JPH1138311A - 補助光投光装置 - Google Patents

補助光投光装置

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Publication number
JPH1138311A
JPH1138311A JP19409497A JP19409497A JPH1138311A JP H1138311 A JPH1138311 A JP H1138311A JP 19409497 A JP19409497 A JP 19409497A JP 19409497 A JP19409497 A JP 19409497A JP H1138311 A JPH1138311 A JP H1138311A
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JP
Japan
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auxiliary light
lens
light projecting
area
projecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP19409497A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ueda
浩 上田
Kazumi Sugitani
一三 杉谷
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/118,274 priority patent/US6115555A/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の測距性能を保ちつつ広角レンズにも対応
した補助光投光領域を持つ補助光投光装置を提供する。 【解決手段】左右の軸外用の補助光投光領域をそれぞれ
9,11の様に広げ、撮影レンズとして広角レンズを使
用した場合の焦点検出領域6w,8wをそれぞれ左端,
右端で捉える事ができるようにしている。但し、軸上用
の補助光投光領域に関しては、10で示すように撮影レ
ンズとして標準レンズを使用する場合に対応した従来の
ままとし、補助光の被写体への照度ひいては到達距離を
従来のレベルで維持している。つまり、光源から被写体
に対して補助光を投光する際の倍率を、軸上用と軸外用
とで異なった値になるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輝度或いはコント
ラストの低い被写体に対する焦点検出時に使用される補
助光投光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、撮影レンズのデフォーカス量
を算出して、或いは被写体までの距離を検出して焦点を
自動調節する自動焦点調節装置、即ちいわゆるオートフ
ォーカス(AF)がカメラ等において使用されている。
これは、例えば前者では、撮影画面上の焦点検出領域に
おける被写体の像の位置関係或いはコントラストによ
り、焦点のズレ量を算出し、この算出したズレ量に従っ
て前記撮影レンズを駆動させ、焦点の調節を行うもので
ある。また、光量の不足する(低輝度の)被写体に対し
ては、カメラ側に設けた補助の光源から補助光をその被
写体に投光する事により、能動的に焦点検出を行ってい
る。
【0003】さらに、測距視野を広くして測距すべき被
写体を確実に捉えるために、焦点検出領域を複数とし、
被写体に複数の補助光光束を投射し、その被写体からの
反射光を複数の受光器で検知する事も行われている。こ
れは、被写体にスポット光を投光して測距を行う場合、
被写体条件により、所定の反射光量が得られない場合
や、例えば二人が並んだ人物撮影のような場合、測距視
野が狭いためにその測距視野が人物の間に入ってしま
い、測距不能や誤測距となったりするという欠点を補う
ためのものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来よ
り、上記焦点検出領域に対する補助光投光領域は、基本
的に、撮影レンズとしていわゆる標準レンズを使用した
ときに、効率の良い投光が行われるように設定されてい
るので、このカメラに広角レンズ或いは近年開発されて
いる広角領域を持つズームレンズ等を取り付けて撮影し
ようとすると、焦点検出領域が被写体及び補助光投光領
域に対して広がってしまう事になる。特に、撮影レンズ
の主光軸から外れた位置の焦点検出領域は、その主光軸
