JPH11352013A - 蛍光体塗布むら検査方法 - Google Patents

蛍光体塗布むら検査方法

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JPH11352013A
JPH11352013A JP10163200A JP16320098A JPH11352013A JP H11352013 A JPH11352013 A JP H11352013A JP 10163200 A JP10163200 A JP 10163200A JP 16320098 A JP16320098 A JP 16320098A JP H11352013 A JPH11352013 A JP H11352013A
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JP
Japan
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phosphor
unevenness
fluorescent substance
irregularities
measuring
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Application number
JP10163200A
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English (en)
Inventor
Toshiro Asano
敏郎 浅野
Mikio Hongo
幹雄 本郷
Hirobumi Nakatoyotome
博文 中豊留
Tadashi Furukawa
正 古川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/8422Investigating thin films, e.g. matrix isolation method

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】蛍光体の励起に使う254nmの照度むらをT
Vカメラで、測定するのは、困難である。 【解決手段】436nmの成分で、水銀ランプの照度む
ら補正を行う。また、R,G,Bの分離および、不要な
水銀スペクトルが入射しないように、狭帯域フィルタを
レンズと撮像素子の間に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ディスプレイ
の蛍光体塗布むら検査方法に関するものであり、特に、
プラズマディスプレイパネルの蛍光体印刷むら検査方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蛍光体の発光を利用した電子ディスプレ
イにおいては、蛍光体の塗布むらは、完成パネルの発光
色むらとなるので、できるだけ、少ないことが望まし
い。ブラウン管の蛍光体塗布検査に関するものとして
は、特開平8−83569号公報において、紫外線によ
り蛍光体を発光させ、分光光度計を用いて発光スペクト
ルを解析して、検査する方法が述べられている。また、
ブラウン管では、350nmあたりの紫外線で、蛍光体
を励起させ、各蛍光体の発光強度を測定することによ
り、塗布むらを検査する方法がしられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プラズマデ
ィスプレイパネルの蛍光体は、350nmあたりの紫外
線では励起することができず、水銀ランプの254nm
で、励起できるものがほとんどである。照明分布むらの
補正のためには、254nmに感度をもつTVカメラが
必要であるが、ほとんどなく、かつ、高価である。ま
た、水銀ランプは、可視光域に輝線スペクトルを持つた
め、通常の3色分解フィルタでは、パネル面で反射した
輝線スペクトル成分も重畳して強度を測定することにな
り、測定誤差となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】水銀ランプは、436n
mに輝線スペクトルを持つ。254nmと436nmの
放射強度は、比例していると考えられる。このため、通
常のTVカメラが感度を持つ436nmでの照明強度分
布を測定することにより、照明強度補正を行うことがで
きる。また、水銀ランプの輝線スペクトルをさけるた
め、半値幅が20nm以下の狭帯域光学フィルタを用い
て、3色の蛍光体の発光強度を測定する。
【0005】狭帯域光学フィルタは、通常、多層干渉膜
により製作される干渉フィルタが一般的である。ところ
が、干渉フィルタは、透過波長特性が、光の入射角で、
大きく変化するため、フィルタは、レンズの前に置か
ず、レンズと撮像センサとの間に置くようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面によ
り説明する。
【0007】図2は、水銀ランプのスペクトル放射強度
である。254nmが全出力の90%を占めるが、この
水銀ランプでは、436nmが、第2の強度の輝線スペ
クトルとなっている。狭帯域フィルタにより、436n
mの強度分布を測定し、紫外線照明むら補正に使用す
る。
【0008】図3は、蛍光体を塗布したパネルに水銀ラ
ンプを照射したときのスペクトル放射強度である。25
4nmの紫外線によりR,G,Bの蛍光体が励起され、
それぞれの色を発光する。しかしながら、蛍光体表面な
どで、紫外線そのものも反射されるため、両者の合成さ
