JPH1139029A - 設備保守計画支援システム - Google Patents

設備保守計画支援システム

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JPH1139029A
JPH1139029A JP21124497A JP21124497A JPH1139029A JP H1139029 A JPH1139029 A JP H1139029A JP 21124497 A JP21124497 A JP 21124497A JP 21124497 A JP21124497 A JP 21124497A JP H1139029 A JPH1139029 A JP H1139029A
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JP
Japan
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equipment
plant
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JP21124497A
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Inventor
Keisuke Miyabe
圭介 宮部
Tetsuo Mozai
哲雄 茂在
Katsuhiko Yoshida
勝彦 吉田
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラント設備の修理や交換の判断を適正に行
える設備保守計画支援システムを得ることである。 【解決手段】 点検データ入力手段1で入力されたプラ
ント設備の点検データから、耐力指標値導出手段2は1
つのプラント設備あたり一つまたは複数の耐力指標値を
導出し、耐力表作成手段5によりプラント設備の耐力指
標値を予め定めた耐力表に編集する。そして、耐力判定
手段7はプラント設備毎に耐力指標値に基づいてプラン
ト設備の耐力を評価し、耐力判定手段7で判定された結
果を出力装置17に耐力表の形式で出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電プラント等の
大規模プラントの点検データに基づいて、プラント設備
の保守を行う際の保守計画を支援するための設備保守計
画支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】発電プラント等の大規模プラントでは、
膨大な数の大小の機器や設備から構成されている。これ
らの保守は、所定期間毎に点検を行うことにより行われ
る。そして、その点検時の点検データからプラント設備
の耐力を判断するための耐力指標を取り出し、その耐力
を数値化した耐力指標値を基に、機器の調整や修理ある
いは交換等の判断をすることにより行われる。この判断
は、プラント設備には様々の種類の機器があることか
ら、経験を積んだ技術者が多くの労力をかけて行ってい
るのが現状である。このように、膨大な機器や設備を管
理するための労力は多大であり、経験が要求される業務
であり、効率的な設備の連用や保守費用のミニマム化を
阻害する要因の一つになっている。
【0003】そこで、近年、パソコンやエンジニアリン
グワークステーションの普及により、各種プラント設備
の診断システムや保守支援システムが実用化され、これ
らを用いることにより保守点検の信頼性や作業効率を向
上させることができるようになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の診断システムや保守支援システムが適用されているの
は一部の重要機器に対してだけであり、また一つ一つの
システムの機能や使用方法に違いがあり、別の意味での
経験や労力が要求されるようになってきている傾向にあ
る。
【0005】また、各機器の信頼性向上の結果、点検間
隔の延伸化が行われている。プラントの安定運用を保っ
たまま、点検間隔の延伸化を図るということは、特に機
器や設備の点検、修理、交換といった保守計画の重要性
が増すということでもある。なるべく点検間隔は長い方
がよく、点検に要する時間は短い方がよい。
【0006】点検間隔を長くとる場合、各機器や設備の
健全性の確認が重要である。点検に要する時間を短くす
るためには、事前に修理交換する機器や設備を決めて準
備しておくといったことが保守技術者に要求される。こ
れらは、点検毎の判断より、さらに多くの経験が必要で
あり、個人差が出やすいという問題もある。
【0007】本発明の目的は、プラント設備の修理や交
換の判断を適正に行える設備保守計画支援システムを得
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
設備保守計画支援システムは、プラント設備の点検によ
り発生する点検データを入力する点検データ入力手段
と、点検データから1つのプラント設備あたり一つまた
は複数の耐力指標値を導出する耐力指標値導出手段と、
