JPH1136870A - 筒内直接噴射式火花点火エンジン - Google Patents

筒内直接噴射式火花点火エンジン

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JPH1136870A
JPH1136870A JP9188432A JP18843297A JPH1136870A JP H1136870 A JPH1136870 A JP H1136870A JP 9188432 A JP9188432 A JP 9188432A JP 18843297 A JP18843297 A JP 18843297A JP H1136870 A JPH1136870 A JP H1136870A
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cavity
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    • F02B23/00Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation
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    • F02B23/101Other engines characterised by special shape or construction of combustion chambers to improve operation with positive ignition with separate admission of air and fuel into cylinder the injector being placed on or close to the cylinder centre axis, e.g. with mixture formation using spray guided concepts
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筒内直接噴射式火花点火エンジンに適した燃
焼室構造を提供する。 【解決手段】 筒内直接噴射式火花点火エンジンにおい
て、ピストン1のキャビティ11に点火栓に向けて傾斜
する傾斜キャビティ部12を形成し、傾斜キャビティ部
12の側方に連通する側方キャビティ部13を形成し、
傾斜キャビティ部12より側方に到達する燃料噴霧を側
方キャビティ部13によって集める構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒内直接噴射式火
花点火エンジンにおいて吸気系の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】点火栓の近傍に燃料を集める混合気の成
層化をはかるため、シリンダ内にインジェクタ(燃料噴
射弁)を臨ませ、シリンダ内に直接に燃料を噴射するよ
うにした筒内直接噴射式火花点火エンジンがある。
【0003】従来の筒内直接噴射式火花点火エンジンと
して、例えば特開平6−207542号公報に開示さた
ものや、図13に示すようなものがある。
【0004】これについて説明すると、ピストン1の冠
部10から突出する凸部17が形成されるとともに、冠
部10に凹状に窪むキャビティ11が形成される。
【0005】図示しないインジェクタが燃焼室天井壁か
らシリンダ内に臨み、図14に示すように、キャビティ
11に向けて燃料を放射状に噴射するようになってい
る。
【0006】図示しない吸気ポートがシリンダに沿って
直立して形成されている。直立した吸気ポートからシリ
ンダ内に流入した吸気は、シリンダに沿って下降した
後、ピストン冠部10に沿って旋回する逆タンブルが生
起される。
【0007】キャビティ11には点火栓に向けて傾斜し
ており、キャビティ11上において逆タンブルと共に旋
回する燃料噴霧を点火栓の近傍に導くようになってい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の筒内直接噴射式火花点火エンジンにあって
は、ピストン1の冠部10の肉厚Tを確保する必要か
ら、球面状に窪むキャビティ11の開口径が制約される
ため、図14に示すように、燃料噴霧がピストン冠部1
0に到達する領域Fがキャビティ11の外側に拡がり、
燃料を点火栓の近傍に十分に集められないという問題点
がある。
【0009】また、筒内直接噴射式エンジンの場合、燃
料としてオイルに比べて粘度が低いガソリンが用いられ
るため、ガソリンの噴霧がキャビティ11の外側に拡散
してシリンダ5に付着する量が増えると、付着したガソ
