JPH1135420A - シート状パック化粧料 - Google Patents

シート状パック化粧料

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JPH1135420A
JPH1135420A JP20721797A JP20721797A JPH1135420A JP H1135420 A JPH1135420 A JP H1135420A JP 20721797 A JP20721797 A JP 20721797A JP 20721797 A JP20721797 A JP 20721797A JP H1135420 A JPH1135420 A JP H1135420A
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JP
Japan
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sheet
pack cosmetic
nose
cosmetic
center line
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Application number
JP20721797A
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English (en)
Inventor
Fumiko Sugano
富美子 菅野
Masahito Saito
雅人 斎藤
Izumi Takiguchi
いづみ 滝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1135420A publication Critical patent/JPH1135420A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鼻に貼着する際に左右の位置ずれが生じること
がなく、鼻の所定位置全体に均一に密着させた状態で確
実且つ容易に貼着することのできるシート状パック化粧
料を提供する。 【解決手段】シート基材(1)と、シート基材(1)に
含浸し保持されるパック料(2)とからなり、鼻の皮膚
に適用されるシート状パック化粧料であって、その上縁
部が、中心線に対し線対称であり中心線寄りの二箇所に
凹部(4a)、(4b)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鼻の皮膚に適用す
るためのシート状パック化粧料に係り、詳しくは、鼻に
貼着する際に左右の位置ずれがなく、鼻の所定位置全体
に均一に密着させた状態で確実且つ容易に貼着すること
のできるシート状パック化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多種多様なパック化粧料の中で
も、皮膜形成能を有するポリビニルアルコールまたはポ
リ酢酸ビニル等を不織布、フィルム等に塗布して乾燥す
ることによってパック料を薄膜状に加工したシート状パ
ック化粧料が、その速乾性や利便性等の点から多用され
ている。このシート状パック化粧料は、水または化粧水
で濡らした皮膚に貼着し、これを乾燥させた後に皮膚か
ら剥離することにより、角栓等の皮膚の汚れを除去する
効果を奏するものである。特に、鼻の毛孔は皮脂の分泌
が多く、黒ずんだ角栓となって美観が損なわれることが
多いことから、最近、鼻の部位に貼着して鼻の角栓を除
去するシート状パック化粧料が提案されている。
【0003】この鼻用シート状パック化粧料としては、
例えば図7に示すように、略台形状に形成された不織布
からなるシート基材(11)にポリアクリル酸、ポリビ
ニルアルコール等を含むパック料を塗布して乾燥するこ
とによって、パック料を薄膜状に加工したものが多用さ
れている。そして、このシート状パック化粧料におい
て、上記パック料が薄膜状に加工された面は、剥離フィ
ルム(12)によって覆われている。しかして使用者
は、鼻の表面を水または化粧水で濡らした後に上記剥離
フィルム(12)を取り除いたシート状パック化粧料を
鼻の形に沿って貼着し、これを充分に乾燥させた後に周
りからゆっくり剥離することにより、毛孔の角栓を除去
して鼻の手入れを行うのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示したシート状パック化粧料は、これを鼻に貼着する際
に左右の位置ずれが生じ、その目的を完全に達成できな
いという欠点を有するものであった。また、このシート
状パック化粧料は、乾燥され皮膜化されたポリアクリル
酸、ポリビニルアルコール等のために剛性が高く折り曲
