JP2002038484A - 水中打設工法および水中打設船 - Google Patents

水中打設工法および水中打設船

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JP2002038484A
JP2002038484A JP2000228646A JP2000228646A JP2002038484A JP 2002038484 A JP2002038484 A JP 2002038484A JP 2000228646 A JP2000228646 A JP 2000228646A JP 2000228646 A JP2000228646 A JP 2000228646A JP 2002038484 A JP2002038484 A JP 2002038484A
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秀浩 杉
Yoshiaki Omori
嘉朗 大森
Tsuneo Nasu
常雄 那須
Atsushi Kayahata
篤 茅畑
Toshihisa Hatano
俊久 畑野
Michio Goto
道夫 後藤
Hiroyuki Sakamoto
廣行 阪本
Tadashi Tomiki
正 富来
Yasutaka Nakai
康孝 中井
Tadashi Kikuchi
正 菊地
Kyoichi Nagase
恭一 永瀬
Takaharu Kakehashi
隆晴 掛橋
Akio Kojima
朗夫 小島
Mamoru Hamano
衛 濱野
Mitsutoshi Torikai
光俊 鳥飼
Yoshinori Shigeoka
良則 重岡
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FUJI KAIJI KOGYO KK
KOJIMAGUMI KK
Fujita Corp
Japan Industrial Land Development Co Ltd
Sanwa Kizai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 埋立て材の品質を確保でき、また、水質汚濁
を最小限に抑制でき、また、水深が変化しても埋立て材
の供給を支障なく行なえ、船を移動させながら埋立て材
を連続的に打設することができる水中打設工法を提供す
ること。 【解決手段】 水中打設船12の船体20の側部に水中
打設装置26が配設されている。水中打設装置26は、
直線状に延在し船体20の前後長さに対応した長い長さ
を有する管体30を備え、管体30にはスクリュー羽根
34が配設されている。管体30は、その先端が水底か
ら所定の距離だけ離れた箇所に臨むように、ワイヤ28
04により揺動される。埋立て材はホッパー32から管
体30に供給され、スクリュー羽根34により密着した
状態で管体30内を押し進められ、水底に打設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は埋立地において、浚
渫土砂などにセメント系等の固化材を添加した埋立て材
を、浚渫土砂と固化材が分離することなく水中打設する
ようにした水中打設工法および水中打設船に関する。
【0002】
【従来の技術】浚渫土砂などにセメント系等の固化材を
添加し、固化していない状態のものは、埋立て材として
使用可能であり、このような埋立て材を水中に打設して
埋立てる工法として、トレミー管またはシュートを介
して埋立て材を水中に打設する方法、垂直に吊ったケ
ーシングの下端の打設口を、常に一定の深さで既埋立て
土中に埋め込んで埋立て材を水中打設する工法が一般的
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の工法で埋立て材を水中打設する場合、次のよう
な不具合がある。上記のトレミー管やシュートを用い
る工法では、トレミー管やシュート内に水が充満してお
り、埋立て材が水底に到達する途中で浚渫土砂と固化材
が分離し、埋立て材の品質を確保することができず、ま
た、水質汚濁が生じる不具合があった。上記の垂直に
吊ったケーシングの下端の打設口を常に一定の深さで既
埋立て土中に埋め込む工法では、ケーシングを上下鉛直
方向に移動することによりケーシングの下端の打設口の
高さを常に管理する必要があり、この管理は面倒で、ま