に対して大きく離れてしまうので、その焦点検出領域に
対する軸外用補助光の投光が殆どなされない事になって
しまう。
【0005】具体的には、例えば図7に示すように、従
来の補助光投光領域は、標準レンズを使用したときの焦
点検出領域に合わせて、中央の10と左右の12,13
のように設定されていた。ところが、この設定のままで
広角レンズを使用すると、焦点検出領域は中央の7wと
左右の6w,8wとなり、特に左右の6w,8wは従来
の軸外用の補助光投光領域12,13では殆ど捉える事
ができなくなってしまう。
【0006】逆に、広角レンズに全面的に対応した補助
光投光領域を設定すると、標準レンズを使用したときに
は焦点検出領域に対して補助光投光領域が余分に広くな
ってしまい、補助光の被写体への照度が低くなって到達
距離も短くなってしまう。また、例えば白壁の撮影のよ
うに、被写体としての明るさは或程度保たれていても、
コントラストの低い被写体に対しては焦点検出ができな
い場合、被写体の明るさに負けない高輝度でパターンを
持った補助光でコントラストを高くするいわゆるローコ
ン補間を行う際の従来の性能も保てなくなってしまう。
本発明は、これらの問題点に鑑み、従来の測距性能を保
ちつつ広角レンズにも対応した補助光投光領域を持つ補
助光投光装置を提供する事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、被写体からの光により焦点検出を行う
に際し、その被写体に対して補助光を投光するための補
助光投光装置であって、前記被写体上の複数の焦点検出
領域に対応した複数の補助光投光領域の内、撮影レンズ
の主光軸上に位置する補助光投光領域よりも、前記主光
軸外に位置する補助光投光領域の方が、面積が広くなる
ように補助光を投光するようになっている構成とする。
【0008】また、前記撮影レンズの主光軸上に位置す
る補助光投光領域に補助光を投光する補助光光学系より
も、前記主光軸外に位置する補助光投光領域に補助光を
投光する補助光光学系の方が、光源拡大倍率が高い構成
とする。
【0009】さらに、前記各補助光光学系は光源と補助
光レンズとを有しており、前記撮影レンズの主光軸上に
位置する補助光投光領域に補助光を投光する補助光光学
系における光源と補助光レンズとの間よりも、前記主光
軸外に位置する補助光投光領域に補助光を投光する補助
光光学系における光源と補助光レンズとの間の方が、距
離が大きい構成とする。また、前記各補助光レンズは互
いに一体となっている構成とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態
における一眼レフカメラの概略構成を示すブロック図で
ある。同図において、S1はレリーズ釦が半押しの状態
のときにONとなるスイッチ、AL1,AL2はそれぞ
れ補助光投光装置、AFは焦点検出装置、20は撮影レ
ンズ、Mは撮影レンズ20を駆動するモータ、21は例
えばマイクロコンピュータ等により構成される制御部で
ある。
【0011】同図において、図示しないレリーズ釦が半
押しされ、スイッチS1がONの状態になると、制御部
21からの指示により、補助光投光装置AL1或いはA
L2が作動して、被写体上の焦点検出領域に相当する部
分及びその周辺に補助光を投光し、被写体の光量を十分
に確保した上で、撮影レンズ20を通過した被写体の光
を焦点検出装置AFにより受光し、焦点検出を行う。そ
して、その情報に基づいて、制御部21において焦点の
ズレ量を算出し、この算出したズレ量に従ってモータM
を駆動し、撮影レンズ20を駆動させて、焦点の調節を
行う。
【0012】図2は、本実施形態の補助光投光装置の構
成を示す模式図である。同図において、1,2は補助光
を投光するための補助光レンズ、3,4は補助光の光源
となる発光ダイオード(LED)、5はプリズムであ
る。プリズム5は、発光ダイオード3からの光をそれぞ
れ撮影画面16の左右に分光して投光させる面5B,5
Cと、発光ダイオード4からの光を撮影画面16の中央
付近即ち主光軸周りに投光させる面5Aとより構成され
ている。尚、補助光レンズ1,発光ダイオード3,プリ
ズム5の5B,5Cの組み合わせが、例えば上記AL1
に相当し、補助光レンズ2,発光ダイオード4,プリズ
ム5の5Aの組み合わせが、例えば上記AL2に相当す
る。
【0013】一方、6,7,8で示される焦点検出領域
の内、例えば、7は長手方向を水平方向にして撮影画面
16のほぼ中央部に位置し、6,8は長手方向を縦方向
にしてそれぞれ撮影画面16の左右に位置している。そ
して、プリズム5の右上領域を構成する5Bを通過した
