JPH1138894A - 表示部の窓構造 - Google Patents

表示部の窓構造

Info

Publication number
JPH1138894A
JPH1138894A JP10046257A JP4625798A JPH1138894A JP H1138894 A JPH1138894 A JP H1138894A JP 10046257 A JP10046257 A JP 10046257A JP 4625798 A JP4625798 A JP 4625798A JP H1138894 A JPH1138894 A JP H1138894A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
panel
thick portion
main body
display unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10046257A
Other languages
English (en)
Inventor
Kensho Hachiman
憲昭 八幡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to US08/962,357 priority Critical patent/US5986497A/en
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP10046257A priority patent/JPH1138894A/ja
Priority to US09/081,645 priority patent/US5917651A/en
Publication of JPH1138894A publication Critical patent/JPH1138894A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D11/00Component parts of measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
    • G01D11/28Structurally-combined illuminating devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K35/00Instruments specially adapted for vehicles; Arrangement of instruments in or on vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓材の肉厚部の色彩が他の部分の色彩と異な
って視覚されることにより生ずる表示部の窓材の見苦し
さを、肉厚部の裏面側を着色せずとも解消することがで
きるようにする。 【解決手段】 肉厚部13の裏側に反射面14を設け、
肉厚部13に対し真正面側から見ると、反射面14によ
り反射して、パネル2の色彩がそのまま肉厚部13の色
彩として視覚されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、操作部、特に車
両用空調装置の種々の入力源となる操作部に用いられる
パネルに配される表示部に関し、特にその表示部の表面
をカバーする窓の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用空調装置の操作部では、
例えば実開平7−41919号公報の図2に示されれる
様に、空調温度、選択された吹出モード等を表示する表
示部が、他の入力用のスイッチ釦と共にパネルに配され
ている。
【0003】この表示部は、上記公報では具体的に示さ
れていないが、本願の図5及び図6に示される様に、窓
材100によりその表面がカバーされるのが通常であ
る。そして、窓材100は、無色透明の透過性の部材に
より成り、本体101とその外方に形成されるフランジ
102とで構成されている。また、パネル103の開口
部104に嵌め込む際にその本体101が開口部104
から望まれ、そのフランジ102が開口部104の内周
面に当接する係止部となるように、本体101とフラン
ジ102とに段差が形成され、これに伴いフランジ10
2は、本体101と重複する部位に、窓材100の中央
側がエッジ面106となった肉厚部105が形成されて
いる。
【0004】従って、窓材100は、図6に示される様
にパネル103の開口部104にパネル103の裏側か
らフランジ102が開口部104に当接するまで嵌め込
むことにより、本体101は、開口部104の周縁に肉
厚部105と重複する部位が位置する状態で、パネル1
03に取付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の窓材100の構成では、例えば真正面方向(図6の
矢印)又は斜め下方(矢印)から窓材100を見た
場合には、肉厚部105のエッジ面106が光を反射し
