JPH11348909A - 蓋嵌合容器の超音波式自動シール装置 - Google Patents

蓋嵌合容器の超音波式自動シール装置

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JPH11348909A
JPH11348909A JP18141798A JP18141798A JPH11348909A JP H11348909 A JPH11348909 A JP H11348909A JP 18141798 A JP18141798 A JP 18141798A JP 18141798 A JP18141798 A JP 18141798A JP H11348909 A JPH11348909 A JP H11348909A
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JP
Japan
Prior art keywords
lid
container
horn
lower die
belt conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP18141798A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Sugihara
義治 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANGYO KIKI KENKYUSHO KK
Original Assignee
SANGYO KIKI KENKYUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 蓋と容器とを超音波シールする装置を提供す
る。 【解決手段】 蓋嵌合容器1を搬送する丸ベルトコンベ
ア2を備え、この上部に所要個数の超音波発振用ホーン
7を備え、また上記丸ベルトコンベア2の下方部に昇降
自在にした蓋嵌合容器1を受ける下型15を備え、上記
ホーン7に対向する位置の下型15の所要箇所にチップ
21を取り付け、さらに上記丸ベルトコンベア2で蓋嵌
合容器1が下型15の位置に搬送されてきたことを検知
するセンサー22を備え、このセンサー22が蓋嵌合容
器1を検知すると、上記ホーン7および下型15のうち
少なくとも下型15を昇降させて蓋嵌合容器1のシール
面をチップ21で受けながら、そのシール面をホーン7
とチップ21で上下からはさんで押さえ超音波を発振す
ることによって蓋25と容器26とを超音波シールする
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓋を締めてなる蓋嵌合
容器の蓋と容器とを超音波で自動的にポイントシールす
るための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、中に惣菜などの具材が入った容
器に蓋を締めた蓋嵌合容器を移し替えたり運搬したりす
るときに、蓋が不用意に開いたりしないように、あるい
は店頭で誰かが蓋を開けていたずらしたりしないように
するために、安全のために作業者が粘着テープをカット
して蓋嵌合容器の両端を手作業で貼り付けていた。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、作業者
が蓋の両端に手で粘着テープを貼り付けていると、手間
がかかるので作業性が悪く、また蓋を開けるときにいち
いち粘着テープを引き剥すのがめんどうであったり、粘
着テープを引き剥すときにうっかりすると蓋がはじけて
中身の具材が飛び出してしまったりするような問題があ
った。
【0004】本発明は、蓋と容器とを粘着テープで貼り
付ける従来のやり方をやめて、超音波で蓋と容器とを自
動シールすることによって上記のような従来の問題点を
解決することを目的になされた蓋嵌合容器の超音波式自
動シール装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の蓋嵌合容器の超
音波式自動シール装置は、蓋嵌合容器を搬送する丸ベル
トコンベアを備え、この上方部に所要個数の超音波発振
用ホーンを備え、また上記丸ベルトコンベアの下部に昇
降自在にした蓋嵌合容器を受ける下型を備え、上記ホー
ンに対向する位置の下型の所要箇所にチップを取り付
け、さらに上記丸ベルトコンベアで蓋嵌合容器が下型の
位置に搬送されてきたことを検知するセンサーを備え、
このセンサーが蓋嵌合容器を検知すると、上記ホーンお
よび下型のうち少なくとも下型を昇降させて蓋嵌合容器
のシール面をチップで受けながら、そのシール面をホー
ンとチップで上下からはさんで押さえ、超音波を発振す
ることによって蓋嵌合容器の蓋と容器とを超音波シール
するように構成する。
【0006】なお、蓋嵌合容器の位置決めが正確になる
ように、下型の出口側位置に昇降自在のストッパーを設
けておくのが好ましい。
【0007】また、上記ホーンは固定して待機させてお
いてもよく、あるいは下型に取り付けたチップの昇降と
連動して相対的に昇降自在に構成させておいてもよい。
このとき、ホーンとチップとの間で衝撃を与えないよう
にホーンまたはチップの両方あるいはいずれか一方にば
ねを取り付けて衝撃がないようにさせておくのが好まし
い。
【0008】いずれにしても、蓋嵌合容器がセンサーで
感知すると、下型が上昇して容器の縁をチップで受けて
