JPH1138030A - 回転検出装置 - Google Patents

回転検出装置

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JPH1138030A
JPH1138030A JP19406897A JP19406897A JPH1138030A JP H1138030 A JPH1138030 A JP H1138030A JP 19406897 A JP19406897 A JP 19406897A JP 19406897 A JP19406897 A JP 19406897A JP H1138030 A JPH1138030 A JP H1138030A
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JP
Japan
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magnetic
rotor
magnetic path
rotation
opposing
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JP19406897A
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Inventor
Takayuki Tsuchiya
高行 土屋
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出精度の向上が図れる回転検出装置を提供
すること。 【解決手段】 被検出体4とともに回転しその回転方向
に沿って所定の間隔で形成され回転により同一軌道上を
移動する多数の突部21を形成してなるロータ2と、突
部21の近傍に配置され突部21の移動に伴う磁束変化
を検出する検出器3とを備えて構成され、検出器3はロ
ータ2の突部21に向かって延びる三つの対向部31a
〜31cを形成してなる磁路部材31と、その磁路部材
31の対向部31aと他の対向部31b、31cとの間
に磁束を生じさせる磁石32と、対向部31aと対向部
31b、31cとの間の磁束の変化を検出する磁気セン
サ33、34とを備え、かつ、対向部31b、31cが
ロータ2の回転方向に対し突部21の形成間隔の整数倍
と異なる寸法で設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検出体の回転速
度、回転方向などの回転状態を検出する回転検出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転検出装置として、特開昭59
−230110号公報に記載されるものが知られてい
る。この回転検出装置は、公報の第1図に示されるよう
に、周面に凹凸を設けた歯車の外周位置に二つのピック
アップセンサを配置した電磁式の回転検出器である。こ
の回転検出器は、二つのピックアップセンサを歯車歯の
形成間隔に対し90度の位相差をもたせて対向配置する
ことにより、被測定軸の回転角度や回転方向を検出しよ
うとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回転検出装置にあっては、高い精度で回転角度などの検
出が困難であるという問題点がある。すなわち、従来の
回転検出装置では、二つのピックアップにより被測定軸
の回転状態を高い精度で計測しようとすると、その二つ
のピックアップを歯車の歯に対して正確に配置する必要
がある。このようなピックアップの配置作業は、非常に
困難なものとなり、また、作業性の悪いものとなる。
【0004】そこで本発明は、以上のような問題点を解
決するためになされたものであって、検出精度の向上が
図れる回転検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係る回転検出装置は、被検出体とと
もに回転しその回転方向に沿って所定の間隔で形成され
回転により同一軌道上を移動する多数の磁路構成部を形
成してなるロータと、磁路構成部の近傍に配置され、磁
路構成部の移動に伴う磁束変化を検出する検出器とを備
えて構成され、検出器はロータの磁路構成部に向かって
延びる少なくとも三つの対向部を形成してなる磁路部材
と、その磁路部材の一の対向部と他の対向部との間に磁
束を生じさせる磁石と、一の対向部と他の対向部との間
の磁束の変化を検出する磁気センサとを備え、かつ、他
の対向部のうち少なくとも二つがロータの回転方向に対
