JPH11348161A - 複合材料 - Google Patents

複合材料

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JPH11348161A
JPH11348161A JP15297698A JP15297698A JPH11348161A JP H11348161 A JPH11348161 A JP H11348161A JP 15297698 A JP15297698 A JP 15297698A JP 15297698 A JP15297698 A JP 15297698A JP H11348161 A JPH11348161 A JP H11348161A
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JP
Japan
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core layer
surface layer
composite material
layer
thermosetting resin
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JP15297698A
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Koji Motoi
孝治 本居
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】より圧縮強度や釘打ち性能の向上が望め、長期
的な層間接着性に優れた複合材料を提供することを目的
としている。 【解決手段】充填材と熱硬化性樹脂とからなり、充填材
が50容量%を越え95容量%以下の割合で含まれた芯
層と、この芯層の少なくとも厚み方向の一方の面を被覆
するように積層された長手方向に平行な長繊維によって
補強された熱硬化性樹脂発泡体からなる表面層とを備え
ている構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合材料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】外観的に天然木材と類似しており、また
物性的に天然木材と同等以上の性能を示す繊維強化され
た熱硬化性発泡樹脂成形品が建材、構造部材、枕木、水
回り板材等の構造体として使用されている。従来のこの
種の熱硬化性発泡樹脂成形品は、特公昭52−2421
号公報や特開平5−237947号公報等に開示されて
いるように、板状または棒状の成形品本体が、熱硬化性
発泡樹脂液を発泡硬化させて形成されていて、この成形
品本体内に長繊維のガラス繊維が補強繊維として長手方
向に引き揃えられて略平行に並んで分散されている。
【0003】しかし、上記従来の熱硬化性発泡樹脂成形
品は、補強繊維が長手方向に引き揃えられて成形品本体
内に略平行に並んで分散されているため、長手方向に直
交する曲げ力に対し十分な強度を備えているのである
が、たとえば、釘打ちなどの際に補強繊維に平行な方向
にひびや割れが生じやすいあるいは釘の引抜き強度が低
いと言う欠点がある。
【0004】そこで、50重量%以下の充填材が分散さ
れた熱硬化性樹脂発泡体からなる芯層の表面に、補強繊
維が長手方向に引き揃えられて略平行に並んで分散され
ている熱硬化性樹脂発泡体からなる表面層が積層された
複合材料が提案されている(特開平5−138797号
公報参照)。すなわち、この複合材料の場合、圧縮強度
の優れた芯層を表面層で挟んだサンドイッチ構造にする
ことによって圧縮強度や釘打ち性能を改善しようとして
いる。
【0005】しかしながら、この複合材料の場合、図5
に示すように、芯層100を構成する充填材200と充
填材200との間に熱硬化性樹脂層300が存在するた
め、圧縮強度や釘打ち性能の向上が不十分であるととも
に、芯層の線膨張率が高く、環境温度の高低により長手
方向(表面層長繊維の配向方向)において表面層と芯層
の界面に歪みが生じ、長期的な層間接着性の信頼性が低
いと言う問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて、より圧縮強度や釘打ち性能の向上が望
め、長期的な層間接着性に優れた複合材料を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる複合材料
は、このような目的を達成するために、充填材と熱硬化
性樹脂とからなり、充填材が50容量%を越え95容量
%以下の割合で含まれた芯層と、この芯層の少なくとも
厚み方向の一方の面を被覆するように積層された長手方
向に平行な長繊維によって補強された熱硬化性樹脂発泡
体からなる表面層とを備えている構成とした。
【0008】〔芯層について〕芯層に使用される熱硬化
性樹脂としては、特に限定されないが、たとえば、ポリ
