JPH1137795A - 可変リラクタンス型レゾルバの固定子 - Google Patents

可変リラクタンス型レゾルバの固定子

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JPH1137795A
JPH1137795A JP19105597A JP19105597A JPH1137795A JP H1137795 A JPH1137795 A JP H1137795A JP 19105597 A JP19105597 A JP 19105597A JP 19105597 A JP19105597 A JP 19105597A JP H1137795 A JPH1137795 A JP H1137795A
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JP
Japan
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crossover
winding
windings
stator
variable reluctance
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JP19105597A
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Shinichi Sasaki
伸一 佐々木
Takeshi Yamamoto
武司 山本
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】渡り線係止突起の高さを増大しなくても、巻線
時の渡り線に残留するストレスも少なくしつつ断線や緩
みといった不具合を防止できる可変リラクタンス型レゾ
ルバの固定子を提供する。 【解決手段】互いに周方向へ所定ピッチ隔てた多数の箇
所にて、継鉄部2に両出力巻線7、8の各部分巻線Lm
を巻装する。先に巻いた部分巻線Lmから伸びる渡り線
Lcが後の部分巻線Lmの巻線作業によってストレスを
受けることがない。更に、継鉄部2の側面に渡り線係止
突起15、16を突設し、この渡り線係止突起15、1
6により渡り線Lcの径外方向又は径内方向へのゆるみ
を防止する構成を採用することにより、渡り線Lcは継
鉄部2の側面から径外方向または径内方向へ逸脱した
り、緩んだりするのを防止できるので、その安全性が向
上する。また、出力巻線7、8の配線位置を正確に規定
することができるので、そのばらつきによる出力ばらつ
きを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変リラクタンス
型レゾルバの固定子に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば特開平6−213614号公報
や特開平8−178611号公報などに開示される従来
の可変リラクタンス型レゾルバでは、励磁巻線及び両出
力巻線は固定子コアのティースに巻装される。従来にお
けるティースへのこれら巻線の巻装方式を図6に示す。
固定子1’の固定子コアの一部をなす各ティース3’
にはそれぞれ励磁巻線6’、sin相巻線7’、cos
相巻線8’が巻装され、各巻線6’、7’、8’の渡り
線Lcは、隣接する一対のティース3’の周方向中間に
位置して継鉄部2’から突設される渡り線係止突起1
4’に係止される。4’はスロットである。
【0003】ここで、各巻線6’、7’、8’の内、テ
ィース3’に集中巻きされる部分を部分巻線Lm’と呼
び、これら部分巻線Lm’間を接続する部分を渡り線L
c’と呼ぶことにすれば、渡り線係止突起14’を設け
ることにより、各部分巻線Lm’がばらけたり、位置ず
れしたりするのが防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た渡り線係止突起14’を用いた従来の可変リラクタン
ス型レゾルバの固定子における渡り線係止構造では、以
下に説明する不具合があった。まず、渡り線係止突起1
4の高さが不足すると、渡り線Lcが渡り線係止突起1
4’から外れ易く、一度外れると、断線や特性変化など
の支障が生じる可能性が大きくなる。もちろん、渡り線
係止突起14’の高さを増大することにより上記渡り線
の外れを抑止できるが、装置の軸方向寸法の増大を招く
という不具合が生じる。
【0005】次に、渡り線係止突起14’を用いるにも
かかわらず、渡り線Lc’はなおスロット4’の開口を
斜めに横断する姿勢を取るので、後に巻く部分巻線L
m’の巻装が、先に巻いた部分巻線Lm’から伸びる渡
り線Lc’にストレスを与える。このため、巻装作業は
このストレスによる障害の発生を防ぐために複雑となっ
た。なお、渡り線Lc’にストレスが残るということ
は、巻線中の部分巻線Lm’側にも、渡り線Lc’と接
触する部位にてストレスが残るということを意味する。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、可変リラクタンス型レゾルバの固定子におい