し磁路構成部の形成間隔の整数倍と異なる寸法で設けら
れていることを特徴とする。
【0006】この発明によれば、検出器の磁路部材がロ
ータの磁路構成部に対向する複数の対向部を形成してい
るので、その磁路部材をロータの磁路構成部の近傍に配
置することにより、複数ある対向部を磁路構成部に対し
て正確に位置決めすることが可能となる。このため、磁
路部材とロータ間に低損失の磁路を形成することがで
き、被検出体の回転検出の精度の向上が図れる。
【0007】また、磁路部材を磁路構成部の近傍に配置
することで複数ある対向部を磁路構成部に対する所望の
位置に容易に配することが可能となる。このため、検出
器の設置作業が容易に行え、装置の製造効率の向上が図
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の種々の実施形態について説明する。尚、各図において
同一要素には同一符号を付して説明を省略する。また、
図面の寸法比率は説明のものと必ずしも一致していな
い。
【0009】(第一実施形態)図1は、本実施形態に係
る回転検出装置の構成概要図である。図1において、回
転検出装置1は、ロータ2と検出器3を備えて構成され
ている。ロータ2は、被検出体4の回転に従って回転す
る回転部材であり、例えば、円盤状の磁性部材により構
成され、被検出体4と同心状に取り付けられる。ロータ
2には、磁路構成部である突部21が設けられている。
突部21は、図1に示すように、ロータ2の外周に沿っ
て所定間隔で多数設けられており、被検出体4及びロー
タ2が回転することにより同一軌道上を移動するように
構成されている。このロータ2は、被検出体4の回転検
出時に突部21の形成される領域(図1では、外周部
分)が磁路となるため、その領域が少なくとも磁性部材
で形成されていることを要する。
【0010】図1に示すように、回転検出装置1には、
検出器3が設けられている。検出器3は、ロータ2の突
部21の近傍に配置されて、突部21の移動により磁束
変化を検出するものであり、磁路部材31に一つの磁石
32と二つの磁気センサ33、34を取り付けて構成さ
れている。磁路部材31は、被検出体4の回転状態の検
出時において、突部21を通じてロータ2と磁気回路を
構成する部材であり、ロータ2の突部21に向かって延
びる三つの対向部、即ち第一対向部31a、第二対向部
31b及び第三対向部31cを具備している。第一対向
部31a、第二対向部31b及び第三対向部31cは、
先端側が突部21に向けられて配置され、その基端側が
相互に接続されて磁路として機能する構造となってい
る。
【0011】図1に示すように、検出器3には、磁路部
材31の内部に磁束を生じさせる磁石32が設けられて
いる。磁石32は、例えば、図1に示すように、第一対
向部31aの先端部と基端部との間に設けられ、第一対
向部31aから第二対向部31b又は第三対向部31c
へ向けて磁束を生じさせる。また、検出器3には、磁路
部材31内に生じる磁束の変化を検出する磁気センサ3
3、34が設けられている。磁気センサ33は、磁路部
材31内であって、第一対向部31aの基端部分と第二
対向部31bの基端部分との間に配設され、第一対向部
31aと第二対向部31bとの間に生じる磁束の変化を
検出する。一方、磁気センサ34は、磁路部材31内で
あって、第一対向部31aの基端部分と第三対向部31
cの基端部分との間に配設され、第一対向部31aと第
三対向部31cとの間に生じる磁束の変化を検出する。
磁気センサ33、34としては、例えば、MR素子(磁
気抵抗素子)が用いられるが、磁束の変化を検出できる
ものであればよく、GMR素子(巨大磁気抵抗素子)、
MI素子(磁気インピーダンス素子)、ホール素子など
その他の検出手段を用いてもよい。
【0012】磁石32、磁気センサ33、34の磁路部
材31への取付は、例えば、磁路部材31の成形時のイ
ンサート成形により行われる。具体的には、樹脂の中に
フェライトなどの磁性材料の微粒子を混合させて磁路部
材31を成形し、その成形の際、金型内に磁石32、磁
気センサ33、34を配置してインサート成形により磁
路部材31を成形する。また、磁石32、磁気センサ3
3、34の磁路部材31への取付は、次のように行って
もよい。図2に示すように、磁路部材31を鉄などの強
磁性体などからなる複数の部材に予め分割しておき、そ
の複数の部材の一つに磁石32を埋め込んでおく。そし
て、それら複数の部材を金型内にセットした後、インサ