プラント設備の耐力指標値を予め定めた耐力表に編集す
る耐力表作成手段と、プラント設備毎に耐力指標値に基
づいてプラント設備の耐力を評価する耐力判定手段と、
耐力判定手段で判定された結果を耐力表の形式で出力す
る出力装置とを備えたものである。
【0009】請求項1の発明に係わる設備保守計画支援
システムでは、点検データ入力手段で入力されたプラン
ト設備の点検データから、耐力指標値導出手段は1つの
プラント設備あたり一つまたは複数の耐力指標値を導出
し、耐力表作成手段によりプラント設備の耐力指標値を
予め定めた耐力表に編集する。そして、耐力判定手段は
プラント設備毎に耐力指標値に基づいてプラント設備の
耐力を評価し、耐力判定手段で判定された結果を出力装
置に耐力表の形式で出力する。
【0010】請求項2の発明に係わる設備保守計画支援
システムは、請求項1の発明において、耐力表は、プラ
ント設備項目を行にし耐力指標を列にして構成したもの
である。
【0011】請求項2の発明に係わる設備保守計画支援
システムでは、請求項1の発明の作用に加え、耐力表作
成手段では、プラント設備項目を行にし耐力指標を列に
した耐力表を作成する。従って、プラント設備の耐力は
出力装置に耐力表の形式で出力される。
【0012】請求項3の発明に係わる設備保守計画支援
システムは、請求項1または請求項2の発明において、
耐力判定手段で判定された結果を、点検時期を横軸とし
耐力指標値を縦軸としたグラフで出力装置に出力する耐
力グラフ出力手段を設けたものである。
【0013】請求項3の発明に係わる設備保守計画支援
システムでは、請求項1または請求項2の発明の作用に
加え、耐力判定手段で判定された結果は、点検時期を横
軸とし耐力指標値を縦軸とした過去のトレンドを示すグ
ラフで出力装置に出力される。
【0014】請求項4の発明に係わる設備保守計画支援
システムは、請求項1乃至請求項3の発明において、耐
力判定手段で判定されたプラント設備の複数の耐力指標
値から当該プラント設備の総合的な耐力を導出する総合
耐力判定手段を設け、その判定結果を出力装置に出力す
るようにしたものである。
【0015】請求項4の発明に係わる設備保守計画支援
システムでは、請求項1乃至請求項3の発明の作用に加
え、総合耐力判定手段により、1つのプラント設備の複
数の耐力指標値から当該プラント設備の総合的な耐力を
導出し、その判定結果を出力装置に出力する。これによ
り、プラント設備の総合的な耐力を提供する。
【0016】請求項5の発明に係わる設備保守計画支援
システムは、請求項1乃至請求項4の発明において、予
め定められた予想曲線と過去の耐力指標値とに基づいて
将来の耐力指標値を算出する予測手段を設け、その予測
結果を出力装置に出力するようにしたものである。
【0017】請求項5の発明に係わる設備保守計画支援
システムでは、請求項1乃至請求項4の発明の作用に加
え、予測手段により予め定められた予想曲線と過去の耐
力指標値とに基づいて将来の耐力指標値を算出し、その
予測結果を出力装置に出力する。これにより、修理また
は交換時期を提供する。
【0018】請求項6の発明に係わる設備保守計画支援
システムは、請求項5の発明において、予測手段は、修
理や交換の保守事象に対応する耐力指標値の初期値と予
め定められた予想曲線とに基づいて、修理や交換した場
合の将来の耐力指標値を算出し、その予測結果を出力装
置に出力するようにしたものである。
【0019】請求項6の発明に係わる設備保守計画支援
システムでは、請求項5の発明の作用に加え、予測手段
により、修理や交換した場合のプラント設備の将来の耐
力指標値を算出し、その予測結果を出力装置に出力す
る。これにより、修理や交換後のプラント設備の耐力を
提供する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態に課変わる設備
保守計画支援システムの構成図である。
【0021】プラントの点検時におけるプラント設備か
らの各種点検データは、点検データ入力手段1を介して
耐力指標値導出手段2に入力される。耐力指標値導出手
段2は点検データから1つのプラント設備あたり一つま
たは複数の耐力指標値を導出するものであり、導出され
た耐力指標値は、耐力指標値記憶手段3に保存される。
【0022】耐力指標値は、プラント設備の耐力を判断
するための耐力指標に対して、その耐力を数値化したも
のであり、以下の説明では数値が大きいほど耐力大(余
寿命大)であるとする。この耐力指標値に基づいてプラ
ント設備の修理や交換の判断がなされる。
【0023】次に、耐力表定義記憶手段4には、予め定
められた耐力表のフォーマットが記憶されている。この
耐力表のフォーマットは、図2に示すように、各プラン
ト設備の各耐力種別毎に耐力指標値が定義できるように
構成されている。すなわち、プラント設備aに対しては
耐力指標ア、イ、ウが定義できるように構成され、同様
に、プラント設備b、cに対しても耐力指標ア、イ、ウ
が定義できるように構成されている。
【0024】耐力表作成手段5は、プラント設備の耐力
指標値を予め定めた耐力表ファーマットに従って耐力表