たり逆に光を吸収して暗く見えることにより、本体10
1は、開口部104の縁部よりも中央側にあたかも二重
の線があるように見えることとなる。
【0006】また、真正面方向(図6の矢印)から窓
材100を見た場合には、肉厚部105の色彩がその厚
さゆえに本体101ともパネル103とも異なったもの
となり、本体101の肉厚部105と重複する部分が額
縁のように見えることとなる。
【0007】このため、窓材100は、非常に見苦しく
なり、見る者に低級感を与えてしまうという不具合を有
していた。
【0008】これに対し、窓材100の見栄えを向上す
る手法として、図示しないが、肉厚部105の裏面にシ
ルク印刷等を施すことにより、肉厚部105の裏面側を
実際にパネル103と同一の色彩又は黒色に着色するこ
とが考えられる。
【0009】しかし、印刷したい部分に凹凸がある場合
には、印刷を施す等の作業が容易でないという不都合が
生ずる虞れがある。また、肉厚部105にシルク印刷を
施す場合には、当該印刷部分の周囲を正確にマスキング
することが必要となるので、作業が煩雑化し、コストが
高くなる虞れもある。
【0010】しかも、肉厚部105の裏面側を実際にパ
ネル103と同一の色彩又は黒色に着色したのでは、肉
厚部105のエッジ面106が光を反射したり逆に光を
吸収して暗く見えることにより開口部104の縁部より
も中央側にあたかも二重の線があるように見えてしまう
という不具合については解消することができない。
【0011】そこで、この発明は、窓材の肉厚部の色彩
が他の部分の色彩と異なって視覚されることにより生ず
る見苦しさを、肉厚部の裏面側を着色せずとも解消する
ことができると共に、開口部の縁側よりも中央側に二重
の線があるように見えるのを防止した表示部の窓構造を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明に係
る表示部の窓構造は、不透過性の部材で成るパネルの開
口部に、情報が透過して見える透明な窓材を嵌め込んで
成る表示部の窓構造において、前記開口部は、パネルの
表面側に開口した第1の開口部と、この第1の開口部に
続き、第1の開口部よりも大きな内周幅でパネルの裏面
側に開口した第2の開口部とで構成され、前記窓材は、
その側縁部が前記第1の開口部の側周面と対向する本体
と、その側縁部が前記第2の開口部の側周面と対向する
フランジとで構成され、前記フランジは、前記本体と重
複する部位に肉厚部を有し、この肉厚部に反射面が形成
されたものとなっている(請求項1)。
【0013】これにより、肉厚部に対し真正面方向から
見たときに、第2の開口部の側周面が反射面により反射
して本体の表面に虚像として写るため、本体は少なくと
も肉厚部の幅に沿ってパネルと同様の色彩が視覚される
ので、額縁のように見えるのを防止することができる。
【0014】そして、前記反射面は、肉厚部の厚みを外
周側に向かうにつれて連続的に厚くすることで形成され
るものとし(請求項2)、更には、反射面は、肉厚部の
裏側を所定の角度で傾斜した傾斜面で形成しても(請求
項3)、肉厚部の裏面側を曲面とすることで形成しても
良い(請求項4)。
【0015】これにより、肉厚部の厚みをその外周側に
向かうにつれて連続的に厚くすることにより窓材の中央
側にエッジ面がなくなるので、エッジ面が光を反射した
り逆に光を吸収して暗く見えることがなく、このため本
体の開口部の縁側よりも中央側に二重の線があるように
見えるのを防止することができる。
【0016】その一方で、この表示部の窓構造は、不透
過性の部材で成るパネルの開口部に、情報が透過して見
える透明な窓材を嵌め込んで成る表示部の窓構造におい
て、前記開口部は、パネルの表面側に開口した第1の開
口部と、この第1の開口部に続き、第1の開口部よりも
大きな内周幅でパネルの裏面側に開口した第2の開口部
とで構成され、前記窓材は、その側縁部が前記第1の開
口部の側周面と対向する本体と、その側縁部が前記第2
の開口部の側周面と対向するフランジとで構成され、前
記フランジは、前記本体と重複する部位に肉厚部を有
し、この肉厚部の裏面側に反射用部材を配して反射面が
形成されるものとしても良い(請求項5)。そして、こ
の反射部材の反射面は、反射用部材が金属製部材で形成
される場合には、その反射用部材の肉厚部側面を鏡面仕
上げにすることにより形成し(請求項6)、反射用部材
が合成樹脂部材で形成される場合には、反射用部材の表
面をメッキコートすることにより形成することが考えら
れる(請求項7)。
【0017】この構成によっても、肉厚部に対し真正面
方向から見たときに、第2の開口部の側周面が反射面に
より反射して本体の表面に虚像として写るため、本体は
肉厚部の幅に沿ってパネルと同様の色彩が視覚されるの
で、本体のうち肉厚部と重なる部位の色彩がパネル及び
本体の他の部位と異なる色彩となって、額縁のように見
えるのを防止することができる。また、斜め下方から表
示部の窓材を見ても、窓材の中央側のエッジ面が反射用
部材で隠されるので、光を反射したりするようなことが