ート成形により樹脂35でモールドし一体化させる。そ
のとき、樹脂成形品に磁気センサ33、34の設置空間
36が確保されるように、金型に凸部を形成しておく。
そして、樹脂成形品の設置空間36に磁気センサ33、
34をはめ込んで、磁路部材31への磁気センサ33等
の取り付け作業が完了する。
【0013】このように、磁路部材31又は検出器3を
成形などにより製造することにより、対向部31a〜3
1cを正確な寸法で形成することができ、各対向部31
a〜31cの相互の形成間隔を正確な寸法で形成するこ
とができる。更に、インサート成形により、磁石32、
磁気センサ33、34を磁路部材31に一体化させるこ
とができる。なお、磁路部材31への磁石32、磁気セ
ンサ33、34の取付は、このようなインサート成形に
限られるものでなく、各対向部31a〜31cを形成し
た鉄など磁性部材に適宜磁石32、磁気センサ33、3
4を配設するなどして行ってもよい。
【0014】図3に示すように、ロータ2の突部21の
形成間隔をL1とすると、第二対向部31bと第三対向
部31cとの形成間隔L2は、間隔L1の整数倍と異な
る寸法とされている。例えば、第二対向部31bと第三
対向部31cとの形成間隔L2は、次の式(1)となる
ように設定される。
【0015】 L2=(n±(1/4))・L1 ‥‥(1) n:正の整数 この場合、ロータ2が回転すると、磁気センサ33及び
磁気センサ34に4分の1の位相差をもって磁束が加わ
ることなる。このため、磁気センサ33と磁気センサ3
4の出力も4分の1の位相差を生じ、どちらの出力の位
相が進んでいるかを検出することにより、被検出体4の
回転方向を検知することが可能となる。また、このよう
に突部21の形成間隔に基づき磁路部材31に所定の間
隔で各対向部31が形成されることにより、回転検出装
置1の製造時に各対向部31を突部21に向けて磁性部
材31をロータ2の近傍に正確、かつ、容易に取り付け
ることができる。
【0016】また、図3に示すように、第一対向部31
aのロータ回転方向に対する幅寸法Wは、ロータ2の突
部21、21の間隙寸法Dより大きく形成されている。
このため、ロータ2の回転位置に拘らず、第一対向部3
1aがいずれかの突部21に対向する構造となってい
る。
【0017】図1に示すように、磁気センサ33、34
には検出回路5が接続されている。検出回路5は、磁気
センサ33、34の出力信号から被検出体4の回転状態
を検出するための回路である。図4に検出回路5の一例
を示す。図4において、検出回路5は、コンパレータ5
1、52及び演算器53を備えて構成されている。コン
パレータ51は、磁気センサ33の出力を検出するため
のものであり、その反転入力端子(−)には抵抗分割
(R1、R2)により所定のしきい値が設定されてい
る。また、コンパレータ51の非反転入力端子(+)に
は、電圧電源Vとの間に磁気センサ33が接続され、ア
ースとの間に抵抗R3が接続されている。このコンパレ
ータ51によれば、磁気センサ33に加わる磁束の変化
に伴うその抵抗値が変化により矩形状のパルス信号が出
力される。
【0018】コンパレータ52は、磁気センサ34の出
力を検出するためのものであり、コンパレータ51と同
様に、その反転入力端子(−)には抵抗分割(R4、R
5)により所定のしきい値が設定されている。また、コ
ンパレータ52の非反転入力端子(+)には、電圧電源
Vとの間に磁気センサ34が接続され、アースとの間に
抵抗R6が接続されている。このコンパレータ52によ
れば、磁気センサ34に加わる磁束の変化に伴うその抵
抗値が変化により矩形状のパルス信号が出力される。
【0019】図4に示すように、コンパレータ51、5
2の出力信号は、演算器53に入力されている。演算器
53は、コンパレータ51、52の出力に基づき被検出
体4の回転速度、回転方向などの回転状態を演算するも
のであり、例えば、マイクロコンピュータなどが用いら
れる。なお、磁気センサ33、34の出力信号を検出す
る手段としては、前述の検出回路5に限られるものでは
なく、磁気センサ33、34の出力信号を検出できるも
のであればその他のものを用いてもよい。
【0020】次に、回転検出装置1の動作について説明
する。
【0021】図1に示すように、被検出体4が回転して
ロータ2が左回りに回転しているとき、ロータ2の突部
21は磁路部材31の第一対向部31a、第二対向部3
1b及び第三対向部31cの前を通過する。そして、図
1のように、ロータ2のいずれかの突部21が第二対向
