JPH11349819A - 樹脂用防汚剤およびそれを含有する防汚樹脂 - Google Patents

樹脂用防汚剤およびそれを含有する防汚樹脂

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JPH11349819A
JPH11349819A JP15429098A JP15429098A JPH11349819A JP H11349819 A JPH11349819 A JP H11349819A JP 15429098 A JP15429098 A JP 15429098A JP 15429098 A JP15429098 A JP 15429098A JP H11349819 A JPH11349819 A JP H11349819A
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JP
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resin
oil
oil repellency
antioxidant
antifouling
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JP15429098A
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English (en)
Inventor
Sanemori Soga
眞守 曽我
Toru Nakagawa
徹 中川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の防汚樹脂は油汚れ、摩擦摩耗、スチー
ムに対する耐久性が不十分であった。 【解決手段】 汎用樹脂と高分子添加剤を用いて摩擦摩
耗、スチームに対する耐久性のすぐれた防汚樹脂を提供
するために、汎用樹脂2に防汚剤として撥油性を有する
酸化防止剤4を混練して、耐摩耗摩擦、スチームに対す
る耐久性が優れ、防汚性を付与し、高性能の防汚樹脂を
提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汎用性樹脂の防汚
性の改良に関する技術であり、特に、樹脂用防汚剤と、
それを用いた防汚樹脂に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の汎用性樹脂の防汚処理としては、
有機ケイ素化合物を含有する物質を塗布する方法(特開
昭61−130902号公報)、樹脂にフルオロアルキ
ルリン酸エステルをブレンドする方法(特開昭63−1
62774号公報)、樹脂にフッ素樹脂をブレンドする
方法(特開平4−223110号公報)、樹脂にパーフ
ルオロポリエーテルをブレンドする方法(特開平5−2
62992号公報)、樹脂にフルオロアルキルアルコー
ルをブレンドする方法(特開平6−200073号公
)、樹脂にシリコーン樹脂をブレンドする方法(特開
平8−218029号公報)などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
得られる樹脂では、油汚れ、摩擦摩耗、スチームに対す
る耐久性が不十分で、防汚性が徐々に低下し、家電製品
や住宅関連製品の防汚樹脂として使えないという課題が
あった。
【0004】そこで、本発明は上記従来の課題を解決し
ようとするものであり、油汚れ、摩耗摩耗、スチームに
対する防汚耐久性の優れた樹脂を構成できる防汚剤を提
供することを目的とし、さらに、油汚れ、摩耗摩耗、ス
チームに対する防汚耐久性の優れた樹脂を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の樹脂用防汚剤は、撥油性を有する酸化防止
剤、撥油性を有する光安定剤、撥油性を有する熱安定
