JPH1136826A - バルブタイミング調整装置 - Google Patents
バルブタイミング調整装置Info
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- JPH1136826A JPH1136826A JP9286634A JP28663497A JPH1136826A JP H1136826 A JPH1136826 A JP H1136826A JP 9286634 A JP9286634 A JP 9286634A JP 28663497 A JP28663497 A JP 28663497A JP H1136826 A JPH1136826 A JP H1136826A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 当接部の滑らかな往復移動を可能とするバル
ブタイミング調整装置を提供する。 【解決手段】 ベーン14aに有底の嵌合穴15が形成
され、この嵌合穴15にピストンガイド30が圧入され
る。ストッパピストン1はフランジ部33、34でピス
トンガイド30と摺動する。ピストンガイド30が収容
穴15に圧入される圧入部と、ピストンガイド30がス
トッパピストン31と摺動する摺動部とは、ストッパピ
ストン31の移動方向において位置がずれ重なっていな
いので、収容穴15にピストンガイド30を圧入すると
きにピストンガイド30の圧入部が変形しても、ピスト
ンガイド30の摺動部は変形しない。これにより、ピス
トンガイド30とストッパピストン31との摺動クリア
ランスはほぼ一定に保持され、ストッパピストン31は
滑らかに往復移動できる。さらに、連通路30eの出入
口部に逃がし面30f、30gを設けているので、ばり
の脱落を防ぐ。
ブタイミング調整装置を提供する。 【解決手段】 ベーン14aに有底の嵌合穴15が形成
され、この嵌合穴15にピストンガイド30が圧入され
る。ストッパピストン1はフランジ部33、34でピス
トンガイド30と摺動する。ピストンガイド30が収容
穴15に圧入される圧入部と、ピストンガイド30がス
トッパピストン31と摺動する摺動部とは、ストッパピ
ストン31の移動方向において位置がずれ重なっていな
いので、収容穴15にピストンガイド30を圧入すると
きにピストンガイド30の圧入部が変形しても、ピスト
ンガイド30の摺動部は変形しない。これにより、ピス
トンガイド30とストッパピストン31との摺動クリア
ランスはほぼ一定に保持され、ストッパピストン31は
滑らかに往復移動できる。さらに、連通路30eの出入
口部に逃がし面30f、30gを設けているので、ばり
の脱落を防ぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関(以下、
「内燃機関」をエンジンという)の吸気弁および排気弁
の少なくともいずれか一方の開閉タイミング(以下、
「開閉タイミング」をバルブタイミングという)を運転
条件に応じて変更するためのバルブタイミング調整装置
に関する。
「内燃機関」をエンジンという)の吸気弁および排気弁
の少なくともいずれか一方の開閉タイミング(以下、
「開閉タイミング」をバルブタイミングという)を運転
条件に応じて変更するためのバルブタイミング調整装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンのクランクシャフトと同
期回転するタイミングギアやチェーンスプロケットを介
してカムシャフトを駆動し、タイミングギアやチェーン
スプロケットとカムシャフトとの相対回動による位相差
により吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方の
バルブタイミングを制御するベーン式のバルブタイミン
グ調整装置として、英国特許出願公開第2302391
号公報に開示されているものが知られている。
期回転するタイミングギアやチェーンスプロケットを介
してカムシャフトを駆動し、タイミングギアやチェーン
スプロケットとカムシャフトとの相対回動による位相差
により吸気弁および排気弁の少なくともいずれか一方の
バルブタイミングを制御するベーン式のバルブタイミン
グ調整装置として、英国特許出願公開第2302391
号公報に開示されているものが知られている。
【0003】英国特許出願公開第2302391号公報
に開示されているベーン式のバルブタイミング調整装置
では、カムシャフト側回転体であるベーンロータに設け
た有底穴に筒状のスリーブを圧入し、このスリーブに往
復移動可能に収容したロック部材をクランクシャフト側
回転体であるハウジングに設けた嵌合穴に嵌合すること
により、カムシャフト側回転体とクランクシャフト側回
転体との相対回動を拘束している。両回転体の相対回動
が拘束されることにより、吸気弁または排気弁の駆動に
伴いカムシャフトが正負のトルク変動を受けてもクラン
クシャフト側回転体とカムシャフト側回転体との打音発
生を防止することができる。
に開示されているベーン式のバルブタイミング調整装置
では、カムシャフト側回転体であるベーンロータに設け
た有底穴に筒状のスリーブを圧入し、このスリーブに往
復移動可能に収容したロック部材をクランクシャフト側
回転体であるハウジングに設けた嵌合穴に嵌合すること
により、カムシャフト側回転体とクランクシャフト側回
転体との相対回動を拘束している。両回転体の相対回動
が拘束されることにより、吸気弁または排気弁の駆動に
伴いカムシャフトが正負のトルク変動を受けてもクラン
クシャフト側回転体とカムシャフト側回転体との打音発
生を防止することができる。
【0004】クランクシャフト側回転体に対しカムシャ
フト側回転体の位相を変化させるときには、クランクシ
ャフト側回転体に対してカムシャフト側回転体を相対回
動駆動する作動油圧をロック部材に加えることによりロ
ック部材がハウジングから抜け出し、クランクシャフト
側回転体とカムシャフト側回転体との相対回動が可能に
なる。
フト側回転体の位相を変化させるときには、クランクシ
ャフト側回転体に対してカムシャフト側回転体を相対回
動駆動する作動油圧をロック部材に加えることによりロ
ック部材がハウジングから抜け出し、クランクシャフト
側回転体とカムシャフト側回転体との相対回動が可能に
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、英国特
許出願公開第2302391号公報に開示されているバ
ルブタイミング調整装置では、ベーンロータに圧入され
ているスリーブの圧入部と、スリーブがロック部材と摺
動している摺動部とがロック部材の移動方向で重なって
いる。したがって、ベーンロータにスリーブを圧入した
ときにスリーブの圧入部とともに摺動部が変形すること
があるので、ロック部材とスリーブとの摺動クリアラン
スがばらつき、ロック部材の往復移動が妨げられたり、
作動油中の異物がスリーブとロック部材との摺動クリア
ランスに入り込み易くなる。ロック部材とスリーブとの
摺動クリアランスに異物が入り込むと、ロック部材の往
復移動を妨げる恐れがある。
許出願公開第2302391号公報に開示されているバ
ルブタイミング調整装置では、ベーンロータに圧入され
ているスリーブの圧入部と、スリーブがロック部材と摺
動している摺動部とがロック部材の移動方向で重なって
いる。したがって、ベーンロータにスリーブを圧入した
ときにスリーブの圧入部とともに摺動部が変形すること
があるので、ロック部材とスリーブとの摺動クリアラン
スがばらつき、ロック部材の往復移動が妨げられたり、
作動油中の異物がスリーブとロック部材との摺動クリア
ランスに入り込み易くなる。ロック部材とスリーブとの
摺動クリアランスに異物が入り込むと、ロック部材の往
復移動を妨げる恐れがある。
【0006】また、スリーブとロック部材とを熱膨張率
の異なる材質で形成した場合も、温度変化によりロック
部材とスリーブとの摺動クリアランスがばらつき、作動
油中の異物がスリーブとロック部材との摺動クリアラン
スに入り込み易くなることがある。さらに、英国特許出
願公開第2302391号公報に開示されているバルブ
タイミング調整装置では、スリーブとの摺動面からテー
パ状にスリーブとの非摺動面がロック部材に形成されて
いるので、テーパ状の非摺動面に沿ってスリーブとロッ
ク部材との摺動クリアランスに異物が入り込み易い。
の異なる材質で形成した場合も、温度変化によりロック
部材とスリーブとの摺動クリアランスがばらつき、作動
油中の異物がスリーブとロック部材との摺動クリアラン
スに入り込み易くなることがある。さらに、英国特許出
願公開第2302391号公報に開示されているバルブ
タイミング調整装置では、スリーブとの摺動面からテー
パ状にスリーブとの非摺動面がロック部材に形成されて
いるので、テーパ状の非摺動面に沿ってスリーブとロッ
ク部材との摺動クリアランスに異物が入り込み易い。
【0007】本発明の目的は、当接部の滑らかな往復移
動を可能とするバルブタイミング調整装置を提供するこ
とにある。
動を可能とするバルブタイミング調整装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
バルブタイミング調整装置によると、当接部を往復移動
方向に摺動可能に収容する支持部材を駆動側回転体およ
び従動側回転体のいずれか一方の回転体に圧入し、この
一方の回転体に圧入されている支持部材の圧入部と、当
接部と摺動している支持部材の摺動部とは当接部の移動
方向に位置がずれている。したがって、支持部材を圧入
したときに圧入部が変形しても摺動部に変形は生じな
い。これにより、圧入時に支持部材の圧入部が変形して
も当接部と支持部材との摺動クリアランスを一定に保持
できるので、当接部の円滑な往復移動を維持することが
できる。
バルブタイミング調整装置によると、当接部を往復移動
方向に摺動可能に収容する支持部材を駆動側回転体およ
び従動側回転体のいずれか一方の回転体に圧入し、この
一方の回転体に圧入されている支持部材の圧入部と、当
接部と摺動している支持部材の摺動部とは当接部の移動
方向に位置がずれている。したがって、支持部材を圧入
したときに圧入部が変形しても摺動部に変形は生じな
い。これにより、圧入時に支持部材の圧入部が変形して
も当接部と支持部材との摺動クリアランスを一定に保持
できるので、当接部の円滑な往復移動を維持することが
できる。
【0009】本発明の請求項2記載のバルブタイミング
調整装置によると、支持部材と摺動する摺動面、ならび
に流体圧力を受ける受圧面を有する肩部を当接部に設
け、摺動面と受圧面とが直角な角部を形成しているの
で、支持部材と当接部との摺動クリアランスに異物が入
り込み難い。さらに、摺動部の摩耗、支持部材と当
接部との熱膨張率の違い等により支持部材と当接部との
摺動クリアランスがばらついても、肩部に遮られて支持
部材と当接部との摺動クリアランスに異物が入り込み難
い。したがって、当接部の円滑な往復移動を維持するこ
とができる。
調整装置によると、支持部材と摺動する摺動面、ならび
に流体圧力を受ける受圧面を有する肩部を当接部に設
け、摺動面と受圧面とが直角な角部を形成しているの
で、支持部材と当接部との摺動クリアランスに異物が入
り込み難い。さらに、摺動部の摩耗、支持部材と当
接部との熱膨張率の違い等により支持部材と当接部との
摺動クリアランスがばらついても、肩部に遮られて支持
部材と当接部との摺動クリアランスに異物が入り込み難
い。したがって、当接部の円滑な往復移動を維持するこ
とができる。
【0010】また、作動流体から受圧面が直接受ける力
が受圧面に垂直に働き、つまり当接部の移動方向に平行
に働き当接部の移動方向と直交する方向に分力が働かな
いので、当接部が作動流体の圧力によりぶれることなく
滑らかに移動する。本発明の請求項3記載のバルブタイ
ミング調整装置によると、支持部材と摺動する被当接部
側の第1の摺動面、および支持部材と摺動する反被当接
部側の第2の摺動面を当接部に設け、第2の摺動面側の
全域において支持部材を一方の回転体に圧入する。この
ため、第2の摺動面側の全域において支持部材の径変形
が起こるので、支持部材を変形量を見込んだ寸法とする
ことにより、第2の摺動面側の全域において摺動クリア
ランスを保持することができる。したがって、当接部の
