JPH11348224A - 微細ベニヤ装飾ラミネ―ト、その製造方法及びそれから作られた物品 - Google Patents

微細ベニヤ装飾ラミネ―ト、その製造方法及びそれから作られた物品

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JPH11348224A
JPH11348224A JP11139849A JP13984999A JPH11348224A JP H11348224 A JPH11348224 A JP H11348224A JP 11139849 A JP11139849 A JP 11139849A JP 13984999 A JP13984999 A JP 13984999A JP H11348224 A JPH11348224 A JP H11348224A
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resin
impregnated
layer
decorative
top layer
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Jay T Oliver
ティー オリヴァー ジェイ
Timothy J Lay
ジェイ レイ ティモシー
Dorothy H Palmer
エイチ パーマー ドロシー
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Premark RWP Holdings LLC
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    • B44C3/02Superimposing layers
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
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    • B44C5/0469Ornamental plaques, e.g. decorative panels, decorative veneers comprising a decorative sheet and a core formed by one or more resin impregnated sheets of paper

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  • Laminated Bodies (AREA)
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  • Sealing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な耐しみ、耐摩耗性及び耐応力亀裂を有
する装飾用部材を得る。 【解決手段】 微細ベニヤ装飾ラミネートを形成するた
めのスタックの製造方法であって (a)(i)部分的に硬化した熱硬化性樹脂で含浸されたα-
セルロースオーバーレイ紙のトップ層;(ii)該トップ層
に対して位置する非樹脂含浸装飾層;及び(iii)トップ
層に対して最初に位置する面及び粘着のための裏面を有
する裏層であって、該裏面がサンドペーパーで磨く必要
なく容易に接着可能な樹脂で含浸されている裏層を含む
スタックを形成する工程を含む方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装飾用ラミネー
ト、それから作られた物品、及びそのようなラミネート
を製造する方法に関する。別の観点から、本発明は、非
常に薄い装飾ラミネート又は“微細ベニヤ”、それから
作られた物品、及びそのようなラミネートを製造する方
法に関する。また別の観点から、本発明は非常に薄い二
次成形性の装飾用ラミネート、それから物品を製造する
方法、及び二次成形方法に関する。さらに別の観点か
ら、本発明は、任意の所望する表面又は基体へ粘着して
結合することができるように、接着できる裏材ととも
に、実質的に硬化したメラミンホルムアルデヒド樹脂で
被覆した装飾用紙を有する装飾用ラミネートに関し、さ
らにそのようなラミネートから作られる物品、及びその
ようなラミネートを製造する方法に関する。紙に樹脂含
浸裏材を提供して該紙が任意の所望する表面に粘着して
結合することができるようにするとともに、該紙の装飾
表面上の樹脂は、該紙の耐摩耗性を改良するための温度
及び圧力条件下で硬化させ、よって良好な耐しみ及び耐
摩耗性を有する装飾用部材が得られる。
【0002】
【従来の技術】メラミン樹脂含浸装飾用紙は、高圧積層
板を製造するために、市場でフェノールホルムアルデヒ
ド樹脂含有クラフト紙及びライナーボード基体へラミネ
ートされている。メラミン樹脂含浸装飾用紙はまた、低
圧積層板を製造するために、市場でパーティクルボード
及び他の構造基体にラミネートされている。該含浸装飾
用紙におけるメラミン樹脂は、メラミン樹脂含浸装飾用
紙と基体を結合させるために、積層させる温度及び圧力
条件下で流動する。メラミン樹脂で含浸されたオーバー
レイ紙を、該ラミネートの耐摩耗特性を改良するために
装飾用紙の上にラミネートすることができる。メラミン
樹脂で含浸されたオーバーレイを樹脂で含浸されていな
い装飾用紙上へラミネートすることができる。該含浸オ
ーバーレイにおけるメラミン樹脂は、メラミン樹脂で含
浸されたオーバーレイと非含浸装飾用紙を結合させるた
めに、積層させる温度及び圧力条件下で流動する。メラ
ミン樹脂は、完全に硬化したときに透明であり、耐しみ
及び耐摩耗性を有し、そのため市販のラミネートのため
のえり抜きの樹脂となっている。熱および光のための退
色に対する抵抗は、また、実現される。
【0003】ブンコウスキー(Bunkowski)の米国特許
第4,076,896号明細書は、ラミネートの製造に使用する
ときに、メラミン樹脂が完全な含浸を与え、よって完全
な結合を保証することを開示している。メラミン樹脂含
浸装飾用オーバレイ紙が結合するラミネート芯として複
