JPH1139255A - バス調停装置及びバス調停方法 - Google Patents

バス調停装置及びバス調停方法

Info

Publication number
JPH1139255A
JPH1139255A JP9193797A JP19379797A JPH1139255A JP H1139255 A JPH1139255 A JP H1139255A JP 9193797 A JP9193797 A JP 9193797A JP 19379797 A JP19379797 A JP 19379797A JP H1139255 A JPH1139255 A JP H1139255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
request
priority
group
bus
permission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9193797A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinko Yamada
眞弘 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9193797A priority Critical patent/JPH1139255A/ja
Publication of JPH1139255A publication Critical patent/JPH1139255A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の要求源のバス使用要求の発行から許可
の待ち時間を短く、全要求源に対し最大待ち時間を保証
し、優先順位を調整し最適化する。 【解決手段】 要求から許可までの時間を短く保つ必要
のある要求源とリフレッシュの要求以外の要求源をグル
ープ化手段115によりグループとする。グループ,リフ
レッシュ以外の要求源が許可の場合、その要求源を最下
位とし、グループ,リフレッシュの要求が許可の場合、
最下位をグループの要求、1つ上位をリフレッシュの要
求に順位変更手段116は変更する。特定の要求源がバス
を独占せず、要求から許可の時間を短く保つ。グループ
内においてグループ順位変更手段118が許可の要求源を
最下位とし、全要求源の最大待ち時間を保証する。グル
ープの要求に対する許可回数の計測手段119の結果に
て、優先順位変更を行い全体のバランスを最適化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バス使用要求の発
行から許可までの最大時間を短く保つバス調停装置及び
バス調停方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のバス調停装置あるいは方
法において、DRAMのリフレッシュ実行によるパフォ
ーマンス低下を抑えるものとして、特開平8−297971号
公報に記載されるDRAM制御回路がある。これは、D
RAMのリフレッシュ期間を前半/後半に2分割して、
その期間に応じてDRAMアクセス権の調停回路の優先
順位を変更するものである。これにより、前半期間では
リフレッシュの優先順位を低くして、他の要求源からの
許可待ち時間を短くし、後半期間ではリフレッシュの優
先順位を高くして、規定回数分のDRAMのリフレッシ
ュ実行を行うようにしたものである。これにより、前半
において、他の要求源を待たせずにリフレッシュ動作を
行った回数分だけ装置全体のパフォーマンスを向上させ
るというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のバス調停装置は、DRAMのリフレッシュ期
間の前半においては、そのリフレッシュの優先順位を低
くできるが、後半においては、規定回数のリフレッシュ
を行うためリフレッシュの優先順位を高くする必要があ
る。したがって、特定の要求源による要求の発行からバ
ス使用許可を受けるまでの最大待ち時間は、このような
処理を行わない場合と変わらない。
【0004】例えば、ビデオデータのDMA転送のよう
に、ソースデータをDRAMから読み出しながら、規定
の転送レートでビデオデータを出力するビデオDMAコ
ントローラにおいては、バス使用要求の発行からの最大
待ち時間によって緩衝器としてのFIFO(First In Fi
rst Out;先入れ先出し)メモリの必要サイズが異なって
くる。このため、最大待ち時間は短く保つ必要がある。
【0005】しかしながら、確実にリフレッシュ動作を
行わせるためには、リフレッシュの優先順位を最上位と
することになる。このため最大待ち時間には、リフレッ
シュの時間が加算されてしまうこととなる。
【0006】また、別の方法として、リフレッシュを第
2の優先順位とし、第1の優先順位の要求源がバスを独
占しないように、第1の優先順位の要求源が間欠的にバ
ス使用の要求を発行するように制御するという方法があ
る。しかしながら、この方法では、バス使用要求の発行
からバス使用許可までの時間を短く保つ必要のある要求
源が複数ある場合に対応することができず、また、すべ
ての要求源に対する、最大待ち時間を保証することがで
きないという問題があった。
【0007】本発明は、前記従来技術の問題を解決する
ことに指向するものであり、バス使用要求が実行された
要求源の優先順位を最下位へ変更することにより、特定
の要求源のバス使用要求の発行からバス使用許可までの
待ち時間を短く保ち、すべての要求源に対しても最大待
ち時間を保証して、さらに優先順位の変更の微調整を行
