19280497A JPH1139596A JP H1139596 A JPH1139596 A JP H1139596A JP 9192804 A JP9192804 A JP 9192804A JP 19280497 A JP19280497 A JP 19280497A JP H1139596 A JPH1139596 A JP H1139596A
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image
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dimensional
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JP9192804A
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English (en)
Inventor
Keiji Hanawa
圭二 塙
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠距離用のステレオカメラと近距離用のステ
レオカメラとを同時に使用し、広い範囲の立体物を同時
に検出する 【解決手段】 遠距離用ステレオカメラ及び近距離用ス
テレオカメラの両方で撮像を行い、イメージプロセッサ
20で遠距離の距離画像と近距離の距離画像と生成す
る。そして、画像処理用コンピュータ30で、各距離画
像を、それぞれ、格子状に所定の間隔で区分し、各区分
毎に道路表面より上のデータを立体物データとして抽出
して距離を算出した後、各区分毎の距離データに基づい
て個々の立体物を検出する処理を行い、遠距離と近距離
とで重複して検出した立体物のデータを整理して統合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車外の対象を撮像
したステレオ画像対を処理して三次元の距離情報を有す
る距離画像を求め、この距離画像から複数の立体物を検
出する車外監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、自動車にTVカメラやレーザ
・レーダ等を搭載して前方の車両や障害物を検知し、そ
れらに衝突する危険度を判定して運転者に警報を発した
り、自動的にブレーキを作動させて停止させる、あるい
は、先行車との車間距離を安全に保つよう自動的に走行
速度を増減する等のASV(Advanced Safety Vehicl
e;先進安全自動車)に係わる技術の開発が積極的に進
められている。
【0003】TVカメラの画像から前方の物体を検知す
る技術としては、本出願人によって先に提出された特開
平5−265547号公報の技術があり、この技術で
は、遠距離用の2台1組のステレオカメラと近距離用の
2台1組のステレオカメラとの合計4台のカメラを車両
に搭載し、ステレオ法による三次元計測処理を行ってい
る。
【0004】この場合、ステレオカメラで物体を検出で
きる範囲は、図13に代表的な例を示すように、遠距離
用では、車両前方20mから100m程度であり、近距
離用では、例えば、車両前方5mから30m程度であ
る。
【0005】すなわち、遠距離用のステレオカメラで
は、遠方(例えば100m先)の物体を検出できるが、
一般的に、距離が近すぎると(例えば20m以下)、物
体を検出できない特性がある。一方、近距離用のステレ
オカメラでは、広角レンズを用いて視野を広くし、左右
方向に広い範囲の物体を検出できるようにしており、ま
た、2台のカメラの左右の間隔を短くして自車両の直前
の物体も検出可能となるような設計としている。
【0006】従って、近距離から遠距離までの全検出範
囲をカバーするためには、従来、上述のような特性の遠
・近の2組のステレオカメラを状況に応じて切り換えて
使用するようにしており、例えば、高速道路を高速で走
行している場合には、遠距離用のステレオカメラを使用
し、一方、一般道路を低速で走行している場合には、近
距離用のステレオカメラを使用する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遠・近
の2組のステレオカメラを状況に応じて切り換えて使用
する従来の技術では、遠距離用のステレオカメラと近距
離用のステレオカメラとを切り換える判断が難しく、例
えば、高速走行中で遠距離用のステレオカメラを使用し