ウレタン樹脂,フェノール樹脂,ポリエステル樹脂、エ
ポキシ樹脂等の反応前には、液体または粉体の樹脂であ
り、発泡するものであってもよい。
【0009】充填材の添加量が、50容量%を越えて、
95容量%以下に限定される理由は、充填材の添加量が
50容量%以下となると、充填材と充填材との間に熱硬
化性樹脂層が存在して充填材と充填材とが直接接触しな
いため、圧縮強度および釘打ち性能が不十分となり、9
5容量%を越えると、芯層が脆くなり、曲げ強度が低下
するからである。
【0010】充填材は、請求項2のように、芯層中に5
0重量%以上含まれていることが好ましく、請求項3の
ように、無機粉粒体、汚泥乾燥粉粒体、繊維強化樹脂粉
砕品からなる群より選ばれた少なくとも1種であること
が好ましい。また、充填材は、表面材に使用される長繊
維の熱膨張率に近いものを用いることが好ましい。
【0011】無機粉粒体としては、岩石粉砕物,ガラス
粒粉,珪酸カルシウム,セメントコンクリート粉砕物,
珪砂等の無定型粒体、セリサイト,ウォラストナイト等
の無機短繊維粉体、膨張頁岩,フライアッシュの中空粉
等の気泡を有した無機粒体、炭酸カルシウム,フライア
ッシュ等の粒径の比較的小なる無機粉体などが挙げられ
る。
【0012】汚泥乾燥粉粒体としては、汚泥処理場から
発生する高温乾燥固形分が挙げられる。繊維強化樹脂粉
砕品としては、繊維強化プラスチック(FRP)粉砕
物、繊維強化硬質発泡ウレタン粉砕物などが挙げられ
る。
【0013】また、曲げ応力に対してより破壊し難い複
合材料とするためには、芯層の弾性率と厚みの積を、表
面層の弾性率と厚みその積以下にすることが好ましい。
【0014】〔表面層について〕表面層に使用される熱
硬化性樹脂発泡体としては、熱分解型発泡剤やフロン等
の溶解性発泡剤、反応硬化時に気体が副生成するものを
含む熱硬化性発泡樹脂液からなる硬質または半硬質ポリ
ウレタンフォーム、フェノールフォーム、低倍率ポリエ
ステルフォームが挙げられる。
【0015】特にポリウレタンフォームは、比較的高い
機械強度を有し、発泡時に独立気泡を形成するために非
吸水性に優れると言う特徴があり好適に使用される。長
繊維とは、補強繊維としての機能を有していれば、その
形状が限定されず、たとえば、モノフィラメント,フィ
ブリル(髭状の繊維が突き出た物)化繊維素,織り糸等
が挙げられ、その材質は、ガラス,炭素,合成樹脂など
の有機物等が挙げられ、ガラスあるいは炭素が補強硬化
が大きく好適である。
【0016】本発明の複合材料は、バッチ式で製造して
もよいし、連続的に製造しても構わない。バッチ式の製
造方法としては、たとえば、特開平5−138797号
公報に開示されているように、芯層となる予備成形体あ
るいは表面層となる予備成形体を予備成形し、この予備
成形体を金型内にセットしたのち、予備成形体が硬化す
る前に、表面層あるいは芯層となる長繊維と熱硬化性樹
脂、または、充填材と熱硬化性樹脂の混合物あるいは成
形体を金型内に充填し、熱硬化性樹脂を加熱硬化させる
方法が挙げられる。
【0017】一方、連続式の製造方法としては、補強繊
維となる多数の長繊維を所定の間隔に引き揃えながら一
方向に進行させ、進行途中で引き揃えられた長繊維群の
上方から、熱硬化性発泡樹脂液を振りかけたのち、各長
繊維を構成する繊維と繊維との間に、振りかけられた熱
硬化性発泡樹脂液を含浸させる。
【0018】そして、この熱硬化性発泡樹脂液が各長繊
維に含浸された長繊維群の中央部に、押出賦形型を臨ま
せ、この押出賦形型から長繊維群で囲繞されるように芯
層となる充填材と熱硬化性樹脂の混合物を賦形しながら
連続的に押し出したのち、筒状の成形用通路に導入し、
成形用通路内で熱硬化性樹脂を熱硬化させて、芯層と表
面層とを同時に成形する方法が挙げられる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1は本発明にかか
る複合材料の1つの実施の形態をあらわしている。
【0020】図1に示すように、この複合材料1は、芯
層2と表面層3とを備えている。芯層2は、無機粉粒
体、汚泥乾燥粉粒体、繊維強化樹脂粉砕品からなる群よ
り選ばれた少なくとも1種の充填材が、50容量%を越
えて95容量%以下の割合で含まれた熱硬化性樹脂で形
成されている。
【0021】表面層3は、芯層2を周囲から囲繞するよ
うに芯層2に一体に設けられていて、長繊維5が長手方
向に略平行に配置された熱硬化性樹脂発泡体で形成され
ている。
【0022】つぎに、図2に示す製造装置を用いたこの
複合材料1の製造方法を詳しく説明する。図2に示すよ
うに、この製造装置4は、吐出機41と、含浸装置42
と、連続ニーダー43と、賦形型44と、成形用通路4
5と、引取り機46とを備えている。
【0023】吐出機41は、原料タンク(図示せず)か
ら送られてきた熱硬化性樹脂原料を混合して得た熱硬化
性発泡樹脂液59を連続的に吐出して、引き揃えられつ
