JPH1135729A - 着色耐熱性発泡樹脂粒子及び発泡樹脂成形体 - Google Patents

着色耐熱性発泡樹脂粒子及び発泡樹脂成形体

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JPH1135729A
JPH1135729A JP20860497A JP20860497A JPH1135729A JP H1135729 A JPH1135729 A JP H1135729A JP 20860497 A JP20860497 A JP 20860497A JP 20860497 A JP20860497 A JP 20860497A JP H1135729 A JPH1135729 A JP H1135729A
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styrene
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JP20860497A
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Kunio Takahashi
邦雄 高橋
Naoki Nakayama
直樹 中山
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Achilles Corp
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Achilles Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一に着色された良好な外観と、優れた耐
候性および耐熱性とを有するスチレン系樹脂発泡成形体
と、この原料として好適な着色耐熱性発泡スチレン系樹
脂粒子を提供する。 【解決手段】 スチレン系樹脂10〜90重量部とポリ
フェニレンエーテル樹脂90〜10重量部とからなる基
材樹脂100重量部と、揮発性発泡剤3〜15重量部と
を含有してなり、内部まで均一に着色されていることを
特徴とする耐熱性発泡樹脂粒子。この着色耐熱性発泡樹
脂粒子を予備発泡後、成形した発泡成形体であって、密
度が15〜60g/リットルであることを特徴とする発
泡樹脂成形体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色むらのない均一
に着色された良好な外観と、優れた耐候性および耐熱性
とを有するスチレン系樹脂発泡成形体等の原料として好
適な着色耐熱性発泡スチレン系樹脂粒子と、その成形体
とに関し、特に、発泡スチレン系樹脂の製造過程でロス
として発生する微細なスチレン系樹脂粒子や、廃棄物か
らの再生スチレン系樹脂を原料として好適に用いること
のできる環境問題に対応した上記の着色耐熱性発泡スチ
レン系樹脂発泡粒子と上記の発泡成形体とに関する。
【0002】
【技術背景】一般に、発泡性スチレン系樹脂粒子は、粒
状のスチレン系重合体に発泡剤(ブタン、ペンタン等)
を含浸させた樹脂粒子であり、予備発泡を含む発泡化処
理を経て、発泡成形体(発泡スチロール製品)に加工さ
れている。この発泡成形体は、家電製品や電子機器等の
梱包材、各種の建築用材(ボードやブロック、被覆材、
その他)、魚箱、即席食品容器等のように、緩衝・断熱
(保温)・防音(遮音)・防振等の機能性の材料(容
器)等として広範な用途を有している。また、このよう
な機能を有するスチレン系樹脂発泡成形体は、軽量であ
ると言う特性にも着目されて、近年、道路等の土木工事
における埋設ブロックとして多用されるようになって来
ている。
【0003】上記のように、スチレン系樹脂発泡成形体
の用途は多岐に渡るが、蒸気管や熱水管等を被覆する断
熱(保温)材、屋根裏等に配設される断熱(保温)材等
に使用される場合は、耐熱温度80〜120℃と言う高
い耐熱特性が要求され、しかも、このような高温条件下
での長期間の使用に耐え得る高い耐久特性もが要求され
る。
【0004】しかし、従来のスチレン系樹脂発泡成形体
は、上記のような蒸気管等の被覆材や屋根裏等への配設
材等として長期間使用されると、寸法収縮が著しく進
み、断熱・保温効果を当初のまま維持できなくなること
がある。このため、スチレン系樹脂発泡成形体において
は、従来から、耐熱性、特に経時的な耐熱性の劣化に対
する改良が求められており、この要求に応える試みも多
数なされている。
【0005】そのうちの有望な試みとして、特公昭56
−43054号公報、同56−43055号公報等にお
いて、発泡成形体の基材樹脂として、スチレン系樹脂に
