JPH11354275A - 3d表示el素子 - Google Patents

3d表示el素子

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JPH11354275A
JPH11354275A JP10156043A JP15604398A JPH11354275A JP H11354275 A JPH11354275 A JP H11354275A JP 10156043 A JP10156043 A JP 10156043A JP 15604398 A JP15604398 A JP 15604398A JP H11354275 A JPH11354275 A JP H11354275A
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JP
Japan
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electrode layer
layer
plane
light emitting
emitting layer
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Application number
JP10156043A
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English (en)
Inventor
Kazuhide Ota
和秀 太田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】EL素子を用いることで裸眼式の動画立体画像
を表示可能とする。 【解決手段】互いに交差するR平面11とL平面10とが交
互に連続した断面二等辺三角形状の凹凸表面をもつ基板
1と、凹凸表面上に形成された第1電極層2と、第1電
極層2上に形成されたEL発光層3と、R平面11上の発
光層3表面に設けられたR電極層5と、L平面10上の発
光層3表面に設けられたL電極層4とから構成した。R
電極層5とL電極層4にそれぞれ電圧を印加することで
対応する発光層3をそれぞれ発光させることができ、R
平面11上の発光層3の発光が右目で観察され、L平面10
上の発光層3の発光が左目で観察されるので、両眼視差
作用により立体視が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は立体(3D)画像を
表示可能なエレクトロルミネッセンス(EL)素子に関
する。
【0002】
【従来の技術】表示用ディスプレイデバイスとしては、
ブラウン管(Cathode Ray Tube)、液晶(Liquid Cryst
al)、プラズマ(Plasma)、発光ダイオード(Light Em
ittingDiode)及びEL(Electro Luminescence)など
が従来より知られ、TV、パーソナルコンピュータなど
各種ディスプレイに広く利用されている。
【0003】この中でもELは自発光形であり、また薄
膜を用いることができるために薄い表示素子として期待
されている。そして薄膜型直流ELとして、有機薄膜E
Lが近年注目を集めている。例えばフルカラー用ディス
プレイとするためには、赤、緑、青の3原色を効率よく
発光する素子が必要であるが、無機ELでは青色につい
ては発光効率の低い材料しかない。しかし有機ELによ
れば、青色も効率よく発光できる素子が開発されてい
る。
【0004】また、従来よりある立体画像の表示方法と
しては、メガネ式と裸眼式の二つに大別される。メガネ
式としては、赤と青の2色メガネあるいは偏光メガネを
用いる方式が知られ、両眼視差のある画像を観察者の左
右の眼にそれぞれ入力することで立体視させるものであ
る。しかしメガネ式では、メガネの着用が必要となるた
め、煩わしいという不具合がある。
【0005】一方、裸眼式の代表的なものとしては、パ
ララックスバリア方式やレンチキュラ方式が知られてい
る。パララックスバリア方式は、右目用の画素と左目用
の画素とが交互に縦列に配置された画像を複数のスリッ
トを通して裸眼で観察する方式であり、右目からは右目
用の画素しか見えず左目からは左目用の画像しか見えな
いように構成することによって、両眼視差作用により立
体視を可能としている。
【0006】またレンチキュラ方式は、右目用の画素と
左目用の画素とが交互に縦列に配置された画像をレンチ
キュラレンズを介して裸眼で観察する方式であり、パラ
ラックスバリア方式と同様に右目からは右目用の画素し
か見えず左目からは左目用の画像しか見えないように構
成することによって立体視を可能としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の裸眼式
による立体画像表示装置では、スリット又はレンチキュ
ラレンズが必要となり、部品点数が多く高価となるとい
う不具合がある。また液晶やブラウン管などの表示装置
では、右目用及び左目用の画素を連続的に表示すること
が困難であり、裸眼式では動画の立体画像を表示するこ
とができなかった。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、EL素子を用いることで裸眼式の動画立体