円滑な往復移動を維持することができる。
が受圧面に垂直に働き、つまり当接部の移動方向に平行
に働き当接部の移動方向と直交する方向に分力が働かな
いので、当接部が作動流体の圧力によりぶれることなく
滑らかに移動する。本発明の請求項3記載のバルブタイ
ミング調整装置によると、支持部材と摺動する被当接部
側の第1の摺動面、および支持部材と摺動する反被当接
部側の第2の摺動面を当接部に設け、第2の摺動面側の
全域において支持部材を一方の回転体に圧入する。この
ため、第2の摺動面側の全域において支持部材の径変形
が起こるので、支持部材を変形量を見込んだ寸法とする
ことにより、第2の摺動面側の全域において摺動クリア
ランスを保持することができる。したがって、当接部の
円滑な往復移動を維持することができる。
【0011】本発明の請求項4記載のバルブタイミング
調整装置によると、摺動面に溝部を設けているので、溝
部が異物溜めの働きをし、支持部材と当接部との摺動ク
リアランスに異物が入り込み難い。したがって、当接部
の円滑な往復移動を維持することができる。さらに、摺
動面の軸方向の長さを分割し、各々を異物の流れ切り易
い長さにすることができる。
調整装置によると、摺動面に溝部を設けているので、溝
部が異物溜めの働きをし、支持部材と当接部との摺動ク
リアランスに異物が入り込み難い。したがって、当接部
の円滑な往復移動を維持することができる。さらに、摺
動面の軸方向の長さを分割し、各々を異物の流れ切り易
い長さにすることができる。
【0012】また、当接部の往復移動時、溝部は支持部
材との摺動部分から外れないので、当接部の作動不良を
防ぐことができる。本発明の請求項5記載のバルブタイ
ミング調整装置によると、第1の摺動面に溝部を設けて
いるので、溝部が異物溜めの働きをし、支持部材と当接
部との摺動クリアランスに異物が入り込み難い。したが
って、当接部の円滑な往復移動を維持することができ
る。さらに、第1の摺動面の軸方向の長さを分割し、各
々を異物の流れ切り易い長さにすることができる。
材との摺動部分から外れないので、当接部の作動不良を
防ぐことができる。本発明の請求項5記載のバルブタイ
ミング調整装置によると、第1の摺動面に溝部を設けて
いるので、溝部が異物溜めの働きをし、支持部材と当接
部との摺動クリアランスに異物が入り込み難い。したが
って、当接部の円滑な往復移動を維持することができ
る。さらに、第1の摺動面の軸方向の長さを分割し、各
々を異物の流れ切り易い長さにすることができる。
【0013】また、当接部の往復移動時、溝部は支持部
材との摺動部分から外れないので、当接部の作動不良を
防ぐことができる。本発明の請求項6記載のバルブタイ
ミング調整装置によると、溝部は環状溝であるので、支
持部材と当接部との摺動クリアランスにさらに異物が入
り込み難い。したがって、当接部のさらに円滑な往復移
動を維持することができる。
材との摺動部分から外れないので、当接部の作動不良を
防ぐことができる。本発明の請求項6記載のバルブタイ
ミング調整装置によると、溝部は環状溝であるので、支
持部材と当接部との摺動クリアランスにさらに異物が入
り込み難い。したがって、当接部のさらに円滑な往復移
動を維持することができる。
【0014】本発明の請求項7記載のバルブタイミング
調整装置によると、支持部材に通路を形成し、この通路
の入口部ならびに出口部に流体を逃がす逃がし面を設け
ているので、製造時に発生したばりが通路の入口部なら
びに出口部に残っていても、当接部の摺動時、このばり
は当接部に接触しない。したがって、ばりの脱落を防
ぎ、ばりが異物となるのを防ぐことができる。
調整装置によると、支持部材に通路を形成し、この通路
の入口部ならびに出口部に流体を逃がす逃がし面を設け
ているので、製造時に発生したばりが通路の入口部なら
びに出口部に残っていても、当接部の摺動時、このばり
は当接部に接触しない。したがって、ばりの脱落を防
ぎ、ばりが異物となるのを防ぐことができる。
【0015】本発明の請求項8記載のバルブタイミング
調整装置によると、通路は通路形成前の支持部材の通路
形成箇所を溶融することにより形成されるので、通路形
成時のばりの発生を抑えることができる。本発明の請求
項9記載のバルブタイミング調整装置によると、収容穴
と摺動する摺動面、ならびに流体圧力を受ける受圧面を
有する肩部を当接部に設け、摺動面と受圧面とが直角な
角部を形成しているので、収容穴と当接部との間に異物
が入り込み難い。さらに、摺動部の摩耗、収容穴を
形成する材質と当接部を形成する材質との熱膨張率の違
い等により収容穴と当接部との間の摺動クリアランスが
ばらついても、肩部に遮られて収容穴と当接部との摺動
クリアランスに異物が入り込み難い。したがって、当接
部の円滑な往復移動を維持することができる。
調整装置によると、通路は通路形成前の支持部材の通路
形成箇所を溶融することにより形成されるので、通路形
成時のばりの発生を抑えることができる。本発明の請求
項9記載のバルブタイミング調整装置によると、収容穴
と摺動する摺動面、ならびに流体圧力を受ける受圧面を
有する肩部を当接部に設け、摺動面と受圧面とが直角な
角部を形成しているので、収容穴と当接部との間に異物
が入り込み難い。さらに、摺動部の摩耗、収容穴を
形成する材質と当接部を形成する材質との熱膨張率の違
い等により収容穴と当接部との間の摺動クリアランスが
ばらついても、肩部に遮られて収容穴と当接部との摺動
クリアランスに異物が入り込み難い。したがって、当接
部の円滑な往復移動を維持することができる。
【0016】また、作動流体から受圧面が直接受ける力
が受圧面に垂直に働き、つまり当接部の移動方向に平行
に働き当接部の移動方向と直交する方向に分力が働かな
いので、当接部が作動流体の圧力によりぶれることなく
滑らかに移動する。
が受圧面に垂直に働き、つまり当接部の移動方向に平行
に働き当接部の移動方向と直交する方向に分力が働かな
いので、当接部が作動流体の圧力によりぶれることなく
滑らかに移動する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例によるバルブタイミ
ング調整装置を図1、図2および図3に示す。第1実施
例のバルブタイミング調整装置1は油圧制御式であり、
吸気弁のバルブタイミングを制御するものである。
複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例によるバルブタイミ
ング調整装置を図1、図2および図3に示す。第1実施
例のバルブタイミング調整装置1は油圧制御式であり、
吸気弁のバルブタイミングを制御するものである。
【0018】図2に示すタイミングギア10は、エンジ
ンの駆動軸としての図示しないクランクシャフトとギア
列で接続してクランクシャフトの駆動力を伝達され、ク
ランクシャフトと同期して回転する。従動軸としてのカ
ムシャフト2は、ジャーナル3に軸受けされ、図示しな
い吸気弁を開閉駆動している。カムシャフト2は、タイ
ミングギア10から駆動力を伝達され、タイミングギア
10に対し所定の位相差をおいて相対回動可能である。
タイミングギア10およびカムシャフト2は図1の左方
向からみて時計方向に回転する。以下この回転方向を進
角方向とする。
ンの駆動軸としての図示しないクランクシャフトとギア
列で接続してクランクシャフトの駆動力を伝達され、ク
ランクシャフトと同期して回転する。従動軸としてのカ
ムシャフト2は、ジャーナル3に軸受けされ、図示しな
い吸気弁を開閉駆動している。カムシャフト2は、タイ
ミングギア10から駆動力を伝達され、タイミングギア
10に対し所定の位相差をおいて相対回動可能である。
タイミングギア10およびカムシャフト2は図1の左方
向からみて時計方向に回転する。以下この回転方向を進
角方向とする。
【0019】シューハウジング11は周壁12およびフ
ロント部13からなる。ベーンロータ14の軸方向両端
面は薄板状のリアプレート16とシューハウジング11
のフロント部13により覆われている。タイミングギア
10、シューハウジング11およびリアプレート16は
ハウジング部材を構成するとともに駆動側回転体を構成
し、互いに図2に示すボルト41により同軸上に固定さ
れている。また、ベーンロータ14およびブッシュ20
は、ボルト40によりカムシャフト2に一体に固定され
ており、従動側回転体を構成している。
ロント部13からなる。ベーンロータ14の軸方向両端
面は薄板状のリアプレート16とシューハウジング11
のフロント部13により覆われている。タイミングギア
10、シューハウジング11およびリアプレート16は
ハウジング部材を構成するとともに駆動側回転体を構成
し、互いに図2に示すボルト41により同軸上に固定さ
れている。また、ベーンロータ14およびブッシュ20
は、ボルト40によりカムシャフト2に一体に固定され
ており、従動側回転体を構成している。
【0020】図3に示すように、シューハウジング11
は周方向にほぼ等間隔にシュー11a、11b、11c
を有している。ベーンロータ14は周方向にほぼ等間隔
にベーン14a、14b、14cを有しており、各ベー
ンは各シューの周方向の間に形成された収容室に収容さ
れている。図3に示す矢印は、シューハウジング11に
対するベーンロータ14の遅角方向および進角方向を示
している。
は周方向にほぼ等間隔にシュー11a、11b、11c
を有している。ベーンロータ14は周方向にほぼ等間隔
にベーン14a、14b、14cを有しており、各ベー
ンは各シューの周方向の間に形成された収容室に収容さ
れている。図3に示す矢印は、シューハウジング11に
対するベーンロータ14の遅角方向および進角方向を示
している。
【0021】シュー11aとベーン14aとの間に遅角
油圧室4が形成され、シュー11bとベーン14bとの
間に遅角油圧室5が形成され、シュー11cとベーン1
4cとの間に遅角油圧室6が形成されている。また、シ
ュー11cとベーン14aとの間に進角油圧室7が形成
され、シュー11aとベーン14bとの間に進角油圧室
8が形成され、シュー11bとベーン14cとの間に進
角油圧室9が形成されている。遅角油圧室4、5、6は
シューハウジング11に対してベーンロータ14を遅角
側に駆動し、進角油圧室7、8、9はシューハウジング
11に対してベーンロータ14を進角側に駆動する。遅
角油圧室4、5、6は図示しない油圧ポンプから、それ
ぞれ油路42、43、44を介して作動油を供給され
る。進角油圧室7、8、9は図示しない油圧ポンプか
ら、それぞれ油路46、47、48を介して作動油を供
給される。
油圧室4が形成され、シュー11bとベーン14bとの
間に遅角油圧室5が形成され、シュー11cとベーン1
4cとの間に遅角油圧室6が形成されている。また、シ
ュー11cとベーン14aとの間に進角油圧室7が形成
され、シュー11aとベーン14bとの間に進角油圧室
8が形成され、シュー11bとベーン14cとの間に進
角油圧室9が形成されている。遅角油圧室4、5、6は
シューハウジング11に対してベーンロータ14を遅角
側に駆動し、進角油圧室7、8、9はシューハウジング
11に対してベーンロータ14を進角側に駆動する。遅
角油圧室4、5、6は図示しない油圧ポンプから、それ
ぞれ油路42、43、44を介して作動油を供給され
る。進角油圧室7、8、9は図示しない油圧ポンプか
ら、それぞれ油路46、47、48を介して作動油を供
給される。
【0022】カムシャフト2およびブッシュ20はそれ
ぞれタイミングギア10の内周壁10aおよびフロント
部13の内周壁13aに相対回動可能に嵌合しているの
で、カムシャフト2およびベーンロータ14はタイミン
グギア10およびシューハウジング11に対して同軸に
相対回動可能である。シューハウジング11およびベー
ンロータ14はそれぞれタイミングギア10およびカム
シャフト2とともに図1の左方向から見て時計回り方向
に回転する。そして、この方向がシューハウジング11
に対するベーンロータ14の進角側である。
ぞれタイミングギア10の内周壁10aおよびフロント
部13の内周壁13aに相対回動可能に嵌合しているの
で、カムシャフト2およびベーンロータ14はタイミン
グギア10およびシューハウジング11に対して同軸に
相対回動可能である。シューハウジング11およびベー
