JPH1139120A - コンテンツ表示・選択装置及びコンテンツ表示・選択方法、並びにコンテンツ表示・選択方法のプログラムが記録された記録媒体 - Google Patents

コンテンツ表示・選択装置及びコンテンツ表示・選択方法、並びにコンテンツ表示・選択方法のプログラムが記録された記録媒体

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JPH1139120A
JPH1139120A JP20723897A JP20723897A JPH1139120A JP H1139120 A JPH1139120 A JP H1139120A JP 20723897 A JP20723897 A JP 20723897A JP 20723897 A JP20723897 A JP 20723897A JP H1139120 A JPH1139120 A JP H1139120A
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JP20723897A
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Toshihiro Maruyama
俊弘 丸山
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マウスに代表されるポインティングデバイス
を使用しなくても所望のコンテンツを選択可能とする。 【解決手段】 画像表示装置に表示された複数のコンテ
ンツからユーザが所望のコンテンツを選択するために、
複数のコンテンツ中の一つを仮に選択する形でユーザが
注目可能な表示態様とし、仮に選択されたコンテンツか
らキーボードあるいは音声又は画像認識手段により2次
元的に移動の指示を受け入れることにより所望のコンテ
ンツを選択可能とする。したがって、インターネット上
のWWW(World Wide Web)のコンテンツを表示、選択す
るブラウザソフトにおいて、読み込んだコンテンツの座
標を2次元マトリックスで管理し、文字列、図形などを
含む全てのコンテンツを上下左右、斜めに相対的に選択
を可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、HTMLで記述さ
れたコンテンツを表示し、かつ表示されたコンテンツを
ユーザが選択することができるコンテンツ表示・選択装
置、コンテンツ表示・選択方法並びにコンテンツ表示・
選択方法のプログラムが記録された記録媒体に関し、イ
ンターネットやイントラネットのコンテンツ、さらには
蓄積コンテンツの閲覧用ブラウザに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットやイントラネットのコン
テンツ、さらには蓄積コンテンツではコンテンツのデー
タは一般的にHTML(Hyper Text Markup Language)
で記述されている。なお、本明細書でいう「コンテン
ツ」とはコンピュータの中で扱われ、あるいはネットワ
ークの中を流れるマルチメディア情報をいい、具体的に
は娯楽、教育、ビジネス、ショッピング、情報提供など
の分野における様々な映像、音声、文字などの情報をい
う。
【0003】図12は従来のコンテンツ表示・選択装置
としてのコンピュータシステムを模式的に示す図であ
る。この従来の装置の動作について図13〜図17によ
り説明する。現在のブラウザでは、HTMLで記述され
たコンテンツを表示する際に、まずコンテンツ読み込み
手段16によりHTMLで記述されたHTMLファイル
を取得する。このHTMLファイルの入手先はネットワ
ーク12、パソコン通信、またはCD−ROMやその他
の記憶媒体(ディスク)14などがある。読み込まれた
HTMLファイルをファイルの先頭から順番にコンテン
ツ解析手段18Aにより解析し、表示すべきデータであ
るかどうかを判定する。表示すべきデータが画像データ
であった場合はHTMLで記述された場所から画像デー
タを読み込み、画像の縦、横の大きさ(表示範囲)を計
測し、コンテンツ表示手段24Aで画像表示装置28を
制御して表示指定位置に表示を行う。また表示したデー
タに他のコンテンツを示すリンク情報(A HREF..で記述
されたもの)を含むものは、そのコンテンツの表示位置
と表示範囲、リンク情報はコンテンツの順番で確保した
コンテンツ表示位置記憶装置20Aに記憶する。
【0004】表示するデータが文字であった場合はHT
MLで指定された文字の大きさ(相対的な大きさ)と、
ブラウザによって指定された(任意に選択可能)実際の
文字種類を基に各文字の大きさに関する情報を取得し、
データの示す文字列を解析し、各文字の横、縦の大きさ
からその文字列を表示するのに必要な縦、横の大きさ
(表示範囲)を算出し、現在の表示指定位置に文字列を
表示する。画像と同じく、表示したデータに他のコンテ
ンツを示すリンク情報(A HREF..で記述されたもの)を
含むものは、そのコンテンツの表示位置と表示範囲、リ
ンク情報はコンテンツの順番で確保したコンテンツ表示
位置記憶装置20Aに記憶する。またそのコンテンツが
リンク情報を持つことを示すために表示される文字を特
定の色で表示する。
【0005】図13は画像表示装置28に表示されたコ
ンテンツの例を示す図であり、図14は図13に示した
表示を行うためのHTMLによる記述例である。また、