画像を表示可能とすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の3D表示EL素子の特徴は、互いに交差するR平面
とL平面とが交互に連続した断面二等辺三角形状の凹凸
表面をもつ基板と、凹凸表面上に形成された第1電極層
と、第1電極層上に形成され電界により発光する発光層
と、R平面上の発光層表面に設けられたR電極層と、L
平面上の発光層表面に設けられたL電極層とからなるこ
とにある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の3D表示EL素子では、
第1電極層とR電極層に電圧を印加することでR平面上
の発光層のみを発光させることができ、第1電極層とL
電極層に電圧を印加することでL平面上の発光層のみを
発光させることができる。またR平面とL平面とは互い
に交差している。
【0011】したがって第1電極層及び基板を透明材料
から形成すれば、基板背面側からR平面上の発光層の発
光が例えば右目で観察されL平面上の発光層の発光が例
えば左目で観察されるので、両眼視差作用により立体視
が可能となる。またR電極層及びL電極層を透明材料か
ら形成すれば、R電極層及びL電極層側からの立体視が
可能となる。
【0012】基板としては、ガラス基板、樹脂基板など
透明なものを用いることが好ましい。この基板表面に
は、互いに交差するR平面とL平面とが交互に連続した
断面二等辺三角形状の凹凸表面が形成されている。な
お、基板背面側から立体表示を観察する場合には、基板
の背面も同様の凹凸表面とすることが好ましい。このよ
うにすれば、基板の厚さをどの部分も一定とすることが
できるので、表示品質が一層向上する。
【0013】第1電極層としては、従来と同様にITO
(In2 3 −SnO2 )、AZO(Alをドープした
ZnO)、FTO(FをドープしたSnO2 )、ATO
(SbをドープしたSnO2 )、SnO2 などの透明薄
膜を用いることができる。また基板背面側から観察せず
R電極層及びL電極層側から観察する場合には、Alな
どを用いた不透明な第1電極層とすることもできる。こ
の第1電極層は基板に成膜すればよいので、高周波スパ
ッタリング法など高温が作用する成膜法を用いても差し
支えない。この第1電極層の厚さは一般に10〜 300nm
の範囲とするのが好ましいが、特に制限されない。
【0014】発光層は、無機EL及び有機ELのいずれ
も用いることができる。無機ELとしてはZnS:Mn
2+、ZnS:Sm3+,Cl、ZnS:Tb3+,F、Ca
S:Eu2+、CaS:Ce3+、SrS:Ce3+、CaG
2 4 :Ce3+、ZnS:Tm3+,Fなどを用いるこ
とができる。また有機ELとしては、従来と同様に正孔
輸送層と、正孔輸送層上に形成された発光体層と、発光
体層上に形成された電子輸送層とから構成することがで
きる。このうち正孔輸送層としては、従来と同様にトリ
フェニルジアミン誘導体などの第3級アミン誘導体、
(ジ)スチリルベンゼン(ピラジン)誘導体、ジオレフ
ィン誘導体、オキサジアゾール誘導体などのジ(トリ)
アゾール誘導体、キノサリン誘導体、フラン系化合物、
ヒドラゾン系化合物、ナフタセン誘導体、クマリン系化
合物、キナクリドン誘導体、インドール系化合物、ピレ
ン系化合物、アントラセン系化合物などが例示される。
【0015】発光体層としては、電圧の印加により発光
するものが用いられ、トリスキノリノアルミニウム錯
体、ジスチリルビフェニル誘導体、オキサジアゾール誘
導体などが例示される。また電子輸送層としては、ポリ
シラン、オキサジアゾール誘導体、トリスキノリノアル
ミニウム錯体などが例示される。
【0016】正孔輸送層の厚さは、従来と同様に10〜 1
00nmとするのが望ましい。この範囲より薄いとピンホ
ールが多くなるとともにダークスポットが多発し、この
範囲より厚くなると発光効率が低下する。また発光体層
の厚さは、従来と同様に10〜100nmとするのが望まし
い。この範囲より薄いとピンホールが多くなるとともに
ダークスポットが多発し、この範囲より厚くなると発光
効率が低下する。そして電子輸送層の厚さは、従来と同
様に10〜 100nmとするのが望ましい。この範囲より薄
いとピンホールが多くなるとともにダークスポットが多
発し、この範囲より厚くなると発光効率が低下する。
【0017】なお発光層において、正孔輸送層と電子輸
送層の位置は、どちらが第1電極層側に位置してもよ
い。ただし、電子輸送層側は必ず仕事関数の小さい金属
電極と接触させなければならない。この発光層を構成す
る各層は、それぞれ真空蒸着法、ラングミュアブロジェ
ット蒸着法、ディップコーティング法、スピンコーティ
ング法、真空気体蒸着法、有機分子線エピタキシ法など
を用いて形成することができる。
【0018】R電極層及びL電極層は、Alなどから形
成して不透明としてもよいし、ITO(インジウム−錫
酸化物)、AZO(Al添加ZnO)、SnO2 などの
透明薄膜を用いることもできる。前者の場合は基板と第
1電極層を透明とすることで基板背面側から立体画像を
観察することができる。また後者の場合には、R電極層