代えて、スチレン系樹脂と耐熱性に優れたポリフェニレ
ンエーテル樹脂とのブレンド体または共重合体を使用
し、そのブレンド体等よりなる耐熱性発泡性樹脂粒子を
原料として耐熱性の高い発泡成形体を作ると言う方法が
提案されている。
【0006】一方、近年の環境問題の観点から、一度使
用され、廃棄されるスチレン系樹脂発泡成形体を、破砕
してペレット(再生ペレット)化し、これに発泡剤を含
浸させ再生発泡性スチレン系樹脂ペレットとして、種々
の用途に再利用することも行われている。また、この再
生ペレットを、上記の耐熱性に優れたフェニレンエーテ
ル系樹脂と共に押出機内で溶融混合した後、発泡剤を含
浸させる技術も開発されている(特開平4−21476
1号)。ただし、この技術は、一度使用され、廃棄され
るべきスチレン系樹脂発泡成形体から得られる再生ペレ
ットに限られ、しかも約25より大きいメルトフローイ
ンデックスを示すものが好ましいとしていることから、
特に臭素変性ポリスチレンからなる難燃化発泡ポリスチ
レンからの再生ペレットの利用を目的としたものと推測
される。
【0007】さらに、発泡性スチレン系樹脂粒子を着色
する技術として、従前から、種々の方法が提案されてい
る(特公昭52−41303号公報、同58−4857
7号公報、特開平2−247234号公報等参照)。例
えば、1)スチレン単量体を懸濁重合する際に、スチレ
ン単量体中に染料または顔料を溶解または分散させ、そ
の重合中または重合後に発泡剤を添加する方法、2)ス
チレン系樹脂粒子に水性媒体中で発泡剤を含浸する際
に、染料を含浸する方法である。また、最近になって、
3)押出機を用いてスチレン系樹脂に顔料や染料を練り
混むと同時に発泡剤を添加し、金型先端よりストランド
状に押出して、これを樹脂が発泡しない温度まで冷却
し、ペレタイザーで切断して着色ペレットを得る方法
(特開平7−109374号)も開発された。
【0008】しかし、上記1)の方法では、着色剤とし
ての染料および顔料は一定量でしか含有させることがで
きず、1つのペレット(1粒の粒子)の内部にまで均一
に着色することが困難であり、2)の方法では、使用で
きる着色剤が水溶性の染料に限られ、3)の方法では、
押出機内に発泡剤を直接添加する方法であって、通常の
押出機を使用することができないばかりか、200μm
未満の微細な気泡の少なくとも半数以上が破泡されてし
まうと言う問題もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述した耐
熱性の経時劣化の問題を解消すると共に、スチレン系樹
脂関連の環境問題にも対応すべく、前述のような特定の
再生ペレットに限らず、種々の再生スチレン系樹脂、あ
るいは発泡スチレン系樹脂の製造過程でロスとして発生
する粒径0.5mm以下の微粒子を用いて、耐熱性およ
び耐候性に優れるばかりか、内部まで均一に着色されて
美観にも優れたスチレン系樹脂発泡成形体と、この成形
体の原料として好適に使用し得る内部まで均一に着色さ
れたスチレン系樹脂発泡粒子とを開発することを目的と
する。しかし、これらの目的を達成するためには、次の
ような諸問題を解決する必要がある。
【0010】(1)通常、再生スチレン系樹脂は、回収
の過程における様々な汚れ、ゴミ等の不純物が混じって
いる。この再生スチレン系樹脂に、上記の先提案に沿っ
て、耐熱性に優れたポリフェニレンエーテル樹脂を混合
して基材樹脂を調製する場合、汚れが混じり、外観の悪
い基材樹脂しか得られない。この基材樹脂から得られる
発泡成形体も、当然のことながら外観が劣り、商品価値
が著しく低いものとなる。
【0011】(2)また、発泡スチレン系樹脂粒子の製
造過程で発生する粒径0.5mm以下の微粒子は、一般
的な発泡スチレン系樹脂成形体の用途には適さず、通常
は、オフグレード(ロス)分として、活用されることは
殆どなく、廃棄されている。この微粒子(以下、ロス微
粒子と記すこともある)を基材樹脂の原料として用いる
場合、上記の再生スチレン系樹脂のような汚れの問題は
ないが、次のような問題がある。発泡スチレン系樹脂粒
子の製造過程で添加される炭酸カルシウム等の無機物が
粒子表面に付着するが、この付着量(単位体積当たりの
付着量)は、粒径が小さくなる程、多くなる。従って、
ポリフェニレンエーテル樹脂と混合する場合、一定の粒
径幅の微粒子を用いないと、得られる基材樹脂の無機物
量が一定とならず、基材樹脂、延いては発泡成形体の色
目が、無機物量の多少により様々なものとなり、商品価
値が低くなる。この対策としては、微粒子を各粒径のも
のに篩分けし、各粒径のものが均等になるようにすれば