て、渡り線係止突起の高さを増大しなくても、巻線時の
渡り線に残留するストレスも少なくしつつ断線や緩みと
いった不具合を防止できる可変リラクタンス型レゾルバ
の固定子を提供することを、その解決すべき課題として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の構成によ
れば、互いに周方向へ所定ピッチ隔てた多数の箇所に
て、継鉄部に両出力巻線の各部分巻線を巻装する。以
下、この形式の可変リラクタンス型レゾルバを、継鉄部
巻装式レゾルバという。この継鉄部巻装式レゾルバによ
れば、渡り線は従来のティース巻装式レゾルバのように
スロット部分を横断することがなく、その結果として、
先に巻いた部分巻線から伸びる渡り線が後の部分巻線の
巻線作業によってストレスを受けてしまうということが
ない。
【0008】したがって、本構成によれば、巻線時の渡
り線に残留するストレスが少なく、細心な巻線作業なし
で断線などの支障を防止可能な可変リラクタンス型レゾ
ルバの固定子を実現することができる。しかしながら、
この継鉄部巻装式レゾルバでは、継鉄部に巻装した一対
の部分巻線は継鉄部の側面において径方向に伸び、隣接
する一対の部分巻線を接続する渡り線は略周方向へ伸び
る。このように部分巻線と渡り線との延在方向が大きく
異なるために、部分巻線から渡り線へ移る部位にて、緩
みが生じたり、配線位置がばらつくなどの不具合が生じ
てしまう。このような不具合が生じると、コイル断線、
レアア−ス、巻線出力のばらつきなどを生じる原因とな
る。
【0009】そこで、本構成では更に、継鉄部の側面に
渡り線係止突起を突設し、この渡り線係止突起により渡
り線の径外方向又は径内方向へのゆるみを防止する構成
を採用した。これにより、渡り線は継鉄部の側面から径
外方向または径内方向へ逸脱したり、緩んだりするのを
防止できるので、その安全性の向上を図ることができ
る。また、出力巻線の配線位置を正確に規定することが
できるので、そのばらつきによる出力ばらつきを防止す
ることができるという効果を奏する。
【0010】請求項2記載の構成によれば、請求項1記
載の構成において更に渡り線係止突起を、所定の径方向
隙間を挟んで近接配置される一対の柱部で構成し、更
に、柱部の先端部に隙間狭窄用の突部を設けるので、巻
線作業の複雑化なしに上記渡り線の緩みや位置ずれを一
層良好に防止することができる。以下、詳細に説明す
る。
【0011】両出力巻線の各部分巻線から渡り線への変
化には、継鉄部の渡り線延設面上にて、径外方向へ巻線
された後で渡り線に接続(実際には一体)される場合
と、径内方向へ巻線された後で渡り線に接続(実際には
一体)される場合とがある。以下、前者を径外方向延設
型部分巻線といい、後者を径内方向延設型部分巻線とい
う。前者から伸びる渡り線は径外方向へ緩みやすく、後
者から伸びる渡り線は径内方向へ緩み易い。そこで、本
構成では、先端部に突部をもつ一対の柱部間の径方向隙
間に渡り線を挿入する構成を採用するので、渡り線の上
記どちらの方向への緩みもそれぞれ規制でき、しかも、
一旦、係止された渡り線が渡り線係止突起から再び外れ
たり、継鉄部の側面よりレゾルバの軸方向へ離れること
も抑止することができるという効果を奏する。また、巻
線作業が複雑化することもない。
【0012】
【発明の実施の形態および実施例】上述した本発明の可
変リラクタンス型レゾルバについて、下記の実施例によ
り具体的に説明する。
【0013】
【実施例】
(実施例1) (構成)この実施例の可変リラクタンス型レゾルバの模
式断面図を図1に示し、その部分斜視図を図2に示す。
【0014】このレゾルバは、回動可能に軸支されてい
る誘導子型の回転子12と、回転子12を取り巻いて同
軸に固定されている固定子1とから主に構成されてい
る。固定子1は、リング状の継鉄部2と、継鉄部2から
求心方向に突出している14本のティース3とを一体部
材として有し、各ティース3は、継鉄部2に沿って周方
向等間隔に配設されており、各ティース3の求心方向の
先端部は周方向に拡がってより広い面積で回転子12の
外周面に対向している。互いに隣接するティース3の間
には、スロット4が形成されている。
【0015】継鉄部2の外周面の各ティース3に背向し
ている部分からは、それぞれ所定の長さの突出部5が遠
心方向へ突出している。突出部5は、固定子1を図示し
ない固定対象物に組み付ける際の角度決め可能な嵌合部
を構成している。13は、電気絶縁性樹脂成形体からな
るボビンである。継鉄部2にはsin相巻線7及びco
s相巻線8が巻装され、ティース3には励磁巻線6が巻
装されている。
【0016】励磁巻線6は、ティース3に波巻きされて
いる。励磁巻線6は、図1では簡略化されていて、一周
分しか励磁巻線6が描かれていないが、実際には励磁巻
線6は各ティース3の間を縫って継鉄部2の内周側を複
数回周回して巻装されている。前述のようにティース3
は14本で複数本であるから、励磁巻線6は各ティース