なく、本体の開口部の縁側よりも中央側に二重の線があ
るように見えるのを防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。
【0019】図1において、車両用空調装置の様々な入
力源となる操作部1が示されている。かかる操作部1
は、パネル2に、吹出温度、選択されたモード、送風機
の回転レベル等の情報を表示するための表示部3と、全
ての操作を自動にするオートスイッチ釦4aと、全ての
操作をOFFにするオフスイッチ釦4bと、エアコンス
イッチ釦4cと、内外気切換スイッチ釦4dと、デフロ
ストスイッチ釦4eと、送風機回転数切換用のブロワス
イッチ釦4fと、吹出モード切換用のモード切換スイッ
チ釦4gと、温度調節用のコントロール回転摘5とを備
えている。
【0020】このうち、パネル2は、この実施形態では
アクリロニトル=ブエタジエン=スチレン(通称AB
S)から形成されているものであり、その全体が不透明
な黒色をなしている。そして、その表面には、図2に示
される様に、前記釦4a乃至4g及びコントルール回転
摘5が挿嵌される開口部6a乃至6eが形成されている
と共に、表示部3が配される位置には略長方形状の開口
部7が形成されている。
【0021】この開口部7は、図3(a),(b)に示
される様に、第1の開口部7aと、パネル2の裏面から
内方に突出部8を設けることにより形成され、当該第1
の開口部7aよりも大きな内周幅の第2の開口部7bと
を順次連ねることにより段差を形成している。また、パ
ネル2を取付けた際に上端及び下端となる部位には、空
調制御装置(図示せず)に取付けるための取付片9がパ
ネル2の裏側から該パネル2と略直角方向に複数延設し
ている。
【0022】また、前記表示部3の表面カバーとして、
無色の透明な部材で成る窓材10が用いられている。こ
の窓材10は、この実施形態ではポリメタクリル酸メチ
ル(通称PMMA)から形成されているもので、その主
要部をなす本体11と、この本体11の周縁に形成され
たフランジ12とで構成されている。フランジ12は本
体11よりもその本体11の厚み分奥側に後退した位置
にあると共に、本体11と重複して肉厚部13を形成し
ている。そして、本体11の側縁部11aは、第1の開
口部7aの側周面と接し、またフランジ12は、前記開
口部7の第2の開口部7bのうち第1の開口部7aとの
段差面に当接すると同時に、その側縁部12aが第2の
開口部7bの側周面と対向している。尚、フランジ12
の側縁部12aは、この実施形態では、パネル2の第2
の開口部7bの側縁面と当接しているが、若干の隙間が
あっても良い。
【0023】そして、肉厚部13は、この実施形態で
は、外周側に向かうにつれて肉厚部13の厚みが連続的
に厚くなっており、これに伴いその裏面側は傾斜角度α
が本体11の外面に対し45度の平坦な反射面14とな
っている。但し、この傾斜角度は、第2の開口部7bの
内周面が本体11のうち肉厚部13と重複する部位の表
面に虚像として写るような反射角度βを導き出せるもの
であれば、この傾斜角度に限定されるものではない。ま
た、反射面14は、上述のごとく肉厚部13の厚みが外
周側に向かうにつれて連続的に厚くなる構成であれば、
平面に限定されず、図3(b)の二点鎖線に示されるよ
うに曲面であっても良い。
【0024】従って、上述の表示部の窓材10の構成に
よれば、図2に示される様に、窓材10をパネル2の開
口部7に第2の開口部7b側から嵌め込んだ場合には、
図3に示される様に、本体11の肉厚部13と重複する
部位が開口部7の周縁に位置すると共に、フランジ12
の側縁部12aが第2の開口部7bの側周面と対向した
状態となる。
【0025】これにより、図3(b)に示される様に、
窓材10の肉厚部13に対し真正面から見た場合には、
反射面14により反射して、本体11の表面のうち肉厚
部13と重なる部位に、第2の開口部7bの内周面が虚
像として窓材10の本体11の端、即ち開口幅から所定
の色幅γのごとく写り、パネル2の色彩である黒色がそ
のまま本体11の色彩として視覚されるので、本体11
のうち肉厚部13と重複する部位が額縁のように見える
ことはない。尚、反射面14を曲面とする場合には、パ
ネル2の色彩が見える色幅γは、本体11の肉厚部13
と重複しない部位にも適宜拡がることとなる。また、窓
材10の肉厚部の中央側面をエッジ面ではなく傾斜面又
は曲面としたことにより、例えば斜め下方から見た際に
も反射して光って見えたり、光を吸収して暗く見えたり
することがない。
【0026】ところで、反射面14を肉厚部13の厚み
をその外周側に向かうにつれて連続的に厚くすることで
形成するものとして説明したが、必ずしもこれに限定さ
れるものではなく、肉厚部13とは別に反射用部材15
を用いても良い。かかる実施形態について図4(a)及
び(b)に基づいて説明する。尚、上述の実施形態と同
様の構成については、同一の符号を付してその説明を省
略し、窓材10と反射用部材15について以下説明す
る。
【0027】このうち、窓材10は、先の実施形態と同