剤、撥油性を有する可塑剤、または撥油性を有する難燃
剤、の少なくとも一つから成ることを特徴とする。
【0006】上記構成において、撥油性を有する酸化防
止剤は少なくともフェノール系酸化防止剤、イオウ系酸
化防止剤、リン系酸化防止剤のうちいずれか一つを含有
することが好ましく、また、撥油性を有する光安定剤は
少なくともベンゾトリアゾール系光安定剤、ベンゾフェ
ノン系光安定剤、ヒンダードアミン系光安定剤、Ni系
光安定剤のうちいずれか一つを含有することが好まし
く、また、撥油性を有する熱安定剤は少なくとも金属石
けん系熱安定剤か有機スズ系熱安定剤のうちいずれか一
つを含有することが好ましく、また、撥油性を有する可
塑剤は少なくともフタル酸エステル系可塑剤、脂肪族二
塩基酸エステル系可塑剤、ポリエステル系可塑剤、トリ
メリット酸エステル系可塑剤のうちいずれか一つを含有
することが好ましく、また、難燃剤は少なくともリン系
難燃剤を含有することが好ましい。
【0007】さらに、前記目的を達成するため、本発明
の防汚樹脂は、請求項1ないし6いずれかに記載の樹脂
用防汚剤を含有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、撥油性を有
する酸化防止剤を例として本発明を具体的に説明する。
図1は撥油性1を有する酸化防止剤分子3を汎用樹脂2
に分散させたときの概念図である。樹脂表面では、酸化
防止剤分子3の部分は樹脂と相溶性がよいので、樹脂の
中にあり、撥油性1部分は樹脂と相溶性がないので、表
面の空気層の部分に出てきた状態で配向する。撥油性を
有する酸化防止剤4は最密充填になるまで樹脂表面に配
向し、それ以上の撥油性を有する酸化防止剤分子4は樹
脂中に溶解した状態で存在する。表面を摩擦摩耗するこ
とにより、仮に図2のように撥油性を有する酸化防止剤
4が部分的に樹脂表面5から除去されても、樹脂中に溶
解した撥油性を有する酸化防止剤4が表面に拡散してき
て、欠陥部分を補い、樹脂表面の撥油性が維持される。
【0009】以上、本発明を撥油性を有する酸化防止剤
を用いて説明したが、酸化防止剤が光安定剤、熱安定
剤、可塑剤もしくは難燃剤であっても、原理は同じであ
る。
【0010】本発明の防汚樹脂は、汎用性の樹脂、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、AS
樹脂、ABS樹脂、メタクリル酸メチル樹脂、塩化ビニ
ル樹脂に撥油性を有する酸化防止剤、光安定剤、熱安定
剤、可塑剤、難燃剤等の高分子添加剤が混練分散されて
いる。
【0011】撥油性を有する高分子添加剤の例として
は、炭素数4以上のフルオロアルキル基を有する高分子
添加剤が望ましい。
【0012】酸化防止剤、光安定剤、熱安定剤、可塑
剤、難燃剤等の高分子添加剤は汎用性樹脂に分散しやす
い。これらの高分子添加剤にフルオロアルキル基を導入
することにより、フルオロアルキル基部分のみが、樹脂
表面に配向し、樹脂に撥油性すなわち防汚性が付与され
る。また、表面の添加剤分子が摩擦摩耗等により表面か
ら除去されても、樹脂の中に分散された撥油性を有する
酸化防止剤、光安定剤、熱安定剤、可塑剤、難燃剤等の
高分子添加剤が樹脂表面に拡散して、フルオロアルキル
基を表面に向けて配向するので、防汚性が維持される。
【0013】汎用樹脂に添加する高分子添加剤濃度とし
ては、樹脂100部に対して、0.1部から10部が好
ましい。
【0014】本発明に用いられる撥油性を有する酸化防
止剤として、フェノール系酸化防止剤、イオウ系酸化防
止剤、リン系酸化防止剤が例として上げられる。
【0015】撥油性を有するフェノール系酸化防止剤と
して、2,6-ジ-t-ブチル-4-ノナフルオロブチルフェノー
ル、2,6-ジ-t-ブチル-4-トリデカフルオロヘキシルフェ
ノール、2,6-ジ-t-ブチル-4-ヘプタデカフルオロオクチ
ルフェノール、ノナフルオロブチル-3-(3',5'-ジ-ブチ