げ難くなり、使い勝手が悪いという問題も有していた。
すなわち、鼻の高さ、角度、幅等にはかなりの個人差が
あるため、人によっては鼻の所定位置全体を均一に覆う
ように貼着することが困難になり、また部分的に密着し
ない部位が生じるといった問題が発生していたのであ
る。
【0005】本発明は、上述のような実情に鑑みなされ
たものであって、鼻に貼着する際に左右の位置ずれが生
じることがなく、鼻の所定位置全体に均一に密着させた
状態で確実且つ容易に貼着することのできるシート状パ
ック化粧料の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のシート状パック料は以下のような構成を
とる。すなわち、第1の発明は、シート基材と、シート
基材に含浸し保持されるパック料とからなり、鼻の皮膚
に適用されるシート状パック化粧料であって、その上縁
部が、中心線に対し線対称であり中心線寄りの二箇所に
凹部を備えることを特徴とするシート状パック化粧料で
ある。
【0007】また、第2の発明は、シート基材と、シー
ト基材に含浸し保持されるパック料とからなり、鼻の皮
膚に適用されるシート状パック化粧料であって、その下
縁部が、中心線に対し線対称であり中心線寄りの二箇所
に凸部を備えることを特徴とするシート状パック化粧料
である。
【0008】更に、第3の発明は、シート基材と、シー
ト基材に含浸し保持されるパック料とからなり、鼻の皮
膚に適用されるシート状パック化粧料であって、その上
縁部が、中心線に対し線対称であり中心線寄りの二箇所
に凹部を備えるとともに、下縁部が、中心線に対し線対
称であり中心線寄りの二箇所に凸部を備えることを特徴
とするシート状パック化粧料である。
【0009】更に、第4の発明は、シート基材と、シー
ト基材に含浸し保持されるパック料とからなり、鼻の皮
膚に適用されるシート状パック化粧料であって、中心線
に沿って上下方向にのびるミシン目線を備えることを特
徴とするシート状パック化粧料である。
【0010】そして、上記第1〜4の発明に係るシート
状パック化粧料は、少なくとも一対の切り込みを中心線
に対し線対称に備えているものとすることが好ましい。
【0011】本発明のシート状パック化粧料は、上記の
構成をとることにより、鼻の所定位置にきっちりと位置
決めをして貼着することができるようになり、且つパッ
ク料の皮膜化に起因する剛性を低下させて様々な形状の
鼻に対しても完全に密着させた状態で確実に貼着するこ
とが可能となっている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のシート状パック化
粧料の実施の形態について、図面に基づき具体的に説明
する。なお、各図面において同一または同等の構成要素
には、同一符号を付している。
【0013】図1は、本発明の第1の発明に係るシート
状パック化粧料の一実施形態を示す図であり、同図
(a)は平面図を、同図(b)はその断面図を示してい
る。このシート状パック化粧料は、ポリプロピレン不織
布からなるシート基材(1)と、このシート基材(1)
に含浸し保持されているパック料(2)とから構成され
ており、上記シート基材(1)においてパック料(2)
の保持されている面を剥離フィルム(3)により被覆し
てなるものである。
【0014】このシート状パック化粧料は、その上縁部
がゆるやかな山形状に形成されており、上縁部から内側
に切り込まれた2つの凹部(4a)、(4b)を備えて
いる。これら2つの凹部(4a)、(4b)は、シート
状パック化粧料の上縁部において、中心線寄り(この例
では上縁部の中心から左右にそれぞれ約2/7の位置)
に、中心線に対して線対称の位置に形成されている。ま
た、これら2つの凹部(4a)、(4b)は、クサビ状
をなし、シート状パック化粧料の縦方向の幅(高さ)の
上側約1/3の位置まで、徐々に中心線に近づくように
若干斜めに切り込まれている。しかして、2つの凹部
(4a)、(4b)に挟まれた部位が、ベロ状部(4
c)に形成されている。
【0015】このように構成されたシート状パック化粧
料は、使用時に剥離フィルム(3)を剥離して水または
化粧水で濡らした鼻に貼着するものである。そして、そ
の貼着の際に、上記二箇所に形成された2つの凹部(4
a)、(4b)に挟まれたベロ状部(4c)を位置決め
用の目印とすることができるため、左右の位置ずれを生
じることなく確実且つ容易に鼻の所定位置に貼着するこ
とが可能となる。また、上記2つの凹部(4a)、(4
b)の存在により、鼻への貼着時に鼻の形状に沿った立
体的な曲面が形成されることとなるため、シート状パッ
ク化粧料と鼻の皮膚との密着性を高めることができ、個
人差のある様々な鼻の高さ、角度、幅等にも広く適用す
