JPH11352319A - カラーフィルター用ペーストの製造方法 - Google Patents

カラーフィルター用ペーストの製造方法

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JPH11352319A
JPH11352319A JP15549298A JP15549298A JPH11352319A JP H11352319 A JPH11352319 A JP H11352319A JP 15549298 A JP15549298 A JP 15549298A JP 15549298 A JP15549298 A JP 15549298A JP H11352319 A JPH11352319 A JP H11352319A
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paste
media
dispersion
color filter
diameter
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JP15549298A
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Shigeru Sawabe
茂 澤部
Akihiko Watanabe
昭彦 渡邊
Masaya Tsujii
正也 辻井
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】着色剤の再凝集を防ぎ、透過率・コントラスト
・平滑性の優れたカラーフィルターを作製できるカラー
フィルター用ペーストを提供する。 【解決手段】サンドミル等のメディア攪拌型分散機を用
いて、着色剤の分散を多段階で行なうカラーフィルター
用ペーストの製造方法であって、各段階におけるメディ
アの径を順次小さくし、且つ分散を循環で行なう。前記
メディアの径は好ましくは0.1〜1.0(mmφ)の範囲
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置の液
晶表示素子および固体撮像素子などに用いられるカラー
フィルター用ペーストの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、液晶表示装置には、透明基板の画
素部位に複数の異なる色(例えば赤、緑、青の光の3原
色)を配列したカラーフィルターが使用されている。
【0003】従来、透明基板上に複数色の画素を規則正
しく配列させる方法としては、感光性着色ペーストを使
用したフォトリソグラフィー技術によるもの、非感光性
着色ペーストと感光性ポジ型レジストを組み合わせたフ
ォトリソグラフィー技術によるもの、印刷法によるも
の、電着法によるもの、フィルム転写法によるもの、お
よびインクジェット方式によるものなどが知られてい
る。そしてこれらの中でも、パターン精度や光の透過率
・コントラスト等のカラーフィルターの性能と、製造歩
留まりやコストとの兼ね合いから、最近ではフォトリソ
グラフィー技術による方法が一般的に使用されている。
【0004】フォトリソグラフィー技術によるカラーフ
ィルター製造において、着色層の形成に使用される着色
ペーストとして、特開昭60−184202号公報、特
開昭60−184203号公報、および特開昭61−1
80203号公報には、ポリイミドの前駆体であるポリ
アミック酸の溶液に顔料を分散した着色ペーストが開示
されている。また、特開昭60−129707号公報に
は、ポリビニルアルコールを主成分とする樹脂溶液に顔
料を分散した着色ペーストが開示されている。さらに、
特開平2−144502号公報、特開平2−19940
4号公報、および特開平3−53201号公報には、ア
クリル樹脂を主成分とする樹脂溶液に顔料を分散した着
色ペーストが開示されており、これら顔料分散タイプの
着色ペーストがカラーフィルターの製造に一般的に使用
されている。
【0005】また、カラーフィルターの製造において、
通常は、着色層を形成するに先立ち、ブラックマトリッ
クスと呼ばれる遮光層を形成する。ブラックマトリック
スは、各画素間に配列された格子状の遮光領域であり、
液晶表示装置の表示コントラストを向上させるために設
けられている。ブラックマトリックスとしては、Cr、
Al、およびNiなどの金属薄膜(厚さ約0.1〜0.