3の一方側だけを何度も通って巻装されている。それゆ
え、励磁電圧9が印加されて励磁巻線6に通電される
と、互いに隣り合うティース3には同等の磁場強度で極
性交互に等磁界強度の磁極が形成される。
【0017】互いに隣接するティース3の間の継鉄部2
には、sin相巻線7およびcos相巻線8が互いに分
離して巻装されている。sin相巻線7及びcos相巻
線8は、スロット4の部分において継鉄部2に互いに周
方向へ近接した状態で個別に集中巻きされている。図1
では簡略化されていて、それぞれ一周分しか各出力巻線
7,8が描かれていないが、実際にはsin相巻線7及
びcos相巻線8は図2に示すように継鉄部2の各部に
それぞれ複数回巻き付けられており、両出力巻線7,8
は互いに重ならないように分離されている。
【0018】以下、説明を容易とするために、両出力巻
線7,8の内、継鉄部2に集中巻きされている部分を部
分巻線Lmと呼び、隣接する一対の部分巻線Cm同士を
接続する部分を渡り線Lcと呼ぶ。sin相巻線7の各
部分巻線Lmの巻数は、周方向所定位置からの角度をΨ
で表した場合の正弦関数sinΨの値に比例する値とさ
れ、cos相巻線8の各部分巻線Lmの巻数は、余弦関
数cosΨの値に比例する値とされている。
【0019】したがって、sin相巻線7の巻き方向
は、正弦関数sinΨの値が正の場合に励磁巻線6と同
一方向、正弦関数sinΨの値が負の領域では励磁巻線
6と逆方向となり、同様に、cos相巻線8の巻き方向
は、余弦関数cosΨの値が正の領域では励磁巻線6と
同一方向、余弦関数cosΨの値が負の領域では励磁巻
線6と逆方向となる。
【0020】回転子12は、径方向断面が楕円形の軟磁
性鉄心からなる誘導子型の回転子であって、固定子1と
同軸に回転軸(図略)が配設されている。固定子1の所
定の基準周方向位置からの回転角をθとした場合に回転
子12の外周面とティース3との間の間隙に生じる磁気
抵抗の大きさが正弦関数sin2θの値に比例するよう
に、回転子12の外周面形状が決定されている。
【0021】ボビン13には、ティース3の周方向中央
部、かつ、継鉄部2の周方向中央部に位置して、一対の
渡り線係止突起15、16が突設されており、渡り線係
止突起15は、渡り線係止突起16へ所定の隙間17を
隔てて径外側に設けられている。隙間17には両出力巻
線7,8の渡り線Lcが収容されており、渡り線係止突
起15の先端部は上記隙間17を狭窄するように、渡り
線係止突起16に向けて突出する突部18を有してい
る。突部18の図2における上面は継鉄部2側へ向かう
につれて上記隙間を縮小する方向に傾斜する上側斜面を
有し、これにより、隙間17上に渡り線Lcを延設する
と、渡り線Lcはその後の部分巻線Lmの巻装により自
動的に隙間17内に誘導され、収容される。隙間17に
収容された渡り線Lcは、突部18が挿入容易かつ逸脱
困難な形状を有する上記突部18によりその逸脱を抑止
されている。
【0022】図3(a)、(b)に、渡り線係止突起1
5、16による渡り線Lcの係止状態を模式的に示す。
部分巻線Lmの巻き方向には互いに逆である2種類があ
るので、渡り線Lcは渡り線係止突起15、16に係止
されて図3(a)、(b)に示すように敷設されること
になる。
【0023】(作用)励磁電圧9により励磁巻線6に通
電される交流電流により交番磁界を形成し、この交番磁
界によりティース3、継鉄部2、回転子12を貫通する
磁束を形成すると、継鉄部2に巻装された両出力巻線
7,8には誘導電圧(交流電圧)が誘導される。
【0024】回転子12が回動すると、上記磁束(主に
その分布状態)が変動し、回転子12との間の間隙が小
さい部位のティース3の貫通磁束量は大きくなり、回転
子12との間の間隙が大きい部位のティース3の貫通磁
束量は小さくなる。したがって、貫通磁束量が大きいテ
ィース3に隣接する両出力巻線7,8の部分巻線Lmに
誘導される上記誘導電圧は大きくなり、貫通磁束量が小
さいティース3に隣接する両出力巻線7,8の部分巻線
Lmに誘導される上記誘導電圧は小さくなり、その結
果、sin相巻線7およびcos相巻線8には、各部分
巻線Lmの巻き数とそれと鎖交する貫通磁束量との積の
総和となり、結局、両出力巻線7,8に電圧振幅がsi
n相出力電圧10およびcos相出力電圧11がそれぞ
れ誘導されることになる。すなわち、回転子12の回動
角度をθとした場合に、sin相出力電圧10の振幅は
前記θの正弦関数値となり、cos相出力電圧11の振
幅は前記θの余弦関数値となる。
【0025】これらの出力電圧と角度との関係を図4に
示す。 (効果)本実施例の可変リラクタンス型レゾルバの効果
を以下に説明する。まず、本実施例の可変リラクタンス
型レゾルバでは、sin相巻線7とcos相巻線8と
が、固定子1の継鉄部2に集中巻きされているので、そ
れらをティース3に巻装する場合に比較して両出力巻線
7,8の渡り線がスロット4を横断して、巻装時にこの
渡り線などにストレスが生じるのを抑止することができ
る。