を作成するものであり、例えばプラント設備aについて
は、入力した耐力指標値を該当の耐力指標番号11、1
2、13に登録する。同様に、プラント設備bについて
は、該当の耐力指標番号21、22、23に登録し、プ
ラント設備cについては、該当の各々の耐力指標番号3
1、32、33に登録する。これにより、行にプラント
設備を、列に耐力指標をとり、それぞれの耐力指標値が
登録された耐力表が編集される。
【0025】次に、耐力指標値判定値記憶手段6には、
図3に示すような耐力指標値判定値が記憶されており、
この耐力指標値判定値は、耐力指標ア、イ、ウ毎に、何
段階かの判定しきい値を有している。この判定しきい値
は、耐力指標値の大小によりプラント設備の耐力の大小
を評価するものであり、要注意、要修理、要交換の評価
を行うために使用される。
【0026】例えば、耐力指標アの耐力指標値について
は、2.0未満、1.5未満、1.0未満の3段階の判
定しきい値が記憶されており、同様に、耐力指標イの耐
力指標値については、2.5未満、1.7未満、1.1
未満の3段階の判定しきい値が、耐力指標ウの耐力指標
値については、3.0未満、2.5未満、2.0未満の
3段階の判定しきい値が記憶されている。
【0027】耐力判定手段7は、耐力指標値判定値記憶
手段6に記憶された耐力指標値判定値に基づいて、プラ
ント機器の耐力評価を行う。すなわち、プラント設備毎
に耐力指標の耐力指標値と判定しきい値とを比較し、各
耐力指標値がどのカテゴリー(要注意、要修理、要交
換)かを判定する。
【0028】そして、その判定結果は、出力装置17で
ある表示装置8または印刷装置9に耐力表の形式で出力
される。また、耐力グラフ出力手段10は、耐力判定手
段7で判定された判定結果を、点検時期を横軸とし耐力
指標値を縦軸としたグラフで出力装置17に出力するも
のである。
【0029】図4は、耐力判定手段7の判定結果の出力
例の説明図である。図4(a)は、耐力判定手段7の判
定結果を耐力表の形式で出力した場合の説明図であり、
図4(b)は、プラント設備の部位についての耐力指標
を耐力表の形式で出力した場合の説明図である。
【0030】図4(a)に示すように、行にプラント設
備を、列に耐力指標をとった耐力表の形式で出力され
る。そして、この耐力表に判定しきい値により評価され
た結果を表示または印刷する。すなわち、耐力指標値の
判定結果はそれぞれ識別可能になるように区別して出力
される。従って、一目でどのプラント設備の耐力がない
か、またどの耐力指標が低いかを判定できる。
【0031】また、図4(b)に示すように、プラント
設備が大きい場合にはそのプラント設備の部位を行と
し、その部位に対する耐力指標を列とする耐力表とす
る。この場合も、図4(a)の場合と同様に、一目でど
のプラント設備のどの部位の耐力がないか、またどの耐
力指標が低いかを判定できる。
【0032】図5は、耐力グラフ出力手段10によるグ
ラフ形式で出力した場合の説明図である。これは、横軸
に過去の点検時期をとり、縦軸に耐力指標値をとり、さ
らにプラント設備毎にプロットしたグラフである。図
中、○印はプラント設備a、△印はプラント設備b、×
印はプラント設備cの耐力指標値をそれぞれを示してい
る。このグラフ形式での出力では、耐力指標値の傾向の
把握が容易となる。
【0033】第1の実施例によれば、耐力指標値の判定
結果を判定表の形式またはグラフ形式で出力するので、
容易にプラント設備の耐力を知ることができ、膨大な数
のプラント設備の耐力の管理が容易となる。
【0034】以下、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図6は本発明の第2の実施の形態に係わる設備保守
支援システムの構成図である。この第2の実施の形態
は、図1に示した第1の実施の形態に対し、耐力判定手
段7で判定されたプラント設備の複数の耐力指標値から
当該プラント設備の総合的な耐力を導出する総合耐力判
定手段12を設け、その判定結果を出力装置17に出力
するようにしたものである。総合耐力判定手段12で使
用する総合耐力判定値は、予め総合耐力判定値記憶手段
11に記憶されている。
【0035】図6において、総合耐力判定値記憶手段1
1には、予め総合耐力の判定値が記憶されており、総合
耐力判定値としては、この第2の実施の形態では最も耐
力の低い耐力指標値を使うこととしている。
【0036】総合耐力判定手段12は、一つのプラント
設備に対しての複数の耐力指標値のうち最も耐力の低い
耐力指標値を選択し、その耐力指標値のカテゴリー(要
注意、要修理、要交換)を判定し、それを当該プラント
設備全体としての耐力として評価する。そして、その判
定結果を耐力判定手段7での判定結果と共にされ、出力
装置に耐力表の形式で出力する。図7はその出力例であ
り、プラント設備aについては最も耐力指標値が低い誘
導正接が総合判定結果として出力されている。
【0037】以上の説明では、総合耐力判定値記憶手段
11に予め記憶される総合耐力判定値として、最も耐力
の低い耐力指標値を使用するようにしたが、平均値や重