及びL電極層側から立体画像を観察することができる。
【0019】しかし後者の場合、R電極層及びL電極層
をITOやAZOなどから形成しようとすると、高周波
スパッタリングなどの薄膜形成法を用いざるを得ず、有
機ELの発光層をもつ場合には高温又は蒸発原子の高エ
ネルギーの作用により発光層が損傷してしまう。そこで
R電極層及びL電極層は、透明な導電性金属層と導電性
金属層表面に形成された透明な陽極酸化膜とから構成す
ることが望ましい。つまり蒸着法などで比較的厚い導電
性金属層を形成し、それを陽極酸化処理することで透明
な陽極酸化膜を形成し、かつそれによって導電性金属層
自体の厚さを薄くして透明なR電極層及びL電極層を形
成することが望ましい。このようにすれば発光層の熱に
よる損傷が防止されるとともに、R電極層及びL電極層
を膜厚の制御が容易な2000Å以上とすることができ、ピ
ンホールの発生を防止できる。さらに陽極酸化膜は緻密
で透明であるため、R電極層及びL電極層自体を保護す
るとともに、機械的にも熱にも弱い発光層を保護するこ
とができ、水分に対するバリア層としても機能させるこ
とができる。
【0020】上記した導電性金属層は、In−Sn,Z
n,Sn,Sn−Sbなどの導電性金属から形成するこ
とができる。またTi,Al,Al−Li,Mg,Mg
−Ag,Siなどの金属も用いることができる。この導
電性金属層は、蒸着法など高温が作用しない方法により
形成することができる。なお、電子輸送層側は必ず仕事
関数の小さい金属電極と接触させなければならないの
で、電子輸送層上に先ずAl,Al−Li,Mg−Ag
などを蒸着し、その上に陽極酸化により透明となりかつ
酸化膜が導電性を有するIn−Sn,Zn,Sn,Sn
−Sbなどを蒸着して構成することが望ましい。
【0021】陽極酸化膜の厚さは、 100〜 300nmの範
囲とするのが好ましい。この厚さが1000nmを越えると
透明性が低下し、素子の発光効率が低下するようにな
る。なお陽極酸化膜は強度が高いので、その存在により
素子を機械的にあるいは水分などから保護することがで
きる。したがって陽極酸化膜の厚さは、上記範囲内でで
きるだけ厚く形成することが望ましい。
【0022】陽極酸化膜を形成した後の導電性金属層の
厚さは、10〜 100nmの範囲とするのが好ましい。この
厚さが 150nmを越えると透明性が低下し、素子の発光
効率が低下するようになる。陽極酸化膜を形成するに
は、通常の陽極酸化処理で行うことができる。陽極酸化
処理によれば、陽極酸化膜が形成されていない部分に電
流が流れて酸化が進行することから、ピンホールなどの
欠陥のない均一な酸化膜を形成することができる。また
陽極酸化膜の厚さは印加電圧により制御することができ
るので、厚さの制御はきわめて精度高く容易に行うこと
ができる。
【0023】R平面とL平面とが交差する角度は、60
〜120度の範囲が好ましい。この角度がこの範囲を外
れると両眼視差作用による立体視が困難となる。
【0024】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。 (実施例1)図1に本実施例の3D表示EL素子の模式
的断面図を示す。このEL素子は、ガラス基板1と、ガ
ラス基板1上に形成されITOからなる厚さ 300nmの
第1電極層2と、第1電極層2上に形成された発光層3
と、発光層3上に形成されたL電極層4及びR電極層5
と、から構成されている。
【0025】ガラス基板1の表面は、互いに直交するL
平面10とR平面11とが交互に連続した断面直角二等辺三
角形状の凹凸表面となっている。そして第1電極層2は
凹凸表面全面に形成されている。発光層3は、第1電極
層2の全面に形成された正孔輸送層と、正孔輸送層上に
形成された発光体層と、発光体層上に形成された電子輸
送層とからなる3層(図示せず)から構成されている。
正孔輸送層はトリフェニルジアミン誘導体(TPD)か
ら 700nmに形成され、発光体層はポリジメチルシラン
から 700nmに形成され、電子輸送層はキナクリドンを
0.1体積%含むALQから 500nmに形成されている。
【0026】L電極層4及びR電極層5はそれぞれAl
からなり、L平面10上及びR平面11上に互いに間隔を隔
てて形成されている。このEL素子は以下のようにして
製造された。先ずL平面10及びR平面11が交互に連続し
た断面二等辺三角形状の凹凸表面をもつガラス基板1を
用意し、そのL平面10及びR平面11の全表面に高周波ス
パッタリングによりITOから第1電極層2を成膜し
た。
【0027】次に真空蒸着法を用いて、第1電極層2上
に正孔輸送層を成膜し、次いで発光体層及び電子輸送層
をこの順にそれぞれ成膜して発光層3を形成した。そし
てマスクを用いて、L平面10上の電子輸送層の表面にL
電極層4を蒸着により形成し、マスクをずらしてR平面
11上の電子輸送層の表面にR電極層5を蒸着により形成
した。
【0028】このEL素子では、第1電極層2とL電極
層4及びR電極層5への直流電圧の印加により両者に挟
まれた部分の発光層3が発光する。この光は、第1電極
層2及びガラス基板1を透過してガラス基板1の背面側
から視認され、図2に示すようにL平面10を透過した光
