JPH1139259A - 情報処理装置、及びプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、及びプログラムを記録した記録媒体

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JPH1139259A
JPH1139259A JP9189786A JP18978697A JPH1139259A JP H1139259 A JPH1139259 A JP H1139259A JP 9189786 A JP9189786 A JP 9189786A JP 18978697 A JP18978697 A JP 18978697A JP H1139259 A JPH1139259 A JP H1139259A
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JP
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execution
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JP9189786A
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Inventor
Masao Konishi
正雄 小西
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】システム管理の労力を軽減すると共に、一貫性
を持った処理結果の内容判断を行なうことを可能にす
る。 【解決手段】CPU10は、依頼された処理を業務アプ
リケーションに基づいて実行し、この処理の実行結果と
して得られる業務実行情報を、実行情報レベルテーブル
12cから参照される電子メールアドレスに従って、通
信制御部18を介して電子メールによって送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務アプリケーシ
ョン等を実行処理する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サーバにおける業務システムにお
ける実行情報の処理及び確認は、次のような手順によっ
て行なわれていた。まず、サーバは、オペレータの操作
によるクライアントからの処理依頼を受けると、業務シ
ステムの処理を司る業務実行エンジンによって、ログフ
ァイルに対して時系列に情報を出力して行き、最終的に
正常または異常の情報を出力して終了する。
【0003】その後、業務処理の実行を指示したクライ
アントから実行ログ表示依頼を受けると、サーバは、実
行ログ操作ツールによって、実行ログファイルから処理
内容を読み出してクライアントに応答する。
【0004】クライアントにおけるオペレータは、必要
に応じて実行情報の確認を行ない、さらに異常発生の状
況に応じて、マシン管理者等に処理内容の解析を依頼す
るといった作業を行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の業務
システムでは、業務の実行情報に関する一連の処理は、
業務実行依頼をしたオペレータが実行結果を受けて、実
行情報をオペレータ自身で確認しに行き、その内容を判
断し、しかるべき人(マシン管理者等)に処理内容の解
析を依頼するといったような作業が必要となっていた。
【0006】すなわち、オペレータあるいは管理者な
ど、実行結果の解析を行なったり、サービス等への連結
や解析依頼を行なうといった、人による判断及び作業依
頼の通知などを行なう必要があり、システム管理に多く
の労力を要するという問題があった。
【0007】また、人による判断が行われるため、処理
結果の内容判断結果に、主観によるばらつきが生じると
いう問題もあった。本発明は前記のような事情を考慮し
てなされたもので、システム管理の労力を軽減すると共
に、一貫性を持った処理結果の内容判断を行なうことが
可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、依頼された処
理を実行する処理実行手段と、実行結果を通知すべき相
手の電子メールアドレスが設定されたアドレス記憶手段
と、前記処理実行手段による処理の実行結果を前記アド
レス記憶手段に記憶されている相手に電子メールで送信
する送信手段とを具備したことを特徴とする。
【0009】これにより、情報処理装置が実行した処理
の結果を、電子メールによって通知することができ、人
