JPH11355958A - 負荷制御装置 - Google Patents

負荷制御装置

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JPH11355958A
JPH11355958A JP15596698A JP15596698A JPH11355958A JP H11355958 A JPH11355958 A JP H11355958A JP 15596698 A JP15596698 A JP 15596698A JP 15596698 A JP15596698 A JP 15596698A JP H11355958 A JPH11355958 A JP H11355958A
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JP
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circuit
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control
signal
clock
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JP15596698A
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Shigeo Asahi
重男 朝日
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷の制御などを行う論理演算回路中に、ク
ロックにより動作される補助論理演算回路を設けて入出
力制御機能を分散処理する構成とする場合において、ク
ロックが停止された状態時に制御出力が不安定になる恐
れをなくすこと。 【解決手段】 主回路器具の制御動作及び保護動作など
を行うための制御回路ユニット内に設けられた論理演算
回路34は、主制御回路として機能するマイクロコンピ
ュータ40と、入出力制御機能を分散処理するために発
振器42からのクロックにより動作されるASIC41
とを備えた構成とされる。ASIC41は、マイクロコ
ンピュータ40からの指令に応じて制御信号を出力する
入出力制御回路43と、クロックを分周して分周パルス
を発生する分周回路44と、この分周回路44からの分
周パルスが所定の監視時間以上途絶えたときに異常信号
を発生するウォッチドグタイマ45と、このウォッチド
グタイマ45から異常信号が出力されたときに入出力制
御回路43からの制御信号の出力動作を強制的に禁止す
る出力制御ロジック回路46とを含んだ構成とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機のような負
荷の開閉などを行うための主回路器具の制御を論理演算
回路により行うようにした負荷制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動機や抵抗負荷などの開閉制御機能及
び保護機能を備えた負荷制御装置の一例としてコントロ
ールセンタが知られている。即ち、コントロールセンタ
においては、電磁接触器、配線用遮断器、電流変換器、
制御用補助リレーなどの器具を単位回路毎にまとめたユ
ニットを複数個設けて、これらユニットを機枠内に多段
に収納すると共に、各ユニット毎に始動操作スイッチ、
停止操作スイッチなどを含む操作装置を設けることによ
り構成されている。
【0003】このようなコントロールセンタの構成例が
図3に示されている。即ち、この図3は、コントロール
センタの1ユニット分の回路構成の概略を示すもので、
三相の電源母線1と負荷である誘導電動機2との間の主
回路3には、配線用遮断器4、電磁接触器5、主回路電
流を検出するための変流器6及び地絡電流を検出するた
めの零相変流器7が設けられている。配線用遮断器4の
負荷側には、操作用変圧器8の一次巻線8aが接続され
ており、この変圧器8の二次巻線8bには制御母線9
a、9bが接続されている。
【0004】上記制御母線9a、9bから図示しない直
流電源回路を介して給電される制御回路ユニット10
は、論理演算回路11を中心に構成されたもので、その
出力端子10aと前記制御母線9aとの間には、電磁接
触器5の動作用コイル5aが接続される。また、当該制
御回路ユニット10の入力端子10b、10c、10d
と制御母線9aとの各間には、始動操作スイッチ12、
停止操作スイッチ13、前記電磁接触器5が有する常開
形補助接点5bが接続される。
【0005】上記制御回路ユニット10は、始動操作ス
イッチ12からの始動信号及び停止操作スイッチ13か
らの停止信号、並びに電磁接触器5の補助接点5bから
のオン信号及びオフ信号に基づいて電磁接触器5の開閉
制御を行うと共に、変流器6及び零相変流器7からの電
流信号に基づいて、過負荷、欠相、不足電流、地絡など
の保護動作を行う機能を有している。
【0006】具体的には、制御回路ユニット10にあっ
ては、前記論理演算回路11の他に、変流器6及び零相