2μm)やCrと透明基板間に酸化クロムや酸窒化クロ
ム等の層を設けた多層クロム膜が用いられるが、コスト
や環境汚染の面から、特開平5−72524号公報に開
示されているように、遮光剤と樹脂からなるブラックペ
ーストを使用した樹脂ブラックマトリックスが好ましく
使用される。
【0006】近年、カラーフィルターに要求される透過
率・コントラスト、表面平滑性等の特性が高性能化する
のに伴い、着色ペーストおよびブラックペースト(以
下、両者を合わせて単に「ペースト」と呼ぶ)に要求さ
れる特性も高くなっている。特に顔料分散着色ペースト
においては、顔料を微細に分散することが重要であり、
特開昭60−129739号公報や特開昭60−129
707号公報などにもその重要性が説明されている。
【0007】顔料を溶媒中に微細に分散させる装置とし
て、メディアを用いた分散機が知られている。これらの
メディア攪拌型分散機には、ボールミル、アトライタ
ー、およびサンドミル等があり、中でも、超微細な分散
処理が可能なサンドミルが、カラーフィルター用途にお
いて広く用いられるようになった。サンドミルは、分散
メディアを用い、処理槽内に供給した処理材料と分散メ
ディアを攪拌子で攪拌し、攪拌子と分散メディアの運動
で、処理材料に与えるずり力とせん断力および分散メデ
ィアによる粒体の補足と破壊により、処理材料を微細化
するようにした粒体微細化処理装置であり、比較的小さ
な分散メディアを用い、攪拌子を高速で攪拌することに
より、平均粒径を1μm以下に処理できることが知られ
ている。
【0008】しかし、サンドミルには、特開昭62−1
83843号公報にも記載されているような、処理材料
が処理槽内の最短距離を通過してしまい十分な分散処理
が行われないまま機外に排出されるショートパスという
欠点を含むため、高度な分散処理を必要とする場合、前
記欠点を補う工夫が必要である。
【0009】ここでサンドミルの分散機構を分析してみ
ると、処理材料の分散に影響を与える分散メディアの条
件因子として、メディアの直径、処理槽内への充填率、
およびメディアを処理材料に衝突させるための攪拌子の
回転速度が挙げられる。
【0010】特に分散メディアの直径は粉砕効率に大き
な影響を与え、直径が大きいほど大きな粒子を、小さい
ほど小さな粒子を効率よく粉砕することが知られてい
る。このことから、単一の処理槽内に、直径が大きいメ
ディアと小さいメディアを混合させて分散させることが
考えられるが、直径の異なる2種類以上の分散メディア
を混合して用いた場合、一部の処理材料が小さいメディ
アの影響で先に凝集限界粒度に到達し、その一部の処理
材料が再凝集し、処理材料全体の品質を低下させる弊害
が発生する。また直径の小さいメディアが、直径の大き
い分散メディアの衝突により、表面が削られまたは破壊
されることもある。
【0011】そこで特開平5−137990号公報に
は、単一の装置において処理槽内を分割し、メディアの
径を順次小さくして効率よく分散するメディア攪拌型分
散機が提案されているが、これは処理材料が循環ではな
く本体の中を1回通るだけであり、装置の機構が複雑に
なる上、前記再凝集の問題を含むので循環分散には向か
ない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の欠点に鑑み、メディア攪拌型分散機を用いて、着
色剤の微細分散を効率的に行ない、着色剤の再凝集が発
生せず、透過率、コントラスト、表面平滑性の高いカラ
ーフィルターを製造できるカラーフィルター用ペースト
の製造方法を提供することをその目的とするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は以
下の構成により達成される。
【0014】すなわち、メディア攪拌型分散機を用い
て、着色剤の分散を多段階で行なうカラーフィルター用
ペーストの製造方法であって、各段階におけるメディア
の径を順次小さくし、且つ分散を循環で行うことを特徴
とするカラーフィルター用ペーストの製造方法である。
【0015】上記方法において、特に分散機をサンドミ
ルとすること、メディアの径が0.1〜1.0(mmφ)で
あること、メディアの材質がセラミックであることが本
発明の効果を一層顕著とする点で好ましい。
【0016】また、本発明のカラーフィルター用ペース