た、干満潮時などのように、水深が変化する場合には、
例えば、埋立て材の供給口が高くなるなどしてケーシン
グへの埋立て材の供給に難がある。また、船を移動させ
ながら埋立て材を連続的に打設することができない。ま
た、砂分が多い場合などのように、埋立て材によっては
ケーシング内に圧力上昇が発生するなど、施工管理が難
しい。本発明は前記事情に鑑み案出されたものであっ
て、本発明の目的は、埋立て材の品質を確保でき、ま
た、水質汚濁を最小限に抑制でき、また、水深が変化し
ても埋立て材の供給を支障なく行なえ、さらには、船を
移動させながら埋立て材を連続的に打設することができ
る水中打設工法および水中打設装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の水中打設工法は、管体を、その一方の端部が常
に水面上に位置するように、船体で上下に揺動可能に支
持し、水底の深さの変化に対応させ、前記管体の他方の
端部が常に水底から所定の距離だけ離れた箇所に臨むよ
うに前記管体を上下に揺動させ、前記管体の一方の端部
から埋立て材を供給し、前記管体の内部でスクリュー羽
根を回転させ埋立て材を密着した状態で管体内を押し進
め、水底上に打設するようにしたことを特徴とする。ま
た、本発明の水中打設船は、前後方向の長さを有する船
体と、前記船体に設けられた水中打設装置とを備え、前
記水中打設装置は、直線状に延在し前記船体の前後長さ
に対応した長い長さを有する管体と、前記管体の一端に
設けられ埋立て材が投入されるホッパーと、前記管体の
内部に回転可能に配設され回転することで埋立て材を密
着した状態で管体内を押し進めるスクリュー羽根と、ス
クリュー羽根を回転駆動する駆動部とで構成され、前記
管体は、その長さ方向を船体の前後方向に向けて配設さ
れると共に、前記一端側が船体の前部寄りまたは後部寄
りの部分に上下に揺動可能に結合され、前記管体を上下
揺動させる揺動駆動手段が設けられていることを特徴と
する。また、本発明の水中打設船は、前後方向の長さを
有する船体と、前記船体に設けられた水中打設装置と、
前記水中打設装置を上下に揺動させる揺動駆動手段を備
え、前記水中打設装置は、直線状に延在し前記船体の前
後長さに対応した長い長さを有する管体と、前記管体の
一端に設けられ埋立て材が投入されるホッパーと、前記
管体の内部に回転可能に配設され回転することで埋立て
材を密着した状態で管体内を押し進めるスクリュー羽根
と、前記管体の一端側に設けられ前記スクリュー羽根を
回転駆動する駆動部とで構成され、前記揺動駆動手段
は、船体上に配設されワイヤが巻回されたウィンチと、
船体の外縁に設けられたワイヤ案内部と、前記ウィンチ
から引き出され前記ワイヤ案内部を経て端部が前記管体
に連結されたワイヤとで構成され、前記管体は、その長
さ方向を船体の前後方向に向けて配設されると共に、前
記一端側が船体の前部または後部のうちの一方寄り部分
に上下に揺動可能に結合され、前記案内部は、前記船体
の前部または後部のうちの他方に設けられていることを
特徴とする。
【0005】本発明によれば、埋立て材が、管体の内部
を密着した状態で押し進められるので、埋立て材が分離
する虞は少なく、したがって、埋立て材の品質を確保で
き、また、水質汚濁を最小限に抑制できる。また、管体
を揺動させることで、干満潮時などのように水深が変化
しても簡単に対応できる。また、高さが不均一な海底上
に埋立て材を連続して打設して行くことも可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の水中打設工法を水
中打設船と共に添付図面にしたがって説明する。図6は
水中打設船と固化処理船と固化材プラント船と土運搬船
との位置関係の説明図を示す。図6に示すように、例え
ば、海上に、水中打設船12と固化処理船14と固化材
プラント船16とがそれぞれアンカーを介して配置さ
れ、図6において符号Rはアンカロープを示す。固化処
理船14に土運船18から浚渫土砂が運ばれ、固化材プ
ラント船16で作られたセメントミルクが固化処理船1
4に供給され、固化処理船14で浚渫土砂とセメントミ
ルクが攪拌混合され埋立て材とされる。そして、この埋
立て材は海上配管Hを介してエアーにより水中打設船1
2に圧送され、水中打設船12により海底に打設され
る。
【0007】図1は水中打設船の平面図、図2は埋立て
