JPH11355756A - 動画データの蓄積および配信方法 - Google Patents
動画データの蓄積および配信方法Info
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- JPH11355756A JPH11355756A JP15616198A JP15616198A JPH11355756A JP H11355756 A JPH11355756 A JP H11355756A JP 15616198 A JP15616198 A JP 15616198A JP 15616198 A JP15616198 A JP 15616198A JP H11355756 A JPH11355756 A JP H11355756A
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 クライアントからの要求に迅速に対応して動
画像を提供する。 【解決手段】 ネットワークに接続された複数のクライ
アント端末にサーバから動画像を配信する方法およびサ
ーバに蓄積する方法において、動画データを先頭部分と
残りの部分に分け、それぞれ別の圧縮率で圧縮し、蓄積
する。先頭部分は様々な圧縮率で圧縮し、残りの部分は
先頭部分の一番低い圧縮率と同じ圧縮率で圧縮し、蓄積
する。この時、先頭部分と残りの部分の割合を、先頭部
分の再生時間長が残りの部分の伸長時間と再圧縮時間の
和より小さくなるように設定する。クライアント端末か
ら再生の要求があったときに、サーバは先頭部分の動画
データを配信し、残りの部分は先頭部分の再生が終るま
でに指定の圧縮率に再圧縮し、クライアント端末に配信
する。
画像を提供する。 【解決手段】 ネットワークに接続された複数のクライ
アント端末にサーバから動画像を配信する方法およびサ
ーバに蓄積する方法において、動画データを先頭部分と
残りの部分に分け、それぞれ別の圧縮率で圧縮し、蓄積
する。先頭部分は様々な圧縮率で圧縮し、残りの部分は
先頭部分の一番低い圧縮率と同じ圧縮率で圧縮し、蓄積
する。この時、先頭部分と残りの部分の割合を、先頭部
分の再生時間長が残りの部分の伸長時間と再圧縮時間の
和より小さくなるように設定する。クライアント端末か
ら再生の要求があったときに、サーバは先頭部分の動画
データを配信し、残りの部分は先頭部分の再生が終るま
でに指定の圧縮率に再圧縮し、クライアント端末に配信
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバに蓄積して
ある動画データをネットワークを介して接続されたクラ
イアント端末に配信する配信方法および、サーバへの動
画の蓄積方法に関するものである。
ある動画データをネットワークを介して接続されたクラ
イアント端末に配信する配信方法および、サーバへの動
画の蓄積方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年ＭＰＥＧなどの画像データ圧縮技術
によって大量の動画を記憶装置内に蓄積することが可能
となっている。一般に動画の画質は圧縮率に依存するこ
とが知られている。ネットワークを介して動画を実時間
で配信するビデオオンデマンドのようなサービスは、ク
ライアントの要求やサービス数を充実するために、内容
が多様化し様々な画質の画像を提供する必要がある。様
々な画質の動画を提供するためには、配信する画像の圧
縮率を変えて対応するのが一般的である。また、多様化
によりあらかじめ用意する動画データ量も増加している
ため、効率的な動画データの蓄積も必要である。一方、
ネットワークの伝送容量により、単位時間に配信できる
画像データは制限されるため、ネットワークによって圧
縮率を変えて配信する必要がある。
によって大量の動画を記憶装置内に蓄積することが可能
となっている。一般に動画の画質は圧縮率に依存するこ
とが知られている。ネットワークを介して動画を実時間
で配信するビデオオンデマンドのようなサービスは、ク
ライアントの要求やサービス数を充実するために、内容
が多様化し様々な画質の画像を提供する必要がある。様
々な画質の動画を提供するためには、配信する画像の圧
縮率を変えて対応するのが一般的である。また、多様化
によりあらかじめ用意する動画データ量も増加している
ため、効率的な動画データの蓄積も必要である。一方、
ネットワークの伝送容量により、単位時間に配信できる
画像データは制限されるため、ネットワークによって圧
縮率を変えて配信する必要がある。
【０００３】このようにクライアントの要求に応じて、
またネットワークの伝送容量に応じて、一つの動画を様
々な画質、データ量で提供する必要があり、異なる圧縮
率で同一の動画を配信しなければならないことがある。
またネットワークの伝送容量に応じて、一つの動画を様
々な画質、データ量で提供する必要があり、異なる圧縮
率で同一の動画を配信しなければならないことがある。
【０００４】動画データを蓄積する記憶装置は容量に限
界があるため、蓄積するデータの量をおさえつつ様々な
画質を提供する方法が研究されている。そのような方法
の一例として特開平９−２９８７４９号公報にあるよう
に、動画配信時に再圧縮する方法が有効であり、現在も
研究がすすめられている。この方法では、圧縮された動
画データの画質（データ量）を配信時に変更し提供す
る。すなわち、既圧縮の動画データを中間的な伸長状態
まで伸長して作成した中間形態の動画データのみを予め
記憶装置に格納しておき、送信する際にネットワークの
負荷に応じて中間形態の動画データを再圧縮し、配信す
るものである。
界があるため、蓄積するデータの量をおさえつつ様々な
画質を提供する方法が研究されている。そのような方法
の一例として特開平９−２９８７４９号公報にあるよう
に、動画配信時に再圧縮する方法が有効であり、現在も
研究がすすめられている。この方法では、圧縮された動
画データの画質（データ量）を配信時に変更し提供す