ンロータ14はそれぞれタイミングギア10およびカム
シャフト2とともに図1の左方向から見て時計回り方向
に回転する。そして、この方向がシューハウジング11
に対するベーンロータ14の進角側である。
【0023】図1に示すように、フロント部13側に開
口し、反フロント部13側に有底の収容穴15がベーン
14aに形成されている。収容穴15は、小内径部15
aを図1において右側の底部側に、小内径部15aより
も内径の大きい大内径部15bを開口側に設けている。
円筒状に形成された支持部材としてのピストンガイド3
0は収容穴15に圧入保持され、このピストンガイド3
0に当接部としてのストッパピストン31がカムシャフ
ト2の軸方向に往復移動自在に収容されている。
口し、反フロント部13側に有底の収容穴15がベーン
14aに形成されている。収容穴15は、小内径部15
aを図1において右側の底部側に、小内径部15aより
も内径の大きい大内径部15bを開口側に設けている。
円筒状に形成された支持部材としてのピストンガイド3
0は収容穴15に圧入保持され、このピストンガイド3
0に当接部としてのストッパピストン31がカムシャフ
ト2の軸方向に往復移動自在に収容されている。
【0024】ストッパピストン31のフロント側には後
述するように進角油圧室7からの油圧が作用する。一
方、ベーン14aに穿設された油路45、ピストンガイ
ド30に形成された連通路30eを介して遅角油圧室4
からの油圧がストッパピストン31の中央部に作用す
る。さらに、収容穴15の底面には背圧開放孔17が穿
設されている。この背圧開放孔17は、リアプレート1
6の一部にのみ開設された孔16aを通して大気に連通
する。したがって、ベーンロータ14の回動により背圧
開放孔17が閉じるとストッパピストン31の背圧室3
9が密封され、ストッパピストン31の動きが制限され
る。
述するように進角油圧室7からの油圧が作用する。一
方、ベーン14aに穿設された油路45、ピストンガイ
ド30に形成された連通路30eを介して遅角油圧室4
からの油圧がストッパピストン31の中央部に作用す
る。さらに、収容穴15の底面には背圧開放孔17が穿
設されている。この背圧開放孔17は、リアプレート1
6の一部にのみ開設された孔16aを通して大気に連通
する。したがって、ベーンロータ14の回動により背圧
開放孔17が閉じるとストッパピストン31の背圧室3
9が密封され、ストッパピストン31の動きが制限され
る。
【0025】ストッパピストン31は付勢手段としての
スプリング36によりフロント部13側に付勢されてい
る。図2に示すように、フロント部13に形成された嵌
合穴に被当接部としてのテーパ穴35aを有する嵌合リ
ング35が圧入保持されており、ストッパピストン31
はテーパ穴35aに嵌合可能である。ストッパピストン
31がテーパ穴35aに嵌合した状態ではシューハウジ
ング11に対するベーンロータ14の相対回動は拘束さ
れる。ストッパピストン31、テーパ穴35aおよびス
プリング36は拘束手段を構成している。
スプリング36によりフロント部13側に付勢されてい
る。図2に示すように、フロント部13に形成された嵌
合穴に被当接部としてのテーパ穴35aを有する嵌合リ
ング35が圧入保持されており、ストッパピストン31
はテーパ穴35aに嵌合可能である。ストッパピストン
31がテーパ穴35aに嵌合した状態ではシューハウジ
ング11に対するベーンロータ14の相対回動は拘束さ
れる。ストッパピストン31、テーパ穴35aおよびス
プリング36は拘束手段を構成している。
【0026】図1に示すように、ピストンガイド30
は、収容穴15の底部側から収容穴15の小内径部15
aに圧入しない小外径部30aと、小外径部30aより
も外径の小さい中間部30bと、小外径部30aよりも
外径が大きく収容穴15の小内径部15aと接触して圧
入されているとともに、大内径部15bと接触しない大
外径部30cとからなる。小外径部30aの内径は大外
径部30cの内径よりも大きい。中間部30bは小外径
部30aおよび大外径部30cよりも内径が大きいの
で、中間部30bと大外径部30cとの間に段差30d
が形成されている。中間部30bには、遅角油圧室4か
ら油圧室37への作動油の通路としての連通路30eが
形成されており、連通路30eの入口部ならびに出口部
には、作動油を逃がすための逃がし面30fならびに3
0gが設けられている。連通路30eは、例えば放電加
工のような電気エネルギー、あるいは例えばレーザー加
工のような熱エネルギーを利用した被加工物を溶融させ
る加工方法により形成されている。ピストンガイド30
は大外径部30cの一部の外周壁で収容穴15に圧入さ
れている。
は、収容穴15の底部側から収容穴15の小内径部15
aに圧入しない小外径部30aと、小外径部30aより
も外径の小さい中間部30bと、小外径部30aよりも
外径が大きく収容穴15の小内径部15aと接触して圧
入されているとともに、大内径部15bと接触しない大
外径部30cとからなる。小外径部30aの内径は大外
径部30cの内径よりも大きい。中間部30bは小外径
部30aおよび大外径部30cよりも内径が大きいの
で、中間部30bと大外径部30cとの間に段差30d
が形成されている。中間部30bには、遅角油圧室4か
ら油圧室37への作動油の通路としての連通路30eが
形成されており、連通路30eの入口部ならびに出口部
には、作動油を逃がすための逃がし面30fならびに3
0gが設けられている。連通路30eは、例えば放電加
工のような電気エネルギー、あるいは例えばレーザー加
工のような熱エネルギーを利用した被加工物を溶融させ
る加工方法により形成されている。ピストンガイド30
は大外径部30cの一部の外周壁で収容穴15に圧入さ
れている。
【0027】小外径部30aはストッパピストン31の
フランジ部33と摺動し、大外径部30cはストッパピ
ストン31のフランジ部34と摺動する。大外径部30
cの外周壁が小内径部15aと接触しているピストンガ
イド30の圧入部と、ストッパッピストン31の往復移
動方向に離隔して形成されたフランジ部33、34と摺
動するピストンガイド30の摺動部とは、ストッパピス
トン31の往復移動方向においてずれており、重なって
いない。また、収容穴15とピストンガイド30との圧
入部は収容穴15の開口側に偏って形成されている。
フランジ部33と摺動し、大外径部30cはストッパピ
ストン31のフランジ部34と摺動する。大外径部30
cの外周壁が小内径部15aと接触しているピストンガ
イド30の圧入部と、ストッパッピストン31の往復移
動方向に離隔して形成されたフランジ部33、34と摺
動するピストンガイド30の摺動部とは、ストッパピス
トン31の往復移動方向においてずれており、重なって
いない。また、収容穴15とピストンガイド30との圧
入部は収容穴15の開口側に偏って形成されている。
【0028】ストッパピストン31は有底の円筒部32
と、円筒部32の開口端部および円筒部32の先端部3
2a側に形成された肩部としての環状のフランジ部3
3、34とからなる。フランジ部33の外径はフランジ
部34の外径よりも大きい。フランジ部33は摺動面3
3aで小外径部30aの内周壁と摺動している。摺動面
33aと油圧室37からの受圧面33bとはほぼ直角な
角部33cを形成している。フランジ部34は摺動面3
4aで大外径部30cの内周壁と摺動している。摺動面
34aと、油圧室37、38からの受圧面34bとはそ
れぞれほぼ直角な角部34cを形成している。このよう
にストッパピストン31は、ストッパピストン31の往
復移動方向に離隔した二箇所のフランジ部33、34に
おいてピストンガイド30に摺動可能に支持されてい
る。
と、円筒部32の開口端部および円筒部32の先端部3
2a側に形成された肩部としての環状のフランジ部3
3、34とからなる。フランジ部33の外径はフランジ
部34の外径よりも大きい。フランジ部33は摺動面3
3aで小外径部30aの内周壁と摺動している。摺動面
33aと油圧室37からの受圧面33bとはほぼ直角な
角部33cを形成している。フランジ部34は摺動面3
4aで大外径部30cの内周壁と摺動している。摺動面
34aと、油圧室37、38からの受圧面34bとはそ
れぞれほぼ直角な角部34cを形成している。このよう
にストッパピストン31は、ストッパピストン31の往
復移動方向に離隔した二箇所のフランジ部33、34に
おいてピストンガイド30に摺動可能に支持されてい
る。
【0029】ストッパピストン31は小外径部30a側
からピストンガイド30に挿入され、ストッパピストン
31を収容したピストンガイド30が収容穴15に圧入
される。そして、図1に示すように収容穴15にピスト
ンガイド30およびストッパピストン31を組付けた状
態では、ストッパピストン31のフランジ部33がベー
ン14aからの脱落方向で段差30dに係止されるの
で、ストッパピストン31はピストンガイド30から脱
落しない。
からピストンガイド30に挿入され、ストッパピストン
31を収容したピストンガイド30が収容穴15に圧入
される。そして、図1に示すように収容穴15にピスト
ンガイド30およびストッパピストン31を組付けた状
態では、ストッパピストン31のフランジ部33がベー
ン14aからの脱落方向で段差30dに係止されるの
で、ストッパピストン31はピストンガイド30から脱
落しない。
【0030】フランジ部33とフランジ部34との間に
円筒部32およびピストンガイド30により油圧室37
が形成されている。図3に示すように油路45は遅角油
圧室4と連通しているので、油路45、連通路30eを
介して遅角油圧室4の作動油が油圧室37に供給され
る。図1に示すようにフランジ部33の外径はフランジ
部34の外径よりも大きいので、フランジ部33はフラ
ンジ部33よりも径差分だけ油圧室37の作動油から油
圧を受ける受圧面積が大きい。したがって、油圧室37
の作動油からストッパピストン31が受ける力は図1の
右方向、つまりストッパピストン31がテーパ穴35a
から抜け出す方向に働く。
円筒部32およびピストンガイド30により油圧室37
が形成されている。図3に示すように油路45は遅角油
圧室4と連通しているので、油路45、連通路30eを
介して遅角油圧室4の作動油が油圧室37に供給され
る。図1に示すようにフランジ部33の外径はフランジ
部34の外径よりも大きいので、フランジ部33はフラ
ンジ部33よりも径差分だけ油圧室37の作動油から油
圧を受ける受圧面積が大きい。したがって、油圧室37
の作動油からストッパピストン31が受ける力は図1の
右方向、つまりストッパピストン31がテーパ穴35a
から抜け出す方向に働く。
【0031】また、円筒部32の先端部32a側に形成
された油圧室38には、図3に示すように、油路49を
介して進角油圧室7の作動油が供給される。油圧室38
の作動油からストッパピストン31が受ける力は、図1
に示すテーパ穴35aからストッパピストン31を抜け
出させる方向に働く。遅角油圧室または進角油圧室に所
定圧以上の作動油が供給されると、これら作動油の油圧
によりスプリング36の付勢力に抗してストッパピスト
ン31はテーパ穴35aから抜け出す。
された油圧室38には、図3に示すように、油路49を
介して進角油圧室7の作動油が供給される。油圧室38
の作動油からストッパピストン31が受ける力は、図1
に示すテーパ穴35aからストッパピストン31を抜け
出させる方向に働く。遅角油圧室または進角油圧室に所
定圧以上の作動油が供給されると、これら作動油の油圧
によりスプリング36の付勢力に抗してストッパピスト
ン31はテーパ穴35aから抜け出す。
【0032】ストッパピストン31の位置とテーパ穴3
5aの位置とは、シューハウジング11に対してベーン
ロータ14が最遅角位置にあるとき、つまりクランクシ
ャフトに対してカムシャフト2が最遅角位置にあるとき
にスプリング36の付勢力によりストッパピストン31
がテーパ穴35aに嵌合可能なように設定されている。
シューハウジング11に対しベーンロータ14が最遅角
位置から進角側に回転すると、ストッパピストン31と
テーパ穴35aとの位置がずれるのでストッパピストン
31はテーパ穴35aに嵌合しない。
5aの位置とは、シューハウジング11に対してベーン