トのマトリックス樹脂は、ポリイミドまたはポリイミド
前駆体であることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0018】すなわち、本発明は、着色剤とマトリック
ス樹脂を主成分とするカラーフィルター用ペーストを製
造する際、予め着色剤の分散を、メディア攪拌型分散機
を用い、順次メディアの径を小さくした多段階でかつ各
段階において循環させて行うことにより、着色剤を溶媒
に微細分散処理させるものである。そしてこのような分
散処理を施した着色剤とマトリックス樹脂を混合するこ
とにより、着色剤の再凝集の発生のない、透過率、コン
トラスト、表面平滑性の高いカラーフィルターを製造し
うるペーストを製造するものである。
【0019】本発明において、メディア攪拌型分散機と
しては、ボールミル、アトライター、およびサンドミル
等、特に限定されないが、着色剤を超微分散できるサン
ドミルを好ましく挙げることができる。
【0020】サンドミルは現在最も広く使用されている
分散機で、メディアを攪拌することで粒体を分散すると
いうものであり、ステーターとロータの間隙に処理材料
の流路を設け、この流路内に充填されたメディアで分散
処理を行うタイプ、ベッセルと呼ばれる円筒形の処理槽
内に充填されたメディアで分散処理を行うタイプなど、
機種も多く、機構的にも様々なものがある。
【0021】後者の代表例として、円筒形のベッセルの
一端に処理材料の入口、他端に処理材料の出口を有し、
処理材料の出口には、処理材料とメディアを分離し、処
理材料のみを取り出すセパレーターを具備するものが挙
げられる。セパレーターにはスクリーンセパレーターと
ギャップセパレーターがあり、スクリーンセパレーター
は、メディアを通さない大きさの編み目を持ち、処理材
料のみを処理槽の外へ排出する機構であり、ギャップセ
パレーターは、回転軸に取り付けられたロータと軸受け
部に具備されたステータに隙間を作り、ここでメディア
と処理材料を分離する機構となっている。本発明におい
ては、スクリーンセパレーターでは、目詰まりを起こし
やすいため、ギャップセパレーターを使用するのが好ま
しい。
【0022】さらにベッセルの一端には軸受けが固定さ
れ、その軸受けに円筒形の処理槽内を円周方向に攪拌す
るための回転軸が槽内中央に設けられている。軸受けと
回転軸の接合部には、処理材料が軸受けを介して流出し
ないためのシール機構を有する。シール機構には、グラ
ンドパッキン、リップシール、シングルメカニカルシー
ル、ダブルメカニカルシール等があり、耐久性の高いダ
ブルメカニカルシールが好ましく用いられる。
【0023】回転軸には種々の形状をした攪拌羽根が一
定の間隔で取り付けられ、円周方向に回転しメディアお
よび処理材料に運動エネルギーとせん断力を与える。攪
拌羽根の形状にはディスク型、ピン型、ピン付きディス
ク型等がある。ピン型は、回転軸に取り付けるリングか
ら、円周方向にピンが何本か突き出た構造をしており、
ピンの太さ、形状、本数には様々なものがある。ディス
ク型としては、穴あき型、カム型、波状円盤型、突起付
き円盤型、ピン付き円盤型等が挙げられる。
【0024】またベッセルは、その設置方向により縦型
と横型が存在し、さらに横型の中には分散状況により、
ベッセルの角度を変化させる機構を持ったものもある。
ベッセル内側の材質には、ガラス、超硬合金、ステンレ
ス、鉄、セラミック等が用いられ、中でも耐摩耗性、耐
薬品性、耐熱性等の点からセラミックが好ましく用いら
れる。メディアが激しく衝突して高温を発するため、耐
摩耗性が高く、熱伝導が良く冷却効果の高いジルコニア
や、ジルコニア強化アルミナが特に好ましく用いられ
る。
【0025】入口部、出口部に関しても、メディアの衝
突が考えられる部位の材質は、ベッセル内側と同様の考
え方で材料を選択することができる。
【0026】また、ベッセルの外側は、ベッセル内部を
冷却するためのジャケットを具備しているのが好まし
い。この様に構成された装置の処理槽内に、メディアを
一定の充填率で満たし、処理材料と一緒に攪拌羽根で攪
拌され分散が行われる。
【0027】さらに本発明においては、メディア攪拌型
分散機を用いて、着色剤を多段階で分散処理することが
必要であり、各段階において順次メディアの径を小さく
することが必要である。