数のフェノール樹脂含浸クラフト紙シートが使用されて
いる装飾高圧積層板を製造するために、メラミン樹脂が
使用されてきた。これらのラミネートは、その後、堅い
基板に粘着されて結合し、パーティション、壁ドア、テ
ーブル及びカウンター上部などとして使用される。家
具、台所用食器棚等に容易に組み立てられることが可能
であるラミネート・パネルは、ずっと低い圧力で単一の
メラミン樹脂含浸装飾紙をパーティクルボード基体へ適
用することによって製造される。これらのラミネートパ
ネルは、“低圧”パネルと称されている。
【0004】装飾紙は、アルファ・セルロース含量が少
なくとも60%である漂白された木材パルプから作られ
る。装飾紙は、公知の方法で着色されて、色および不透
明の所望のレベルを得る。それらは、基礎重さにおい
て、3,000平方フィート連当たり、およそ50〜90ポ
ンドの範囲である。pHがメラミン樹脂の反応率に与える
影響のために、それが加えられたあと、紙は制御された
pHを有する。このpH範囲の変動は、処理された紙の貯蔵
寿命及び/又は紙パネルが製造されるときのプレスサイ
クル回数に悪い影響を及ぼす。多孔性は、樹脂による該
紙の適当な処理及びパネルのプレスを確実にするために
制御される。あまりに高い多孔性を有する紙では、あま
りに多くの樹脂が透過することができて、そこから生じ
るパネル上の乾燥スポットという結果となる。あまりに
低い多孔性を有する紙によっては、充分な樹脂が透過す
ることができず、そして、表面の過剰な樹脂は斑点状と
なって、そこから、結果として得られるパネルの表面の
ひび及び/又は亀裂が起こる(米国特許第4,076,896号
明細書、ブンコウスキー)。
【0005】紙の含浸、そして、含浸した紙の乾燥は、
当業者にとって公知の慣用の処置及びドライヤーにより
実施することができる。含浸した紙の樹脂含量は、一般
的に含浸した紙の重さに基づいて、約55%から約65
%までの範囲である。紙の揮発するレベルは、約5%±
0.5%で維持される。流動レベルと処理された紙の処理
重量の間のバランスは、クラック及び/又はひび抵抗性
が減少することなく適当な摩砕レベルが確実となるよう
に維持される。処理された紙は、約1〜15分間、150-
360°Fで乾燥することによってベータ段階化され、調節
された貯蔵領域中で平らに貯蔵される。それは、70-75
°Fおよび4〜50%の相対湿度で少なくとも3ヶ月の
公称上の貯蔵寿命を有する(米国特許第4,076,896号、
ブンコウスキー)。
【0006】コア材料、即ち、装飾の低圧のパネルを生
産することに役立つ自立する基体は、中度の密度の、マ
ット-形成されたウッドパーティクルポード及び中度の
密度のウッド繊維板を含む。しかしながら有用なコア材
料は、完全サイズの滑らかな表面の、よく接着するクラ
ック及びひび抵抗性のパネルの製造を可能にしなければ
ならない。コア材料は、平衡温度及び7%±2%の平衡
湿分に達成するように、周囲条件で十分な時間、貯蔵し
なければならない(米国特許第4,076,896号、ブンコウ
スキー)。
【0007】高圧ラミネートの形成において、装飾又は
プリント層は、慣用のフェノールの樹脂-含浸コアに上
に置かれて、その上に保護するようにメラミン型樹脂-
含浸オーバレイが配置されている。形成されたスタック
は、その後、液圧プレスの磨かれた金属プレートの間に
負荷されて、閉じられて、該スタックが単一のシートに
融合するのに適当な時間、充分な圧力及び温度を施され
る。ラミネートの装飾層に適している紙は、該層の従来
の含浸を必要とすることなく、融合中に、コア及びオー
バレイの樹脂がそれを通して滲み出るためにの多孔性を
必要とする。最適のラミネート強さのために、装飾層
は、オーバレイおよびコアからの樹脂を吸収して、それ
らとともに永続的な粘着性の結合を形成しなければなら
ない(米国特許第3,816,232号、Meiser、及び米国特許
第3,949,133号、Santurriら)。
【0008】積層されたセメント形成材料の製造におい
て、予備硬化された結合ラミネートオーバーレイが形成
され、それは、下にひく基体との接触の前に実質的に硬
化される。オーバレイは、二つのほとんど完全に滑らか
な表層との間に形成される。硬化によって、樹脂材料が
熱硬化性樹脂になるようになり、それによって、固定さ
れた最終的な構造を確立する。固体基体への予備硬化さ
れた結合ラミネートオーバーレイの付着が、圧力及び接
着だけの使用によって、達成されてもよい。圧力および
熱の両方が、より確実な粘着力を保証するために使用さ
れることが好ましい。予備硬化された結合ラミネート・
オーバレイおよび固体基体間の熱圧プレスにおいて適当
な粘着を得るために、低い水分含量の接着剤がそれらの
間に適用されなければならない。多くの市販で入手でき
る接着剤が使用されることができると共に、紙がPlyoci
te PGL(製品番号42-206)という商品名の下にタコマ
(ワシントン)のReichhold Chemicals社から販売され
ている紙グルーライン(paperglue line)が、そのよう
な用途にとても満足のいくもんであることが判ってい
る。
【0009】紙グルーラインは、樹脂の高量で含浸され
たセルロースの極めて薄いシートから成る。従って、紙
グルーラインは、製造グレードグルーの粘着特性を所有
するが、非常に低い水分含量を持つ。この低い水分含量
が要求されないと、水ぶくれがオーバーレイの表面のす
ぐ下に形成されて、それによってオーバーレイの外側の
表層上に不適当な結合及び潜在的な表層不規則性が引き
起こされる。根本的な基板から離れて、本発明のラミネ
ートオーバレイが下にひかれる基体とは別個に実質的に
硬化されるされることが重要である。このように、硬化
される熱硬化性樹脂の自然現象でもある縮みは、下にひ
く基板から離れて起こる。予備硬化された結合ラミネー
トオーバーレイはその後、熱圧プレスで固体基体に付着
するときに、最小の縮みのみを受ける。その結果、表面
チェックの量及び下にひく固体基体のそりの激烈な減少
となる(米国特許第5,089,348号、Louderback)。