ているときに、遠距離の検出範囲外となる自車両の直前
に他の車両が割り込んで来るような突発的な状況が発生
しても、直ちに割り込み車両を検出することはできず、
現実の交通状況に柔軟に対応することが困難であった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、遠距離用のステレオカメラと近距離用のステレオカ
メラとを同時に使用し、広い範囲の立体物を同時に検出
することのできる車外監視装置を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
車外の対象を撮像したステレオ画像対を処理して三次元
の距離情報を有する距離画像を求め、この距離画像から
複数の立体物を検出する車外監視装置において、遠距離
用のステレオカメラで撮像した画像を処理して得られる
距離画像から検出される複数の立体物のデータと、近距
離用のステレオカメラで撮像した画像を処理して得られ
る距離画像から検出される複数の立体物のデータとを比
較し、同一の立体物を重複して検出しているか否かを判
定する手段と、遠距離用の距離画像から検出した立体物
のデータと近距離用の距離画像から検出した立体物のデ
ータとで同一の立体物を重複して検出していると判定し
たとき、一方のデータを消去し、複数の立体物のデータ
を全検出範囲で重複することなく統合する手段とを備え
たことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、車外の対象を撮像
したステレオ画像対を処理して三次元の距離情報を有す
る距離画像を求め、この距離画像から複数の立体物を検
出する車外監視装置において、2台1組の遠距離用ステ
レオカメラで撮像した画像を処理して得られる距離画像
を複数の区分に分割し、各区分毎に立体物の有無と存在
位置とを検出する手段と、2台1組の近距離用ステレオ
カメラで撮像した画像を処理して得られる距離画像を複
数の区分に分割し、各区分毎に立体物の有無と存在位置
とを検出する手段と、近距離用の距離画像と遠距離用の
距離画像とで互いに対応する区分を調べ、対応する区分
の立体物のデータを1つのデータに統合する手段と、統
合された区分毎の立体物の有無と存在位置から複数の立
体物を検出する手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、上記2台1組の遠距離用ステレオカメラの
うちの距離画像を生成する側のカメラと、上記2台1組
の近距離用ステレオカメラのうちの距離画像を生成する
側のカメラとを、互いに接近させて配設することを特徴
とする。
【0012】すなわち、本発明の車外監視装置では、遠
距離用のステレオカメラで撮像した画像を処理して得ら
れる距離画像、近距離用のステレオカメラで撮像した画
像を処理して得られる距離画像から、それぞれ、複数の
立体物のデータを検出し、互いの立体物のデータを比較
して同一の立体物を重複して検出しているか否かを判定
する。そして、同一の立体物を重複して検出していると
判定したとき、一方のデータを消去し、複数の立体物の
データを全検出範囲で重複することなく統合する。
【0013】あるいは、遠距離用ステレオカメラで撮像
した画像を処理して得られる距離画像、近距離用ステレ
オカメラで撮像した画像を処理して得られる距離画像
を、それぞれ、複数の区分に分割し、各区分毎に立体物
の有無と存在位置とを検出し、近距離用の距離画像と遠
距離用の距離画像とで互いに対応する区分を調べた後、
対応する区分の立体物のデータを1つのデータに統合
し、統合された区分毎の立体物の有無と存在位置から複
数の立体物を検出する。この場合には、2台1組の遠距
離用ステレオカメラのうちの距離画像を生成する側のカ
メラと、2台1組の近距離用ステレオカメラのうちの距
離画像を生成する側のカメラとを互いに接近させて配設
することが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図7は本発明の実施の第1
形態に係わり、図1は車外監視装置の全体構成図、図2
はステレオカメラの取り付け位置を示す説明図、図3は
車外監視装置の回路ブロック図、図4は立体物検出処理
の機能ブロック図、図5は車載のカメラで撮像した画像
の例を示す説明図、図6は距離画像の例を示す説明図、
図7は距離画像の区分を示す説明図である。
【0015】図1において、符号1は自動車等の車両で