図15はコンテンツ表示位置記憶装置20Aの記憶内容
を示す図である。次に、表示されたコンテンツを選択す
る動作について説明する。従来のWWWブラウザでは、
必ずマウスなどのポインティングデバイスを必要とし、
表示された複数のコンテンツの中で、選択したいコンテ
ンツのある場所にポインティングデバイスにより画面上
で動くポインタを重ね合せてから、クリックすることに
より選択している。例えば図13中の左下の図形「Butt
on1」のように表示されたコンテンツの場合、このコン
テンツをポインティングデバイスで選択した場合は、ま
ず選択された座標を読み取り、その指定位置を基に、コ
ンテンツ表示位置記憶回路に記憶された各コンテンツの
表示位置、表示範囲から指定位置がそのコンテンツ上に
あるかを判定していく。通常、表示装置のBIOS(基本イ
ンターフェース)、ライブラリでポインティングデバイ
スの情報の取得は容易である。複数のコンテンツが重な
って表示されることはないので、最初に指定位置を含む
と判定されたコンテンツが選択されたものと判定され
る。ポインティングデバイスとしは、マウスの他に、パ
ッド式のもの、ジョイスティック式のものなどが用いら
れているが、いずれもユーザが手先で操作して目標とす
るコンテンツにポインタを合せる方式である。
【0006】選択されたコンテンツが確定すれば、その
コンテンツに対応したリンク情報を、コンテンツ表示位
置記憶回路から読み出し、そのリンク情報で示されたH
TML情報を読みに行く。また、HTMLでは、画像の
任意の位置をポインティングデバイスで選択したとき
に、特定のリンク情報を返すというイメージマップとい
うものも定義されているが、その対応の方法について説
明する。図16にイメージマップを用いたコンテンツの
例示し、図17にその表示のためのHTMLデータの例
を示す。図17の下線部のIMG SRC=で示された画像デー
タが下地となり、AREA SHAPEで示された図形、座標がそ
の領域を表す。ここで画像データ上の(180,60)という
座標を選択すると、ブラウザは、その後のAREA SHAPEで
示された情報を基にこの座標を含む領域を判定してい
く。
【0007】判定の方法は、以下の方法を用いる。図1
6に示されたイメージマップ上のコンテンツの表示領域
は、”COORDS”の後に続く表示位置左上のx座標、y座
標、表示位置右下のx座標、y座標が示されているの
で、選択位置のx座標が表示位置左上のx座標から表示
位置右下のx座標の範囲にあり、なおかつ選択位置のy
座標が表示位置左上のy座標から表示位置右下のy座標
の範囲に入っていれば、この領域にあると判定される。
またコンテンツが円形(SHAPEが"CIRCLE")の場合
は、”COORDS”の後に続くデータは表示位置中心のx座
標、y座標、半径であるので、(選択位置のx座標 -
表示位置中心のx座標)の2乗と(選択位置のy座標
- 表示位置中心のy座標)の2乗の和の平方根が半
径の値よりも小さい(又は等しい)場合に、この領域に
あると判定される。
【0008】またコンテンツが複数の座標で囲まれたポ
リゴン図形の場合(SHAPEが"POLYGON")は、表示領域の
判定がやや複雑になるが、図16の右端に示されたよう
な図形の場合は、領域を分割し、上部の矩形と下部の矩
形で領域を判定すればよい。さらに複雑な波形の場合
は、x, yどちらかの座標で領域を分け、それぞれの領域
においてそれぞれの直線を示す方程式のどちら側の領域
に含まれるかという判定を行えば最終的にポリゴン図形
の場合も領域の判定が可能である。ポリゴン図形の領域
判定については他にも考えられるが、ここでは省略す
る。
【0009】ここではAREA SHAPEの2番目の<AREA SHAPE
="RECT" COORDS="120,0,240,120" HREF="index2.HTM
L">に(180,60)が含まれるので、リンク情報としては
その後に続くHREFで示された"index2.html"という情報
が取得される。このように、従来のコンテンツ表示選択
装置では、表示されたコンテンツの選択にはポインティ
ングデバイスが中心で、コンテンツを表示した画面上で
マウスなどでクリックした座標を基に、表示しているコ
ンテンツの座標(範囲)を検索してそのコンテンツの選
択を判定していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
選択方法では、ポインティングデバイスなどでユーザが
座標を指定しなければコンテンツの選択ができず、また
カーソルやポインタなど、現在どこの座標を選択してい
るかを示すための画面上の表示がなければユーザはコン
テンツを選択することができない。ポインティングデバ
イスの操作は初心者には慣れるまで困難であり、またハ
ンディキャップユーザにとっては微妙な動きの制御が困
難なこともあり、カーソルキーや音声認識、画像認識な
ど非接触制御によるアシストが望まれていた。したがっ
て、本発明はマウスに代表されるポインティングデバイ
スを使用しなくても所望のコンテンツを選択することが
可能なコンテンツ表示・選択装置及びコンテンツ表示・
選択方法、並びにコンテンツ表示・選択方法のプログラ
ムが記録された記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では表示するコンテンツのうち、リンク情報