による操作を介在せずに、しかるべき人に実行処理状況
が伝えられる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる
情報処理装置を実現するコンピュータシステムの構成を
示すブロック図である。本実施形態におけるコンピュー
タシステムは、クライアント/サーバシステムにおける
サーバとして機能するものとする。
【0011】図1に示すように、コンピュータシステム
は、CPU10、メモリ12、入力部14、表示部1
6、通信制御部18、記憶媒体制御部20、及び記憶装
置22によって構成されている。
【0012】CPU10は、業務システムのアプリケー
ション(業務アプリケーション)に従って、業務データ
の積上げの処理や集計処理を行ない、記憶装置22に処
理結果を格納したり、印刷、表示等を行なうためのデー
タを作成する。業務アプリケーションの詳細については
後述する。
【0013】メモリ12は、CPU10によってアクセ
スされるプログラムや各種データが格納されるもので、
ワークメモリ12a、業務実行情報12b、実行情報レ
ベルテーブル12c、実行環境テーブル12d、レベル
別処理内容テーブル12e等のための領域が設けられ
る。ワークメモリ12aには、業務アプリケーションプ
ログラム24、入力指示、入力データ、及び処理結果等
が格納される。また、業務アプリケーションには、業務
実行制御プログラム24a、業務実行情報制御プログラ
ム24bが含まれている(詳細については後述する)。
メモリ12に格納されるその他の情報やテーブル(12
b〜12e)の詳細については後述する。
【0014】入力部14は、CPU10の動作を制御す
るためのコマンドや、CPU10での処理によってデー
タを作成する際に用いられる必要となる条件等の必要な
数値データ等を入力する。
【0015】表示部16は、CPU10によって作成さ
れたデータの表示を行なうもので、業務処理等の処理結
果を表示する。通信制御部18は、CPU10の制御の
もとで通信回線等を介して他のコンピュータ等との間で
通信を行なう。
【0016】記憶媒体制御部20は、CPU10の制御
のもとで、磁気ディスク(フロッピーディスク、ハード
ディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)
等の記録媒体を用いた記憶装置22に対する、データや
プログラムの読み出し/書き込みの制御を行なう。
【0017】記憶装置22は、記憶媒体制御部20の制
御のもとで、情報処理装置において扱われるプログラム
やデータを格納するためのもので、業務アプリケーショ
ン22aや処理経過を表すデータを含むログファイル2
2b等が格納される。記憶装置22に格納されたプログ
ラムは、必要に応じて読み出され、メモリ12のワーク
メモリ12aに格納される。
【0018】メモリ12のワークメモリ12aに格納さ
れた業務実行制御プログラム24aは、業務処理の実行
を制御するもので、記憶装置22、通信回線等を介した
通信制御部18、または入力部14から入力されたデー
タの加工、修正等を実行して、その業務処理の結果とし
て業務実行情報12bをメモリ12に格納する。業務処
理では、記憶媒体制御部20を介して記憶装置22へ出
力したり、通信制御部18によって通信回線等で接続さ
れた他のコンピュータ等へ出力したり、処理結果を表示
部16において表示させる。
【0019】また、業務実行情報制御プログラム24b
は、業務実行制御プログラム24aに基づいて実行され
た業務処理の結果(業務実行情報12b)に対する処理
(業務実行情報処理と称する)の実行を制御するもの
で、業務処理において実行された処理の経過を表すログ
(開始・終了時間、ユーザID、実行処理の詳細、処理
結果、メッセージ等)の作成や、業務実行情報12b、
実行情報レベルテーブル12c、実行環境テーブル12
d、及びレベル別処理内容テーブル12eを、自動で生
成するか、記憶装置22に予め格納されているテーブル
ファイルあるいは業務アプリケーションプログラムから
読み込むことで生成してメモリ12に格納する。
【0020】また、業務実行情報処理は、業務処理にお
ける実行結果のレベル(実行処理結果レベル)に応じた
処理を実行するもので、業務実行情報12bをもとに、
実行処理結果レベルに応じた送信情報を生成して、電子
メールによって通信制御部18を介して送信する機能を
含んでいる。なお、実行処理結果レベルは、処理結果の
状況が複数段階で予め分類されており、実際の処理結果
が何れの段階に該当するかを示すものである。
