JPH11350490A - 土砂の水中打設工法および装置 - Google Patents
土砂の水中打設工法および装置Info
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- JPH11350490A JPH11350490A JP17060798A JP17060798A JPH11350490A JP H11350490 A JPH11350490 A JP H11350490A JP 17060798 A JP17060798 A JP 17060798A JP 17060798 A JP17060798 A JP 17060798A JP H11350490 A JPH11350490 A JP H11350490A
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Abstract
的に水中打設する。 【解決手段】 輸送管1により空気圧送される改良土砂
2を空気3と共にサイクロン4に導いて、改良土砂2と
空気3を分離し、この分離された改良土砂2の界面が打
設管5内からサイクロン4内の上限位置まで上昇した時
点で、上限センサ31Aからの信号に基いて排気管19
内の排気弁22を開いて、サイクロン4内の空気圧を高
め、この空気圧によって改良土砂2を打設管5内に押し
込み、この押込み圧力で打設管5の先端の逆止弁30を
開いて、改良土砂2を打設対象に吐出させ、打設管5内
の改良土砂2の界面が下限位置まで下降した時点で、下
限センサ31Bからの信号に基いて排気弁22を開き、
この繰り返しによりサイクロン4で分離された改良土砂
2を打設管5から間欠的に吐出させる。
Description
るための工法に係り、より詳しくは空気圧送された改良
土砂を水中打設するための工法および装置に関する。
岸の洗出し防止を目的に、作業船から延ばした打設管
(トレミー管)を通じて固結材を水中打設することが行
われているが(例えば、特開平9−88064号公報参
照)、この場合の固結材としては、高価な水中コンクリ
ートに代えて、浚渫工事やシールド工事で発生した土砂
にセメント系固化剤等の改良剤を混合してなる改良土砂
が用いられることが多い。なお、土砂への改良剤の混合
は、従来一般には、排泥池においてバックホウや他の攪
拌機を用いて機械的に混合攪拌する方法が採用されてい
た。
した土砂は、通常輸送効率に優れていることから、輸送
管により排泥池または埋立地まで空気圧送されることが
多いが、最近では、この空気圧送の輸送元または輸送途
中で、土砂に改良剤を混合して、改良土砂として目的地
まで空気圧送するシステムの開発が進められている(例
えば、特開平6−65948号公報、特開平7−242
329号公報等参照)。したがって、このように空気圧
送された改良土砂を上記した水中打設に直接用いるよう
にすれば、排泥地で土砂を改良する面倒な作業が不要に
なるばかりか、排泥池から海上へ改良土砂を運搬する面
倒な手続も不要になり、きわめて効率的に水中打設を行
うことができるようになる。
送においては、輸送管内に土砂層と空気層とが交互に続
くいわゆるプラグ流が形成されているため、そのまま輸
送管から打設管に導いたのでは、打設管の先端で断続的
に大きな噴出が起こり、打設対象に安定的に改良土砂を
供給することが不可能になるばかりか、土砂が拡散して
水質汚染を引き起こすことになる。
公報には、消音の目的で空気圧送の輸送管の末端に土砂
と空気とを分離する分離容器を設けることが記載されて
おり、この分離後の改良土砂を打設管に供給するように
すれば、上記した噴出に伴う問題を解決できることにな
る。しかしながら、この場合は、土砂の自重による自然
落下を利用しての打設となるため、大水深となって打設
管の距離が延びるような場合には、水圧の影響および管
内壁から働く流動抵抗によって打設管からの土砂の吐出
が困難になり、別途、圧送手段を設けて土砂に背圧を加
えるなどの対策が必要になる。
もので、その課題とするところは、輸送管により空気圧
送された改良土砂を、特別の圧送手段を用いることなく
安定的にかつ効率的に打設対象に供給できる水中打設工
法および装置を提供することにある。
め、本発明の工法は、輸送管内を空気圧送される改良土