つ成形用通路45を通って引取り機46側に連続的に引
き取られる長繊維群55の上に振りかけるようになって
いる。含浸装置42は、含浸板42aとこの含浸板42
aを受ける含浸台(図示せず)とを備え、熱硬化性発泡
樹脂液59が振りかけられた長繊維群55を含浸台と含
浸板42aとの間で揉み、各繊維と繊維との間に均等に
熱硬化性発泡樹脂液59を含浸させるようになってい
る。
【0024】連続ニーダー43は、芯層2を形成する熱
硬化性発泡樹脂液と充填材とを混合し混合原料とすると
ともに、この混合原料を連続的に賦形型44へ送るよう
になっている。賦形型44は、連続ニーダー43から送
り込まれた混合原料を所定の連続的に賦形して賦形物を
含浸装置42と成形用通路45との間で長繊維群55の
中央部に芯層形成用の賦形物58として連続的に送り込
むようになっている。
【0025】成形用通路45は、駆動手段によって同一
方向に回転駆動する4つの無端ベルト45a(図では2
つしかあらわれていない)を組み合わせて断面矩形に形
成されているとともに、図示していないが、加熱装置を
備え、成形用通路45内へ連続して送り込まれる長繊維
5に含浸された熱硬化性発泡樹脂液59および賦形物5
8中の熱硬化性発泡樹脂液をそれぞれ発泡硬化させて図
1に示すような断面形状の芯層2および表面層3を備え
た複合材料1として連続的に送り出すようになってい
る。
【0026】引取り機46は、この複合材料1を一定速
度で引き取るようになっている。
【0027】以上のようにして得られた複合材料1は、
表面層3が熱硬化性樹脂内に長繊維5を長手方向に平行
に並べた状態に形成されているので、釘等が容易に打ち
込め、長手方向の曲げ強度にも優れている。また、芯層
2が、充填材を50容量%を越え95容量%以下の割合
で含んでいるため、図3に示すように、隣接する充填材
22同士が接触した状態で熱硬化性樹脂21によって接
着されている。
【0028】したがって、圧縮に対しては芯層2の変形
が小さく、表面層3に依存するため、表面層3の圧縮比
例限界を下回ることがなく、総合的に見て圧縮強度に優
れているとともに、芯層2の充填材22によって釘抜き
性能が向上する。すなわち、充填材22が密であるた
め、充填材22と熱硬化性樹脂21によって引抜き抵抗
力が大きくなり、引抜き強度が大きくなる。
【0029】さらに、充填材22として、無機粉粒体、
汚泥乾燥粉粒体、繊維強化樹脂粉砕品が用いられている
ので、充填材の熱膨張率が熱硬化性樹脂の約1/10程
度となり、芯層2とガラス繊維で補強された表面層3と
熱膨張率が近くなる。したがって、環境温度に大きな温
度変化が生じても表面層と芯層の界面に歪みが生じず、
長期的な層間接着性の信頼性が高い。
【0030】図4は、本発明にかかる複合材料の他の実
施の形態をあらわしている。図4に示すように、この複
合材料6は、充填材と熱硬化性樹脂とからなり、充填材
を50容量%を越え95容量%以下の割合で含んでいる
芯層7と、芯層7の上下面に沿ってそれぞれ長手方向に
平行な長繊維で強化された熱硬化性樹脂発泡体からなる
表面層8とを備えたサンドイッチ構造になっている。
【0031】この複合材料6は、まず、充填材と熱硬化
性発泡樹脂液とからなり、充填材を50容量%を越え9
5容量%以下の割合で含んでいる混合物を注型金型に充
填して芯層形状に賦形したのち、この賦形物を硬化前に
表面層となる繊維で強化された熱硬化性樹脂発泡板で挟
み込み、この状態で型内で賦形物を加熱硬化させて得る
ようになっている。
【0032】本発明にかかる複合材料は、上記の実施の
形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態の製
造装置4では、長繊維群55の上から熱硬化性発泡樹脂
液59を振りかけたのち、含浸装置42で含浸させるよ
うになっていたが、長繊維群55を熱硬化性発泡樹脂液
中に浸漬させるようにしても構わなし、バンクを設けた
2つのロールを通過させて含浸させるようにしても構わ
ない。
【0033】
【実施例】以下に、本発明の実施例をより詳しく説明す
る。
【0034】(実施例1)以下の熱硬化性発泡樹脂液お
よび充填材からなる160×100mmの大きさの断面を
有する芯層の周囲を囲繞するように、以下の長繊維およ
び熱硬化性発泡樹脂液からなる表面層を備えた200×
140mmの大きさの断面を有する複合材料を図2に示す
製造装置で製造した。なお、賦形型から押し出された賦
形物の断面は、160×100mmであった。
【0035】 〔芯層〕 ・熱硬化性発泡樹脂液(30容量%) イソ系不飽和ポリエステル 100重量部 20poise t−ブチルパーオキシベンゾエイト 1重量部 ・充填材(70容量%,重量換算で85重量%) 3号珪砂
【0036】 〔表面層〕 ・熱硬化性発泡樹脂液 ジフェニルメタンジイソシアネート 120重量部 プロピレンオキサイド付加ポリエーテル 100重量部 (水酸基価410,官能基4) シリコーンオイル整泡材 1重量部 水 1重量部 ジブチル錫ラウリレート触媒 0.5重量部 ・長繊維 Eガラス繊維ロービング(繊維径9μmのモノフィラメント収束体200本 のストランドを60本集めたもの)
