JPH1138990A - 音声合成装置 - Google Patents

音声合成装置

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JPH1138990A
JPH1138990A JP9189893A JP18989397A JPH1138990A JP H1138990 A JPH1138990 A JP H1138990A JP 9189893 A JP9189893 A JP 9189893A JP 18989397 A JP18989397 A JP 18989397A JP H1138990 A JPH1138990 A JP H1138990A
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JP
Japan
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input text
language processing
divided
characters
sentence
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9189893A
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English (en)
Inventor
Osamu Ishikawa
修 石川
Hiroyuki Fujimoto
博之 藤本
Toshitaka Yamato
俊孝 大和
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1138990A publication Critical patent/JPH1138990A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声合成の結果が聞きやすくなるようにす
る。 【解決手段】 漢字かな混じり文の入力テキストを音声
合成する音声合成装置において、音声読み上げを行うた
めに言語処理を行う言語処理部1と、入力テキストに含
まれる記号により、入力テキストを一定の文字数の文字
配列になるように分割し分割された文字配列を言語処理
部1に言語処理させる入力テキスト分割部3とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声合成装置に関
し、特に音声合成の結果が聞きやすくなる装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の音声合成装置を説明する図
である。本図に示す如く、音声合成装置には漢字かな混
じり文からなる入力テキストを入力して言語処理を行う
言語処理部1と、言語処理部1で言語処理された結果を
基に音響に処理をしてスピーカより音声を出力させる音
響処理部2とが設けられる。
【0003】図5は図4の音声合成装置による音声読み
上げを説明する図である。例えば、入力テキストとして
「テキストの分割読み上げは、有効ではないのかなと思
う。」を入力すると、言語処理部1では言語処理を開始
し、終了すると、次にこの結果を基に、音響処理部2で
は音響処理が行われる。音響処理部2で最初に読み上げ
る音の音響処理後から連続的にスピーカにより入力テキ
ストが音声で読み上げられる。音響処理部2での音響処
理が終了してある程度するとスピーカからの入力テキス
トの音声読み上げが終了する。このように、終止
符「。」で区切られる一つの文章を単位に音声読み上げ
が行われる。
【0004】図6は入力テキストの複数の文章が同じ長
さの場合の読み上げを説明する図である。本図に示す如
く、複数の文章が同じ長さの場合には、言語処理の時間
が略同じであるので、等間隔で、文章の音声読み上げが
行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7は入力テキストの
複数の文章が異なる長さの場合の読み上げを説明する図
である。本図に示す如く、短い文章と長い文章では言語
処理時間が異なるため、文章の音声読み上げが等間隔で
なくなる。このため、短い文章と長い文章が混在する
と、読み上げられる音声が非常に聞きづらいという問題
がある。
【0006】図8は、複数の文章のうち長い文章をこれ
に含まれる読点「、」で分割して音声読み上げを行う例
を説明する図である。本図に示す如く、長い文章が等し
い長さで二つに分割されると、音声読み上げが等間隔に
近づく。図9は、複数の文章のうち長い文章をこれに含
まれる複数の感嘆符「!」、読点「、」でさらに分割し
た場合の例を示す例である。このように、長い文章をこ
れに含まれる記号等で単に短い文章に分割しようとする
と、文章中の記号の位置で、長い文と短い文ができてし
まい、これらの文の区間に長短が生じ、連続的であるべ
き音声読み上げに無音時間が生じてしまい、やはり聞き
づらいという問題がある。
【0007】したがって、本発明は、このように短い文
章と長い文章が混在しても、聞きやすい音声の読み上げ
を行える音声合成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、漢字かな混じり文の入力テキストを音
声合成する音声合成装置において、音声読み上げを行う
ために前記入力テキストの言語処理を行う言語処理部
と、前記入力テキストに含まれる記号により、入力テキ
ストを一定の文字数の文字配列になるように分割し分割
された文字配列を前記言語処理部に言語処理させる入力
テキスト分割部とを備えることを特徴とする。この手段
により、短い文章と長い文章が混在しても、文章に含ま
れる記号により入力テキストを一定の長さの文字配列に
均一に分割して言語処理が可能になるので、音声読み上
げが等間隔になり、聞きやすくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明に係る音声合成
装置の例を説明する図である。本図に示す如く、図4の
構成に対して、言語処理部1の前段に入力テキストを入
力する入力テキスト分割部3が設けられる。入力テキス
ト分割部3は入力された漢字かな混じり文を複数に分割
し、音声合成をする各分割入力テキストの文字数を一定
の文字数に分割し、各音声合成の処理量を均一化して音
声読み上げを全体として滑らかになり聞きやすくなる。
【0010】図2は入力テキスト分割部3の具体的な動
作例を説明するフローチャートである。本図に示す如
く、ステップS1において入力テキスト分割部3は文字
配列を有し、漢字かな混じり文の入力テキストから1文
字を文字配列に追加する。この文字には記号も含む。ス
テップS2において、入力テキストの終了記号(=NU
LL)かを判断する。
【0011】ステップS3において、ステップS2の判
断が「YES」なら、それまでの文字配列を音声に合成
して音声合成を終了する。ステップS4において、ステ
ップS2の判断が「NO」ならステップS1で入力した