ル-4'-ヒドロキシフェニル)プロピオネート、トリデカ
フルオロヘキシル-3-(3',5'-ジ-ブチル-4'-ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート、ヘプタデカフルオロオクチ
ル-3-(3',5'-ジ-ブチル-4'-ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート、などが上げられる。
【0016】撥油性を有するイオウ系酸化防止剤とし
て、ジノナフルオロブチル-3,3'-チオジプロピオネー
ト、ジトリデカフルオロヘキシル-3,3'-チオジプロピオ
ネート、ジヘプタデカフルオロオクチル-3,3'-チオジプ
ロピオネート、ペンタエリスリトールテトラキス(3-ノ
ナフルオロブチルチオプロピオネート)、ペンタエリス
リトールテトラキス(3-トリデカフルオロヘキシルチオ
プロピオネート)、ペンタエリスリトールテトラキス(3-
ヘプタデカフルオロオクチルチオプロピオネート)、な
どが上げられる。
【0017】撥油性を有するリン系酸化防止剤として、
2,2-メチレンビス(4,6-ジ-t-ブチルフェニル)ノナフル
オロブチルホスファイト、2,2-メチレンビス(4,6-ジ-t
-ブチルフェニル)トリデカフルオロヘキシルホスファイ
ト、2,2-メチレンビス(4,6-ジ-t-ブチルフェニル)ヘプ
タデカフルオロオクチルホスファイト、
【0018】
【化1】
【0019】
【化2】
【0020】
【化3】
【0021】などが上げられる。以上例としてあげた、
撥油性を有する酸化防止剤は、合成の出発物質におい
て、フルオロアルキル誘導体を用いることにより、通常
の合成手段で得られる。
【0022】本発明に用いられる撥油性を有する光安定
剤としてベンゾトリアゾール系光安定剤、ベンゾフェノ
ン系光安定剤、ヒンダードアミン系光安定剤、Ni系光
安定剤が例として上げられる。
【0023】撥油性を有するベンゾトリアゾール系光安
定剤として、2-(2'-ヒドロキシ-5'-ノナフルオロブチ
ル)ベンゾトリアゾール、2-(2'-ヒドロキシ-5'-トリデ
カフルオロヘキシル)ベンゾトリアゾール、2-(2'-ヒド
ロキシ-5'-ヘプタデカフルオロオクチル)ベンゾトリア
ゾール、2-(2'-ヒドロキシ-3'-t-ブチル-5'-ノナフル
オロブチルフェニル)-ベンゾトリアゾール、2-(2'-ヒド
ロキシ-3'-t-ブチル-5'-トリデカフルオロヘキシルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2-(2'-ヒドロキシ-3'-t-
ブチル-5'-ヘプタデカフルオロオクチルフェニル)-ベン
ゾトリアゾール、などが上げられる。
【0024】撥油性を有するベンゾフェノン系光安定剤
として、2-ヒドロキシ-4-ノナフルオロブチルベンゾフ
ェノン、2-ヒドロキシ-4-トリデカフルオロヘキシルベ
ンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-ヘプタデカフルオロオ
クチルベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-n-ドデシル-
4'-トリデカフルオロヘキシルベンゾフェノン、2-ヒド
ロキシ-4-n-ドデシル-4'-ヘプタデカフルオロオクチル
ベンゾフェノン、などが例として上げられる。
【0025】撥油性を有するヒンダードアミン系光安定
剤として、
【0026】
【化4】
【0027】
【化5】
【0028】
【化6】
【0029】
【化7】
【0030】
【化8】
【0031】
【化9】
【0032】などが上げられる。撥油性を有するNi系
光安定剤として、
【0033】
【化10】
【0034】
【化11】
【0035】
【化12】
【0036】
【化13】