る。すなわち、既圧縮の動画データを中間的な伸長状態
まで伸長して作成した中間形態の動画データのみを予め
記憶装置に格納しておき、送信する際にネットワークの
負荷に応じて中間形態の動画データを再圧縮し、配信す
るものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上述べた方
法であっても再圧縮のために待ち時間が発生する。この
ため、クライアントからの要求に迅速に応対して画像配
信を行うことができないという問題があった。また、ク
ライアントが動画像のランダム再生を要求した場合に
は、再生指定位置を再圧縮するために、配信・再生にタ
イムラグが発生するという問題があった。また、ネット
ワークの負荷により画質が自動的に調整され制限される
ため、クライアントが一定の画質で配信を受けられない
という問題もあった。よって、本発明はクライアントか
らの要求に迅速に対応して動画像を提供することを目的
とする。
法であっても再圧縮のために待ち時間が発生する。この
ため、クライアントからの要求に迅速に応対して画像配
信を行うことができないという問題があった。また、ク
ライアントが動画像のランダム再生を要求した場合に
は、再生指定位置を再圧縮するために、配信・再生にタ
イムラグが発生するという問題があった。また、ネット
ワークの負荷により画質が自動的に調整され制限される
ため、クライアントが一定の画質で配信を受けられない
という問題もあった。よって、本発明はクライアントか
らの要求に迅速に対応して動画像を提供することを目的
とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】動画データを先頭部分と
残りの部分に分け、それぞれ別の圧縮率で圧縮し、蓄積
する。先頭部分は様々な圧縮率で圧縮し、残りの部分は
先頭部分の一番低い圧縮率と同じ圧縮率で圧縮し、蓄積
する。この時、先頭部分と残りの部分の割合を、先頭部
分の再生時間長が残りの部分の伸長時間と再圧縮時間の
和より小さくなるように設定する。
残りの部分に分け、それぞれ別の圧縮率で圧縮し、蓄積
する。先頭部分は様々な圧縮率で圧縮し、残りの部分は
先頭部分の一番低い圧縮率と同じ圧縮率で圧縮し、蓄積
する。この時、先頭部分と残りの部分の割合を、先頭部
分の再生時間長が残りの部分の伸長時間と再圧縮時間の
和より小さくなるように設定する。
【０００７】クライアント端末から再生の要求があった
ときに、サーバは先頭部分の動画データを配信し、残り
の部分は先頭部分の再生が終るまでに指定の圧縮率に再
圧縮し、クライアント端末に配信する。動画データを複
数に分割し、各々先頭部分と残り部分に分けて上記と同
様に、先頭部分は様々な圧縮率で、残り部分は低圧縮率
で圧縮し保存する。
ときに、サーバは先頭部分の動画データを配信し、残り
の部分は先頭部分の再生が終るまでに指定の圧縮率に再
圧縮し、クライアント端末に配信する。動画データを複
数に分割し、各々先頭部分と残り部分に分けて上記と同
様に、先頭部分は様々な圧縮率で、残り部分は低圧縮率
で圧縮し保存する。
【０００８】クライアント端末からランダム再生の要求
があったときに、指定位置の先頭部分の動画データを配
信し、残りの部分は先頭部分の再生が終るまでに指定の
圧縮率に再圧縮し、クライアント端末に配信する。ま
た、ネットワークの負荷監視装置により負荷に応じた配
信可能な圧縮率のデータをクライアント端末に通知し、
クライアント端末で圧縮率を選択すると良い。
があったときに、指定位置の先頭部分の動画データを配
信し、残りの部分は先頭部分の再生が終るまでに指定の
圧縮率に再圧縮し、クライアント端末に配信する。ま
た、ネットワークの負荷監視装置により負荷に応じた配
信可能な圧縮率のデータをクライアント端末に通知し、
クライアント端末で圧縮率を選択すると良い。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態について
説明する。本発明の第１の実施形態の動画データの蓄積
・配信装置を図１に示す。動画データの配信を行うビデ
オサーバ１−２と複数のクライアント端末１−３はネッ
トワークを介して接続されており、ビデオサーバ１−２
には、動画データを圧縮して蓄積しておく動画データ蓄
積装置１−１が接続されている。
説明する。本発明の第１の実施形態の動画データの蓄積
・配信装置を図１に示す。動画データの配信を行うビデ
オサーバ１−２と複数のクライアント端末１−３はネッ
トワークを介して接続されており、ビデオサーバ１−２
には、動画データを圧縮して蓄積しておく動画データ蓄
積装置１−１が接続されている。
【００１０】動画データは以下に示す処理により動画デ
ータ蓄積装置１−１に蓄積される。この処理を摸式的に
図２に示す。 （１）動画データを先頭部分と残りの部分に分割する。
ータ蓄積装置１−１に蓄積される。この処理を摸式的に
図２に示す。 （１）動画データを先頭部分と残りの部分に分割する。
【００１１】このとき、先頭部分と残りの部分の割合
は、先頭部分の再生時間長が残りの部分の伸長時間と再
圧縮時間の和より大きくなるようにする。ここで、残り
の部分の伸長時間とは、第１の圧縮率で圧縮されている
残りの部分を伸長するのに要する時間であり、再圧縮時
間とは伸長した残りの部分を、以下に述べる第２あるい
は第３の圧縮率で圧縮するのに要する時間のうちの長い
方とする。
は、先頭部分の再生時間長が残りの部分の伸長時間と再
圧縮時間の和より大きくなるようにする。ここで、残り
の部分の伸長時間とは、第１の圧縮率で圧縮されている
残りの部分を伸長するのに要する時間であり、再圧縮時
間とは伸長した残りの部分を、以下に述べる第２あるい
は第３の圧縮率で圧縮するのに要する時間のうちの長い
方とする。
【００１２】（２）先頭部分と残りの部分を第１の圧縮
率で圧縮し、それぞれ動画データ蓄積装置１−１に蓄積
する。 （３）先頭部分を第１の圧縮率より高い第２の圧縮率で
圧縮し、動画データ蓄積装置１−１に蓄積する。 （４）さらに先頭部分を第２の圧縮率より高い第３の圧