1文字が分割する記号かを判断する。この場合、分割す
る記号には、文章の意味・タイミングが途切れる句読点
記号「。」、「、」、感嘆符記号「!」、疑問符記号
「?」、括弧記号「」、{}、()等、特殊記号$、
¥、&等が用いられる。この判断が「NO」ならステッ
プS1に戻る。
【0012】ステップS5において、ステップS4で分
割する記号が含まれていれば、それまでの文字配列の文
字数が規程まで、例えば10〜15文字に達しいるかを
判断する。10〜15文字の文字数は一例であり、分割
する記号間の文字数を統計的に検討して決定される。な
おこの10〜15文字の言語処理に要する時間は汎用的
な音声合成処理装置では約1秒である。この判断が「N
O」ならステップS1に戻る。ステップS6においてス
テップS5の判断が「YES」なら文字配列の文字を音
声合成する。
【0013】図3は入力テキスト分割部3により分割さ
れた文字配列の例を示す図である。本図に示す如く、分
割された文字配列の文字数が略一定となり、言語処理時
間も同様に略一定となる。また、長い文章を分割して言
語処理部1により言語処理されるので、読み上げ開始時
間も短くなる。このため、従来のような(図9参照)無
音時間が無くなり、音声読み上げが等間隔に行われるよ
うになる。また、分割する記号で区切られた文で音声読
み上げが行われるので、不自然に文が切れることも無
い。
【0014】なお、ステップS4において、入力テキス
トから1文字を追加した時にその1文字が終止符
号「。」ならば、ステップS5の文字配列の文字数に関
係無く、ステップS6の音声合成を行ってもよい。つま
り、終止符号「。」は文字数と無関係に分割の記号と指
定する。文字数に関係なく音声合成が行われても音声読
み上げに不自然になることは無いためである。
【0015】
【発明の効果】以上の説明により、本発明によれば、短
い文章と長い文章が混在しても、文章に含まれる記号に
より入力テキストを一定の長さの文字配列に均一に分割
して言語処理が可能になるので、音声読み上げが等間隔
になり、聞きやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る音声合成装置の例を説明する図で
ある。
【図2】入力テキスト分割部3の具体的な動作例を説明
するフローチャートである。
【図3】入力テキスト分割部3により分割された文字配
列の例を示す図である。
【図4】従来の音声合成装置を説明する図である。
【図5】図4の音声合成装置による音声読み上げを説明
する図である。
【図6】入力テキストの複数の文章が同じ長さの場合の
読み上げを説明する図である。
【図7】入力テキストの複数の文章が異なる長さの場合
の読み上げを説明する図である。
【図8】複数の文章のうち長い文章をこれに含まれる読
点「、」で分割して音声読み上げを行う例を説明する図
である。
【図9】複数の文章のうち長い文章をこれに含まれる複
数の感嘆符「!」、読点「、」でさらに分割した場合の
例を示す例である。
【符号の説明】
1…言語処理部 2…音響処理部 3…入力テキスト分割部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 漢字かな混じり文の入力テキストを音声
    合成する音声合成装置において、 音声読み上げを行うために前記入力テキストの言語処理
    を行う言語処理部と、 前記入力テキストに含まれる記号により、入力テキスト
    を一定の文字数の文字配列になるように分割し分割され
    た文字配列を前記言語処理部に言語処理させる入力テキ
    スト分割部とを備えることを特徴とする音声合成装置。
  2. 【請求項2】 前記入力テキスト分割部は、前記入力テ
    キストの分割に、文章の意味・タイミングが途切れる句
    読点記号「。」、「、」、感嘆符記号「!」、疑問符記
    号「?」、括弧記号「」、{}、()、特殊記号$、
    ¥、&のうちの少なくとも1つを用いることを特徴とす
    る、請求項1に記載の音声合成装置。
  3. 【請求項3】 前記入力テキスト分割部は、終止
    符「。」により分割された文字配列の文字数が一定の文
    字数に達しなくとも、前記言語処理分に分割された文字
    配列の言語処理を行わせることを特徴とする、請求項1
    に記載の音声合成装置。
JP9189893A 1997-07-15 1997-07-15 音声合成装置 Withdrawn JPH1138990A (ja)

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JP9189893A JPH1138990A (ja) 1997-07-15 1997-07-15 音声合成装置

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JP9189893A JPH1138990A (ja) 1997-07-15 1997-07-15 音声合成装置

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JPH1138990A true JPH1138990A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16248957

Family Applications (1)

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JP9189893A Withdrawn JPH1138990A (ja) 1997-07-15 1997-07-15 音声合成装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001343991A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Sharp Corp 音声合成処理装置
CN110400580A (zh) * 2019-08-30 2019-11-01 北京百度网讯科技有限公司 音频处理方法、装置、设备和介质

Cited By (3)

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JP2001343991A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Sharp Corp 音声合成処理装置
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CN110400580B (zh) * 2019-08-30 2022-06-17 北京百度网讯科技有限公司 音频处理方法、装置、设备和介质

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Effective date: 20041005