【0010】およそ230-310°F(110-155°C)の温度
で、300psi(20バール)より大きい、好ましくは750-15
00psi(51-102バール)の圧力でフェノール・ホルムア
ルデヒド含浸クラフト紙にラミネートされたメラミン含
浸装飾紙は、市場で高圧ラミネートと称されている。お
よそ230-310°F(110-155°C)の温度で、及び300psi
(20バール)までの圧力でパーティクルボードにラミネ
ートされたメラミン含浸装飾紙は、市場で低圧ラミネー
トと称する。積層は商業上、連続及びバッチプレスでな
される。
【0011】高圧ラミネートは、例えば合板、ハードボ
ード、パーティクルボード、分子板、セメント-アスベ
スト板などといった基体材料に粘着的に結合されて、付
加的な強さ及びその意図された構造上の使用に対しての
剛性を与える。結合方法は通常、最初のステップとし
て、ラミネートの裏面をサンドペーパーで磨くことを要
し、該ラミネートと、該ラミネート及び基体材料の結合
に使用する接着剤間の適切な結合を確実にする。その磨
く工程は、ラミネートの製造経費を増やすことになる。
ラミネートは、そこに含まれる樹脂がラミネートプロセ
スの間に硬化した後、比較的曲がらなくなる。薄いラミ
ネート(例えば、単にオーバーレイ・シート、装飾シー
ト及びクラフト紙又はライナーボードの一つのシートを
含むラミネート)は、特にラミネート後のそのもろさの
ために、サンドペーパーで磨く間に、損傷を受け易い。
サンドペーパーで磨く必要性は、裏材シートを熱硬化性
接着剤で被覆することによって回避され得る。得られた
ラミネートは、慣用の接着剤(米国特許第4,258,103
号、Hosmerら)を有する基体に、容易に接着可能であ
る。
【0012】薄くトップコートされた装飾紙をクラフト
紙ライナーボードにラミネートすることができ、樹脂被
覆ボードのための表面合板として使用することができ
る。薄いトップコーティングは、透明な樹脂、好ましく
はメラミン樹脂である。あるいは、クラフトライナーボ
ードが樹脂でトップコートされることができて、樹脂被
覆ボードのためのトップ表面合板として使うことができ
る。製造、輸送及び貯蔵中のダメージを防ぐために、装
飾紙は、着脱可能なプラスチック、好ましくはマイラー
シートで予備ラミネートすることができる。マイラーシ
ートは一時的な保護を提供し、パネルが使用されるとき
に取り外す。中心合板は、パーティクルボード、繊維板
または木材合板である。裏合板は、クラフトライナーボ
ードであり得る。表面、中心および裏の合板は粘着して
結合される。接着剤は合板の間に適用される(ヘール
ズ、カナダ特許 781,437号、Valerius、米国特許第3,61
6,021号、Van Dyek、米国特許第3,929,545号、及び、ジ
ューリアンら、米国特許第4,552,792号)。
【0013】米国特許第3,547,767号(Keelingらへ1970
年12月15日発行)は、可撓性の熱および圧力で強化した
装飾ラミネートが開示され、それは亜硝酸塩ゴム・ラテ
ックス含浸ベース及び上に置かれた透明な熱可塑性フィ
ルムを含んでいる。米国特許第4,263,373号(McCaskey,
Jr.らへ1981年4月21日発行)は、極端に薄いグルー付
着性装飾ラミネートを作る方法を開示する。その方法は
一般に、トップ装飾表面及び樹脂フィルムで被覆された
底面を有する1の紙シートからなるラミネートスタック
を集めることを含み、それは厚さがおよそ5mil〜およそ
0.25milで、紙を不透明にするのに有効で、樹脂流れに
バリヤー及び1つの耐摩耗性保護オーバーレイシートを
提供する。その方法は更に、そのスタックを熱及び圧力
で固めることを含み、厚さ5mil〜15milを有し、グルー
付着性である1つの面に樹脂フィルムする単一の装飾ラ
ミネートを形成する。
【0014】米国特許第4,263,073号(Jaisleらに 1981
年4月21日に発行)は、ラミネートを剥がす方法を開示
していて、そこには、圧力パック中でラミネートをお互
いに離すための効果的なセパレータ・シートが、水溶性
のアルカリ土類または土類金属塩の水溶液で少なくとも
200秒の水吸収を有する紙ウェブを最初におおい、その
後、アルギン酸の塩のフィルムで同じ表面を覆うことに
よって、安価に製造できる。Jaisleらは、発明の概念
が、塩サイジング及びアルギネートコーティングが紙の
表面に適用されるように水吸収性を有する紙の使用にあ
り、実質的に全てのコーティングがその表層繊維に保持
されて、実質的にウェッブへの浸透が起こらないと述べ
ている。
【0015】しかし、従来技術の進歩にもかかわらず、
良好な耐しみ及び耐摩耗性及び耐応力亀裂を有する、樹
脂で被覆された装飾紙への要求がいまだあり、特に低い
湿気条件下でパーティクルボードに粘着して結合できる
装飾紙への要求がある。また、約300psi(20バール)を
超える、好ましくは750-1500psi(51-102バール)の圧
力で硬化された樹脂被覆装飾紙への要求もある。また、
良好な耐しみ及び耐摩耗性を付与するために、十分に実
質的に完全に硬化されたメラミン樹脂をその摩耗面に有
するメラミン樹脂で被覆された装飾紙への要求がある。
また、裏面に実質的にいっそう少ない樹脂を有し、パー
ティクルボードに粘着して結合する装飾紙の必要性があ
る。また、十分な柔軟性を有し且つもろくなく、壊れる
ことなく取り扱われることができる装飾紙への要求があ
る。含浸装飾紙のプレ含浸物(pre-preg)を作る必要の
ない、メラミン樹脂被覆装飾紙の製造への要求がまたあ
る。装飾プレ含浸物のための貯蔵コストを減少させる必
要がまだある。従来技術にあるこれらの及び他の要求
が、本出願の検討により明らかになる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、パー
ティクルボードに粘着して結合することができる良好な
耐しみ及び耐摩耗性を有する装飾紙を提供することであ
る。本発明の別の目的は、約300psi(20バール)を超え
る、好ましくは750-1500psi(51-102バール)の圧力で