あり、この車両1に、車外の設置範囲内の対象を撮像
し、撮像画像から車外の物体を認識して監視する車外監
視装置2が搭載されている。この車外監視装置2は、車
外の対象物を異なる位置から撮像するための遠距離用ス
テレオカメラ及び近距離用ステレオカメラからなるステ
レオ光学系10、このステレオ光学系10で撮像した画
像を処理して三次元の距離分布情報を算出するイメージ
プロセッサ20、及び、このイメージプロセッサ20か
らの距離情報を入力し、その距離情報から道路形状や複
数の立体物の三次元位置を高速で検出し、その検出結果
に基づいて先行車や障害物を特定して衝突警報の判断処
理等を行う画像処理用コンピュータ30等から構成され
ている。
【0016】また、上記画像処理用コンピュータ30に
は、車速センサ4、舵角センサ5等の現在の車両の走行
状態を検出するためのセンサが接続され、認識された物
体が自車両1の障害物となる場合、運転者の前方に設置
されたディスプレイ9へ表示して運転者に対する警告を
行う他、図示しないアクチュエータ類を制御する外部装
置を接続することで車体の自動衝突回避制御等が可能と
なっている。
【0017】上記ステレオ光学系10を構成するステレ
オカメラには、例えば電荷結合素子(CCD)等の固体
撮像素子を用いたCCDカメラが用いられ、図2に示す
ように、遠距離用の2台のCCDカメラ11a,11b
が、それぞれ車室内の天井前方に一定の間隔をもって取
り付けられるとともに、近距離用の2台のCCDカメラ
12a,12bが、それぞれ、遠距離用のCCDカメラ
11a,11bの内側に一定の間隔をもって取り付けら
れている。
【0018】上記イメージプロセッサ20では、遠距離
用のCCDカメラ11a,11bで撮像した1対の画
像、及び、近距離用のCCDカメラ12a,12bで撮
像した1対の画像に対し、一方を基準画像、他方を比較
画像として、各画像の相関を求め、同一物体に対する視
差から三角測量の原理によって距離を算出し、画像全体
に渡る3次元の距離分布を算出する。例えば、遠距離用
では、助手席側のCCDカメラ11aを基準画像側のカ
メラとし、運転席側のCCDカメラ11bを比較画像側
のカメラとする。また、同様に、近距離用では、助手席
側のCCDカメラ12aを基準画像側のカメラとし、運
転席側のCCDカメラ12bを比較画像側のカメラとす
る。
【0019】上記画像処理用コンピュータ30では、上
記イメージプロセッサ20からの距離分布情報を読み込
んで道路形状や複数の立体物(車両や障害物等)の3次
元位置を高速で検出し、この検出物体との衝突や接触可
能性を上記車速センサ4や上記舵角センサ5等によって
検出した自車両の走行状態に基づいて判断し、その結果
を上記ディスプレイ9に表示して運転者に知らせる。
【0020】上記イメージプロセッサ20及び上記画像
処理用コンピュータ30は、詳細には、図3に示すハー
ドウエア構成となっている。上記イメージプロセッサ2
0には、1組のステレオ画像対に対し、所定の小領域毎
に同一の物体が写っている部分を探索し、対応する位置
のズレ量を求めて物体までの距離を算出し、三次元の距
離分布情報として出力する距離検出回路21a,22a
が、それぞれ、遠距離用CCDカメラ11a,11bに
対する画像処理回路、近距離用CCDカメラ12a,1
2bに対する画像処理回路として備えられ、さらに、各
距離検出回路21a,22aから出力される距離分布情
報を記憶する距離画像メモリ21b,22bが、それぞ
れ、遠距離用、近距離用として備えられている。
【0021】上記距離検出回路21a,22aから出力
される距離分布情報は、画像のような形態をしており
(距離画像)、車載のカメラで撮影した画像、例えば、
図5に模式的に示すように、遠距離用のCCDカメラ1
1a,11bで撮像した画像を上記距離検出回路21a
で処理し、基準となるCCDカメラ11aの画像から図
6のような画像を生成する。
【0022】図6に示す距離画像の例では、画像サイズ
は横600画素×縦200画素であり、距離データを持
っているのは黒点の部分で、これは図5の画像の各画素
のうち、左右方向に隣合う画素間で明暗変化が大きい部
分である。上記距離検出回路21aでは、この距離画像
を、1ブロックを4×4画素の小領域として横150×
縦50のブロックからなる画像として扱い、各ブロック
毎に距離(画素ズレ数)の算出を行う。
【0023】一方、上記画像処理用コンピュータ30
は、道路形状等の検出処理を主とするマイクロプロセッ