持ち上げ、上方に取り付けてあるホーンとで蓋嵌合容器
の縁を上下からはさみ、同時に超音波をホーンから発振
させることによって蓋と容器をポイントシールができる
ように構成されていればよい。
【0009】ホーンおよびチップの先端の形状は好みの
シール形状に合わせて製作しておくことによって、バラ
エティに富んだシール面を形づくることができる。
【0010】
【作用】その作用を説明すると、中に具材が入った容器
に蓋を締めた蓋嵌合容器を丸ベルトコンベアで搬送す
る。所定位置に送られてくるとセンサーで感知し、下型
が上昇する。蓋嵌合容器を下型で受けとり、蓋嵌合容器
の縁を下からチップで支えて上方で待機しているホーン
とではさまれて押さえられる。はさまれる前後にホーン
から超音波が発振されると、蓋嵌合容器の蓋と容器との
嵌合縁のシール面が溶着する。下型が上死点まで上昇す
ると、引き続いて下降しチップが丸ベルトの下にくる元
の位置に戻る。下型の後ろ側に上昇して待機していたス
トッパーが同時に下降する。蓋嵌合容器は再び丸ベルト
コンベアの上に乗り、搬送されて系外に排出されるとス
トッパーが上昇して次の蓋嵌合容器が来るまで待機す
る。
【0011】上記作動を繰り返して、次々に送られてく
る蓋嵌合容器を超音波シールする。
【0012】
【実施例】図に示すように、蓋嵌合容器の両端縁2箇所
をシールする場合の実施例について説明する。
【0013】まず、図1および図2に示すように、中に
惣菜やその他の具材を入れた蓋嵌合容器1を搬送する丸
ベルトコンベア2を設ける。この丸ベルトコンベア2の
両側に蓋嵌合容器1を案内するガイド板3を取り付け
る。このガイド板3はハンドル4の操作によって蓋嵌合
容器1の幅寸法に合わせて左右に移動できるように構成
する。さらに、この丸ベルトコンベア2の上方部には2
本のスライドガイド棒5の下端部で支持されたベース板
6が水平に取り付けてあり、このベース板6の両端部に
超音波発振用ホーン7のホーン取付ベース8が固定され
ている。このホーン取付ベース8は、図3に示すよう
に、中央部に穴が開いており、この中に絶縁板9で一体
的に固定されたホーン7が挿入されている。また、この
ホーン7はケーブル10を介して制御盤24に内装した
超音波発振ユニット(図外)に接続されている。上記ス
ライドガイド棒5は支持フレーム11に取り付けたスラ
イドベアリング12に挿入されていて抜け落ちないよう
にその上端部にカラー13を取り付けてある。支持フレ
ーム11と上記ベース板6との間のスライドガイド棒5
には、それぞれ圧縮ばね14を取り付ける。
【0014】また、図4に示すように、上記丸ベルトコ
ンベア2の下方部に下型15を取り付ける下型取付ベー
ス16を配置する。この下型取付ベース16はチエーン
17を介してモータ18で回転する回転軸19に連結さ
れたクランク20に連結されている。この下型15の両
側に前記ホーン7に対向するそれぞれの位置にチップ2
1を取り付ける。また、上記回転軸19の反対側端部
と、ホーン7を支持している支持フレーム11とをクラ
ンク20で連結して、回転する回転軸19の動きに連動
してホーン7と下型15とが相対的に昇降自在に構成す
る。
【0015】さらに、前記ガイド板3にセンサー22を
取り付ける。このセンサー22は上記丸ベルトコンベア
2で蓋嵌合容器1が下型15の位置に搬送されてきたこ
とを検知するとモータ18が作動し、クランク20が回
転すると支持フレーム11と下型取付ベース16とが相
対的に昇降するように構成する。図5に示すように、下
型15が上昇すると蓋嵌合容器1はその嵌合縁23を下
型15の両側に取り付けたチップ21で受けながら上昇
する。その嵌合縁23は上方から下降してきたホーン7
に当たり、さらに上昇して圧縮ばね14の圧縮作用に抗
して嵌合縁23をその上下からホーン7とチップ21で
はさんで押さえながら蓋嵌合容器1が丸ベルトから離れ
る位置まで上昇する。蓋嵌合容器1をチップ21とホー
ン7とで上下からはさむ前後のタイミングをとらえて超
音波発振ユニットから超音波を発振することによって蓋
25と容器26とを超音波シールするように構成する。
【0016】なお、蓋嵌合容器1の位置決めが正確にな
るように、下型15の出口側位置に昇降自在のストッパ
ー27を設けておくのが好ましい。
【0017】また、図6に示すように、ホーン7を昇降
させるクランク20を取り付けずに、ホーン7を支持す
る支持フレーム11を固定式として上方で待機させ、下
型15が上昇して蓋嵌合容器1の嵌合縁23を持ち上げ
てホーン7に当てるように構成してもよい。
【0018】いずれにしても、蓋嵌合容器1がセンサー
22で感知すると、下型15が上昇して容器26の嵌合
縁23をチップ21で受けて持ち上げ、上方に取り付け
てあるホーンとで蓋嵌合容器1の縁嵌合23を上下から
はさんで押さえ、同時に超音波をホーン7から発振させ
ることによって蓋25と容器26とをシールできるよう
に構成されていればよい。
【0019】ホーン7およびチップ21の先端の形状は
好みのシール形状に合わせて製作しておけばバラエティ
に富んだシール面を形づくることができる。
【0020】上記下型15はその下型取付ベース16上
に取り付けたピン28に差し込む穴29を開けておいて
着脱自在に構成しておくと、蓋嵌合容器1の形状を変え
た場合には、その蓋嵌合容器1の形状に合った下型15
に簡単に取り替えることができる。他方のホーン7の取