硬化された樹脂で被覆された装飾紙を提供することであ
る。本発明の別の目的はまた、良好な耐しみ及び耐摩耗
性を付与するために、十分に実質的に完全に硬化された
メラミン樹脂をその摩耗面に有するメラミン樹脂で被覆
された装飾紙を提供することである。本発明の別の目的
はまた、裏面に実質的にいっそう少ない樹脂を有し、パ
ーティクルボードに粘着して結合する装飾紙を提供する
ことである。また、本発明の別の目的は、十分な柔軟性
を有し且つもろくなく、壊れることなく取り扱うことが
できる装飾紙を提供することである。本発明のさらに別
の目的は、含浸装飾紙のプレ含浸物を作る必要のない、
メラミン樹脂被覆装飾紙の製造を提供することである。
本発明のまた別の目的は、装飾プレ含浸物のための貯蔵
コストを減少させることだある。本発明のこれらの及び
他の目的は本出願を検討することで明らかになる。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの実施態様
によれば、装飾層、樹脂含浸接着可能な裏層、及び任意
に1又はそれ以上の樹脂含浸コア層、及び、更に任意に
1又はそれ以上の樹脂含浸オーバーレイ層を有する微細
ベニヤ装飾ラミネートが提供される。微細ベニヤ装飾ラ
ミネートにおいて、装飾層における樹脂の流れは、十分
に実質的に完全に硬化したメラミン樹脂が良好な耐しみ
及び耐摩耗性を付与するために装飾紙の摩耗面に残るよ
うに、制限される。装飾紙を通る流れは、装飾紙に強さ
を与えるために紙が実質的に完全に樹脂で含浸されるよ
うに制限される。流れを制限することは、必要とする樹
脂量の減少を可能にする。
【0018】メラミン・ホルムアルデヒド樹脂は、その
耐しみおよび耐摩耗性のため認められて、好適な樹脂で
ある。混合物の重量でメラミン・ホルムアルデヒド樹脂
と33%までの尿素ホルムアルデヒド樹脂との混合物も
また、有用である。高温及び加圧ラミネート条件下の流
れは、樹脂が部分的に硬化される程度まで制限される。
ラミネートを製造する分野の当業者にとって、高温及び
加圧ラミネート条件下、樹脂の流れを、部分的に該樹脂
を硬化させるように硬化条件を調節すること及び触媒び
樹脂処方中の他の成分の濃度を選択することによって、
制御できることが公知である。樹脂をオーバレイに含浸
させて部分的に硬化し、樹脂で含浸されていない装飾紙
の摩耗面の上に置くことができる。樹脂はまた、装飾紙
の摩耗面上に被覆し部分的に硬化することができる。樹
脂は、その流れを制限するために部分的に硬化される。
その後、それは、高温および加圧ラミネート条件下で実
質的に完全に硬化される。
【0019】ラミネートスタックに、光沢またはテクス
チャーのような装飾の特徴を与えるための熱及び加圧合
併(consolidation)に施す前に、ラミネートスタック
の一部として熱可塑性フィルムを樹脂含浸オーバーレイ
又は装飾紙の上へ置くことができる。熱可塑性フィルム
はそのまま被覆された紙上に残って、取り扱われる際に
該紙のための支持体を提供することができる。熱可塑性
のフィルムは、物品の製作の間、ラミネート上に残るこ
とができて、顧客が該熱可塑性フィルムを取り外すとき
まで残存する。適当な熱可塑性フィルムの非制限的な具
体例として、ポリエチレン・テレフタレートフィルムお
よびポリプロピレン(特にポリプロピレンホモポリマ
ー)フィルムがある。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の「微細ベニヤ」装飾ラミ
ネートは、摩耗面に樹脂のコーティングを有するべた色
又はプリント装飾紙のいずれかであってよい装飾層、樹
脂含浸接着可能な裏材、及び任意に1又はそれ以上の樹
脂含浸コア層、及び更に任意に1又はそれ以上の樹脂含
浸オーバーレイ層を含む。本発明の微細ベニヤ装飾ラミ
ネートが、接着する前に裏材をサンドペーパーで磨くこ
とを必要としない接着可能なラミネートを提供し、それ
は良好な応力亀裂抵抗性を有する。一般に、高圧及び低
圧装飾のラミネートの製造に有用な任意の適切なべた色
及びプリント装飾紙もおよびプリント装飾の紙が、本発
明の微細ベニヤ装飾ラミネートを製造するのに有用であ
る。一般に、本発明において利用されるべた色及びプリ
ント装飾紙は、強さのために樹脂で含浸する。
【0021】本発明の実施にあたり、任意の適切な種類
の材料を一つ以上のコア層として利用できる。好ましく
は、当技術分野でよく知られているクラフト紙が一つ以
上のコア層として利用される。一般的に、クラフト紙の
任意の適当な基本重量(3000sqftに基づいて連)が利用
でき、一般に約25〜約150ポンドの範囲、好ましくは約4
0〜約140ポンドの範囲、及びより好ましくは約85〜約12
5ポンドの範囲である。1つ以上のコアシートは、当分
野でよく知られている任意の適切な樹脂で含浸し、最も
好ましくはフェノール-ホルムアルデヒド樹脂で含浸さ
れる。本発明の実施において、任意の適切な種類の材料
を裏層として利用できる。非制限的な具体例として、当
技術分野で周知のクラフト紙又は損紙を裏層として利用
できる。一般に、任意の適当な重量のクラフト紙が利用
でき、一般に約25〜約150ポンドの範囲、好ましく
は約25〜約65ポンドの範囲、及びより好ましくは約
25〜約50ポンドの範囲である。裏材シートは任意の
適当な樹脂で含浸されて、サンドペーパーで磨くことを
必要としない容易に接着可能な裏材を提供することがで
きる。非制限的な具体例として、裏材シートは、ポリビ
ニール・アルコール(PVA)で被覆することができる。
別の非制限的な具体例として、裏材シートは、コア又は
装飾のシートに面する側がフェノール-ホルムアルデヒ
ド樹脂で含浸され、装飾シートの裏又は接着可能側をポ
リビニールアセテートで被覆され得る。
【0022】本発明の微細ベニヤ装飾ラミネートは、基
体又は所望されれば他の物品へ接着によって装飾表面と
して利用できる。例えば、バーティクルボード、家具、
カウンタートップなどの基体へ粘着的に結合することが
できる。一般に、微細ベニヤ装飾ラミネートは、市場で
高圧装飾ラミネートを製造するために使用されている製