を持ったコンテンツの表示位置(表示範囲)を2次元の
コンテンツ選択インデックスマップによって管理し、デ
フォルトの表示位置のコンテンツをブリンキングや枠な
どの表示によって強調し、以後、そのコンテンツからの
相対移動をユーザからの指示や別プログラム(音声認識
プログラムなど)によって移動できるようにしている。
またイメージマップなども、同様に管理することによっ
て従来、ポインティングデバイスでなければ指定できな
かった領域も相対移動で選択ができるようにした。
【0012】本発明の「コンテンツ表示選択装置」によ
り、例えば、ポインティングデバイスのない端末でも、
キーボードやパッド(ゲーム機のコントローラ)などで
もすべてのコンテンツの選択ができるようになり、また
音声認識や画像認識と組み合わせ、「上」「下」「斜め
上」「2つ下」などの相対移動も可能となる。これによ
り非接触の操作が可能となり、ハンディキャップユーザ
や、街頭端末などでもボタンなど、簡単な入力装置での
操作が可能となる。
【0013】すなわち本発明によれば、HTMLで記述
されたコンテンツを表示し、かつ表示された前記コンテ
ンツをユーザが選択することができるコンテンツ表示・
選択装置であって、前記コンテンツの情報を読み込むコ
ンテンツ情報読み込み手段と、読み込まれた前記コンテ
ンツ情報を解析し、画面に表示する必要のあるコンテン
ツを抽出し、その表示位置情報を用いてコンテンツ表示
位置関係を2次元の配列にマッピングしたコンテンツ選
択インデックスマップを作成するコンテンツ解析手段
と、解析された前記コンテンツの表示位置と当該コンテ
ンツのリンク情報を記憶するコンテンツ表示位置記憶装
置と、前記コンテンツ表示位置記憶装置の出力信号によ
りコンテンツを画像表示装置に表示するコンテンツ表示
手段と、前記画像表示装置に表示された複数のコンテン
ツからユーザが所望のコンテンツを選択するために、前
記複数のコンテンツ中の一つを仮に選択する形で前記ユ
ーザが注目可能な表示態様とし、仮に選択されたコンテ
ンツからキーボードあるいは音声又は画像認識手段によ
り2次元的に移動の指示を受け入れることにより所望の
コンテンツを選択可能なコンテンツ選択手段とを、有す
るコンテンツ表示・選択装置が提供される。
【0014】また本発明によれば、HTMLで記述され
たコンテンツを表示し、かつ表示された前記コンテンツ
をユーザが選択することができるコンテンツ表示・選択
装置であって、前記コンテンツの情報を読み込み、読み
込まれた前記コンテンツ情報を解析し、解析された前記
コンテンツの表示位置と当該コンテンツのリンク情報を
記憶するコンテンツ表示位置記憶装置と、前記コンテン
ツ表示位置記憶装置の出力信号によりコンテンツを画像
表示装置に表示するコンテンツ表示手段と、ユーザの指
示を受け入れるキーボード及び/又は音声又は画像認識
手段を有するものにより、コンテンツを表示・選択する
ためのコンテンツ表示・選択方法であって、読み込まれ
た前記コンテンツ情報を解析し、画面に表示する必要の
あるコンテンツを抽出するステップと、抽出されたコン
テンツの表示位置情報を用いてコンテンツ表示位置関係
を2次元の配列にマッピングしたコンテンツ選択インデ
ックスマップを作成するステップと、解析された前記コ
ンテンツの表示位置と当該コンテンツのリンク情報を記
憶するステップと、前記コンテンツ表示位置記憶装置の
出力信号によりコンテンツを画像表示装置に表示するス
テップと、前記画像表示装置に表示された複数のコンテ
ンツからユーザが所望のコンテンツを選択可能とするた
めに、前記複数のコンテンツ中の一つを仮に選択する形
で前記ユーザが注目可能な表示態様とするステップと、
前記仮に選択されたコンテンツから他のコンテンツに注
目可能な表示態様を移動させるべくユーザからの2次元
的移動の指示を前記キーボード及び/又は前記音声又は
画像認識手段により受け入れるステップと、受け入れら
れた前記指示により注目可能な表示態様を2次元的に移
動させて他のコンテンツを注目可能な表示態様とするス
テップとを、有するコンテンツ表示・選択方法が提供さ
れる。
【0015】また本発明によれば、コンテンツを表示、
選択するコンテンツ表示・選択方法において、読み込ん
だコンテンツの座標をXYの2次元マトリックスで管理
するステップと、画面に表示される複数のコンテンツ中
の1つの表示態様を他のコンテンツの表示態様と異なる
ものとして注目可能な表示態様とするステップと、注目
可能な表示態様のコンテンツからキーボードあるいは音
声又は画像認識手段により2次元的に移動の指示を受け
入れることにより所望のコンテンツを選択するステップ
とを、有することを特徴とするコンテンツ表示・選択方
法が提供される。
【0016】また本発明によれば、HTMLで記述され
たコンテンツを表示し、かつ表示された前記コンテンツ
をユーザが選択することができるコンテンツ表示・選択
装置であって、前記コンテンツの情報を読み込み、読み
込まれた前記コンテンツ情報を解析し、解析された前記
コンテンツの表示位置と当該コンテンツのリンク情報を
記憶するコンテンツ表示位置記憶装置と、前記コンテン
ツ表示位置記憶装置の出力信号によりコンテンツを画像
表示装置に表示するコンテンツ表示手段と、ユーザの指
示を受け入れるキーボード及び/又は音声又は画像認識
手段を有するものにより、コンテンツを表示・選択する
ためのコンテンツ表示・選択方法のプログラムが記録さ