リンによってオイルの粘性が希釈されてシリンダ5の油
膜が切れる可能性があり、ピストン1の潤滑性が悪化す
るという問題点が考えられる。
【0010】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、筒内直接噴射式火花点火エンジンに適した燃
焼室構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の筒内直
接噴射式火花点火エンジンは、シリンダ内に吸気を導入
する吸気ポートと、吸気ポートからシリンダ内に流入す
る吸気にタンブルを生起するタンブル生起手段と、ピス
トンの冠部に凹状に窪むキャビティと、シリンダ内にキ
ャビティに向けて燃料を噴射するインジェクタと、シリ
ンダ内の混合気に点火する点火栓と、シリンダ内から排
気を排出する排気ポートとを備える筒内直接噴射式火花
点火エンジンにおいて、前記キャビティに点火栓に向け
て傾斜する傾斜キャビティ部を形成し、傾斜キャビティ
部の側方に連通する側方キャビティ部を形成し、傾斜キ
ャビティ部より側方に到達する燃料噴霧を側方キャビテ
ィ部を介して点火栓の近傍に導く構成とする。
【0012】請求項2に記載の筒内直接噴射式火花点火
エンジンは、請求項1に記載の発明において、前記シリ
ンダの中心線を含みクランクシャフトの回転中心軸と直
交する平面をシリンダ中心面Cと定義し、燃焼室をシリ
ンダ中心面Cについて対称的に形成し、一対の側方キャ
ビティ部を傾斜キャビティ部の両側方に連通させる。
【0013】請求項3に記載の筒内直接噴射式火花点火
エンジンは、請求項1または2に記載の発明において、
前記ピストンの冠部に傾斜キャビティ部が開口するピス
トン傾斜面を形成し、傾斜キャビティ部をピストン傾斜
面に対して略球面状に窪ませ、側方キャビティ部をピス
トン傾斜面に対して楕円形の断面を持つ回転体の表面に
沿って窪ませる。
【0014】請求項4に記載の筒内直接噴射式火花点火
エンジンは、請求項1または2に記載の発明において、
前記ピストンの冠部に傾斜キャビティ部が開口するピス
トン傾斜面を形成し、傾斜キャビティ部をピストン傾斜
面に対して略球面状に窪ませ、側方キャビティ部の底面
をピストン傾斜面に対して略平行に延びる平面状に形成
する。
【0015】請求項5に記載の筒内直接噴射式火花点火
エンジンは、請求項1または2に記載の発明において、
前記ピストンの冠部に傾斜キャビティ部が開口するピス
トン傾斜面を形成し、傾斜キャビティ部をピストン傾斜
面に対して略球面状に窪ませ、側方キャビティ部の底面
をシリンダ中心線と直交する平面状に形成し、側方キャ
ビティ部の底面から連続して点火栓に向けて傾斜するガ
イド面を形成する。
【0016】請求項6に記載の筒内直接噴射式火花点火
エンジンは、請求項1から5のいずれか一つに記載の発
明において、前記ピストンの冠部に傾斜キャビティ部が
開口するピストン傾斜面を形成し、傾斜キャビティ部を
ピストン傾斜面に対して略球面状に窪ませ、側方キャビ
ティ部の開口幅をピストン冠部の外周部から中央部にか
けてしだいに大きく形成する。
【0017】請求項7に記載の筒内直接噴射式火花点火
エンジンは、請求項1から6のいずれか一つに記載の発
明において、前記ピストンの冠部に傾斜キャビティ部が
開口するピストン傾斜面を形成し、傾斜キャビティ部を
ピストン傾斜面に対して略球面状に窪ませ、側方キャビ
ティ部を傾斜キャビティ部から側方に離れるのにしたが
って深く形成する。
【0018】
【発明の作用および効果】請求項1に記載の筒内直接噴
射式火花点火エンジンにおいて、吸気バルブが開かれる
のに伴って吸気ポートからシリンダ内に空気が吸入され
る。吸気ポートを通ってシリンダ内に吸入される吸気に
は、クランクシャフトの回転中心軸と平行な軸を中心と
して旋回するタンブルが生起される。
【0019】例えば希薄空燃比で運転されるリーンバー
ン領域では、ピストンが上昇する圧縮行程においてイン
ジェクタが開弁し、燃焼室に燃料が噴射される。吸気ポ
ートを通ってシリンダ内に吸入された空気がピストンで
圧縮された状態で、点火栓を介して燃料を着火燃焼させ
る。
【0020】ピストンが上昇する圧縮行程においてキャ
ビティ上においてタンブルと共に旋回する燃料噴霧は、
傾斜キャビティ部に沿って点火栓に向けて上昇すること
により、濃混合気が点火栓の近傍に集められる。
【0021】しかし、ピストン冠部の肉厚を確保する必
要から、傾斜キャビティ部の大きさが制約されるため、
放射状に拡がる燃料噴霧の外周部が傾斜キャビティ部の
外側に到達する。
【0022】本発明はこれに対処して、傾斜キャビティ
部の側方に連通する両側方キャビティ部が燃料噴霧の到
達する領域に開口しているため、燃料噴霧の外周部は側
方キャビティ部上でタンブルと共に旋回し、側方キャビ