砂を空気と共に分離容器に導いて、改良土砂と空気とを
分離し、改良土砂の分離が一定量進むごとに、分離容器
の排気弁を閉じて該分離容器内の空気圧を高め、この空
気圧を利用して前記分離された改良土砂を打設管から一
定量だけ吐出させるようにすることを特徴とする。
おいては、排気弁が開いている間は輸送管内を空気圧送
された改良土砂と空気との分離が進み、一方、排気弁が
閉じている間は分離された改良土砂が空気圧によって打
設管内に押し込められ、したがって排気弁の開閉を繰り
返すことにより改良土砂が打設管から間欠的に吐出する
ようになる。しかして、改良土砂から分離された空気の
圧力を利用して改良土砂を打設管から吐出させるので、
改良土砂に背圧を加えるため特別の対策が不要になり、
その上、分離された改良土砂を打設管から一定量だけ吐
出させるので、打設管内に常に土砂が残留することとな
って、空気の帯同に伴う噴出が起こる虞もない。
御は、分離容器または打設管内における土砂界面の変化
を検出し、この検出結果に基いて行うようにすることが
できる。このように土砂界面の変化を排気弁の開閉制御
に用いることで、改良土砂の分離量並びに吐出量を正確
に把握して、適正な打設管理を行うことができる。
は、改良土砂を空気圧送する輸送管に、改良土砂と空気
とを分離する分離容器を接続し、前記分離容器の下部
に、先端を水中の打設対象まで延ばした打設管の基端を
接続し、前記分離容器に設けられた排気管に排気弁を介
装すると共に、前記分離容器または前記打設管に土砂界
面を検出する少なくとも2つの検出手段を付設し、さら
に、前記2つの検出手段の信号に基いて前記排気弁の開
閉を制御する制御手段を設ける構成としたことを特徴と
する。
おいては、予め土砂界面の上限と下限とに対応させて2
つの検出手段を設けることにより、土砂界面が上限に達
すると同時に開閉弁を閉弁させ、かつ土砂界面が下限に
達すると同時に開閉弁を開弁させる制御を行うことがで
き、分離容器内での改良土砂の分離量並びに打設管から
の改良土砂の吐出量を正確に制御できる。この場合、打
設管の吐出口に、打設管内への水の流入を防ぐ逆止弁を
付設するのが望ましく、これにより、改良土砂と水との
接触が著しく制限されて、改良土砂の水分離が大幅に抑
制される。
図面に基いて説明する。
の土砂の水中打設装置の全体的構成を示したものであ
る。同図において、1は、改良土砂2を空気層3の推力
で圧送する輸送管、4は輸送管1の末端部を受入れた、
分離容器としての縦形サイクロン、5は、このサイクロ
ン4の底部に基端が連結され、先端を水底6の打設対象
まで延ばした打設管である。改良土砂2は、ここでは浚
渫土砂にセメント系固化剤等の改良剤を混合してなるも
ので、この改良土砂2を空気圧送する輸送管1は浚渫作
業船(図示略)から延ばされている。輸送管1内におい
て改良土砂2は、空気層3によって輸送方向に分断され
てプラグ流となっており、サイクロン4内へ衝撃的にか
つ間欠的に放出される。なお、浚渫土砂に改良剤を混合
して改良土砂2とする方法および時期は任意であり、輸
送元としての浚渫作業船上で事前に混合しても、あるい
は輸送管1による輸送途中で混合してもよいものであ
る。
示を略す打設作業船に設けた昇降手段に吊下支持されて
いる。サイクロン4は、輸送管1により送られた改良土
砂2と空気(空気層)3とを分離する役割をなすもの
で、図2乃至図4にも示すように、その上部は排気口7
と給気口8(図3)とを有する蓋体9によって閉じら
れ、またその内部は、複数(ここでは、2つ)の貫通孔
10を有する仕切板11によって上・下2室12A,1
2Bに区画されている。
1から放出された改良土砂2と空気層3とに旋回流を与
えるための整流板13が配設されている。整流板13
は、断面半円形の一対の樋状部材14を左右に並列させ
た構造となっており、その一対の樋状部材14の合せ部
14a(図2、図4)が、下室12Bに導入された輸送
管1の末端開口を左右に二分割する鉛直面内に位置決め
されている。一対の樋状部材14は、相互の合せ部14
aと反対側の側縁がサイクロン4の内面に接するように
それぞれの大きさが設定されており、また、輸送管1の
末端部の下側には、一対の湾曲部材15を左右に並列さ
せた構造の補助整流板16が配設されている。これによ