サ30aと、検出した道路形状に基づいて個々の立体物
を検出する処理を主とするマイクロプロセッサ30b
と、検出した立体物の位置情報に基づいて先行車や障害
物を特定し、衝突や接触危険性を判断する処理を主とす
るマイクロプロセッサ30cとがシステムバス31を介
して並列に接続されたマルチマイクロプロセッサのシス
テム構成となっている。
【0024】そして、上記システムバス31には、上記
距離画像メモリ21b,22bに接続されるインターフ
ェース回路32と、制御プログラムを格納するROM3
3と、計算処理途中の各種パラメータを記憶するRAM
34と、処理結果のパラメータを記憶する出力用メモリ
35と、上記ディスプレイ(DISP)9を制御するた
めのディスプレイコントローラ(DISP.CON
T.)36と、上記車速センサ4、上記舵角センサ5等
からの信号を入力するI/Oインターフェース回路37
とが接続されている。
【0025】上記画像処理用コンピュータ30では、画
素を単位とする距離画像上の座標系を、図6に示すよう
に、左下隅を原点として横方向をi座標軸,縦方向をj
座標軸として扱い、画素ズレ数をdpとする距離画像上
の点(i,j,dp)を実空間の座標系に変換し、道路
形状の認識や立体物の位置検出等の処理を行う。
【0026】すなわち、実空間の三次元の座標系を、自
車(車両1)固定の座標系とし、X軸を車両1の進行方
向右側側方、Y軸を車両1の上方、Z軸を車両1の前
方、原点をCCDカメラ11a,11b(CCDカメラ
12a,12b)の中央の真下の道路面とすると、X−
Z平面(Y=0)は、道路が平坦な場合、道路面と一致
することになり、以下の(1)〜(3)式により、距離画像上
の点(i,j,dp)を、実空間上の点(x,y,z)
に座標変換することができる。 x=CD/2+z・PW・(i−IV) …(1) y=CH+Z・PW・(j−JV) …(2) z=KS/dp …(3) 但し、CD :カメラ取り付け間隔 PW :1画素当たりの視野角 CH :カメラ取付け高さ IV,JV:車両1の真正面の無限遠点の画像上の座標
(画素) KS :距離係数(KS=CD/PW) 尚、実空間上の点(x,y,z)から画像上の点(i,
j,dp)を算出する式は、上記(1)〜(3)式を変形し、
次のようになる。 i =(x−CD/2)/(z・PW)+IV …(4) j =(y−CH)/(z・PW)+JV …(5) dp=KS/z …(6)
【0027】次に、上記画像処理用コンピュータ30に
おける個々の処理について説明する。まず、上記マイク
ロプロセッサ30aによる道路検出処理では、距離画像
メモリ21b,22bに記憶された距離画像からの3次
元的な位置情報を利用して実際の道路上の白線だけを分
離して抽出し、内蔵した道路モデルのパラメータを実際
の道路形状と合致するよう修正・変更して道路形状を認
識する。
【0028】上記道路モデルは、認識対象範囲までの道
路の自車線を、設定した距離によって複数個の区間に分
け、各区間毎に左右の白線を3次元の直線式で近似して
折れ線状に連結したものであり、実空間の座標系におけ
る水平方向の直線式のパラメータa,b、及び、垂直方
向の直線式のパラメータc,dを求め、以下の(7)式に
示す水平方向の直線式、及び、以下の(8)式に示す垂直
方向の直線式を得る。 x=a・z+b …(7) y=c・z+d …(8)
【0029】また、上記マイクロプロセッサ30bによ
る物体検出処理では、距離画像を格子状に所定の間隔で
区分し、各区分毎に、上記マイクロプロセッサ30aに
よって検出された道路形状に基づいて道路表面より上の
データを立体物データとして抽出し、立体物までの距離
を算出すると、各区分毎の立体物の距離データに基づい
て複数の立体物を検出する。
【0030】この場合、従来のように交通状況に応じて
遠距離用CCDカメラ11a,11bと近距離用カメラ
12a,12bとを切り換えることなく、常時、遠距離
用CCDカメラ11a,11b、及び、近距離用カメラ
12a,12bの両方で撮像を行い、遠距離の撮像画像
から生成した距離画像、及び、近距離の撮像画像から生
成した距離画像の両方について、それぞれ、上記処理を
行って立体物を検出する。そして、遠距離と近距離とで
重複して検出した立体物のデータを整理して統合し、後
段の処理へ渡す。
【0031】一方、上記マイクロプロセッサ30cによ
る衝突・接触判断処理では、自車線と隣接する左右の車