変流器7の二次側出力を受けて主回路電流信号のレベル
を示す負荷電流検出信号及び地絡電流のレベルを示す地
絡電流検出信号を発生する電流検出回路14、保護動作
条件(保護動作電流、保護動作時間など)を設定するた
めの設定スイッチ15、負荷電流のレベルや異常状態な
どを表示するための表示回路16、電磁接触器5の動作
用コイル5aに通電するための駆動回路17、異常内容
を外部に出力するための信号出力回路18など含んで構
成されている。そして、上記論理演算回路11は、各操
作スイッチ12及び13からの操作信号、電流検出回路
14からの検出信号、設定スイッチ15により設定され
た保護動作条件、並びに予め記憶したプログラムなどに
基づいて、負荷である誘導電動機2の制御動作や、過電
流、欠相、地絡故障などの異常発生に対する保護動作を
駆動回路17を通じて行うと共に、その異常内容を信号
出力回路18を通じて外部に出力する動作などを行うよ
うになっている。
【0007】この場合、上記論理演算回路11として
は、マイクロコンピュータを用いて全ての制御を行うも
のが一般的であったが、近年では、一部の制御機能、例
えば入出力制御のみを、別のIC例えばASIC(Appl
ication Specific IC )に分担させる構成、つまり分散
処理を行うシステムを構築としたものも供されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、入出力
制御をASICを用いて分散処理する構成とした場合、
そのASICに供給されるクロックが停止した場合に
は、特にASICの出力ポート側の信号出力動作が不安
定になるという事情がある。このため、その出力信号に
より制御される駆動回路17及び信号出力回路18の動
作が不安定になる可能性があり、結果的にシステムの動
作信頼性に悪影響を及ぼす恐れがあった。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、負荷の制御などを行う論理演算回路
中に、クロックにより動作される補助論理演算回路を設
けて入出力制御機能を分散処理する構成とする場合にお
いて、クロックが停止された状態時においても、制御出
力が不安定になる恐れがなくなって動作信頼性の向上を
実現できるようになる負荷制御装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、電源母線及び負荷間の主回路に介在された
電磁接触器などの主回路器具と、この主回路器具の操作
のための操作装置と、主回路電流などを検出する検出手
段と、前記操作装置による入力信号及び前記検出手段に
よる検出信号並びに予め記憶したプログラムに基づいて
前記主回路器具などの制御を外部出力回路を通じて行う
論理演算回路とを備えた負荷制御装置において、前記論
理演算回路を、主制御回路として機能するマイクロコン
ピュータと、入出力制御機能を分散処理するためにクロ
ックにより動作される補助論理演算回路とを備えた構成
とした上で、前記補助論理演算回路を、前記マイクロコ
ンピュータからの指令に応じて前記外部出力回路に制御
信号を与える出力制御手段と、前記クロックを分周して
分周パルスを発生する分周回路と、この分周回路からの
分周パルスを監視し、その分周パルスが所定の監視時間
以上途絶えたときに異常信号を発生するウォッチドグタ
イマと、このウォッチドグタイマから異常信号が出力さ
れたときに前記外部出力回路に対する前記制御信号の出
力動作を強制的に禁止する出力制御ロジック回路とを含
んだ構成としたものである(請求項1)。
【0011】この構成によれば、補助論理演算回路内の
出力制御手段は、マイクロコンピュータからの指令に応
じて外部出力回路に制御信号を与える動作を行うように
なり、これにより当該外部出力回路を通じて主回路器具
などの制御が行われるようになる。この場合、クロック
が正常な状態では、そのクロックを分周する分周回路か
ら所定周期で分周パルスが出力されるため、その分周パ
ルスを監視するウォッチドグタイマが異常信号を発生す
ることはないが、クロックが停止された状態では、分周
回路からの分周パルスの出力も停止されることになるた
め、所定の監視時間が経過したときに、ウォッチドグタ
イマが異常信号を発生するようになる。すると、出力制
御ロジック回路が、外部出力回路に対する前記制御信号
の出力動作を強制的に禁止するようになる。このため、
クロックの停止に起因して、補助論理演算回路内の出力
制御手段による信号出力動作が不安定な状態に陥った場
合でも、従来のように動作信頼性に悪影響が及ぶ恐れが
なくなるものである。しかも、クロックが停止したとき
には、外部出力回路を通じた主回路器具などの制御動作
を確実に停止できるというフェイルセーフ機能も得られ
ることになる。
【0012】この場合、請求項2記載の発明のように、
前記補助論理演算回路を、前記分周回路によるクロック
の分周比及び前記ウォッチドグタイマの監視時間との少
なくとも一方を任意に変更できる構成としても良い。こ
のような構成によれば、ウォッチドグタイマが異常信号