【0021】図2には、前述したコンピュータシステム
をサーバとして利用した業務システムの実行環境の構成
を示す図である。図2に示す業務システムは、サーバに
例えば社内LAN等の通信回線を介して複数のクライア
ントA,B,C,…と接続されている。また、サーバ
は、社内LANとは別の通信回線を介して(社内LAN
を介しても良い)、業務システムを管理しているサポー
ト会社(サービス会社)と接続されている。サーバで
は、業務アプリケーションに基づいて実行される機能で
ある業務実行エンジンが動作する。
【0022】クライアントAは、例えばシステム管理者
が利用し、クライアントB,Cは一般のオペレータが使
用している。また、他のクライアントは、マシン管理者
が使用している。
【0023】本実施形態における業務実行エンジンは、
クライアントからの業務処理の実行依頼に対して業務処
理を行ない、業務処理中に異常が発生した場合に異常発
生の状況に応じた相手、すなわちサービス会社、システ
ム管理者、マシン管理者等に対して、電子メールを送信
して通知することができる。さらに、電子メールには、
状況に応じた所定のデータを付加させることができる。
【0024】次に、本実施形態の動作について、図3に
示すフローチャートを参照しながら説明する。ここで
は、業務実行制御プログラム24a(業務アプリケーシ
ョンAとする)が実行された際に、何等かの異常が発生
してレベルAの実行処理結果である業務実行情報12b
が得られた場合を例にして説明する。
【0025】まず、CPU10は、業務実行制御プログ
ラム24a(業務アプリケーションA)の実行を開始し
(ステップS1)、このプログラムに基づいて業務処理
を実行する(ステップS2)。CPU10は、業務処理
の結果に対して、業務実行情報制御プログラム24bに
基づく業務実行情報処理によって、例えば業務開始時
刻、及び実行ユーザ等を示す情報をメモリ12に格納し
て業務処理を進め、また業務アプリケーションA中の機
能レベルごとに処理の内容、例えば「ABCというファ
イルの削除を実行して正常に終了した」といった内容を
実行ログとして格納していく(ステップS2,S3,S
4)。なお、業務実行情報処理では、実行ログをメモリ
12に格納しておき、必要に応じて記憶媒体制御部20
を介して記憶装置22にログファイル22bとして格納
するものとする。
【0026】こうして正常に業務処理が実行されている
間、CPU10は、実行すべき処理が終了するまで、実
行ログを格納しながら機能レベルごとの処理を繰り返し
実行する。
【0027】その後、CPU10は、業務処理におけ
る、ある機能の処理において、例えば「業務データを格
納してあるファイルからデータを読み出そうとした時
に、ファイルが壊れているためにアクセスできない」と
いうエラーが発生したために処理を中断したものとする
(ステップS3)。
【0028】この際、CPU10は、エラー番号、エラ
ーメッセージ、エラーの詳細(ファイル名等)の各種エ
ラーに関する情報を実行ログとして出力し、また処理結
果としてレベルAの異常が発生したことを示す情報をメ
モリ12(実行ログとしても良い)に格納する。そし
て、CPU10は、業務実行情報制御プログラム24b
に基づく業務実行情報処理に制御を移す。
【0029】まず、CPU10は、業務実行情報制御プ
ログラム24bに基づく業務実行情報処理により、メモ
リ12に格納された処理結果とするレベルから実行処理
結果レベルがレベルAであることを判定し(ステップS
5)、後述する実行情報レベルテーブル12cから、業
務処理において発生したレベルAに応じた送信先リスト
を獲得する。
【0030】図4には実行情報レベルテーブル12cの
データ構造の一例を示している。図4に示すように、実
行情報レベルテーブル12cには、実行処理レベル
(A,B,C,…)毎に、実行処理結果の状況を送信す
る先を示すレベル内容と、送信する先に関する情報が登
録されたリストを示す送信先リスト名が対応付けられて
登録されている。なお、本実施形態では、レベルAが最
重要問題が発生したことを示すレベルであり、レベル
B、レベルCとなるに従って、重要度が低くなるように
定義されているものとする。
【0031】CPU10は、図4に示す実行情報レベル
テーブル12cからレベルAに対応する送信リストAを
取得する(ステップS6)。なお、実行情報レベルテー
ブル12cにおいて処理レベルに該当する送信先リスト
が指定されていなければデフォルトの送信先リストを使
用するものとする。
【0032】図5には、送信リストAのデータ構造の一