様の材質(PMMA)で成り、その主要部をなす本体1
1と、この本体11の周縁に形成されたフランジ12と
で形成され、フランジ12は本体11よりもその本体1
1の厚み分奥側に後退した位置にあると共に、本体11
と重複して肉厚部13を形成している構成については、
前述の実施形態と同様である。但し、フランジ12の本
体11と重複しない部位の厚みは、第2の開口部7bの
裏面側縁に達しない程度の厚みとなっている。そして、
肉厚部13の厚みを、いずれの部位も均等にフランジ1
2と同じ厚みとすることにより、肉厚部13と本体11
とが重複する部位と肉厚部13と本体11とが重複しな
い部位との境目でも段差が形成されており、段差面がエ
ッジ面となっている。
【0028】これに対し、反射用部材15は、略四角形
状の環状に形成された枠体16と、かかる枠体16の外
縁に形成された係合部17と、かかる枠体16の内縁に
形成された反射部18とで構成されている。
【0029】このうち、係合部17は枠体16に対し突
起部8の角度と同じ角度でかかる枠体16の外縁から延
出しており、これにより係合部17と突起部8とを適宜
当接させることができるようになっている。
【0030】また、枠体16は、フランジ12の裏側面
と所定の間隔を開けて略平行に延びる平板状のもので、
フランジ12の本体11と重複しない部位と肉厚部13
との境目において反射部18と連接している。
【0031】反射部18は、枠体16側から先端側に進
むにつれて窓材10に近づくもので、窓材10の段差に
より形成された角部とその中腹部で接すると共に、窓材
10の本体11にその端部が当接している。この反射部
18は、その肉厚部13側に平坦な反射面14を有して
おり、反射面14は、この実施形態では、傾斜角度αが
本体11の外面に対し45度となっている。そして、反
射用部材15に金属製部材が用いられる場合には例えば
鏡面仕上げによって、反射用部材15に樹脂部材が用い
られる場合には例えばメッキコートすることによって形
成されている。但し、反射部18の反射面14は、平坦
面に限定されず、曲面であっても構わない。また、反射
面の傾斜角度αも、第2の開口部7bの内周面が本体1
1のうち肉厚部13と重複する部位の表面に虚像として
写るような反射角度βを導き出せるものであれば、この
傾斜角度に限定されるものではない。
【0032】これにより、図4(b)に示される様に、
窓材10の肉厚部13に対し真正面から見た場合には、
反射部材15の反射面14により反射して本体11のう
ち反射面14と重複する部位の表面上に第2の開口部7
bの内周面が虚像として窓材10の本体11の端、即ち
開口幅から所定の色幅γのごとく写り、パネル2の色彩
である黒色がそのまま本体11のうち反射面14と重複
する部位の色彩として視覚される。また、図3(b)に
示される様に、窓材10を斜め下方から見た場合には、
窓材10の中央側のエッジ面が反射用部材15で隠さ
れ、しかも反射用部材15は反射面14を有する部位が
パネル側よりも本体側の方が窓材に近づく形状となって
いる。このため、斜め下方から窓材10を見ても、反射
用部材15の反射部18の反射面14と反対側の面が光
を反射しないので、本体の開口部の縁側よりも中央側に
二重の線があるように見えるのを防止することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上により、請求項1、2、3又は4に
記載の発明によれば、肉厚部に対し真正面方向から見て
も、反射面により反射してあたかも窓材の本体の端部、
即ち開口部から所定の幅において、パネルの色彩が視覚
され、従来のように本体のうち肉厚部と重なる部位の色
彩がパネル及び本体の他の部位と異なる色彩となること
を防止することができるので、本体の開口部の周縁が額
縁のように見えることを防止することができ、見る者に
低級感を与えるのを防止することができる。
【0034】また、特に請求項1、2、3又は4に記載
の発明によれば、この表示部の窓材の見栄えを良くする
ために肉厚部のパネルの裏側の面に対し実際に着色する
必要がないので、作業が煩雑になるのを回避することが
できると共にコストも抑制することができる。
【0035】特に、請求項2、3又は4に記載の発明に
よれば、肉厚部の厚みをその外周側に向かうにつれて連
続的に厚くすることにより窓材の中央側にエッジ面がな
くなるため、光を反射したり逆に光を吸収して暗く見え
るようなことがなく、本体の開口部の縁側よりも内側に
二重の線があるように見えるのを防止することができる
ので、表示部の窓材の見栄えを良くすることができる。
【0036】一方、請求項5、6、又は7に記載の発明
によれば、肉厚部に対し真正面方向から見ても、反射面
により反射してあたかも窓材の本体の端部、即ち開口部
から所定の幅において、パネルの色彩が視覚され、従来
のように本体のうち肉厚部と重なる部位の色彩がパネル
及び本体の他の部位と異なる色彩となることを防止する
ことができるので、本体の開口部の周縁が額縁のように
見えることを防止することができ、見る者に低級感を与