縮率で圧縮し、動画データ蓄積装置１−１に蓄積する。
率で圧縮し、それぞれ動画データ蓄積装置１−１に蓄積
する。 （３）先頭部分を第１の圧縮率より高い第２の圧縮率で
圧縮し、動画データ蓄積装置１−１に蓄積する。 （４）さらに先頭部分を第２の圧縮率より高い第３の圧
縮率で圧縮し、動画データ蓄積装置１−１に蓄積する。
【００１３】以上の処理により、動画データ蓄積装置１
−１に、３種類の圧縮率で圧縮された先頭部分のデータ
と第１の圧縮率で圧縮された残り部分のデータとが蓄積
される。
−１に、３種類の圧縮率で圧縮された先頭部分のデータ
と第１の圧縮率で圧縮された残り部分のデータとが蓄積
される。
【００１４】以下に第１の実施形態における動画データ
を配信する方法について説明する。クライアント端末１
−３は、配信要求および画質レベルをビデオサーバ１−
２に送る。
を配信する方法について説明する。クライアント端末１
−３は、配信要求および画質レベルをビデオサーバ１−
２に送る。
【００１５】ビデオサーバ１−２は、クライアントから
指定された画質レベルが第１の圧縮率に相当する場合に
は、第１の圧縮率で圧縮された動画データの先頭部分を
動画データ蓄積装置１−１からネットワークを介してク
ライアント端末１−３に配信する。続いて、動画データ
蓄積装置１−１に蓄積されている動画データの残りの部
分をクライアント端末１−３に配信する。
指定された画質レベルが第１の圧縮率に相当する場合に
は、第１の圧縮率で圧縮された動画データの先頭部分を
動画データ蓄積装置１−１からネットワークを介してク
ライアント端末１−３に配信する。続いて、動画データ
蓄積装置１−１に蓄積されている動画データの残りの部
分をクライアント端末１−３に配信する。
【００１６】もし、クライアントから指定された画質レ
ベルが第２の圧縮率あるいは第３の圧縮率に相当する場
合には、要求された画質レベルに応じて第２あるいは第
３の圧縮率で圧縮された先頭部分を配信する。この配信
と並行して、動画データ蓄積装置１−１に第１の圧縮率
で圧縮され蓄積されている動画データの残りの部分を伸
長し、配信したデータと同じ第２の圧縮率あるいは第３
の圧縮率で再圧縮し、配信する。
ベルが第２の圧縮率あるいは第３の圧縮率に相当する場
合には、要求された画質レベルに応じて第２あるいは第
３の圧縮率で圧縮された先頭部分を配信する。この配信
と並行して、動画データ蓄積装置１−１に第１の圧縮率
で圧縮され蓄積されている動画データの残りの部分を伸
長し、配信したデータと同じ第２の圧縮率あるいは第３
の圧縮率で再圧縮し、配信する。
【００１７】このとき、動画データの残りの部分の伸長
および再圧縮の所要時間の和は、先に配信した先頭部分
の再生時間より短いので、クライアント端末１−３が先
頭部分の再生を終るまでにビデオサーバ１−２は残りの
動画データの配信を準備することができる。すなわち、
クライアント端末１−３の再生要求に対して迅速な配信
を行うことができる。
および再圧縮の所要時間の和は、先に配信した先頭部分
の再生時間より短いので、クライアント端末１−３が先
頭部分の再生を終るまでにビデオサーバ１−２は残りの
動画データの配信を準備することができる。すなわち、
クライアント端末１−３の再生要求に対して迅速な配信
を行うことができる。
【００１８】さらに、動画データの残りの部分の伸長、
再圧縮時間が、先頭部分の再生時間よりも短ければ、ク
ライアント端末１−３が再生位置を変更するような指
示、すなわちビデオの早送りやジャンプのような指示を
出したとしても、伸長圧縮時間以降は既に配信の準備が
完了しているので、迅速な配信を行うことができる。
再圧縮時間が、先頭部分の再生時間よりも短ければ、ク
ライアント端末１−３が再生位置を変更するような指
示、すなわちビデオの早送りやジャンプのような指示を
出したとしても、伸長圧縮時間以降は既に配信の準備が
完了しているので、迅速な配信を行うことができる。
【００１９】もちろん、クライアント端末１−３から要
求された画質レベルが第１の圧縮率に相当する画質レベ
ルであれば、動画データ蓄積装置１−１からデータに伸
長再圧縮の処理を施さずに配信できるので、早送りジャ
ンプの指示に対し、無条件に迅速に対処できる。
求された画質レベルが第１の圧縮率に相当する画質レベ
ルであれば、動画データ蓄積装置１−１からデータに伸
長再圧縮の処理を施さずに配信できるので、早送りジャ
ンプの指示に対し、無条件に迅速に対処できる。
【００２０】次に、本発明の第２の実施形態の動画デー
タの蓄積・配信装置を図３に示す。動画データの配信を
行うビデオサーバ３−２と複数のクライアント端末３−
３はネットワークを介して接続されており、ビデオサー
バ３−２には、動画データを圧縮して蓄積しておく動画
データ蓄積装置３−１が接続されている。ネットワーク
にはネットワークの負荷を監視するネットワーク監視装
置３−４も接続されている。
タの蓄積・配信装置を図３に示す。動画データの配信を
行うビデオサーバ３−２と複数のクライアント端末３−
３はネットワークを介して接続されており、ビデオサー
バ３−２には、動画データを圧縮して蓄積しておく動画
データ蓄積装置３−１が接続されている。ネットワーク
にはネットワークの負荷を監視するネットワーク監視装
置３−４も接続されている。
【００２１】なお、動画データ蓄積装置３−１には、第
１の実施形態と同様に動画データが圧縮されて蓄積され
ている。すなわち、動画データ蓄積装置３−１に、３種
類の圧縮率で圧縮された先頭部分のデータと第１の圧縮
率で圧縮された残り部分のデータとが蓄積される。
１の実施形態と同様に動画データが圧縮されて蓄積され
ている。すなわち、動画データ蓄積装置３−１に、３種
類の圧縮率で圧縮された先頭部分のデータと第１の圧縮
率で圧縮された残り部分のデータとが蓄積される。
【００２２】以下に第２の実施形態における動画データ
を配信する方法について説明する。クライアント端末３