例を示している。図5に示すように、送信リストAに
は、送信先の名前、実行レベル、ユーザレベル、送信レ
ベル、電子メールアドレスが対応付けられて登録されて
いる。
【0033】実行レベルは、実行処理結果レベルに対応
する、実行処理結果を送信するレベルを示すもので、実
行処理結果レベルがレベルAであった場合には、最重要
問題が発生したことを示すため、送信リストの実行レベ
ルA以下の全てのレベル(B,C〜)に対応する全ての
相手に送信を行なうことになる。また、例えば、実行処
理結果レベルがレベルBであった場合には、レベルBに
対応する送信先リストBにおいて、実行レベルB以下の
全てのレベルに対応する全ての相手に送信を行なうこと
になる。
【0034】ユーザレベルは、実行情報レベルテーブル
12cにおけるレベル内容に対応するもので、名前に対
応するレベル(サービス会社、システム管理者、マシン
管理者、…)を示す。
【0035】送信レベルは、送信先となる各名前に対応
づけて設定されるもので、送信する情報の内容(送信情
報)のレベルを示している。送信レベルに対応する送信
情報の内容についてはレベル別処理内容テーブル12e
において定義される。
【0036】電子メールアドレスは、名前に登録された
相手に対して電子メールを送信する際に用いるアドレス
がそれぞれについて登録されている。さらに、CPU1
0は、実行情報レベルテーブル12cから取得された送
信リストAから、送信先である名前「サービス」に対し
て、実行レベルAに対応する送信レベルAを取得し、こ
の送信レベルAに対応するレベル別処理内容テーブル1
2eにおいて定義された送信情報を作成する。
【0037】図6にはレベル別処理内容テーブル12e
データ構造の一例を示している。図6に示すように、レ
ベル別処理内容テーブル12eには、送信レベル毎
(A,B,C…)に、送信情報の内容を示すデータと、
実行処理に伴うデータを添付するか否かを示すデータが
設定されている。
【0038】送信情報としては、図7に示すような実行
環境テーブル12dに登録された情報(ファイルとして
予め情報を保持していても良いし、実行時に作成しても
良い)や、業務処理の処理過程において記録されていた
実行ログ、実行データ、各種デーモンや子プロセスに関
する情報等があり、実体が情報として取得されたり、例
えば記憶装置22においてデータが格納されている場所
を示すパスの情報が取得されるものとする。
【0039】なお、実行環境テーブル12dには、図7
に示すように、システム環境に関するデータ、例えばC
PU10の種類、メモリ12の記憶容量、オペレーティ
ングシステムプログラム(OS)のバージョン、アプリ
ケーションプログラムのバージョン、インターネットを
介した通信を行なうためのIPアドレス、システム構成
(デバイスの種類等)等がある。
【0040】例えば、送信レベルAであった場合には、
レベル別処理内容テーブル12eに送信情報を情報すべ
てとするように定義されているため、CPU10は、前
述したような情報の全てを、送信レベルAに応じた実行
処理の結果として取得する(ステップS7)。
【0041】また、送信リストA中の名前「管理者A」
のように送信レベルBであった場合には、レベル別処理
内容テーブル12eに送信情報を、環境、実行データと
するように定義されているため、CPU10は、定義さ
れた情報を、送信レベルBに応じた実行処理の結果とし
て取得する。また、送信レベルBについては、データを
添付するように、レベル別処理内容テーブル12eにお
いて定義されているため、データの実体あるいは格納場
所が取得される。
【0042】CPU10は、送信リスト中に登録された
送信先毎に、レベル別処理内容テーブル12eで定義さ
れた送信レベルに応じて取得した送信情報を電子メール
の内容とし、通信制御部18を介して送信する(ステッ
プS8)。
【0043】必要な相手先に対する電子メールを送信す
ると、CPU10は、業務実行制御プログラム24aに
基づく業務処理に制御を移し、業務アプリケーションの
後処理を実行して終了する(ステップS9)。
【0044】このようにして、前述した実施形態では、
業務アプリケーション(業務実行制御プログラム24
a)による業務処理において、エラーが発生して処理を
中断した際に、その実行処理結果のレベルに対応した、
送信リストにおいて登録された所定の送信相手に対し
て、各送信相手に対応する送信レベルに対応する送信情
報を作成して、電子メールによって通知することができ
る。
【0045】すなわち、実行処理結果の状況に合わせ
て、必要な相手(サービス会社、システム管理者、マシ