【0028】メディアの材質としては、ガラス、超硬合
金、鋼球、セラミック等のビーズが用いられ、中でも耐
摩耗性、耐薬品性、耐熱性等の点からセラミックが好ま
しく用いられ、さらに好ましくは耐摩耗性が高く、熱伝
導が良く冷却効果の高いジルコニアや、ジルコニア強化
アルミナが用いられるが、特にこれらに限定されない。
【0029】メディアの径は、0.1〜1.0(mmφ)の
範囲が好ましく、0.2〜0.5(mmφ)の範囲が特に好
ましい。メディアの直径を小さくするほど、より微細な
分散が可能と考えられるが、0.1(mmφ)より小さい場
合、メディア分離機構の精度の点で技術的に難しく、加
えて一部の着色剤が先に凝集限界まで分散されてしまう
傾向がある。一方、1.0(mmφ)より大きい場合、細か
な粉砕が不十分となり、処理材料中に着色剤粗原料が残
留する傾向にあり、着色剤の微細化が必要な分散には好
ましくない。
【0030】メディア攪拌型分散機の処理槽におけるメ
ディアの充填率は50〜90(%)が好ましく、70〜
87(%)がより好ましく、さらに好ましくは80〜8
5(%)である。メディアの充填率が50%未満の場
合、先に述べたショートパスの影響により、滞留時間が
長時間必要となり分散効率が悪くなる。さらに滞留時間
が長くなると、前記一部または全部の着色剤が過分散さ
れてしまい、その一部または全部の着色剤が再凝集し、
着色剤全体の品質が低下する傾向がある。メディアの充
填率が90%を越える場合、起動時の回転軸への負荷が
増大し装置の損傷を引き起こすことがある。
【0031】本発明においては分散を多段階で行う必要
があり、例えば、複数の上記した分散機を用いる、また
は、1つの分散機でメディアを入れ替えてその都度分散
させればよい。
【0032】また、本発明において、多段階で行う分散
工程の各段階毎に処理材料をポンプ等により循環させる
形式(以下、循環分散という)を採用することが必要で
ある。循環分散における処理効率は、滞留時間により、
処理槽および処理材料の量にかかわらず、比較すること
が出来る。滞留時間の計算は、処理材料の体積=v、処
理槽の有効容積=V、運転時間=tとしたとき、下記の
式で表される。
【0033】滞留時間(RT)=V/v×t 滞留時間(RT)は10〜100(min)の範囲が好
ましく、30〜70(min)がより好ましく、さらに
好ましくは40〜55(min)である。滞留時間が1
0min未満の場合、処理材料中に着色剤粗原料が残留
する傾向にあるので、着色剤の微細化が必要な分散には
向かない。滞留時間が100minを越える場合、一部
または全部の着色剤が凝集限界まで分散(以下、過分散
という)されてしまい、その一部または全部の着色剤が
再凝集し、得られるぺーストの品質を低下させる傾向が
ある。
【0034】また、本発明においてカラーフィルター用
ペーストは、着色剤とマトリックス樹脂を主成分とする
ものであり、着色ペースト、ブラックペーストのいずれ
でもよく、着色剤として、顔料等を用いることにより着
色ペーストを、また、遮光剤を用いることによりブラッ
クペーストを製造することができる。
【0035】着色ペーストに用いられる顔料としては、
有機顔料、無機顔料のいずれも好適に用いることができ
るが、色度特性の点で有機顔料を使用することが望まし
い。さらに、紫外線吸収剤、分散剤、レベリング剤など
の種々の添加剤を添加しても良い。特に、顔料の分散安
定性を向上させるためには、分散安定剤を添加すること
が望ましい。
【0036】ブラックペーストに用いられる遮光剤とし
ては、カーボンブラック、酸化チタン、四酸化鉄などの
金属酸化物粉、金属硫化物粉、金属粉の他に、赤、青、
緑色の顔料の混合物などを用いることができる。この中
でも、カーボンブラックは遮光性が優れており、特に好
ましい。分散性に優れた粒径の小さいカーボンブラック
は主として茶系統の色調を呈するので、カーボンブラッ
クに対する補色の顔料を混合させて無彩色にするのが好
ましい。着色ペーストの場合と同様に、紫外線吸収剤、
分散剤、レベリング剤などの種々の添加剤を添加しても
良い。特に、遮光剤の分散安定性を向上させるために
は、分散安定剤を添加することが好ましい。
【0037】さらに本発明において、ペーストに用いら
れるマトリックス樹脂としては、エポキシ系樹脂、アク
