JPH1134883A - 通気ステアリングホイール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車方向制御用ステアリングホイールの温
度は外界の温度に依って大きく変化する。運転しようと
する時、手に対してステアリングホイールの温度を速や
かに適温にし、快適さが向上することが課題になる。 【解決手段】 本発明に係る通気ステアリングホイール
８は既設エアコンを利用して、保温ホース１でエアコン
と通気孔６或は７があるステアリングホイール８を接続
して、冷暖風を送ることにより、ステアリングホイール
８の温度は簡単、効率的、適温に調整し、冷暖風が手に
当たって、運転手の不快感を解消出来る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は自動車方向制御用通
気ステアリングホイールに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、自動車方向制御用ステアリングホ
イールは気体が中から外に流れる特徴のあるものがなか
った。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】運転手が運転する時、
常にステアリングホイールを握る手の快適さはとても大
事であり、安全運転への影響も考えられる。ステアリン
グホイールの材質は様々なものがあるが、夏の暑い時、
太陽が当たる処に暫く置くと、ステアリングホイールは
手で触れないぐらい熱くなる。逆に、冬の寒い時、外に
置いた自動車は早朝初めて運転する時、ステアリングホ
イールは冷たくて、何とかステアリングホイールを速や
かに加熱する方法がないかと思う人が多い。このよう
に、ステアリングホイールの温度は外界の温度に依って
大きく変化する。その他、長時間運転する人（例、タク
シー、バス、配達トラックなどの運転手）は手の不快感
が出てくる。汗をかいたり、水虫ができたりするので、
手袋を使う人もいる。従って、運転しようとする時、手
に対してステアリングホイールの温度を速やかに適温に
し、快適さが向上することが課題になる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明に係る通気ステア
リングホイールは、既設エアコンを利用して、保温ホー
ス１でエアコンと直線通気道４、円周通気道５又は通気
孔６或は通気性多孔材料の通気孔７がある自動車方向制
御用ステアリングホイール８を接続することにより、暑
い時には冷風を、寒い時には暖風を送る。

【０００５】

【発明の実施の形態】保温ホース１をエアコンに接続
し、エアコンから冷暖風を送る。冷暖風は保温ホース１
の入口から入って、固定リング状通気道２とロータリー
リング状通気道３、直線通気道４、円周通気道５を通っ
て、最後に通気孔６或は通気性多孔材料製のステアリン
グホイールの通気孔７から外に出て、運転手の手に当た
る。通気孔はステアリングホイール８の手によって握ら
れる頻度の高い処に設けるか、或はステアリングホイー
ル８全周に設ける。

【０００６】

【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、本発明に
よれば次の効果をもたらす。ステアリングホイール８の
中に通った冷暖風はステアリングホイール８の温度を簡
単、効率的、適温に調整し、冷暖風が手に当たって、運
転手の不快感を解消出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】図２のステアリングホイール８のＡ−Ａ断面図
である。

【図２】ステアリングホイール８の正面図である。

【符号の説明】

１ ホース。 ２ 固定リング状通気道。 ３ ロータリーリング状通気道。 ４ 直線通気道。 ５ 円周通気道。 ６ 通気孔。 ７ 通気性多孔材料の通気孔。 ８ ステアリングホイール。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 気体が直線通気道（４）、円周通気道
   （５）、通気孔（６）或は通気性多孔材料製ステアリン
   グホイールの通気孔（７）に通って、中から外に流れる
   特徴がある自動車方向制御用ステアリングホイールであ
   る。