材を水中打設している状態の水中打設船の正面図、図3
は水中打設装置の正面図、図4は水中打設装置の平面
図、図5は水中打設船の移動時の正面図を示す。図1に
示すように、水中打設船12は船体20を備え、船体2
0には、海上配管Hを介して圧送されてくる埋立て材か
ら空気を分離するサイクロン22と、空気が分離された
埋立て材を貯溜する貯泥槽24と、貯泥槽24から供給
される埋立て材を水中打設する水中打設装置26と、水
中打設装置26を上下に揺動させる揺動駆動手段28を
備えている。船体20は前後方向の長さが左右方向の幅
よりも大きい平面視長方形に形成され、図1において、
符号2002はアンカロープRの巻き上げ繰り出しを行
なう送船ウィンチ、2004は操作室、2006は制御
室を示す。
【0008】水中打設装置26は、船体20の左右方向
の端部に位置する船体20の側部に配設されている。水
中打設装置26は、直線状に延在し船体20の前後長さ
に対応した長い長さを有する管体30と、管体30の一
端に設けられ埋立て材が投入されるホッパー32と、管
体30の内部に回転可能に配設され回転することで埋立
て材を密着した状態で管体30内を押し進めるスクリュ
ー羽根34と、管体30の一端側に設けられスクリュー
羽根34を回転駆動する駆動部36とで構成されてい
る。
【0009】管体30は、船体20の前後長さに対応し
た長い長さを有し、その長さ方向を船体20の前後方向
に向けて配設されている。この場合、管体30の長さ
は、船体20の前後長さよりも長くてもよく、あるい
は、短くてもよく、あるいは、ほぼ同じでもよいが、要
するに、管体30の長さは、船体20の前後長さと比べ
る程度に十分に長い長さを有している。本実施の形態で
は、管体30は互いに平行に延在するように2本併設し
て設けられ、各管体30にそれぞれスクリュー羽根34
が配設され、各管体30の先端までスクリュー羽根34
が延在している。また、本実施の形態では、管体30の
他端に、ゴムなどのような可撓可能な材料からなる可撓
管38が管体30と同軸状に延在するように取着されて
いる。スクリュー羽根34は、各管体30の先端まで延
在しているが、この可撓管38の内部には延在していな
い。このように可撓管38を管体30の先端に設けるこ
とで、管体30が海底に接触することにより生じる水中
打設装置26の損傷を最小限に抑えるように構成されて
いる。
【0010】また、2本の管体30の一端の上面には前
記ホッパー32が設けられている。ホッパー32は単一
で、このホッパー32に貯泥槽24から埋立て材が投入
され、ホッパー32から2本の管体30に埋立て材が投
入される。本実施の形態では、埋立て材がホッパー32
から管体30に均等に投入されるように、図3に示すよ
うに、ホッパー32の底部に攪拌機3202が配設され
ている。また、管体30の傾斜の如何に拘わらず埋立て
材が貯泥槽24からホッパー32に円滑に投入されるよ
うに、ホッパー32の開口3204は前後に長く形成さ
れ、この開口3204の中央に貯泥槽24の投入口24
02が臨んでいる。
【0011】2本の管体30の一端の下面には、管体3
0の延長上を延在するようにフレーム部材40が設けら
れ、このフレーム部材40は、船体20に固定されたブ
ラケット2010、ブラケット2010とフレーム部材
40に挿通されたピン2012を介して船体20で支持
され、ピン2012は船体20の前部寄りの部分に位置
している。これにより管体30は、ホッパー32が常に
水面上に位置するように、ピン2012を支点として船
体20の前部寄り箇所で揺動可能に支持されている。前
記駆動部36は油圧式あるいは電動式のモータで構成さ
れ、スクリュー羽根34に対応して2つ設けられてい
る。そして、各スクリュー羽根34の上端はそれぞれモ
ータに連結され、各モータはフレーム部材40上に管体
30の長手方向に沿って移動可能に配設されている。ま
た、前記フレーム部材40の端部には油圧シリンダ42
が2つ設けられ、各油圧シリンダ42のピストンロッド
は対応するモータに連結され、油圧シリンダ42の伸縮
作動により、スクリュー羽根34およびモータは管体3
0の延在方向に沿ってスライドするように構成されてい
る。このように管体30に対してスクリュー羽根34を
スライドさせることにより、目詰まりなどを除去するメ
ンテナンス時に大変便利となる。
【0012】揺動駆動手段28は、船体20上に配設さ