れた記録媒体であって、読み込まれた前記コンテンツ情
報を解析し、画面に表示する必要のあるコンテンツを抽
出するステップと、抽出されたコンテンツの表示位置情
報を用いてコンテンツ表示位置関係を2次元の配列にマ
ッピングしたコンテンツ選択インデックスマップを作成
するステップと、解析された前記コンテンツの表示位置
と当該コンテンツのリンク情報を記憶するステップと、
前記コンテンツ表示位置記憶装置の出力信号によりコン
テンツを画像表示装置に表示するステップと、前記画像
表示装置に表示された複数のコンテンツからユーザが所
望のコンテンツを選択可能とするために、前記複数のコ
ンテンツ中の一つを仮に選択する形で前記ユーザが注目
可能な表示態様とするステップと、前記仮に選択された
コンテンツから他のコンテンツに注目可能な表示態様を
移動させるべくユーザからの2次元的移動の指示を前記
キーボード及び/又は前記音声又は画像認識手段により
受け入れるステップと、受け入れられた前記指示により
注目可能な表示態様を2次元的に移動させて他のコンテ
ンツを注目可能な表示態様とするステップとを、有する
コンテンツ表示・選択方法のプログラムが記録された記
録媒体が提供される。
【0017】また本発明によれば、HTMLで記述され
たコンテンツを表示し、かつ表示された前記コンテンツ
をユーザが選択するためのコンピュータで用いられるコ
ンテンツ表示・選択方法のプログラムが記録された記録
媒体であって、読み込んだコンテンツの座標をXYの2
次元マトリックスで管理するステップと、画面に表示さ
れる複数のコンテンツ中の1つの表示態様を他のコンテ
ンツの表示態様と異なるものとして注目可能な表示態様
とするステップと、注目可能な表示態様のコンテンツか
らキーボードあるいは音声又は画像認識手段により2次
元的に移動の指示を受け入れることにより所望のコンテ
ンツを選択するステップとを、有するプログラムの記録
された記録媒体が提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のコ
ンテンツ表示・選択装置の好ましい実施の形態について
説明する。図1は本発明に係るコンテンツ表示・選択装
置の好ましい実施の形態の構成の例を示す図であり、図
2〜図11はこの実施の形態の動作を説明するための図
である。このコンテンツ表示・選択装置10は図示省略
のCPU(中央演算処理装置)を有するコンピュータに
より実現されるものであり、インタフェースやメモリな
どを有している。図1はこのコンテンツ表示・選択装置
の機能をブロックで示したものであり、図示の例ではコ
ンテンツ読み込み手段16、コンテンツ解析手段18、
コンテンツ表示位置記憶装置20、コンテンツ選択イン
デックスマップ22、コンテンツ表示手段24、コンテ
ンツ選択手段26、画像表示装置28を有している。な
お、このコンテンツ表示・選択装置はネットワーク12
に接続可能であり、またCD−ROMなどのディスク1
4からデータ読み出すディスクドライブに接続可能(あ
るいは内蔵している)である。
【0019】コンテンツ選択手段26には図示省略のマ
ウスやキーボードなどが接続されるが、本発明における
コンテンツの選択にはマウスは不要である。なお、コン
テンツ選択手段26は後述する音声認識などのための外
部プログラムにより制御することもできる。画像表示装
置28としてはCRTやTFT液晶ディスプレイなどを
用いることができる。コンテンツ表示手段24は画像を
記憶するVRAMなどを有し、コンテンツ選択インデッ
クスマップ22及びコンテンツ表示位置記憶装置20の
出力信号と、コンテンツ選択手段26を介して入力され
たユーザからの指示に基づいて画像表示装置28におけ
る表示態様を制御する。
【0020】まずコンテンツ読み込み手段16によりH
TMLで記述されたHTMLファイルを取得する。この
HTMLファイルの入手先はネットワーク12、パソコ
ン通信、又はCD−ROMやその他の記憶媒体14など
がある。次に図1の実施の形態の動作について図2に示
すコンテンツを例に説明する。「コンテンツ」には、あ
らゆるマルチメディア情報が含まれ、具体的には文字
列、図形、クリッカブルマップなど含まれる。図3は図
2の画像を画像表示装置28に表示するためのHTML
の記述データの例である。図4の(a)、(b)は後述
するグループ分けの2つの例を示す図、図5はコンテン
ツ選択インデックスマップの例を示す図、図6はコンテ
ンツ表示位置記憶装置20の記憶内容の例を示す図であ
る。読み込まれたHTMLファイルをファイルの先頭か
ら順番にコンテンツ解析手段18により解析し、表示す
べきデータであるかを判定する。表示すべきデータが画
像データであった場合は、HTMLで記述された場所か
ら画像データを読み込み、画像の縦、横の大きさ(表示
範囲)を計測し、コンテンツ表示手段24により画像表
示装置28を制御して表示指定位置に表示を行う。また
表示したデータに他のコンテンツを示すリンク情報(A
HREF..で記述されたもの)を含むものは、そのコンテン
ツの表示位置と表示範囲、リンク情報はコンテンツの順
番で確保したコンテンツ表示位置記憶装置に記憶する。
表示指定位置は表示されたコンテンツによって移動さ
れ、次のコンテンツ表示位置を示すようになる。
【0021】表示するデータが文字であった場合はHT
MLで指定された文字の大きさ(相対的な大きさ)と、