ロータ14が最遅角位置にあるとき、つまりクランクシ
ャフトに対してカムシャフト2が最遅角位置にあるとき
にスプリング36の付勢力によりストッパピストン31
がテーパ穴35aに嵌合可能なように設定されている。
シューハウジング11に対しベーンロータ14が最遅角
位置から進角側に回転すると、ストッパピストン31と
テーパ穴35aとの位置がずれるのでストッパピストン
31はテーパ穴35aに嵌合しない。
【0033】大外径部30cの収容穴15との圧入部は
連通路30eから油圧室37に供給される作動油がピス
トンガイド30の外周を通って油圧室38に漏れること
を防止している。また、小外径部30aのフランジ部3
3との摺動部は油圧室37の作動油が背圧室39に漏れ
ることを防止し、大外径部30cのフランジ部34との
摺動部は油圧室37と油圧室38との間で作動油が漏れ
ることを防止している。
連通路30eから油圧室37に供給される作動油がピス
トンガイド30の外周を通って油圧室38に漏れること
を防止している。また、小外径部30aのフランジ部3
3との摺動部は油圧室37の作動油が背圧室39に漏れ
ることを防止し、大外径部30cのフランジ部34との
摺動部は油圧室37と油圧室38との間で作動油が漏れ
ることを防止している。
【0034】次に、バルブタイミング調整装置1の作動
を説明する。エンジン始動時、油圧ポンプから作動油が
油圧室37および38にまだ導入されていないとき、ク
ランクシャフトの回転に伴いベーンロータ14はシュー
ハウジング11に対して最遅角位置にある。ストッパピ
ストン31の先端部32aはスプリング36の付勢力に
よりテーパ穴35aに嵌合しており、この嵌合によりベ
ーンロータ14とシューハウジング11とは強固に拘束
されている。したがって、吸気弁を駆動する際にカムシ
ャフト2が正・負のトルク変動を受けても、ベーンロー
タ14はシューハウジング11に対して遅角側および進
角側への動きを規制されることにより相対的な回転振動
を発生することはなく、シューハウジング11とベーン
ロータ14とが衝突して打音を発生することを防止す
る。
を説明する。エンジン始動時、油圧ポンプから作動油が
油圧室37および38にまだ導入されていないとき、ク
ランクシャフトの回転に伴いベーンロータ14はシュー
ハウジング11に対して最遅角位置にある。ストッパピ
ストン31の先端部32aはスプリング36の付勢力に
よりテーパ穴35aに嵌合しており、この嵌合によりベ
ーンロータ14とシューハウジング11とは強固に拘束
されている。したがって、吸気弁を駆動する際にカムシ
ャフト2が正・負のトルク変動を受けても、ベーンロー
タ14はシューハウジング11に対して遅角側および進
角側への動きを規制されることにより相対的な回転振動
を発生することはなく、シューハウジング11とベーン
ロータ14とが衝突して打音を発生することを防止す
る。
【0035】エンジン始動後、まず各遅角油圧室に作動
油が供給される。油圧ポンプから各遅角油圧室に作動油
が供給されると油圧室37にも作動油が供給され、油圧
室37からストッパッピストン31の受圧面が受ける力
により、スプリング36の付勢力に抗してストッパピス
トン31はテーパ穴35aから抜け出し、ベーンロータ
14はシューハウジング11との拘束を解除される。
油が供給される。油圧ポンプから各遅角油圧室に作動油
が供給されると油圧室37にも作動油が供給され、油圧
室37からストッパッピストン31の受圧面が受ける力
により、スプリング36の付勢力に抗してストッパピス
トン31はテーパ穴35aから抜け出し、ベーンロータ
14はシューハウジング11との拘束を解除される。
【0036】ストッパピストン31がテーパ穴35aか
ら抜け出しても、ベーンロータ14は遅角油圧室から遅
角方向に油圧を受けるとともに、カムシャフト2が受け
る正・負のトルク変動の平均はシューハウジング11に
対してベーンロータ14を遅角側に付勢するので、ベー
ンロータ14はシューハウジング11に対して依然とし
て最遅角位置に保持される。このため、ベーンロータ1
4とシューハウジング11との打音の発生は抑制され
る。
ら抜け出しても、ベーンロータ14は遅角油圧室から遅
角方向に油圧を受けるとともに、カムシャフト2が受け
る正・負のトルク変動の平均はシューハウジング11に
対してベーンロータ14を遅角側に付勢するので、ベー
ンロータ14はシューハウジング11に対して依然とし
て最遅角位置に保持される。このため、ベーンロータ1
4とシューハウジング11との打音の発生は抑制され
る。
【0037】次に、切換弁を切換えて遅角油圧室を大気
開放し、進角油圧室に作動油を供給すると、油圧室38
にも作動油が供給されストッパピストン31がテーパ穴
35aから抜け出た非拘束状態でシューハウジング11
に対しベーンロータ14が進角方向に移動する。このよ
うに各油圧室の油圧を調整することにより、シューハウ
ジング11に対するベーンロータ14の相対位相差、つ
まりクランクシャフトに対するカムシャフト2の相対位
相差を制御することができる。
開放し、進角油圧室に作動油を供給すると、油圧室38
にも作動油が供給されストッパピストン31がテーパ穴
35aから抜け出た非拘束状態でシューハウジング11
に対しベーンロータ14が進角方向に移動する。このよ
うに各油圧室の油圧を調整することにより、シューハウ
ジング11に対するベーンロータ14の相対位相差、つ
まりクランクシャフトに対するカムシャフト2の相対位
相差を制御することができる。
【0038】ベーンロータ14がシューハウジング11
に対し最遅角位置から進角側に回転すると、ストッパピ
ストン31はテーパ穴35aに嵌合しなくなる。以上説
明した第1実施例では、ピストンガイド30の収容穴1
5との圧入部と、ピストンガイド30のストッパピスト
ン31との摺動部とはストッパピストン31の往復移動
方向において位置がずれて重なっていない。したがっ
て、収容穴15にピストンガイド30を圧入したときに
ピストンガイド30が変形しても、主にピストンガイド
30の圧入部が変形するので、ストッパピストン31を
摺動自在に支持するピストンガイド30の摺動部は殆ど
変形しない。これにより、ピストンガイド30とストッ
パピストン31との摺動クリアランスを所定値に保持で
きるので、摺動クリアランスが小さくなることにより
ストッパピストン31の円滑な往復移動が妨げられた
り、摺動クリアランスが大きくなることによりピスト
ンガイド30とストッパピストン31との摺動クリアラ
ンスに異物が入り込み、ストッパピストン31の円滑な
往復移動が妨げられたりすることを防止できる。
に対し最遅角位置から進角側に回転すると、ストッパピ
ストン31はテーパ穴35aに嵌合しなくなる。以上説
明した第1実施例では、ピストンガイド30の収容穴1
5との圧入部と、ピストンガイド30のストッパピスト
ン31との摺動部とはストッパピストン31の往復移動
方向において位置がずれて重なっていない。したがっ
て、収容穴15にピストンガイド30を圧入したときに
ピストンガイド30が変形しても、主にピストンガイド
30の圧入部が変形するので、ストッパピストン31を
摺動自在に支持するピストンガイド30の摺動部は殆ど
変形しない。これにより、ピストンガイド30とストッ
パピストン31との摺動クリアランスを所定値に保持で
きるので、摺動クリアランスが小さくなることにより
ストッパピストン31の円滑な往復移動が妨げられた
り、摺動クリアランスが大きくなることによりピスト
ンガイド30とストッパピストン31との摺動クリアラ
ンスに異物が入り込み、ストッパピストン31の円滑な
往復移動が妨げられたりすることを防止できる。
【0039】さらに、油圧室37と背圧室39、ならび
に油圧室37と油圧室38とをシールするフランジ部3
3、34がピストンガイド30の内周壁と直角面で形成
された角部33c、34cで摺動しているので、作動油
中の異物がピストンガイド30とストッパピストン31
との摺動クリアランスに入り込み難い。また、ピスト
ンガイド30とストッパピストン31とが熱膨張率の異
なる材質で形成されている場合、温度変化によりピスト
ンガイド30とストッパピストン31との摺動クリアラ
ンスが大きくなっても、ピストンガイド30とストッ
パピストン31との摺動摩耗により摺動クリアランスが
大きくなっても、角部により摺動クリアランスに異物が
入り込むことを防止できる。
に油圧室37と油圧室38とをシールするフランジ部3
3、34がピストンガイド30の内周壁と直角面で形成
された角部33c、34cで摺動しているので、作動油
中の異物がピストンガイド30とストッパピストン31
との摺動クリアランスに入り込み難い。また、ピスト
ンガイド30とストッパピストン31とが熱膨張率の異
なる材質で形成されている場合、温度変化によりピスト
ンガイド30とストッパピストン31との摺動クリアラ
ンスが大きくなっても、ピストンガイド30とストッ
パピストン31との摺動摩耗により摺動クリアランスが
大きくなっても、角部により摺動クリアランスに異物が
入り込むことを防止できる。
【0040】また、小外径部30aと中間部30bとの
段差、および段差30dはピストンガイド30の圧入部
とストパッピストン31の往復移動方向に位置がずれて
いるので、圧入応力により段差から亀裂が生じることを
防止できる。さらにまた、連通路30eを被加工物を溶
融させる加工方法により形成し、連通路30eの入口部
ならびに出口部に逃がし面30fならびに30gを設け
ているので、通路形成時のばりの発生を抑えることがで
き、通路形成後に例えばりが残っていても、ばりの脱落
を防ぎ、ばりが異物となるのを防ぐことができる。
段差、および段差30dはピストンガイド30の圧入部
とストパッピストン31の往復移動方向に位置がずれて
いるので、圧入応力により段差から亀裂が生じることを
防止できる。さらにまた、連通路30eを被加工物を溶
融させる加工方法により形成し、連通路30eの入口部
ならびに出口部に逃がし面30fならびに30gを設け
ているので、通路形成時のばりの発生を抑えることがで
き、通路形成後に例えばりが残っていても、ばりの脱落
を防ぎ、ばりが異物となるのを防ぐことができる。
【0041】(第2実施例)本発明の第2実施例を図4
に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分には同一符
号を付す。ピストンガイド50は、収容穴15の底部側
から収容穴15の小内径部15aと圧入しない小外径部
50aと、小外径部50aよりも外径の小さい中間部5
0bと、小外径部50aよりも外径が大きく収容穴15
の小内径部15aと接触して圧入しているとともに、大
内径部15bと接触しない大外径部50cとからなる。
小外径部50aはストッパピストン51のフランジ部5
2と摺動し、大外径部50cはストッパピストン51の
フランジ部53と摺動する。フランジ部52、53は直
角面を有する角部52a、53aでピストンガイド50
と摺動している。このようにストッパピストン51は、
ストッパピストン51の往復移動方向に離隔した二箇所
のフランジ部52、53においてピストンガイド50に
摺動可能に支持されている。
に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分には同一符
号を付す。ピストンガイド50は、収容穴15の底部側
から収容穴15の小内径部15aと圧入しない小外径部
50aと、小外径部50aよりも外径の小さい中間部5
0bと、小外径部50aよりも外径が大きく収容穴15
の小内径部15aと接触して圧入しているとともに、大
内径部15bと接触しない大外径部50cとからなる。
小外径部50aはストッパピストン51のフランジ部5
2と摺動し、大外径部50cはストッパピストン51の
フランジ部53と摺動する。フランジ部52、53は直
角面を有する角部52a、53aでピストンガイド50
と摺動している。このようにストッパピストン51は、
ストッパピストン51の往復移動方向に離隔した二箇所
のフランジ部52、53においてピストンガイド50に
摺動可能に支持されている。
【0042】ピストンガイド50の収容穴15との圧入
部と、ピストンガイド50のストッパピストン51との
摺動部とはストッパピストン51の往復移動方向で重な