線上に存在する他の自動車や障害物等を抽出し、抽出し
た物体の位置と大きさ、位置の時間変化による自車両と
の相対速度等から、自車両との衝突危険性や接触可能性
を判断し、その結果を上記ディスプレイ9に表示して運
転者に警告を発する等の処理を行う。
【0032】以下、上記マイクロプロセッサ30bにお
ける立体物検出処理について詳述する。図4は、上記マ
イクロプロセッサ30bにおける立体物検出処理に係わ
る機能構成を示すものであり、遠距離立体物検出部4
0、近距離立体物検出部41、及び、立体物統合部42
に大別することができる。
【0033】遠距離立体物検出部40では、遠距離用の
CCDカメラ11a,11bで撮像した画像から得られ
る距離画像を、図7に示すように、左右方向に所定間隔
(例えば、4〜12画素間隔)で区分し、各区分毎に、
道路表面より上にある距離データを立体物データとして
抽出する。そして、各区分毎に、抽出されたデータを用
いてヒストグラムを作成し、このヒストグラムから各区
分を代表する立体物の存在位置と、その距離を求める。
【0034】その後、各区分の立体物の検出距離を調
べ、隣接する区分において立体物までの検出距離の差異
が設定値以下の場合は同一の立体物と見なし、一方、設
定値以上の場合は別々の立体物と見なす。そして、検出
した立体物を包含する三次元ウィンドウを設定し、さら
に、この設定した三次元ウインドウが二次元の画像上で
どのように見えるかを計算して二次元ウィンドウを設定
する。そして、この二次元ウインドウ内の各データを順
次サーベイし、距離データを持っている画素について、
前述の(1)〜(3)式を用いて三次元位置(x,y,z)を
計算した後、距離や高さの値が三次元ウインドウの範囲
内にあるデータのみを抽出し、他は棄却する。
【0035】このようにして抽出したデータを、二次元
の画像上に投影し、これらのデータの外形を線分で連結
して立体物の輪郭像を求め、この輪郭像の左右端および
上端の画像上での座標(i,j,dp)から、その立体
物の検出距離(Z座標)、左右端位置(X座標)、上端
の位置(Y座標)を算出し、さらに、左右端位置から立
体物の横幅を求め、上端の位置から物体の高さを求め
る。
【0036】また、近距離立体物検出部41においても
同様の処理を行い、近距離用のCCDカメラ12a,1
2bで撮像した画像から生成した距離画像に基づいて、
複数の立体物の距離(Z座標)、左右端位置(X座
標)、横幅、及び、高さ等を算出する。
【0037】尚、以上の距離画像を生成する処理、距離
画像から道路形状を検出する処理、距離画像の区分毎の
立体物距離データから複数の立体物を検出する処理、及
び、衝突・接触判断処理については、本出願人によって
先に提出された特開平5−265547号公報に詳述さ
れている。
【0038】ここで、遠距離用のCCDカメラ11a,
11bによる検出範囲と近距離用のCCDカメラ12
a,12bによる検出範囲とではオーバーラップする部
分があり、このオーバーラップ部分に存在する立体物
は、遠距離立体物検出部40と近距離立体物検出部41
との両方で重複して検出される可能性がある。
【0039】このため、立体物統合部42では、遠距離
の検出範囲で検出された立体物のデータと近距離の検出
範囲で検出された立体物のデータとを比較して検出の重
複を調べ、立体物データの整理を行う。
【0040】すなわち、まず、遠距離立体物検出部40
でLn個の立体物が検出され、Li(i=1〜n)番目
の立体物のデータを、距離ZLi,X座標値XLi,横
幅WLiとし、一方、近距離立体物検出部41でSn個
の立体物が検出され、Si(i=1〜n)番目の立体物
のデータを、距離ZSi,X座標値XSi,横幅WSi
とすると、遠距離の立体物Liのデータ(ZLi,XL
i,WLi)と近距離の立体物Siのデータ(ZSi,X
Si,WSi)とを比較する。
【0041】その結果、立体物Liのデータと立体物S
iのデータとの差が判定値以内のときには、立体物Li
と立体物Siとは同一の立体物であると判断し、立体物
Liあるいは立体物Siのいずれか一方のデータを消去
する。
【0042】この処理を遠距離の立体物と近距離の立体
物との全ての組み合わせに対して実施し、重複して検出
された立体物の一方を全て除去する。その後、遠距離の
立体物及び近距離の立体物の両方の残りのデータを、全
検出範囲における立体物データとして統合し、データメ
モリに書き移す。
【0043】これにより、遠方から近傍までの立体物