部31bの前に位置するとき、第一対向部31a、第二
対向部31b及び突部21を通じて磁気回路が形成さ
れ、磁気センサ33に大きな磁束が加わる。このため、
磁気センサ33の抵抗値は低くなり、図4において、抵
抗R1、R2により設定されている非反転入力端子
(+)のしきい値電圧より反転入力端子(−)の入力電
圧が上がり、コンパレータ51の出力は高電位の信号が
出力される。
【0022】そして、被検出体4の回転に伴いロータ2
が更に回転し、突部21がその形成間隔L1の4分の1
だけ移動すると、図5に示すように、第二対向部31b
の前から突部21が離れて行き、第三対向部31cの前
に突部21が位置する。このとき、第一対向部31a、
第三対向部31c及び突部21を通じて磁気回路が形成
され、磁気センサ34に大きな磁束が加わる。このた
め、磁気センサ34の抵抗値は低くなり、図4におい
て、抵抗R4、R5により設定されている非反転入力端
子(+)のしきい値電圧より反転入力端子(−)の入力
電圧が上がり、コンパレータ52の出力はハイ(H)と
なる。
【0023】そして、被検出体4の回転に伴いロータ2
が更に回転し、突部21がその形成間隔L1の4分の3
移動すると、図1に示す状態に戻ることになり、第二対
向部31cの前に突部21が位置する。このため、再び
コンパレータ52の出力はハイ(H)となる。
【0024】このように、被検出体4及びロータ2が回
転し続け、第一対向部31a、第二対向部31b及び第
三対向部31cの前を突部21が通過すると、図6に示
すように、コンパレータ51、52から位相が90°ズ
レた信号が出力されることになる。コンパレータ51の
出力信号をS1、コンパレータ52の出力信号をS2と
すると、信号S1に対し信号S2の位相が90°遅れた
ものとなる。一方、被検出体4が回転し、ロータ2が右
回りに回転する場合には、図示しないが信号S1に対し
信号S2の位相が90°進んだものとなる。
【0025】そして、これらの信号S1、S2は演算器
53に入力され、演算器53により被検出体4の回転速
度、回転方向、回転位置が算出される。例えば、演算器
53がコンパレータ51の出力信号S1に基づき単位時
間当りのパルス入力数を計測し、そのパルス入力数によ
り被検出体4の回転速度の演算が行われる。また、演算
器53がコンパレータ51、52の出力信号S1、S2
を比較し、コンパレータ52の出力信号S2におけるパ
ルス入力のタイミングを検出することにより、被検出体
4の回転方向の判別が行われる。更に、演算器53がコ
ンパレータ51の出力信号S1又はコンパレータ52の
出力信号S2のパルス入力数が計測されることにより、
回転軸2の回転角度の演算が行われる。
【0026】以上のように、本実施形態に係る回転検出
装置1によれば、対向部31a〜31cをロータ2の突
部21に向けて磁路部材31をロータ2の突部21の近
傍に配置することにより、複数ある各対向部31a〜3
1cを突部21に対して正確に位置決めすることができ
る。このため、磁路部材31とロータ2の間に低損失の
磁路を形成することができ、被検出体4の回転状態を精
度よく検出できる。
【0027】また、磁路部材31を突部21の近傍に配
置することで複数ある対向部31a〜31cを突部21
に対する所望の位置に容易に配することができる。この
ため、検出器3の設置作業が容易に行え、装置の製造効
率の向上が図れる。
【0028】また、レゾルバなどの回転検出器と比較
し、簡易な構造でありながら、所望の精度で被検出体4
の回転状態を検出することができる。また、磁束を生じ
させる磁石32が一つで足り、簡易な構造であるので、
低コストで製造可能である。
【0029】更に、簡易な構造でありながら高い検出精
度を有するので、取付空間に制限のある電気式パワース
テアリング用のモータ、EV(電気自動車)用モータ、
ステアリングの回転軸、車輪の回転検出に有効である。
【0030】(第二実施形態)次に第二実施形態に係る
回転検出装置について説明する。
【0031】図7に本実施形態に係る回転検出装置1a
の説明図を示す。図7において、回転検出装置1aは、
第一実施形態の回転検出装置1と同様に、ロータ2、検
出器3を備えて構成されているが、検出器3がロータ2
の突部21の側方に設置された構造となっている。この
場合、ロータ2の径方向に対する寸法を小さく形成で
き、回転検出装置1aの小型化が図れる。このため、回
転検出装置1aの設置空間に制限がある場合には特に有
効である。また、この回転検出装置1aであっても、第