り、サイクロン4内の下室12B内には、これら整流板
13の一対の樋状部材14、サイクロン4の内面および
補助整流板16の一対の湾曲部材15の協働により2つ
の旋回室17A,17B(図4)が区画形成され、各旋
回室17A,17Bには前記仕切板11に設けられ貫通
孔10が開口している。なお、整流板13の各樋状部材
14は、共通のブラケット18を用いてサイクロン4の
内壁に固定されており、この固定状態でその上端が仕切
板11に当接するようになっている。
ては、輸送管1から放出された改良土砂2と空気層3と
が、一対の樋状部材14の合せ部14aにより左右に分
割され、それぞれは整流板13の各樋状部材14に案内
されながら、各旋回室17A,17B内で相互に反対方
向へ旋回運動をする。そして、この旋回運動により、比
重の大きい改良土砂2は各旋回室17A,17Bの外周
側に集まって、打設管5内に落下し、一方、比重の小さ
い空気(空気層)3は各旋回室17A,17Bの中心側
に集まり、排気口7が開放されている場合は、仕切板1
1の貫通孔10から上室12Aへ流出し、さらに排気口
7からサイクロン4の外部へと排出される。しかして、
輸送管1から放出された改良土砂2と空気3とが、一対
の樋状部材14の合せ部14aにより左右に分割される
ことにより、それらのもつエネルギーが分散し、続いて
改良土砂2と空気3とが樋状部材14の湾曲内面に沿っ
て流れることもあって、整流板13との衝突時の衝撃が
著しく緩和される。また、2つの旋回室17A,17B
の合流部分で旋回流の衝突が起こるので、各旋回流の減
勢が急速に進み、分離された改良土砂2と空気3とは、
打設管5とサイクロン4の排気口7へ円滑に流動する。
また、輸送管1からサイクロン4内に放出された空気層
3がサイクロン4内で急激に膨張するので、噴出に伴う
音も減衰(消音)される。
は排気管19が接続されると共に、その蓋体9の給気口
8には空気圧縮機20から延ばした給気管21が接続さ
れている。排気管19と給気管21とには、それぞれ電
磁弁からなる排気弁22、給気弁23が介装されてお
り、これら排気弁22および給気弁23は、図示を略す
打設作業船上に配置した制御装置(制御手段)24から
の指令で開閉制御されるようになっている。なお、制御
装置24からの指令はデータ変換器25を介して排気弁
22および給気弁23に送出されるようになっている。
輸送管1による空気圧送を継続した状態で、排気弁22
を閉じると、上記サイクロン4内で分離された空気3の
逃げ場がなくなり、サイクロン4内に空気3が封じ込め
られる状態となって、サイクロン4内の空気圧が高ま
り、上記分離された改良土砂2は打設管5内へ強制的に
押し込まれるようになる。また、この排気弁22を閉じ
た状態で給気弁23を開くと、空気圧縮機20からサイ
クロン4内に圧縮空気が送られ、サイクロン4内は補助
圧気されるようになる。
て次第に拡径するホッパ部26を有する共に、その先端
側に下方へ向けて次第に拡径する吐出部27を有してお
り、そのホッパ部26が、サイクロン4の下端にフラン
ジ部28を介して結合一体化されている。ホッパ部26
の口径は、サイクロン4の内径と同径となっており、し
たがって、上記サイクロン4内で分離された改良土砂2
は、サイクロン4とホッパ部26の内壁に沿って円滑に
打設管5側へ移動する。
は、図5に示すようにネット29が張設されており、こ
のネット29により閉鎖された吐出部27内には、浮体
からなるボール30が配設されている。このボール30
は、打設管5内への水の流入を規制する逆止弁として機
能するもので、常時は水圧を受けて打設管5の開口端に
着座し、打設管5内の土圧の高まりに応じて該開口端か
ら離座する。なお、この逆止弁としてのボール30は、
ばね付勢やモータ駆動の機械式弁機構に代えてもよいも
のである。
5の上部側外壁には、これらの内部に滞留する改良土砂
2の層の上面(土砂界面)を検出する2つのセンサ(検
出手段)31A,31Bが所定の間隔を開けて添設され
ている。この2つのセンサのうち、サイクロン4の下室
12Bに対応して設けた上側のセンサ31Aは前記土砂
界面の上限を検出する上限センサとして、打設管5に対
応して設けた下側のセンサ31Bは前記土砂界面の下限
を検出する下限センサとしてそれぞれ用いられるもの