造設備及び方法を利用して得られる。本発明の一つの実
施態様において、樹脂はオーバーレイに最初に含浸され
て、オーブン又は任意の適切な加熱装置に該樹脂含浸オ
ーバーレイを通すことによって、部分的に硬化させる。
該オーバーレイは、樹脂で含浸されていないべた色又は
プリント紙の上へ位置し、及び任意に1以上の樹脂含浸
コアシート及び樹脂含浸裏材シートをとともに、これら
のすべては一緒に一般的に約300psi(20バール)よりも
大きく、好ましくは約750-1500psi(51-102バール)の
範囲の圧力の下でラミネートされる。プラスチックのフ
ィルムを該樹脂含浸オーバーレイの上へ置くことがで
き、該オーバーレイと装飾紙が永久的に一緒にラミネー
トするように該オーバーレイへ除去可能なようにラミネ
ートされる。プラスチックフィルムは、プラスチックラ
ミネートを作る技術において周知のように、光沢および
テクスチャを与えるためのコールプレート(caul plat
e)の機能、及び分離シートとしての役目をする。ポリ
エチレンテレフタレート(PET)フィルムは、230℃以上
の温度で、実質的にこの発明の樹脂が硬化する温度以上
で、溶融し始める。高圧及び低圧装飾ラミネートの製造
において使用されるコールプレート、箔および分離シー
トも、使用することができる。
【0023】オーバーレイ中の樹脂含量は、耐摩耗性表
面及び装飾紙を含浸するのに必要とされる樹脂の量を提
供するために調節される。これは、先行技術において装
飾べた色及びプリント紙へラミネートされるオーバーレ
イ及び樹脂含浸クラフト紙のコアにおいて一般に利用さ
れる樹脂よりも少ない。樹脂含量の減少は、より高い樹
脂含量で処理されるオーバーレイよりもろくないオーバ
ーレイを提供する。樹脂組成物は、オーバーレイ中の部
分的に硬化した樹脂が、樹脂を含浸していない装飾紙に
ラミネートするように、流れを制限するために調節され
る。オーバーレイ中の樹脂は、装飾紙に含浸してそこへ
強さを提供するために、装飾紙を通して流れることを必
要とする。その流れは、ラミネートの装飾側が所望の耐
摩耗性及び装飾性を有するように制限されることを必要
とする。裏層又は任意のコア層へ粘着的に結合すべき装
飾シートの反対側の樹脂量は、制限される。
【0024】樹脂が部分的に硬化される条件は、ラミネ
ートの間、樹脂の流れを制御するために調節され得る。
触媒は、流れを制御するために選択することができる。
一般に、高いすぎる樹脂流れは、商業上有意な耐摩耗性
及び装飾性を有するのに装飾面上に十分な樹脂のないラ
ミネートに結果としてなる。一般に、低過ぎる樹脂流れ
は、必須の強さを提供するのに装飾紙中に十分な樹脂の
ないラミネートに結果としてなる。適切な樹脂流れが紙
の特性、使用される設備、及びラミネート条件に依存し
て変動するが、一般に樹脂流れは約10〜約40の範
囲、好ましくは約12〜約30の範囲、より好ましくは
約15〜約25の範囲である。流れは、部分的に硬化し
た樹脂含浸オーバーレイの3インチ径の片(8片はソリ
ッドに、12片はオーバーレイに)のスタックを100
0psiで320°F(160℃)にて5分間プレスし、及び該オー
バーレイの端を超えて広がった樹脂を取った後、重さの
差異から測定する。
【0025】オーバーレイ中の樹脂量はまた、装飾紙の
基本重量及び多孔性のために調節される。該オーバーレ
イ、任意のコアシート及び裏材シートの基本重量及び樹
脂保持許容量もまた、ラミネート中の樹脂の流れを制御
するのに考慮される。別の実施態様において、樹脂は、
べた色装飾紙の装飾面上へ被覆され、それは1又はそれ
以上の任意の樹脂含浸コアシート及び樹脂含浸裏材シー
トとともにラミネートされる。樹脂は、装飾紙に含浸し
て、部分的に硬化される。含浸装飾紙の重量に基づい
て、約40〜約48の範囲、好ましくは約41〜約45
の範囲、より好ましくは約43〜約45の範囲の樹脂含
量が、3000平方フィートにつき約50〜80ポンドの基
本重量を有するべた色装飾紙にとって充分な樹脂を提供
するとわかった。流れは、樹脂含浸装飾紙の重量に基づ
いて、約1〜約5の範囲、好ましくは約2〜5の範囲、
より好ましくは2〜3の範囲に調節される。これらの実
施態様にて説明したように、メラミン樹脂で被覆された
ベた色及びプリント装飾紙は、市場で入手できる木材グ
ルー、酢酸ビニル-エチレン共重合体接着剤でパーティ
クルボードに、粘着的に結合された。この接着剤は、製
品名Airflex(登録商標)エマルジョンでエアプロダク
ツ・アンド・ケミカルズ、7201、ハミルトンボウルバー
ド、アレンタウン、PA 18195-1501から、市場で入手で
きる。
【0026】樹脂は、少なくとも300psi(20バール)、
好ましくは750-1500psi(51-102バール)の圧力で、本
発明の利点を達成するために完全に硬化される。装飾紙
のための最終的な硬化の間、樹脂を供給している樹脂含
浸オーバーレイを有する本発明の実施態様において、90
0psi下よりも 450psi下で完全に硬化したときのほう
が、粘着性の結合面上により少ない樹脂があることが見
出された。これは、より高い圧力下で硬化するほど、樹
脂流れが増加すると考えられる。
【0027】
【実施例】以下の例は、単に本発明の多様な実施態様を
例示するだけであって、特許請求の範囲を制限する意図
ではない。
【実施例1】樹脂含量、揮発分及び流れを、メラミン・
ホルムアルデヒド樹脂で含浸した3000平方フィート連の
オーバーレイにつき、8ポンドで測定された。このオー
バーレイは、Papierfabrik Schoeller & Hoesch社、Ho
rdener Strasse 3-7、D-76593 Gernsbach、ドイツから
市販されている。含浸オーバーレイ重量の約80%の樹
脂含量が、3000平方フィートにつき約50-80ポンド
の基本重量を有するべた色及びプリント装飾紙とのラミ
ネートに充分な樹脂を提供することがわかった。含浸オ
ーバレイ重量の約75-77%の樹脂含量が、3000平方フィ
ートにつき約50-75ポンドの基本重量を有するプリント