補助光が、撮影画面16左の焦点検出領域6を含む補助
光投光領域9に投光され、プリズム5の左上領域を構成
する5Cを通過した補助光が、撮影画面16右の焦点検
出領域8を含む補助光投光領域11に投光される。ま
た、プリズム5の下部領域を構成する5Aを通過した補
助光が、撮影画面16中央の焦点検出領域7を含む補助
光投光領域10に投光される。
【0014】図3は、本実施形態の補助光投光領域と焦
点検出領域との関係を示す図である。同図において破線
で示す領域は、撮影レンズとしていわゆる標準レンズ
(例えば焦点距離50mm)を使用する場合の焦点検出
領域とそれに対応した補助光投光領域であり、実線で示
す領域は、いわゆる広角レンズ(例えば焦点距離28m
m)を使用する場合の焦点検出領域とそれに対応した補
助光投光領域である。但し、撮影レンズの主光軸周りに
投光する軸上用補助光は、中央の補助光投光領域10で
示す標準レンズに対応した従来の領域のみとなってい
る。
【0015】同図に示すように、標準レンズを使用する
場合の焦点検出領域は、中央の7tと左右の6t,8t
で表され、従来の補助光投光領域は、中央の焦点検出領
域7tがすっぽり入る10と、左右の焦点検出領域6
t,8tをそれぞれ左端,右端で捉える左右の12,1
3の様に設定されていた。
【0016】そこで、本実施形態では、左右の軸外用の
補助光投光領域をそれぞれ9,11の様に広げ、焦点検
出領域6w,8wをそれぞれ左端,右端で捉える事がで
きるようにしている。但し、軸上用の補助光投光領域に
関しては、10で示すように従来のままとし、補助光の
被写体への照度ひいては到達距離(本実施形態では例え
ば15m程度)を従来のレベルで維持している。これに
より、いわゆるローコン補間を行う際に必要な補助光の
輝度も、少なくとも軸上用補助光で維持する事ができ、
従来の性能を保つ事ができる。つまり、光源から被写体
に対して補助光を投光する際の倍率を、軸上用と軸外用
とで異なった値になるようにしている。
【0017】本実施形態においては、軸上用補助光光学
系の光源拡大倍率は250倍程度、軸外用補助光光学系
のそれは350倍足らずとなっていて、軸上用補助光光
学系の倍率に対する軸外用補助光光学系の倍率の比は
1.4倍程度となっている。勿論これらの数値に限定さ
れるものではない。尚、撮影レンズとして望遠レンズを
使用した場合或いはズームレンズの望遠端の場合は、同
図の各焦点検出領域は狭くなり、左右の焦点検出領域は
撮影レンズの主光軸に近づくので、補助光投光領域から
はみ出す事はない。
【0018】図4は、本実施形態の補助光投光装置を側
面から見たときの光路図である。軸外用補助光の倍率を
軸上用補助光の倍率に対して高くし、補助光投光領域を
広くするために、同図に示すように、軸外用発光ダイオ
ード3と補助光レンズ1との距離を軸上用発光ダイオー
ド4と補助光レンズ2との距離よりも小さくしてある。
また、光学系を構成しやすくするために、補助光レンズ
1と補助光レンズ2とを一体化してある。
【0019】図5は、本実施形態の補助光投光装置を下
面から見たときの光路図である。同図に示すように、発
光ダイオード4から出た補助光は、補助光レンズ2によ
り拡大され、プリズム5を通過して被写体上の中央の補
助光投光領域10に投光される。ここでの領域の広さ
は、上述のように従来と変わっていない。
【0020】図6は、本実施形態の補助光投光装置を上
面から見たときの光路図である。同図に示すように、発
光ダイオード3から出た補助光は、補助光レンズ1によ
り拡大され、プリズム5により左右に分光されて、それ
ぞれ被写体上の補助光投光領域9,11に投光される。
ここでの領域の広さは、上述のように従来より広くなっ
ている。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
十分な強度を保ちつつ広角レンズ使用時の広い範囲にも
対応した補助光投光をする事ができる。また、請求項2
によるならば、左右の軸外用の補助光投光領域を広げる
事により、広角レンズ使用時の左右の焦点検出領域をそ
れぞれ左端,右端で捉える事ができ、また、軸上用の補
助光投光領域に関しては従来のままとし、補助光の被写
体への照度ひいては到達距離を従来のレベルで維持する
事ができる。
【0022】また、請求項3及び請求項4によるなら
ば、補助光光学系が設計上構成しやすくなり、撮影装置
の小型化或いはコストダウンに寄与する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における一眼レフカメラの概略構成