リル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポ
リイミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ゼラチンなど
の感光性または非感光性の材料が好ましく用いられ、着
色剤または遮光剤をこれらの樹脂中に分散あるいは溶解
させて着色することが好ましい。
【0038】感光性の樹脂としては、光分解型樹脂、光
架橋型樹脂、光重合型樹脂などのタイプがあり、特に、
エチレン不飽和結合を有するモノマ、オリゴマまたはポ
リマと紫外線によりラジカルを発生する開始剤とを含む
感光性組成物、感光性ポリアミック酸組成物などが好適
に用いられる。
【0039】非感光性の樹脂としては、上記の各種ポリ
マなどで現像処理が可能なものが好ましく用いられる
が、透明導電膜の成膜工程や液晶表示装置の製造工程で
かかる熱に耐えられるような耐熱性を有する樹脂が好ま
しく、また、液晶表示装置の製造工程で使用される有機
溶剤への耐性をもつ樹脂が好ましいことから、ポリイミ
ド系樹脂、アクリル樹脂が特に好ましく用いられる。
【0040】本発明により製造されるカラーフィルター
用ペーストにおいては、特にマトリックス樹脂をポリイ
ミド系樹脂とすることが耐熱性の点で好ましい。
【0041】使用するポリイミド系樹脂としては、特に
限定されないが、下記一般式(1)で表される構造単位
を主成分とするポリイミド前駆体を、加熱もしくは適当
な触媒によってイミド化したものが好適に用いられる。
【0042】 また、ポリイミド系樹脂には、イミド結合の他に、アミ
ド結合、スルフォン結合、エーテル結合、カルボニル結
合などのイミド結合以外の結合が含まれていても差し支
えない。
【0043】上記一般式(1)中、R1は少なくとも2
個以上の炭素原子を有する3価または4価の有機基であ
る。耐熱性の面から、R1は環状炭化水素、芳香族環又
は芳香族複素環を含有し、かつ、炭素数6〜30の3価
または4価の基が好ましい。
【0044】R1の例として、フェニル基、ビフェニル
基、ターフェニル基、ナフタレン基、ペリレン基、ジフ
ェニルエーテル基、ジフェニルスルフォン基、ジフェニ
ルプロパン基、ベンゾフェノン基、ビフェニルトリフル
オロプロパン基、シクロブチル基、シクロペンチル基な
どが挙げられるが、これらに限定されない。
【0045】R2は少なくとも2個以上の炭素原子を有
する2価の有機基であるが、耐熱性の面から、R2は環
状炭化水素、芳香族環又は芳香族複素環を含有し、かつ
炭素数6〜30の2価の基が好ましい。R2の例とし
て、フェニル基、ビフェニル基、ターフェニル基、ナフ
タレン基、ペリレン基、ジフェニルエーテル基、ジフェ
ニルスルフォン基、ジフェニルプロパン基、ベンゾフェ
ノン基、ビフェニルトリフルオロプロパン基、ジフェニ
ルメタン基、ジシクロヘキシルメタン基などが挙げられ
るが、これらに限定されない。一般式(1)で示される
構造単位を主成分とするポリマは、R1、R2がこれら
のうち各々1種類から構成されていても良いし、各々2
種以上から構成される共重合体であってもよい。さら
に、基板との接着性を向上させるために、耐熱性を低下
させない範囲でジアミン成分として、シロキサン構造を
有するビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロ
キサンなどを共重合するのが好ましい。
【0046】一般式(1)で示される構造単位を主成分
とするポリマの具体的な例として、ピロメリット酸二無
水物、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸二無水物、4,4’−オキシジフタル酸無水物、
3,3’,4,4’−ビフェニルトリフルオロプロパン
テトラカルボン酸二無水物、3,3’,4,4’−ビフ
ェニルスルフォンテトラカルボン酸二無水物、2,3,
5−トリカルボキシシクロペンチル酢酸二無水物などか
らなる群から選ばれた1種以上のカルボン酸二無水物
と、パラフェニレンジアミン、3,3’−ジアミノジフ
ェニルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルエーテ
ル、3,4’−ジアミノジフェニルエーテル、3,3’
−ジアミノジフェニルスルフォン、4,4’−ジアミノ