ン管理者等)に対して、異常発生についての解析等に必
要となる情報までを、電子メールにより一括して通知す
ることで、異常発生等に対して素早く対処することがで
きる。
【0046】また、業務アプリケーションを利用してい
るオペレータ等が介在せずに、異常発生の状況(レベ
ル)に応じた送信先に、送信レベルに応じた情報を通知
するので、作業負担が大幅に軽減されると共に、人によ
る判断が行なわれないことから、提供される情報のレベ
ルが統一され、かつ必要な情報の漏れを無くすことがで
きる。
【0047】なお、前述した説明では、業務処理に異常
が発生した時に、業務実行情報12bを利用して送信情
報を作成し、電子メールによって通知するものとした
が、正常時に送信情報を作成しておくようにしても良
い。これにより、異常発生時における電子メールの送信
を短時間に実行することができる。
【0048】また、業務アプリケーションにおける業務
実行情報制御プログラム24bに基づく処理において、
業務実行情報12bをもとにした送信情報を作成して電
子メールにより送信するものとして説明したが、各ユー
ティリティプログラムや業務アプリケーションとは別の
プログラムによって、同様の機能を実現するようにもで
きる。
【0049】次に、本実施形態における応用例について
説明する。まず、第1の応用例について説明する。前述
した説明では、業務処理の実行中に異常が発生した場合
について説明しているが、正常終了した場合においても
同様の機能(業務アプリケーションに基づいて実行され
る実行エンジン)を用いて、業務実行情報12bを送信
情報として電子メールによって送信することができる。
その際に、図8に示すように、業務実行情報12bだけ
でなく、帳票データやCSV形式のデータを電子メール
に添付して、送信リストを利用して、所定の宛先のクラ
イアント(図8中ではクライアントA,B,C)に送信
することができる。
【0050】また、図9に示すように、業務アプリケー
ションに基づくサーバの実行エンジンに対し、業務処理
の実行をクライアントから要求するアプリケーション
が、業務処理の実行要求のみで処理結果を要求しないア
プリケーション(バックグランドジョブのような処理)
であったとしても、本実施形態における機能を設けるこ
とで、業務処理を実行する実行エンジンが、業務実行を
依頼したクライアント(オペレータ)に対して電子メー
ルによって処理終了を通知することができる。
【0051】このように、第1の応用例では業務処理が
正常に終了した際にも、業務実行情報12bあるいは帳
票データ等を添付して電子メールによって通知するよう
にしたことで、サーバ側で業務処理のみの業務アプリケ
ーションの実行結果を確認する際、サーバ側に実行ログ
を直接問い合わせて確認する必要がなく、また処理終了
の通知としてだけでなく帳票データ等をも直接取得する
こともできる。
【0052】次に、第2の応用例について説明する。前
述した説明では、業務処理における処理結果である業務
実行情報12bを利用して送信情報を作成し、電子メー
ルによって送信していたが、送信リスト(図5)をもと
にして、業務処理実行開始時に業務名称、処理開始時刻
等の情報を電子メールにより送信し、また業務処理終了
時にも業務名称、実行結果、終了時刻等を送信すること
で、サーバを共用する複数のユーザに対して、現在、誰
が、どのような業務を実行しているかを、それぞれに対
して通知することができる。
【0053】特に、ある業務アプリケーションに基づく
業務処理が実行されている時には、他の業務処理は実行
できない排他的な業務処理があった場合に、実行できな
い状況が電子メールにより通知されるので有効である。
また、電子メールのサブジェクトに情報を設定すれば、
電子メールの一覧だけでサーバにおける業務処理の実行
状況を判断することができる。
【0054】なお、業務アプリケーション(業務実行制
御プログラム24a、業務実行情報制御プログラム24
bを含む)を、コンピュータに実行させることのできる
プログラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピーデ
ィスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−RO
M、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込
んで各種装置に提供したり、通信媒体により伝送して各
種装置に提供することも可能である。情報処理装置を実