を発生するタイミングを任意に変化させることができる
ため、論理演算回路の試験時や故障解析時に有用とな
る。
【0013】また、請求項3記載の発明のように、前記
補助論理演算回路を、前記ウォッチドグタイマの動作を
選択的に停止できる構成としても良い。この構成によれ
ば、出力制御ロジック回路から外部出力回路に対し常時
において制御信号を出力可能な状態とすることができる
から、クロックが停止している状態で、尚且つ外部出力
回路を通じて負荷の駆動が必要な状態時に有用となり、
以て論理演算回路の動作信頼性の向上を図り得るように
なる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をコントロールセン
タに適用した一実施例について図1及び図2を参照しな
がら説明する。即ち、図2には、コントロールセンタの
1ユニット分の回路構成が示されている。この図2にお
いて、三相の電源母線21と負荷である誘導電動機22
との間には、主回路23が形成されており、この主回路
23には、それぞれ主回路器具たる配線用遮断器24及
び電磁接触器25が接続されていると共に、主回路電流
を検出するための変流器26、地絡電流を検出するため
の零相変流器27などが接続されている。
【0015】主回路23における配線用遮断器24の負
荷側(電磁接触器25の電源側)のR相及びT相間に
は、操作用変圧器28の一次巻線28aが接続されてお
り、この操作用変圧器28の二次巻線28bには、制御
母線29、30が接続されている。
【0016】この場合、制御母線29、30間からの出
力は、図示しない直流電源回路を介して制御回路ユニッ
ト31の電源として利用される。また、一方の制御母線
29と制御回路ユニット31の出力端子31aとの間に
は、電磁接触器25の動作用コイル25aが接続され、
当該制御母線29と制御回路ユニット31の入力端子3
1b、31c、31dとの各間には、操作装置としての
始動操作スイッチ32、操作装置としての停止操作スイ
ッチ33、前記電磁接触器25が有する常開形補助接点
25bが接続される。
【0017】制御回路ユニット31は、始動操作スイッ
チ32からの始動信号及び停止操作スイッチ33からの
停止信号、並びに電磁接触器25の補助接点25bから
のオン信号及びオフ信号に基づいて電磁接触器25を開
閉するという制御動作を行う構成となっている。また、
制御回路ユニット31は、変流器26及び零相変流器2
7からの電流信号に基づいて、過負荷、欠相、不足電
流、地絡などの異常発生に対する保護動作を行うと共
に、その異常内容を外部に出力するという異常内容出力
動作を行う機能などを有している。
【0018】上記制御回路ユニット31は、論理演算回
路34を中心に構成されたもので、この他に、変流器2
6及び零相変流器27の二次側出力を受けて主回路電流
信号のレベルを示す負荷電流検出信号及び地絡電流のレ
ベルを示す地絡電流検出信号を発生する検出手段として
の電流検出回路35、保護動作条件(保護動作電流、保
護動作時間など)を設定するための設定スイッチ36、
負荷電流のレベルや異常状態などを表示するための表示
回路37、電磁接触器25の動作用コイル25aや外部
の負荷に通電するための駆動回路38(本発明でいう外
部出力回路に相当)、異常内容を外部に出力するための
信号出力回路39(本発明でいう外部出力回路に相当)
など含んで構成されている。
【0019】図1には、上記論理演算回路34及び信号
出力回路39の具体的構成が示されている。この図1に
おいて、論理演算回路34は、前述した制御動作及び保
護動作を行うための主制御回路として機能するマイクロ
コンピュータ40と、前述した異常内容出力動作を含む
入出力制御を行うためのASIC41(本発明でいう補
助論理演算回路に相当)と備えており、以て分散処理を
行うように構成されている。この場合、上記マイクロコ
ンピュータ40及びASIC41を動かすのに必要なク
ロックは、同一の発振器42から得る構成となってい
る。
【0020】また、上記ASIC41の内部には、マイ
クロコンピュータ40との間で信号の授受を行うと共
に、特に、当該マイクロコンピュータ40からの指令に
応じて信号出力回路39に制御信号を与えるための入出
力制御回路43(本発明でいう出力制御手段に相当)の
他に、発振器42からのクロックを分周する分周回路4
4、この分周回路44の出力を受けるウォッチドグタイ
マ45、このウォッチドグタイマ45の出力を受ける出
力制御ロジック回路46が設けられている。
【0021】この場合、分周回路44は、与えられたク
ロックを分周して、所定周期の分周パルスを発生する。
また、ウォッチドグタイマ45は、分周回路44からの
分周パルスによって定期的にトリガされている期間は
“H”レベルの正常信号を出力した状態を保持するが、
その分周パルスが予め設定された監視時間(タイマ定数
に相当)以上途絶えたときに“L”レベルの異常信号を
発生する。出力制御ロジック回路46は、例えば3個の
AND回路46a〜46cを備えた3回路型のもので、