−３は、ビデオサーバ３−２が配信可能な動画データの
リストをビデオサーバ３−２に要求する。
を配信する方法について説明する。クライアント端末３
−３は、ビデオサーバ３−２が配信可能な動画データの
リストをビデオサーバ３−２に要求する。
【００２３】ビデオサーバ３−２は、クライアント端末
３−３からの要求を受けると、ネットワーク監視装置３
−４にネットワークの負荷状況を問合せる。この問合せ
に応じて、ネットワーク監視装置３−４は、ネットワー
クの負荷状況の情報をビデオサーバ３−２に返答する。
３−３からの要求を受けると、ネットワーク監視装置３
−４にネットワークの負荷状況を問合せる。この問合せ
に応じて、ネットワーク監視装置３−４は、ネットワー
クの負荷状況の情報をビデオサーバ３−２に返答する。
【００２４】この返答を受けたビデオサーバ３−２は、
動画データリストを作成する。この動画データリストと
は、動画データ蓄積装置３−１に蓄積されている動画デ
ータと、その動画データの圧縮率を示したものであり、
ネットワークの負荷に応じて提供可能な圧縮率のすべて
が列挙される。
動画データリストを作成する。この動画データリストと
は、動画データ蓄積装置３−１に蓄積されている動画デ
ータと、その動画データの圧縮率を示したものであり、
ネットワークの負荷に応じて提供可能な圧縮率のすべて
が列挙される。
【００２５】ビデオサーバ３−２は、この動画データリ
ストをクライアント端末３−３に返送する。クライアン
ト端末３−３は、受け取った動画データリストから一つ
を選択し、配信要求をビデオサーバ３−２に送る。
ストをクライアント端末３−３に返送する。クライアン
ト端末３−３は、受け取った動画データリストから一つ
を選択し、配信要求をビデオサーバ３−２に送る。
【００２６】ビデオサーバ３−２は、指定された動画デ
ータの先頭部分を動画データ蓄積装置３−１からネット
ワークを介してクライアント端末３−３に配信する。ビ
デオサーバ３−２は、指定された動画データが第１の圧
縮率で圧縮された動画データの場合には、続いて、動画
データ蓄積装置３−１に第１の圧縮率で圧縮され蓄積さ
れている動画データの残りの部分をクライアント端末３
−３に配信する。
ータの先頭部分を動画データ蓄積装置３−１からネット
ワークを介してクライアント端末３−３に配信する。ビ
デオサーバ３−２は、指定された動画データが第１の圧
縮率で圧縮された動画データの場合には、続いて、動画
データ蓄積装置３−１に第１の圧縮率で圧縮され蓄積さ
れている動画データの残りの部分をクライアント端末３
−３に配信する。
【００２７】もし、指定された動画データが第２の圧縮
率あるいは第３の圧縮率で圧縮された動画データの場合
には、第２あるいは第３の圧縮率で圧縮された先頭部分
を配信する。この配信と並行して、動画データ蓄積装置
３−１に第１の圧縮率で圧縮され蓄積されている動画デ
ータの残りの部分を伸長し、配信したデータと同じ第２
の圧縮率あるいは第３の圧縮率で再圧縮し、配信する。
率あるいは第３の圧縮率で圧縮された動画データの場合
には、第２あるいは第３の圧縮率で圧縮された先頭部分
を配信する。この配信と並行して、動画データ蓄積装置
３−１に第１の圧縮率で圧縮され蓄積されている動画デ
ータの残りの部分を伸長し、配信したデータと同じ第２
の圧縮率あるいは第３の圧縮率で再圧縮し、配信する。
【００２８】このとき、動画データの残りの部分の伸長
および再圧縮の所要時間の和は、先に配信した先頭部分
の再生時間より短いので、クライアント端末３−３が先
頭部分の再生を終るまでにビデオサーバ３−２は残りの
動画データの配信を準備することができる。すなわち、
クライアント端末３−３の再生要求に対して迅速な配信
を行うことができる。
および再圧縮の所要時間の和は、先に配信した先頭部分
の再生時間より短いので、クライアント端末３−３が先
頭部分の再生を終るまでにビデオサーバ３−２は残りの
動画データの配信を準備することができる。すなわち、
クライアント端末３−３の再生要求に対して迅速な配信
を行うことができる。
【００２９】もちろん、クライアント端末３−３から指
定された動画データの圧縮率が第１の圧縮率であれば、
動画データ蓄積装置３−１からデータに伸長再圧縮の処
理を施さずに配信できるので、早送りやジャンプの指示
に対し、無条件に迅速に対処できる。
定された動画データの圧縮率が第１の圧縮率であれば、
動画データ蓄積装置３−１からデータに伸長再圧縮の処
理を施さずに配信できるので、早送りやジャンプの指示
に対し、無条件に迅速に対処できる。
【００３０】次に、本発明の第３の実施形態について説
明する。第３の実施形態では、第２の実施形態と同様
に、図３に示すように、動画データの配信を行うビデオ
サーバ３−２と複数のクライアント端末３−３はネット
ワークを介して接続されており、ビデオサーバ３−２に
は、動画データを圧縮して蓄積しておく動画データ蓄積
装置３−１が接続されている。ネットワークにはネット
ワークの負荷を監視するネットワーク監視装置３−４も
接続されている。
明する。第３の実施形態では、第２の実施形態と同様
に、図３に示すように、動画データの配信を行うビデオ
サーバ３−２と複数のクライアント端末３−３はネット
ワークを介して接続されており、ビデオサーバ３−２に
は、動画データを圧縮して蓄積しておく動画データ蓄積
装置３−１が接続されている。ネットワークにはネット
ワークの負荷を監視するネットワーク監視装置３−４も
接続されている。
【００３１】第３の実施形態は、動画データの蓄積方法
が第２の実施形態と異なる。以下にその詳細を図４の摸
式図を用いて説明する。動画データは以下に示す処理に
より動画データ蓄積装置３−１に蓄積される。 （１）動画データを任意のｎ個に等分割する。
が第２の実施形態と異なる。以下にその詳細を図４の摸
式図を用いて説明する。動画データは以下に示す処理に
より動画データ蓄積装置３−１に蓄積される。 （１）動画データを任意のｎ個に等分割する。
【００３２】（２）ｎ等分割した動画データの一つを先