ブラウザによって指定された(任意に選択可能)実際の
文字種類を基に各文字の大きさに関する情報を取得し、
データの示す文字列を解析し、各文字の横、縦の大きさ
からその文字列を表示するのに必要な縦、横の大きさ
(表示範囲)を算出し、現在の表示指定位置に文字列を
表示する。画像と同じく、表示したデータに他のコンテ
ンツを示すリンク情報(A HREF..で記述されたもの)を
含むものは、そのコンテンツの表示位置と表示範囲、リ
ンク情報はコンテンツの順番で確保したコンテンツ表示
位置記憶装置20に記憶する。
【0022】またそのコンテンツがリンク情報を持つこ
とを示すために表示される文字を特定の色で表示する。
ここまでは図12〜図17に沿って説明した従来の方法
と同様であるが、本発明による方式では、コンテンツ表
示位置記憶装置20の内容の表示開始位置、表示範囲に
注目し、表示開始位置を抽出する。各コンテンツの表示
位置のy座標が等しいものを集め、グループ化する(図
4の(a))。またコンテンツが多い場合はy座標の範
囲をある程度大まかに分け、適度にグループ分けを行う
(図4の(b))。
【0023】さらにグループ化された中でx座標を基
に、各グループ内で順番を付ける。基本的にx座標の小
さい順に番号を付ける。同じ座標が存在する場合はy座
標の小さいものを若い番号とする。グループ化と順番付
けが終わったら、それぞれの最大値を基に、2次元の配
列で管理されたコンテンツ選択インデックスマップを作
成する。例えばy座標が5グループ、x座標による順番
付けで最大が3とすると、3×5の2次元テーブルを確保
し、該当するコンテンツの情報を記憶する。さらにこの
コンテンツ選択インデックスマップに、それぞれのコン
テンツを示す情報を埋め込んで行くが、基本的にグルー
プ内の順番に配置すればよいが、そのグループのコンテ
ンツの数がグループ毎の最大コンテンツ数より少ない場
合、コンテンツの表示位置のx座標から、上下のコンテ
ンツとの位置関係を調べ、より自然な位置関係に配置す
ることも可能である(図5参照)。
【0024】図5においてコンテンツ11は、グループ
5の2番目のコンテンツであるが、表示位置が、グルー
プ4のコンテンツ9に近いことから、自然な上下関係と
してグループ5の3番目に配置を行っている。この配置
の判定方法は、x方向についても大まかなグループ分け
を行い、各グループ毎のコンテンツの数によって配置を
調節すればよい。この場合、コンテンツの存在しない場
所が存在するが、その位置にはコンテンツがない、とい
う情報を記憶しておく(図5参照)。
【0025】図6は、コンテンツ表示記憶装置20の記
憶内容の例を示している。ここではコンテンツ番号を基
に、コンテンツ種類、表示位置、表示幅、高さ、リンク
先を記憶している。次に、表示されたコンテンツを選択
する動作について説明する。従来のように、ポインティ
ングデバイスがある場合は、従来通りの選択方法を行う
ことも可能であるが、本方式を用いた場合は、最初に表
示された状態で、コンテンツマップから一番左上つまり
コンテンツマップ(A,1)で示されたコンテンツについ
て、仮に選択されていることを示すために、表示されて
いるコンテンツの色を変えたり、ブリンキングを行うな
ど、他のコンテンツと表示態様を異なるものとしてい
る。この状態のコンテンツを注目可能な表示態様のコン
テンツという。
【0026】仮に選択されている注目可能な表示態様の
コンテンツをユーザがそのまま指定する場合は、キーボ
ードなどで 特定のキーを押してもよいし、別の手段、
例えば音声認識装置や別のボタンなどで選択の意志を指
定することにより選択を確定することができる。コンテ
ンツの選択を変更する場合は、これも一般的な場合はキ
ーボード上の特定のキー、矢印のついたカーソルキー、
数字を入力するテンキーなどでもよいし、音声認識装置
を用いて「上」「下」「右」「左」などの音声指示を認
識させてもよい。このように注目可能な表示態様のコン
テンツをユーザの指示に従って移動させることができ
る。なお、移動は上下左右のみならず、「右上」など斜
めに行わせることも可能である。なお、本発明では注目
可能な表示態様のコンテンツが移動するのであり、コン
テンツ自体が移動するものではなく、また従来から用い
られている画面上のカーソルやポインタ(矢印など)に
より選択を行うものではない。
【0027】例えば図5を例にすると、現在選択されて
いるコンテンツが(B,3)にある場合、ユーザから「1
つ上」と音声により指定された場合、音声認識処理を介
して(B,2)にあるコンテンツ3を選択状態、すなわち
注目可能な表示態様とする。さらに「上」と指定された
場合、(B,1)にコンテンツがないので(X,1)の位置に
含まれるコンテンツから最も(B,1)に近いもの、ここ
では(A,1)のコンテンツ1を選択する。上下端、左右端
のコンテンツからさらに移動するように指定された場
合、任意に決められるが、例えば右端から右へ移動と指
定されたら、移動を行わない方法もあるが、1つ下に移
動して左端のコンテンツを選択したり、同じ行(y位
置)の左端のコンテンツに移動することも可能である。
【0028】なお、音声認識のみならず、画像認識処理
により、あるいは音声認識と画像認識を組み合わせた処
理により、ユーザの選択指示を受入れることができる。
画像認識による方法は、テレビカメラなどにより、ユー
ザの顔や手を動画として撮像し、ユーザが端末のディス