AND回路46a〜46cは、各一方の入力端子が前記
入出力制御回路43が有する3個の出力端子にそれぞれ
接続され、各他方の入力端子がウォッチドグタイマ45
の出力端子に接続されている。
【0022】一方、信号出力回路39は、前記出力制御
ロジック回路46内の各AND回路46a〜46cとそ
れぞれ対応されたトランジスタ47a〜47cと、各ト
ランジスタ47a〜47cのオン状態で制御母線29か
らそれぞれ通電される異常内容出力用のリレーコイル4
8a〜48cを有する。このとき、上記トランジスタ4
7a〜47cは、対応するAND回路46a〜46cか
ら“H”レベルの信号が出力されたときにオンするよう
に構成されている。尚、この信号出力回路39は、前記
駆動回路38の一部と見なすことができるものである。
【0023】次に、上記のように構成された本実施例の
作用・効果について説明する。今、発振器42が正常な
状態では、その発振器42からのクロックを受ける分周
回路44から所定周期で分周パルスが出力されるため、
その分周パルスにより定期的にトリガされるウォッチド
グタイマ45からは、“H”レベルの正常信号が出力さ
れる。このため、出力制御ロジック回路46内のAND
回路46a〜46cは、入出力制御回路43からの制御
信号の通過を許容した状態を保持する。従って、マイク
ロコンピュータ40からの指令に応じて入出力制御回路
43から出力される制御信号は、そのまま信号出力回路
39に与えられる。
【0024】これに対して、発振器42が停止された状
態、つまりクロックが出力停止された状態では、分周回
路44からの分周パルスの出力も停止されることになる
ため、ウォッチドグタイマ45に設定された監視時間が
経過したときに、当該ウォッチドグタイマ45から
“L”レベルの異常信号が出力されるようになる。
【0025】すると、出力制御ロジック回路46内のA
ND回路46a〜46cの出力レベルが“L”レベルに
強制的に反転され、入出力制御回路43からの制御信号
の通過が禁止された状態になる。これにより、信号出力
回路39内のトランジスタ47a〜47cが、マイクロ
コンピュータ40からの指令に応じて入出力制御回路4
3から出力される制御信号と無関係に強制的にオフさ
れ、リレーコイル48a〜48cが断電される。これに
より、クロックの停止に応じてASIC41内の入出力
制御回路43による信号出力動作が不安定な状態に陥っ
た場合でも、従来のようにシステムの動作信頼性に悪影
響が及ぶ恐れがなくなるものである。しかも、クロック
が出力停止されたときには、駆動回路37及び信号出力
回路39を通じた電磁接触器25の制御動作や異常内容
出力動作を確実に停止できるというフェイルセーフ機能
も得られることになる。
【0026】この場合、ASIC41内の分周回路44
によるクロックの分周比と、ウォッチドグタイマ45の
監視時間(タイマ定数)との少なくとも一方を、そのA
SIC41のポートまたは内部レジスタへの書き込みに
よって任意に変更できる機能を追加する構成としても良
い。このような構成によれば、ウォッチドグタイマ45
が異常信号を発生するタイミングを任意に変化させるこ
とができるため、論理演算回路34によるシステムの試
験時や故障解析時に有用となる。
【0027】また、ASIC41内のウォッチドグタイ
マ45の動作を、そのASIC41のポートまたは内部
レジスタへの書き込みによって選択的に停止させ得る構
成、つまり、ウォッチドグタイマ45から“H”レベル
の正常信号が常に出力される状態を保持できる構成とす
ることもできる。この構成によれば、出力制御ロジック
回路46から常時において制御信号を出力可能な状態と
することができるから、クロックが停止している状態
で、尚且つ信号出力回路39を通じて負荷の駆動が必要
となる状態時に有用となり、以て制御回路ユニット31
の動作信頼性の向上を図り得るようになる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、請
求項1記載の発明によれば、主回路器具などの制御を行
うための論理演算回路を、主制御回路として機能するマ
イクロコンピュータと、入出力制御機能を分散処理する
ためにクロックにより動作される補助論理演算回路とを
備えた構成とした上で、その補助論理演算回路を、マイ
上記クロコンピュータからの指令に応じて制御信号を出
力する出力制御手段と、上記クロックを分周して分周パ
ルスを発生する分周回路と、この分周回路からの分周パ
ルスが所定の監視時間以上途絶えたときに異常信号を発
生するウォッチドグタイマと、このウォッチドグタイマ
から異常信号が出力されたときに前記制御信号の出力動
作を強制的に禁止する出力制御ロジック回路とを含んだ
構成としたので、クロックの停止に起因して補助論理演
算回路内の出力制御手段による信号出力動作が不安定な
状態に陥った場合でも、動作信頼性に悪影響が及ぶ恐れ
がなくなる共に、クロックが停止したときには主回路器
具などの制御動作を確実に停止できるというフェイルセ
ーフ機能が得られるという有益な効果を奏するものであ
る。