ティ部に沿って上昇することにより、濃混合気が点火栓
の近傍に集められ、混合気の成層化がはかれる。
【0023】こうして燃料を点火栓の近傍に集中させる
ことにより、着火が確実に行われる。この結果、燃焼性
が確保される希薄空燃比の限界値を拡大し、燃費の低減
がはかれる。
【0024】燃料噴霧がキャビティに集められることに
より、燃料が燃焼室の外周部やシリンダ等に付着して、
未燃焼HC,COが排出されることを抑えられる。さら
に、冷間時において燃料噴射量を増やす必要がなく、こ
れによってもエミッションを改善することができる。
【0025】また、燃料噴霧がキャビティに集められる
ことにより、燃料とするガソリンがシリンダに付着する
ことが抑えられ、付着したガソリンによってオイルの粘
性が希釈されてシリンダの油膜が切れることを防止し、
ピストンの摺動を円滑に維持することができる。
【0026】請求項2に記載の筒内直接噴射式火花点火
エンジンにおいて、傾斜キャビティ部の両側方に連通す
る両側方キャビティ部が燃料噴霧の到達する領域に開口
しているため、燃料噴霧の外周部は側方キャビティ部上
でタンブルと共に旋回し、側方キャビティ部に沿って上
昇することにより、濃混合気が点火栓の近傍に集めら
れ、混合気の成層化がはかれる。この結果、燃焼性が確
保される希薄空燃比の限界値を拡大し、燃費の低減がは
かれる。
【0027】請求項3に記載の筒内直接噴射式火花点火
エンジンにおいて、ピストン冠部の肉厚を確保する必要
から、ピストン傾斜面に対して略球面状に窪む傾斜キャ
ビティ部の開口径が制約されるため、放射状に拡がる燃
料噴霧の外周部が傾斜キャビティ部の外側に到達する。
【0028】これに対処して、ピストン傾斜面に対して
楕円形の断面を持って窪む側方キャビティ部は、傾斜キ
ャビティ部の両側方に連通し、燃料噴霧の到達する領域
に開口しているため、燃料噴霧の外周部は側方キャビテ
ィ部上でタンブルと共に旋回し、側方キャビティ部に沿
って上昇することにより、濃混合気が点火栓の近傍に集
められ、混合気の成層化がはかれる。この結果、燃焼性
が確保される希薄空燃比の限界値を拡大し、燃費の低減
がはかれる。
【0029】請求項4に記載の筒内直接噴射式火花点火
エンジンにおいて、ピストン冠部の肉厚を確保する必要
から、ピストン傾斜面に対して略球面状に窪む傾斜キャ
ビティ部の開口径が制約されるため、放射状に拡がる燃
料噴霧の外周部が傾斜キャビティ部の外側に到達する。
【0030】これに対処して、ピストン傾斜面に対して
略平行な底面を持って窪む側方キャビティ部は、傾斜キ
ャビティ部の両側方に連通し、燃料噴霧の到達する領域
に開口しているため、燃料噴霧の外周部は側方キャビテ
ィ部上でタンブルと共に旋回し、側方キャビティ部に沿
って上昇する。
【0031】側方キャビティ部の底面がピストン傾斜面
と平行な平面状に形成されているため、側方キャビティ
部は偏平な空間として画成され、ピストン冠部に対する
開口面積を大きくして、多くの燃料噴霧をキャビティに
集めることができる。
【0032】こうして燃料を点火栓の近傍に集中させる
ことにより、着火が確実に行われる。この結果、燃焼性
が確保される希薄空燃比の限界値を拡大し、燃費の低減
がはかれる。
【0033】請求項5に記載の筒内直接噴射式火花点火
エンジンにおいて、ピストン冠部の肉厚を確保する必要
から、ピストン傾斜面に対して略球面状に窪む傾斜キャ
ビティ部の開口径が制約されるため、放射状に拡がる燃
料噴霧の外周部が傾斜キャビティ部の外側に到達する。
【0034】これに対処して、ピストン傾斜面に対して
略平行な底面を持って窪む側方キャビティ部は、傾斜キ
ャビティ部の両側方に連通し、燃料噴霧の到達する領域
に開口しているため、燃料噴霧の外周部は側方キャビテ
ィ部上でタンブルと共に旋回し、側方キャビティ部に沿
って上昇する。
【0035】側方キャビティ部の底面がシリンダ中心線
と直交する平面状に形成されているため、この底面から
立ち上がるガイド面の勾配を大きく形成することが可能
となる。このため、側方キャビティ部上の燃料噴霧を点
火栓の近傍に有効に集められ、着火が確実に行われる。
この結果、燃焼性が確保される希薄空燃比の限界値を拡
大し、燃費の低減がはかれる。
【0036】請求項6に記載の筒内直接噴射式火花点火
エンジンにおいて、ピストン冠部の肉厚を確保する必要
から、ピストン傾斜面に対して略球面状に窪む傾斜キャ
ビティ部の開口径が制約されるため、放射状に拡がる燃
料噴霧の外周部が傾斜キャビティ部の外側に到達する。
【0037】これに対処して、ピストン傾斜面に対して
略平行な底面を持って窪む側方キャビティ部は、傾斜キ
ャビティ部の両側方に連通し、燃料噴霧の到達する領域
に開口しているため、燃料噴霧の外周部は側方キャビテ