を、重複することなく常時検出することができ、状況に
応じた遠距離と近距離との切換が不要となる。すなわ
ち、例えば、高速走行中で遠距離用のCCDカメラ11
a,11bを使用しているときに、遠距離の検出範囲外
となる自車両の直前に他の車両が割り込んで来るような
突発的な状況が発生しても、直ちに割り込み車両を検出
することができ、安全を確保することができる。
【0044】この場合、遠距離の検出範囲と近距離の検
出範囲とで重複して検出された立体物は整理されるた
め、同一の立体物に対して重複して衝突・接触可能性の
判断を下すことはなく、誤った警報を発する等の不都合
を生じることはない。
【0045】図8〜図12は本発明の実施の第2形態に
係わり、図8はステレオカメラの取り付け位置を示す説
明図、図9は立体物検出処理の機能ブロック図、図10
は交通状況の例を示す説明図、図11は遠距離用カメラ
で撮像した画像の例を示す説明図、図12は近距離用カ
メラで撮像した画像の例を示す説明図である。
【0046】前述の第1形態では、区分毎の距離から個
々の立体物を検出する処理を、遠距離の検出範囲と、近
距離の検出範囲とに対して、それぞれ実施した後、重複
して検出した立体物を整理するようにしているが、本形
態では、遠距離の検出範囲と、近距離の検出範囲とで、
それぞれ、区分毎の立体物の距離データを求め、重複す
る距離データを整理統合した後、統合した距離データか
ら複数の立体物を検出するものである。
【0047】本形態では、第1形態に対し、図8に示す
ように、近距離用の基準となるCCDカメラ12aを、
遠距離用の基準となるCCDカメラ11aの内側に接近
させて取り付け、距離画像を生成する側のカメラを遠距
離用と近距離用とで接近させる。これは、遠・近の2つ
の距離画像で同じ方向には同じ被写体が写るようにする
ことで、以下に説明する距離データの統合の際、遠・近
の2つの距離画像で互いに対応する区分を簡単な処理で
調べられるようにするためである。
【0048】以下、本形態の立体物検出処理について説
明する。本形態の立体物検出処理に係わる機能構成は、
図9に示すように、遠距離用立体物距離検出部50、近
距離用立体物距離検出部51、立体物距離統合部52、
立体物検出部53に大別される。
【0049】遠距離用立体物距離検出部50、近距離用
立体物距離検出部51は、それぞれ、第1形態の遠距離
立体物検出部40、近距離立体物検出部41における区
分毎に作成したヒストグラムから立体物の距離データを
求める処理と同様の処理を行うものであるが、第1形態
に対し、近距離用の距離画像の区分幅と遠距離用での距
離画像の区分幅とが同じ視野になるようにする。
【0050】例えば、遠距離用CCDカメラ11a,1
1bの1画素当たりの視野角が0.04°、近距離用C
CDカメラ12a,12bの1画素当たりの視野角が
0.08°であるとすると、横600画素の距離画像に
対し、遠距離用の区分幅が8画素の場合、1区分の視野
角は0.32°となり、これと同じ視野角になる近距離
用の区分幅は、4画素(=0.32/0.08)とな
る。
【0051】例えば、図10に示すような状況を、遠距
離用のCCDカメラ11aで撮像した画像は図11のよ
うになり、また、近距離用のCCDカメラ12aで撮像
した画像は、図12のようになる。これらの画像から生
成される遠・近の2つの距離画像(横600画素×縦2
00画素)に対し、遠距離用立体物距離検出部50で
は、遠距離用の距離画像を8画素幅で75個の領域に区
分し、各区分毎に、各区分を代表する立体物の存在位置
と、その距離を求め、近距離用立体物距離検出部51で
は、近距離用の距離画像を4画素幅で150個の領域に
区分し、各区分毎に、各区分を代表する立体物の存在位
置と、その距離を求める。
【0052】次に、立体物距離統合部52では、遠・近
の2つの距離画像で互いに対応する区分を調べ、対応す
る区分の立体物の距離データを統合する。この距離デー
タの統合化は、近距離用の各区分の距離データを新しい
距離データに更新することで行われる。従って、統合化
後は、近距離用の各区分の距離データは、近距離から遠
距離に渡る全検出範囲の距離データとなる。
【0053】例えば、図10に示す状況においては、遠
距離の検出範囲に存在する車両C、遠距離の検出範囲と
近距離の検出範囲との両方に存在する車両A、近距離の
検出範囲に存在する車両Bに対する各区分毎の距離デー
タが、重複を除いて近距離用の各区分のデータとして更