【0037】
【化14】
【0038】
【化15】
【0039】などが上げられる。本発明に用いられる撥
油性を有する熱安定剤として、金属石けん系熱安定剤お
よび有機スズ系熱安定剤が例として上げられる。
【0040】撥油性を有する金属石けん系熱安定剤とし
て、(C1735COO)Li(OCOC49)、(C1735
COO)Mg(OCOC49)、(C1735COO)Ca(O
COC49)、(C1735COO)Ba(OCOC49)、
(C1735COO)Zn(OCOC49)、(C1735CO
O)Li(OCOC613)、(C1735COO)Mg(OC
OC613)、(C1735COO)Ca(OCOC613)、
(C1735COO)Ba(OCOC613)、(C1735CO
O)Zn(OCOC613)、(C1735COO)Li(OC
OC817)、(C1735COO)Mg(OCOC817)、
(C1735COO)Ca(OCOC817)、(C1735CO
O)Ba(OCOC817)、(C1735COO)Zn(OC
OC817)などが上げられる。
【0041】撥油性を有する有機スズ系熱安定剤とし
て、(CH3)2Sn(SCH2COOC817)(SCH2CO
OC49)、(CH3)2Sn(SCH2COOC817)(SC
2COOC613)、(CH3)2Sn(SCH2COOC8
17)(SCH2COOC817)、(C817)2Sn(SCH2
COOC817)(SCH2COOC49)、(C817)2
n(SCH2COOC817)(SCH2COOC613)、
(C817)2Sn(SCH2COOC817)(SCH2COO
817)、などが上げられる。
【0042】撥油性を有する可塑剤としてフタル酸エス
テル系可塑剤、脂肪族二塩基酸エステル系可塑剤、ポリ
エステル系可塑剤、トリメリット酸エステル系可塑剤が
例として上げられる。
【0043】撥油性を有するフタル酸エステル系可塑剤
として、フタル酸ジナノフルオロブチル、フタル酸ジト
リデカフルオロヘキシル、フタル酸ジヘプタデカフルオ
ロオクチル、4-ノナフルオロブチルフタル酸ジブチル、
4-トリデカフルオロヘキシルフタル酸ジブチル、4-ヘプ
タデカフルオロオクチルフタル酸ジブチル、4-ノナフル
オロブチルフタル酸ジ2エチルヘキシル、4-トリデカフ
ルオロヘキシルフタル酸ジ2エチルヘキシル、4-ヘプタ
デカフルオロオクチルフタル酸ジ2エチルヘキシル、な
どが上げられる。
【0044】撥油性を有する脂肪族二塩基酸エステル系
可塑剤として、
【0045】
【化16】
【0046】
【化17】
【0047】
【化18】
【0048】
【化19】
【0049】
【化20】
【0050】
【化21】
【0051】などが上げられる。撥油性を有するポリエ
ステル系可塑剤として、
【0052】
【化22】
【0053】などが上げられる。撥油性を有するトリメ
リット酸エステル系可塑剤として、ジ2エチルヘキシル
ノナフルオロブチルトリメリテート、ジ2エチルヘキシ
ルトリデカフルオロヘキシルトリメリテート、ジ2エチ
ルヘキシルヘプタデカフルオロオクチルトリメリテー
ト、ジイソデシルノナフルオロブチルトリメリテート、
ジイソデシルトリデカフルオロヘキシルトリメリテー
ト、ジイソデシルヘプタデカフルオロオクチルトリメリ
テート、が上げられる。
【0054】撥油性を有する難燃剤として、リン系難燃
剤が例として上げられる。撥油性を有するリン系難燃剤
として、ジフェニル4-ノナフルオロブチルフェニルフォ
スフェート、ジフェニル4-トリデカフルオロヘキシルフ
ェニルフォスフェート、ジフェニル4-ヘプタデカフルオ
ロオクチルフェニルフォスフェート、ジクレジル4-ノナ
フルオロブチルフェニルフォスフェート、ジクレジル4-
トリデカフルオロヘキシルフェニルフォスフェート、ジ
クレジル4-ヘプタデカフルオロオクチルフェニルフォス
フェート、などが上げられる。