ィ部上でタンブルと共に旋回し、側方キャビティ部に沿
って上昇する。
【0038】側方キャビティ部はその開口幅がピストン
冠部の外周部から中央部にかけてしだいに大きくなって
いるため、多くの燃料噴霧をキャビティに集めることが
できる。このため、側方キャビティ部上の燃料噴霧を点
火栓の近傍に有効に集められ、着火が確実に行われる。
この結果、燃焼性が確保される希薄空燃比の限界値を拡
大し、燃費の低減がはかれる。
【0039】請求項7に記載の筒内直接噴射式火花点火
エンジンにおいて、ピストン冠部の肉厚を確保する必要
から、ピストン傾斜面に対して略球面状に窪む傾斜キャ
ビティ部の開口径が制約されるため、放射状に拡がる燃
料噴霧の外周部が傾斜キャビティ部の外側に到達する。
【0040】これに対処して、ピストン傾斜面に対して
略平行な底面を持って窪む側方キャビティ部は、傾斜キ
ャビティ部の両側方に連通し、燃料噴霧の到達する領域
に開口しているため、燃料噴霧の外周部は側方キャビテ
ィ部上でタンブルと共に旋回し、側方キャビティ部に沿
って上昇する。
【0041】側方キャビティ部の深さが傾斜キャビティ
部から側方に離れるのにしたがって大きく形成されてい
るため、側方キャビティ部に向けて噴射された燃料噴霧
を逃がすことなく点火栓の近傍に導くことが可能とな
る。この結果、燃焼性が確保される希薄空燃比の限界値
を拡大し、燃費の低減がはかれる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
【0043】図4、図6に示すように、シリンダヘッド
2に形成された燃焼室天井壁20とピストン1の間に燃
焼室3が画成される。
【0044】ペントルーフ型に傾斜する燃焼室天井壁2
0には2つの吸気ポート21と2つの排気ポート22が
互いに対向して開口している。すなわち、燃焼室天井壁
20は、各吸気ポート21が開口する吸気ポート側傾斜
面23と各排気ポート22が開口する排気ポート側傾斜
面24によって構成される。
【0045】燃焼室天井壁20の中央部から燃焼室3に
臨むインジェクタ6と点火栓4が設けられる。インジェ
クタ6と点火栓4を挟むようにして2つの吸気バルブ7
と2つの排気バルブ(図示せず)が互いに対向して設け
られる。
【0046】インジェクタ6は2つの排気バルブの側方
で、かつ両排気バルブの中間に位置して燃焼室3に臨ん
でいる。インジェクタ6はシリンダ中心線に略平行に配
置される。
【0047】点火栓4は2つの吸気バルブ7の側方で、
かつ両吸気バルブ7の中間に位置して燃焼室3に臨んで
いる。すなわち、点火栓4は燃焼室天井壁20の各吸気
ポート21と各排気ポート22の間でインジェクタ6よ
り各吸気ポート21に近接する位置から燃焼室3に臨
む。
【0048】各吸気ポート21から燃焼室3に流入する
吸気を図2に矢印で示すように排気ポート側傾斜面24
およびシリンダ5に沿って下降させてタンブルを生起す
るタンブル生起手段が備えられる。このタンブル生起手
段として、各吸気ポート21は、その通路中心が図4の
正面図上において直線状に延び、各排気ポート側傾斜面
24およびシリンダ5に対向するように、シリンダ中心
線に対して大きく傾斜している。
【0049】図2にも示すように、ピストン冠部10は
ペントルーフ型に傾斜して形成される。ピストン冠部1
0は、同じくペントルーフ型に傾斜した燃焼室天井壁2
0の吸気ポート側傾斜面23に対向して傾斜するピスト
ン傾斜面15と、排気ポート側傾斜面24に対向して傾
斜するピストン傾斜面16等によって構成される。
【0050】この場合、ピストン1が上死点に到達する
とき、ピストン1と燃焼室天井壁10の間に画成される
燃焼室3の容積を後述するキャビティ11に集中させ
て、高い圧縮比が得られる。
【0051】図1にも示すように、ピストン1の冠部1
0には凹状に窪むキャビティ11が形成される。キャビ
ティ11は、ピストン冠部10の中央部から排気ポート
側傾斜面24の下方に配置される傾斜キャビティ部12
と、傾斜キャビティ部12の両側方(エンジンの前後方
向)に連通する側方キャビティ部13とから構成され
る。
【0052】インジェクタ6はその噴口が傾斜キャビテ
ィ部12の上方に位置し、噴口から噴射される燃料噴霧
が傾斜キャビティ部12に向けて放射状に拡がるように
なっている。
【0053】傾斜キャビティ部12はその底面が略球面
状に湾曲して形成される。傾斜キャビティ部12の底面
は、点火栓4に向けて傾斜する。インジェクタ6から噴
射された燃料噴霧は、図2に矢印Bで示すように燃焼室
3に生起されるタンブルと共に旋回し、傾斜キャビティ
部12に沿って上昇することにより、濃混合気が点火栓
4の近傍に集められるようになっている。
【0054】ピストン冠部10のピストン傾斜面15と