新される。
【0054】このため、まず、近距離用の区分KSi
(KSi=1〜150)の方向、すなわち、図10に示
すように、Z−X平面で見たときの自車両の正面である
Z軸となす角度θSiを求め、この角度θSiにより、
近距離用の区分KSiの方向と同じ方向を向いている遠
距離用の区分KLiを求める。
【0055】すなわち、距離画像を生成する基準側のカ
メラが遠距離用と近距離用とで接近して取り付けている
ため、遠・近の2つの距離画像で同じ方向には同じ被写
体が写っており、方向が一致する区分が対応する区分と
なる。近距離用の区分KSiの方向θSiは、以下の
(9)式で求めることができ、対応する遠距離用の区分K
Liは、以下の(10)式で求めることができる。 θSi=(TS・KSi−IVS)・PWS …(9) KLi=(θSi/PWL+IVL)/TL …(10) 但し、TS :近距離用の区分の幅 TL :遠距離用の区分の幅 IVS:近距離用の画像上の車両真正面の無限遠点の座
標(画素) IVL:遠距離用の画像上の車両真正面の無限遠点の座
標(画素) PWS:近距離用の1画素当たりの視野角 PWL:遠距離用の1画素当たりの視野角
【0056】この場合、近距離用CCDカメラ12a,
12bの視野角は、遠距離用のCCDカメラ11a,1
1bの視野角より広いため、近距離用の区分KSiの方
向θSiが遠距離用のCCDカメラ11a,11bの視
野外となり、近距離用の区分KSiに対応する遠距離用
の区分KLiが無い場合もある。このような場合には、
近距離用の区分KSiでの立体物の距離の検出値ZKS
iを、そのまま用いて統合後の距離とする。
【0057】そして、近距離用の区分KSiでの立体物
の距離ZKSiと、対応する遠距離用の区分KLiでの
立体物の距離ZKLiを、以下のように統合し、区分K
Siの新しい距離ZKSi'とする。
【0058】(1)区分KLi,KSiの両方とも立体
物の検出がない場合には、統合後も立体物無しとする。
【0059】(2)区分KLi,KSiの一方で立体物
の検出が無い場合には、検出が有った方の区分の距離を
新しい距離ZKSi'とする。
【0060】(3)区分KLi,KSiの両方で立体物
を検出した場合には、それぞれの距離ZKLi,ZKS
iの差Δに応じ、新しい距離データに統合する。
【0061】(a)距離の差Δが判定値以下のとき(遠
距離用の区分KLiの距離ZKLiと近距離用の区分K
Siの距離ZKSiとが接近しているとき)には、以下
の(11)式により、平均値を新しい距離ZKSi'とす
る。 ZKSi'=(ZKLi+ZKSi)/2 …(11) (b)距離の差Δが判定値を超えているときには、距離
の値の小さい方を、新しい距離ZKSi'として採用す
る。
【0062】以上の処理を、近距離用の全ての区分Si
(Si=1〜150)について行い、立体物の距離を統
合して更新すると、次に、統合化された各区分毎の距離
を、立体物検出部53で処理し、複数の立体物(図10
においては、車両A,B,C等)を検出する。この処理
は、第1形態における各区分を代表する立体物の距離デ
ータから複数の立体物を検出する処理と同様であり、立
体物を包合する三次元の空間領域を設定して物体の輪郭
像を求め、立体物の距離(Z座標)、左右端位置(X座
標)、横幅、及び、高さ等を算出する。
【0063】本形態では、区分毎の距離から複数の立体
物を検出する処理を、遠距離の検出範囲と近距離の検出
範囲とに対して、それぞれ実施する第1形態に対し、遠
距離の検出範囲の距離データと近距離の検出範囲の距離
データとを統合した後、複数の立体物を検出するため、
データ処理量を低減することができる。
【0064】また、近距離の検出範囲から遠距離の検出
範囲にまたがって存在する大きな立体物、例えば、大型
トレーラやガードレール等に対しても、立体物の異なる
一部分を遠距離の検出範囲と近距離の検出範囲とで別々
に検出することがなく、一つの立体物として正確に検出
することができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明あるいは請求項2記載の発明によれば、従来のように
交通状況に応じて遠距離用のステレオカメラと近距離用
のステレオカメラとを切り換えることなく、遠距離用の
ステレオカメラと近距離用のステレオカメラとを同時に
使用して、常時、近距離から遠距離までの広い範囲の立
体物を重複することなく検出することができるため、例