頭部分と残りの部分に分割する。
頭部分と残りの部分に分割する。
【００３３】このとき、先頭部分と残りの部分の割合
は、先頭部分の再生時間長が残りの部分の伸長時間と再
圧縮時間の和より大きくなるようにする。ここで、残り
の部分の伸長時間とは、第１の圧縮率で圧縮されている
残りの部分を伸長するのに要する時間であり、再圧縮時
間とは伸長した残りの部分を、以下に述べる第２あるい
は第３の圧縮率で圧縮するのに要する時間のうちの長い
方とする。
は、先頭部分の再生時間長が残りの部分の伸長時間と再
圧縮時間の和より大きくなるようにする。ここで、残り
の部分の伸長時間とは、第１の圧縮率で圧縮されている
残りの部分を伸長するのに要する時間であり、再圧縮時
間とは伸長した残りの部分を、以下に述べる第２あるい
は第３の圧縮率で圧縮するのに要する時間のうちの長い
方とする。
【００３４】（３）先頭部分と残りの部分を同じ第１の
圧縮率で圧縮し、それぞれ動画データ蓄積装置３−１に
蓄積する。 （４）先頭部分を第１の圧縮率より高い第２の圧縮率で
圧縮し、動画データ蓄積装置３−１に蓄積する。 （５）さらに、先頭部分を第２の圧縮率より高い第３の
圧縮率で圧縮し、動画データ蓄積装置３−１に蓄積す
る。
圧縮率で圧縮し、それぞれ動画データ蓄積装置３−１に
蓄積する。 （４）先頭部分を第１の圧縮率より高い第２の圧縮率で
圧縮し、動画データ蓄積装置３−１に蓄積する。 （５）さらに、先頭部分を第２の圧縮率より高い第３の
圧縮率で圧縮し、動画データ蓄積装置３−１に蓄積す
る。
【００３５】（６）ｎ等分割したすべての動画データに
ついて上記（３）から（５）の処理を繰り返す。 以上の処理により、動画データ蓄積装置３−１に、ｎ等
分割した動画データのそれぞれ先頭データが３種類の圧
縮率で圧縮されて蓄積され、ｎ等分割した動画データの
それぞれ残りのデータが第１の圧縮率で圧縮されて蓄積
される。
ついて上記（３）から（５）の処理を繰り返す。 以上の処理により、動画データ蓄積装置３−１に、ｎ等
分割した動画データのそれぞれ先頭データが３種類の圧
縮率で圧縮されて蓄積され、ｎ等分割した動画データの
それぞれ残りのデータが第１の圧縮率で圧縮されて蓄積
される。
【００３６】以下に第３の実施形態における動画データ
を配信する方法について説明する。クライアント端末３
−３は、ビデオサーバ３−２が配信可能な動画データの
リストをビデオサーバ３−２に要求する。
を配信する方法について説明する。クライアント端末３
−３は、ビデオサーバ３−２が配信可能な動画データの
リストをビデオサーバ３−２に要求する。
【００３７】ビデオサーバ３−２は、クライアント端末
３−３からの要求を受けると、ネットワーク監視装置３
−４にネットワークの負荷状況を問合せる。この問合せ
に応じて、ネットワーク監視装置３−４は、ネットワー
クの負荷状況の情報をビデオサーバ３−２に返答する。
３−３からの要求を受けると、ネットワーク監視装置３
−４にネットワークの負荷状況を問合せる。この問合せ
に応じて、ネットワーク監視装置３−４は、ネットワー
クの負荷状況の情報をビデオサーバ３−２に返答する。
【００３８】この返答を受けたビデオサーバ３−２は、
動画データリストを作成する。この動画データリストと
は、動画データ蓄積装置３−１に蓄積されている動画デ
ータと、その動画データの圧縮率を示したものであり、
ネットワークの負荷に応じて提供可能な圧縮率のすべて
が列挙される。
動画データリストを作成する。この動画データリストと
は、動画データ蓄積装置３−１に蓄積されている動画デ
ータと、その動画データの圧縮率を示したものであり、
ネットワークの負荷に応じて提供可能な圧縮率のすべて
が列挙される。
【００３９】ビデオサーバ３−２は、この動画データリ
ストをクライアント端末３−３に返送する。クライアン
ト端末３−３は、受け取った動画データリストから一つ
を選択し、配信要求をビデオサーバ３−２に送る。
ストをクライアント端末３−３に返送する。クライアン
ト端末３−３は、受け取った動画データリストから一つ
を選択し、配信要求をビデオサーバ３−２に送る。
【００４０】ビデオサーバ３−２は、指定された動画デ
ータの先頭部分を動画データ蓄積装置３−１からネット
ワークを介してクライアント端末３−３に配信する。
ータの先頭部分を動画データ蓄積装置３−１からネット
ワークを介してクライアント端末３−３に配信する。
【００４１】ビデオサーバ３−２は、指定された動画デ
ータが第１の圧縮率で圧縮された動画データの場合に
は、続いて、動画データ蓄積装置３−１に第１の圧縮率
で圧縮され蓄積されている動画データの残りの部分をク
ライアント端末３−３に配信する。
ータが第１の圧縮率で圧縮された動画データの場合に
は、続いて、動画データ蓄積装置３−１に第１の圧縮率
で圧縮され蓄積されている動画データの残りの部分をク
ライアント端末３−３に配信する。
【００４２】もし、指定された動画データが第２の圧縮
率あるいは第３の圧縮率で圧縮された動画データの場合
には、第２あるいは第３の圧縮率で圧縮された先頭部分
を配信する。この配信と並行して、動画データ蓄積装置
３−１に第１の圧縮率で圧縮され蓄積されている動画デ
ータの残りの部分を伸長し、配信したデータと同じ第２
の圧縮率あるいは第３の圧縮率で再圧縮し、配信する。
率あるいは第３の圧縮率で圧縮された動画データの場合
には、第２あるいは第３の圧縮率で圧縮された先頭部分
を配信する。この配信と並行して、動画データ蓄積装置
３−１に第１の圧縮率で圧縮され蓄積されている動画デ
ータの残りの部分を伸長し、配信したデータと同じ第２
の圧縮率あるいは第３の圧縮率で再圧縮し、配信する。
【００４３】このとき、動画データの残りの部分の伸長
および再圧縮の所要時間の和は、先に配信した先頭部分
の再生時間より短いので、クライアント端末３−３が先
頭部分の再生を終るまでにビデオサーバ３−２は残りの
動画データの配信を準備することができる。
および再圧縮の所要時間の和は、先に配信した先頭部分