一実施形態に係る回転検出装置1と同様な作用効果を得
ることができる。
【0032】(第三実施形態)次に第三実施形態に係る
回転検出装置について説明する。
【0033】前述した第一実施形態及び第二実施形態に
係る回転検出装置のロータ2は、その外周から径方向に
沿って磁路構成部である突部21を突出させた構造とな
っているが、本発明に係る回転検出装置のロータはその
ようなものに限られるものでなく、ロータ2の回転方向
に沿って所定の間隔で形成されその回転により同一軌道
上を移動する磁路構成部を形成していれば、その他の構
造、形態であってもよい。例えば、ロータ2が円筒状を
呈し、その周面に多数のスリットを周方向に沿って所定
間隔で開口させたものであってよい。この場合、ロータ
2のスリットの非開口領域が磁路構成部として機能する
ことになる。また、ロータ2が円板状を呈し、その側面
に多数の突起をロータ2の周方向に沿って設けたもので
あってもよい。この本実施形態に係る回転検出装置であ
っても、第一実施形態又は第二実施形態に係る回転検出
装置と同様な作用効果を得ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果が得られる。
【0035】検出器の磁路部材をロータの磁路構成部の
近傍に配置することにより、複数ある対向部を磁路構成
部に対して正確に位置決めすることができる。このた
め、磁路部材とロータ間に低損失の磁路を形成すること
ができ、被検出体の回転検出の精度の向上が図れる。
【0036】また、磁路部材を磁路構成部の近傍に配置
することで複数ある対向部を磁路構成部に対する所望の
位置に容易に配することができる。このため、ロータに
対し検出器の設置作業が容易に行え、製造効率の向上が
図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転検出装置の説明図である。
【図2】回転検出装置の説明図である。
【図3】回転検出装置の説明図である。
【図4】検出回路の説明図である。
【図5】回転検出装置の動作の説明図である。
【図6】回転検出装置の動作時における出力信号の説明
図である。
【図7】第二実施形態に係る回転検出装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…回転検出装置、2…ロータ、3…検出器、31…磁
路部材、31a〜31c…対向部、32…磁石、33…
磁気センサ、34…磁気センサ、4…被検出体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出体とともに回転し、その回転方向
    に沿って所定の間隔で形成され前記回転により同一軌道
    上を移動する多数の磁路構成部を形成してなるロータ
    と、 前記磁路構成部の近傍に配置され、前記磁路構成部の移
    動に伴う磁束変化を検出する検出器と、を備えて構成さ
    れ、 前記検出器は、前記ロータの磁路構成部に向かって延び
    る少なくとも三つの対向部を形成してなる磁路部材と、
    その磁路部材の一の対向部と他の対向部との間に磁束を
    生じさせる磁石と、前記一の対向部と前記他の対向部と
    の間の磁束の変化を検出する磁気センサとを備え、か
    つ、前記他の対向部のうち少なくとも二つが前記ロータ
    の回転方向に対し前記磁路構成部の形成間隔の整数倍と
    異なる寸法で設けられていること、を特徴とする回転検
    出装置。
JP19406897A 1997-07-18 1997-07-18 回転検出装置 Pending JPH1138030A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006220506A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Denso Corp 回転角検出装置
JP2009532689A (ja) * 2006-04-07 2009-09-10 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 電気機械用検出装置
JP2015125038A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 アズビル株式会社 回転角度検出器およびアクチュエータ

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