ることができるのである。
【0016】上記シート状パック化粧料は、次のように
して製造することができる。すなわち、透湿性と疎水性
を有するポリプロピレン不織布(35g/cm2 )をシ
ート基材(1)とし、その片面に下記表1に示す組成の
パック料(2)を均一に塗布する。次いで、これを乾燥
することによって水分含有量が10重量%、パック料
(2)の厚みが200μm前後のシート状に調製した
後、図1(a)に示し前述した形状に切断する。しかし
て、得られた所定形状のシート状パック化粧料において
パック料(2)の保持されている面をシリコーン処理ポ
リエステルフィルム製の剥離フィルム(3)にて被覆す
ることにより、製品とするのである。
【0017】
【表1】
【0018】図2は、本発明の第2の発明に係るシート
状パック化粧料の一実施形態を示す平面図である。この
シート状パック化粧料は、図1に示し前述したシート状
パック化粧料と形状を異にするものであり、その下縁部
に2つの凸部(5a)、(5b)を備えるものである。
これら2つの凸部(5a)、(5b)は、シート状パッ
ク化粧料の下縁部において、中心線寄り(この例では下
縁部の中心から左右にそれぞれ約1/8の位置)に、中
心線に対して線対称の位置に形成されている。また、こ
れら2つの凸部(5a)、(5b)は山形状に形成さ
れ、その間に凹部が形成されたようになっている。
【0019】このシート状パック化粧料は、上記第1の
発明に係るシート状パック化粧料と同様に使用に供され
るものであり、その貼着の際に、上記二箇所に形成され
た2つの凸部(5a)、(5b)を位置決め用の目印と
することができるため、左右の位置ずれを生じることな
く確実且つ容易に鼻の所定位置に貼着することが可能と
なる。また、上記2つの凸部(5a)、(5b)によ
り、鼻尖の小さな曲面を立体的に均一に覆うことができ
るのである。
【0020】図3は、本発明の第3の発明に係るシート
状パック化粧料の一実施形態を示す平面図である。この
シート状パック化粧料は、上縁部の構成を図1に示した
第1の発明に係るシート状パック化粧料の上縁部と同様
の構成とし、且つその下縁部の構成を図2に示した第2
の発明に係るシート状パック化粧料の下縁部と同様の構
成として形成したものである。従って、このシート状パ
ック化粧料によれば、鼻への貼着の際の位置合わせがき
わめて確実且つ容易となり、また鼻の皮膚との密着性が
より向上することとなる。
【0021】また、このシート状パック化粧料には、水
平方向にのびる切り込み(6)が、中心線に対し線対称
になるように上下方向に二対(4本)形成されている。
これら二対の切り込み(6)においては、下側の対の切
り込み(6)の方が若干長く形成されている。しかし
て、このシート状パック化粧料は、これらの切り込み
(6)を設けることにより、小鼻部分の複雑な曲面に立
体的に沿わせて確実に貼着することができるようになっ
ている。更に、鼻への貼着時にシート状パック化粧料と
皮膚との間の空気を切り込み(6)を通じて抜くことが
できるため、皮膚との密着性をより向上させることがで
きるのである。
【0022】図4は、本発明の第4の発明に係るシート
状パック化粧料の一実施形態を示す平面図である。この
シート状パック化粧料は、縦線状のミシン目からなるミ
シン目線(7)を、中心線に沿って上下方向に縦断する
ように設けてなるものである。また、このシート状パッ
ク化粧料においては、上記ミシン目線(7)に対して線
対称になるように、上下方向に二対(4本)の切り込み
(6)が形成されている。
【0023】しかして、このシート状パック化粧料は、
ミシン目線(7)を位置決め用の目印として左右の位置
ずれなく確実且つ容易に鼻の所定位置に貼着することの
できるものである。また、ミシン目線(7)に沿って容
易に折り曲げることができるようになっているため、鼻
の皮膚との密着性を高めることができ、個人差のある様
々な鼻の高さ、角度、幅等に広く適用することができる
のである。更に、このシート状パック化粧料において
は、上記切り込み(6)の存在により、曲面に対する順
応性及び空気抜きによる密着性がより一層高められてい
る。なお、上記ミシン目線(7)を形成するミシン目の
形状は、縦線状に限定されるものではなく、円形状等、
様々な形状とすることができる。
【0024】図5は、図3に示し前述した第3の発明に
係るシート状パック化粧料の他の実施形態を示してい
る。すなわち、このシート状パック化粧料は、上縁部の
左右両側に段部(8)を形成してなるものであり、この
段部(8)の存在により、鼻の左右両側部から小鼻にか
けての部位に対しより確実に密着させることができるよ
うになっているものである。