装飾紙とのラミネートのために充分な樹脂を提供すると
わかった。より低い樹脂含量では、べた色装飾紙で作ら
れたラミネートは、まだらになった。
【0028】この樹脂の揮発分は、1連につき8ポンド
の樹脂含浸オーバーレイの重量の約6.5%に調節され
た。樹脂の流れは、樹脂含浸オーバーレイの重量の約15
%に調節された。樹脂は、メラミン・ホルムアルデヒド
樹脂のための市販のp-トルエンスルホン酸触媒で触媒さ
れた。この触媒は、Madurit-835の商品名の下に、ヘキ
スト・セラニーズ社、私書箱1026、シャーロット、NC 2
8201-1026から市販で入手できる。Madurit-835が、アミ
ン塩n水の溶液として記述される。アミン塩を使用したM
adurit-835は、モルホリニウムP−トシレートと記述さ
れる。p-トルエンスルホン酸のエステルは、トシレート
として公知である。モルホリニウムP−トシレートは、
CASナンバー13 732-62-2を指定されている。
【0029】
【実施例2】この実施例の表1〜3に従って、多様なサ
ンプルの物理的な特性が調製された。特に、表1は、パ
ーティクルボードへ粘着して結合した処置オーバーレイ
にラミネートされた未処理のべた色紙の物理的特性を提
供し、表2は、パーティクルボードへ粘着して結合した
処置オーバーレイにラミネートされた未処理のプリント
紙の物理的特性を提供し、及び表3はパーティクルボー
ドへ粘着して結合した処理されたべた色紙の物理的な特
性を提供する。摩耗、しみ、熱水及び熱いワックスの結
果を、National Electrical Manufacturers Associatio
n(NEMA)の試験手順の下に測定された。その樹脂は、2
60-290°F(126-143℃)で、及び表1及び2に示される
圧力で硬化された。表3に示されるサンプルは、900psi
で硬化された。表1〜3にある、硬化メラミン樹脂で被
覆された装飾紙をパーティクルボードへ結合するのに使
用された酢酸ビニル-エチレン共重合体接着剤は、商品
名Airflex(登録商標)エマルジョンでエアプロダクツ
・アンド・ケミカルズ社、7201のハミルトンBoulevar
d、Allentown、PA 18195-1501から市販で入手できる。
【0030】
【表1】粘着的にパーティクルボードに結合した処理オ
ーバーレイとラミネートされた未処理のべた色紙の物理
的特性 しみ/水/ワックス試験のための記号 6 しみなし; 5 わずかなしみ(ヨウ素から); 3−4
中等度のしみ; 1−2 かなりのしみ。
【0031】
【表2】粘着的にパーティクルボードに結合した処理オ
ーバーレイとラミネートされた未処理のプリント紙の物
理的特性 しみ/水/ワックス試験のための記号 6 しみなし; 5 わずかなしみ(ヨウ素から); 3−4
中等度のしみ; 1−2 かなりのしみ。
【0032】
【表3】パーティクルボードに粘着して結合した処理べ
た色紙の物理的特性 しみ/水/ワックス試験のための記号 6 しみなし; 5 わずかなしみ(ヨウ素から); 3−4
中等度のしみ; 1−2 かなりのしみ。
【0033】表1及び2に示されている処理オーバレイ
紙の樹脂含量は、高圧装飾ラミネートの製造に使われる
ときには、以下の樹脂含量を有する。8ポンド・オーバ
ーレイは、処理済オーバレイ紙の重量の約84%に処理さ
れる。12ポンドのオーバーレイは、処理済オーバレイ紙
の重量の約80%に処理される。17ポンドのオーバーレイ
は、処理済オーバレイ紙の重量の約76.5%に処理され
る。表3に示される扱われた装飾の紙の樹脂含量は、高
圧装飾ラミネートの製造に使用されたときには、処理さ
れた紙の重量の約54%の樹脂含量を有する。
【0034】
【実施例3】115ポンドのフェノリック処理クラフトコ
アシート及びポリビニルアセテート(PVA)で被覆され
た25ポンドの天然クラフト紙裏シートが提供された以外
は、実施例2の手順を使用した。標準示差法を使用し
て、は、17#/3000 sqft連PVA澱粉型粘着剤で、以下のプ
ロセス条件で25#ミル最終天然クラフトを被覆した: 線速度:225 fpm オーブン温度:300-200/250/250 F ピックアップ/アプリケーター:180/345fpm スムーシングバー:233 fpmで2リバース
【0035】紙は、次のように集められて、ラミネート
の分野で周知の方法により薄いラミネートへプレスし
た: 8ポンドオーバレイシート 未処理プリント 115ポンドのフェノリック処理クラフト 25ポンドのPVA被覆天然クラフト 又は、 オーバーレイシートなし 処理されたベタ色シート 115ポンドのフェノリック処理クラフト 25ポンドのPVA被覆天然クラフト
【0036】ラミネート・レイアップは、プレートまた
ガングプレスの間でプレスされた。薄いラミネートはそ
の後、中度の密度でマット形成された木材パーティクル
ボードへ、熱又は冷結合された。得られたパネルの物理
的特性は表4に示される。摩耗、、しみ、水およびワッ
クスの結果は、National Electrical Manufacturers As
sociation(NEMA)の試験手順の下に測定された。
【0037】
【表4】処理オーバーレイにラミネートした未処理プリ
ント紙及びオーバーレイなしの処理べた色紙ラミネート
の物理的特性 しみ/水/ワックス試験のための記号 6 しみなし; 5 わずかなしみ(ヨウ素から); 3−4
中等度のしみ; 1−2 かなりのしみ。
【0038】これらの物理的な特性に加えて、パネルは
70℃で16時間後、及び70℃で7日後、応力亀裂を
示さなかった。パネルは、拡張した熱、高い湿度及び低
い湿度下(5日/22℃/70%相対湿度、低熱サイクル1
20Fから10Fへ5サイクル)で良好な結合を持ち続
けた。
【0039】
【実施例4】フェノールの樹脂の8ポンド負荷を、直接
的グラビア印刷によって、40ポンドの損紙シートの一方
のサイドに、以下の条件で適用した: 速度 100fpm オーブン温度:280/300/300F フェノールでコートした紙はその後、実施例3にて記載
したような17#/3000 sqft連のPVA/澱粉型粘着剤で被覆