れたウィンチ2802と、ウィンチ2802に巻回され
たワイヤ2804と、船体20の後部で幅方向の外縁に
設けられたワイヤ案内部2806とを備えている。ウィ
ンチ2802から引き出されたワイヤ2804は、ワイ
ヤ案内部2806を経て端部が管体30の先端寄り箇所
に連結され、ウィンチ2802の駆動により水中打設装
置26がピン2012を支点として上下に揺動するよう
に構成されている。そして、管体30を船体20の側部
で水平に吊り上げられるように、前記ワイヤ案内部28
06は、所定の高さの支柱2806Aと、この支柱28
06Aの上端に配設されワイヤ2804を案内する滑車
2806Bから構成されている。
【0013】次に、水中打設船12により埋立て材を海
底に打設する場合について説明する。水中打設船12で
は、管体30の先端、すなわち、可撓管38が海底から
所定の距離だけ離れた箇所に臨むように、ウィンチ28
02、ワイヤ2804を介して管体30の揺動角度、す
なわち水中打設装置26の揺動角度が調節される。埋立
て材は海上配管Hを介して固化処理船14から水中打設
船12のサイクロン22に供給され、サイクロン22で
空気が分離された後、埋立て材は貯泥槽24に貯溜さ
れ、貯泥槽24からホッパー32に供給され、攪拌機3
202を経てスクリュー羽根34上に埋立て材が供給さ
れる。分離された空気は空気排出管Jを通じ安全に放出
される。
【0014】そして、駆動部36によりスクリュー羽根
34が回転駆動され、管体30の内部に海水が充満して
いるものの、埋立て材は、管体30の内部をスクリュー
羽根34により密着した状態で押し進められ、可撓管3
8から海底に打設される。この場合、埋立て材は、管体
30の内部を密着した状態で押し進められるので、海底
に至る前に管体30の内部で浚渫土砂と固化材が分離す
ることがない。また、可撓管38が海底から所定の距離
だけ離れた箇所に臨むように、揺動駆動手段28により
管体30の揺動角度が調節されるので、可撓管38から
押し出された埋立て材が海底上で浚渫土砂と固化材に分
離する虞は少なく、また、海水を汚濁する虞も少ない。
すなわち、埋立て材の品質を確保でき、また、水質汚濁
を最小限に抑制できる。本実施の形態では、ホッパー3
2から可撓管38までの長さが約30m程度であり、可
撓管38と海底との間に2m程度の距離を開けるので、
30m程度の海底まで埋立て材を打設することができ
る。
【0015】また、揺動駆動手段28により管体30を
揺動させることで、管体30の先端の深さ(海底からの
高さ)すなわち可撓管38の深さ(海底からの高さ)を変
えることができるので、干満潮時などのように水深が変
化しても簡単に対応できる。また、海底の深さに応じて
揺動駆動手段28により管体30を揺動させつつ船体2
0を移動させれば、高さが不均一な海底上に埋立て材を
連続して打設して行くことも可能となる。なお、この場
合の船体20の移動は、例えば、船体20を前方に移動
させる場合には、船体20の後部に配置された送船ウィ
ンチ2002においてアンカロープRを繰り出し、ま
た、船体20の前部に配置された送船ウィンチ2002
においてアンカロープRを巻き上げることで行われる。
また、管体30を、その長さ方向を船体20の前後方向
に向けて配設し、管体30の一端側を船体20の前部寄
り部分でピン2012を介して上下に揺動可能に支持
し、かつ、管体30の他端側に連結されたワイヤ280
4の荷重を受けるワイヤ案内部2806を船体20の後
部に配設したので、長尺で重量大なる水中打設装置26
の重量を船体20の前後部全体で受けることができ、図
2で示すように、打設作業中の船体20の安定性を高
め、また、図5で示すように、管体30を海面上で水平
状態として移動する際の船体20の走行安定性を高める
上でも極めて有利となる。
【0016】なお、前記の実施の形態では、船体20の
幅方向の側部に水中打設装置26を配設した場合につい
て説明したが、船体の前端または後端を除く部分で船体
を幅方向に分割し、これら分割した船体間に水中打設装
置を配設することも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明の水
中打設工法および水中打設装置によれば、埋立て材の品
質を確保でき、また、水質汚濁を最小限に抑制でき、ま
た、水深が変化しても埋立て材の供給を支障なく行な
え、さらには、船を移動させながら埋立て材を連続的に