【0025】また、図6は、同じく第3の発明に係るシ
ート状パック化粧料の更に別の実施形態を示している。
すなわち、このシート状パック化粧料は、2つの凹部
(4a)、(4b)に挟まれたベロ状部(4c)がその
左右両側の上縁部よりも突出した形状に形成されている
ものである。しかして、このシート状パック化粧料にお
いては、上記ベロ状部(4c)を用いた位置決めが一層
確実且つ容易になっている。更に、このシート状パック
化粧料においては、上下二対の切り込み(6)のうちの
上側の切り込み(6)がゆるやかな段部を経て外側上が
りになるように形成されており、鼻の左右両側部への密
着性をより一層高めることが可能となっている。
【0026】なお、上記切り込み(6)は、各シート状
パック化粧料の中心線に対して線対称に少なくとも一対
設けられていればよく、水平方向、縦方向、斜め方向
等、シート状パック化粧料の全体形状に応じて適宜の位
置及び形態に設けることのできるものである。
【0027】本発明のシート状パック化粧料のもととな
るシート材は、編織布、不織布、紙、合成樹脂フィルム
等からなるシート基材(1)にパック料(2)を塗布し
た後、溶媒を除去してシート状の積層体に形成すること
によって得ることができる。本発明で用いられるシート
基材(1)としては、皮膜形成能を有するパック料
(2)を含浸し保持することができ、好ましくは水分を
透過させる機能を有するものであって、皮膚に対して悪
影響を与えないものであれば、公知のものを用いること
ができる。例えば、綿、麻、羊毛等の天然繊維、ナイロ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィン、ポリウレタン、
ポリエステル等の合成繊維、レーヨン、アセテート等の
再生繊維等からなる織布、編布、不織布、パルプ紙、微
細孔を有する合成樹脂フィルム、連続発泡合成樹脂シー
ト等を挙げることができる。
【0028】また、本発明において、シート基材(1)
に塗布されて保持されるパック料(2)は、皮膜形成能
を有する水溶性高分子を少なくとも含有するものである
ことが好ましい。その水溶性高分子の具体例としては、
ポリアクリル酸、ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル
酸、ポリメタクリル酸塩、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリアクリル
アミド塩、ポリメタクリルアミド、ポリメタクリルアミ
ド塩、メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニ
ウムクロライド、メタクリルアミドプロピルトリメチル
アンモニウムクロライド、N−n−ブトキシメチルアク
リルアミド、N−iso−ブトキシアクリルアミド、t
−ブチルアクリルアミドスルホン酸、t−ブチルアクリ
ルアミドスルホン酸塩、ジメチルアミノプロピルメタク
リルアミド、またはこれら重合性モノマーと他の重合性
モノマーとの共重合体、あるいはカルボキシメチルセル
ロース塩、アルギン酸塩、カラギーナン、キサンタンガ
ム等の水溶性高分子を挙げることができる。そして、こ
の水溶性高分子の配合量は、乾燥後のシート状パック化
粧料の水分量が0.1〜35重量%の範囲内である場
合、不織布等のシート基材(1)を除いたパック料中に
1〜99.4重量%の範囲内になるように配合すること
が好ましい。
【0029】上記水溶性高分子の中でも、特にアクリル
酸とメタクリル酸の共重合体からなる水溶性高分子が、
皮膚の汚れを取り除くための接着性及び成膜性に優れる
ことから好適である。更に、好ましくはユキノシタ抽出
物を併用することによって、剥離時の刺激や痛みを低減
し、使用後に皮膚を引き締め、肌にしっとり感を付与す
る効果が顕著に発揮されることとなる。なお、アクリル
酸とメタクリル酸の共重合体は、その一部を他の重合性
モノマーと共重合した水溶性ポリアクリル酸系高分子で
あってもよく、その一部を水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、トリエタノールアミン等で中和したものであっ
てもよい。
【0030】また、上記パック料(2)には、上述の成
分の他に、本発明の効果を損なわない限りにおいて、顔
料、防腐剤、保湿剤、アルコール、分散剤、油分等の各
種成分を配合することができる。その中でも、平均一次
粒子径が0.01〜1μmの範囲にある酸化チタン、シ
リカ等の顔料、グリセリン、1,3−ブチレングリコー
ル、ジグリセリン、プロピレングリコール、トリメチル
グリシン、ポリエチレングリコール、ソルビトール等の
保湿剤を配合することが、皮膚からの汚れの除去効果