した。コートされた紙は、次のように集められて、ラミ
ネートの分野において周知の方法によって、薄いラミネ
ートへプレスした: 8ポンドのオーバーレイシート 未処理のプリント又はベタ色 40ポンドのフェノール/PVA処理した損紙 又は、 オーバーレイシートなし 処理プリント又はベタ色シート 40ポンドのフェノール/PVA処理した損紙 紙は、プレートまたガングプレスの間でプレスされた。
薄いラミネートはその後、中度の密度でマット形成され
た木材パーティクルボードへ、熱又は冷結合された。得
られたパネルの物理的特性は表5に示される。摩耗、し
み、水およびワックスの結果は、National Electrical
ManufacturersAssociation(NEMA)の試験手順の下に測
定された。
【0040】
【表5】処理オーバーレイにラミネートされた未処理プ
リント紙及びオーバーレイなしでラミネートされた処理
ベタ色紙の物理的特性 しみ/水/ワックス試験のための記号 6 しみなし; 5 わずかなしみ(ヨウ素から); 3−4
中等度のしみ; 1−2 かなりのしみ。
【0041】これらの物理的な特性に加えて、パネルは
70℃で16時間後、及び70℃で7日後、応力亀裂を
示さなかった。パネルは、拡張した熱、高い湿度及び低
い湿度下(5日/22℃/70%相対湿度、低熱サイクル1
20Fから10Fへ5サイクル)で良好な結合を持ち続
けた。
【0042】本発明の例示の実施態様が具体的に記載さ
れると共に、本発明の精神及び範囲から逸脱せずに、多
様な他の変更態様が明らかであって且つ、当業者にとっ
て、容易になされることができると理解される。よっ
て、ここに添付される特許請求の範囲がここに挙げられ
た実施例及び記載に限定されると解されるべきではな
く、特許請求の範囲はむしろ、本発明が関連する分野に
おける当業者によって、同等物として扱われるすべての
特徴を含んで本発明中に存在する特許性のある新規性の
すべての特徴を包含するように解釈される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドロシー エイチ パーマー アメリカ合衆国 テキサス州 76502 テ ンプル サウス 5 ストリート 4200

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微細ベニヤ装飾ラミネートを形成するた
    めのスタックの製造方法であって (a)(i)部分的に硬化した熱硬化性樹脂で含浸されたα-
    セルロースオーバーレイ紙のトップ層;(ii)該トップ層
    に対して位置する非樹脂含浸装飾層;及び(iii)トップ
    層に対して最初に位置する面及び粘着のための裏面を有
    する裏層であって、該裏面がサンドペーパーで磨く必要
    なく容易に接着可能な樹脂で含浸されている裏層を含む
    スタックを形成する工程を含む方法。
  2. 【請求項2】 該トップ層における樹脂が部分的に硬化
    したメラミンホルムアルデヒド樹脂であって、該裏層の
    裏面に含浸している樹脂がポリビニルアセテートであ
    る、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 部分的に硬化したメラミンホルムアルデ
    ヒド樹脂が約10〜約40%の範囲の流れを有する、請
    求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 装飾層と裏層との間に位置する1又はそ
    れ以上の樹脂含浸コアシートをさらに含む、請求項2記
    載の方法。
  5. 【請求項5】微細ベニヤ装飾ラミネートを形成するため
    のスタックの製造方法であって、 (a)α-セルロースオーバーレイ紙を熱硬化性樹脂で含浸
    する工程; (b)該オーバーレイ紙に含浸した樹脂を部分的に硬化さ
    せる工程;及び (c) (i)部分的に硬化した熱硬化性樹脂で含浸されたα-
    セルロースオーバーレイ紙のトップ層;(ii)該トップ層
    に対して位置する非樹脂含浸装飾層;及び(iii)トップ
    層に対して最初に位置する面及び粘着のための裏面を有
    する裏層であって該裏面がサンドペーパーで磨く必要な
    く容易に接着可能な樹脂で含浸されている裏層を含むス
    タックを形成する工程を含む方法。
  6. 【請求項6】 トップ層中の樹脂が部分的に硬化したメ
    ラミンホルムアルデヒド樹脂であり、裏層の裏面に含浸
    している樹脂がポリビニールアセテートである請求項5
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 部分的に硬化したメラミン・ホルムアル
    デヒド樹脂がスタックの結合された重量の約10〜約4
    0%の範囲の流れを有する請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 さらに、装飾層と裏層の間に位置する1
    又はそれ以上の樹脂含浸コアシートを含む、請求項5記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 微細ベニヤ装飾ラミネートを製造する方
    法であって、 (a)(i)部分的に硬化した熱硬化性樹脂で含浸されたα-
    セルロースオーバーレイ紙のトップ層;(ii)該トップ層
    に対して位置する非樹脂含浸装飾層;及び(iii)トップ
    層に対して最初に位置する面及び粘着のための裏面を有
    する裏層であって、該裏面がサンドペーパーで磨く必要
    なく容易に接着可能な樹脂で含浸されている裏層を含む
    スタックを形成する工程;及び(b)該スタックを熱及び
    加圧下で合併させて装飾ラミネートを作る工程を含む方
    法。
  10. 【請求項10】 トップ層中の樹脂が部分的に硬化した
    メラミンホルムアルデヒド樹脂であり、裏層の裏面に含
    浸している樹脂がポリビニールアセテートである請求項