プレイに表示されたコンテンツを見ながら身振り、手振
りで所望のコンテンツを選択している様子から、ユーザ
が選択しようとしているものを判断するものである。す
なわち、ユーザの顔や手などの動きに応じて画面上のコ
ンテンツの選択方向(上下左右など)、選択の可否(は
い、いいえ)を認識するものである。かかる画像認識に
よる人の意志の読み取りの技術は、例えば情報処理学会
論文誌Vol.37,No.6(1996年6月)pp10
49-1060の湯浅夏樹氏他による「マルチモーダル対話デ
ータベースに基づく音声と身振りの認識系統合モデル」
などに示されているものを用いることができる。
【0029】次にイメージマップが含まれる場合の動作
について図7〜図11を用いて説明する。図7はイメー
ジマップを含むコンテンツの例を示す図、図8は図7の
ためのHTML記述データの例を示す図、図9がグルー
プ分けの例を示す図、図10がコンテンツ選択インデッ
クスマップの例を示す図、図11がコンテンツ表示位置
記憶装置20の記憶内容の例を示す図である。イメージ
マップの場合は、まず図8の下線部のIMG SRC=で指定さ
れる画像のデータから、通常に表示する場合と同じく、
画像データの大きさがわかる。また表示開始位置は現在
表示中のコンテンツの位置から計算される。さらにその
後のAREA SHAPE=で指定される各領域の先頭座標と、こ
のイメージマップの表示される位置から、全体からみた
領域の座標(絶対座標)を求める。通常はイメージマッ
プの表示位置に領域を示す座標を加算すればよい。
【0030】各領域の開始座標の絶対座標が求められた
ら、この座標を基に、y座標方向にグループ分けを行い
(図9)、コンテンツ表示記憶装置20にコンテンツ情
報とコンテンツ表示位置、幅、高さ、リンク先などを記
憶する(図11)。また、コンテンツ選択インデックス
マップ22にも、同様にグループ分けと番号付を行い、
コンテンツを登録する(図10)。以上の説明のよう
に、イメージマップのために記述された領域も、他のコ
ンテンツと同じように扱えば、イメージマップ中の領域
もコンテンツ選択インデックスマップ22に登録するこ
とが可能となり、ポインティングデバイスを用いなくて
もイメージマップ中のリンク情報を選択することが可能
となる。なお、イメージマップの場合の注目座標は、最
初に現れる座標以外に、表示領域の最右端、最上端な
ど、任意に選択してもかまわない。
【0031】上記実施の形態は主として本発明によるコ
ンテンツ表示・選択装置とコンテンツ表示・選択方法を
中心に説明したが、このコンテンツ表示・選択方法を実
現するプログラムをCD−ROMや磁気記録媒体などの
記録媒体に記録したものも本発明の範囲であることはい
うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、マ
ウスに代表されるポインティングデバイスを用いずに、
また、指示位置を示すカーソルやポインタを用いること
なくキーボードや音声制御などによる相対位置の指示に
より画面上のコンテンツの選択が可能になり、ポインテ
ィングデバイスがない端末やハンディキャップユーザで
もコンテンツの選択を容易に行うことができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンテンツ表示・選択装置の好ま
しい実施の形態の機能を中心に示したブロック図であ
る。
【図2】図1の実施の形態によるコンテンツの表示例で
ある。
【図3】図2の表示を行うためのHTMLによる記述で
ある。
【図4】画面内の複数のコンテンツを本発明の実施の形
態によりグループ分けする2つの手法を示す図(a)、
(b)である。
【図5】本発明の実施の形態におけるコンテンツ選択イ
ンデックスマップの例である。
【図6】本発明の実施の形態におけるコンテンツ表示位
置記憶装置の記憶内容の例である。
【図7】図1の実施の形態によるイメージマップを含む
コンテンツの表示例である。
【図8】図7の表示を行うためのHTMLによる記述で
ある。
【図9】画面内のイメージマップを含む複数のコンテン
ツを本発明の実施の形態によりグループ分けする手法を
示す図である。
【図10】本発明の実施の形態におけるイメージマップ
を含んだコンテンツ選択インデックスマップの例であ
る。
【図11】本発明の実施の形態におけるイメージマップ
がある場合のコンテンツ表示位置記憶装置の記憶内容の
例である。
【図12】従来のコンテンツ表示・選択装置の機能を中
心に示したブロック図である。
【図13】図12の従来装置によるコンテンツの表示例
である。
【図14】図12の表示を行うためのHTMLによる記
述である。
【図15】従来装置におけるコンテンツ表示位置記憶装
置の記憶内容の例である。
【図16】イメージマップを含むコンテンツの例であ
る。
【図17】図16の表示を行うためのHTMLによる記
述である。
【符号の説明】
10 コンテンツ表示・選択装置 12 ネットワーク 14 ディスク(記憶媒体) 16 コンテンツ読み込み手段 18 コンテンツ解析手段 20 コンテンツ表示位置記憶装置 22 コンテンツ選択インデックスマップ 24 コンテンツ表示手段 26 コンテンツ選択手段 28 画像表示装置

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 HTMLで記述されたコンテンツを表示