い全体のバランスを最適化するバス調停装置及びバス調
停方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るバス調停装置及びバス調停方法は、バ
ス使用要求の発行からバス使用許可までの時間を短く保
つ必要のある要求源とDRAMのリフレッシュの要求以
外の要求源を1つのグループとして、グループを1つの
要求源と見なす手段と、初期状態では、優先順位の最下
位をグループの要求、その1つ上位をリフレッシュの要
求として、グループの要求でなくリフレッシュの要求で
もない要求源がバス使用許可を受けた場合、バス使用許
可を受けた要求源の優先順位を最下位に変更し、グルー
プの要求もしくはリフレッシュの要求がバス使用許可を
受けた場合、優先順位の最下位をグループの要求、その
1つ上位をリフレッシュの要求に変更する手段と、その
手段により変更された優先順位に基づき要求源のバス使
用要求に対してバス使用許可を与える手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0009】また、前記グループの要求にバス使用許可
が与えられる度に、グループ内においてバス使用許可が
与えられた要求源の優先順位を最下位へ変更する手段を
備えたことを特徴とする。
【0010】また、前記グループの要求にバス使用許可
が与えられた回数を計測する手段を備えるように構成し
たものである。
【0011】前記のように構成される本発明の装置及び
その方法によれば、バス使用要求の発行からバス使用許
可までの時間を短く保つ必要のある要求源とDRAMの
リフレッシュの要求以外の要求源を1つのグループとし
て、そのグループを1つの要求源と見なして、初期状態
では、優先順位の最下位をグループの要求、その1つ上
位をリフレッシュの要求として、グループの要求でなく
リフレッシュの要求でもない要求源がバス使用許可を受
けた場合、バス使用許可を受けた要求源の優先順位を最
下位に変更し、グループの要求もしくはリフレッシュの
要求がバス使用許可を受けた場合、優先順位の最下位を
グループの要求、その1つ上位をリフレッシュの要求に
変更して、変更された優先順位に基づき要求源のバス使
用要求に対してバス使用許可を与えることで、特定の要
求源がバスを独占することなく、バス使用要求の発行か
らバス使用許可までの時間を短く保つことができる。
【0012】また、前記グループの要求にバス使用許可
が与えられる度に、グループ内においてバス使用許可が
与えられた要求源の優先順位を最下位へ変更すること
で、すべての要求源の最大待ち時間を保証することがで
きる。
【0013】また、前記グループの要求にバス使用許可
が与えられた回数を計測し、その計測結果に応じて、最
下位をグループの要求、その1つ上位をリフレッシュの
要求とした優先順位の変更を決定することによって、優
先順位の変更を微調整することができ全体のバランスを
最適化できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にお
ける実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の一実
施の形態におけるバス調停装置を用いた装置の構成を示
すブロック図である。図1において、101は制御ASI
C(Application SpecificIntegrated Circuit)、102は
CPU、103はROM、104はRAM、105はI/O、106
はプリンタエンジンであり、制御ASIC101の外部に
接続されている。さらに、107はCPUインタフェー
ス、108はリフレッシュコントローラ(リフレッシュ要求
発生手段)、109はビデオDMAコントローラ、110,11
1,112はH,L1,L2DMAコントローラ、113はロ
ーカルバスコントローラ、114はバス調停装置で、制御
ASIC101の内部を構成する。
【0015】CPUコントローラ107は、CPU102との
インタフェースを行うためのものであり、CPU102か
らROM103、RAM104、I/O105へのアクセスの要
求を受け、バス調停装置114に対して、CREQをアサ
ートすることで、バス使用要求を発行する。そして、バ
ス調停装置114からのバス使用許可の信号であるCGN
Tのアサートを待つ。
【0016】リフレッシュコントローラ108は、一般の
DRAMが構造上そのデータ保持のため、8msecに512
回というような一定回数毎にRREQをアサートし、リ
フレッシュの要求を発行する。バス調停装置114からの
バス使用許可の信号であるRGNTのアサートにより、
RREQはネゲートされる。
【0017】ビデオDMAコントローラ109は、プリン
タエンジン106とインタフェースを行う部分である。ビ
デオDMAコントローラ109はプリンタエンジン106に送
出する画像データをRAM104から読み出す必要が発生
した場合に、VREQをアサートすることで、バス使用
要求を発行する。そして、バス調停装置114からのバス
使用許可の信号であるVGNTのアサートを待つ。
【0018】H,L1,L2DMAコントローラ110,1
11,112は、それぞれDHREQ,DL1REQ,DL
2REQをアサートすることで、バス使用要求を発行す
る。そして、バス調停装置114からのバス使用許可の信
号であるDHGNT,DL1GNT,DL2GNTのア
サートを待つ。
【0019】ローカルバスコントローラ113は、バス調
停装置114からのCGNT,RGNT,VGNT,DH
GNT,DL1GNT,DL2GNTを受け、ROM10
3,RAM104,I/O105に対するアクセス制御を行