で、これらセンサ31A,31Bの信号は、計測機32
を介して前記制御装置24へ送出されるようになってい
る。なお、これらセンサ31A,31Bの種類は任意で
あり、例えば、ガンマ密度計、圧力センサ、流速セン
サ、流量センサ、荷重計、音響測定器等を用いることが
できる。一方、サイクロン4の上室12Aに対応する部
分には、該上室12A内の空気圧を検出する圧力センサ
33が設けられており、この圧力センサ33の信号も、
前記計測機32を介して前記制御装置24へ送出される
ようになっている。
を用いて行う水中打設工法を、図6も参照して説明す
る。
す打設作業船を操船しかつ該打設作業船内の昇降手段を
駆動することにより打設管5の先端を水底6上の打設対
象まで延ばす。この時、逆止弁としてのボール30は水
圧を受けて打設管5の開口を閉じており、また、排気管
19内の排気弁22が開かれると共に、給気管21内の
給気弁23が閉じられている。この状態のもと、図示を
略す浚渫作業船側の運転により輸送管1による改良土砂
2の空気圧送が開始されると(ステップS1)、輸送管
1からサイクロン4内に改良土砂2と空気層3とが間欠
的に放出され、サイクロン4の2つの旋回室17A,1
7B内でこれらの旋回運動が起こって、改良土砂2と空
気(空気層)3との分離が進行し(ステップS2)、改
良土砂2は打設管5内に落下して次第に溜り、一方、空
気3は、仕切板11の貫通孔10から上室12Aへ、さ
らに排気口7から排気管19を通じてサイクロン4の外
部へと排出される。分離された改良土砂2は、打設管5
およびそのホッパ26内を完全に埋め後も堆積を続け、
この間、上限センサ31Aにより土砂界面の上昇が監視
される(ステップS3)。
が上限に達したことが検出されるまで、上記サイクロン
4内における改良土砂2と空気3との分離が推し進めら
れ、ステップS3で土砂界面が上限に達したことが確認
されると、制御装置24からの指令で排気管19内の排
気弁22が閉じられる(ステップS4)。すると、サイ
クロン4内に空気3が封じ込められて、サイクロン4内
の空気圧(内圧)が次第に上昇する。この内圧Pは圧力
センサ33により監視されており、この内圧Pが設定圧
PS より上昇すると(ステップS5)、サイクロン4の
下室12Bおよび打設管5のホッパ部26に溜っていた
改良土砂2が打設管5内に押し込まれ、この土圧によっ
て打設管5の吐出部27内のボール(逆止弁)30が開
き、打設管5内の改良土砂2は打設対象へ向けて吐出さ
れる。一方、この改良土砂2の吐出により土砂界面が下
がり、土砂界面が下限センサ31Bにより検出されると
(ステップS6)、制御装置24からの指令で排気弁2
2が開き(ステップS7)、再びサイクロン4内で改良
土砂2と空気3との分離が再開され、以降、前記ステッ
プS2〜S7が繰り返されて、打設管5の吐出部27か
らは間欠的に改良土砂2が打設対象へ向けて吐出され
る。
過しても内圧Pが設定圧PS よりも上昇しないことが確
認されると、制御装置24からの指令で給気管21内の
給気弁23が開かれ(ステップS8)、空気圧縮機20
からサイクロン4内に補助空気が圧送され(ステップS
9)、この結果、内圧Pが高まって改良土砂が打設管5
から吐出される。なお、ステップS6において、内圧P
が設定圧PS よりも高まっているにもかかわらず、土砂
界面が下がらないことが確認されたら、打設管5内また
はその吐出部27側に何らかの異常があると想定される
ので、この場合は、浚渫作業船側の運転すなわち送泥を
停止し(ステップS10)、打設管5を上昇させてメン
テナンスを行う。
下限センサ31A,31Bによりサイクロン4および打
設管5内の土砂界面を検出し、その検出結果に基いて排
気弁22を開閉制御するようにしたが、本発明は、図7
に示すように輸送管1にプラグ流を検出するプラグ検出
センサ35を添設し、このセンサ35の検出結果に基い
て排気弁22を開閉制御するようにしてもよいものであ
る。
ている場合、輸送管1の任意の位置における圧力、流
速、流量、密度、音等の物理量は、当然のこととして改
良土砂(プラグ)2が通過している時と空気層3が通過
している時とで異なる値となる。したがって、これら物
理量を測定できるセンサ、例えばガンマ密度計、圧力セ