【0026】次に、両出力巻線7,8は周方向へ隣接な
いし近接して巻装されているので、両者を周方向同一部
位に巻装するのに比較して、巻線の総延長距離が短縮で
き、また、巻き径がばらつくことも少なく、両出力巻線
7,8間の短絡も抑止しやすい。更に、励磁巻線6はテ
ィース3に巻装されているので、結局、3巻線が別々の
位置に巻装されることになり、従来のようにそれらをテ
ィース3に集中して巻装するのに比較して一層、巻線間
の短絡事故の防止に有効である。
【0027】また、この実施例では、一対の渡り線係止
突起15、16を設けているので、渡り線Lcが緩んだ
り、位置ずれしたりすることがなく、それらに起因する
断線故障や出力特性のばらつきを抑止することができ
る。また、渡り線係止突起15の先端部には、隙間17
を狭窄する突部18が形成されているので、隙間17に
収容した渡り線Lcの外れを防止することができる。
【0028】(変形態様)上記説明したこの実施例の可
変リラクタンス型レゾルバでは、ティース3の数が14
本であるが、複数本であればこれ以外の本数のティース
3を持つ変形態様が実施可能である。ティース3の本数
を増やすことにより、可変リラクタンス型レゾルバの分
解能を若干向上させることができる。
【0029】また、回転子12の断面形状を変更するこ
とにより、回転子の一回転あたり一周期で変化する出力
電圧を発生させたり、三周期ないし四周期などの出力電
圧を発生させる変形態様も実施可能である。あるいは、
本実施例では励磁巻線6がティース3に波巻きで巻装さ
れているが、集中巻きで巻装する変形態様も実施可能で
ある。このようにすれば、励磁巻線6の総延長を短くで
きる利点がある。
【0030】更に、渡り線係止突起15、16は、ボビ
ン13と一体に形成してもよく、別体に形成して接合し
てもよく、またはボビン13を持たないタイプでは、継
鉄部2に直接接着してもよい。また更に、渡り線係止突
起15、16は径方向へ湾曲変形する弾性をもつ部材材
とすることができ、この場合には、突部18により更に
隙間17を狭窄することができる。
【0031】(実施例2)他の実施例を図5を参照して
説明する。この実施例は、渡り線係止突起21、22の
先端部の両方に、突部24を互いに向かい合うように設
け、かつ、渡り線係止突起21、22を半割きのこ状に
形成したものである。このようにすれば、渡り線Lcが
斜めにこれら突部24に接触しても、突部24が略半割
円錐体状の形状を有するので、渡り線Lcが内部に挿入
されやすい。また、渡り線係止突起21、22の軸部2
3は径方向に薄くされているので、渡り線係止突起1
5、16はその基端部を中心として径方向へ弾性変形し
やすくなり、渡り線Lc収容性の一層の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の可変リラクタンス型レゾルバの構
成を示す模式断面図である。
【図2】 図1の固定子1の要部を拡大図示する模式斜
視図である。
【図3】 (a)、(b)は、渡り線係止突起15、16
による渡り線Lcの係止状態を示す模式図である。
【図4】 sin相巻線7及びcos相巻線8の各部分
巻線Lmの巻数及び巻き方向と、sin相出力電圧1
0、cos相出力電圧11の角度による変化特性とを示
す図である。
【図5】 実施例2の渡り線係止突起の形状を示す図で
あり、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図6】 従来の可変リラクタンス型レゾルバの固定子
における渡り線係止突起14’を示す斜視図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング状の継鉄部の内周面から互いに周方
    向へ所定ピッチ離れてそれぞれ求心方向へ突出する多数
    のティースをもつ固定子コアと、 前記固定子コアに巻装される一相分の励磁巻線と、 前記継鉄部の複数部位にそれぞれ巻装される部分巻線
    と、前記継鉄部の側面に沿って延設されて互いに隣接す
    る前記部分巻線同士を接続する渡り線とを有する二相分
    の出力巻線と、 前記継鉄部の側面に突設されて前記両出力巻線の渡り線
    を係止して前記渡り線の径外方向又は径内方向へのゆる
    みを防止する渡り線係止突起と、 を有することを特徴とする可変リラクタンス型レゾルバ
    の固定子。
  2. 【請求項2】請求項1記載の可変リラクタンス型レゾル
    バの固定子において、 前記渡り線係止突起は、所定の径方向隙間を挟んで近接
    配置される一対の柱部を有し、前記柱部の一方は前記柱
    部の他方側へ向けて膨設された隙間狭窄用の突部を有す
    ることを特徴とする可変リラクタンス型レゾルバの固定
    子。
JP19105597A 1997-07-16 1997-07-16 可変リラクタンス型レゾルバの固定子 Pending JPH1137795A (ja)

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