えるのを防止することができる。
【0037】特に、請求項6、又は7に記載の発明によ
れば、斜め下方から窓材を見ても、反射用部材で窓材の
中央のエッジ面が反射用部材で隠され、しかも反射用部
材は反射面を有する部位がパネル側よりも本体側の方が
窓材に近づく形状となっているため、反射して光って見
えるようなことがなく、本体の開口部の縁側よりも中央
側に二重の線があるように見えるのを防止することがで
きるので、窓材の見栄えを良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明に係る表示部の窓材が用いら
れる操作部の構成を示した平面図である。
【図2】図2は、パネルとかかるパネルの開口部に嵌め
込まれる表示部の窓材の構成を示した斜視図である。
【図3】図3(a)は、パネルの開口部に表示部の窓材
が嵌め込まれた状態を示す概略断面図であり、図3
(b)は、図3(a)の要部拡大図である。
【図4】図4(a)は、パネルの開口部に表示部の窓材
が嵌め込まれ、更に窓材の背後に反射部材が配された状
態を示す概略断面図であり、図4(b)は、図4(a)
の要部拡大図である。
【図5】図5は、従来の表示部の窓材とかかる表示部の
窓材が嵌め込まれるパネルの構成を示した斜視図であ
る。
【図6】図6は、従来の表示部の窓材がパネルの開口部
に嵌め込まれた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 パネル 3 表示部 7 開口部 7a 第1の開口部 7b 第2の開口部 10 窓材 11 本体 12 フランジ 13 肉厚部 14 反射面 15 反射用部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不透過性の部材で成るパネルの開口部
    に、情報が透過して見える透明な窓材を嵌め込んで成る
    表示部の窓構造において、 前記開口部は、パネルの表面側に開口した第1の開口部
    と、この第1の開口部に続き、第1の開口部よりも大き
    な内周幅でパネルの裏面側に開口した第2の開口部とで
    構成され、 前記窓材は、その側縁部が前記第1の開口部の側周面と
    対向する本体と、その側縁部が前記第2の開口部の側周
    面と対向するフランジとで構成され、 前記フランジは、前記本体と重複する部位に肉厚部を形
    成し、この肉厚部に反射面が形成されていることを特徴
    とする表示部の窓構造。
  2. 【請求項2】 反射面は、肉厚部の厚みを外周側に向か
    うにつれて連続的に厚くすることで形成されたことを特
    徴とする請求項1に記載の表示部の窓構造。
  3. 【請求項3】 反射面は、肉厚部の裏側を所定の角度で
    傾斜した傾斜面で形成されたことを特徴とする請求項2
    に記載の表示部の窓構造。
  4. 【請求項4】 反射面は、肉厚部の裏面側を曲面とする
    ことで形成されたことを特徴とする請求項2に記載の表
    示部の窓構造。
  5. 【請求項5】 不透過性の部材で成るパネルの開口部
    に、情報が透過して見える透明な窓材を嵌め込んで成る
    表示部の窓構造において、 前記開口部は、パネルの表面側に開口した第1の開口部
    と、この第1の開口部に続き、第1の開口部よりも大き
    な内周幅でパネルの裏面側に開口した第2の開口部とで
    構成され、 前記窓材は、その側縁部が前記第1の開口部の側周面と
    対向する本体と、その側縁部が前記第2の開口部の側周
    面と対向するフランジとで構成され、 前記フランジは、前記本体と重複する部位に肉厚部を形
    成し、この肉厚部の裏面側に反射用部材を配して反射面
    が形成されたことを特徴とする表示部の窓構造。
  6. 【請求項6】 反射面は、反射用部材を金属製部材で形
    成し、その反射用部材の肉厚部側面を鏡面仕上げにする
    ことにより形成されたことを特徴とする請求項5に記載
    の表示部の窓構造。
  7. 【請求項7】 反射面は、反射用部材を合成樹脂部材で
    形成し、その反射用部材の表面をメッキコートすること
    により形成されたことを特徴とする請求項5に記載の表
    示部の窓構造。
JP10046257A 1997-05-16 1998-02-12 表示部の窓構造 Pending JPH1138894A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/962,357 US5986497A (en) 1997-05-16 1997-10-31 Interface circuit for capacitive sensor
JP10046257A JPH1138894A (ja) 1997-05-22 1998-02-12 表示部の窓構造
US09/081,645 US5917651A (en) 1997-05-22 1998-05-20 Window structure of an indicator unit