う。
【0020】また、図2は本実施の形態におけるバス調
停装置の概略構成を示すブロック図である。図2におい
て、115は各要求源のバス使用許可までの条件によりグ
ループとするグループ化手段、116は、初期状態では最
下位をグループの要求、その1つ上位をリフレッシュの
要求というような優先順位を、バス使用許可が与えられ
た要求源に対してその優先順位を変更する順位変更手
段、117は順位変更手段116の変更した優先順位に基づい
てバス使用許可を与える許可手段、118はグループの要
求に許可が与えられる度、グループ内において許可が与
えられた要求源の優先順位を最下位へ変更するグループ
順位変更手段、119はグループの要求に許可が与えられ
た回数を計測する計測手段である。
【0021】次に、本実施の形態において、図1に示す
装置に用いられるバス調停装置114の動作について、図
1,図2を参照しながら説明する。ここで説明する一例
として、バス使用要求の発行からバス使用許可までの時
間を短く保ちたい要求源は、ビデオDMAコントローラ
109とDMAコントローラ110とする。また、図3(a)は
本実施の形態におけるバス使用要求を発行する要求源の
初期状態、図3(b)はビデオDMAコントローラの許可
後、図3(c)はL1DMAコントローラの許可後、図3
(d)はCPUコントローラの許可後の優先順位とバス使
用許可の計測値を示す図である。
【0022】また、初期状態では、図3(a)に示すよう
に、ビデオDMAコントローラ,HDMAコントロー
ラ,リフレッシュコントローラ,CPUコントローラ,
L1DMAコントローラ,L2DMAコントローラの優
先順位となっている。そして、バス使用要求の発行から
バス使用許可までの時間を短く保つ必要のある要求源と
リフレッシュの要求以外の要求源ということでCPUコ
ントローラ,L1DMAコントローラ,L2DMAコン
トローラを1つのグループとしている。
【0023】バス調停装置114は、バス使用要求の発行
から許可までの時間を短く保つ必要のある要求源(ビデ
オDMAコントローラ109,DMAコントローラ110)と
リフレッシュ(リフレッシュコントローラ108)の要求以
外の要求源(CPUコントローラ107,L1DMAコント
ローラ111,L2DMAコントローラ112)をグループ化
手段115によりグループとして、グループの要求でなく
リフレッシュの要求でもない要求源が許可を受けた場
合、その許可を受けた要求源の優先順位を順位変更手段
116は最下位に変更する。また、グループの要求もしく
はリフレッシュの要求が許可を受けた場合に、優先順位
の最下位をグループの要求、その1つ上位をリフレッシ
ュの要求に変更することで、特定の要求源がバスを独占
することなく、バス使用要求の発行から許可までの時間
を短く保つことができる。
【0024】そして、グループの要求が許可を受けた場
合に、グループ内の許可を受けた要求源がグループ内に
おいて最下位となる優先順位へグループ順位変更手段11
8により変更することによって、すべての要求源に対し
て、最大待ち時間を保証することができる。
【0025】また、バス調停装置114内には、グループ
の要求に許可が与えられた回数を計測する計測手段119
を備え、例えば、この手段の計測が2回目のグループの
要求による許可を計測した場合、優先順位の最下位をグ
ループの要求、その1つ上位をリフレッシュの要求とす
るように変更するともに、回数の計測値をクリアする。
さらに、リフレッシュの要求が許可された場合にも同様
に最下位にグループの要求、1つ上位をリフレッシュの
要求として、かつ計測値はクリアされる、等の各条件を
設定しその実行を決定する。
【0026】これによって、グループの要求が許可を受
け、それを計測する手段により2回目であることが示さ
れている場合、もしくはリフレッシュの要求が許可を受
けた場合には、優先順位の最下位をグループの要求、そ
の1つ上位をリフレッシュの要求に変更することを決定
して、優先順位の微調整を可能として全体のバランスを
最適化することができる。
【0027】さらに、図3を用いて前記の動作を具体的
に説明する。図3(a)に示す初期状態から、図3(b)〜図
3(d)にはビデオDMAコントローラ,L1DMAコン
トローラ,CPUの各バス使用要求が、順番に許可され
たときの優先順位の変化を示している。
【0028】まず、初期状態からビデオDMAコントロ
ーラの要求が許可されることで、ビデオDMAコントロ
ーラが最下位の優先順位となる(図3(b)参照)。その
後、L1DMAコントローラの要求が許可されること
で、グループ内での優先順位はL1DMAコントローラ
が最下位となるが、1回目のグループ要求の許可である
ことから、グループが最下位の優先順位に変更されるこ
とは起こらない。さらにグループの要求を計測する手段
により1回目の計測値がカウントされる(図3(c)参
照)。
【0029】次に、CPUコントローラの要求が許可を
受け、CPUコントローラがグループ内の最下位の優先
順位になると同時に、2回目のグループの要求の許可で
あるので、グループの要求の優先順位が最下位となり、
かつグループの要求の計測値がクリアされる(図3(d)参
照)。
【0030】最後に、本実施の形態における各要求源が
バス使用要求を発行してからバス使用許可を受け、その
処理を終了するまでの最大値は次のようになる。ただ
し、ここでは計算を簡単にするため、前記実施の形態の
グループの要求が許可を受けた回数が2回目のとき優先
順位を変更するという制約を省く。
【0031】本実施の形態の優先順位の変更法則によ
り、次の6種類の優先順位が存在することになる。ここ