ジフェニルスルフォン、4,4’−ジアミノジシクロヘ
キシルメタン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、
4,4’−ジアミノベンズアニリドなどの群から選ばれ
たすくなくとも1種以上のジアミンから合成されたポリ
イミド前駆体が挙げられるが、これらに限定されない。
これらのポリイミド前駆体は公知の方法すなわち、テト
ラカルボン酸二無水物とジアミンを選択的に組み合わ
せ、溶媒中で反応させることにより合成される。マトリ
ックス樹脂がポリイミド系樹脂の場合、溶媒としては、
N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルアセト
アミド、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド系
極性溶媒、γ−ブチロラクトンなどのラクトン系極性溶
媒などが好適に使用できる。
【0047】本発明により得られたカラーフィルター用
ペーストは、パソコン、ワードプロセッサ、エンジニア
リング・ワークステーション、ナビゲーションシステ
ム、液晶テレビ、ビデオなどの表示画面として用いられ
る液晶表示装置、または液晶プロジェクションなどのカ
ラーフィルター用ペーストとして好適に用いることがで
きる。
【0048】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、実施例中、透過率Y、表面粗さRa、コントラス
トの測定は以下の方法で行うものとする。
【0049】(A)透過率Y 顕微分光光度計MCPD−2000(大塚電子製)を使
用し、C光源での透過率Yを測定した。
【0050】(B)表面粗さRa 表面形状測定装置サーフコム1500A(東京精密)を
使用し、表面粗さRaを測定した。
【0051】(C)コントラスト 偏光板で基板サンプルを挟み、色彩輝度計BM−5A
(トプコン製)を使用して平行ニコルの輝度とクロスニ
コルの輝度の比からコントラストを測定した。
【0052】また、ポリイミド前駆体、オリゴアミック
酸分散剤は次の方法で製造されたものであり、メディア
攪拌型分散機としては、ダイノーミルKDL−Spec
ial型((株)シンマルエンタープライゼス製)を使
用した。
【0053】(1)ポリイミド前駆体 3,3′,4,4′ービフェニルテトラカルボン酸二無
水物、4,4′ージアミノフェニルエーテル、およびビ
ス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサンを
N−メチルー2−ピロリドン(以下、NMPとする)を
溶媒として反応させ、ポリイミド前駆体(A−1とす
る)溶液を得た。
【0054】(2)オリゴアミック酸分散剤 3,3′,4,4′ージフェニルスルホンテトラカルボ
ン酸二無水物、無水ピロメリット酸二無水物、3,3′
ージアミノジフェニルスルホン、およびビス(3−アミ
ノプロピル)テトラメチルジシロキサンをγーブチロラ
クトン(以下、γBLとする)溶媒中で反応させた後、
2−アミノアントラキノンで末端封止し、オリゴアミッ
ク酸分散剤(A−2とする)溶液を得た。
【0055】 (実施例1) 赤顔料 : Pigment Red 177 4.6wt% 黄顔料 : Pigment Yellow 83 1.4wt% 分散剤 : A−2 0.5wt% 溶 媒 : NMP、γBL 93.5wt% 上記組成割合の材料を前記メディア攪拌型分散機(ダイ
ノーミル)を使い、以下の条件で顔料分散を行った。
【0056】 ・1回目の分散条件 メディアの直径 : 1.0(mmφ) (ジルコニア製) メディアの充填率 : 82% 攪拌羽根外周速度 : 10m/sec 滞留時間 : 25min ・2回目の分散条件 メディアの直径 : 0.4(mmφ) (ジルコニア製) メディアの充填率 : 82% 攪拌羽根外周速度 : 10m/sec 滞留時間 : 25min この分散液をA−1溶液で希釈して赤色着色ペーストを
作成したところ、粒子の凝集などは見られなかった。こ
の赤色着色ペーストを、無アルカリガラス基板上にスピ
ンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着
色膜を得た。得られた着色膜のC光源におけるx=0.