    し、かつ表示された前記コンテンツをユーザが選択する
    ことができるコンテンツ表示・選択装置であって、 前記コンテンツの情報を読み込むコンテンツ情報読み込
    み手段と、 読み込まれた前記コンテンツ情報を解析し、画面に表示
    する必要のあるコンテンツを抽出し、その表示位置情報
    を用いてコンテンツ表示位置関係を2次元の配列にマッ
    ピングしたコンテンツ選択インデックスマップを作成す
    るコンテンツ解析手段と、 解析された前記コンテンツの表示位置と当該コンテンツ
    のリンク情報を記憶するコンテンツ表示位置記憶装置
    と、 前記コンテンツ表示位置記憶装置の出力信号によりコン
    テンツを画像表示装置に表示するコンテンツ表示手段
    と、 前記画像表示装置に表示された複数のコンテンツからユ
    ーザが所望のコンテンツを選択するために、前記複数の
    コンテンツ中の一つを仮に選択する形で前記ユーザが注
    目可能な表示態様とし、仮に選択されたコンテンツから
    キーボードあるいは音声又は画像認識手段により2次元
    的に移動の指示を受け入れることにより所望のコンテン
    ツを選択可能なコンテンツ選択手段とを、 有するコンテンツ表示・選択装置。
  2. 【請求項2】 前記コンテンツ解析手段が、 各コンテンツの表示開始位置を抽出する手段と、 抽出された各コンテンツの表示開始位置のy座標が等し
    いものを集めてグループ化する手段と、 前記グループ化された中で、各コンテンツの表示開始位
    置のx座標に応じて前記各グループ内で各コンテンツに
    順番を付ける手段と、 前記y座標の及びx座標の大きさに応じて全てのコンテ
    ンツに番号を割り振る手段とを、 有する請求項1記載のコンテンツ表示・選択装置。
  3. 【請求項3】 前記コンテンツ解析手段が、 各コンテンツの表示開始位置を抽出する手段と、 抽出された各コンテンツの表示開始位置のy座標が近い
    ものを集めてグループ化する手段と、 前記グループ化された中で、各コンテンツの表示開始位
    置のx座標に応じて前記各グループ内で各コンテンツに
    順番を付ける手段と、 前記グループの順位及びx座標の大きさに応じて全ての
    コンテンツに番号を割り振る手段とを、 有する請求項1記載のコンテンツ表示・選択装置。
  4. 【請求項4】 前記解析手段が前記グループ化する手段
    によりグループ化されたグループ数と、前記x座標によ
    る順番付けにより付された最大数とを用いて前記コンテ
    ンツ選択インデックスマップを2次元マップとして生成
    する手段を有する請求項2又は3記載のコンテンツ表示
    ・選択装置。
  5. 【請求項5】 前記解析手段が前記コンテンツ選択イン
    デックスマップに前記コンテンツを示す情報を埋め込む
    手段を有し、前記各グループ内において各コンテンツの
    x座標を、その上下のグループのコンテンツとのx座標
    との位置関係から判断して、グループ内の順位にかかわ
    らず可能な限り自然な位置関係となるよう各コンテンツ
    を示す情報を埋め込むよう調整する手段を有する請求項
    4記載のコンテンツ表示・選択装置。
  6. 【請求項6】 前記解析手段が前記コンテンツ選択イン
    デックスマップに前記コンテンツを示す情報を埋め込む
    とき、コンテンツが存在しない場合は、コンテンツが存
    在しない旨を示す情報を記憶させる手段を有する請求項
    5記載のコンテンツ表示・選択装置。
  7. 【請求項7】 前記解析手段が更にイメージマップ解析
    手段を有し、HTMLで記述されたイメージマップ内の
    領域情報の任意の点を基に、そのコンテンツの表示位置
    とみなし、イメージマップ以外のデータと同様に前記コ
    ンテンツ選択インデックスマップ上にコンテンツ情報を
    記憶する請求項1ないし6のいずれか1つに記載のコン
    テンツ表示・選択装置。
  8. 【請求項8】 HTMLで記述されたコンテンツを表示
    し、かつ表示された前記コンテンツをユーザが選択する
    ことができるコンテンツ表示・選択装置であって、前記
    コンテンツの情報を読み込み、読み込まれた前記コンテ
    ンツ情報を解析し、解析された前記コンテンツの表示位
    置と当該コンテンツのリンク情報を記憶するコンテンツ
    表示位置記憶装置と、前記コンテンツ表示位置記憶装置
    の出力信号によりコンテンツを画像表示装置に表示する
    コンテンツ表示手段と、ユーザの指示を受け入れるキー
    ボード及び/又は音声又は画像認識手段を有するものに
    より、コンテンツを表示・選択するためのコンテンツ表
    示・選択方法であって、 読み込まれた前記コンテンツ情報を解析し、画面に表示
    する必要のあるコンテンツを抽出するステップと、 抽出されたコンテンツの表示位置情報を用いてコンテン
    ツ表示位置関係を2次元の配列にマッピングしたコンテ
    ンツ選択インデックスマップを作成するステップと、 解析された前記コンテンツの表示位置と当該コンテンツ
    のリンク情報を記憶するステップと、 前記コンテンツ表示位置記憶装置の出力信号によりコン
    テンツを画像表示装置に表示するステップと、 前記画像表示装置に表示された複数のコンテンツからユ