よいが、労力と手間が極めて多大となり、基材樹脂の原
料コストが著しく高騰する。
【0012】(3)しかも、ポリフェニレンエーテル樹
脂は、本来、黄色味を呈している。従って、ポリフェニ
レンエーテル樹脂を、再生スチレン系樹脂やロス微粒子
ではなく、新品のスチレン系樹脂と混合しても、得られ
る基材樹脂は黄色味を帯びたものとなり、この基材樹脂
から調製される発泡体は、薄く黄変した色目をなす。こ
の色目は、通常の発泡スチレン系樹脂発泡体が、光等で
劣化したときの色目に類似していることから、商品のイ
メージを著しく阻害すると言う問題もある。
【0013】
【発明の概要】本発明者らは、以上の諸問題を解決し
て、上記した課題を達成するために、種々検討した結
果、次のような知見を得た。 (a)再生スチレン系樹脂あるいはロス微粒子および上
記のポリフェニレンエーテル樹脂の汚れや色目の問題
は、着色剤を加えてこれらを隠蔽すれば、解決できるこ
と。 (b)ただし、着色剤を基材樹脂粒子と混合する方法
や、着色剤を樹脂成分に含浸させておく方法では、基材
樹脂については、外観上、均一に着色されたものとする
ことはできるが、この基材樹脂から得られる発泡体につ
いては、外観上においてすら、必ずしも均一に着色され
たものとはならないこと。 (c)発泡体についても内部まで均一に着色されたもの
とするには、基材樹脂粒子1粒づつの内部まで均一に着
色する必要があること。 (d)このためには、上記樹脂成分の混合時であって、
しかも発泡剤を添加する前に、着色剤を混練操作により
添加することが重要であること。 (e)加えて、着色剤として特定のものを使用すること
が好ましいこと。 (f)その上、基材樹脂から調製する発泡体を、特定範
囲内の密度のものとすることが、内部まで色むらのない
均一に着色された良好な外観のみならず、優れた耐候性
および耐熱性とを有するものとする上で重要であるこ
と。
【0014】以上の知見に基づき、本発明の着色耐熱性
発泡樹脂粒子は、スチレン系樹脂10〜90重量部とポ
リフェニレンエーテル樹脂90〜10重量部とからなる
基材樹脂100重量部と、揮発性発泡剤3〜15重量部
とを含有してなり、内部まで均一に着色されていること
を特徴とする。このとき、着色剤は、スチレン系樹脂と
ポリフェニレンエーテル樹脂との混合時で、かつ発泡剤
の添加前に、混練操作により添加し、発泡剤は、水性媒
体中において、内部まで均一に着色された後の耐熱性樹
脂粒子に含浸させることが好ましい。また、本発明の発
泡樹脂成形体は、上記の着色耐熱性発泡樹脂粒子を予備
発泡後、成形した発泡成形体であって、密度が15〜6
0g/リットルであることを特徴とする。
【0015】本発明におけるスチレン系樹脂は、スチレ
ン系単量体の単独重合体に限らず、他の単量体との共重
合体(スチレン系単量体を50モル%以上の割合で使用
して得られるもの)等、耐熱性発泡スチレン系樹脂粒子
の基材樹脂の一部として従来から慣用されているスチレ
ン系樹脂を好適に使用することができる。
【0016】スチレン系単量体は、通常のスチレンの他
に、α−メチルスチレン、エチルスチレン、p−クロロ
スチレン等の置換スチレンも含まれる。また、共重合体
の相手方単量体としては、メチルメタクリレート、メチ
ルアクリレート、ブチルメタクリレート、ブチルアクリ
レート等の(メタ)アクリレート;アクリロニトリル、
ビニルトルエン、ビニルカルバゾール等のビニル系単量
体;ブタジエン、無水マレイン酸、その他スチレンと共
重合し得る各種の化合物が挙げられ、これらは単独で、
あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0017】従って、本発明における高分子量のスチレ
ン系樹脂としては、ポリスチレンの他に、ポリα−メチ
ルスチレン、ポリエチルスチレン、ポリp−クロロスチ
レン等のポリ置換スチレンが含まれ、またスチレンと置
換スチレンとの共重合体や、スチレンとビニル系単量体
との共重合体、あるいはスチレンと他の化合物との共重
合体等が含まれる。中でも、ポリスチレン、スチレン−
ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合
体、スチレンのグラフト共重合体等が好ましい。より好
ましいスチレン系樹脂は、最終の発泡成形体がより望ま
しい物性を保持し得ると言う観点から、重量平均分子量
が150,000〜300,000のものである。
【0018】勿論、本発明におけるスチレン系樹脂は、
上記のようなスチレン系樹脂の廃棄物からの再生スチレ
ン系樹脂、あるいは上記のようなスチレン系樹脂の発泡
性のものを製造する過程でロスとして発生する粒径0.