【0055】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す。
【0056】(実施例1)防汚剤として撥油性を有する
フェノール系酸化防止剤を用い、撥油性を有するフェノ
ール系酸化防止剤として2,6-ジ-t-ブチル-4-ノナフル
オロブチルフェノール1重量部、ポリプロピレン樹脂1
00重量部を220℃で混練した後、ペレタイザーでペ
レット化した。このペレットを用いて、射出成型機で1
0cm×10cm×3mmの大きさの防汚樹脂に成型し
た。
【0057】(実施例2)実施例1において、2,6-ジ-
t-ブチル-4-ノナフルオロブチルフェノールを2,6-ジ-
t-ブチル-4-トリデカフルオロヘキシルフェノールに変
えて、同様の試料を成型した。
【0058】(実施例3)実施例1において、2,6-ジ-
t-ブチル-4-ノナフルオロブチルフェノールをヘプタデ
カフルオロオクチル-3-(3',5'-ジ-ブチル-4'-ヒドロキ
シフェニル)プロピオネートに変えて、同様の試料を成
型した。
【0059】(実施例4)防汚剤として撥油性を有する
イオウ系酸化防止剤を用い、撥油性を有するイオウ系酸
化防止剤として、ジノナフルオロブチル-3,3'-チオジプ
ロピオネート1重量部、ポリプロピレン樹脂100重量
部を220℃で混練した後、ペレタイザーでペレット化
した。このペレットを用いて、射出成型機で10cm×
10cm×3mmの大きさの防汚樹脂に成型した。
【0060】(実施例5)実施例1において、ジノナフ
ルオロブチル-3,3'-チオジプロピオネートをジトリデカ
フルオロヘキシル-3,3'-チオジプロピオネートに変え
て、同様の試料を成型した。
【0061】(実施例6)実施例4において、ジノナフ
ルオロブチル-3,3'-チオジプロピオネートをペンタエリ
スリトールテトラキス(3-ヘプタデカフルオロオクチル
チオプロピオネート)に変えて、同様の試料を成型し
た。
【0062】(実施例7)防汚剤として撥油性を有する
リン系酸化防止剤を用い、撥油性を有するリン系酸化防
止剤として2,2-メチレンビス(4,6-ジ-t-ブチルフェニ
ル)ノナフルオロブチルホスファイト1重量部、ポリプ
ロピレン樹脂100重量部を220℃で混練した後、ペ
レタイザーでペレット化した。このペレットを用いて、
射出成型機で10cm×10cm×3mmの大きさの防
汚樹脂に成型した。
【0063】(実施例8)実施例7において、2,2-メチ
レンビス(4,6-ジ-t-ブチルフェニル)ノナフルオロブチ
ルホスファイトを2,2-メチレンビス(4,6-ジ-t-ブチル
フェニル)トリデカフルオロヘキシルホスファイトに変
えて、同様の試料を成型した。
【0064】(実施例9)実施例7において、2,2-メチ
レンビス(4,6-ジ-t-ブチルフェニル)ノナフルオロブチ
ルホスファイトを2,2-メチレンビス(4,6-ジ-t-ブチル
フェニル)ヘプタデカフルオロオクチルホスファイトに
変えて、同様の試料を成型した。
【0065】(実施例10)防汚剤として撥油性を有す
るベンゾトリアゾール系光安定剤を用い、撥油性を有す
るベンゾトリアゾール系光安定剤として、2-(2'-ヒドロ
キシ-5'-ノナフルオロブチル)ベンゾトリアゾール1重
量部、ポリプロピレン樹脂100重量部を220℃で混
練した後、ペレタイザーでペレット化した。このペレッ
トを用いて、射出成型機で10cm×10cm×3mm
の大きさの防汚樹脂に成型した。
【0066】(実施例11)実施例10において、2-
(2'-ヒドロキシ-5'-ノナフルオロブチル)ベンゾトリア
ゾールを2-(2'-ヒドロキシ-5'-トリデカフルオロヘキシ
ル)ベンゾトリアゾールに変えて、同様の試料を成型し
た。
【0067】(実施例12)実施例10において、2-
(2'-ヒドロキシ-5'-ノナフルオロブチル)ベンゾトリア