らないように位置がずれている。また、ピストンガイド
50の収容穴15との圧入部は収容穴15の開口側に偏
って形成されている。ピストンガイド50の油圧室38
側端部は折り曲げられており、係止部50dが形成され
ている。ストッパピストン51は小外径部50a側から
ピストンガイド50に挿入され、ストッパピストン51
を収容したピストンガイド50が収容穴15に圧入され
る。そして、図4に示すように収容穴15にピストンガ
イド50およびストッパピストン51を組付けた状態で
は、ベーン14aからの脱落方向でストッパピストン5
1のフランジ部53が係止部50dに係止されるので、
ストッパピストン51はピストンガイド50から脱落し
ない。さらに、係止部50dは油圧室38側へのストッ
パピストン51の移動量を規制している。遅角油圧室の
作動油は中間部50bに形成された連通路50eを介し
て油圧室37に供給される。
部と、ピストンガイド50のストッパピストン51との
摺動部とはストッパピストン51の往復移動方向で重な
らないように位置がずれている。また、ピストンガイド
50の収容穴15との圧入部は収容穴15の開口側に偏
って形成されている。ピストンガイド50の油圧室38
側端部は折り曲げられており、係止部50dが形成され
ている。ストッパピストン51は小外径部50a側から
ピストンガイド50に挿入され、ストッパピストン51
を収容したピストンガイド50が収容穴15に圧入され
る。そして、図4に示すように収容穴15にピストンガ
イド50およびストッパピストン51を組付けた状態で
は、ベーン14aからの脱落方向でストッパピストン5
1のフランジ部53が係止部50dに係止されるので、
ストッパピストン51はピストンガイド50から脱落し
ない。さらに、係止部50dは油圧室38側へのストッ
パピストン51の移動量を規制している。遅角油圧室の
作動油は中間部50bに形成された連通路50eを介し
て油圧室37に供給される。
【0043】第2実施例においても、ピストンガイド5
0の収容穴15との圧入部と、ピストンガイド50のス
トッパピストン51との摺動部とはストッパピストン5
1の往復移動方向において位置がずれて重なっていな
い。したがって、収容穴15にピストンガイド50を圧
入したときにピストンガイド50とストッパピストン5
1との摺動クリアランスを所定値に保持できるので、ス
トッパピストン51が円滑に往復移動する。
0の収容穴15との圧入部と、ピストンガイド50のス
トッパピストン51との摺動部とはストッパピストン5
1の往復移動方向において位置がずれて重なっていな
い。したがって、収容穴15にピストンガイド50を圧
入したときにピストンガイド50とストッパピストン5
1との摺動クリアランスを所定値に保持できるので、ス
トッパピストン51が円滑に往復移動する。
【0044】さらに、フランジ部52、53が直角面を
有する角部52a、53aでピストンガイド50と摺動
しているので、作動油中の異物がピストンガイド50と
ストッパピストン51との摺動クリアランスに入り込み
難い。 (第3実施例)本発明の第3実施例を図5に示す。第1
実施例と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
有する角部52a、53aでピストンガイド50と摺動
しているので、作動油中の異物がピストンガイド50と
ストッパピストン51との摺動クリアランスに入り込み
難い。 (第3実施例)本発明の第3実施例を図5に示す。第1
実施例と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
【0045】ピストンガイド55は、収容穴15の底部
側から収容穴15の小内径部15aと圧入しない小外径
部55aと、小外径部55aよりも外径の小さい中間部
55bと、小外径部55aよりも外径が大きく収容穴1
5の小内径部15aと接触して圧入しているとともに、
大内径部15bと接触しない大外径部55cとからな
る。大外径部55cの油圧室37側内周壁に直角面を有
する角部55fが形成されている。ストッパピストン5
6は、円筒部57と、円筒部57の開口側に形成された
フランジ部58とからなる。円筒部57の油圧室38側
に直角面を有する角部57aが形成され、フランジ部5
8の油圧室37側に直角面を有する角部58aが形成さ
れている。
側から収容穴15の小内径部15aと圧入しない小外径
部55aと、小外径部55aよりも外径の小さい中間部
55bと、小外径部55aよりも外径が大きく収容穴1
5の小内径部15aと接触して圧入しているとともに、
大内径部15bと接触しない大外径部55cとからな
る。大外径部55cの油圧室37側内周壁に直角面を有
する角部55fが形成されている。ストッパピストン5
6は、円筒部57と、円筒部57の開口側に形成された
フランジ部58とからなる。円筒部57の油圧室38側
に直角面を有する角部57aが形成され、フランジ部5
8の油圧室37側に直角面を有する角部58aが形成さ
れている。
【0046】小外径部55aはフランジ部58と摺動
し、大外径部55cは油圧室38側の円筒部57と摺動
する。このように、ストッパピストン56は、ストッパ
ピストン56の往復移動方向に離隔したフランジ部58
と円筒部57の油圧室38側とにおいてピストンガイド
55に摺動可能に支持されている。ピストンガイド55
の収容穴15との圧入部と、ピストンガイド55のスト
ッパピストン56との摺動部とはストッパピストン56
の往復移動方向で重ならないように位置がずれている。
また、収容穴15とピストンガイド55との圧入部は収
容穴15の開口側に偏って形成されている。
し、大外径部55cは油圧室38側の円筒部57と摺動
する。このように、ストッパピストン56は、ストッパ
ピストン56の往復移動方向に離隔したフランジ部58
と円筒部57の油圧室38側とにおいてピストンガイド
55に摺動可能に支持されている。ピストンガイド55
の収容穴15との圧入部と、ピストンガイド55のスト
ッパピストン56との摺動部とはストッパピストン56
の往復移動方向で重ならないように位置がずれている。
また、収容穴15とピストンガイド55との圧入部は収
容穴15の開口側に偏って形成されている。
【0047】ピストンガイド55の油圧室38側端部は
折り曲げられており、係止部55dが形成されている。
ストッパピストン56は小外径部55a側からピストン
ガイド55に挿入され、ストッパピストン56を収容し
たピストンガイド55が収容穴15に圧入される。そし
て、図5に示すように収容穴15にピストンガイド55
およびストッパピストン56を組付けた状態では、ベー
ン14aからの脱落方向でストッパピストン56の角部
57aが係止部55dに係止されるので、ストッパピス
トン56はピストンガイド55から脱落しない。さら
に、係止部55dは油圧室38側へのストッパピストン
56の移動量を規制している。遅角油圧室の作動油は中
間部55bに形成された連通路55eを介して油圧室3
7に供給される。
折り曲げられており、係止部55dが形成されている。
ストッパピストン56は小外径部55a側からピストン
ガイド55に挿入され、ストッパピストン56を収容し
たピストンガイド55が収容穴15に圧入される。そし
て、図5に示すように収容穴15にピストンガイド55
およびストッパピストン56を組付けた状態では、ベー
ン14aからの脱落方向でストッパピストン56の角部
57aが係止部55dに係止されるので、ストッパピス
トン56はピストンガイド55から脱落しない。さら
に、係止部55dは油圧室38側へのストッパピストン
56の移動量を規制している。遅角油圧室の作動油は中
間部55bに形成された連通路55eを介して油圧室3
7に供給される。
【0048】第3実施例においても、ピストンガイド5
5の収容穴15との圧入部と、ピストンガイド55のス
トッパピストン56との摺動部とはストッパピストン5
6の往復移動方向において位置がずれており重ならな
い。したがって、収容穴15にピストンガイド55を圧
入したときにピストンガイド55とストッパピストン5
6との摺動クリアランスを所定値に保持できるので、ス
トッパピストン56が円滑に往復移動する。
5の収容穴15との圧入部と、ピストンガイド55のス
トッパピストン56との摺動部とはストッパピストン5
6の往復移動方向において位置がずれており重ならな
い。したがって、収容穴15にピストンガイド55を圧
入したときにピストンガイド55とストッパピストン5
6との摺動クリアランスを所定値に保持できるので、ス
トッパピストン56が円滑に往復移動する。
【0049】さらに、ピストンガイド55とストッパピ
ストン56とが直角面を有する角部55f、57a、5
8aで互いに摺動しているので、作動油中の異物がピス
トンガイド55とストッパピストン56との摺動クリア
ランスに入り込み難い。また、ストッパピストン56に
フランジ部58を一つだけ形成すればよいので、ストッ
パピストン56の加工が容易になる。
ストン56とが直角面を有する角部55f、57a、5
8aで互いに摺動しているので、作動油中の異物がピス
トンガイド55とストッパピストン56との摺動クリア
ランスに入り込み難い。また、ストッパピストン56に
フランジ部58を一つだけ形成すればよいので、ストッ
パピストン56の加工が容易になる。
【0050】第3実施例では、ピストンガイド55、ス
トッパピストン56のそれぞれに角部55f、58a、
57aを設けたが、ピストンガイド側だけに角部を設け
ても、ピストンガイドとストッパピストンとの摺動クリ
アランスに異物が入り込むことを防止できる。以上説明
した本発明の第1〜第3実施例では、ピストンガイドの
収容穴15との圧入部と、ピストンガイドのストッパピ
ストンとの摺動部とがストッパピストンの往復移動方向
において位置がずれ重なっていないので、収容穴15に
ピストンガイドを圧入したときにピストンガイドの圧入
部が変形してもピストンガイドの摺動部は殆ど変形しな
い。したがって、ピストンガイドとストッパピストンと
の摺動クリアランスを所定値に保持できるので、ストッ
パピストンが円滑に往復移動する。
トッパピストン56のそれぞれに角部55f、58a、
57aを設けたが、ピストンガイド側だけに角部を設け
ても、ピストンガイドとストッパピストンとの摺動クリ
アランスに異物が入り込むことを防止できる。以上説明
した本発明の第1〜第3実施例では、ピストンガイドの
収容穴15との圧入部と、ピストンガイドのストッパピ
ストンとの摺動部とがストッパピストンの往復移動方向
において位置がずれ重なっていないので、収容穴15に
ピストンガイドを圧入したときにピストンガイドの圧入
部が変形してもピストンガイドの摺動部は殆ど変形しな
い。したがって、ピストンガイドとストッパピストンと
の摺動クリアランスを所定値に保持できるので、ストッ
パピストンが円滑に往復移動する。
【0051】さらに、ピストンガイドおよびストッパピ
ストンの少なくともいずれか一方に直角面を有する角部
を設け、この角部が他方の摺動面と摺動しているので、
作動油中の異物がピストンガイドとストッパピストンと
の摺動クリアランスに入り込み難い。したがって、スト
ッパピストンが円滑に往復移動する。また、本発明の第
1〜第3実施例では、ストッパピストンはストッパピス
トンの往復移動方向に離隔した二箇所でピストンガイド
に摺動可能に支持されている。したがって、ストッパピ
ストンがテーパ穴に嵌合した状態で、カムシャフトが受
ける変動トルク等によりストッパピストンが周方向でテ
ーパ穴と当接する方向に力を受けても、ストッパピスト
ンがピストンガイド内で傾いたりばたつくことを防止で
きる。さらに、ピストンガイドは収容穴15の開口側に
偏って圧入されているので、ストッパピストンがテーパ
穴に嵌合した状態で、カムシャフトが受ける変動トルク
等によりストッパピストンが周方向でテーパ穴と当接す
る方向に力を受けても、ピストンガイドが収容穴内で傾
いたりばたつくことを防止できる。
ストンの少なくともいずれか一方に直角面を有する角部
を設け、この角部が他方の摺動面と摺動しているので、
作動油中の異物がピストンガイドとストッパピストンと
の摺動クリアランスに入り込み難い。したがって、スト
ッパピストンが円滑に往復移動する。また、本発明の第
1〜第3実施例では、ストッパピストンはストッパピス