の再生時間より短いので、クライアント端末３−３が先
頭部分の再生を終るまでにビデオサーバ３−２は残りの
動画データの配信を準備することができる。
【００４４】すなわち、クライアント端末３−３の再生
要求に対して迅速な配信を行うことができる。さらに、
クライアント端末３−３が再生位置を変更するような指
示、すなわちビデオの早送りやジャンプのような指示を
出したときの配信方法について説明する。
要求に対して迅速な配信を行うことができる。さらに、
クライアント端末３−３が再生位置を変更するような指
示、すなわちビデオの早送りやジャンプのような指示を
出したときの配信方法について説明する。
【００４５】クライアント端末３−３がビデオサーバ３
−１に再生位置を指示したときには、その再生位置に最
も近いｎ等分割された動画データの先頭部分をクライア
ント端末３−３に配信する。同時に、この先頭部分と対
になる動画データ蓄積装置３−１上の残りの部分を伸長
し、配信中の動画データと同じ圧縮率で再圧縮し、配信
の準備を行う。
−１に再生位置を指示したときには、その再生位置に最
も近いｎ等分割された動画データの先頭部分をクライア
ント端末３−３に配信する。同時に、この先頭部分と対
になる動画データ蓄積装置３−１上の残りの部分を伸長
し、配信中の動画データと同じ圧縮率で再圧縮し、配信
の準備を行う。
【００４６】これによりクライアント端末３−３から再
生位置の変更すなわちジャンプの指示があった場合で
も、迅速な配信を行うことができる。もちろん、クライ
アント端末３−３から指定された動画データの圧縮率が
第１の圧縮率であれば、動画データ蓄積装置３−１から
データに伸長再圧縮の処理を施さずに配信できるので、
ジャンプの指示に対し、無条件に迅速に対処できる。
生位置の変更すなわちジャンプの指示があった場合で
も、迅速な配信を行うことができる。もちろん、クライ
アント端末３−３から指定された動画データの圧縮率が
第１の圧縮率であれば、動画データ蓄積装置３−１から
データに伸長再圧縮の処理を施さずに配信できるので、
ジャンプの指示に対し、無条件に迅速に対処できる。
【００４７】クライアント端末３−３が早送りをビデオ
サーバ３−２に指示したときには、ビデオサーバ３−２
はｎ等分割された動画データの先頭部分の圧縮データだ
けを順に配信する。逆に、巻き戻し再生は動画データの
先頭部分の圧縮データを逆順で配信する。
サーバ３−２に指示したときには、ビデオサーバ３−２
はｎ等分割された動画データの先頭部分の圧縮データだ
けを順に配信する。逆に、巻き戻し再生は動画データの
先頭部分の圧縮データを逆順で配信する。
【００４８】これによりクライアント端末３−３から早
送り、巻き戻し再生の指示があった場合でも、迅速な配
信を行うことができる。次に、本発明の第４の実施形態
の動画データの蓄積・配信装置を図５に示す。
送り、巻き戻し再生の指示があった場合でも、迅速な配
信を行うことができる。次に、本発明の第４の実施形態
の動画データの蓄積・配信装置を図５に示す。
【００４９】動画データの配信を行うビデオサーバ５−
２と複数のクライアント端末５−３は、通信を仲介する
通信交換機５−５に接続されており、ビデオサーバ５−
２には、動画データを圧縮して蓄積しておく動画データ
蓄積装置５−１が接続されている。通信交換機５−５に
は、このネットワークの負荷を監視するネットワーク監
視装置５−４も接続されている。
２と複数のクライアント端末５−３は、通信を仲介する
通信交換機５−５に接続されており、ビデオサーバ５−
２には、動画データを圧縮して蓄積しておく動画データ
蓄積装置５−１が接続されている。通信交換機５−５に
は、このネットワークの負荷を監視するネットワーク監
視装置５−４も接続されている。
【００５０】また、動画データを配信するのに必要な通
信帯域のテーブル５−６がビデオサーバ５−２上にあ
る。動画データ蓄積装置５−１には、第１の実施形態と
同様の蓄積方法で動画データが圧縮されて蓄積されてい
る。
信帯域のテーブル５−６がビデオサーバ５−２上にあ
る。動画データ蓄積装置５−１には、第１の実施形態と
同様の蓄積方法で動画データが圧縮されて蓄積されてい
る。
【００５１】以下、本発明の第４の実施形態におけるデ
ータを配信する方法について説明する。クライアント端
末５−３は、ビデオサーバ５−２が配信可能な動画デー
タのリストをビデオサーバ５−２に要求する。
ータを配信する方法について説明する。クライアント端
末５−３は、ビデオサーバ５−２が配信可能な動画デー
タのリストをビデオサーバ５−２に要求する。
【００５２】ビデオサーバ５−２は、クライアント端末
５−３からの要求を受けると、ネットワーク監視装置５
−４にネットワークの負荷状況を問合せる。この問合せ
に応じて、ネットワーク監視装置５−４は、ネットワー
クの負荷状況の情報をビデオサーバ５−２に返答する。
５−３からの要求を受けると、ネットワーク監視装置５
−４にネットワークの負荷状況を問合せる。この問合せ
に応じて、ネットワーク監視装置５−４は、ネットワー
クの負荷状況の情報をビデオサーバ５−２に返答する。
【００５３】この返答を受けたビデオサーバ５−２は、
動画データリストを作成する。この動画データリストと
は、動画データ蓄積装置３−１に蓄積されている動画デ
ータと、その動画データの圧縮率を示したものであり、
ネットワークの負荷に応じて提供可能な圧縮率のすべて
が列挙される。
動画データリストを作成する。この動画データリストと
は、動画データ蓄積装置３−１に蓄積されている動画デ
ータと、その動画データの圧縮率を示したものであり、
ネットワークの負荷に応じて提供可能な圧縮率のすべて
が列挙される。
【００５４】ビデオサーバ５−２は、この動画データリ
ストをクライアント端末５−３に返送する。クライアン
ト端末５−３は、受け取った動画データリストから一つ
を選択し、配信要求をビデオサーバ５−２に送る。
ストをクライアント端末５−３に返送する。クライアン