ゾールを2-(2'-ヒドロキシ-3'-t-ブチル-5'-ヘプタデ
カフルオロオクチルフェニル)-ベンゾトリアゾールに変
えて、同様の試料を成型した。
【0068】(実施例13)防汚剤として撥油性を有す
るベンゾフェノン系光安定剤を用い、撥油性を有するベ
ンゾフェノン系光安定剤として、2-ヒドロキシ-4-ノナ
フルオロブチルベンゾフェノン1重量部、ポリプロピレ
ン樹脂100重量部を220℃で混練した後、ペレタイ
ザーでペレット化した。このペレットを用いて、射出成
型機で10cm×10cm×3mmの大きさの防汚樹脂
に成型した。
【0069】(実施例14)実施例13において、2-ヒ
ドロキシ-4-ノナフルオロブチルベンゾフェノンを2-ヒ
ドロキシ-4-トリデカフルオロヘキシルベンゾフェノン
に変えて、同様の試料を成型した。
【0070】(実施例15)実施例13において、2-ヒ
ドロキシ-4-ノナフルオロブチルベンゾフェノンを2-ヒ
ドロキシ-4-n-ドデシル-4'-ヘプタデカフルオロオクチ
ルベンゾフェノンに変えて、同様の試料を成型した。
【0071】(実施例16)防汚剤として撥油性を有す
るヒンダードアミン系光安定剤を用い、撥油性を有する
ヒンダードアミン系光安定剤として、(化4)で表され
る化合物を1重量部、ポリプロピレン樹脂100重量部
を220℃で混練した後、ペレタイザーでペレット化し
た。このペレットを用いて、射出成型機で10cm×1
0cm×3mmの大きさの防汚樹脂に成型した。
【0072】(実施例17)実施例16において、(化
4)で表される化合物を(化5)で表される化合物に変
えて、同様の試料を成型した。
【0073】(実施例18)実施例16において、(化
4)で表される化合物を(化9)で表される化合物に変
えて、同様の試料を成型した。
【0074】(実施例19)防汚剤として撥油性を有す
るNi系光安定剤を用い、撥油性を有するNi系光安定
剤として、(化10)で表される化合物を1重量部、ポ
リプロピレン樹脂100重量部を220℃で混練した
後、ペレタイザーでペレット化した。このペレットを用
いて、射出成型機で10cm×10cm×3mmの大き
さの防汚樹脂に成型した。
【0075】(実施例20)実施例19において、(化
10)で表される化合物を(化11)で表される化合物
に変えて、同様の試料を成型した。
【0076】(実施例21)実施例19において、(化
10)で表される化合物を(化15)で表される化合物
に変えて、同様の試料を成型した。
【0077】(実施例22)防汚剤として撥油性を有す
る金属石けん系熱安定剤を用い、撥油性を有する金属石
けん系熱安定剤として(C1735COO)Li(OCOC4
9)を1重量部、ポリプロピレン樹脂100重量部を2
20℃で混練した後、ペレタイザーでペレット化した。
このペレットを用いて、射出成型機で10cm×10c
m×3mmの大きさの防汚樹脂に成型した。
【0078】(実施例23)実施例22において、(C
1735COO)Li(OCOC49)を(C1735COO)
Li(OCOC613)に変えて、同様の試料を成型し
た。
【0079】(実施例24)実施例22において、(C
1735COO)Li(OCOC49)を(C1735COO)
Li(OCOC817)に変えて、同様の試料を成型し
た。
【0080】(実施例25)防汚剤として撥油性を有す
る有機スズ系熱安定剤を用い、撥油性を有する有機スズ
系熱安定剤として(CH3)2Sn(SCH2COOC817)
(SCH2COOC49)を1重量部、ポリプロピレン樹
脂100重量部を220℃で混練した後、ペレタイザー
でペレット化した。このペレットを用いて、射出成型機
で10cm×10cm×3mmの大きさの防汚樹脂に成
型した。
【0081】(実施例26)実施例25において、(C
3)2Sn(SCH2COOC817)(SCH2COOC 4
9)を(CH3)2Sn(SCH2COOC817)(SCH2CO