ンサ、流速センサ、流量センサ、荷重計、音響測定器等
を前記プラグ検出センサ35として用いて、これを輸送
管1の送り方向に適宜の間隔で2つ設けるようにすれ
ば、それらプラグ検出センサ35の検出結果と輸送管1
の口径との関係から改良土砂(プラグ)2の流速と流量
とが求まることになる。換言すれば、現在の空気圧送の
実態からどの位の時間が経過すれば、どの位の改良土砂
2がサイクロン4内に供給されるかが分かり、そこで、
本発明の他の実施の形態では、前記プラグ検出センサ3
5の検出結果に基いて時間管理で排気弁22を開閉制御
するようにし、これによっても上記実施形態と同様に改
良土砂2の打設を行うことができる。
土砂界面を検出する上・下限センサ31A,31Bと共
用してもよいものである。この場合は、上・下限センサ
31A,31Bで検出したサイクロン4および打設管5
内における改良土砂2の堆積量すなわちサイクロン4内
での改良土砂2の分離量が、プラグ検出センサ35で検
出した輸送管1内の実際の改良土砂2の輸送量と一致す
るか否かの確認を行うことで、サイクロン4または打設
管5内の異常、あるいは上・下限センサ31A,31B
の異常を把握することができる。
に、輸送管1の末端に近い部分に該輸送管1内の流路を
開閉する流路弁36を設ける構成とすることができる。
このような流路弁36を設けることにより、例えば、前
記ステップS10(図6)において、送泥停止するよう
な場合に、この流路弁36を閉じると共に、給気弁23
を開けてサイクロン4内に空気圧縮機20から高圧の空
気を送ることで、打設管5内に滞留する改良土砂2の全
量を強制的に吐出させて、より簡単にメンテナンスを行
うことができる。
係る土砂の水中打設工法および装置によれば、輸送管に
より空気圧送された改良土砂から空気を分離すると共
に、この分離した空気の圧力を利用して打設管を通して
改良土砂を一定量ずつ打設対象に供給するようにしたの
で、効率的にかつ安定的に土砂の水中打設を行うことが
でき、その利用価値は大なるものがある。
を示す模式図である。
である。
図である。
フローを示すフローチャートである。
の形態を示す模式図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 輸送管内を空気圧送される改良土砂を空
気と共に分離容器に導いて、改良土砂と空気とを分離
し、改良土砂の分離が一定量進むごとに、分離容器の排
気弁を閉じて該分離容器内の空気圧を高め、この空気圧
を利用して前記分離された改良土砂を打設管から一定量
だけ吐出させることを特徴とする土砂の水中打設工法。 - 【請求項2】 分離容器または打設管内における土砂界
面の変化を検出し、この検出結果に基いて排気弁を開閉
制御することを特徴とする請求項1に記載の土砂の水中
打設工法。 - 【請求項3】 改良土砂を空気圧送する輸送管に、改良
土砂と空気とを分離する分離容器を接続し、前記分離容
器の下部に、先端を水中の打設対象まで延ばした打設管
の基端を接続し、前記分離容器に設けられた排気管に排
気弁を介装すると共に、前記分離容器または前記打設管
に土砂界面を検出する少なくとも2つの検出手段を付設
し、さらに、前記2つの検出手段の信号に基いて前記排
気弁の開閉を制御する制御手段を設けたことを特徴とす
る土砂の水中打設装置。 - 【請求項4】 打設管の吐出口に、打設管内への水の流
入を防ぐ逆止弁を付設したことを特徴とする請求項3に
記載の土砂の水中打設装置。
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JP17060798A JP3787741B2 (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 土砂の水中打設装置 |
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JP17060798A Expired - Fee Related JP3787741B2 (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 土砂の水中打設装置 |
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