JPH11351374A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
自動変速機の変速制御装置Info
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- JPH11351374A JPH11351374A JP10156150A JP15615098A JPH11351374A JP H11351374 A JPH11351374 A JP H11351374A JP 10156150 A JP10156150 A JP 10156150A JP 15615098 A JP15615098 A JP 15615098A JP H11351374 A JPH11351374 A JP H11351374A
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-
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Abstract
よい自動変速機の変速制御装置を提供する。 【解決手段】 予め設定された第1のシフトパターンに
基づいて変速を行う自動変速モードを選択する第1の選
択位置6から手動変速を行う手動変速モードを選択する
第2の選択位置7への変速レバー8の操作によって、自
動変速モードで設定された変速段よりも1段低い変速段
へ自動変速するか、または当該変速段に固定し第2の選
択位置での変速レバーの変速操作があるまでは、第1の
シフトパターンと異なる第2のシフトパターンに基づい
て自動変速を行う。
Description
と、運転者の変速レバーによる変速操作に基づいて手動
変速を行う手動変速モードとに切り換え可能に設けられ
た自動変速機の変速制御装置に関する。
必要に応じて手動操作できてドライビンクを楽しめるよ
うに、予め設定された第1のシフトパターンに基づいて
自動変速する自動変速モードを選択する第1の選択位置
と、運転者の変速レバーによる変速操作に基づいて手動
変速する手動変速モードを選択する第2の選択位置とに
変速レバーを切り換え可能に設けた自動変速機が提案さ
れている。このような自動変速機は、変速レバーを第2
の選択位置側に倒しただけではシフトダウンせずに、レ
バー操作時の変速段を保持するように変速制御装置によ
って制御されている。例えば、5A/T車において、変
速段が4速の時に変速レバーを第1の選択位置から第2
の選択位置に操作すると4速を保持するようになってい
る。また、特開平6−221417号公報では、自動変
速モードを選択する第1の選択位置から手動変速モード
を選択する第2の選択位置へ変速レバーを切り換えた時
に、所定の段数のシフトダウンを行う自動変速機の変速
制御装置が提案されている。
速機に手動変速モードを設定したのは、運転者が必要に
応じてマニュアル操作できてドライビンクを楽しむため
のものであるが、反面、手動変速モードにおいては変速
操作しなければ、変速段がレバー操作時の変速段に保持
されてしまう。このため、変速段を変更したい場合に
は、変速レバーを第1の選択位置から第2の選択位置側
に移動し、さらに変速レバーによる変速操作をしなけれ
ばならないので変速時の操作性が面倒であった。
レバーを第1の選択位置から第2の選択位置側に移動す
れば、所定段シフトダウンするが、変速後は、この変速
された変速段に保持されるため、運転者が第2の選択位
置側での変速操作を怠ったり誤ると、走行状態にマッチ
しない変速段で走行し続けることになり、ドライバビリ
ティに問題がある。また、運転者が、自動変速を求める
場合、変速レバーを第2の選択位置から第1の選択位置
に戻さなければ自動変速が行われないため、操作性やド
ライバビリティの点で問題を残している。本発明は、変
速時の操作性とともにドライバビリディのよい自動変速
機の変速制御装置を提供することを目的とする。
ドライバビリディを向上するために、予め設定された第
1のシフトパターンに基づいて変速を行う自動変速モー
ドを選択する第1の選択位置から手動変速を行う手動変
速モードを選択する第2の選択位置への変速レバーの操
作によって、変速レバーの操作直前に自動変速モードで
設定された変速段から1段低い変速段へ自動で変速する
か当該変速段に固定するとともに、第2の選択位置での
変速レバーの変速操作があるまでは、第1のシフトパタ
ーンと異なる第2のシフトパターンに基づいて自動変速
を行う制御手段を有するので、変速レバーを第1の選択
位置から第2の選択位置へ操作するだけで、変速段が1
段シフトダウンされるか変速操作前の変速段に固定され
るとともに、第2の選択位置で第1シフトパタンーと異
なる第2のシフトパターンによる自動変速が可能とな
り、変速時の操作性が良く走行状態にマッチした走行が
可能となる。すなわち、第1の選択位置での自動変速モ
ードからシフトダウンする際の操作が1アクションで実
行できるため、煩わしさがなくなり変速時の操作性が向
上する。また、変速レバーの手動操作で変速する第2の