580での透過率Yは23.0、表面粗さRa=0.0
04μm、コントラスト=950であった。
【0057】(実施例2)実施例1と同じ組成割合の材
料を前記メディア攪拌型分散機(ダイノーミル)を使
い、以下の条件で顔料分散を行った。
【0058】 ・1回目の分散条件 メディアの直径 : 0.4(mmφ) (ジルコニア製) メディアの充填率 : 82% 攪拌羽根外周速度 : 10m/sec 滞留時間 : 25min ・2回目の分散条件 メディアの直径 : 0.3(mmφ) (ジルコニア製) メディアの充填率 : 82% 攪拌羽根外周速度 : 10m/sec 滞留時間 : 25min この分散液をA−1溶液で希釈して赤色着色ペーストを
作成したところ、粒子の凝集などは見られなかった。こ
の赤色着色ペーストを、無アルカリガラス基板上にスピ
ンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着
色膜を得た。得られた着色膜のC光源におけるx=0.
580での透過率Yは23.7、表面粗さRa=0.0
02μm、コントラスト=1050であった。
【0059】(実施例3)実施例1と同じ組成割合の材
料を前記メディア攪拌型分散機(ダイノーミル)を使
い、以下の条件で顔料分散を行った。
【0060】 ・1回目の分散条件 メディアの直径 : 1.0(mmφ) (ジルコニア製) メディアの充填率 : 82% 攪拌羽根外周速度 : 10m/sec 滞留時間 : 10min ・2回目の分散条件 メディアの直径 : 0.4(mmφ) (ジルコニア製) メディアの充填率 : 82% 攪拌羽根外周速度 : 10m/sec 滞留時間 : 20min ・3回目の分散条件 メディアの直径 : 0.3(mmφ) (ジルコニア製) メディアの充填率 : 82% 攪拌羽根外周速度 : 10m/sec 滞留時間 : 20min この分散液をA−1溶液で希釈して赤色着色ペーストを
作成したところ、粒子の凝集などは見られなかった。こ
の赤色着色ペーストを、無アルカリガラス基板上にスピ
ンコートし、その後熱処理することによりポリイミド着
色膜を得た。得られた着色膜のC光源におけるx=0.