が観察者の左目に入り、R平面11を透過した光が観察者
の右目に入る。したがってこのEL素子によれば、両眼
視差作用により立体視が可能となり3D動画画像を表示
することができる。
【0029】(実施例2)図3に示す本実施例のEL素
子は、ガラス基板1の背面側表面にL平面10と平行な平
面とR平面11と平行な平面とが交互に連続した凹凸表面
12を形成したこと以外は実施例1と同様の構成である。
このEL素子によれば、ガラス基板1の厚さがどの部分
も一定であるため、ガラス基板1を透過する光の特性が
均一となり3D画像の表示品質が一層向上する。
【0030】(実施例3)図4に示す本実施例のEL素
子は、第1電極層2’を不透明なAlから形成したこ
と、そしてL電極層4’及びR電極層5’を透明材料か
ら形成しL電極層4’及びR電極層5’側から画像を観
察するようにしたこと以外は実施例1と同様の構成であ
る。
【0031】L電極層4’は、図5に示すように、L平
面10上の発光層3上に形成された厚さ 500ÅのAl−L
i合金層40と、Al−Li合金層40上に形成されたIn
−Sn合金層41と、In−Sn合金層41上に形成された
陽極酸化膜42とから構成されている。またR電極層5’
は、図5に示すように、R平面11上の発光層3上に形成
された厚さ 500ÅのAl−Li合金層50と、Al−Li
合金層50上に形成されたIn−Sn合金層51と、In−
Sn合金層51上に形成された陽極酸化膜52とから構成さ
れている。陽極酸化膜42,52は、それぞれITOから構
成されている。
【0032】L電極層4’及びR電極層5’は以下のよ
うに形成された。つまりマスクを用いて、R平面11上の
発光層3の表面にAl−Li合金層50を形成し、次いで
In−Sn合金層51を形成した。次にマスクをずらし、
L平面10上の発光層3の表面にAl−Li合金層40を形
成し、次いでIn−Sn合金層41を形成した。こうして
作製された素子を1重量%のリン酸水溶液からなる電解
液中に浸漬し、素子を陽極とするとともに素子とほぼ同
面積を有するAl板を陰極として、 100Vの直流電圧を
印加して陽極酸化を行った。
【0033】ここで形成される陽極酸化膜の膜厚は印加
電圧に応じて決まり、印加電圧が 100Vであれば形成さ
れる陽極酸化膜の膜厚は 150nmとなる。したがって厚
さ 200nmのL電極層4’及びR電極層5’は、表面か
ら 150nmの厚さの範囲が陽極酸化されてITOよりな
る陽極酸化膜42,52が形成され、透明なL電極層4’及
びR電極層5’が形成された。
【0034】得られたEL素子では、第1電極層2とL
電極層4’及びR電極層5’への直流電圧の印加により
発光層3が発光する。この光は、L電極層4’及びR電
極層5’側から視認され、L電極層4’を透過した光が
観察者の左目に入り、R電極層5’を透過した光が観察
者の右目に入る。したがってこのEL素子によれば、両
眼視差作用により立体視が可能となり3D動画画像を表
示することができる。
【0035】また陽極酸化膜42,52は強度が高く、かつ
In−Sn合金層41,51との付着性に優れている。した
がって発光層3は陽極酸化膜42,52によって保護され耐
久性にも優れている。
【0036】
【発明の効果】すなわち本発明の3D表示EL素子によ
れば、EL素子を用いて裸眼視で立体画像を表示できる
ため、構造が簡単で軽量で安価な3Dディスプレイとす
ることができる。また微細で高精細な表示も可能であ
る。そして有機ELを用いれば、低電圧で駆動できるた
め携帯用の3Dディスプレイも可能となり、利用分野が
一段と拡充される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の3D表示EL素子の模式的
断面図である。
【図2】本発明の一実施例の3D表示EL素子を使用し
ている状態を示す説明図である。
【図3】本発明の第2の実施例の3D表示EL素子の模
式的断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例の3D表示EL素子の模
式的断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例の3D表示EL素子の要
部拡大断面図である。
【符号の説明】
1:ガラス基板 2:第1電極層
3:発光層 4:L電極層 5:R電極層
10:L平面 11:R平面 42,52:陽極酸化膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに交差するR平面とL平面とが交互
    に連続した断面二等辺三角形状の凹凸表面をもつ基板
    と、該凹凸表面上に形成された第1電極層と、該第1電
    極層上に形成され電界により発光する発光層と、該R平
    面上の該発光層表面に設けられたR電極層と、該L平面
    上の該発光層表面に設けられたL電極層とからなること
    を特徴とする3D表示EL素子。
JP10156043A 1998-06-04 1998-06-04 3d表示el素子 Pending JPH11354275A (ja)

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