選択位置でも自動変速が可能となるので、運転者による
変速レバーの操作頻度が少なくなり、より変速時の操作
性や快適性が良くなりドライバビリティが向上する。
から手動変速モードへと切り換えたときに、自動変速モ
ードでの変速段が所定変速段以上の高速段であると、そ
の高速段から1段だけシフトダウンし、自動変速モード
での変速段が所定変速段未満の低速段であると、その低
速段に保持するので、モード切り換えに伴う不用意なシ
フトダウンを防止しながら必要なシフトダウンを行え、
よりドライバビリティが向上する。つまり高速段では、
シフトダウンが実施されることでエンジンブレーキや加
速性を確実に得られるとともに、低速段ではシフトダウ
ンによる過度なエンジンブレーキが防止される。
異なる複数の変速レンジを選択可能な変速レバーが、互
いに連結されている第1通路から第2通路へ切り換えら
れた時にその切換位置に保持されるとともに、第2通路
の一端及び他端への摺動後に切換位置に自動復帰される
ように構成されていて、この変速レバーを第1通路から
第2通路へ切り換えらた時に複数の変速レンジのうち所
定の変速レンジが選択され、切換位置から一端側へ摺動
させたとき、現在選択されている変速レンジよりも変速
範囲の狭い変速レンジが選択され、上記切換位置から上
記他端側へ摺動させたとき、現在選択されている変速レ
ンジよりも変速範囲の広い変速レンジが選択されるの
で、変速レバーが第2通路で操作されても所望する変速
レンジを選択でき、操作性がよく、車両の走行状態に応
じたレンジで走行できドライバビリティが向上する。
の形態を順次詳細に説明する。本発明の変速制御装置
は、図1に示す周知の遊星歯車機構を主体とする複数の
変速段やトルクコンバータ、各種クラッチ機構を有する
自動変速機1に適用されるものである。自動変速機1と
しては、ここでは、変速段が4段ある4A/Tと、変速
段が5段ある5A/Tを例に説明するが、これらに限定
されるものではない。自動変速機1は、複数の変速段を
達成するための各種クラッチを制御する油圧機構2と複
数のソレノイドバルブからなる油圧制御部3とを備え、
各ソレノイドバルブが適宜開閉されることで所望の変速
段が達成されるように構成されている。
ト(以下「ECU」と記す)4に接続されている。EC
U4は、周知のマイクロコンピュータからその主要部が
構成されていて、ここでは、車速信号V、アクセル開度
信号θ、ブレーキの操作時に出力されるブレーキ信号B
r、水温情報Wtが図示しない周知のセンサから入力さ
れる。
トパターンが記憶されたA/T制御部13と接続されて
おり、ECU4とA/T制御部13との間で指令信号及
び/又はオン/オフ信号やデータ信号を送受信して油圧
制御部3の各ソレノイドバルブをオン/オフして油圧機
構2を制御している。
速装置5を備えている。変速装置5は、自動変速モード
を選択する第1の選択位置となるメインゲート6と、手
動変速モードを選択する第2の選択位置となるマニュア
ルゲート7とを備え、各ゲートに変速レバー8が切り換
えられるように設けられいる。変速レバー8は、メイン
ゲート6内において、それぞれP、R、N、Dの各レン
ジに移動操作でき、かつ各レンジに保持可能に設けられ
ている。変速レバー8は、マニュアルゲート7側に切り
換えたとき、その略中央の切換位置(中立位置)に保持
されるように構成されている。変速レバー8は、マニュ
アルゲート7内では切換位置から図1に(+),(−)
で示す前後方向に移動操作可能に設けられ、この前方向
(+)、後方向(−)への1回の操作毎に切換位置に戻
どる復帰習性を備えている。
ト7は、変速レバー8の移動を、メインゲート6のDレ
ンジ位置からマニュアルゲート7の他端側となる(+)
側または一端側となる(−)側へ向けては屈曲状とし、
マニュアルゲート7内の(+)側と(−)側との間では
直線状とするように案内している。本形態では、メイン
ゲート6とマニュアルゲート7とが互いに平行となる所
謂H字型に配列しているが、メインゲート6とマニュア
ルゲート7とが互いに直交する所謂T字型に配列しても
よい。
速レバー8の位置を検知するポジションスイッチ9、変
速レバー8がメインゲート6のDレンジ位置にあること
を検知する第1の選択位置検知手段となるスイッチ1
5、変速レバー8がマニュアルゲート7に位置すること
を検知する第2の選択位置検知手段となるスイッチ1
0、マニュアルゲート7における運転者の変速操作を検
知する変速操作検知手段となるシフトアップ検知スイッ
チ11及びシフトダウン検知スイッチ12がそれぞれ近
接配置されている。なお、ここではスイッチ15をポジ
ションスイッチ9と個別に設けているが、このポジショ
ンスイッチ9で兼用させていもよい。
スイッチ11、シフトダウン検知スイッチ12及びポジ
ションスイッチ9は、それぞれA/T制御部13に接続
されている。スイッチ10,15とシフトアップ検知ス
イッチ11、シフトダウン検知スイッチ12は、リミッ
トスイッチから構成されていて、変速レバー8で押され
ると、それぞれ信号を出力するようになっている。