打設することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】水中打設船の平面図である。
【図2】埋立て材を水中打設している状態の水中打設船
の正面図である。
【図3】水中打設装置の正面図である。
【図4】水中打設装置の平面図である。
【図5】水中打設船の移動時の正面図である。
【図6】水中打設船と固化処理船と固化材プラント船と
土運搬船との位置関係の説明図である。
【符号の説明】
12 水中打設船 20 船体 22 サイクロン 24 貯泥槽 26 水中打設装置 28 揺動駆動手段 30 管体 32 ホッパー 34 スクリュー羽根 36 駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000177416 三和機材株式会社 東京都中央区日本橋茅場町2丁目4番9号 (71)出願人 591182433 富士海事工業株式会社 兵庫県相生市相生5377番地の8 (72)発明者 杉 秀浩 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 大森 嘉朗 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 那須 常雄 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 茅畑 篤 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 畑野 俊久 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 後藤 道夫 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 阪本 廣行 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 富来 正 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 中井 康孝 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 菊地 正 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 永瀬 恭一 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 掛橋 隆晴 東京都港区海岸3丁目8番15号 国土総合 建設株式会社内 (72)発明者 小島 朗夫 愛知県名古屋市港区木場町1番の6 株式 会社小島組内 (72)発明者 濱野 衛 千葉県千葉市花見川区天戸町1293 三和機 材株式会社千葉工場内 (72)発明者 鳥飼 光俊 千葉県千葉市花見川区天戸町1293 三和機 材株式会社千葉工場内 (72)発明者 重岡 良則 兵庫県相生市相生5377番地の8 富士海事 工業株式会社内 Fターム(参考) 2D045 BA01 CA03 CA12

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管体を、その一方の端部が常に水面上に
    位置するように、船体で上下に揺動可能に支持し、 水底の深さの変化に対応させ、前記管体の他方の端部が
    常に水底から所定の距離だけ離れた箇所に臨むように前
    記管体を上下に揺動させ、 前記管体の一方の端部から埋立て材を供給し、前記管体
    の内部でスクリュー羽根を回転させ埋立て材を密着した
    状態で管体内を押し進め、水底上に打設するようにし
    た、 ことを特徴とする水中打設工法。
  2. 【請求項2】 前記埋立て材の打設は、水底の深さの変
    化に対応させて前記管体を上下に揺動させ、船体を移動
    させつつ連続して行われることを特徴とする請求項1記
    載の水中打設工法。
  3. 【請求項3】 前記管体は、前記船体の前後長さに対応
    した長い長さを有し、前記管体は、その長さ方向を船体
    の前後方向に向けて配設されると共に、その長さ方向の
    端部が船体の前部または後部のうちの一方寄りの部分に
    揺動可能に結合され、前記管体の上下揺動はこの結合部
    分を支点として船体の前部または後部のうちの他方の部