みづけによる総合判定値を用いるようにしても良い。
【0038】以上述べたように、第2の実施の形態によ
れば、複数の耐力指標値からプラント設備の総合的な耐
力を導出し、その判定結果を出力するので、プラント設
備全体としての耐力を把握できる。従って、膨大な数の
プラント設備の耐力の管理がより容易に行える。
【0039】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図8は本発明の第3の実施の形態に係わる設備保守
支援システムの構成図である。この第3の実施の形態
は、図1に示した第1の実施の形態に対し、予め定めら
れた予想曲線を記憶する予測曲線定義記憶手段13と、
その予測曲線と過去の耐力指標値とに基づいて将来の耐
力指標値を算出する予測手段14と、予測年を入力する
ための入力装置15とを追加して設けたものである。
【0040】予想曲線定義記憶手段13には、図9に示
すように、耐力指標に応じた予想曲線が各耐力指標別に
予め定義され記憶されている。すなわち、耐力指標アに
対しては予想曲線として2次曲線が記憶され、耐力指標
イに対しては予想曲線として直線が記憶され、耐力指標
ウに対しては予想曲線としてロジスティック曲線が記憶
されている。
【0041】予測手段14は、予想曲線定義記憶手段1
3に記憶された予想曲線と過去の耐力指標値とに基づい
て最小2乗法で予想曲線を算出する。そして、入力装置
15からユーザが入力した予測年データから、その予想
曲線を延長する演算を行い、予測年での耐力指標値を予
測する。図10はその予想曲線の出力例である。実線部
分が過去の特性曲線であり点線部分が将来の予想曲線で
ある。図中、○印はプラント設備a、△印はプラント設
備b、×印はプラント設備cの耐力指標値をそれぞれを
示している。
【0042】この第3の実施の形態によれば、予想手段
14にて、過去の耐力指標値と予想曲線により将来の耐
力指標値を算出するので、将来の保守計画を容易とし、
個人差のない保守計画が可能となる。
【0043】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図11は本発明の第4の実施の形態に係わる設備保
守支援システムの構成図である。この第4の実施の形態
は、図8に示した第3の実施の形態に対し、各プラント
設備毎に修理や交換の計画を記憶した修理交換計画記憶
手段16を設け、予測曲線定義記憶手段13には予想曲
線に加え修理や交換の保守事象に対応する耐力指標値の
初期値を予め記憶しておき、予測手段は、修理や交換の
保守事象に対応する耐力指標値の初期値と予め定められ
た予想曲線とに基づいて、修理や交換した場合の将来の
耐力指標値を算出し、その予測結果を出力装置に出力す
るようにしたものである。そして、修理交換計画は入力
装置15を介して修理交換計画記憶手段16に記憶され
る。
【0044】予測曲線定義記憶手段13には、図12に
示すように、各耐力指標別に予想曲線が定義されて記憶
されており、さらに、修理時初期値および交換時初期値
が定義され記憶されている。
【0045】また、修理交換計画記憶手段16には、入
力装置15を介して修理計画や交換計画が入力され保存
される。この修理交換計画記憶手段16には、図13に
示すように、各プラント設備毎に修理や交換の計画が記
憶されている。例えば、プラント設備aについては19
99年に修理の計画が予定されており、プラント設備b
については2000年に交換の計画が予定されている。
【0046】予測手段14は、修理や交換をした場合を
想定して、図12に定義された修理時の初期値や交換時
の初期値を通る予想曲線を演算し、その予想曲線から耐
力指標値を予測する。図14はその出力例の説明図であ
る。図中、○印はプラント設備a、△印はプラント設備
b、×印はプラント設備cの耐力指標値をそれぞれを示
している。また、○”印はプラント設備aの修理初期値
を、△’印はプラント設備bの交換初期値を示してい
る。
【0047】このように、修理や交換時には耐力指標値
が大きく変化するので、修理や交換をした場合を想定し
てその予想曲線から耐力指標値を予測する。
【0048】この第4の実施例によれば、将来の修理や
交換計画を反映して将来の耐力指標値の算出を行うの
で、将釆の保守計画をさらに効率的かつ高精度のものと
することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、発明によれば、膨
大な数のプラント設備の耐力の管理が容易となり、さら
に、将来の保守計画を容易とし、個人差のない保守計画
が可能となる。ひいては、効率的な設備運用や設備の安
定運用の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる設備保守支
援システムの構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態における耐力表定義
記憶手段に記憶された耐力表の説明図。
【図3】本発明の第1の実施の形態における耐力指標値
判定値記憶手段に記憶された耐力指標値判定値の説明