5mm以下の微粒子であってもよいし、また、例えばバ
ージンのスチレン系樹脂と再生スチレン系樹脂とを一定
の割合で混合したもの等のように上記の樹脂を組み合わ
せて使用してもよい。好ましくは、スチレン系樹脂に対
する環境問題の観点から、これらの再生スチレン系樹脂
やロス微粒子を主原料として使用する。
【0019】本発明において、以上のスチレン系樹脂と
共に使用するポリフェニレンエーテル樹脂は、次式で表
される。
【0020】
【化1】
【0021】上式中、R1およびR2は、互いに独立し
て炭素原子数1〜4のアルキル基またはハロゲン原子を
表し、nは、重合度を表す。
【0022】具体例としては、ポリ(2,6−ジメチル
フェニレン−1,4−エーテル)、ポリ(2,6−ジエ
チルフェニレン−1,4−エーテル)、ポリ(2,6−
ジクロロフェニレン−1,4−エーテル)、ポリ(2−
メチル−6−エチルフェニレン−1,4−エーテル)、
ポリ(2−クロロ−6−メチルフェニレン−1,4−エ
ーテル)、ポリ(2−メチル−6−イソプロピルフェニ
レン−1,4−エーテル)、ポリ(2,6−ジ−n−プ
ロピルフェニレン−1,4−エーテル)、ポリ(2−ブ
ロモ−6−メチルフェニレン−1,4−エーテル)、ポ
リ(2−クロロ−6−ブロモフェニレン−1,4−エー
テル)、ポリ(2−クロロ−6−エチルフェニレン−
1,4−エーテル)等が挙げられる。重合度nは、10
〜5000であればよく、5000を越えると、均一な
耐熱性発泡体が得られ難く、10未満では、目的の耐熱
性を有する発泡体が得られ難い。
【0023】スチレン系樹脂とポリフェニレンエーテル
樹脂との配合比は、本発明では、スチレン系樹脂が10
〜90重量部、好ましくは70〜90重量部で、ポリフ
ェニレンエーテル樹脂が90〜10重量部、好ましくは
30〜10重量部である。
【0024】スチレン系樹脂が90重量部を越えると、
言い換えればポリフェニレンエーテル樹脂が10重量部
未満であると、ポリフェニレンエーテル樹脂のブレンド
効果すなわち耐熱性の改良効果が小さすぎて、本発明に
おける着色耐熱性発泡樹脂粒子が、所期の耐熱性(融点
の上昇効果)を充分に保有することができなくなる。一
方、スチレン系樹脂が10重量部未満であると、言い換
えればポリフェニレンエーテル樹脂が90重量部を越え
ると、本発明における着色耐熱性発泡樹脂粒子が、揮発
性発泡剤を内部に閉じ込めておく作用が小さくなって、
揮発性発泡剤の逸散が迅速にかつ激しくなり、予備発泡
の過程で、所期の発泡倍率を得ることが困難となる。
【0025】本発明において、以上の樹脂成分からなる
基材樹脂と共に使用される揮発性発泡剤としては、プロ
パン、ブタン、n−ペンタン、イソペンタン、ヘキサン
等の脂肪族炭化水素;塩化メチレン、フレオン等のハロ
ゲン化炭化水素が好ましく、これらは単独で、または2
種以上を組み合わせて使用することができる。中でも、
本発明の耐熱性発泡樹脂粒子の乾燥処理の際に揮発性発
泡剤の逸散がより少ないと言う観点から、ブタンまたは
ペンタンが好ましく、より好ましくはペンタンである。
【0026】上記揮発性発泡剤の配合量は、一般に、予
備発泡の過程での発泡倍率を決定する重要な要素であ
り、本発明では、上記の基材樹脂100重量部に対し
て、揮発性発泡剤を3〜15重量部含有させる。3重量
部未満であれば、所期の発泡倍率を得ることができず、
15重量部を越えると、成形体としたときに、成形体内
部に残存する発泡剤が多くなり、可塑化が強くなるた
め、耐熱性が低下する。
【0027】また、本発明においては、上記の揮発性発
泡剤の他に着色剤が使用される。この着色剤は、顔料、
染料のいずれでもよいが、本発明における耐熱性発泡樹
脂粒子1粒づつの内部まで均一に着色することのでき、
しかも耐候性に優れたもの(言い換えれば、経時的に褪
色しないもの)とすることが重要である。
【0028】このような特性を有する着色剤としては、
例えば、ハンザイエロー、ベンジシンイエロー、リソー