ピュータからその主要部が構成されていて、図示しない
ROMやRAM及びI/Oポートを介して各スイッチと
接続しており、変速段検知手段16を備えている。変速
段検知手段16は、ここでは、自動変速機1の実際の変
速段を検知するもので、各変速段の情報をA/T制御部
13に出力している。
インゲート6内でのポジションと、変速段やレンジを表
示する表示装置14が接続している。表示装置14は、
各変速段やレンジポジション毎に個別に設けたLEDな
どからなる複数の発光部17,18を備え、運転者の目
視できる、例えばメータパネル内に配置されていて、A
/T制御部13からの信号に応じて対応するレンジポジ
ションや変速段の発光部17,18を点灯したり点滅す
るようになっている。
ーンを示す第1の変速マップや、第1のシフトパターン
と異なる第2のシフトパターンを示す第2の変速マップ
も記憶されており、それぞれの変速マップに沿って自動
変速するように構成されている。そして、A/T制御部
13は、第1の変速マップに基づいて自動変速させる第
1自動変速モードか、第2の変速マップに基づいて自動
変速させる第2自動変速モードか、変速レバー8による
変速操作に基づいて手動変速する手動変速モード(以下
「マニュアルモード」と記す)かを判断し、これら各モ
ードに応じた信号をECU4に出力し、ECU4はこれ
ら信号に基づいて油圧制御部3を制御するようになって
いる。
インゲート6のDレンジに位置する時、すなわちポジシ
ョンスイッチ9及び/またはスイッチ15から検知信号
がある時に、第1の変速マップに基づいて速度信号Vや
アクセル開度信号θに応じて所望の変速段を所定のタイ
ミングで変速させる周知のものである。
tから4th、5ATであれば1stから5thまでの
自動変速を規定している。第2自動変速モードは、変速
レバー8がマニュアルゲート7に切り換えられたとき
に、第2の変速マップに基づいて自動変速させるもので
ある。第2の変速マップは、第1の変速マップに比べて
自動変速できる変速段が少なく、1stから所定の変速
段までの自動変速を規定しており、さらにシフトタイミ
ングも第1の変速マップより高負荷高速域で変速するよ
うに設定されている。本形態での所定の変速段とは、変
速レバー8をメインゲート6からマニュアルゲート7側
に倒したときに指示される変速段を指す。
知信号があり、シフトアップ検知スイッチ11やシフト
ダウン検知スイッチ12から信号があると選択された変
速段を保持するとともに、車速信号Vが無くなる(0k
m/h)、あるいは低下(5Km/h以下)すると、選
択された変速段にかかわらず1stに変速するものであ
る。本形態では、ECU4とA/T制御部13とによっ
て制御手段が構成されている。
を図2以降のフローチャートを用いて詳細に説明する。
図2に示す変速制御では、ステップA1において各スイ
ッチやセンサからの入力信号が処理され、ステップA2
にて変速レバー8の位置が判断される。ここで、スイッ
チ15からの検知信号があると、変速レバー8はメイン
ゲート6のDレンジ位置にあるとしてステップA10で
第1自動変速モードと判断し、第1の変速マップに従っ
た自動変速制御を実施し、スイッチ10から検知信号が
あると変速レバー8がメインゲート6からマニュアルゲ
ート7側に倒された(操作された)ものとして、ステッ
プA3に進む。
アルゲート7側への操作直前のDレンジにおける変速段
が変速段検知手段16で検知され、この検知された変速
段よりも一段低い変速段を所定の変速段とする第2自動
変速モードと判断されてステップA4に進む。
で走行中に変速レバー8がマニュアルゲート7側へ操作
されると、1段低い4thにシフトダウンされ、4th
走行中であれば3rdにシフトダウンされる。つまり、
マニュアルゲート7側への切換時点における第1自動変
速モードでの走行段に応じて第2自動変速モードでの最
上段が設定され、これに応じて第2の変速マップも規定
されることになる。このため、5速ATにおいて、4t
h走行中に変速レバー8がマニュアルゲート7側へ切り
換えられれば、3rdを最高速段とした第2の変速マッ
プが規定されることになる。
2の変速マップを設定しておいてもよい。この場合、例
えば5速ATでは、第1の変速マップが1stから5t
hまでの自動変速を規定し、第2の変速マップが1st
から4thまでの自動変速を規制することになるが、変
速レバー8をマニュアルゲート7側へ切り換えた瞬間、
上述のように1段低い変速段へシフトダウンするか、ま
たは切り換えたときの変速段が保持されるような特性に
設定しておくとよい。
ッチ11からのアップ信号の入力の有無が判断され、ア
ップ信号の入力がなければステップA7に進んでシフト
ダウン検知スイッチ12からのダウン信号の入力の有無
が判断され、ダウン信号の入力がなければ制御を終え
る。つまり、ステップA4,A7において各信号の入力
がなければ、マニュアルゲート7側での変速レバー8の
操作が行われなかったものとして、すなわち、運転者に
マニュアルゲート7側での変速操作の意思がないものと
して、ステップA3で選択された第2自動変速モードに
沿って自動変速機1を制御すべくECU4、A/T制御
部13で油圧制御部3を制御する。これにより、自動変
速機1は、変速レバー8のメインゲート6からマニュア
ルゲート7へ操作するという1アクションだけで、変速
段が1段シフトダウンされるとともに、メインゲート6
に変速レバー8が位置するときとは異なる第2の変速マ
ップに沿って自動変速が実行される。これにより、変速
時の煩わしさがなくなり変速操作性が向上する。さらに
走行状態にマッチした走行が可能となり、ドライバビリ
ティが向上する。また、変速レバー8をマニュアルゲー
ト7側に切り換えたとしても、(+)、(−)の各方向
へ操作しなければ自動変速が行われるので、変速レバー
8の操作頻度が少なくなり、ドライバビリテイがさらに
向上する。
あると、運転者にシフトアップの意思があるとして、ス
テップA5に進んで第2自動変速モードからマニュアル
モードに切換えられステップA6においてアップ判断出
力される。一方、ステップA7おいて、ダウン信号入力
があると、運転者にシフトダウンの意思があるとしてス
テップA8に進んで第2自動変速モードからマニュアル
モードに切換えられ、ステップA9においてダウン判断
出力される。つまり、ステップA4,A7においてアッ
プ信号やダウン信号の入力があると、運転者にマニュア
ルゲート7側での変速操作の意思があるものとして、マ
ニュアルモードが選択されて自動変速機1を選択された
変速段に保持すべく、油圧制御部3が制御される。これ
により、自動変速機1の変速段は、運転者が選択した変
速段に保持され、自動変速機1でありながら手動変速機
に近いドライビングフィールを得られる。
インゲート6からマニュアルゲート7側に変速レバー8
が操作されたとき、第1自動変速モードから第2自動変
速モードに切り換えられ1段低い変速段にシフトダウン
もしくは、切り換え時の変速段に保持されるとともに、
その後、変速レバー8による変速指示が無い限り第2の
変速マップに沿って自動変速が行われる。そして、変速
レバー8による変速指示が検出されると、第2自動変速
モードからマニュアルモードに切り換えられて変速レバ
ー8で指示された変速段に保持されるようになってい
る。このマニュアルモードにおいて、減速あるいは停止
状態となったとき自動的にダウンシフトするように設定
しておくことができる。これによればマニュアルモード
であっても常に1stまたは2ndから再発進すること
ができるので、ドライバビリティが更に向上する。
ン後の再発進に際しては、自動シフトダウン開始時点の
変速段に自動復帰(当該変速段まで自動シフトアップ)
させ、当該変速段に達した後は通常のマニュアルモード
となるように設定してもよい。また、この自動復帰中に
変速レバー8を(+)、(−)方向に操作した場合に
は、その瞬間に自動復帰を中断し、そのままマニュアル
モードに切り換えられるようにしてもよい。
はないもの、前進走行レンジとしてD,3,2,L等を
有し、これらの切り換えによりある程度手動変速的な操
作のできる一般的な自動変速機へも適用できるので、以
下4/ATを例に説明する。
せず、メインゲート6からマニュアルゲート7へ切り換
えた時の状態を第2自動変速モード(3レンジ)、同位
置から変速レバー8を図1中(−)方向へ1度操作した
ときの状態を第2自動変速モード(2レンジ)、さらに
もう1度(−)方向へ操作したときの状態を第2自動変
速モード(Lレンジ)と設定し、第2自動変速モード
(3レンジ)から変速レバー8を図1中(+)方向へ1
度操作したときの状態を第2自動変速モード(Dレン
ジ)と設定する。また、第2自動変速モードで使用され
る第2の変速マップは、基本的には第1の変速マップと
共通として、(3レンジ)選択のときは4thへの変更
禁止、(2レンジ)選択のときは3th,4thへの変
速禁止、(Lレンジ)選択のときは2th,3th,4
thへの変速禁止をそれぞれ指示するように設定する
か、または第1の変速マップよりもスポーティな特性と
した上で上述の変速禁止を指示するようにしてもよい。
て、ステップB1からステップB4及びステップB10
は、図2に示すステップA1からステップA4及びステ
ップA10の各ステップと同一内容であり、また、ステ
ップB6はステップA7と同一内容であるため詳細な説
明は割愛する。他のフローチャートの各ステップにおい
ても同様とする。
りシフトアップ検知スイッチ11からのアップ信号があ
ると、運転者にシフトアップ意思があるとしてステップ
B5に進んで第2自動変速モード(Dレンジ)に切り換
える。あるいは、ステップB6で、変速レバー8の操作
によりシフトダウン検知スイッチ12からのダウン信号
があると、運転者にシフトダウン意思があるとしてステ
ップB7に進んで、第2自動変速モード(2レンジ)ま
たはダウン信号の数により第2自動変速モード(Lレン
ジ)に切り換えるように制御しても良い。
インゲート6からマニュアルゲート7へ操作するという
1アクションだけで変速段が1段シフトダウンされて、
所謂(3レンジ)が達成されるとともに、マニュアルゲ
ート7で変速レバー8を操作することで従来と同じ(2
レンジ)、(Lレンジ)を達成できることになる。すな
わち、D〜Lレンジ、または3〜Lレンジをマニュアル
ゲート7側へ配置することができるので、従来のように
シフトレンジをP,R,N,D,3,2,Lと一列に並
べたものに比べて、変速装置5をコンパクトにすること
ができるという効果を得られる。また、従来の構成で
は、例えばDレンジから3もしくは2レンジへ切り換え
ようとしても誤ってLレンジまで変速レバー8を操作し
てしまうことがあるが、本構成によれば誤操作すること
なく必ず目標のレンジへ切れ換えることができる。さら
に、第2の変速マップを第1の変速マップと異なる変速
特性、例えばスポーティな特性とすることで、より走行
状態にあった変速段を選択してドライバビリティを向上
させることができるという効果を得られる。
示装置14の制御について、図4に示すフローチャート
を用いて説明する。図4のステップG1では各スイッチ
やセンサからの入力信号が処理され、ステップG2にお
いてメインゲート6内におけるレンジの状態がA/T制
御部13によって判断され、P・R・Nの各レンジであ
るときは表示装置14の制御は実行せず、P・R・Nの
レンジ以外であるときはステップG3に進む。このステ
ップG3においてDレンジであるか否かが判断され、D
レンジであることが検知されると、ステップG4におい
てDレンジに対応する表示装置14の発光部17を点灯
してステップG5に進む。
(Dレンジ)でない場合には、ステップG8に進みマニ
ュアルモードであるか否かが判断され、アップ信号また
はダウン信号の出力がないとマニュアルモードでない、
つまり第2自動変速モードとしてステップG4に進み、
アップ信号またはダウン信号が検知されると変速レバー
8がマニュアルゲート7側で変速操作されてマニュアル
モードであるとしてステップG9に進む。
速段が、第2自動変速モードに応じて指示された変速段
であるか否かが、変速段検知手段16からの検知信号を
取り込んでA/T制御部13で判断される。そして双方
が一致している場合には、現在の変速段に対応する表示
装置14の発光部18を点灯し、双方が一致していなけ
ればステップG7に進み、第2自動変速モードに応じて
指示された変速段に対応する表示装置14の発光体18
を点滅し、ステップG6において、現在の変速段に対応
する表示装置14の発光部18を点灯して終える。
よる変速段に、自動変速機1の変速段が実際に達成され
ているか否かが変速段検知手段16からの検知信号によ
り判断され、選択した変速段にある場合には、ステップ
G6に進んで現在の変速段に対応する発光部18を点灯
し、選択した変速段にない場合にはステップG10にお
いて選択した変速段に対応する発光部18を点滅した後
に、ステップG6に進んで現在の変速段に対応する発光
部18を点灯して終える。
示された変速段と、実際の変速段とが異なっている場合
には、第2自動変速モードに応じて指示された変速段に
対応する発光部18が点滅し、自動変速機1の実際の変
速段に対応する発光部18を点灯させ、また、マニュア
ルモードにおいて選択した変速段と、実際の変速段とが
違っている場合には、選択した変速段に対応する発光部
18を点滅して、自動変速機1の実際の変速段に対応す
る発光部18を点灯するように制御するので、運転者が
現在どのモードが選択されて、自動変速機1がどの変速
段で変速動作しているのかを目視によって確認して認識
することができる。つまり、運転者にモードと変速段の
状態を正しく知らせることができ、変速時の誤操作や運
転者の違和感が低減し、安全性とドライバビリティが向
上する。
いて、本発明の変速制御装置による変速制御の別な形態
を説明する。図5,図6に示すフローチャートは、第1
自動変速モードでの変速段が所定変速段以上の高速段で
あるときから第2自動変速モードに切り換えた場合は、
その高速段から1段だけシフトダウンし、第1自動変速
モードでの変速段が所定変速段未満の低速段であるある
ときから第2自動変速モードに切り換えた場合は、その
低速段に保持することを示したものである。図5は、4
A/Tの自動変速機に対応したもので、図6は5A/T
の自動変速機に対応したものである。図5,図6は、ス
テップC3,D3における所定変速段の設定が異なって
いる以外は、各ステップの内容は略同一であるので、2
つのフローチャートを同時に説明する。
C1,D1において各スイッチやセンサからの入力信号
が処理され、ステップC2,D2にて変速レバー8の位
置が判断される。ここで、スイッチ15からの検知信号
があると、変速レバー8はメインゲート6のDレンジ位
置にあるとして、ステップC11,D11で第1自動変
速モードと判断し第1の変速マップに従って自動変速制
御を実施し、スイッチ10から検知信号があると変速レ
バー8がメインゲート6からマニュアルゲート7側に倒
された(操作された)ものとして、ステップC3,D3
に進む。
マニュアルゲート7側への操作直前のDレンジにおける
変速段が、所定の変速段であるか否かが判断される。す
ちわち、4A/Tの場合、ステップC3において、現在
の変速段が3rdまたは4thであるか否かを判断さ
れ、3rdか4thであるとステップC4に進み、何方
の変速段でもない場合、すなわち、所定の変速段未満の
場合にはステップC4を行わずステップC5に進む。5
A/Tの場合、ステップD3において、現在の変速段が
4thまたは5thであるか否かを判断され、4rhま
たは5thであるとステップD4に進み、何方の変速段
でもない場合、すなわち、所定の変速段未満の場合には
ステップD4を行わずステップD5に進む。
ト7側での変速レバー8のシフトアップ動作の有無を、
ステップC8,D8ではマニュアルゲート7側での変速
レバー8のシフトダウン動作の有無がそれぞれアップ信
号またはダウン信号によって判断され、各信号の入力が
ないと変速レバー8による変速操作がないものとして制
御しないで終了となる。ステップC5,D5において、
アップ信号またはダウン信号の入力があると、変速レバ
ー8によるシフトアップあるいはシフトダウン操作があ
るとして、第2自動変速モードがステップC3,D3で
検知した変速段を保持するマニュアルモードに切換えら
れて制御を終了する。
段以上、すなわち高速段の場合において変速レバー8の
メインゲート6からマニュアルゲート7へ操作するとい
う1アクションだけで1段シフトダウンされるととも
に、メインゲート6に変速レバー8が位置するときとは
異なる第2の変速マップに沿って自動変速が実行され
る。このため、変速時の煩わしさがなくなり変速操作性
が向上するとともに、適切なシフトダウンによるエンジ
ンブレーキを得られ、走行状態によりマッチした走行が
可能となり燃費やドライバビリティが向上する。
アルゲート7へ操作時に、所定の変速段でなければ、す
なわち、低速段の場合には第2自動変速モードは選択さ
れず、ステップC3,D3で検知した変速段に保持され
るため、減速比の大きい低速段でのシフトダウンによる
過度なエンジンブレーキを防止でき、よりドライバビリ
ティが向上する。
ニュアルゲート7での変速レバー8の変速操作が行われ
ると、変速レバー8で選択された変速段に保持されるマ
ニュアルモードが選択されるので、自動変速機1であり
ながら手動変速機に近いドライビングフィールを得られ
る。
用いて本発明の変速制御の別な実施の形態について説明
する。図7,図8は、ステップE3,F3における所定
変速段の設定が異なっている以外は、各ステップの内容
は同一であるので、2つのフローチャートを同時に説明
する。
制御では、ステップE1,F1において各スイッチやセ
ンサからの入力信号が処理され、ステップE2,F2に
て変速レバー8の位置が判断される。ここで、スイッチ
15からの検知信号があると、変速レバー8はメインゲ
ート6のDレンジ位置にあるとして、ステップE15,
F15で第1自動変速モードと判断し第1の変速マップ
に従って自動変速制御を実施し、スイッチ10から検知
信号があると変速レバー8がメインゲート6からマニュ
アルゲート7側に倒された(操作された)ものとして、
ステップE3,F3に進む。
る変速段が所定の変速段であるか否かが判断される。こ
こで4A/Tの場合、ステップE3において現在の変速
段が4thまたは3rdであるとステップE4に進んで
3rdに固定され、何方の変速段でもない場合にはステ
ップE4を行わずステップE5に進む。5A/Tの場
合、ステップF3において、現在の変速段が5thまた
は4rhであるとステップF4に進み4thに固定さ
れ、何方の変速段でもない場合にはステップE4を行わ
ずステップE5に進む。
ト7側での変速レバー8のシフトアップ動作をシフトア
ップ検知センサ11からのアップ信号の有無によって判
断し、アップ信号がなければ、ステップE10,F10
にそれぞれ進んでマニュアルゲート7側での変速レバー
8のシフトダウン動作をシフトダウン検知センサ12か
らのダウン信号の有無によって判断する。ステップE1
0,F10において、ダウン信号の入力がなければ、ス
テップE4,F4で固定した変速段、あるいはE2,F
2で検知した変速段のまま制御が終了する。
ンサ11からのアップ信号の入力があると、運転者にマ
ニュアルゲート7側でのシフトアップ意思があるものと
して、ステップE6,F6に進む。ステップE6,F6
では、予め設定した許可速度情報と図示しない車速セン
サからの速度信号Vとを比較して走行時の車速が判断さ
れる。ここで、車速が許可速度以上であると、シフトア
ップ可能と見做しステップE7,F7においてシフトア
ップのための信号を出力して終了する。
以上でないとステップE8,F8に進んで一定時間T
(例えば、1〜2sec)内に許可速度に達したか否か
を判断する。ここで、一定時間T内に車速が許可速度に
達すると、運転者が加速意思に伴うシフトアップ動作を
したものと見做し、ステップE9,F9においてシフト
アップのための信号を出力して制御を終了し、車速が許
可速度に時間内に達しなければ、今だシフトアップには
不適当な時期であるとしてシフトアップは行わず、ステ
ップE4,F4で固定した変速段、あるいはE2,F2
で検知した変速段のまま制御が終了する。
ウン検知センサ12からのダウン信号の入力があると、
運転者にマニュアルゲート7側でのシフトダウン意思が
あるものとして、ステップE11,F11に進む。ステ
ップE11,F11では、予め設定した許可速度情報と
車速センサからの速度信号Vとを比較して走行時の車速
が判断される。ここで、車速が許可速度以下であると、
シフトダウン可能と見做しステップE12,F12にお
いてシフトダウンのための信号を出力して終了する。ス
テップE11,F11で車速が許可速度以下でないと、
ステップE13,F13に進んで一定時間T(例えば、
1〜2sec)内に許可速度以下となったかを判断す
る。ここで、一定時間T内に車速が許可速度以下となる
と、運転者がブレーキやアクセルペダルを操作して減速
意思に伴うシフトダウン動作をしたものと見做し、ステ
ップE14,F14においてシフトダウンのための信号
を出力して制御を終了し、車速が一定時間内に達許可速
度以下にならなければ、今だシフトダウンには不適当な
時期であるとしてシフトダウンは行わず、ステップE
4,F4で固定した変速段、あるいはE2,F2で検知
した変速段のまま制御が終了する。
レバー8の変速操作が行われても、車速情報や時間情報
を制御のパラメータとして加えることで、より運転者の
意思に合った自動変速機1の変速制御を行えるようにな
り、ドライバビリティが向上する。また、図7,図8に
示す変速制御においても変速レバー8のメインゲート6
からマニュアルゲート7への操作時に伴い、変速段が所
定の変速段よりも高い場合には、その変速段を一段低い
変速段にシフトダウンされるので、変速時の煩わしさが
なくなり変速操作性が向上する。
時間情報をパラメータとした制御ステップを、上述した
図2乃至図6に示す各変速制御のフローチャートに追加
しても無論良く、このような制御ステップを追加するこ
とで、各変速制御においてもより運転者の意思に合った
自動変速機1の変速制御を行えるようになり、一層のド
ライバビリティの向上を図れる。
T制御部13とで制御手段を構成しているが、A/T制
御部13に車速信号V、アクセル開度信号θ、ブレーキ
信号Br、水温情報Wtを直接入力するし、A/T制御
部13からの信号で油圧制御部3を直接制御したり、あ
るいはECU4にA/T制御部13の機能を持たせて、
何れか一方で制御手段を構成してもよい。
ーを第1の選択位置から第2の選択位置へ操作するだけ
で、変速段が1段シフトダウンされ、第2の選択位置で
第1シフトパターンと異なる第2のシフトパターンによ
る自動変速が可能となるので、変速操作の煩わしさがな
くなり変速時の操作性が向上するとともに、運転者によ
る変速レバーの操作頻度も少なくなって、より変速時の
操作性や快適性が良くなりドライバビリティが向上す
る。
ードから手動変速モードへと切り換えたときに、高速段
であると1段だけシフトダウンし、低速段であるとシフ
トダウンせずにその低速段に変速段が保持されるので、
高速段でのエンジンブレーキや加速性を確実に得なが
ら、低速段でのシフトダウンによる過度なエンジンブレ
ーキを防止することができ、より変速時の操作性や快適
性が良くなってドライバビリティが向上する。
囲が異なる複数の変速レンジを選択可能な変速レバーを
第1通路から第2通路へ切り換えらた時に複数の変速レ
ンジのうち所定の変速レンジが選択され、切換位置から
一端側へ摺動させたとき現在選択されている変速レンジ
よりも変速範囲の狭い変速レンジが選択され、切換位置
から他端側へ摺動させたとき、現在選択されている変速
レンジよりも変速範囲の広い変速レンジが選択されるの
で、変速レバーが第2通路で操作されても所望する変速
レンジを選択でき、変速時の操作性がよく、車両の走行
状態に応じたレンジで走行できドライバビリティが向上
する。
制御装置の概略構成図である。
示すフローチャートである。
ローチャートである。
を示すフローチャートである。
施の形態を示すフローチャートである。
ローチャートである。
別な実施の形態を示すフローチャートである。
ローチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】複数の変速段を有する自動変速機を予め設
定された第1のシフトパターンに基づいて自動変速する
自動変速モードと、上記自動変速機を運転者の変速レバ
ーによる変速操作に基づいて手動変速する手動変速モー
ドとに切り換え可能に設けられた自動変速機の変速制御
装置において、 上記自動変速モードを選択する第1の選択位置を検知す
る第1の選択位置検知手段と、 上記手動変速モードを選択する第2の選択位置を検知す
る第2の選択位置検知手段と、 上記第2の選択位置における上記運転者の変速操作を検
知する変速操作検知手段と、 上記第2の選択位置検知手段からの指令があるときに上
記自動変速モードで設定された変速段から1段だけシフ
トダウンするか、または当該変速段に固定し、上記変速
操作検知手段からの変速操作指令があるまで上記第1の
シフトパターンとは異なる第2のシフトパターンに沿っ
て自動変速するように制御する制御手段とを有すること
を特徴とする自動変速機の変速制御装置。 - 【請求項2】請求項1記載の自動変速機の変速制御装置
において、 上記自動変速モードでの変速段を検知する変速段検知手
段を備え、 上記自動変速モードから上記手動変速モードへの切り換
え時に、上記変速段検知手段で検知した変速段が所定変
速段以上の高速段であると、その高速段から1段だけシ
フトダウンし、上記変速段検知手段で検知した変速段が
上記所定変速段未満の低速段であると、その低速段に保
持することを特徴とする自動変速機の変速制御装置。 - 【請求項3】自動変速可能でかつそれぞれ変速段の範囲
が異なる複数の変速レンジと、この複数の変速レンジを
選択可能な変速レバーとを備えた自動変速機の変速制御
装置において、 上記変速レバーが摺動可能な第1通路と、上記第1通路
に連結されるとともに上記変速レバーが摺動可能な第2
通路とを備え、 上記変速レバーは、上記第1通路から上記第2通路へ切
り換えられたとき、その切換位置に保持されるととも
に、上記第2通路の一端及び他端への摺動後に上記切換
位置に自動復帰されるように構成され、 上記変速レバーが上記第1通路から上記第2通路へ切り
換えられたとき、上記複数の変速レンジのうち所定の変
速レンジが選択され、上記切換位置から上記一端側へ摺
動させたとき、現在選択されている変速レンジよりも変
速範囲の狭い変速レンジが選択され、上記切換位置から
上記他端側へ摺動させたとき、現在選択されている変速
レンジよりも変速範囲の広い変速レンジが選択されるこ
とを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15615098A JP3551766B2 (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | 自動変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP15615098A JP3551766B2 (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | 自動変速機の変速制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11351374A true JPH11351374A (ja) | 1999-12-24 |
JP3551766B2 JP3551766B2 (ja) | 2004-08-11 |
Family
ID=15621444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15615098A Expired - Fee Related JP3551766B2 (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | 自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3551766B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001248716A (ja) * | 2000-03-07 | 2001-09-14 | Honda Motor Co Ltd | 車両用自動変速機のシフト制御装置 |
US7001307B2 (en) | 2002-06-12 | 2006-02-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Shift control apparatus for vehicular automatic transmission and method thereof |
JP2012149750A (ja) * | 2011-01-21 | 2012-08-09 | Fuji Heavy Ind Ltd | 自動変速機の変速制御装置 |
JP2022049916A (ja) * | 2020-09-17 | 2022-03-30 | トヨタ自動車株式会社 | 車両制御システム |
-
1998
- 1998-06-04 JP JP15615098A patent/JP3551766B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US7258649B2 (en) | 2002-06-12 | 2007-08-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Shift control apparatus for vehicular automatic transmission and method thereof |
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