図。
【図4】本発明の第1の実施の形態における耐力判定手
段の判定結果の出力例の説明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態における耐力グラフ
出力手段によるグラフ形式で出力した場合の説明図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係わる設備保守支
援システムの構成図。
【図7】本発明の第2の実施の形態における耐力判定結
果の出力例の説明図。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係わる設備保守支
援システムの構成図。
【図9】本発明の第3の実施の形態における予測曲線定
義記憶手段に記憶された予想曲線定義データの説明図。
【図10】本発明の第3の実施の形態における予想曲線
による出力例の説明図。
【図11】本発明の第4の実施の形態に係わる設備保安
支援システムの構成図。
【図12】本発明の第4の実施の形態における予測曲線
定義記憶手段に記憶された予想曲線定義データの説明
図。
【図13】本発明の第4の実施の形態における修理交換
計画記憶手段に記憶された修理交換計画データの説明
図。
【図14】本発明の第4の実施の形態における予想曲線
による出力例の説明図。
【符号の説明】
1 点検データ入力手段 2 耐力指標値導出手段 3 耐力指標値記憶手段 4 耐力表定義記憶手段 5 耐力表作成手段 6 耐力指標値判定値記憶手段 7 耐力判定手段 8 表示装置 9 印刷装置 10 耐力グラフ出力手段 11 総合耐力判定値記憶手段 12 総合耐力判定手段 13 予測曲線定義記憶手段 14 予測手段 15 入力装置 16 修理交換計画記憶手段 17 出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 勝彦 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラント設備の耐力を判断するための耐
    力指標に対してその耐力を数値化した耐力指標値に基づ
    いて前記プラント設備の保守を行う際の保守計画を支援
    する設備保守計画支援システムにおいて、プラント設備
    の点検により発生する点検データを入力する点検データ
    入力手段と、前記点検データから1つのプラント設備あ
    たり一つまたは複数の耐力指標値を導出する耐力指標値
    導出手段と、前記プラント設備の耐力指標値を予め定め
    た耐力表に編集する耐力表作成手段と、前記プラント設
    備毎に前記耐力指標値に基づいて前記プラント設備の耐
    力を評価する耐力判定手段と、前記耐力判定手段で判定
    された結果を前記耐力表の形式で出力する出力装置とを
    備えたことを特徴とする設備保守計画支援システム。
  2. 【請求項2】 前記耐力表は、前記プラント設備項目を
    行にし前記耐力指標を列にして構成されたことを特徴と
    する請求項1に記載の設備保守計画支援システム。
  3. 【請求項3】 前記耐力判定手段で判定された結果を、
    点検時期を横軸とし耐力指標値を縦軸としたグラフで前
    記出力装置に出力する耐力グラフ出力手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の設備保守
    計画支援システム。
  4. 【請求項4】 前記耐力判定手段で判定された前記プラ
    ント設備の複数の耐力指標値から当該プラント設備の総
    合的な耐力を導出する総合耐力判定手段を設け、その判
    定結果を前記出力装置に出力するようにしたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項3に記載の設備保守計画支援
    システム。
  5. 【請求項5】 予め定められた予想曲線と過去の耐力指
    標値とに基づいて将来の耐力指標値を算出する予測手段
    を設け、その予測結果を前記出力装置に出力するように
    したことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の設
    備保守計画支援システム。
  6. 【請求項6】 前記予測手段は、修理や交換の保守事象
    に対応する耐力指標値の初期値と予め定められた予想曲
    線とに基づいて、修理や交換した場合の将来の耐力指標
    値を算出し、その予測結果を前記出力装置に出力するよ
    うにしたことを特徴とする請求項5に記載の設備保守計
    画支援システム。
JP21124497A 1997-07-23 1997-07-23 設備保守計画支援システム Pending JPH1139029A (ja)

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Cited By (5)

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