トンの往復移動方向に離隔した二箇所でピストンガイド
に摺動可能に支持されている。したがって、ストッパピ
ストンがテーパ穴に嵌合した状態で、カムシャフトが受
ける変動トルク等によりストッパピストンが周方向でテ
ーパ穴と当接する方向に力を受けても、ストッパピスト
ンがピストンガイド内で傾いたりばたつくことを防止で
きる。さらに、ピストンガイドは収容穴15の開口側に
偏って圧入されているので、ストッパピストンがテーパ
穴に嵌合した状態で、カムシャフトが受ける変動トルク
等によりストッパピストンが周方向でテーパ穴と当接す
る方向に力を受けても、ピストンガイドが収容穴内で傾
いたりばたつくことを防止できる。
【0052】(第4実施例)本発明の第4実施例を図6
に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分には同一符
号を付す。ストッパピストン61は有底円筒状であっ
て、円筒先端部側、開口端部側、および円筒先端部と開
口端部との間に形成された環状のフランジ部62、64
および63からなる。フランジ部62、63および64
の外径はほぼ同径に形成されている。フランジ部62は
摺動面62aで後述するピストンガイド60の円筒部6
0cの内周壁と摺動している。摺動面62aと油圧室3
8からの受圧面62bとはほぼ直角な角部62cを形成
している。フランジ部63は摺動面63aで円筒部60
cの内周壁と摺動している。摺動面62aと摺動面63
aとは、ストッパピストン61のテーパ穴35a側、す
なわち当接部の被当接部側に設けられており、第1の摺
動面を構成している。フランジ部62とフランジ部63
とは、摺動面62aと摺動面63aとの間に形成された
環状の溝部70により隔離されている。溝部70はスト
ッパピストン61の往復移動時、円筒部60cの内周壁
から外れない。つまり溝部70は、当接部の往復移動
時、支持部材との摺動部から外れない。フランジ部64
は摺動面64aで後述するピストンガイド60の円筒部
60aの内周壁と摺動している。摺動面64aと油圧室
37からの受圧面64bとはほぼ直角な角部64cを形
成している。摺動面64aは、ストッパピストン61の
反テーパ穴側、すなわち当接部の反被当接部側に設けら
れており、第2の摺動面を構成している。このようにス
トッパピストン61は、ストッパピストン61の往復移
動方向に離隔した三箇所のフランジ部62、63および
64においてピストンガイド60に摺動可能に支持され
ている。
に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分には同一符
号を付す。ストッパピストン61は有底円筒状であっ
て、円筒先端部側、開口端部側、および円筒先端部と開
口端部との間に形成された環状のフランジ部62、64
および63からなる。フランジ部62、63および64
の外径はほぼ同径に形成されている。フランジ部62は
摺動面62aで後述するピストンガイド60の円筒部6
0cの内周壁と摺動している。摺動面62aと油圧室3
8からの受圧面62bとはほぼ直角な角部62cを形成
している。フランジ部63は摺動面63aで円筒部60
cの内周壁と摺動している。摺動面62aと摺動面63
aとは、ストッパピストン61のテーパ穴35a側、す
なわち当接部の被当接部側に設けられており、第1の摺
動面を構成している。フランジ部62とフランジ部63
とは、摺動面62aと摺動面63aとの間に形成された
環状の溝部70により隔離されている。溝部70はスト
ッパピストン61の往復移動時、円筒部60cの内周壁
から外れない。つまり溝部70は、当接部の往復移動
時、支持部材との摺動部から外れない。フランジ部64
は摺動面64aで後述するピストンガイド60の円筒部
60aの内周壁と摺動している。摺動面64aと油圧室
37からの受圧面64bとはほぼ直角な角部64cを形
成している。摺動面64aは、ストッパピストン61の
反テーパ穴側、すなわち当接部の反被当接部側に設けら
れており、第2の摺動面を構成している。このようにス
トッパピストン61は、ストッパピストン61の往復移
動方向に離隔した三箇所のフランジ部62、63および
64においてピストンガイド60に摺動可能に支持され
ている。
【0053】ピストンガイド60は、収容穴15の底部
側から収容穴15の小内径部15aと接触して圧入され
る円筒部60aと、円筒部60aよりも外径の小さい中
間部60bと、円筒部60aとほぼ同じ外径および内径
で収容穴15の大内径部15bと接触しない円筒部60
cとからなる。中間部60bは円筒部60aおよび円筒
部60cよりも内径が大きい。中間部60bには連通路
60eが形成されており、連通路60eの入口部ならび
に出口部には逃がし面60fならびに60gが設けられ
ている。連通路60eは、例えば放電加工のような電気
エネルギー、あるいは例えばレーザー加工のような熱エ
ネルギーを利用した被加工物を溶融させる加工方法によ
り形成されている。ピストンガイド60は円筒部60a
の全域の外周壁で収容穴15に圧入されている。
側から収容穴15の小内径部15aと接触して圧入され
る円筒部60aと、円筒部60aよりも外径の小さい中
間部60bと、円筒部60aとほぼ同じ外径および内径
で収容穴15の大内径部15bと接触しない円筒部60
cとからなる。中間部60bは円筒部60aおよび円筒
部60cよりも内径が大きい。中間部60bには連通路
60eが形成されており、連通路60eの入口部ならび
に出口部には逃がし面60fならびに60gが設けられ
ている。連通路60eは、例えば放電加工のような電気
エネルギー、あるいは例えばレーザー加工のような熱エ
ネルギーを利用した被加工物を溶融させる加工方法によ
り形成されている。ピストンガイド60は円筒部60a
の全域の外周壁で収容穴15に圧入されている。
【0054】円筒部60aの内周壁はフランジ部64の
摺動面64aと摺動し、円筒部60cの内周壁はフラン
ジ部62および63の摺動面62aおよび63aと摺動
する。ピストンガイド60は摺動面64a側、すなわち
第2の摺動面側の全域において外周壁で収容穴15に圧
入されている。したがって、収容穴15とピストンガイ
ド60との圧入部は収容穴15の反開口側に偏って形成
されている。
摺動面64aと摺動し、円筒部60cの内周壁はフラン
ジ部62および63の摺動面62aおよび63aと摺動
する。ピストンガイド60は摺動面64a側、すなわち
第2の摺動面側の全域において外周壁で収容穴15に圧
入されている。したがって、収容穴15とピストンガイ
ド60との圧入部は収容穴15の反開口側に偏って形成
されている。
【0055】ピストンガイド60の油圧室38側端部は
折り曲げられており、係止部60dが形成されている。
ストッパピストン61は円筒部60a側からピストンガ
イド60に挿入され、ストッパピストン61を収容した
ピストンガイド60が収容穴15に圧入される。そし
て、図6に示すように収容穴15にピストンガイド60
およびストッパピストン61を組付けた状態では、ベー
ン14aからの脱落方向でストッパピストン61のフラ
ンジ部62が係止部60dに係止されるので、ストッパ
ピストン61はピストンガイド60から脱落しない。さ
らに、係止部60dは油圧室38側へのストッパピスト
ン61の移動量を規制している。遅角油圧室の作動油は
中間部60bに形成された連通路60eを介して油圧室
37に供給される。
折り曲げられており、係止部60dが形成されている。
ストッパピストン61は円筒部60a側からピストンガ
イド60に挿入され、ストッパピストン61を収容した
ピストンガイド60が収容穴15に圧入される。そし
て、図6に示すように収容穴15にピストンガイド60
およびストッパピストン61を組付けた状態では、ベー
ン14aからの脱落方向でストッパピストン61のフラ
ンジ部62が係止部60dに係止されるので、ストッパ
ピストン61はピストンガイド60から脱落しない。さ
らに、係止部60dは油圧室38側へのストッパピスト
ン61の移動量を規制している。遅角油圧室の作動油は
中間部60bに形成された連通路60eを介して油圧室
37に供給される。
【0056】第4実施例では、ピストンガイド60は円
筒部60aの全域の外周壁で収容穴15に圧入されてい
るので、収容穴15にピストンガイド60を圧入したと
き、ピストンガイド60は円筒部60aの全域において
径変形が起こる。このため、ピストンガイド60を変形
量を見込んだ寸法とすることにより、円筒部60aの内
周壁全域において摺動面64aとの摺動クリアランスを
保持することができる。したがって、摺動クリアラン
スが小さくなることによりストッパピストン61の円滑
な往復移動が妨げられたり、摺動クリアランスが大き
くなることにより円筒部60aの内周壁と摺動面64a
との摺動クリアランスに異物が入り込み、ストッパピス
トン61の円滑な往復移動が妨げられたりするのを防止
することができる。
筒部60aの全域の外周壁で収容穴15に圧入されてい
るので、収容穴15にピストンガイド60を圧入したと
き、ピストンガイド60は円筒部60aの全域において
径変形が起こる。このため、ピストンガイド60を変形
量を見込んだ寸法とすることにより、円筒部60aの内
周壁全域において摺動面64aとの摺動クリアランスを
保持することができる。したがって、摺動クリアラン
スが小さくなることによりストッパピストン61の円滑
な往復移動が妨げられたり、摺動クリアランスが大き
くなることにより円筒部60aの内周壁と摺動面64a
との摺動クリアランスに異物が入り込み、ストッパピス
トン61の円滑な往復移動が妨げられたりするのを防止
することができる。
【0057】さらに、摺動面62aと摺動面63aとの
間に環状の溝部70が形成されているので、溝部70が
異物溜めの働きをし、作動油中の異物が円筒部60cの
内周壁と摺動面62aおよび63aとの摺動クリアラン
スに入り込み難い。さらに、摺動面62aおよび63a
の軸方向の長さを分割し、それぞれを異物の流れ切り易
い長さにすることができる。また、ストッパピストン6
1の往復移動時、円筒部60cの内周壁から溝部70が
外れないので、ストッパピストン61の作動不良を防ぐ
ことができる。
間に環状の溝部70が形成されているので、溝部70が
異物溜めの働きをし、作動油中の異物が円筒部60cの
内周壁と摺動面62aおよび63aとの摺動クリアラン
スに入り込み難い。さらに、摺動面62aおよび63a
の軸方向の長さを分割し、それぞれを異物の流れ切り易
い長さにすることができる。また、ストッパピストン6
1の往復移動時、円筒部60cの内周壁から溝部70が
外れないので、ストッパピストン61の作動不良を防ぐ
ことができる。
【0058】さらにまた、連通路60eを被加工物を溶
融させる加工方法により形成し、連通路60eの入口部
ならびに出口部に逃がし面60fならびに60gを設け
ているので、通路形成時のばりの発生を抑えることがで
き、通路形成後に例えばりが残っていても、ばりの脱落
を防ぎ、ばりが異物となるのを防ぐことができる。 (第5実施例)本発明の第5実施例を図7に示す。第1
実施例と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
融させる加工方法により形成し、連通路60eの入口部
ならびに出口部に逃がし面60fならびに60gを設け
ているので、通路形成時のばりの発生を抑えることがで
き、通路形成後に例えばりが残っていても、ばりの脱落
を防ぎ、ばりが異物となるのを防ぐことができる。 (第5実施例)本発明の第5実施例を図7に示す。第1
実施例と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
【0059】ストッパピストン66は有底円筒状であっ
て、円筒先端部側、開口端部側、および円筒先端部と開
口端部との間に形成された環状のフランジ部67、69
および68からなる。フランジ部69の外径はフランジ
部67および68の外径よりも大きい。フランジ部67
は摺動面67aで後述するピストンガイド65の大外径
部65cの内周壁と摺動している。摺動面67aと油圧
室38からの受圧面67bとはほぼ直角な角部67cを
形成している。フランジ部68は摺動面68aで大外径
部65cの内周壁と摺動している。摺動面67aと摺動