で、ビデオDMAコントローラをVDMA、HDMAコ
ントローラをHDMA、リフレッシュコントローラをR
EF、及びCPUコントローラ(以下、CPUCとする)
とL1DMAコントローラ(以下、L1DMACとする)
とL2DMAコントローラ(以下、L2DMACとする)
をまとめてGROUPと表記する。また、以下の優先順
位にてREFとGROUPの順位が逆転することはな
く、この2つの間に別のものが入ることもない。
【0032】 ケース1 VDMA ケース2 HDMA ケース3 HDMA HDMA VDMA REF REF REF GROUP GROUP GROUP VDMA ケース4 VDMA ケース5 REF ケース6 REF REF GROUP GROUP GROUP VDMA HDMA HDMA HDMA VDMA この点を考慮すると、各要求源が要求発行から処理終了
までの最大値としては、 (1)VDMAの場合、優先順位が最下位に位置するケー
ス3,6が最大となり、ケース3ではHDMA+(RE
F,GROUPの最大値)+VDMAが、ケース6では
(REF,GROUPの最大値)+HDMA+VDMAが
最大値、つまり(REF,GROUPの最大値)+HDM
A+VDMAとなります。
【0033】(2)HDMAの場合、ケース4,5が最大
となり、ケース4ではVDMA+(REF,GROUP
の最大値)+HDMAが、ケース5では(REF,GRO
UPの最大値)+VDMA+HDMAが最大値となり、
前記VDMAの場合と同様に、(REF,GROUPの
最大値)+VDMA+HDMAとなります。
【0034】(3)REFの場合、ケース1,2が最大と
なり、ケース1ではVDMA+HDMA+REFが、ケ
ース2ではHDMA+VDMA+REFが最大値で、H
DMA+VDMA+REFとなります。
【0035】(4)GROUPの場合、前記REFの場合
と同様にケース1,2が最大となり、さらにGROUP
にはCPUC,L1DMAC,L2DMACの各要求源
があることから、ケース1ではVDMA+HDMA+R
EF+VDMA+HDMA+GROUP(CPUC)+V
DMA+HDMA+GROUP(L1DMAC)+VDM
A+HDMA+GROUP(L2DMAC)が、ケース2
ではHDMA+VDMA+REF+HDMA+VDMA
+GROUP(CPUC)+HDMA+VDMA+GRO
UP(L1DMAC)+HDMA+VDMA+GROUP
(L2DMAC)が最大値、つまり、4×HDMA+4×
VDMA+REF+CPUC+L1DMAC+L2DM
ACとなります。
【0036】ただし、この例ではリフレッシュの周期が
他の処理に比べて長く、要求が1回しか起こらないとい
うことを前提としている。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バス使用要求の発行から許可までの時間を短く保つ必要
のある要求源とDRAMのリフレッシュの要求以外の要
求源を1つのグループとして、そのグループを1つの要
求源と見なし、初期状態では、優先順位の最下位をグル
ープの要求、その1つ上位をリフレッシュの要求とし
て、グループの要求でなくリフレッシュの要求でもない
要求源が許可を受けた場合、許可を受けた要求源の優先
順位を最下位に変更し、グループの要求もしくはリフレ
ッシュの要求が許可を受けた場合、優先順位の最下位を
グループの要求、その1つ上位をリフレッシュの要求に
変更することで、特定の要求源がバスを独占することな
く、要求の発行から許可までの時間を短く保つことがで
きる。
【0038】また、前記グループの要求にバス使用許可
が与えられる度に、グループ内において許可が与えられ
た要求源の優先順位を最下位へ変更することで、すべて
の要求源の最大待ち時間を保証することができる。
【0039】また、前記グループの要求に許可が与えら
れた回数を計測し、その結果に応じて、優先順位の最下
位をグループの要求、その1つ上位をリフレッシュの要
求に変更することを決定して、優先順位の変更を微調整
することができ全体のバランスを最適化できるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるバス調停装置を
用いた装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態におけるバス調停装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図3】(a)は本発明の一実施の形態におけるバス使用
要求を発行する要求源の初期状態、(b)はビデオDMA
コントローラの許可後、(c)はL1DMAコントローラ
の許可後、(d)はCPUコントローラの許可後の優先順
位とバス使用許可の計測値を示す図である。
【符号の説明】
101…制御ASIC、 102…CPU、 103…ROM、
104…RAM、 105…I/O、 106…プリンタエン
ジン、 107…CPUインタフェース、 108…リフレッ
シュ要求発生手段、 109…ビデオDMAコントロー
ラ、 110,111,112…H,L1,L2DMAコントロ
ーラ、 113…ローカルバスコントローラ、 114…バス
調停装置、 115…グループ化手段、 116…順位変更手
段、 117…許可手段、 118…グループ順位変更手段、
119…計測手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス使用要求の発行からバス使用許可ま
    での時間を短く保つ必要のある要求源とDRAMのリフ
    レッシュの要求以外の要求源を1つのグループとして、