580での透過率Yは24.0、表面粗さRa=0.0
02μm、コントラスト=1065であった。
【0061】(比較例1)実施例1と同じ組成割合の材
料を前記メディア攪拌型分散機(ダイノーミル)を使
い、以下の条件で顔料分散を行った。
【0062】 ・分散条件 メディアの直径 : 1.0(mmφ) (ジルコニア製) メディアの充填率 : 82% 攪拌羽根外周速度 : 10m/sec 滞留時間 : 50min この分散液をA−1溶液で希釈して赤色着色ペーストを
作成したところ、粒子の凝集が見られた。この赤色着色
ペーストを、無アルカリガラス基板上にスピンコート
し、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得
た。得られた着色膜のC光源におけるx=0.580で
の透過率Yは22.0、表面粗さRa=0.01μm、
コントラスト=500であった。
【0063】(比較例2)実施例1と同じ組成割合の材
料を前記メディア攪拌型分散機(ダイノーミル)を使
い、以下の条件で顔料分散を行った。
【0064】 ・分散条件 メディアの直径 : 0.4(mmφ) (ジルコニア製) メディアの充填率 : 82% 攪拌羽根外周速度 : 10m/sec 滞留時間 : 50min この分散液をA−1溶液で希釈して赤色着色ペーストを
作成したところ、粒子の凝集が見られた。この赤色着色
ペーストを、無アルカリガラス基板上にスピンコート
し、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得
た。得られた着色膜のC光源におけるx=0.580で
の透過率Yは22.3、表面粗さRa=0.006μ
m、コントラスト=750であった。
【0065】(比較例3)実施例1と同じ組成割合でメ
ディア攪拌型分散機に入れ、以下の条件で顔料分散を行
った。
【0066】 ・分散条件 メディアの直径 : 0.3(mmφ) (ジルコニア製) メディアの充填率 : 82% 攪拌羽根外周速度 : 10m/sec 滞留時間 : 50min この分散液をA−1溶液で希釈して赤色着色ペーストを
作成したところ、粒子の凝集が見られた。この赤色着色
ペーストを、無アルカリガラス基板上にスピンコート
し、その後熱処理することによりポリイミド着色膜を得
た。得られた着色膜のC光源におけるx=0.580で
の透過率Yは22.4、表面粗さRa=0.008μ
m、コントラスト=700であった。
【0067】
【発明の効果】本発明のカラーフィルター用ペーストの
製造方法は、メディア攪拌型分散機を用いて、着色剤の
分散を多段階で行なうカラーフィルター用ペーストの製
造方法であって、各段階におけるメディアの径を順次小
さくし、且つ分散を循環で行うことを特徴とするもので
あるため、着色剤を微細化でき、着色剤の再凝集が発生
しない高品質なカラーフィルター用ペーストが得られ
る。このようなカラーフィルター用ペーストを用いる
と、高透過率で、コントラストが高く、更に表面の平滑
性が高いカラーフィルターを得ることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メディア攪拌型分散機を用いて、着色剤
    の分散を多段階で行なうカラーフィルター用ペーストの
    製造方法であって、各段階におけるメディアの径を順次
    小さくし、且つ分散を循環で行うことを特徴とするカラ
    ーフィルター用ペーストの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記メディア攪拌型分散機がサンドミル
    であることを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタ
    ー用ペーストの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記メディアの径が0.1〜1.0(mm
    φ)の範囲であることを特徴とする請求項1または2記
    載のカラーフィルター用ペーストの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記メディアの材質がセラミックである
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載のカラ
    ーフィルター用ペーストの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記カラーフィルター用ペーストのマト
    リックス樹脂がポリイミドまたはポリイミド前駆体であ
    ることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載のカ
    ラーフィルター用ペーストの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005221804A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Toyo Ink Mfg Co Ltd カラーフィルタ用着色材の製造方法、該方法により製造されるカラーフィルタ用着色材、およびカラーフィルタ
JP2007016206A (ja) * 2005-06-09 2007-01-25 Toray Ind Inc 顔料分散液の製造方法、およびカラーフィルター用ペースト
JP2011090313A (ja) * 2010-11-11 2011-05-06 Toyo Ink Mfg Co Ltd カラーフィルタ用着色材の製造方法、該方法により製造されるカラーフィルタ用着色材、およびカラーフィルタ
JP2011100135A (ja) * 2010-11-11 2011-05-19 Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd カラーフィルタ用着色材の製造方法、該方法により製造されるカラーフィルタ用着色材、およびカラーフィルタ

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JP2011090313A (ja) * 2010-11-11 2011-05-06 Toyo Ink Mfg Co Ltd カラーフィルタ用着色材の製造方法、該方法により製造されるカラーフィルタ用着色材、およびカラーフィルタ
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