ト端末５−３は、受け取った動画データリストから一つ
を選択し、配信要求をビデオサーバ５−２に送る。
【００５５】ビデオサーバ５−２は、テーブル５−６に
もとづき、通信交換機５−５に対し、ビデオサーバ５−
２とクライアント端末５−３の間に、配信要求を満たす
通信帯域をもった通信路を開設するよう要求する。通信
交換機５−５は、要求された通信路を開設し、ビデオサ
ーバ５−２に通知する。
もとづき、通信交換機５−５に対し、ビデオサーバ５−
２とクライアント端末５−３の間に、配信要求を満たす
通信帯域をもった通信路を開設するよう要求する。通信
交換機５−５は、要求された通信路を開設し、ビデオサ
ーバ５−２に通知する。
【００５６】ビデオサーバ５−２は、指定された動画デ
ータの先頭部分を動画データ蓄積装置５−１から開設さ
れた通信路を用いてクライアント端末５−３に配信す
る。続いて、指定された動画データの圧縮率が第１の圧
縮率の場合には、動画データ蓄積装置５−１に蓄積され
ている動画データの残りの部分をクライアント端末５−
３に配信する。
ータの先頭部分を動画データ蓄積装置５−１から開設さ
れた通信路を用いてクライアント端末５−３に配信す
る。続いて、指定された動画データの圧縮率が第１の圧
縮率の場合には、動画データ蓄積装置５−１に蓄積され
ている動画データの残りの部分をクライアント端末５−
３に配信する。
【００５７】もし、圧縮率が第２または第３の圧縮率の
場合には、動画データ蓄積装置５−１に蓄積されている
動画データの残りの部分を伸長し、クライアント端末５
−３が指定した第２または第３の圧縮率で再圧縮し、配
信する。
場合には、動画データ蓄積装置５−１に蓄積されている
動画データの残りの部分を伸長し、クライアント端末５
−３が指定した第２または第３の圧縮率で再圧縮し、配
信する。
【００５８】このとき、動画データの残りの部分の伸長
および再圧縮の所要時間の和は、先に配信した先頭部分
の再生時間より短いので、クライアント端末５−３が先
頭部分の再生を終るまでにビデオサーバ５−２は残りの
動画データの配信を準備することができる。
および再圧縮の所要時間の和は、先に配信した先頭部分
の再生時間より短いので、クライアント端末５−３が先
頭部分の再生を終るまでにビデオサーバ５−２は残りの
動画データの配信を準備することができる。
【００５９】すなわち、クライアント端末５−３の再生
要求に対して迅速な配信を行うことができる。もちろ
ん、クライアント端末５−３から指定された動画データ
の圧縮率が第１の圧縮率であれば、動画データ蓄積装置
５−１からデータに伸長再圧縮の処理を施さずに配信で
きるので、早送りやジャンプの指示に対し、無条件に迅
速に対処できる。
要求に対して迅速な配信を行うことができる。もちろ
ん、クライアント端末５−３から指定された動画データ
の圧縮率が第１の圧縮率であれば、動画データ蓄積装置
５−１からデータに伸長再圧縮の処理を施さずに配信で
きるので、早送りやジャンプの指示に対し、無条件に迅
速に対処できる。
【００６０】なお、上記第１から第４の例では圧縮率を
３通りとしたが、３通りに限定するものではなく、本シ
ステムの実施状況によりさまざまな圧縮率のデータを蓄
積してもよい。
３通りとしたが、３通りに限定するものではなく、本シ
ステムの実施状況によりさまざまな圧縮率のデータを蓄
積してもよい。
【００６１】
【発明の効果】本発明の効果を以下に説明する。予め低
圧縮率で圧縮した全動画データと、先頭部分だけを様々
な圧縮率で圧縮した動画データを蓄積しているので、蓄
積量が少なくてすむ。さらに、先頭部分が様々な圧縮率
で圧縮されているので、クライアントの要求に迅速に応
えて配信することができる。
圧縮率で圧縮した全動画データと、先頭部分だけを様々
な圧縮率で圧縮した動画データを蓄積しているので、蓄
積量が少なくてすむ。さらに、先頭部分が様々な圧縮率
で圧縮されているので、クライアントの要求に迅速に応
えて配信することができる。
【００６２】また、ジャンプや早送りなどの再生操作の
要求があった場合にもｎ等分割した動画データをそれぞ
れ先頭部分と残りの部分に分けているので、迅速な動画
データ配信が可能となる。
要求があった場合にもｎ等分割した動画データをそれぞ
れ先頭部分と残りの部分に分けているので、迅速な動画
データ配信が可能となる。
【００６３】通信前に必要な帯域を確保する必要がある
ネットワークにおいて、ビデオサーバに必要な情報のテ
ーブルがあるので、画質レベルによってどれだけの帯域
を必要とするかクライアント端末は関知する必要がな
く、また一定の画質で配信が可能となる。
ネットワークにおいて、ビデオサーバに必要な情報のテ
ーブルがあるので、画質レベルによってどれだけの帯域
を必要とするかクライアント端末は関知する必要がな
く、また一定の画質で配信が可能となる。
【図１】第１の実施形態の構成を示す図である。
【図２】第１の実施形態における動画データ蓄積方法の
摸式図である。
摸式図である。
【図３】第２の実施形態の構成を示す図である。
【図４】第３の実施形態における動画データ蓄積方法の
摸式図である。
摸式図である。
【図５】第４の実施形態の構成を示す図である。
１−１、３−１、５−１ … 動画データ蓄積装置 １−２、３−２、５−２ … ビデオサーバ １−３、３−３、５−３ … クライアント端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｎ 5/92 Ｈ 7/13 Ｚ
Claims (3)
- 【請求項１】 動画データの配信を行うサーバからネッ
トワークを介して接続されたクライアント端末に、圧縮
した動画データを配信するための動画データの蓄積およ
び配信方法において、 動画データを先頭部分と残り部分に分割するステップ
と、 前記先頭部分を複数の圧縮率で圧縮し、サーバに蓄積す
るステップと、 前記残り部分を前記複数の圧縮率のうち最も低い圧縮率
で圧縮して、前記サーバに蓄積するステップと、 クライアント端末からの配信要求に応じて、前記複数の