面68aとは、ストッパピストン66のテーパ穴35a
側、すなわち当接部の被当接部側に設けられており、第
1の摺動面を構成している。フランジ部67とフランジ
部68とは、摺動面67aと摺動面68aとの間に形成
された環状の溝部70により隔離されている。溝部70
はストッパピストン66の往復移動時、円筒部65cの
内周壁から外れない。つまり溝部70は、当接部の往復
移動時、支持部材との摺動部から外れない。フランジ部
69は摺動面69aで後述するピストンガイド65の小
外径部65aの内周壁と摺動している。摺動面69aと
油圧室37からの受圧面69bとはほぼ直角な角部69
cを形成している。摺動面69aは、ストッパピストン
66の反テーパ穴側、すなわち当接部の反被当接部側に
設けられており、第2の摺動面を構成している。このよ
うにストッパピストン66は、ストッパピストン66の
往復移動方向に離隔した三箇所のフランジ部67、68
および69においてピストンガイド65に摺動可能に支
持されている。
て、円筒先端部側、開口端部側、および円筒先端部と開
口端部との間に形成された環状のフランジ部67、69
および68からなる。フランジ部69の外径はフランジ
部67および68の外径よりも大きい。フランジ部67
は摺動面67aで後述するピストンガイド65の大外径
部65cの内周壁と摺動している。摺動面67aと油圧
室38からの受圧面67bとはほぼ直角な角部67cを
形成している。フランジ部68は摺動面68aで大外径
部65cの内周壁と摺動している。摺動面67aと摺動
面68aとは、ストッパピストン66のテーパ穴35a
側、すなわち当接部の被当接部側に設けられており、第
1の摺動面を構成している。フランジ部67とフランジ
部68とは、摺動面67aと摺動面68aとの間に形成
された環状の溝部70により隔離されている。溝部70
はストッパピストン66の往復移動時、円筒部65cの
内周壁から外れない。つまり溝部70は、当接部の往復
移動時、支持部材との摺動部から外れない。フランジ部
69は摺動面69aで後述するピストンガイド65の小
外径部65aの内周壁と摺動している。摺動面69aと
油圧室37からの受圧面69bとはほぼ直角な角部69
cを形成している。摺動面69aは、ストッパピストン
66の反テーパ穴側、すなわち当接部の反被当接部側に
設けられており、第2の摺動面を構成している。このよ
うにストッパピストン66は、ストッパピストン66の
往復移動方向に離隔した三箇所のフランジ部67、68
および69においてピストンガイド65に摺動可能に支
持されている。
【0060】ピストンガイド65は、収容穴15の底部
側から収容穴15の小内径部15aと接触して圧入され
る小外径部65aと、小外径部65aよりも外径の小さ
い中間部65bと、小外径部65aよりも外径が大きく
収容穴15の大内径部15bと接触しない大外径部65
cとからなる。小外径部65aの内径は大外径部65c
の内径よりも大きい。中間部65bは小外径部65aお
よび大外径部65cよりも内径が大きいので、中間部6
5bと大外径部65cとの間に段差65dが形成されて
いる。中間部65bには連通路65eが形成されてお
り、連通路65eの入口部ならびに出口部には逃がし面
65fならびに65gが設けられている。連通路65e
は、例えば放電加工のような電気エネルギー、あるいは
例えばレーザー加工のような熱エネルギーを利用した被
加工物を溶融させる加工方法により形成されている。ピ
ストンガイド65は小外径部65aの全域の外周壁で収
容穴15に圧入されている。
側から収容穴15の小内径部15aと接触して圧入され
る小外径部65aと、小外径部65aよりも外径の小さ
い中間部65bと、小外径部65aよりも外径が大きく
収容穴15の大内径部15bと接触しない大外径部65
cとからなる。小外径部65aの内径は大外径部65c
の内径よりも大きい。中間部65bは小外径部65aお
よび大外径部65cよりも内径が大きいので、中間部6
5bと大外径部65cとの間に段差65dが形成されて
いる。中間部65bには連通路65eが形成されてお
り、連通路65eの入口部ならびに出口部には逃がし面
65fならびに65gが設けられている。連通路65e
は、例えば放電加工のような電気エネルギー、あるいは
例えばレーザー加工のような熱エネルギーを利用した被
加工物を溶融させる加工方法により形成されている。ピ
ストンガイド65は小外径部65aの全域の外周壁で収
容穴15に圧入されている。
【0061】小外径部65aの内周壁はフランジ部69
の摺動面69aと摺動し、小外径部65cの内周壁はフ
ランジ部67および68の摺動面67aおよび68aと
摺動する。ピストンガイド65は摺動面69a側、すな
わち第2の摺動面側の全域において外周壁で収容穴15
に圧入されている。したがって、収容穴15とピストン
ガイド65との圧入部は収容穴15の反開口側に偏って
形成されている。
の摺動面69aと摺動し、小外径部65cの内周壁はフ
ランジ部67および68の摺動面67aおよび68aと
摺動する。ピストンガイド65は摺動面69a側、すな
わち第2の摺動面側の全域において外周壁で収容穴15
に圧入されている。したがって、収容穴15とピストン
ガイド65との圧入部は収容穴15の反開口側に偏って
形成されている。
【0062】ストッパピストン66は小外径部65a側
からピストンガイド65に挿入され、ストッパピストン
66を収容したピストンガイド65が収容穴15に圧入
される。そして、図7に示すように収容穴15にピスト
ンガイド65およびストッパピストン66を組付けた状
態では、ストッパピストン66のフランジ部69がベー
ン14aからの脱落方向で段差65dに係止されるの
で、ストッパピストン66はピストンガイド65から脱
落しない。
からピストンガイド65に挿入され、ストッパピストン
66を収容したピストンガイド65が収容穴15に圧入
される。そして、図7に示すように収容穴15にピスト
ンガイド65およびストッパピストン66を組付けた状
態では、ストッパピストン66のフランジ部69がベー
ン14aからの脱落方向で段差65dに係止されるの
で、ストッパピストン66はピストンガイド65から脱
落しない。
【0063】第5実施例では、ピストンガイド65は小
外径部65aの全域の外周壁で収容穴15に圧入されて
いるので、収容穴15にピストンガイド65を圧入した
とき、ピストンガイド65は小外径部65aの全域にお
いて径変形が起こる。このため、ピストンガイド65を
変形量を見込んだ寸法とすることにより、小外径部65
aの内周壁全域において摺動面69aとの摺動クリアラ
ンスを保持することができる。したがって、摺動クリ
アランスが小さくなることによりストッパピストン66
の円滑な往復移動が妨げられたり、摺動クリアランス
が大きくなることにより小外径部65aの内周壁と摺動
面69aとの摺動クリアランスに異物が入り込み、スト
ッパピストン66の円滑な往復移動が妨げられたりする
のを防止することができる。
外径部65aの全域の外周壁で収容穴15に圧入されて
いるので、収容穴15にピストンガイド65を圧入した
とき、ピストンガイド65は小外径部65aの全域にお
いて径変形が起こる。このため、ピストンガイド65を
変形量を見込んだ寸法とすることにより、小外径部65
aの内周壁全域において摺動面69aとの摺動クリアラ
ンスを保持することができる。したがって、摺動クリ
アランスが小さくなることによりストッパピストン66
の円滑な往復移動が妨げられたり、摺動クリアランス
が大きくなることにより小外径部65aの内周壁と摺動
面69aとの摺動クリアランスに異物が入り込み、スト
ッパピストン66の円滑な往復移動が妨げられたりする
のを防止することができる。
【0064】さらに、摺動面67aと摺動面68aとの
間に環状の溝部70が形成されているので、溝部70が
異物溜めの働きをし、作動油中の異物が大外径部65c
の内周壁と摺動面67aおよび68aとの摺動クリアラ
ンスに入り込み難い。さらに、摺動面67aおよび68
aの軸方向の長さを分割し、それぞれを異物の流れ切り
易い長さにすることができ、かつ全体の長さとしては、
クリアランス内の流れを抑制できる長さを確保すること
ができる。また、ストッパピストン66の往復移動時、
大外径部65cの内周壁から溝部70が外れないので、
ストッパピストン66の作動不良を防ぐことができる。
間に環状の溝部70が形成されているので、溝部70が
異物溜めの働きをし、作動油中の異物が大外径部65c
の内周壁と摺動面67aおよび68aとの摺動クリアラ
ンスに入り込み難い。さらに、摺動面67aおよび68
aの軸方向の長さを分割し、それぞれを異物の流れ切り
易い長さにすることができ、かつ全体の長さとしては、
クリアランス内の流れを抑制できる長さを確保すること
ができる。また、ストッパピストン66の往復移動時、
大外径部65cの内周壁から溝部70が外れないので、
ストッパピストン66の作動不良を防ぐことができる。
【0065】さらにまた、連通路65eを被加工物を溶
融させる加工方法により形成し、連通路65eの入口部
ならびに出口部に逃がし面65fならびに65gを設け
ているので、通路形成時のばりの発生を抑えることがで
き、通路形成後に例えばりが残っていても、ばりの脱落
を防ぎ、ばりが異物となるのを防ぐことができる。本発
明の第4および第5実施例では、ストッパピストンはス
トッパピストンの往復移動方向に離隔した三箇所でピス
トンガイドに摺動可能に支持されている。したがって、
ストッパピストンがテーパ穴に嵌合した状態で、カムシ
ャフトが受ける変動トルク等によりストッパピストンが
周方向でテーパ穴と当接する方向に力を受けても、スト
ッパピストンがピストンガイド内で傾いたりばたつくこ
とを防止できる。さらに、ピストンガイドは収容穴15
の反開口側に偏って圧入されているので、ストッパピス
トンがテーパ穴に嵌合した状態で、カムシャフトが受け
る変動トルク等によりストッパピストンが周方向でテー
パ穴と当接する方向に力を受けても、ピストンガイドが
収容穴内で傾いたりばたつくことを防止できる。
融させる加工方法により形成し、連通路65eの入口部
ならびに出口部に逃がし面65fならびに65gを設け
ているので、通路形成時のばりの発生を抑えることがで
き、通路形成後に例えばりが残っていても、ばりの脱落
を防ぎ、ばりが異物となるのを防ぐことができる。本発
明の第4および第5実施例では、ストッパピストンはス
トッパピストンの往復移動方向に離隔した三箇所でピス
トンガイドに摺動可能に支持されている。したがって、
ストッパピストンがテーパ穴に嵌合した状態で、カムシ
ャフトが受ける変動トルク等によりストッパピストンが
周方向でテーパ穴と当接する方向に力を受けても、スト
ッパピストンがピストンガイド内で傾いたりばたつくこ
とを防止できる。さらに、ピストンガイドは収容穴15
の反開口側に偏って圧入されているので、ストッパピス
トンがテーパ穴に嵌合した状態で、カムシャフトが受け
る変動トルク等によりストッパピストンが周方向でテー
パ穴と当接する方向に力を受けても、ピストンガイドが
収容穴内で傾いたりばたつくことを防止できる。
【0066】本発明の上記複数の実施例では、収容穴1
5の開口側に向けて径が拡大するように小内径部15a
および大内径部15bの二段で有底の収容穴15を形成
し、底部側の小内径部15aに向けて縮径するように大
内径部15bと小内径部15aとの境界をテーパ状に形
成したので、ピストンガイドにストッパピストンを挿入
しやすい。
5の開口側に向けて径が拡大するように小内径部15a
および大内径部15bの二段で有底の収容穴15を形成
し、底部側の小内径部15aに向けて縮径するように大
内径部15bと小内径部15aとの境界をテーパ状に形
成したので、ピストンガイドにストッパピストンを挿入
しやすい。
【0067】また、ピストンガイドの内径は軸方向両側
が小さく中間部が大きい構成としたが、収容穴15の開
口側に向けて段々に内径が縮径する構成としてもよい。
これにより、ピストンガイドの製造が容易になる。さら
に、ピストンガイドの内径に合わせ、ストッパピストン
の外径を収容穴15の開口側に向けて段々に外径が縮径
する構成としてもよい。これにより、ストッパピストン
の製造が容易になる。
が小さく中間部が大きい構成としたが、収容穴15の開