り付け位置の変更は、ホーン取付ベース8に長穴29を
開けておいてこの長穴29上をスライドさせて下型15
のチップ21に対向する位置に合わせてボルト30で固
定できるように構成しておけばよい。
【0021】本実施例では、2点シールの場合について
例示したが、1点または3点以上の場合でもその本数だ
けのホーン7とチップ21を取り付けておけばよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。
【0023】まず、従来のように手で粘着テープを貼り
付ける手間が省けたので、作業性が飛躍的に向上した。
【0024】従来は複数の作業者でしていた作業を自動
化できるようなったから、人件費がかからず、しかも生
産性が向上するので、製造コストを大幅に下げることが
できた。
【0025】しかも、粘着テープのような資材を全く使
用する必要がないので資材コストを下げることができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体斜視図である。
【図2】図1の正断面図である。
【図3】ホーンの取り付け状態を示す断面図である。
【図4】クランクが作動したときの状態を示す正面図で
ある。
【図5】シールした蓋嵌合容器の斜視図である。
【図6】下型のみが昇降する場合のクランクの作動状態
を示す正面図である。
【符号の説明】
1 蓋嵌合容器 2 丸ベルトコンベア 7 ホーン 15 下型 21 チップ 22 センサー 25 蓋 26 容器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋嵌合容器1を搬送する丸ベルトコンベ
    ア2を備え、この上部に所要個数の超音波発振用ホーン
    7を備え、また上記丸ベルトコンベア2の下方部に昇降
    自在にした蓋嵌合容器1を受ける下型15を備え、上記
    ホーン7に対向する位置の下型15の所要箇所にチップ
    21を取り付け、さらに上記丸ベルトコンベア2で蓋嵌
    合容器1が下型15の位置に搬送されてきたことを検知
    するセンサー22を備え、このセンサー22が蓋嵌合容
    器1を検知すると、上記ホーン7および下型15のうち
    少なくとも下型15を昇降させて蓋嵌合容器1のシール
    面をチップ21で受けながら、そのシール面をホーン7
    とチップ21で上下からはさんで押さえ超音波を発振す
    ることによって蓋25と容器26とを超音波シールする
    ように構成したことを特徴とする蓋嵌合容器の超音波式
    自動シール装置。
JP18141798A 1998-06-13 1998-06-13 蓋嵌合容器の超音波式自動シール装置 Pending JPH11348909A (ja)

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JP18141798A JPH11348909A (ja) 1998-06-13 1998-06-13 蓋嵌合容器の超音波式自動シール装置

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JP18141798A JPH11348909A (ja) 1998-06-13 1998-06-13 蓋嵌合容器の超音波式自動シール装置

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JPH11348909A true JPH11348909A (ja) 1999-12-21

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ID=16100412

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JP18141798A Pending JPH11348909A (ja) 1998-06-13 1998-06-13 蓋嵌合容器の超音波式自動シール装置

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JP (1) JPH11348909A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004048199A1 (en) * 2002-11-22 2004-06-10 Kolkman Verpakkingen Hedel B.V. Method and device for fixing a cover onto a container
JP2009250800A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Keisuke Uchimoto ガスサンプリング用袋体およびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004048199A1 (en) * 2002-11-22 2004-06-10 Kolkman Verpakkingen Hedel B.V. Method and device for fixing a cover onto a container
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Effective date: 20080708