ピストン傾斜面16が交わる稜線19は図示しないクラ
ンクシャフトの回転中心軸と平行方向に延びる直線状に
形成される。傾斜キャビティ部12は稜線19を削除す
るように、ピストン傾斜面15とピストン傾斜面16に
わたって開口している。
【0055】本実施形態では、図3に示すように、両側
方キャビティ部13はその底面が楕円形の断面を持つ回
転体Gの表面に沿って湾曲するように形成される。両側
方キャビティ部13はインジェクタ6から放射状に拡が
る燃料噴霧が到達する領域を含むように形成される。
【0056】側方キャビティ部13は傾斜キャビティ部
12より浅く形成される。側方キャビティ部13の底面
は、点火栓4に向けて傾斜する。インジェクタ6から噴
射された燃料噴霧は、図2に矢印Cで示すように燃焼室
3に生起されるタンブルと共に旋回し、側方キャビティ
部13に沿って上昇することにより、濃混合気が点火栓
4の近傍に集められるようになっている。
【0057】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0058】各吸気バルブ7が開かれるのに伴って各吸
気ポート21からシリンダ5内に空気が吸入される。低
負荷時ではピストン1が上昇する圧縮行程の後半にイン
ジェクタ6が開弁し、燃焼室3に燃料がキャビティ11
に向けて放射状に噴射される。 各吸気ポート21を通
ってシリンダ5内に吸入された空気がピストン1で圧縮
された状態で、点火栓4を介して燃料を着火燃焼させ
る。燃焼したガスはピストン1を下降させてクランクシ
ャフトを介して回転力を取り出した後、ピストン1が上
昇する排気行程中に排気バルブが開かれるのに伴って各
排気ポート22から排出される。これらの各行程が連続
して繰り返される。
【0059】各吸気ポート21を通ってシリンダ5内に
流入する吸気流は、図5に矢印で示すように、排気ポー
ト側傾斜面24およびシリンダ5に沿って下降した後に
ピストン冠部10上へと進んで旋回する順タンブルを生
起する。
【0060】インジェクタ6から放射状に噴射される燃
料噴霧の大部分は、傾斜キャビティ部12に向かう。傾
斜キャビティ部12は点火栓4に向けて傾斜しているた
め、図2に矢印Bで示すようにキャビティ11上におい
て順タンブルと共に旋回する燃料噴霧は、傾斜キャビテ
ィ部12に沿って燃焼室3の中央部へと上昇する。これ
により、濃混合気が点火栓4の近傍に集められる。
【0061】しかし、ピストン1の冠部10の肉厚を確
保する必要から、球面状に窪む傾斜キャビティ部12の
開口径が制約されるため、放射状に拡がる燃料噴霧の外
周部が傾斜キャビティ部12の外側に到達する。
【0062】本発明はこれに対処して、傾斜キャビティ
部12の側方に連通する両側方キャビティ部13が燃料
噴霧の到達する領域に開口しているため、燃料噴霧の外
周部は、図2に矢印Cで示すように側方キャビティ部1
3上でタンブルと共に旋回し、側方キャビティ部13に
沿って上昇する。これにより、濃混合気が点火栓4の近
傍に集められ、混合気の成層化がはかれる。
【0063】こうして燃料を点火栓4の近傍に集中させ
ることにより、着火が確実に行われる。この結果、燃焼
性が確保される希薄空燃比の限界値を拡大し、燃費の低
減がはかれる。
【0064】多くの燃料噴霧がキャビティ11に集めら
れることにより、ピストン1の外周部やシリンダ5等に
付着して、未燃焼HC,COが排出されることを抑えら
れる。さらに、冷間時において燃料噴射量を増やす必要
がなく、これによってもエミッションを改善することが
できる。
【0065】また、多くの燃料噴霧がキャビティ11に
集められることにより、燃料とするガソリンがシリンダ
5に付着することが抑えられ、付着したガソリンによっ
てオイルの粘性が希釈されてシリンダ5の油膜が切れる
ことを防止し、ピストン1の摺動を円滑に維持すること
ができる。
【0066】高負荷時では、ピストン1が下降する吸入
行程にインジェクタ6が開弁し、燃焼室3に燃料が噴射
される。インジェクタ6から噴射された燃料が順タンブ
ルによってピストン1のキャビティ11に沿って旋回す
る過程でピストン1によって加熱され、その微粒化およ
び気化が進む。
【0067】こうしてシリンダ5内に生起される順タン
ブルのガス流動により燃料の拡散が促され、点火時期を
迎えるときに、燃焼室3に均質な混合気が形成され、着
火が確実に行われるとともに、火炎の伝播が促される。
この結果、サイクル変動に影響されない安定した燃焼性
が確保され、出力の向上がはかれる。
【0068】次に、図7、図8、図9に示す実施形態に
ついて説明する。なお、図1、図2、図3との対応部分
には同一符号を付す。
【0069】ピストン1の冠部10に凹状に窪むキャビ