OC613)に変えて、同様の試料を成型した。
【0082】(実施例27)実施例25において、(C
3)2Sn(SCH2COOC817)(SCH2COOC 4
9)を(C817)2Sn(SCH2COOC817)(SCH2
OOC817)に変えて、同様の試料を成型した。
【0083】(実施例28)防汚剤として撥油性を有す
るフタル酸エステル系可塑剤を用い、撥油性を有するフ
タル酸エステル系可塑剤としてフタル酸ジナノフルオロ
ブチルを1重量部、ポリプロピレン樹脂100重量部を
220℃で混練した後、ペレタイザーでペレット化し
た。このペレットを用いて、射出成型機で10cm×1
0cm×3mmの大きさの防汚樹脂に成型した。
【0084】(実施例29)実施例28において、フタ
ル酸ジナノフルオロブチルをフタル酸ジトリデカフルオ
ロヘキシルに変えて、同様の試料を成型した。
【0085】(実施例30)実施例28において、フタ
ル酸ジナノフルオロブチルを4-ヘプタデカフルオロオク
チルフタル酸ジ2エチルヘキシルに変えて、同様の試料
を成型した。
【0086】(実施例31)防汚剤として撥油性を有す
る脂肪族二塩基酸エステル系可塑剤を用い、撥油性を有
する脂肪族二塩基酸エステル系可塑剤として(化16)
で表される化合物1重量部、ポリプロピレン樹脂100
重量部を220℃で混練した後、ペレタイザーでペレッ
ト化した。このペレットを用いて、射出成型機で10c
m×10cm×3mmの大きさの防汚樹脂に成型した。
【0087】(実施例32)実施例31において、(化
16)で表される化合物を(化17)で表される化合物
に変えて、同様の試料を成型した。
【0088】(実施例33)実施例31において、(化
16)で表される化合物を(化21)で表される化合物
に変えて、同様の試料を成型した。
【0089】(実施例34)防汚剤として撥油性を有す
るトリメリット酸エステル系可塑剤を用い、撥油性を有
するトリメリット酸エステル系可塑剤としてジ2エチル
ヘキシルノナフルオロブチルトリメリテート1重量部、
ポリプロピレン樹脂100重量部を220℃で混練した
後、ペレタイザーでペレット化した。このペレットを用
いて、射出成型機で10cm×10cm×3mmの大き
さの防汚樹脂に成型した。
【0090】(実施例35)実施例34において、ジ2
エチルヘキシルノナフルオロブチルトリメリテートをジ
2エチルヘキシルトリデカフルオロヘキシルトリメリテ
ートに変えて、同様の試料を成型した。
【0091】(実施例36)実施例34において、ジ2
エチルヘキシルノナフルオロブチルトリメリテートをジ
イソデシルヘプタデカフルオロオクチルトリメリテート
に変えて、同様の試料を成型した。
【0092】(実施例37)防汚剤として撥油性を有す
るリン系難燃剤を用い、撥油性を有するリン系難燃剤と
してジフェニル4-ノナフルオロブチルフェニルフォスフ
ェート1重量部、ポリプロピレン樹脂100重量部を2
20℃で混練した後、ペレタイザーでペレット化した。
このペレットを用いて、射出成型機で10cm×10c
m×3mmの大きさの防汚樹脂に成型した。
【0093】(実施例38)実施例37において、ジ2
エチルヘキシルノナフルオロブチルトリメリテートをジ
イソデシルヘプタデカフルオロオクチルトリメリテート
に変えて、同様の試料を成型した。
【0094】(実施例39)実施例37において、ジ2
エチルヘキシルノナフルオロブチルトリメリテートをジ
クレジル4-ヘプタデカフルオロオクチルフェニルフォス
フェートに変えて、同様の試料を成型した。
【0095】実施例1〜実施例39の防汚樹脂の試料を
用い、初期の防汚性能、摩擦磨耗試験後の防汚性能、ス
チーム試験後の防汚性能の測定を行った。すなわち、各
樹脂の水および食用油に対する接触角を測定したもので
ある。
【0096】摩擦摩耗試験は、各防汚樹脂の試料にスポ