現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプログラ
ムを読み込み、このプログラムによって動作が制御され
ることにより、上述した処理を実行する。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、処
理の実行依頼に対する処理を実行する処理実行手段と、
前記処理実行手段による実行結果として得られる実行情
報を記憶するための実行情報記憶手段と、前記処理実行
手段による処理において異常が発生した際に、処理結果
の状況の段階を表すレベルを判別するレベル判別手段
と、前記レベル判別手段によって判別される各段階のレ
ベルに対応する、異常の発生を通知すべき相手の送信先
を示す情報が設定された送信リストと、前記レベル判別
手段によって判別されたレベルに対応する送信先に対し
て、前記実行情報記憶手段に記憶された実行情報をもと
にして得られる送信情報を電子メールによって送信する
メール送信手段とを具備することによって、異常発生の
状況に応じた送信先、例えばシステム管理者、マシン管
理者等を選択して、電子メールによって通知することが
でき、システム管理の労力を軽減すると共に、一貫性を
持った処理結果の内容判断を行なうことが可能となるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる情報処理装置を実現
するコンピュータシステムの構成を示すブロック図。
【図2】図1に示すコンピュータシステムをサーバとし
て利用した業務システムの実行環境の構成を示す図。
【図3】本実施形態の動作について説明するためのフロ
ーチャート。
【図4】本実施形態における実行情報レベルテーブル1
2cのデータ構造の一例を示す図。
【図5】本実施形態における送信リストAのデータ構造
の一例を示す図。
【図6】本実施形態におけるレベル別処理内容テーブル
12eデータ構造の一例を示す図。
【図7】実行環境テーブル12dに登録された情報の一
例を示す図。
【図8】本実施形態における業務処理が正常終了した際
の電子メールの送信を説明するための図。
【図9】業務処理の実行要求のみで処理結果を要求しな
いアプリケーションから業務処理の実行依頼があった場
合について説明するための図。
【符号の説明】
10…CPU 12…メモリ 12a…ワークメモリ 12b…業務実行情報 12c…実行情報レベルテーブル 12d…実行環境テーブル 12e…レベル別処理内容テーブル 14…入力部 16…表示部 18…通信制御部 20…記憶媒体制御部 22…記憶装置 24a…業務実行制御プログラム 24b…業務実行情報制御プログラム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 依頼された処理を実行する処理実行手段
    と、 実行結果を通知すべき相手の電子メールアドレスが設定
    されたアドレス記憶手段と、 前記処理実行手段による処理の実行結果を前記アドレス
    記憶手段に記憶されている相手に電子メールで送信する
    送信手段とを具備したことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記アドレス記憶手段は複数の相手に関
    する電子メールアドレスを記憶しており、前記送信手段
    は、実行結果に応じて相手を選択して、その相手に電子
    メールを送信することを特徴とする請求項1記載の情報
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記実行結果には処理が異常であった場
    合の異常の程度を示すレベル情報が含まれ、前記送信手
    段は、レベル情報に応じて相手を選択することを特徴と
    する請求項2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 コンピュータを、 依頼された処理を実行する処理実行手段と、 実行結果を通知すべき相手の電子メールアドレスが設定
    されたアドレス記憶手段と、 前記処理実行手段による処理の実行結果を前記アドレス
    記憶手段に記憶されている相手に電子メールで送信する
    送信手段として機能させるためのプログラムを記録した
    記録媒体。
JP9189786A 1997-07-15 1997-07-15 情報処理装置、及びプログラムを記録した記録媒体 Abandoned JPH1139259A (ja)

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