ティ11は、ピストン冠部10の中央部から排気ポート
側傾斜面の下方に配置される傾斜キャビティ部12と、
傾斜キャビティ部12の両側方に連通する側方キャビテ
ィ部13とから構成される。
【0070】傾斜キャビティ部12はその底面が略球面
状に湾曲して形成される。傾斜キャビティ部12の底面
は、点火栓に向けて傾斜する。インジェクタから噴射さ
れた燃料噴霧は、燃焼室3に生起されるタンブルと共に
旋回し、傾斜キャビティ部12に沿って上昇することに
より、濃混合気が点火栓の近傍に集められるようになっ
ている。
【0071】本実施形態では、側方キャビティ部13は
略三角形の外郭31を有し、ピストンに対して燃料噴霧
が到達する領域を含むように形成される。
【0072】側方キャビティ部13は傾斜キャビティ部
12をまたぐようにして形成され、その底面がピストン
冠部10の外周部に段差無く連続している。
【0073】側方キャビティ部13は傾斜キャビティ部
12より浅く形成される。側方キャビティ部13の底面
はピストン傾斜面16と平行な平面状に形成され、排気
ポート側天井壁に平行に対峙している。
【0074】側方キャビティ部13の外郭31はその断
面が円弧状に湾曲してピストン傾斜面16に接続してい
る。
【0075】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0076】放射状に拡がる燃料噴霧の外周部が傾斜キ
ャビティ部12の外側に到達する。これに対処して、傾
斜キャビティ部12の側方に連通する側方キャビティ部
13が燃料噴霧の到達する領域に開口しているため、燃
料噴霧の外周部は、側方キャビティ部13上でタンブル
と共に旋回し、側方キャビティ部13に沿って上昇す
る。
【0077】側方キャビティ部13の底面がピストン傾
斜面16と平行な平面状に形成されているため、側方キ
ャビティ部13は偏平な空間として画成され、ピストン
冠部10に対する開口面積を大きくして、多くの燃料噴
霧をキャビティ11に集めることができる。
【0078】こうして燃料を点火栓4の近傍に集中させ
ることにより、着火が確実に行われる。この結果、燃焼
性が確保される希薄空燃比の限界値を拡大し、燃費の低
減がはかれる。
【0079】次に、図10に示す実施形態について説明
する。なお、図2との対応部分には同一符号を付す。
【0080】ピストン1の冠部10に凹状に窪むキャビ
ティ11は、ピストン冠部10の中央部から排気ポート
側傾斜面の下方に配置される傾斜キャビティ部12と、
傾斜キャビティ部12の両側方に連通する側方キャビテ
ィ部13とから構成される。
【0081】傾斜キャビティ部12はその底面が略球面
状に湾曲して形成される。傾斜キャビティ部12の底面
は、点火栓に向けて傾斜する。インジェクタから噴射さ
れた燃料噴霧は、燃焼室3に生起されるタンブルと共に
旋回し、傾斜キャビティ部12に沿って上昇することに
より、濃混合気が点火栓の近傍に集められるようになっ
ている。
【0082】側方キャビティ部13は傾斜キャビティ部
12より浅く形成される。傾斜キャビティ部12の底面
は、シリンダ中心線と直交する平面状に形成され、ピス
トン冠部10の外周部と段差無く連続する。
【0083】側方キャビティ部12はその底面から連続
して点火栓に向けて傾斜するガイド面33を有する。ガ
イド面33はその断面が円弧状に湾曲して形成される。
ガイド面33の下端は側方キャビティ部12の底面に段
差無く連続する。ガイド面33の上端は稜線19の近傍
でピストン傾斜面16と接続している。
【0084】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0085】放射状に拡がる燃料噴霧の外周部が傾斜キ
ャビティ部12の外側に到達する。これに対処して、傾
斜キャビティ部12の側方に連通する側方キャビティ部
13が燃料噴霧の到達する領域に開口しているため、燃
料噴霧の外周部は、側方キャビティ部13上でタンブル
と共に旋回し、側方キャビティ部13のガイド面33に
沿って上昇する。
【0086】側方キャビティ部13の底面がシリンダ中
心線と直交する平面状に形成され、ピストン冠部10の
外周部と段差無く連続しているため、この底面から立ち
上がるガイド面33の勾配を大きく形成することが可能
となる。このため、側方キャビティ部13上の燃料噴霧
を点火栓4の近傍に有効に集められ、着火が確実に行わ
れる。この結果、燃焼性が確保される希薄空燃比の限界
値を拡大し、燃費の低減がはかれる。
【0087】次に、図11に示す実施形態について説明
する。なお、図1との対応部分には同一符号を付す。
【0088】ピストン1の冠部10に凹状に窪むキャビ
ティ11は、ピストン冠部10の中央部から排気ポート
側傾斜面の下方に配置される傾斜キャビティ部12と、