ンジ(面積 12cm×7.5cm)に水を含んだ布巾
をかぶせて、500gwfの荷重で2万回往復させて摩
擦摩耗を行った後、表面を水洗乾燥して、水および食用
油に対する接触角を測定した。
【0097】スチーム試験は、加熱蒸気(113℃)下
に各防汚樹脂の試料を1000時間を暴露した後、表面
を水洗乾燥して、水および植物油に対する接触角を測定
した。試験結果を表1、表2に示す。水に対する接触角
を表1に、植物油に対する接触角を表2に示す。
【0098】
【表1】
【0099】
【表2】
【0100】表1、表2で示したように、本発明の樹脂
用防汚剤を用いた防汚樹脂は、摩擦摩耗試験およびスチ
ーム試験後においても、水に対する接触角が108度以
上、植物油に対する接触角が65度以上と、優れた撥水
性と撥油性を保持していることがわかる。
【0101】また、上記の試験試料表面に、劣化した天
ぷら油を滴下してもティッシュで数回こするだけで容易
に油汚れを除くことができた。
【0102】
【発明の効果】以上示したように、本発明の樹脂用防汚
剤は、撥油性を有する酸化防止剤、撥油性を有する光安
定剤、撥油性を有する熱安定剤、撥油性を有する可塑
剤、または撥油性を有する難燃剤から成り、これを汎用
樹脂に混入することにより、油汚れ、摩耗摩耗、スチー
ムに対して優れた防汚耐久性を示す防汚樹脂を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である防汚樹脂の断面図
【図2】同防汚樹脂において、表面から一部高分子添加
剤が削り取られた場合の断面図
【符号の説明】
1 撥油性を有する基 2 汎用樹脂 3 酸化防止剤分子 4 撥油性を有する酸化防止剤 5 撥油性を有する酸化防止剤が部分的に欠落した樹脂
表面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撥油性を有する酸化防止剤、撥油性を有す
    る光安定剤、撥油性を有する熱安定剤、撥油性を有する
    可塑剤、または撥油性を有する難燃剤、の少なくとも一
    つから成ることを特徴とする樹脂用防汚剤。
  2. 【請求項2】撥油性を有する酸化防止剤が少なくともフ
    ェノール系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤、リン系酸
    化防止剤のうちいずれか一つを含有することを特徴とす
    る請求項1記載の樹脂用防汚剤。
  3. 【請求項3】撥油性を有する光安定剤が少なくともベン
    ゾトリアゾール系光安定剤、ベンゾフェノン系光安定
    剤、ヒンダードアミン系光安定剤、Ni系光安定剤のい
    ずれか一つを含有することを特徴とする請求項1記載の
    樹脂用防汚剤。
  4. 【請求項4】撥油性を有する熱安定剤が少なくとも金属
    石けん系熱安定剤か有機スズ系熱安定剤のうちいずれか
    一つを含有することを特徴とする請求項1記載の樹脂用
    防汚剤。
  5. 【請求項5】撥油性を有する可塑剤が少なくともフタル
    酸エステル系可塑剤、脂肪族二塩基酸エステル系可塑
    剤、ポリエステル系可塑剤、エポキシ系可塑剤、トリメ
    リット酸エステル系可塑剤のいずれか一つを含有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の樹脂用防汚剤。
  6. 【請求項6】撥油性を有する難燃剤が少なくともリン系
    難燃剤を含有することを特徴とする請求項1記載の樹脂
    用防汚剤。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6いずれかに記載の樹脂用
    防汚剤を含有することを特徴とする防汚樹脂。
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