と、皮膚にしっとり感を付与する効果が増強されること
から好ましい。
【0031】そして、このパック料(2)は、上記配合
成分に水等の溶媒を例えば7〜70重量%の範囲内にな
るようにして加え、溶解または分散させることによって
製造することができる。そして、このパック料(2)を
上記シート基材(1)に塗布し、乾燥して所定の形状に
切断することにより、本発明のシート状パック化粧料を
得ることができるのである。このシート状パック化粧料
は、その水分率が0.1〜30重量%の範囲内になるよ
うに乾燥することが、製品の形態安定性、柔軟性、皮膚
への接着性、速乾性等の点から好ましい。また、このよ
うにして得られたシート状パック化粧料の厚みは、製品
の柔軟性、皮膚への貼着性等の点から、20〜1000
μmの範囲内であることが好ましい。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のシート状パ
ック化粧料は、鼻に貼着する際に左右の位置ずれが生じ
ることがなく、所定位置全体に均一に密着させた状態で
確実且つ容易に貼着することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の発明に係るシート状パック化粧
料の一実施形態を示す平面図(a)及び断面図(b)で
ある。
【図2】本発明の第2の発明に係るシート状パック化粧
料の一実施形態を示す平面図である。
【図3】本発明の第3の発明に係るシート状パック化粧
料の一実施形態を示す平面図である。
【図4】本発明の第4の発明に係るシート状パック化粧
料の一実施形態を示す平面図である。
【図5】本発明の第3の発明に係るシート状パック化粧
料の他の実施形態を示す平面図である。
【図6】本発明の第3の発明に係るシート状パック化粧
料の他の実施形態を示す平面図である。
【図7】従来のシート状パック化粧料を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 シート基材 2 パック料 4a、4b 凹部 5a、5b 凸部 6 切り込み 7 ミシン目線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート基材と、シート基材に含浸し保持
    されるパック料とからなり、鼻の皮膚に適用されるシー
    ト状パック化粧料であって、その上縁部が、中心線に対
    し線対称であり中心線寄りの二箇所に凹部を備えること
    を特徴とするシート状パック化粧料。
  2. 【請求項2】 シート基材と、シート基材に含浸し保持
    されるパック料とからなり、鼻の皮膚に適用されるシー
    ト状パック化粧料であって、その下縁部が、中心線に対
    し線対称であり中心線寄りの二箇所に凸部を備えること
    を特徴とするシート状パック化粧料。
  3. 【請求項3】 シート基材と、シート基材に含浸し保持
    されるパック料とからなり、鼻の皮膚に適用されるシー
    ト状パック化粧料であって、その上縁部が、中心線に対
    し線対称であり中心線寄りの二箇所に凹部を備えるとと
    もに、下縁部が、中心線に対し線対称であり中心線寄り
    の二箇所に凸部を備えることを特徴とするシート状パッ
    ク化粧料。
  4. 【請求項4】 シート基材と、シート基材に含浸し保持
    されるパック料とからなり、鼻の皮膚に適用されるシー
    ト状パック化粧料であって、中心線に沿って上下方向に
    のびるミシン目線を備えることを特徴とするシート状パ
    ック化粧料。
  5. 【請求項5】 少なくとも一対の切り込みを中心線に対
    し線対称に備えている請求項1〜4のいずれかに記載の
    シート状パック化粧料。
JP20721797A 1997-07-15 1997-07-15 シート状パック化粧料 Pending JPH1135420A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002102352A (ja) * 2000-09-21 2002-04-09 Smiths Group Plc 患者用換気装置
JP2003034615A (ja) * 2001-05-15 2003-02-07 Kose Corp パック化粧料
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USD855883S1 (en) 2018-04-24 2019-08-06 Johnson & Johnson Consumer Inc. Nose strip
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