傾斜キャビティ部12の両側方に連通する側方キャビテ
ィ部13とから構成される。
【0089】傾斜キャビティ部12はその底面が略球面
状に湾曲して形成される。傾斜キャビティ部12の底面
は、点火栓に向けて傾斜する。インジェクタから噴射さ
れた燃料噴霧は、燃焼室3に生起されるタンブルと共に
旋回し、傾斜キャビティ部12に沿って上昇することに
より、濃混合気が点火栓の近傍に集められるようになっ
ている。
【0090】本実施形態では、側方キャビティ部13は
三日月形の外郭31を有し、ピストンに対して燃料噴霧
が到達する領域を含むように形成される。側方キャビテ
ィ部13は傾斜キャビティ部12をまたぐようにして形
成され、その開口幅がピストン冠部10の外周部から中
央の稜線19に近づくのにしたがって大きくなってい
る。外郭31の上端31aは稜線19に対してその近傍
で平行に延びる直線状に形成される。
【0091】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0092】放射状に拡がる燃料噴霧の外周部が傾斜キ
ャビティ部12の外側に到達する。これに対処して、傾
斜キャビティ部12の側方に連通する側方キャビティ部
13が燃料噴霧の到達する領域に開口しているため、燃
料噴霧の外周部は、側方キャビティ部13上でタンブル
と共に旋回し、側方キャビティ部13に沿って上昇す
る。
【0093】側方キャビティ部13はその外郭31が三
日月形をして、その開口幅がピストン冠部10の外周部
から中央部にかけてしだいに大きくなっているため、多
くの燃料噴霧をキャビティ11に集めることができる。
【0094】こうして燃料を点火栓4の近傍に集中させ
ることにより、着火が確実に行われる。この結果、燃焼
性が確保される希薄空燃比の限界値を拡大し、燃費の低
減がはかれる。
【0095】次に、図12に示す実施形態について説明
する。なお、図3との対応部分には同一符号を付す。
【0096】ピストン1の冠部10に凹状に窪むキャビ
ティ11は、ピストン冠部10の中央部から排気ポート
側傾斜面の下方に配置される傾斜キャビティ部12と、
傾斜キャビティ部12の両側方に連通する側方キャビテ
ィ部13とから構成される。
【0097】傾斜キャビティ部12はその底面が略球面
状に湾曲して形成される。傾斜キャビティ部12の底面
は、点火栓に向けて傾斜する。インジェクタから噴射さ
れた燃料噴霧は、燃焼室3に生起されるタンブルと共に
旋回し、傾斜キャビティ部12に沿って上昇することに
より、濃混合気が点火栓の近傍に集められるようになっ
ている。
【0098】側方キャビティ部13は傾斜キャビティ部
12より浅く形成され、ピストンに対して燃料噴霧が到
達する領域を含むように形成される。
【0099】本実施形態では、側方キャビティ部13は
その深さが傾斜キャビティ部12から側方に離れるのに
したがって大きくなるように形成される。
【0100】側方キャビティ部13の外郭31はその断
面が円弧状に湾曲してピストン傾斜面16に接続してい
る。
【0101】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0102】放射状に拡がる燃料噴霧の外周部が傾斜キ
ャビティ部12の外側に到達する。これに対処して、傾
斜キャビティ部12の側方に連通する側方キャビティ部
13が燃料噴霧の到達する領域に開口しているため、燃
料噴霧の外周部は、側方キャビティ部13上でタンブル
と共に旋回し、側方キャビティ部13に沿って上昇す
る。
【0103】側方キャビティ部13はその深さが傾斜キ
ャビティ部12から側方に離れるのにしたがって大きく
なっているため、側方キャビティ部12に向けて噴射さ
れた燃料噴霧を逃がすことなく点火栓4の近傍に導くこ
とが可能となる。
【0104】こうして燃料を点火栓4の近傍に集中させ
ることにより、着火が確実に行われる。この結果、燃焼
性が確保される希薄空燃比の限界値を拡大し、燃費の低
減がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すピストンの平面図。
【図2】同じくピストンの正面図。
【図3】同じく図2のA−A線に沿うピストンの断面
図。
【図4】同じく吸入行程におけるエンジンの概略正面
図。
【図5】同じく点火時期タイミングにおけるエンジンの
概略正面図。
【図6】同じく燃焼室天井壁の概略平面図。
【図7】他の実施形態を示すピストンの平面図。
【図8】同じくピストンの正面図。
【図9】同じく図8のD−D線に沿うピストンの断面
図。
【図10】さらに他の実施形態を示すピストンの正面
図。
【図11】さらに他の実施形態を示すピストンの平面
図。
【図12】さらに他の実施形態を示すピストンの断面