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14854697 1997-05-22
JP9-148546 1997-05-22
JP10046257A JPH1138894A (ja) 1997-05-22 1998-02-12 表示部の窓構造
US09/081,645 US5917651A (en) 1997-05-22 1998-05-20 Window structure of an indicator unit

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1138894A true JPH1138894A (ja) 1999-02-12

Family

ID=27292555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10046257A Pending JPH1138894A (ja) 1997-05-16 1998-02-12 表示部の窓構造

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5917651A (ja)
JP (1) JPH1138894A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002040954A (ja) * 2000-07-21 2002-02-08 Yoshida Industry Co Ltd 電子機器の表示器の保護パネル及び電子器機の表示装置構造

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19836285C1 (de) * 1998-08-11 1999-10-28 Winter & Ibe Olympus Endoskopische Optik mit verlötetem Fenster

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3650599A (en) * 1971-01-28 1972-03-21 Carl Pedersen Measuring instrument and reading device assembly
US3747413A (en) * 1971-11-08 1973-07-24 Lawrance Electronics Mfg Corp Light shield for an indicating instrument

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002040954A (ja) * 2000-07-21 2002-02-08 Yoshida Industry Co Ltd 電子機器の表示器の保護パネル及び電子器機の表示装置構造

Also Published As

Publication number Publication date
US5917651A (en) 1999-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4988140A (en) Visor with an electrically controlled vanity mirror cover
GB2089549A (en) Liquid crystal display
US5703625A (en) Illuminated push button display
JPH07267002A (ja) モニターテレビ内蔵後写鏡
US10685623B2 (en) Toggle paddle
JPH1138894A (ja) 表示部の窓構造
JP4035245B2 (ja) 自動車用照明付き表示板
JPH0794060A (ja) 操作パネル装置
JP3301268B2 (ja) 透過照明型メータ
KR0120840Y1 (ko) 조명장치가 내장된 자동차의 리어 배너티미러
JPH10142592A (ja) 車両用液晶表示装置
JP3412807B2 (ja) 車両用計器の照明構造
JP3485709B2 (ja) セグメント型表示器
CN221642260U (zh) 磁控化妆镜遮阳板
JPS6323826Y2 (ja)
JP3708188B2 (ja) 操作ユニット
US20230302996A1 (en) Full display mirror assembly with through bezel infrared illumination
JPH0348631Y2 (ja)
JPH0992086A (ja) 操作ボタン
KR101151119B1 (ko) 차량용 공조장치의 액정 디스플레이 누광방지 실드 렌즈
JPH0618096A (ja) 冷暖房機器等の表示装置
US9434254B2 (en) Display device
JP2000193497A (ja) 指針照明装置
JP3505881B2 (ja) 計器用発光指針
JP2680105B2 (ja) 液晶表示装置