    該グループを1つの要求源と見なす手段と、初期状態で
    は、優先順位の最下位を前記グループの要求、その1つ
    上位を前記リフレッシュの要求として、前記グループの
    要求でなく前記リフレッシュの要求でもない要求源がバ
    ス使用許可を受けた場合、該バス使用許可を受けた要求
    源の前記優先順位を最下位に変更し、前記グループの要
    求もしくは前記リフレッシュの要求が前記バス使用許可
    を受けた場合、前記優先順位の最下位を前記グループの
    要求、その1つ上位を前記リフレッシュの要求に変更す
    る手段と、該手段により変更された前記優先順位に基づ
    き要求源のバス使用要求に対してバス使用許可を与える
    手段とを備えたことを特徴とするバス調停装置。
  2. 【請求項2】 前記グループの要求にバス使用許可が与
    えられる度に、前記グループ内において前記バス使用許
    可が与えられた要求源の優先順位を最下位へ変更する手
    段を備えたことを特徴とする請求項1記載のバス調停装
    置。
  3. 【請求項3】 前記グループの要求にバス使用許可が与
    えられた回数を計測する手段を備え、該手段の計測結果
    に応じて、最下位をグループの要求、その1つ上位をリ
    フレッシュの要求とした優先順位への変更を決定するこ
    とを特徴とする請求項1記載のバス調停装置。
  4. 【請求項4】 バス使用要求の発行からバス使用許可ま
    での時間を短く保つ必要のある要求源とDRAMのリフ
    レッシュの要求以外の要求源を1つのグループとして、
    該グループを1つの要求源と見なして、初期状態では、
    優先順位の最下位を前記グループの要求、その1つ上位
    を前記リフレッシュの要求として、前記グループの要求
    でなく前記リフレッシュの要求でもない要求源がバス使
    用許可を受けた場合、該バス使用許可を受けた要求源の
    優先順位を最下位に変更し、前記グループの要求もしく
    は前記リフレッシュの要求が前記バス使用許可を受けた
    場合、優先順位の最下位を前記グループの要求、その1
    つ上位を前記リフレッシュの要求に変更して、変更され
    た前記優先順位に基づき要求源のバス使用要求に対して
    バス使用許可を与えることを特徴とするバス調停方法。
  5. 【請求項5】 前記グループの要求にバス使用許可が与
    えられる度に、前記グループ内において前記バス使用許
    可が与えられた要求源の優先順位を最下位へ変更するこ
    とを特徴とする請求項4記載のバス調停方法。
  6. 【請求項6】 前記グループの要求にバス使用許可が与
    えられた回数を計測し、その計測結果に応じて、最下位
    をグループの要求、その1つ上位をリフレッシュの要求
    とした優先順位への変更を決定することを特徴とする請
    求項4記載のバス調停方法。
JP9193797A 1997-07-18 1997-07-18 バス調停装置及びバス調停方法 Pending JPH1139255A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9193797A JPH1139255A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 バス調停装置及びバス調停方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9193797A JPH1139255A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 バス調停装置及びバス調停方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1139255A true JPH1139255A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16313944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9193797A Pending JPH1139255A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 バス調停装置及びバス調停方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1139255A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6917996B2 (en) 2001-08-13 2005-07-12 Oki Electric Industry Co., Ltd. Bus control system and method of controlling bus
JP2007080025A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Ricoh Co Ltd データ転送装置
US7707342B2 (en) 2006-08-31 2010-04-27 Fujitsu Microelectronics Limited Method and apparatus for arbitrating access
US8284420B2 (en) 2009-03-17 2012-10-09 Ricoh Company, Ltd. Heating device for supplying power to plural heat sources, heating method and image forming apparatus using the heating device