【0037】(実施例2)断面の大きさが200×10
0mmの以下の配合で芯層を注型成形によって予め賦形し
たのち、未硬化状態で以下の配合で表面層をはり合わせ
て断面の大きさが200×140mmの複合材料を得た。
【0038】 〔芯層〕 ・熱硬化性発泡樹脂液(30容量%) ジフェニルメタンジイソシアネート 140重量部 ポリオール 100重量部 (住友バイエルウレタン社製、スミフェノン3900 水酸基価35) シリコーンオイル整泡剤 1重量部 水 1重量部 ジブチル錫ラウリレート触媒 0 .5重量部 ・充填材(70容量%) ウレタン樹脂発泡体とガラス長繊維(約20重量%)からなる繊維強化樹脂製 品の粉砕品60重量部とフライアッシュ中空品40重量部の混合物
【0039】 〔表面層〕 ・熱硬化性発泡樹脂液 ジフェニルメタンジイソシアネート 120重量部 プロピレンオキサイド付加ポリエーテル 100重量部 (水酸基価410,官能基4) シリコーンオイル整泡剤 1重量部 水 1重量部 ジブチル錫ラウリレート触媒 0 .5重量部 ・長繊維 Eガラス繊維ロービング(繊維径9μmのモノフィラメント収束体200本 のストランドを60本集めたもの)
【0040】(比較例1)実施例2の熱硬化性発泡樹脂
液にタルク粉を50重量%(体積換算して25容量%)
の割合で混合した以外は、実施例2と同様にして複合材
料を得た。 (比較例2)充填材として3号珪砂に代えてタルク粉を
96容量%(重量換算で98重量%)添加した以外は、
実施例1と同様にして複合材料を得た。
【0041】上記実施例1,2および比較例1,2で得
られた複合材料の曲げ強度、圧縮比例限界、釘打ち性
能、および芯層と表面層の線膨張率の比(芯層/表面
層)を調べその結果を表1に示した。なお、曲げ強度お
よび圧縮比例限界は、JIS Z 2101の方法、線
膨張率の比は、JIS K 6911の方法に準じて測
定した。また、釘打ち性能については、各複合材の幅方
向中央にねじ穴(φ4mm)を穿設し、このねじ穴にボル
ト(M6)をねじ込みこのボルトの引抜き強さを調べ
た。
【0042】
【表1】
【0043】表1から本発明の複合材料が、曲げ強度、
圧縮特性および釘打ち性能に優れるとともに、芯層と表
面層との熱膨張差が少なく環境温度の変化によって芯層
と表面層とが剥離せず、耐久性に優れていることがわか
る。
【0044】
【発明の効果】本発明にかかる複合材料は、以上のよう
に構成されているので、より圧縮強度や釘打ち性能の向
上が望める。特に、請求項3のようにすれば、芯層と表
面層との熱膨張率がより近くなる。したがって、環境温
度に大きな温度変化が生じても表面層と芯層の界面に歪
みが生じず、長期的な層間接着性の信頼性が高いものと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる複合材料の1つの実施の形態を
あらわし、その縦断面図である。
【図2】図1の複合材料の製造装置を模式的にあらわす
模式図である。
【図3】図1の複合材料の芯層の断面を拡大して模式的
にあらわす模式図である。
【図4】本発明にかかる複合材料の他の実施の形態であ
らわし、その縦断面図である。
【図5】従来の複合材料の芯層の断面を拡大して模式的
にあらわす模式図である。
【符号の説明】
1,6 複合材料 2,7 芯層 3,8 表面層 5 長繊維 22 充填材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】充填材と熱硬化性樹脂とからなり、充填材
    が50容量%を越え95容量%以下の割合で含まれた芯
    層と、この芯層の少なくとも厚み方向の一方の面を被覆
    するように積層された長手方向に平行な長繊維によって
    補強された熱硬化性樹脂発泡体からなる表面層とを備え
    ている複合材料。
  2. 【請求項2】充填材が、芯層中に50重量%以上含まれ
    ている請求項1に記載の複合材料。
  3. 【請求項3】充填材が、無機粉粒体、汚泥乾燥粉粒体、
    繊維強化樹脂粉砕品からなる群より選ばれた少なくとも
    1種である請求項1または請求項2に記載の複合材料。
JP15297698A 1998-06-02 1998-06-02 複合材料 Withdrawn JPH11348161A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2369597A (en) * 2000-10-03 2002-06-05 Structural Polymer Systems Ltd Moulding material

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