    ーザが所望のコンテンツを選択可能とするために、前記
    複数のコンテンツ中の一つを仮に選択する形で前記ユー
    ザが注目可能な表示態様とするステップと、 前記仮に選択されたコンテンツから他のコンテンツに注
    目可能な表示態様を移動させるべくユーザからの2次元
    的移動の指示を前記キーボード及び/又は前記音声又は
    画像認識手段により受け入れるステップと、 受け入れられた前記指示により注目可能な表示態様を2
    次元的に移動させて他のコンテンツを注目可能な表示態
    様とするステップとを、 有するコンテンツ表示・選択方法。
  9. 【請求項9】 前記コンテンツ選択インデックスマップ
    を作成するステップが、 各コンテンツの表示開始位置を抽出するステップと、 抽出された各コンテンツの表示開始位置のy座標と同一
    かあるいは近いものを集めてグループ化するステップ
    と、 前記グループ化された中で、各コンテンツの表示開始位
    置のx座標に応じて前記各グループ内で各コンテンツに
    順番を付けるステップと、 前記グループの順位及びx座標の大きさに応じて全ての
    コンテンツに番号を割り振るステップとを、 有する請求項8記載のコンテンツ表示・選択方法。
  10. 【請求項10】 前記コンテンツを注目可能な表示態様
    とするステップが当該コンテンツの表示色を他のコンテ
    ンツの表示色とは異なるものとするか、又は当該コンテ
    ンツの表示のみをブリンキングさせるものである請求項
    8又は9記載のコンテンツ表示・選択方法。
  11. 【請求項11】 コンテンツを表示、選択するコンテン
    ツ表示・選択方法において、 読み込んだコンテンツの座標をXYの2次元マトリック
    スで管理するステップと、 画面に表示される複数のコンテンツ中の1つの表示態様
    を他のコンテンツの表示態様と異なるものとして注目可
    能な表示態様とするステップと、 注目可能な表示態様のコンテンツからキーボードあるい
    は音声又は画像認識手段により2次元的に移動の指示を
    受け入れることにより所望のコンテンツを選択するステ
    ップとを、 有することを特徴とするコンテンツ表示・選択方法。
  12. 【請求項12】 HTMLで記述されたコンテンツを表
    示し、かつ表示された前記コンテンツをユーザが選択す
    ることができるコンテンツ表示・選択装置であって、前
    記コンテンツの情報を読み込み、読み込まれた前記コン
    テンツ情報を解析し、解析された前記コンテンツの表示
    位置と当該コンテンツのリンク情報を記憶するコンテン
    ツ表示位置記憶装置と、前記コンテンツ表示位置記憶装
    置の出力信号によりコンテンツを画像表示装置に表示す
    るコンテンツ表示手段と、ユーザの指示を受け入れるキ
    ーボード及び/又は音声又は画像認識手段を有するもの
    により、コンテンツを表示・選択するためのコンテンツ
    表示・選択方法のプログラムが記録された記録媒体であ
    って、 読み込まれた前記コンテンツ情報を解析し、画面に表示
    する必要のあるコンテンツを抽出するステップと、 抽出されたコンテンツの表示位置情報を用いてコンテン
    ツ表示位置関係を2次元の配列にマッピングしたコンテ
    ンツ選択インデックスマップを作成するステップと、 解析された前記コンテンツの表示位置と当該コンテンツ
    のリンク情報を記憶するステップと、 前記コンテンツ表示位置記憶装置の出力信号によりコン
    テンツを画像表示装置に表示するステップと、 前記画像表示装置に表示された複数のコンテンツからユ
    ーザが所望のコンテンツを選択可能とするために、前記
    複数のコンテンツ中の一つを仮に選択する形で前記ユー
    ザが注目可能な表示態様とするステップと、 前記仮に選択されたコンテンツから他のコンテンツに注
    目可能な表示態様を移動させるべくユーザからの2次元
    的移動の指示を前記キーボード及び/又は前記音声又は
    画像認識手段により受け入れるステップと、 受け入れられた前記指示により注目可能な表示態様を2
    次元的に移動させて他のコンテンツを注目可能な表示態
    様とするステップとを、 有するコンテンツ表示・選択方法のプログラムが記録さ
    れた記録媒体。
  13. 【請求項13】 HTMLで記述されたコンテンツを表
    示し、かつ表示された前記コンテンツをユーザが選択す
    るためのコンピュータで用いられるコンテンツ表示・選
    択方法のプログラムが記録された記録媒体であって、 読み込んだコンテンツの座標をXYの2次元マトリック
    スで管理するステップと、 画面に表示される複数のコンテンツ中の1つの表示態様
    を他のコンテンツの表示態様と異なるものとして注目可
    能な表示態様とするステップと、 注目可能な表示態様のコンテンツからキーボードあるい
    は音声又は画像認識手段により2次元的に移動の指示を
    受け入れることにより所望のコンテンツを選択するステ
    ップとを、 有するコンテンツ表示・選択方法のプログラムが記録さ
    れた記録媒体。
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