えば、高速走行中で遠距離用のステレオカメラを使用し
ているときに、遠距離の検出範囲外となる自車両の直前
に他の車両が割り込んで来るような突発的な状況が発生
しても、直ちに割り込み車両を検出することができ、現
実の交通状況に柔軟に対応することができる。
【0066】この場合、請求項2記載の発明では、遠距
離の検出範囲の立体物の距離データと近距離の検出範囲
の立体物の距離データとを統合した後、複数の立体物を
検出するため、データ処理量を低減することができ、し
かも、近距離の検出範囲から遠距離の検出範囲にまたが
って存在する大きな立体物に対し、立体物の異なる一部
分を遠距離の検出範囲と近距離の検出範囲とで別々に検
出することなく、一つの立体物として正確に検出するこ
とができる等優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係わり、車外監視装
置の全体構成図
【図2】同上、ステレオカメラの取り付け位置を示す説
明図
【図3】同上、車外監視装置の回路ブロック図
【図4】同上、立体物検出処理の機能ブロック図
【図5】同上、車載のカメラで撮像した画像の例を示す
説明図
【図6】同上、距離画像の例を示す説明図
【図7】同上、距離画像の区分を示す説明図
【図8】本発明の実施の第2形態に係わり、ステレオカ
メラの取り付け位置を示す説明図
【図9】同上、立体物検出処理の機能ブロック図
【図10】同上、交通状況の例を示す説明図
【図11】同上、遠距離用カメラで撮像した画像の例を
示す説明図
【図12】同上、近距離用カメラで撮像した画像の例を
示す説明図
【図13】ステレオカメラによる物体検出範囲の例を示
す説明図
【符号の説明】
1 …車両 2 …車外監視装置 11a,11b …遠距離用ステレオカメラ 12a,12b …近距離用ステレオカメラ 40 …遠距離立体物検出部 41 …近距離立体物検出部 42 …立体物統合部 50 …遠距離用立体物距離検出部 51 …近距離用立体物距離検出部 52 …立体物距離統合部 53 …立体物検出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車外の対象を撮像したステレオ画像対を
    処理して三次元の距離情報を有する距離画像を求め、こ
    の距離画像から複数の立体物を検出する車外監視装置に
    おいて、 遠距離用のステレオカメラで撮像した画像を処理して得
    られる距離画像から検出される複数の立体物のデータ
    と、近距離用のステレオカメラで撮像した画像を処理し
    て得られる距離画像から検出される複数の立体物のデー
    タとを比較し、同一の立体物を重複して検出しているか
    否かを判定する手段と、 遠距離用の距離画像から検出した立体物のデータと近距
    離用の距離画像から検出した立体物のデータとで同一の
    立体物を重複して検出していると判定したとき、一方の
    データを消去し、複数の立体物のデータを全検出範囲で
    重複することなく統合する手段とを備えたことを特徴と
    する車外監視装置。
  2. 【請求項2】 車外の対象を撮像したステレオ画像対を
    処理して三次元の距離情報を有する距離画像を求め、こ
    の距離画像から複数の立体物を検出する車外監視装置に
    おいて、 2台1組の遠距離用ステレオカメラで撮像した画像を処
    理して得られる距離画像を複数の区分に分割し、各区分
    毎に立体物の有無と存在位置とを検出する手段と、 2台1組の近距離用ステレオカメラで撮像した画像を処
    理して得られる距離画像を複数の区分に分割し、各区分
    毎に立体物の有無と存在位置とを検出する手段と、 近距離用の距離画像と遠距離用の距離画像とで互いに対
    応する区分を調べ、対応する区分の立体物のデータを1
    つのデータに統合する手段と、 統合された区分毎の立体物の有無と存在位置から複数の
    立体物を検出する手段とを備えたことを特徴とする車外
    監視装置。
  3. 【請求項3】 上記2台1組の遠距離用ステレオカメラ
    のうちの距離画像を生成する側のカメラと、上記2台1
    組の近距離用ステレオカメラのうちの距離画像を生成す
    る側のカメラとを、互いに接近させて配設することを特
    徴とする請求項2記載の車外監視装置。
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