れたスペクトルとなる。ここで、各蛍光体の発光出力を
分離し、かつ、紫外線の輝線スペクトルが入らないよう
にするには、B蛍光体は、470nm、G蛍光体は、5
20nmを中心波長とする狭帯域フィルタ、R蛍光体
は、600nmより長い波長の光を透過するフィルタが
必要である。
【0009】図4は、紫外線照度むら補正の装置図であ
る。白色顔料を塗布した照明補正用パネル1に、水銀ラ
ンプ2から紫外線が照射される。反射板3は、下方への
照射効率を増すためのものである。このとき、照明補正
用パネル1からは、図2で示したスペクトルの紫外線反
射光4が反射している。これを、レンズ7、紫外線透過
フィルタ6、TVカメラ5で撮像する。紫外線透過フィ
ルタ6は、436nmの光を透過する狭帯域フィルタで
あり、TVカメラ5の出力は、水銀ランプ2による紫外
線照度むら画像20となり、画像処理装置11に、記憶
する。
【0010】図1は、本発明による装置構成図である。
蛍光体9を塗布したプラズマディスプレイパネル8に紫
外線を照射し、そのときの、蛍光体発光画像21をレン
ズ7、RGB狭帯域フィルタ10、TVカメラ5により
撮像し、画像処理装置11に記憶する。RGB狭帯域フ
ィルタは、図3の説明で述べた波長透過特性を持つ3枚
のフィルタであり、たとえば、回転板に設置しておき、
R,G,B3種の蛍光体発光画像を得る。
【0011】図5に画像処理装置11で行う処理を示
す。紫外線照度むら画像20と蛍光体発光画像21か
ら、照度むらを補正し、蛍光体塗布むらを抽出する。照
明強度と蛍光体発光強度とは比例するので、蛍光体発光
強度を照明強度で規格化すれば、一様な照明強度に対す
る蛍光体発光強度むら、すなわち、蛍光体塗布むらがわ
かる。いま、x,yを画面位置とし、紫外線照度むら画
像20をU(x,y)、蛍光体発光画像21をP(x,
y)とすれば、蛍光体塗布むら画像25M(x,y)
は、
【0012】
【数1】M(x,y)=P(x,y)/U(x,y) となる。これにより、照明むら22がなくなり、蛍光体
塗布むら23が検出できる。検査のためには、蛍光体塗
布むら画像25の二値化画像26を作り、むら部分を抽
出する。また、蛍光体塗布むら画像25の微分処理を併
用して、むら部分を抽出することもできる。
【0013】この結果を蛍光体塗布工程にフィードバッ
クし、塗布条件などを最適化することにより、むらの少
ないパネルを作ることが可能となる。
【0014】
【発明の効果】紫外線照明むらのために、目視では見え
なかった塗布むらが検出でき、また、むらの定量的な強
さがわかる。さらに、検査結果情報を蛍光体塗布工程に
フィードバックすることにより、高品質な蛍光面が形成
でき、色むらのない、高画質なプラズマディスプレイパ
ネルが製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による蛍光体塗布むら検査装置構成図。
【図2】水銀ランプのスペクトル強度分布を示す特性
図。
【図3】紫外線による蛍光体の発光強度スペクトル図。
【図4】照度むら補正の蛍光体塗布むら検査装置構成
図。
【図5】蛍光体むら検査処理方法を示す図。
【符号の説明】
1…照明補正用パネル、 2…水銀ランプ、 5
…TVカメラ、6…紫外線透過フィルタ、 7…レン
ズ、8…プラズマディスプレイパネル、
9…蛍光体、10…RGB狭帯域フィルタ、11…画
像処理装置、20…紫外線照度むら画像、 21…蛍光
体発光画像、25…蛍光体塗布むら画像。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中豊留 博文 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所家電・情報メディア事業本 部内 (72)発明者 古川 正 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所家電・情報メディア事業本 部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子ディスプレイの蛍光体塗布検査におい
    て、実際に励起発光させている水銀ランプの紫外線波長
    の強度分布で照度むらを測定するのではなく、可視光域
    のスペクトル強度分布で、照度むらを測定することを特
    徴とする蛍光体塗布むら検査方法。
  2. 【請求項2】電子ディスプレイの蛍光体塗布検査におい
    て、水銀ランプの436nmの波長の強度分布により、
    照明のむら補正を行うことを特徴とする蛍光体塗布むら
    検査方法。
  3. 【請求項3】電子ディスプレイの蛍光体塗布検査におい
    て、R,G,B発光強度測定を行うとき、励起用水銀ラ
    ンプのスペクトル成分が入らず、かつ、波長で隣接する
    2色が、混合しないように、20nm以下の狭帯域フィ
    ルタを用いて、蛍光体発光強度を測定することを特徴と
    する蛍光体塗布むら検査方法。
  4. 【請求項4】電子ディスプレイの蛍光体塗布検査におい
    て、R,G,B発光強度測定を行うとき、R,G,Bを
    分離する色フィルタを、レンズと撮像素子の間に設置す
    ることにより、透過波長特性を一定に保つようにしたこ
    とを特徴とする蛍光体塗布むら検査方法。
JP10163200A 1998-06-11 1998-06-11 蛍光体塗布むら検査方法 Pending JPH11352013A (ja)

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