図。
【図13】従来例を示すピストンの正面図。
【図14】同じくピストンの斜視図。
【符号の説明】
1 ピストン 2 シリンダヘッド 3 燃焼室 4 点火栓 5 シリンダ 6 インジェクタ 10 ピストン冠部 11 キャビティ 12 傾斜キャビティ部 13 側方キャビティ部 15 ピストン傾斜面 16 ピストン傾斜面 20 燃焼室天井壁 21 吸気ポート 22 排気ポート

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ内に吸気を導入する吸気ポート
    と、 吸気ポートからシリンダ内に流入する吸気にタンブルを
    生起するタンブル生起手段と、 ピストンの冠部に凹状に窪むキャビティと、 シリンダ内にキャビティに向けて燃料を噴射するインジ
    ェクタと、 シリンダ内の混合気に点火する点火栓と、 シリンダ内から排気を排出する排気ポートと、 を備える筒内直接噴射式火花点火エンジンにおいて、 前記キャビティに点火栓に向けて傾斜する傾斜キャビテ
    ィ部を形成し、 傾斜キャビティ部の側方に連通する側方キャビティ部を
    形成し、 傾斜キャビティ部より側方に到達する燃料噴霧を側方キ
    ャビティ部を介して点火栓の近傍に導く構成としたこと
    を特徴とする筒内直接噴射式火花点火エンジン。
  2. 【請求項2】前記シリンダの中心線を含みクランクシャ
    フトの回転中心軸と直交する平面をシリンダ中心面Cと
    定義し、 燃焼室をシリンダ中心面Cについて対称的に形成し、 一対の側方キャビティ部を傾斜キャビティ部の両側方に
    連通させたことを特徴とする請求項1に記載の筒内直接
    噴射式火花点火エンジン。
  3. 【請求項3】前記ピストンの冠部に傾斜キャビティ部が
    開口するピストン傾斜面を形成し、 傾斜キャビティ部をピストン傾斜面に対して略球面状に
    窪ませ、 側方キャビティ部をピストン傾斜面に対して楕円形の断
    面を持つ回転体の表面に沿って窪ませたことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の筒内直接噴射式火花点火エ
    ンジン。
  4. 【請求項4】前記ピストンの冠部に傾斜キャビティ部が
    開口するピストン傾斜面を形成し、 傾斜キャビティ部をピストン傾斜面に対して略球面状に
    窪ませ、 側方キャビティ部の底面をピストン傾斜面に対して略平
    行に延びる平面状に形成したことを特徴とする請求項1
    または2に記載の筒内直接噴射式火花点火エンジン。
  5. 【請求項5】前記ピストンの冠部に傾斜キャビティ部が
    開口するピストン傾斜面を形成し、 傾斜キャビティ部をピストン傾斜面に対して略球面状に
    窪ませ、 側方キャビティ部の底面をシリンダ中心線と直交する平
    面状に形成し、 側方キャビティ部の底面から連続して点火栓に向けて傾
    斜するガイド面を形成したことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の筒内直接噴射式火花点火エンジン。
  6. 【請求項6】前記ピストンの冠部に傾斜キャビティ部が
    開口するピストン傾斜面を形成し、 傾斜キャビティ部をピストン傾斜面に対して略球面状に
    窪ませ、 側方キャビティ部の開口幅をピストン冠部の外周部から
    中央部にかけてしだいに大きく形成したことを特徴とす
    る請求項1から5のいずれか一つに記載の筒内直接噴射
    式火花点火エンジン。
  7. 【請求項7】前記ピストンの冠部に傾斜キャビティ部が
    開口するピストン傾斜面を形成し、 傾斜キャビティ部をピストン傾斜面に対して略球面状に
    窪ませ、 側方キャビティ部を傾斜キャビティ部から側方に離れる
    のにしたがって深く形成したことを特徴とする請求項1
    から6のいずれか一つに記載の筒内直接噴射式火花点火
    エンジン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013113119A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Honda Motor Co Ltd 内燃機関

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JP2013113120A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Honda Motor Co Ltd 内燃機関
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