【0029】請求項2記載の発明によれば、前記補助論
理演算回路を、前記分周回路によるクロックの分周比及
び前記ウォッチドグタイマの監視時間との少なくとも一
方を任意に変更できる構成としたから、ウォッチドグタ
イマが異常信号を発生するタイミングを任意に変化させ
得るようになって、論理演算回路の試験時や故障解析時
に有用となるものである。
【0030】請求項3記載の発明によれば、前記補助論
理演算回路を、前記ウォッチドグタイマの動作を選択的
に停止できる構成としたから、出力制御ロジック回路か
ら常時において制御信号を出力可能な状態に容易に切り
換えようになって、クロックが停止した状態で尚且つ負
荷の駆動が必要となる状態時に有用となり、以て論理演
算回路の動作信頼性の向上を図り得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の回路構成図
【図2】全体の回路構成図
【図3】従来例を示す図2相当図
【符号の説明】
21は電源母線、22は誘導電動機(負荷)、23は主
回路、24は配線用遮断器(主回路器具)、25は電磁
接触器(主回路器具)、26は変流器、27は零相変流
器、28は操作用変圧器、31は制御回路ユニット、3
2は始動操作スイッチ(操作装置)、33は停止操作ス
イッチ(操作装置)、34は論理演算回路、35は電流
検出回路(検出手段)、38は駆動回路(外部出力回
路)、39は信号出力回路(外部出力回路)、40はマ
イクロコンピュータ、41はASIC(補助論理演算回
路)、42は発振器、43は入出力制御回路(出力制御
手段)、44は分周回路、45はウォッチドグタイマ、
46は出力制御ロジック回路を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源母線及び負荷間の主回路に介在され
    た電磁接触器などの主回路器具と、この主回路器具の操
    作のための操作装置と、主回路電流などを検出する検出
    手段と、前記操作装置による入力信号及び前記検出手段
    による検出信号並びに予め記憶したプログラムに基づい
    て前記主回路器具などの制御を外部出力回路を通じて行
    う論理演算回路とを備えた負荷制御装置において、 前記論理演算回路を、主制御回路として機能するマイク
    ロコンピュータと、入出力制御機能を分散処理するため
    にクロックにより動作される補助論理演算回路とを備え
    た構成とした上で、 前記補助論理演算回路を、 前記マイクロコンピュータからの指令に応じて前記外部
    出力回路に制御信号を与える出力制御手段と、 前記クロックを分周して分周パルスを発生する分周回路
    と、 この分周回路からの分周パルスを監視し、その分周パル
    スが所定の監視時間以上途絶えたときに異常信号を発生
    するウォッチドグタイマと、 このウォッチドグタイマから異常信号が出力されたとき
    に前記外部出力回路に対する前記制御信号の出力動作を
    強制的に禁止する出力制御ロジック回路とを含んだ構成
    としたことを特徴とする負荷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記補助論理演算回路は、前記分周回路
    によるクロックの分周比及び前記ウォッチドグタイマの
    監視時間との少なくとも一方を任意に変更できるように
    構成されていることを特徴とする請求項1記載の負荷制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記補助論理演算回路は、前記ウォッチ
    ドグタイマの動作を選択的に停止できるように構成され
    ていることを特徴とする請求項1または2記載の負荷制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記補助論理演算回路は、ASICによ
    り構成されたものであることを特徴とする請求項1ない
    し3の何れかに記載の負荷制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9100457B2 (en) 2001-03-28 2015-08-04 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for transmission framing in a wireless communication system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9100457B2 (en) 2001-03-28 2015-08-04 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for transmission framing in a wireless communication system

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