ルファストオレンジ、ファイヤーレッド、パーマネント
レッド、ピラゾロンレッド、p−クロル−O−ニトロア
ニリンレッド、アリザリンレーキ、パーマネントボルド
ー、チオインジゴマルーン、ジオキサジンバイオレッ
ト、メチルバイオレットレーキ、銅フタロシアニンブル
ー、インダンスレンブルー、ピグメントグリーン、グリ
ーンゴールド、銅フタロシアニングリーン等の有機系の
もの;カーボンブラック、酸化チタン、亜鉛華、硫化亜
鉛、酸化アンチモン、黄鉛、カドミウムイエロー、焼成
シェンナー、べんがら、酸化鉄、焼成アンバー、群青、
紺青等の無機系のものがある。本発明では、これらの着
色剤を使用することができるが、好ましくは、難水溶性
の有機または無機系の顔料である。水溶性の着色剤の場
合、成形体が外部環境により褪色する可能性が大きくな
るのみならず、製造時に樹脂をペレット化し、発泡剤を
後含浸する際に、オートクレーブ中の水性媒体中に着色
剤が溶出し、発泡粒子の色褪せや、含浸容器の汚れ等の
原因となる。
【0029】上記着色剤の配合量は、有機系のものは、
無機系のものに比して、一般に、本発明の耐熱性発泡樹
脂粒子(特に、基材樹脂)の着色性に優れるため、有機
系のものを使用する場合には、無機系のものを使用する
場合に比して、少なくてよい。具体的には、基材樹脂1
00重量部に対して、有機系の場合で、0.001〜5
重量部、好ましくは0.01〜1重量部であり、無機系
の場合で、0.1〜10重量部、好ましくは1〜5重量
部である。有機系、無機系いずれの場合も、下限値未満
であると、上記の粒子1粒づつの内部まで充分にかつ均
一に着色することができず、上限値より多くても、着色
の色合いは変わらないため、経済的に不利となる。
【0030】本発明においては、上記の揮発性発泡剤お
よび着色剤の他に、必要に応じて、各種の添加剤や助
剤、例えば、難燃剤、熱安定剤、造核剤、滑剤、可塑剤
等を適当量配合することができる。この難燃剤として
は、ヘキサブロモシクロドデカン、テトラブロモビスフ
ェノールA、ペンタブロモモノクロルシクロヘキサン等
が好ましく使用できる。また、可塑剤としては、DO
P、DOA、DBP、ヤシ油、パーム油等が、本発明の
樹脂粒子の耐熱性を損なうことがなく好ましく、その量
も本発明の樹脂粒子の耐熱性を損なわない範囲内とする
ことが必要である。これらの添加剤や助剤は、一般に、
基材樹脂粒子の調製時に配合される。
【0031】以上の各成分からなる本発明の着色耐熱性
発泡樹脂粒子の調製は、次のようにして行われる。先
ず、それぞれの所定量のスチレン系樹脂とポリフェニレ
ンエーテル樹脂と着色剤、および必要に応じて配合され
る上記の各種の添加剤や助剤を、例えば、押出機、その
他の混練操作を行うことができる装置により、溶融混練
した後、基材樹脂粒子(粒状、ペレット状等)を成型す
る。次いで、この着色基材樹脂粒子に揮発性発泡剤を含
浸させる。この揮発性発泡剤の含浸は、例えばオートク
レーブ等を使用し、水性媒体に着色基材樹脂粒子を分散
させ、該分散(懸濁)系内に揮発性発泡剤を圧入し、適
宜加熱することにより行われる。
【0032】上記の水性媒体としては、水の他に、リン
酸三カルシウム、リン酸マグネシウム、ハイドロキシア
パタイト等の難水溶性無機塩;ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、メチルセルロース等の有機高分
子等の分散剤、あるいはドデシルフェニルオキサイドジ
スルホン酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム等のアニオン
界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレンオクチルフェノールエーテル等のノニ
オン系界面活性剤等の分散助剤を組み合わせたものが、
好ましく使用できる。
【0033】以上により、本発明の1粒づつの内部まで
均一に着色された耐熱性の発泡樹脂粒子を得ることがで
きる。
【0034】また、本発明の発泡樹脂成形体は、以上の
本発明の1粒づつの内部まで均一に着色された耐熱性発
泡樹脂粒子を予備発泡し成形して得られるものであり、
この成形体の密度は、15〜60g/リットル(以下、
リットルを「L」と記す)であることが重要である。発
泡樹脂成形体の密度が15g/L未満の場合、発泡倍率
が高くなり過ぎ、成形体とした際に、色むらが発生し易
くなり、本発明の耐熱性発泡体として好ましくない。逆
に、60g/Lを越えると、発泡倍率が低くなり過ぎ、
用途が特殊なものに限られ、しかも重量が増え、本発明
の成形体として好ましくない。
【0035】上記の本発明の発泡樹脂成形体は、次のよ
うにして得られる。先ず、上記の本発明の耐熱性発泡樹
脂粒子を、予備発泡して所定の嵩倍率とする。次いで、
この予備発泡粒子を、常法に従い、金型等の成形型内に
充填し、蒸気等により加熱し、該粒子が相互に融着し、
かつ所望の形状寸法を有する発泡成形体とすることがで
きる。
【0036】
【実施例】
実施例1〜4 発泡ポリスチレン容器として使用されたものの廃棄物か
ら再生したポリスチレンペレット(再生ペレット)を8
0重量%、ポリフェニレンエーテル樹脂を20重量%、
および表1に示す着色剤を表1に示す量(基材樹脂を1
00重量部とした場合の重量部)で、押出機内に投入
し、加熱溶融して、スクリューにより混練した後、スト
ランド状に押出し、ロータリー式ペレタイザーにより切
断してペレット化し、基材樹脂ペレットを得た。
【0037】上記の基材樹脂ペレット1500gを5L
のオートクレーブ中に入れ、さらにイオン交換水250
0g、分散剤としてのリン酸三石灰15gおよびドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.15gを投入し、
攪拌しながら、揮発性発泡剤としてのn−ペンタン15
0g(基材樹脂量の10重量%)およびトルエン7.5
g(基材樹脂量の0.5重量%)を圧入した。次いで、
このオートクレーブ内の水性分散(懸濁)系を130℃
に昇温し、その状態を6時間保持して、揮発性発泡剤を
基材樹脂ペレットに含浸させた。この後、水性分散系を
室温まで冷却し、生成した耐熱性発泡樹脂粒子をオート
クレーブより取り出し、本発明の着色耐熱性発泡樹脂粒
子を得た。
【0038】この着色耐熱性発泡樹脂粒子の100粒を
アトランダムに抜き出し、ナイフで切断して目視で判定
し、100粒の粒子全てが色むらのない良好な場合を
○、2割り(20粒)程度が色むらがある場合を△、色
むらが多い場合を×として、表1に合わせて示した。
【0039】上記の着色耐熱性発泡樹脂粒子を、嵩倍率
30倍に予備発泡して予備発泡粒子とし、次いで室温に
て24時間の熟成を行い、自動成形機の成形型内に投入
し、圧力(ゲージ圧)1.3kg/cmで30秒間加
熱の条件で発泡成形を行い、50mm×300mm×3
00mmの大きさ、密度33g/Lの本発明の発泡成形
体を得た。
【0040】上記の発泡成形体の10個をアトランダム
に抜き出し、表面および切断面(内部)の色むらを目視
で判定し、10個の成形体全てが色むらのない良好な場
合を○、2割り(2個)程度が色むらがある場合を△、
色むらが2割りより多い場合を×として、表1に合わせ
て示した。
【0041】また、上記の発泡成形体の耐候性試験をJ
IS B 7751に準じて行い、100時間以内に変
色が顕著に認められた場合を×、100〜200時間で
変色が顕著に認められた場合を△、200〜500時間
でやや変色が認められた場合を○として、表1に合わせ
て示した。
【0042】さらに、上記の発泡成形体から25mm×
100mm×100mmの寸法の試験片を切出し、発泡
成形後2日目に、オーブン中、75℃、80℃、90
℃、および95℃で1週間保持した後、オーブンから取
出し、縦と横の長さ、および厚みを測定し、これらの寸
法変化の割合の平均値および寸法変化率を求め、寸法変
化率が1%より小さい時の温度を発泡成形体の耐熱性の
温度として、表1に合わせて示した。
【0043】実施例5 再生ペレットに代えて、発泡ポリスチレン製造の際にロ
スとして発生した粒径が0.4mm〜0.002mmの
微粒子80重量%を使用する以外は、実施例1と同様に
して本発明の着色耐熱性発泡樹脂粒子を得、実施例1〜
4と同様にしてこの粒子の内部を目視観察した。また、
この着色耐熱性発泡樹脂粒子を使用し、実施例1と同様
にして本発明の発泡成形体を得、実施例1〜4と同様に
してこの発泡成形体の種々の特性を観察した。これらの
結果を合わせて表1に示した。
【0044】比較例1 着色剤を添加しない以外は、実施例1と同様にして耐熱
性発泡樹脂粒子を得、実施例1〜4と同様にしてこの粒
子の内部を目視観察した。また、この耐熱性発泡樹脂粒
子を使用し、実施例1と同様にして発泡成形体を得、実
施例1〜4と同様にしてこの発泡成形体の種々の特性を
観察した。これらの結果を合わせて表1に示した。
【0045】比較例2 着色剤を添加しない以外は、実施例5と同様にして耐熱
性発泡樹脂粒子を得、実施例1〜4と同様にしてこの粒
子の内部を目視観察した。また、この耐熱性発泡樹脂粒
子を使用し、実施例5と同様にして発泡成型体を得、実
施例1〜4と同様にしてこの発泡成形体の種々の特性を
観察した。これらの結果を合わせて表1に示した。
【0046】比較例3 着色剤を発泡剤の含浸時に添加する以外は、実施例1と
同様にして着色耐熱性発泡樹脂粒子を得、実施例1〜4
と同様にしてこの粒子の内部を目視観察した。また、こ
の着色耐熱性発泡樹脂粒子を使用し、実施例1と同様に
して発泡成型体を得、実施例1〜4と同様にしてこの発
泡成形体の種々の特性を観察した。これらの結果を合わ
せて表1に示した。
【0047】比較例4 ポリフェニレンエーテル樹脂および着色剤を使用せず、
市販の発泡ポリスチレンビーズのみを使用する以外は、
実施例1と同様にして発泡成型体を得、実施例1〜4と
同様にしてこの発泡成形体の耐熱性および耐候性を観察
した。これらの結果を合わせて表1に示した。
【0048】
【表1】
【0049】表1中、着色剤のA〜Cは、次の通りであ
る。 A:銅フタロシアニンブルー(有機系着色剤《有機顔
料》) B:グリーンゴールド(有機系着色剤《有機顔料》) C:カーボンブラック(無機系着色剤《無機顔料》)
【0050】表1から明らかなように、スチレン系樹脂
として再生樹脂やロス微粒子を用いる場合、着色剤を発
泡剤の添加前に混練により添加した実施例1〜5では、
耐熱性発泡樹脂粒子はもとより、発泡成形体も、表面か
ら内部まで均一に着色されており、色むらのない良好な
外観を呈している。また、発泡成形体の耐熱性および耐
候性も、極めて優れていることが分かる。
【0051】一方、着色剤を添加しない比較例1および
2では、耐熱性発泡樹脂粒子はもとより、発泡成形体
も、表面および内部において、再生樹脂から持ち込まれ
る汚れや、ポリフェニレンエーテル樹脂本来の黄色味に
より、色むらが顕著に現れているばかりか、通常の発泡
ポリスチレン成形体が経時的に退色した時の色目に類似
した外観を呈している。発泡成形体の耐候性も、劣って
いることが分かる。また、着色剤を発泡剤の添加と同時
に添加する比較例3では、着色耐熱性発泡樹脂粒子およ
び発泡成形体いずれも、表面には色むらがあり、内部は
着色されていない。発泡成形体の耐候性も、あまり良好
とは言えないことが分かる。
【0052】ポリフェニレンエーテル樹脂を使用せず、
市販の発泡ポリスチレンビーズのみを使用している比較
例4では、発泡成形体の耐熱性も耐候性も劣っている
が、ポリフェニレンエーテル樹脂を加えている比較例1
〜3と比較すると、耐候性がやや良く、このことから、
ポリフェニレンエーテル樹脂の添加は耐候性を悪化させ
ることが分かる。
【0053】実施例6〜7、比較例5〜6 発泡成形体の密度を表2のように変える以外は、実施例
1と同様にして発泡成形体を得、これらの発泡成形体に
ついて、耐熱性評価のためのオーブン中での保持温度を
75℃、80℃、90℃、95℃、および100℃とす
る以外は、実施例1〜4と同様にして種々の特性を観察
した。これらの結果を表2に合わせて示す。
【0054】
【表2】
【0055】表2より明らかなように、発泡成形体の発
泡倍率は、18〜55g/Lの範囲内のものが、着色状
況はもとより、耐熱性および耐候性にも優れていること
が分かる。なお、比較例6の場合、特性的には問題ない
が、密度が高く、成形体の重量が増え、本発明の成形体
としては不向きである。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
種々の廃棄スチレン系樹脂やロス微粒子を用いて、内部
まで均一に着色された耐熱性の発泡樹脂粒子を得ること
ができる。また、本発明によれば、耐熱性および耐候性
に優れるばかりか、表面はもとより内部まで均一に着色
されて美観にも優れた発泡樹脂成形体を得ることができ
る。これにより、予め大寸法の発泡成形体を調製し、こ
れから所望の寸法形状のものに裁断すると言う加工方法
を採用しても、良好な外観を有する発泡成形体を得るこ
とができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチレン系樹脂10〜90重量部とポリ
    フェニレンエーテル樹脂90〜10重量部とからなる基
    材樹脂100重量部と、揮発性発泡剤3〜15重量部と
    を含有してなり、内部まで均一に着色された耐熱性発泡
    樹脂粒子。
  2. 【請求項2】 着色剤を、スチレン系樹脂とポリフェニ
    レンエーテル樹脂との混合時に、混練により添加してな
    ることを特徴とする請求項1記載の着色耐熱性発泡樹脂
    粒子。
  3. 【請求項3】 発泡剤を、水性媒体中で、内部まで均一
    に着色された耐熱性樹脂粒子に含浸させてなることを特
    徴とする請求項1または2記載の着色耐熱性発泡樹脂粒
    子。
  4. 【請求項4】 スチレン系樹脂が、再生スチレン系樹脂
    であることを特徴とする請求項1、2または3記載の着
    色耐熱性発泡樹脂粒子。
  5. 【請求項5】 スチレン系樹脂が、発泡スチレン系樹脂
    の製造過程で発生する粒径0.5mm以下の微粒子であ
    ることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の着
    色耐熱性発泡樹脂粒子。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の着色耐
    熱性発泡樹脂粒子を予備発泡後、成形した発泡成形体で
    あって、密度が15〜60g/リットルであることを特
    徴とする発泡樹脂成形体。
JP20860497A 1997-07-17 1997-07-17 着色耐熱性発泡樹脂粒子及び発泡樹脂成形体 Pending JPH1135729A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014095064A (ja) * 2012-03-27 2014-05-22 Sekisui Plastics Co Ltd 発泡性ポリスチレン系樹脂粒子とその製造方法、予備発泡粒子及び発泡成形体
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JP2018145264A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 株式会社カネカ 発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法

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