口側に向けて段々に内径が縮径する構成としてもよい。
これにより、ピストンガイドの製造が容易になる。さら
に、ピストンガイドの内径に合わせ、ストッパピストン
の外径を収容穴15の開口側に向けて段々に外径が縮径
する構成としてもよい。これにより、ストッパピストン
の製造が容易になる。
【0068】上記複数の実施例では、収容穴15に圧入
したピストンガイドでストッパピストンを摺動自在に支
持したが、ベーン14aに形成した収容穴でストッパピ
ストンを直接摺動可能に支持することも可能である。ま
た上記複数の吸気弁用のバルブタイミング調整装置で
は、遅角油圧室および進角油圧室の両方からストッパピ
ストンが拘束解除方向に油圧を受ける構成にしたが、進
角油圧室だけから拘束解除方向に油圧を受ける構成にし
てもよい。この場合、ほぼ同一外径にストッパピストン
を形成できるので、ストッパピストンの加工が容易にな
る。また、吸気弁のバルブタイミング調整装置について
説明したが、排気弁用、ならびに吸気弁および排気弁両
用のバルブタイミング調整装置に本発明の構成を適用し
てもよい。
したピストンガイドでストッパピストンを摺動自在に支
持したが、ベーン14aに形成した収容穴でストッパピ
ストンを直接摺動可能に支持することも可能である。ま
た上記複数の吸気弁用のバルブタイミング調整装置で
は、遅角油圧室および進角油圧室の両方からストッパピ
ストンが拘束解除方向に油圧を受ける構成にしたが、進
角油圧室だけから拘束解除方向に油圧を受ける構成にし
てもよい。この場合、ほぼ同一外径にストッパピストン
を形成できるので、ストッパピストンの加工が容易にな
る。また、吸気弁のバルブタイミング調整装置について
説明したが、排気弁用、ならびに吸気弁および排気弁両
用のバルブタイミング調整装置に本発明の構成を適用し
てもよい。
【0069】また上記複数の実施例では、ベーン式のバ
ルブタイミング調整装置に本発明の構成を適用したが、
ヘリカルスプライン式のバルブタイミング調整装置に本
発明の構成を適用することも可能である。
ルブタイミング調整装置に本発明の構成を適用したが、
ヘリカルスプライン式のバルブタイミング調整装置に本
発明の構成を適用することも可能である。
【図1】本発明の第1実施例によるバルブタイミング調
整装置のストッパピストン周囲を示す縦断面図である。
整装置のストッパピストン周囲を示す縦断面図である。
【図2】第1実施例によるバルブタイミング調整装置を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図3】第1実施例によるバルブタイミング調整装置を
示す横断面図である。
示す横断面図である。
【図4】本発明の第2実施例によるバルブタイミング調
整装置のストッパピストン周囲を示す縦断面図である。
整装置のストッパピストン周囲を示す縦断面図である。
【図5】本発明の第3実施例によるバルブタイミング調
整装置のストッパピストン周囲を示す縦断面図である。
整装置のストッパピストン周囲を示す縦断面図である。
【図6】本発明の第4実施例によるバルブタイミング調
整装置のストッパピストン周囲を示す縦断面図である。
整装置のストッパピストン周囲を示す縦断面図である。
【図7】本発明の第5実施例によるバルブタイミング調
整装置のストッパピストン周囲を示す縦断面図である。
整装置のストッパピストン周囲を示す縦断面図である。
1 バルブタイミング調整装置 2 カムシャフト(従動軸) 10 タイミンググギア 11 シューハウジング 12 周壁 13 フロント部 14 ベーンロータ 14a ベーン 15 ガイド穴 16 リアプレート 30 ピストンガイド(支持部材) 31 ストッパピストン(当接部) 33、34 肩部 33a、34a 摺動面 33b、34b 受圧面 33c、34c 角部 35a テーパ穴(被当接部) 36 スプリング(付勢手段) 50、55 ピストンガイド(支持部材) 51、56 ストッパピストン(当接部) 52、53、58 フランジ部(肩部) 52a、53a、57a、58a 角部 60 ピストンガイド(支持部材) 60e 連通路(通路) 60f、60g 逃がし面 61 ストッパピストン(当接部) 62a、63a 摺動面(第1の摺動面) 64a 摺動面(第2の摺動面) 65 ピストンガイド(支持部材) 65e 連通路(通路) 65f、65g 逃がし面 66 ストッパピストン(当接部) 67a、68a 摺動面(第1の摺動面) 69a、 摺動面(第2の摺動面) 70 溝部
Claims (9)
- 【請求項1】 内燃機関の駆動軸から内燃機関の吸気弁
および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉する従動
軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられるバルブ
タイミング調整装置であって、 前記駆動軸とともに回転する駆動側回転体と、 前記従動軸とともに回転し、流体圧力により前記駆動側
回転体に対し相対回動駆動される従動側回転体と、 前記両回転体にそれぞれ設けられる当接部および被当接
部であって、互いに当接することにより前記駆動側回転
体に対する前記従動側回転体の相対回動を拘束する当接
部および被当接部、ならびに前記被当接部との当接方向
へ前記当接部を付勢する付勢手段を有し、前記付勢手段
の付勢力に抗し流体圧力により拘束解除方向に前記当接
部を変位可能に構成される拘束手段と、 前記当接部が設けられた一方の回転体に圧入され、前記
当接部を往復移動方向に摺動可能に収容する支持部材と
を備え、 前記一方の回転体に圧入されている前記支持部材の圧入
部と、前記当接部と摺動している前記支持部材の摺動部
とは、前記当接部の往復移動方向に位置がずれているこ
とを特徴とするバルブタイミング調整装置。 - 【請求項2】 前記支持部材と摺動する摺動面、ならび
に流体圧力を受ける受圧面を有する肩部を前記当接部に
設け、前記摺動面および前記受圧面はほぼ直角な角部を
形成していることを特徴とする請求項1記載のバルブタ
イミング調整装置。 - 【請求項3】 内燃機関の駆動軸から内燃機関の吸気弁
および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉する従動
軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられるバルブ
タイミング調整装置であって、 前記駆動軸とともに回転する駆動側回転体と、 前記従動軸とともに回転し、流体圧力により前記駆動側
回転体に対し相対回動駆動される従動側回転体と、 前記両回転体にそれぞれ設けられる当接部および被当接
部であって、互いに当接することにより前記駆動側回転
体に対する前記従動側回転体の相対回動を拘束する当接
部および被当接部、ならびに前記被当接部との当接方向
へ前記当接部を付勢する付勢手段を有し、前記付勢手段
の付勢力に抗し流体圧力により拘束解除方向に前記当接
部を変位可能に構成される拘束手段と、 前記当接部が設けられた一方の回転体に圧入され、前記
当接部を往復移動方向に摺動可能に収容する支持部材と
を備え、 前記支持部材と摺動する前記被当接部側の第1の摺動
面、および前記支持部材と摺動する反被当接部側の第2
の摺動面を前記当接部に設け、前記第2の摺動面側の全
域において前記支持部材を前記一方の回転体に圧入する
ことを特徴とするバルブタイミング調整装置。 - 【請求項4】 前記摺動面に溝部を設け、前記当接部の
往復移動時、前記溝部は前記支持部材との摺動部分から
外れないことを特徴とする請求項2記載のバルブタイミ
ング調整装置。 - 【請求項5】 前記第1の摺動面に溝部を設け、前記当
接部の往復移動時、前記溝部は前記支持部材との摺動部
分から外れないことを特徴とする請求項3記載のバルブ
タイミング調整装置。 - 【請求項6】 前記溝部は、環状溝であることを特徴と
する請求項4または5記載のバルブタイミング調整装
置。 - 【請求項7】 前記支持部材に通路を形成し、この通路
の入口部ならびに出口部に流体を逃がす逃がし面を設け
ていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記
載のバルブタイミング調整装置。 - 【請求項8】 前記通路は、通路形成前の支持部材の通
路形成箇所を溶融することにより形成されることを特徴
とする請求項7記載のバルブタイミング調整装置。 - 【請求項9】 内燃機関の駆動軸から内燃機関の吸気弁
および排気弁の少なくともいずれか一方を開閉する従動
軸に駆動力を伝達する駆動力伝達系に設けられるバルブ
タイミング調整装置であって、 前記駆動軸とともに回転する駆動側回転体と、 前記従動軸とともに回転し、流体圧力により前記駆動側
回転体に対し相対回動駆動される従動側回転体と、 前記両回転体のいずれか一方に設けた収容穴に往復移動
方向に摺動可能に収容される当接部、ならびに前記両回
転体のいずれか他方に設けた被当接部であって、互いに
当接することにより前記駆動側回転体に対する前記従動
側回転体の相対回動を拘束する当接部および被当接部、
ならびに前記被当接部との当接方向へ前記当接部を付勢
する付勢手段を有し、前記付勢手段の付勢力に抗し流体
圧力により拘束解除方向に前記当接部を変位可能に構成
される拘束手段とを備え、 前記収容穴と摺動する摺動面、ならびに流体圧力を受け
る受圧面を有する肩部を前記当接部に設け、前記摺動面
および前記受圧面はほぼ直角な角部を形成していること
を特徴とするバルブタイミング調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9286634A JPH1136826A (ja) | 1997-05-19 | 1997-10-20 | バルブタイミング調整装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-128352 | 1997-05-19 | ||
| JP12835297 | 1997-05-19 | ||
| JP9286634A JPH1136826A (ja) | 1997-05-19 | 1997-10-20 | バルブタイミング調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1136826A true JPH1136826A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=26464045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9286634A Pending JPH1136826A (ja) | 1997-05-19 | 1997-10-20 | バルブタイミング調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1136826A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002021514A (ja) * | 2000-06-16 | 2002-01-23 | Dr Ing H C F Porsche Ag | 内燃機関のカムシャフトを駆動プーリに対して相対的に回転角度調節するための装置 |
| JP2014040778A (ja) * | 2012-08-21 | 2014-03-06 | Denso Corp | バルブタイミング調整装置 |
-
1997
- 1997-10-20 JP JP9286634A patent/JPH1136826A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002021514A (ja) * | 2000-06-16 | 2002-01-23 | Dr Ing H C F Porsche Ag | 内燃機関のカムシャフトを駆動プーリに対して相対的に回転角度調節するための装置 |
| JP2014040778A (ja) * | 2012-08-21 | 2014-03-06 | Denso Corp | バルブタイミング調整装置 |
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