JP2018512667A (ja) * 2015-03-25 2018-05-17 ザイリンクス インコーポレイテッドXilinx Incorporated アダプティブビデオダイレクトメモリアクセスモジュール

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6917996B2 (en) 2001-08-13 2005-07-12 Oki Electric Industry Co., Ltd. Bus control system and method of controlling bus
JP2007080025A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Ricoh Co Ltd データ転送装置
US7707342B2 (en) 2006-08-31 2010-04-27 Fujitsu Microelectronics Limited Method and apparatus for arbitrating access
US8284420B2 (en) 2009-03-17 2012-10-09 Ricoh Company, Ltd. Heating device for supplying power to plural heat sources, heating method and image forming apparatus using the heating device
JP2018512667A (ja) * 2015-03-25 2018-05-17 ザイリンクス インコーポレイテッドXilinx Incorporated アダプティブビデオダイレクトメモリアクセスモジュール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5506989A (en) Arbitration system limiting high priority successive grants
US5764931A (en) Method and apparatus for passing bus mastership between processors using predefined bus mastership states
US6820152B2 (en) Memory control device and LSI
US8145815B2 (en) Data processing system
JPH028948A (ja) コンピュータ装置において資源へのアクセスを制御する方法および装置
JP2008130056A (ja) 半導体回路
US6681281B1 (en) System and method for implementing a multi-level interrupt scheme in a computer system
US5740381A (en) Expandable arbitration architecture for sharing system memory in a computer system
US6782433B2 (en) Data transfer apparatus
US20030229743A1 (en) Methods and structure for improved fairness bus arbitration
US7054970B2 (en) Bus arbiter for integrated circuit systems
US5680554A (en) Method and apparatus for arbitrating among processors for access to a common bus
JP2001356961A (ja) 調停装置
JPH1139255A (ja) バス調停装置及びバス調停方法
US7099972B2 (en) Preemptive round robin arbiter
JP3766377B2 (ja) バス制御装置及び情報処理システム
US7181558B2 (en) Avoidance of extended bus occupancy through simple control operation
JP3987750B2 (ja) メモリ制御装置及びlsi
JPH0210459A (ja) バス使用権決定方式
JP4822429B2 (ja) バスアクセス調停方法及び半導体集積回路
JP3124544B2 (ja) バス制御装置
US5799160A (en) Circuit and method for controlling bus arbitration
JPH10254823A (ja) バス調停装置
JP2007213225A (ja) メモリアクセス調停装置
JPH06325570A (ja) ダイナミックメモリリフレッシュ回路

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050502

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050518

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060227

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees