JPH11351170A - 複合スクリュ―ロ―タの形状 - Google Patents

複合スクリュ―ロ―タの形状

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JPH11351170A
JPH11351170A JP11149200A JP14920099A JPH11351170A JP H11351170 A JPH11351170 A JP H11351170A JP 11149200 A JP11149200 A JP 11149200A JP 14920099 A JP14920099 A JP 14920099A JP H11351170 A JPH11351170 A JP H11351170A
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rotor
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    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/08Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C1/00Rotary-piston machines or engines
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合スクリューロータの形状を提供する。 【解決手段】 オスロータの先端サークルとメスロータ
の根本サークルの接するポイントは、オスロータとメス
ロータの重なり合ったロータプロファイルを規定する連
なった曲線形成の開始点とされる。本発明によりデパー
チャ角を用いても粘性抵抗が低減すること、ピッチサー
クルに沿った厚さを制御することができることによるメ
スローブの強化、オスロータを開いた根本部とすること
による加工性及び治具寿命の向上、高圧溝からのガスリ
ークに対して曲がりくねった流露を与えることができる
こと、根本直径をより制御可能とすること、別の変数と
は独立して圧力角度を制御できるロータを提供すること
が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリューコンプ
レッサに関し、より詳細には、スクリューロータの形状
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ギアとスクリューロータの間には、ある
種の類似性があるものの、主要な相違点は、スクリュー
ロータにおいては流体をシールする必要があることであ
る。ギアの場合のように、スクリューロータは、ピッチ
サークルを有しており、このピッチサークルは、重なり
合った対となったロータが接線方向の均等な速度を有す
る位置を示すものである。ロータ内の螺旋形の溝は、ガ
ス体積がトラップされ、重なり合ったロータの対とこれ
を取り囲むケーシングとが協動して圧縮を行う位置であ
る。したがって、螺旋形の溝の体積は、その幅、深さ、
長さ、数と共に設計変数における主要な配慮すべき点で
ある。この螺旋形溝の断面形状としては、重なり合った
対のロータが駆動/被駆動するように協動するために必
要な形状に加えて、幅、深さといった変数を有する。こ
れに加えて、重なり合った対は、駆動/被駆動の協動及
びロータ先端及び端面がこれを取り囲むケーシングと協
動するにつれて、ロータプロファイルに沿った線接触が
進行するに伴うシールの必要性に適合する必要がある。
この線接触は、ロータプロファイルの周辺部に発生する
ので、接触速度が変化する著しい径方向成分を有する。
これに加えて、螺旋形溝の形状及び断面は、製造容易で
あり、且つ切断治具の寿命の必要に適合させなければな
らない。従来のスクリューロータ設計における1つの問
題点は、圧力角度とローブ厚さとが互いに関係し合うこ
とにある。圧力角度を小さくすることが好ましいが、ピ
ッチサークル又はその付近における接触部でのロータの
間の接触角度により、接触負荷が低減してしまうことに
なる。しかしながら、圧力角度を小さくするとそれに伴
ってローブ厚さが望ましくないことに減少し、従来の設
計では、所望する圧力角度と所望するローブ厚さとが相
反することになる。
【0003】各ロータのそれぞれのローブ先端がそれぞ
れの回転中に別のロータの根本部と接線方向に接触する
ものとすると、2つのロータの中心を連結したラインに
沿って計って一方のロータのローブ歯先と別のロータの
ローブの歯元とは一致する。ランニング時のクリアラン
ス、機械的許容度、摩耗、熱膨張等を無視すると、重な
り合った対となったロータ、すなわち、ピッチサークル
の間、各ロータの先端サークルと別のロータの根本サー
クルの間におけるの間の接触を与える3つの規格上のポ
イントがある。
【0004】本発明は、対となって重なり合ったスクリ
ューロータの改善された形状に関するものである。本発
明により奏される効果としては、デパーチャ角(departu
re angle)を用いることによる粘性抵抗の低減、ピッチ
サークルに沿った厚さを制御することができることによ
るメスローブの強化、オスロータを開いた根本部とする
ことによる加工性及び治具寿命の向上、高圧溝からのガ
スリークに対して曲がりくねった流露を与えることがで
きること、根本直径をより制御可能とすること、別の変
数とは独立して圧力角度を制御できることを挙げること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、スクリュー機械の効率を向上させることにあ
る。
【0006】また、本発明の別の目的は、リークを低減
させた重なり合ったスクリューロータ形状を提供するこ
とを目的とする。
【0007】さらに本発明の目的は、スクリューロータ
形状の製造性を改善させつつ目的に沿った開示の特性を
達成することにある。上述の目的及び他の目的について
は、本発明の詳細な説明の記載により、より明らかとな
ろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、基本的には、
オスロータの先端サークルとメスロータの根本サークル
との接触ポイントをオスロータとメスロータの重なり合
ったロータ形状を規定する連なった曲線を形成する際の
開始ポイントとして用いることを特徴とする。これに加
えて、圧力角度をメスローブの厚さとは独立させること
を特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1には、スクリューコンプレッ
サといったスクリュー機械が概ね符号10で示されてい
る。スクリュー機械10は、内側に互いに重なり合った
ボア12−1と12−2とを備えたケーシング12を備
えている。メスロータ14は、ピッチサークルPFを有
しており、ボア12−1内に配置されている。オスロー
タ16は、ピッチサークルPMを有しており、ボア12
−2内に配置されている。ポイントA及びBで示される
複数の軸は、図1の紙面に対して垂直とされていると共
に、互いに平行とされており、メスロータ14のピッチ
サークルPFの半径RFと、オスロータ16のピッチサー
クルPMの半径RMとの和の分に等しい距離で離間されて
いる。ポイントAで示される軸は、メスロータ14の回
転軸であり、ボア12−1の中心部とされていて、ボア
12−1の半径は、概ねメスロータ14の先端サークル
Fの半径に相当している。同様に、ポイントBで示さ
れる軸は、オスロータ16の回転軸とされて、ボア12
−2の中心に設けられており、ボア12−2の半径は、
オスロータ16の先端サークルTMの半径に相当してい
る。運転の際のクリアランスを無視すれば、ボア12−
1のボア12−2を通して互いに重なり合う延長部は、
ラインA−Bがオスロータ16の根元サークルRMRとの
接触ポイントにおいて互いに交差している。同様に、ボ
ア12−2のボア12−1を通して互いに重なりあ合う
部分は、ラインA−Bでメスロータ14の根本サークル
FRと接触するポイントにおいて交差しており、この共
通のポイントをメスロータ14に対してはF1とし、オ
スロータ16に対してはM1とする。
【0010】図示されているように、メスロータ14
は、6つの溝14−2で分離された6つの凸部14−1
を有しており、オスロータは5つの溝16−2で分離さ
れた5つの凸部16−1を有している。したがって、ロ
ータ16の回転速度は、ロータ14の6/5、すなわち
120%とされている。メスロータ14又はオスロータ
16のいずれかが主駆動部(図示せず)に連結されて、
駆動ロータとして用いられる。メス凸部及びオス凸部及
びそれぞれの溝の数は、また異なった組合せを用いるこ
とが可能である。
【0011】ロータ14とロータ16とによるプロファ
イルの形成は、図1に示した共通のポイントF1,M1
ら開始する。図1から図3を参照すると、メスロータ1
4上の曲線F1−F2は、軸Bを中心としてオスロータが
回転することで、双方のロータ14,16が、同一のピ
ッチサークル速度で回転することに伴うオスロータの先
端上のポイントM1によって開始される。曲線F1−F2
は、メスロータ14の根本からポイントF2へとメスピ
ッチサークルPFの短い側へと延びている。
【0012】曲線F2−F3は、メスロータ14上の円弧
とされており、ポイントF2からピッチサークルPFまで
延びている。曲線F2−F3の中心は、曲線F2−F3が双
方とも曲線F1−F2を横切り、曲線F1−F2に交差ポイ
ントにおいて接するように位置決めされる。曲線F2
3の半径は、後述するピッチサークルPFが曲線F3
4を横切る角度に影響を与える最小のブローホール面
積と曲線F2−F3の半径を減少させることが治具の寿命
を低減させてしまうことから製造容易性との間において
所望する様にバランスがとられる。
【0013】曲線F2−F3は、オスロータ16上の曲線
1−M2を形成する。上述したように、ポイントM
1は、曲線F1−F2を形成するので、F2は、ロータの回
転における一つのポイントであって、ポイントM1と共
通するポイントとなる。曲線M1−M2は、双方のロータ
14,16が、同一のピッチサークル速度で回転しつつ
2からF3への接触が進行するにつれて曲線F2−F3
オスロータ16を通過する経路を示している。
【0014】曲線F3−F4は、メスロータ14上におけ
る円弧とされており、その長さすなわち、角度配置は、
オス部分が形成するM2−M3がオスロータ16のピッチ
サークルPM内となるように調節されている。曲線F3
4の中心は、曲線F3−F4が双方とも曲線F2−F3
横切るように、かつ交差ポイントにおいて曲線F2−F3
に接するように位置決めされている。曲線F3―F4は、
ブローホール面積に影響を与え、このブローホール面積
は、ボア12−1とボア12−2とロータ14,16と
による先端で規定されるリーク領域であり、ブローホー
ル面積を低下させることができ、したがって、リークが
低減できスクリュー機械10の効率を改善することを可
能とする。曲線F3−F4の径は、最小ブローホール面積
と製造容易性とを所望するようにバランスさせるべく調
節される。
【0015】曲線M2−M3は、メスロータ14上におけ
る曲線F3−F4によって形成され、双方のロータ14,
16が互いに同じピッチサークル速度で回転してF3
らF4への接触が進行することによりオスロータ16が
通過する際のクリアランス経路を示している。
【0016】メスロータ14上の曲線F4−F5は、ポイ
ントF5における先端サークルTF(ボア12−1)との
交差部へとポイントF4から延びている。曲線F4―F5
の半径及び位置は、曲線F4−F5が双方とも交差ポイン
トF4において一致すると共に曲線F3−F4に接するよ
うにされ、先端サークルTF(開口12−1)にポイン
トF5において接するように調節される。
【0017】オスロータ上の曲線M3−M4は、曲線F4
−F5によって形成され、双方のロータ14,16が同
一のピッチサークル速度で回転してM3からM4への接触
が進行するにつれて曲線F4−F5がオスロータ16を通
過する経路を示している。
【0018】曲線F5−F5’は、メスロータ14の先端
サークルTF(開口12−1)に沿って延びた円弧部分
である。曲線F5−F5’は、双方のロータ14,16が
同一のピッチサークル速度で回転してF5からF5’の接
触が進行するにつれて曲線M 4−M5を形成する。曲線F
5−F5’は、メスロータ14の先端サークルTF(ボア
12−1)上の円弧とされており、したがって得られる
曲線M4−M5はまた、円弧となりオスロータの中心Bに
中心決めされていると共に、オスロータ16の根本サー
クルRMRとなっている。M4−M5のこれらの特性によ
り、製造及び検査が容易とされていると共にオスロータ
の根本部がより製造し易くされている。
【0019】ポイントF5”及びM5’は、それぞれ
5’及びM5に対応しており、互いに隣接したロータの
ローブ面に位置決めされ、ロータ14,16の形状の別
の部分を説明する際の開始ポイントとして用いる。直
線、すなわち無限の半径のF5”−F6は、メスロータ1
4の先端上のF5”からF5”でのメス先端サークルTF
(ボア12−1)における接線に対して角度Δ1となる
ように延ばされている。ラインF5”−F6は、メスピッ
チサークルPFの短い方のポイントまで延ばされてい
る。角度Δ1は、メスロータデパーチャ角度であり、粘
性抵抗を低減させる効果を有する。
【0020】オスロータ16上のM5’−M6曲線は、双
方のロータ14,16が同一のピッチサークル速度で回
転することに伴い、M5’からM6へと接触が進行するに
つれラインF5”−F6がオスロータ16上を通過する経
路である。
【0021】曲線F6−F7は、メスロータ14上の円弧
とされている。ラインF5”−F6及び曲線F6−F7は、
次の様に協動する。(1)ピッチサークルPFに沿って
測定されるメスロータ14のローブ厚さtを制御し、メ
スローブ先端14−1の剛性を維持するように制御して
機械加工中の変形を低減し、(2)オスローブの基部1
6−2において充分な空間を提供して大きく強力な切断
治具を用いて機械加工の精度及び速度を向上させ、
(3)リーク経路をより曲がりくねったものとすること
である。
【0022】オスロータ16の曲線M6−M7は、曲線F
6−F7により形成され、双方のロータ14,16が同一
のピッチサークル速度で回転することに伴うM6からM7
へと接触が進行するにつれラインF6−F7がオスロータ
16上を通過する経路である。
【0023】オスロータ16の曲線M7−M8は、所望す
る圧力角度における円のインボリュートである。オスピ
ッチサークルPM及びメスピッチサークルPFは、ピッチ
ポイントと呼ばれる共通のポイントを有すると共に、こ
のピッチポイントにおいて共に接触する。オスロータプ
ロファイル及びメスロータプロファイル又は互いに重な
り合ったプロファイルの間のどのような接触ポイントで
も接触ポイントにおける共通の直交線が引け、ピッチポ
イントにおける共通の接線の間の角度は、圧力角度と呼
ばれる。
【0024】メスロータ14の曲線F7−F8はまた、所
望する圧力角度における円のインボリュートである。双
方のロータについて、インボリュートの基礎円は、より
小さいがメスロータ14及びオスロータ16のピッチサ
ークルPF及びPMにそれぞれ比例したものとされる。し
たがって、この2つのインボリュートは、本来的に互い
に重なり合うが、一方の曲面と重なり合うことは必要で
はない。ポイントF7及びF8は、ピッチサークルPF
同じ側にある必要はないが、ポイントのうちの1つはピ
ッチサークル上に位置させることが可能である。駆動側
ロータと被駆動側ロータの間のトルクの伝達は、ピッチ
サークル上又はその付近で発生する幾分かはすべりが有
るものの、主にロータの間の回転接触によるものであ
る。ポイントF7は、ピッチサークルPF上に位置決めさ
れているのが示されている。
【0025】曲線M9−M1は、オスロータ16の先端サ
ークル(ボア12−2)上の円弧である。メスロータ1
4の曲線F9−F1は、曲線M9−M1によって形成され、
双方のロータ14,16が同一のピッチサークル速度で
回転することに伴うF9からF1へと接触が進行するにつ
れ曲線M9−M1がメスロータ14を通過する経路であ
る。曲線M9−M1は、オスロータ16の先端サークルT
M(ボア12−2)上の円弧であり、したがってオスロ
ータの中心B上に中心決めされ、得られる曲線F9−F1
はまた、メスロータの中心Aに中心決めされ、メスロー
タ14の根本サークルRFRとされる。曲線F9−F1のこ
れらの特質により特に製造容易となり検査が容易となり
製造に際してメスロータの根本部の製造が良好に制御で
きるようになる。
【0026】オスロータ16の曲線M8−M9は、長さ及
び半径の変化する曲線とされており、この曲線は、ポイ
ントM8とM9の間のギャップをブリッジさせていると共
に、オスロータ16の先端サークルTM(ボア12−
2)の接線に対してデパーチャ角度Δ2でポイントM9
接近している。曲線M8−M9は、異なった曲率の円弧と
いった2つ以上の曲線から形成された一般化されたイン
ボリュートとすることができる。メスロータ14の曲線
8−F9は、曲線M8−M9から形成され、双方のロータ
14,16が同一のピッチサークル速度で回転すること
に伴うF8からF9へと接触が進行するにつれ曲線M8
9がメスロータ14を通過する経路である。
【0027】これとは別にメスロータ14の曲線F8
9は、長さ及び径の変化する曲線とされており、この
曲線は、ポイントF8とF9の間のギャップをブリッジさ
せていると共に、メスロータ16の先端サークルT
M(ボア12−2)の接線に対してデパーチャ角度Δ2
ポイントF9に接近している。曲線F8−F9は、異なっ
た曲率の円弧といった2つ以上の曲線から形成された一
般化されたインボリュートとすることができる。オスロ
ータ16の曲線M8−M9は、別の曲線F8−F9から形成
され、双方のロータ14,16が同一のピッチサークル
速度で回転することに伴うM8からM9へと接触が進行す
るにつれ別の曲線F8−F9がオスロータ16を通過する
経路である。
【0028】これらの曲線F5”−F6,M5’−M6,F
6−F7,M6−M7,M8−M9,F8−F9は、協動してメ
ス及びオスデパーチャ角度Δ1、Δ2それぞれや、メスロ
ーブ厚tやこれら以外の別の特性変数とは独立して圧力
角度を制御するようにさせている。
【0029】図4を参照して、ポイントWとXとは、メ
スロータ14のポイントF5とF5’及びオスロータ16
のポイントM1とM9とにそれぞれ対応する。メスロータ
14のデパーチャ角度Δ1及びオスロータ16のΔ2は、
ポイントXにおける曲線W−Xの接線とデパーチャセグ
メントSの間に配置されており、このデパーチャセグメ
ントSは、ロータ14又は16の一部となっており、ポ
イントXから開始して、メスロータ14上のライン
5”−F6に対応すると共に、オスロータ16の曲線M
8−M9に対応する。デパーチャセグメントSは、迅速に
ロータ14のためのボア12−1及びロータ16のため
のボア12−2から離れて行くのが理解されよう。した
がって、オイルフィルム100は、隣接する部材の間の
近さに依存し、その長さは、低減されると共に本質的に
小さなクリアランス領域に制限され、これは本質的にW
とXと、僅かにXを過ぎた点の間によって規定される面
に対応する。オイルフィルム100の低減された長さ
は、粘度剪断応力領域を低減させ、したがって全体の抵
抗を低減させる。
【0030】図5を参照すると、ポイントY及びZは、
図4におけるポイントWとXとに対応する。デパーチャ
セグメントS’は、従来の構成とされており、本質的に
接する位置から開始しており、ロータボア12−1,1
2−2に極めて近接して距離を有している。オイルフィ
ルム100’は、オイルフィルム100よりもずっと長
くされており、ロータ先端がボアに相対して運動する際
に図4の構成に比較して大きな粘性抵抗を与える。
【0031】上述したように、本発明によれば協動して
メス及びオスデパーチャ角度Δ1、Δ2それぞれや、メス
ローブ厚tやこれら以外の別の特性変数とは独立して圧
力角度を制御することが可能になる。したがって、上述
したロータプロファイルは、所望する設計特性を達成す
るために変更することが可能となる。
【0032】上述した図2のセグメントF5”−F6は、
直線又は無限の半径を有する曲線である。現実には、製
造許容性を確保し、F5”−F6の長さを考慮に入れると
5”−F6が直線又は曲線セグメントであることには実
際上の差異はなく、半径が極めて大きくなれば図面に示
すような認められる差は極めて拡大したスケールで見な
いかぎり無くなる。セグメントF5”−F6は、先端サー
クルがF5”において接するポイントに達してΔ1は、0
°となる。
【0033】図6を参照すると、直線又は極めて大きな
半径のセグメントF5”−F6は、大きな半径のセグメン
トF5”−F6-1に置き換えられており、このセグメント
は、メスロータ先端サークルTF(ボア12−1)に
5”に接している。曲線とされたセグメントF6-1−F
7は、曲線セグメントF5”−F6-1よりも小さな半径を
有している。この実施例の効果は、Δ1すなわちメスロ
ータデパーチャ角度0°とさせつつ、圧力角度とメスロ
ーブ厚さtとを独立に制御することを可能とすることに
ある。セグメントF5”−F6-1及びF6-1−F7は、図1
から図3に示すように、M5’−M6及びM6−M7それぞ
れに対応する変更されたセグメントをオスロータ16上
で形成する。
【0034】図7は、第2の変形例のメスロータプロフ
ァイルを示した図である。特に、ポイントF5”及びF7
は、2つのセグメントではなく3つの曲がったセグメン
トが連結されて構成されている。セグメントF5”−F
6-2は、メスロータ先端サークルTFを横切る大きな半径
のセグメントとされている。セグメントF6-2−F
6-3は、大きな半径のセグメントであり、セグメントF
6-3−F7は、小さな曲率のセグメントである。角度Δ1
は、メスロータデパーチャ角度であり、ポイントF6-2
の接線とメスロータ先端サークルTF(ボア12−1)
の間で測定される。セグメントF5”−F6-2,F6-2
6-3,F6-3−F7は、オスロータ16のM5とM7の間
の部分に対応する変形されたセグメントを形成する。図
7の実施例の効果は、F5”における鋭利なコーナを排
除することにあり、この鋭利なコーナーを無くさなけれ
ば、ローブ及び先端半径を一回の操作で仕上げ研磨又は
研削する所定の工程が困難となるためである。
【0035】図8は、第3の変形例のメスロータプロフ
ァイルを示した図である。特に、ポイントF5”及びF7
は、3つの曲がったセグメントで連結されている。セグ
メントF5”−F6-4は、メスロータ先端サークルT
F(ボア12−1)を横断する大きな半径の部分とされ
ている。セグメントF6-4−F6-5は、セグメントF5
−F6-4よりも小さな半径の曲がったセグメントとされ
ている。セグメントF6-5−F7は、セグメントF6-4
6-5よりも小さな半径の曲がったセグメントとされて
いる。セグメントF5”−F6-4,F6-4−F6-5,F6-5
−F7は、オスロータ16のM5’及びM7の間の部分に
対応した変形されたセグメントを形成する。図8の実施
例の効果は、メスロータのローブ厚さ、圧力角度、セグ
メントF6-4−F6 -5,F6-5−F7の曲率を独立して選択
する柔軟性を向上させるものであり、図2の実施例にお
けるセグメントF6−F7にかわって、製造性の要求から
所定の所望する範囲に制限を加えるものである。
【0036】図9は、第4の変形されたメスロータプロ
ファイルを示した図である。特にポイントF5”及びF7
は、インボリュートといった単一に変化する半径の曲線
で連結されており、ポイントF5”からポイントF7へと
向かう半径が低減されている。セグメントF5”−F
7は、オスロータ16のM5’とM7の間の部分に対応す
る変形されたセグメントである。図9の実施例の効果
は、一定の圧力角度を維持させることができるようにし
て、接触部分の幅を広げることにある。
【0037】別の変形例としては、曲線M8−M9又は曲
線F8−F9のいずれかが2つ以上の曲線から形成されて
おり、一方が曲線M8−M9の部分に配置され、この曲線
のうちのもう一方が曲線F8−F9に配置されており、双
方の曲線が互いに重なり合うようにして配置されている
ものである。
【0038】図10は、第5の変形例のメスロータプロ
ファイルを示した図である。特にポイントF8とF9
は、2つの曲線で連結されている。2つの曲線は、F8
−F8’及びF8’−F9であり、これらは互いに円弧と
されている。セグメントF8−F8’及びF8’−F9は、
協動してオスロータ16のセグメントM8−M9に対応す
る変形例のセグメントを形成している。図10に示した
実施例の効果は、図2及び図3に示したF8−F9及びM
8−M9を形成する曲線のそれぞれ別の方法であり、メス
ロータの円から形成された簡単な円弧で概ねより複雑な
インボリュートを置き換えたものである。
【0039】図11は、第6の変形例のメスロータプロ
ファイルを示した図である。特にポイントF8とF9
は、2つの曲線で連結されている。2つの曲線は、F8
−F8”であり、連続的に半径が変化するインボリュー
トのような曲線とされている曲線と、円弧とされた
8”−F9である。セグメントF8−F8”及びF8”−
9は、協動してオスロータ16の変形例のセグメント
8−M9を形成している。図11に示した実施例の効果
は、図2及び図3に示したメスロータの曲線F8−F9
びM8−M9を簡単な円弧及び低次のインボリュートでよ
り複雑な概ねインボリュートを置き換えたことにある。
【0040】図12は、オスロータプロファイルの第1
の変形例を示した図である。特に、ポイントM8とポイ
ントM9とは、2つの曲線を通して連結されている。曲
線M8−M8’及びM8’−M9は、それぞれの共通ポイン
トM8’に接する円弧とされている。図12の実施例の
効果は、図2及び図3に示した曲線F8−F9及びM8
9を形成するための別の方法を示したものであり、オ
スロータ上の簡単な円弧でより複雑な一般化インボリュ
ートを置き換えたものである。
【0041】図13は、オスロータプロファイルの第2
の変形例を示した図である。特に、ポイントM8とポイ
ントM9とは、2つの曲線を通して連結されている。曲
線M8及びM8”は、円弧とされ、曲線M8”−M9は、イ
ンボリュートのような半径の連続的に変化する曲線であ
る。図13の実施例の効果は、図2及び図3に示した曲
線F8−F9及びM8−M9を形成するための別の方法を示
したものであり、オスロータ上の簡単な円弧又は低次の
インボリュートでより複雑な一般化インボリュートを置
き換えたものである。
【0042】図14及び図15は、それぞれメスロータ
及びオスロータの重なり合ったセグメントを示した図で
ある。図14の変形例は、図2の実施例とは、F7及び
9が連続的に半径の変化する例えば一般化インボリュ
ートといった単一の曲線で連結されている点で異なる。
同様に図15の変形例は、図3の実施例とは、M7及び
9が一般化インボリュートといった連続的に半径の変
化する単一曲線で連結されている点で異なる。図14及
び図15の実施例の効果は、ポイントF8及びM8におけ
る移行部を排除し、設計上の複雑さを与える曲線の半径
を急激に変化させないようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を用いたスクリュー機械の横断
面図である。
【図2】メスロータを形成する曲線セグメントをプロッ
トした図である。
【図3】オスロータを形成する曲線セグメントをプロッ
トした図である。
【図4】本発明のロータのデパーチャセグメントを拡大
して示した図である。
【図5】従来のデバイスのロータのデパーチャセグメン
トを示した図である。
【図6】メスロータの変形例のセグメントを示した拡大
部分図である。
【図7】メスロータの第2の変形例のセグメントを示し
た拡大部分図である。
【図8】メスロータの第3の変形例のセグメントを示し
た拡大部分図である。
【図9】メスロータの第4の変形例のセグメントを示し
た拡大部分図である。
【図10】メスロータの第5の変形例のセグメントを示
した拡大部分図である。
【図11】メスロータの第6の変形例のセグメントを示
した拡大部分図である。
【図12】オスロータの第1の変形例のセグメントを示
した拡大部分図である。
【図13】オスロータの第2の変形例のセグメントを示
した拡大部分図である。
【図14】メスロータの第7の変形例のセグメントを示
した拡大部分図である。
【図15】オスロータの第3の変形例のセグメントを示
した拡大部分図であり、図14に示した構成と重なり合
うところを示した図である。
【符号の説明】
10…スクリュー機械 12…ケーシング 12−1…ボア 12−2…ボア 14…メスロータ 16…オスロータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋状の頂部(14−1,16−1)と
    これらの頂部の間に形成された溝(14−2,16−
    2)とを備え平行な軸(A,B)を中心としてスクリュ
    ーロータ装置(10)の作動空間内で回転する螺旋形の
    ローブを備えた重なり合って互いに歯合する対となった
    ロータ(14,16)であって、前記各ロータは、先端
    サークル(TF,TM)と、ピッチサークル(PF,PM
    と、根本サークル(RFR,RMR)とを備えており、前記
    対となったロータの一方は、メスロータ(14)とされ
    て前記メスロータの前記各ローブの主要部が前記メスロ
    ータの前記ピッチサークルの内側に配置され、もう一方
    のロータは、オスロータ(16)とされ前記オスロータ
    の前記各ローブの主要部が前記オスロータの前記ピッチ
    サークルの外側に形成されており、前記ロータのうちの
    一方のロータのローブが別のロータの溝を駆動させて前
    記対となったロータの間にシールラインを形成し、前記
    メスロータの前記ローブの第1の部分が前記先端サーク
    ル(TF/12−1)の間に略配置され、前記メスロー
    タの前記ピッチサークル(PF)は、前記メスロータの
    前記先端サークルに近い側の部分が大きな半径とされた
    部分(F 5”−F6)と、前記メスロータの前記ピッチサ
    ークルに近い部分がより小さな半径とされた部分(F6
    −F7)とを備えた第1のセグメント(F5”−F7)と
    を有することを特徴とするロータ。
  2. 【請求項2】 大きな半径を有する前記部分は、半径が
    無限の直線(F5”−F6)とされていることを特徴とす
    る請求項1に記載のロータ。
  3. 【請求項3】 前記各メスロータの前記ローブの第2の
    部分(F7−F9)は、前記メスロータの前記ピッチサー
    クルと前記メスロータの前記根本サークルの間に略配置
    されて半径が変化するようにされており、前記オスロー
    タの複合部分(M7−M9)は、半径が変化(メスロータ
    のF7−F9セグメント及びオスロータのM7−M9セグメ
    ント)することを特徴とする請求項1のロータ。
  4. 【請求項4】 前記メスロータはさらに、 前記メスロータの前記ピッチサークルの内側に位置決め
    され前記メスロータの前記根本サークルを接線方向から
    横切ると共に、前記オスロータの前記ローブの対応する
    複合セグメントの半径が変化するように半径が変化する
    第2のセグメントを有する(メスロータのセグメントF
    7−F9及びオスロータのセグメントM7−M9)ことを特
    徴とする請求項1に記載のロータ。
  5. 【請求項5】 螺旋状の頂部(14−1,16−1)と
    これらの頂部の間に形成された溝(14−2,16−
    2)とを備え平行な軸(A,B)を中心としてスクリュ
    ーロータ装置(10)の作動空間内で回転する螺旋形の
    ローブを備えた重なり合って互いに歯合する対となった
    ロータ(14,16)であって、前記各ロータは、先端
    サークル(TF,TM)と、ピッチサークル(PF,PM
    と、根本サークル(RFR,RMR)とを備えており、前記
    対となったロータの一方は、メスロータ(14)とされ
    て前記メスロータの前記各ローブの主要部が前記メスロ
    ータの前記ピッチサークルの内側に配置され、もう一方
    のロータは、オスロータ(16)とされ前記オスロータ
    の前記各ローブの主要部が前記オスロータの前記ピッチ
    サークルの外側に形成されており、前記ロータのうちの
    一方のロータのローブが別のロータの溝を駆動させて前
    記対となったロータの間にシールラインを形成し、前記
    メスロータの前記ローブが少なくとも8つのセグメント
    から構成され、前記オスロータの前記ローブは、前記メ
    スロータセグメントにそれぞれ重なり合う少なくとも8
    つのセグメントから構成され、前記メスロータセグメン
    トは、前記メスロータの前記根本サークルの所定ポイン
    トに相当する第1のポイントから開始し、互いに重なり
    合う前記オスロータセグメントは、前記オスロータの前
    記先端サークルの所定ポイントに相当する第1のポイン
    トから開始しており、前記各セグメントが、 前記オスロータの第1のセグメントが前記オスロータの
    前記先端サークルの前記第1のポイントのみを含み、前
    記メスロータの第1のセグメントが前記メスロータの前
    記根元サークルの前記第1のポイントから前記オスロー
    タと前記メスロータとの双方が同一のピッチ速度で回転
    された場合に前記オスロータの前記第1のポイントによ
    り形成される前記メスロータの前記ピッチサークルの径
    方向内側の第2のポイントまで延ばされており(オスロ
    ータのポイントM1及びメスロータのセグメントF1−F
    2)、 前記メスロータの第2のセグメントは、前記メスロータ
    の前記第2のポイントから前記メスロータの前記ピッチ
    サークルの少なくとも径方向外側に配置された第3のポ
    イントにまで延びた円弧から構成され、前記オスロータ
    の第2のセグメントは、前記オスロータの前記第1のポ
    イントと前記オスロータと前記メスロータとの双方が同
    一のピッチ速度で回転された場合に前記メスロータの前
    記第2のセグメントにより形成される前記オスロータの
    第2のポイントの間に延びており(メスロータのセグメ
    ントF2−F3及びオスロータのセグメントM1−M2)、 前記メスロータの第3のセグメントは、前記メスロータ
    の前記第3のポイントから前記メスロータの前記先端サ
    ークルと前記メスロータの前記ピッチサークルの間に位
    置する第4のポイントまで延びた円弧から構成され、前
    記オスロータの第3のセグメントは、前記オスロータの
    前記第2のポイントから前記オスロータと前記メスロー
    タとの双方が同一のピッチ速度で回転された場合に前記
    メスロータの前記第3のセグメントにより形成される前
    記オスロータの第3のポイントまで延ばされており(オ
    スロータのセグメントM2−M3及びメスロータのセグメ
    ントF3−F4)、 前記メスロータの第4のセグメントは、前記メスロータ
    の前記第4のポイントから前記メスロータの先端サーク
    ル上のポイントに一致する前記メスロータの第5のポイ
    ントまで延びた円弧から構成されており、前記オスロー
    タの第4のセグメントは、前記オスロータの前記第3の
    ポイントから前記オスロータと前記メスロータとの双方
    が同一のピッチ速度で回転された場合に前記メスロータ
    の前記第4のセグメントにより形成される前記オスロー
    タの前記根元サークル上のポイントに一致する前記オス
    ロータの第4のポイントまで延ばされており(メスロー
    タのセグメントF4−F5及びオスロータのセグメントM
    3−M4)、 前記メスロータの第5のセグメントは、前記メスロータ
    の前記先端サークルと重なり合い、前記メスロータの第
    5のポイントから前記メスロータの第6のポイントまで
    延びた円弧とされており、前記オスロータの第5のセグ
    メントは、前記オスロータの前記第4のポイントから前
    記オスロータと前記メスロータとの双方が同一のピッチ
    速度で回転された場合に前記メスロータの前記第5のセ
    グメントにより形成される前記オスロータの第5のポイ
    ントまで延ばされており(メスロータのセグメントF5
    −F5’及びオスロータのセグメントM4−M5)、 前記メスロータの第6のセグメントは、前記メスロータ
    の前記先端サークル上の前記メスロータの前記第6のポ
    イントから前記メスロータの前記ピッチサークルの径方
    向外側に位置する前記メスロータの第7のポイントにま
    で前記メスロータの前記先端サークルに近接した外側端
    部が概ねより大きな半径とされ前記メスロータの前記ピ
    ッチサークルに近接した前記内側端部において概ねより
    小さな半径とされるように延ばされた曲線とされ、前記
    オスロータの第6のセグメントは、前記オスロータの前
    記第5のポイントから前記オスロータと前記メスロータ
    との双方が同一のピッチ速度で回転された場合に前記メ
    スロータの前記第6のセグメントにより形成される前記
    オスロータの第6のポイントまで延ばされており(メス
    ロータのセグメントF5”−F7及びオスロータのセグメ
    ントM5’−M7)、 前記オスロータの第7のセグメントは、前記オスロータ
    の前記第6のポイントから前記オスロータの前記先端サ
    ークルのポイントに一致する第7のオスロータポイント
    にまで延ばされ、前記オスロータの前記第7のセグメン
    トは、半径が変化するようにされていると共に、前記メ
    スロータの第7のセグメントは、前記メスロータの第7
    のポイントから前記メスロータの前記根元サークル上の
    ポイントに一致する前記メスロータの第8のポイントま
    で延ばされており、前記メスロータの前記第8のセグメ
    ントの少なくとも一部は、前記オスロータと前記メスロ
    ータとの双方が同一のピッチ速度で回転された場合に前
    記オスロータの前記第7のセグメントの少なくとも一部
    により形成され(オスロータのセグメントM7−M9及び
    メスロータのセグメントF7−F9)、 前記オスロータの第8のセグメントは、前記オスロータ
    の前記先端サークルに重なり合い、前記オスロータの前
    記第7のポイントからそれに続いたオスロータのローブ
    の前記オスロータの前記第1のポイントに重なり合う前
    記オスロータの第8のポイントまで延び、前記メスロー
    タの第8のセグメントは、前記メスロータの前記第8の
    ポイントからそれに続くメスロータのローブの前記メス
    ロータの前記第1のポイントに重なり合う前記メスロー
    タの第9のポイントまで延び、前記メスロータの前記第
    8のセグメントは、前記オスロータと前記メスロータと
    の双方が同一のピッチ速度で回転された場合に前記オス
    ロータの前記第8のセグメントにより形成される(オス
    ロータのセグメントM9−M1及びメスロータのセグメン
    トF9−F1)ことを特徴とするロータ。
  6. 【請求項6】 前記第7のオスロータのセグメントは、
    2つ以上の異なった円弧から構成されていることを特徴
    とする請求項5に記載のロータ。
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