    分から吊り下げたワイヤを介して行われることを特徴と
    する請求項1または2記載の水中打設工法。
  4. 【請求項4】 前記埋立て材は、浚渫土砂にセメント系
    等の固化材を添加したものであることを特徴とする請求
    項1、2または3記載の水中打設工法。
  5. 【請求項5】 前後方向の長さを有する船体と、 前記船体に設けられた水中打設装置とを備え、 前記水中打設装置は、直線状に延在し前記船体の前後長
    さに対応した長い長さを有する管体と、前記管体の一端
    に設けられ埋立て材が投入されるホッパーと、前記管体
    の内部に回転可能に配設され回転することで埋立て材を
    密着した状態で管体内を押し進めるスクリュー羽根と、
    スクリュー羽根を回転駆動する駆動部とで構成され、 前記管体は、その長さ方向を船体の前後方向に向けて配
    設されると共に、前記一端側が船体の前部寄りまたは後
    部寄りの部分に上下に揺動可能に結合され、 前記管体を上下揺動させる揺動駆動手段が設けられてい
    る、 ことを特徴とする水中打設船。
  6. 【請求項6】 前後方向の長さを有する船体と、 前記船体に設けられた水中打設装置と、 前記水中打設装置を上下に揺動させる揺動駆動手段を備
    え、 前記水中打設装置は、直線状に延在し前記船体の前後長
    さに対応した長い長さを有する管体と、前記管体の一端
    に設けられ埋立て材が投入されるホッパーと、前記管体
    の内部に回転可能に配設され回転することで埋立て材を
    密着した状態で管体内を押し進めるスクリュー羽根と、
    前記管体の一端側に設けられ前記スクリュー羽根を回転
    駆動する駆動部とで構成され、 前記揺動駆動手段は、船体上に配設されワイヤが巻回さ
    れたウィンチと、船体の外縁に設けられたワイヤ案内部
    と、前記ウィンチから引き出され前記ワイヤ案内部を経
    て端部が前記管体に連結されたワイヤとで構成され、 前記管体は、その長さ方向を船体の前後方向に向けて配
    設されると共に、前記一端側が船体の前部または後部の
    うちの一方寄り部分に上下に揺動可能に結合され、 前記案内部は、前記船体の前部または後部のうちの他方
    に設けられている、 ことを特徴とする水中打設船。
  7. 【請求項7】 前記管体の船体への結合は、船体側で支
    持されたピンで前記管体が回転可能に支持されることで
    行われていることを特徴とする請求項5または6記載の
    水中打設船。
  8. 【請求項8】 前記管体の一端側に、該管体の長さ方向
    に沿って延在するフレーム部材が設けられ、前記駆動部
    は前記フレーム部材に設けられていることを特徴とする
    請求項5、6または7記載の水中打設船。
  9. 【請求項9】 前記駆動部はスクリュー羽根の上端に連
    結されたモータで構成され、前記スクリュー羽根および
    モータは前記管体の延在方向に沿ってスライド可能に配
    設され、前記フレーム部材に前記モータおよびスクリュ
    ー羽根を前記管体の延在方向に沿ってスライドさせる油
    圧シリンダが設けられていることを特徴とする請求項8
    記載の水中打設船。
  10. 【請求項10】 前記ホッパーは、船体の前後方向に長
    い埋立て材投入用の開口を備えることを特徴とする請求
    項5乃至9に何れか1項記載の水中打設船。
  11. 【請求項11】 前記管体の他端に、可撓可能な材料か
    らなる可撓管が管体と同軸状に取着されていることを特
    徴とする請求項5乃至10に何れか1項記載の水中打設
    船。
  12. 【請求項12】 前記管体は船体の側部に配設されてい
    ることを特徴とする請求項5乃至11に何れか1項記載
    の水中打設船。
  13. 【請求項13】 前記船体に、前記ホッパーに供給する
    埋立て材を貯溜する貯泥槽が設けられていることを特徴
    とする請求項5乃至12に何れか1項記載の水中打設
    船。
  14. 【請求項14】 前記埋立て材は、浚渫土砂にセメント
    系等の固化材を添加したものであることを特徴とする請
    求項5乃至13に何れか1項記載の水中打設船。
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