圧縮率で圧縮された動画データの先頭部分のうち、いず
れかを配信するステップと、 前記クライアント端末からの配信要求に応じて、前記圧
縮した残り部分をのそまま、あるい再圧縮して、配信す
るステップを有することを特徴とする動画データの蓄積
および配信方法。 - 【請求項２】 請求項１記載の動画データの蓄積および
配信方法において、 前記サーバは前記クライアントからの要求が発生した時
に前記ネットワークの負荷を調査するステップと、 前記ネットワークの負荷に応じて、前記クライアントに
提供可能な動画データの圧縮率を提示するステップと、 前記クライアントは、提示された圧縮率から所望の圧縮
率を選択して前記サーバに配信要求するステップを有す
ることを特徴とする動画データの蓄積および配信方法。 - 【請求項３】 請求項１記載の動画データの配信および
蓄積方法において、 前記サーバは前記動画データを複数に分断し、この分断
した各々の動画データについて先頭部分および残り部分
に分割して圧縮し、蓄積するステップを有することを特
徴とする動画データの蓄積および配信方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15616198A JPH11355756A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | 動画データの蓄積および配信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15616198A JPH11355756A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | 動画データの蓄積および配信方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11355756A true JPH11355756A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15621691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15616198A Pending JPH11355756A (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | 動画データの蓄積および配信方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11355756A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000358230A (ja) * | 1999-06-16 | 2000-12-26 | Toshiba Corp | ビデオサーバおよびビデオオンデマンドシステム |
| JP2002252844A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-06 | Megafusion Corp | データ配信システム |
| JP2002312279A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-25 | Kenwood Corp | 情報通信システム、ゲートウェイサーバ、その通信方法、及び情報通信端末 |
| WO2005081528A1 (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-01 | Nec Corporation | 情報配信システム及び方法とその情報配信装置、受信端末、情報中継装置 |
| JP2009049487A (ja) * | 2007-08-14 | 2009-03-05 | Brother Ind Ltd | コンテンツオンデマンド型ノード装置、オンデマンド型コンテンツ取得方法およびプログラム |
| JP2014042654A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | Fujifilm Corp | サーバー装置、クライアント装置、医療画像処理システム、医療画像処理方法、及びプログラム |
| JP2016129416A (ja) * | 2011-05-11 | 2016-07-14 | アルカテル−ルーセント | 引き続くアプリケーションを容易にするためにビデオ画像パラメータを動的に適合させるための方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09298749A (ja) * | 1996-05-08 | 1997-11-18 | Hitachi Ltd | 動画配信方法及びその実施装置 |
| JPH10174086A (ja) * | 1996-12-09 | 1998-06-26 | Mitsubishi Electric Corp | 画像データ配信システム |
| JPH10294757A (ja) * | 1997-01-03 | 1998-11-04 | Ncr Internatl Inc | 圧縮されたビデオデータストリームを伝送するための帯域幅の最適化方法 |
| JP2001512648A (ja) * | 1997-01-22 | 2001-08-21 | イメディア コーポレイション | ビデオプログラムを表すデータを符号化、フォーマット化してビデオプログラムの複数のオーバラップしたプレゼンテーションを提供する方法および装置 |
-
1998
- 1998-06-04 JP JP15616198A patent/JPH11355756A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041012 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050222 |