    9記載の方法。
  11. 【請求項11】 部分的に硬化したメラミン・ホルムア
    ルデヒド樹脂がスタックの結合された重量の約10〜約
    40%の範囲の流れを有する請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 さらに、装飾層と裏層の間に位置する
    1又はそれ以上の樹脂含浸コアシートを含む請求項10
    記載の方法。
  13. 【請求項13】 微細ベニヤ装飾ラミネートを形成する
    ためのスタックの製造方法であって、 (a)α-セルロースオーバーレイ紙を熱硬化性樹脂で含浸
    する工程; (b)該オーバーレイ紙に含浸した樹脂を部分的に硬化さ
    せる工程;及び (c)(i)部分的に硬化した熱硬化性樹脂で含浸されたα-
    セルロースオーバーレイ紙のトップ層;(ii)該トップ層
    に対して位置する非樹脂含浸装飾層;及び(iii)トップ
    層に対して最初に位置する面及び粘着のための裏面を有
    する裏層であって該裏面がサンドペーパーで磨く必要な
    く容易に接着可能な樹脂で含浸されている裏層を含むス
    タックを形成する工程;及び(d)該スタックを熱及び加
    圧下で合併させて装飾ラミネートを作る工程を含む方
    法。
  14. 【請求項14】 トップ層中の樹脂が部分的に硬化した
    メラミンホルムアルデヒド樹脂であり、裏層の裏面に含
    浸している樹脂がポリビニールアセテートである請求項
    13記載の方法。
  15. 【請求項15】 部分的に硬化したメラミン・ホルム
    アルデヒド樹脂がスタックの結合された重量の約10〜
    約40%の範囲の流れを有する請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 微細ベニヤ装飾ラミネートを製造す
    る方法であって、 (a)高圧及び低圧装飾ラミネートを作るのに有用な装飾
    紙を熱硬化性樹脂で含浸する工程; (b)該含浸装飾紙中の樹脂を部分的に硬化させる工程; (c)(i)該装飾紙のトップ層;及び(ii)トップ層に対して
    最初に位置する面及び粘着のための裏面を有する裏層で
    あって、該裏面がサンドペーパーで磨く必要なく容易に
    接着可能な樹脂で含浸されている裏層を含むスタックを
    形成する工程;及び (d)該スタックを熱及び加圧下で合併させて装飾ラミネ
    ートを作る工程 を含む方法。
  17. 【請求項17】 トップ層中の樹脂が部分的に硬化した
    メラミンホルムアルデヒド樹脂であり、裏層の裏面に含
    浸している樹脂がポリビニールアセテートである請求項
    16記載の方法。
  18. 【請求項18】 樹脂の流れが約1〜約5%である請求
    項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 約750〜1500psi(51〜102
    バール)の圧力が実質的に完全に樹脂を硬化するのに適
    用される請求項17記載の方法。
  20. 【請求項20】 微細ベニヤ装飾ラミネートを製造する
    方法であって、(a)(i)樹脂含浸装飾紙のトップ層;及び
    (ii)トップ層に対して最初に位置する面及び粘着のため
    の裏面を有する裏層であって、該裏面がサンドペーパー
    で磨く必要なく容易に接着可能な樹脂で含浸されている
    裏層を含むスタックを形成する工程;及び(b)該スタッ
    クを熱及び加圧下で合併させて装飾ラミネートを作る工
    程を含む方法。
  21. 【請求項21】 トップ層中の樹脂が部分的に硬化した
    メラミンホルムアルデヒド樹脂であり、裏層の裏面に含
    浸している樹脂がポリビニールアセテートである請求項
    20記載の方法。
  22. 【請求項22】 樹脂の流れが約1〜約5%である請求
    項20記載の方法。
  23. 【請求項23】 約750〜1500psi(51〜102
    バール)の圧力が実質的に完全に樹脂を硬化するのに適
    用される請求項20記載の方法。
  24. 【請求項24】 微細ベニヤラミネートを製造するため
    のスタックであって、(i)部分的に硬化した熱硬化性樹
    脂で含浸されたα-セルロースオーバーレイ紙のトップ
    層;(ii)該トップ層に対して位置する非樹脂含浸装飾
    層;及び(iii)トップ層に対して最初に位置する面及び
    粘着のための裏面を有する裏層であって該裏面がサンド
    ペーパーで磨く必要なく容易に接着可能な樹脂で含浸さ
    れている裏層を含むスタック。
  25. 【請求項25】 微細ベニヤラミネートを製造するため
    のスタックであって、(i)樹脂含浸装飾紙のトップ層;
    及び(ii)トップ層に対して最初に位置する面及び粘着の
    ための裏面を有する裏層であって、該裏面がサンドペー
    パーで磨く必要なく容易に接着可能な樹脂で含浸されて
    いる裏層を含むスタック。
  26. 【請求項26】 (i)部分的に硬化した熱硬化性樹脂で
    含浸されたα-セルロースオーバーレイ紙のトップ層;
    (ii)該トップ層に対して位置する非樹脂含浸装飾層;及
    び(iii)トップ層に対して最初に位置する面及び粘着の
    ための裏面を有する裏層であって該裏面がサンドペーパ
    ーで磨く必要なく容易に接着可能な樹脂で含浸されてい
    る裏層の熱及び合併スタックを含む微細ベニヤ装飾ラミ
    ネート。
  27. 【請求項27】 (i)樹脂含浸装飾紙のトップ層;及び
    (ii)トップ層に対して最初に位置する面及び粘着のため
    の裏面を有する裏層であって、該裏面がサンドペーパー
    で磨く必要なく容易に接着可能な樹脂で含浸されている
    裏層の熱及び合併スタックを含む微細ベニヤ装飾ラミネ
    ート。
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