を示すブロック図。
【図2】本実施形態の補助光投光装置の構成を示す模式
図。
【図3】補助光投光領域と焦点検出領域との関係を示す
図。
【図4】本実施形態の補助光投光装置を側面から見たと
きの光路図。
【図5】本実施形態の補助光投光装置を下面から見たと
きの光路図。
【図6】本実施形態の補助光投光装置を上面から見たと
きの光路図。
【図7】従来の補助光投光領域と広角レンズ使用時の焦
点検出領域との関係を示す図。
【符号の説明】
S1 スイッチ AL1,AL2 補助光投光装置 AF 焦点検出装置 M モータ 1,2 補助光レンズ 3,4 発光ダイオード 5 プリズム 6t,7t,8t 標準レンズを使用した場合の焦点
検出領域 6w,7w,8w 広角レンズを使用した場合の焦点
検出領域 9,10,11 補助光投光領域 16 撮影画面 20 撮影レンズ 21 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03B 15/02 G03B 3/00 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体からの光により焦点検出を行うに
    際し、該被写体に対して補助光を投光するための補助光
    投光装置であって、 前記被写体上の複数の焦点検出領域に対応した複数の補
    助光投光領域の内、撮影レンズの主光軸上に位置する補
    助光投光領域よりも、前記主光軸外に位置する補助光投
    光領域の方が、面積が広くなるように補助光を投光する
    ようになっている事を特徴とする補助光投光装置。
  2. 【請求項2】 前記撮影レンズの主光軸上に位置する補
    助光投光領域に補助光を投光する補助光光学系よりも、
    前記主光軸外に位置する補助光投光領域に補助光を投光
    する補助光光学系の方が、光源拡大倍率が高い事を特徴
    とする請求項1に記載の補助光投光装置。
  3. 【請求項3】 前記各補助光光学系は光源と補助光レン
    ズとを有しており、前記撮影レンズの主光軸上に位置す
    る補助光投光領域に補助光を投光する補助光光学系にお
    ける光源と補助光レンズとの間よりも、前記主光軸外に
    位置する補助光投光領域に補助光を投光する補助光光学
    系における光源と補助光レンズとの間の方が、距離が大
    きい事を特徴とする請求項2に記載の補助光投光装置。
  4. 【請求項4】 前記各補助光レンズは互いに一体となっ
    ている事を特徴とする請求項3に記載の補助光投光装
    置。
JP19409497A 1997-07-18 1997-07-18 補助光投光装置 Pending JPH1138311A (ja)

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JP19409497A JPH1138311A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 補助光投光装置
US09/118,274 US6115555A (en) 1997-07-18 1998-07-17 Image shooting apparatus

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JP19409497A JPH1138311A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 補助光投光装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012058720A (ja) * 2010-08-09 2012-03-22 Nikon Corp 投影装置、及び閃光装置、並びにカメラ
WO2021017476A1 (zh) * 2019-08-01 2021-02-04 成都极米科技股份有限公司 基于辅助工具的对焦方法、辅助工具及投影系统

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JP2012058720A (ja) * 2010-08-09 2012-03-22 Nikon Corp 投影装置、及び閃光装置、並びにカメラ
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040601

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02