JPH11348106A - プリフォームの加熱制御方法 - Google Patents
プリフォームの加熱制御方法Info
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- JPH11348106A JPH11348106A JP10175316A JP17531698A JPH11348106A JP H11348106 A JPH11348106 A JP H11348106A JP 10175316 A JP10175316 A JP 10175316A JP 17531698 A JP17531698 A JP 17531698A JP H11348106 A JPH11348106 A JP H11348106A
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- heater
- heating furnace
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Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 7
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 9
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/64—Heating or cooling preforms, parisons or blown articles
- B29C49/68—Ovens specially adapted for heating preforms or parisons
- B29C49/6835—Ovens specially adapted for heating preforms or parisons using reflectors
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】加熱炉1によるプリフォームPの加熱時に、上
記加熱炉1の温度上昇を防止し、上記加熱炉1内の加熱
温度を一定に保つためのプリフォームPの加熱制御方法
を提供する。 【解決手段】加熱炉1内の温度を測定し、その測定結果
に基づいて上記加熱炉1のヒータ出力制御を行うと共
に、上記加熱炉1のヒータ9を冷却する冷風を、ヒータ
側反射板10、ヒータ9、プリフォーム搬送路17、反
射板15を順次経由して循環させる。
記加熱炉1の温度上昇を防止し、上記加熱炉1内の加熱
温度を一定に保つためのプリフォームPの加熱制御方法
を提供する。 【解決手段】加熱炉1内の温度を測定し、その測定結果
に基づいて上記加熱炉1のヒータ出力制御を行うと共
に、上記加熱炉1のヒータ9を冷却する冷風を、ヒータ
側反射板10、ヒータ9、プリフォーム搬送路17、反
射板15を順次経由して循環させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種飲料、食料品ある
いは液体洗剤等に用いられる二軸延伸ブロー成形容器を
得る際に、二軸延伸ブロー成形に先立って射出成形で得
られたプリフォームを延伸温度に加熱する際の上記プリ
フォームの加熱制御方法に関するものである。
いは液体洗剤等に用いられる二軸延伸ブロー成形容器を
得る際に、二軸延伸ブロー成形に先立って射出成形で得
られたプリフォームを延伸温度に加熱する際の上記プリ
フォームの加熱制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリエチレンテレフタレート等の
ポリエステル樹脂等を用いて射出成形して得られた有底
プリフォームを加熱後、二軸延伸ブロー成形を行って得
られたたプラスチックボトルは、透明性、表面光沢、耐
衝撃性、ガスバリヤー性等に優れ、各種飲料、食品、液
体洗剤等の容器として広く使用されている。
ポリエステル樹脂等を用いて射出成形して得られた有底
プリフォームを加熱後、二軸延伸ブロー成形を行って得
られたたプラスチックボトルは、透明性、表面光沢、耐
衝撃性、ガスバリヤー性等に優れ、各種飲料、食品、液
体洗剤等の容器として広く使用されている。
【0003】そして、二軸延伸ブロー成形前のプリフォ
ームを加熱する方法としては、上記プリフォームをスピ
ンドルで保持し、加熱炉内を循環させて上記プリフォー
ムを加熱する方法が知られている。
ームを加熱する方法としては、上記プリフォームをスピ
ンドルで保持し、加熱炉内を循環させて上記プリフォー
ムを加熱する方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリフォームPの加熱炉1におけるヒータ9の冷却は、
図4に示すように、上記加熱炉1のヒータ9、ヒータ側
反射板10の背後に設けられた両側の送風口12から冷
風を供給し、同様に、背後に設けた吸引口13で吸引し
ている。
プリフォームPの加熱炉1におけるヒータ9の冷却は、
図4に示すように、上記加熱炉1のヒータ9、ヒータ側
反射板10の背後に設けられた両側の送風口12から冷
風を供給し、同様に、背後に設けた吸引口13で吸引し
ている。
【0005】そして、上記冷風は、送風口12、送風通
路18を経て吹き出し口14、ヒータ9と反射板10の
間に形成されるプリフォームPの搬送路17、上記ヒー
タ9、ヒータ側反射板10の孔11をそれぞれ通過した
後、吸引口13よって吸引されている。
路18を経て吹き出し口14、ヒータ9と反射板10の
間に形成されるプリフォームPの搬送路17、上記ヒー
タ9、ヒータ側反射板10の孔11をそれぞれ通過した
後、吸引口13よって吸引されている。
【0006】この結果、冷風の循環がヒータ9側で行わ
れるため、上記冷風の風量が少なく循環効率が悪いた
め、加熱炉1内の温度、特に、立ち上げ時の温度が設定
温度以上に上昇する。
れるため、上記冷風の風量が少なく循環効率が悪いた
め、加熱炉1内の温度、特に、立ち上げ時の温度が設定
温度以上に上昇する。
【0007】このため、プリフォームPの加熱は、上記
プリフォームPの加熱温度が一定になるまでプリフォー
ムPの空通しを行うため、その間の上記プリフォームP
を廃棄、あるいは再生材として処理している。
プリフォームPの加熱温度が一定になるまでプリフォー
ムPの空通しを行うため、その間の上記プリフォームP
を廃棄、あるいは再生材として処理している。
【0008】また、加熱炉1にプリフォームPを供給す
る際に、特に、入口付近で上記プリフォームが外気を持
ち込み、連続生産中の加熱炉1内の温度が下がり、プリ
フォームPの加熱温度が一定しない。
る際に、特に、入口付近で上記プリフォームが外気を持
ち込み、連続生産中の加熱炉1内の温度が下がり、プリ
フォームPの加熱温度が一定しない。
【0009】さらに、冷風が搬送路17内のプリフォー
ムPに直接当たり、加熱中の上記プリフォームPの温度
が下がり、加熱効率が低下する。
ムPに直接当たり、加熱中の上記プリフォームPの温度
が下がり、加熱効率が低下する。
【0010】このため、プリフォームPの加熱温度が一
定せず、上記プリフォームPの二軸延伸ブロー成形後の
容器の特性、即ち、透明性、表面光沢、耐衝撃性、ガス
バリヤー性等が変化する。
定せず、上記プリフォームPの二軸延伸ブロー成形後の
容器の特性、即ち、透明性、表面光沢、耐衝撃性、ガス
バリヤー性等が変化する。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、加熱炉
内の温度を測定し、その測定結果に基づいて上記加熱炉
のヒータ出力制御を行うと共に、上記加熱炉のヒータを
冷却する冷風を、ヒータ側反射板、ヒータ、プリフォー
ム搬送路、反射板を順次経由して循環させるようにし
た。
内の温度を測定し、その測定結果に基づいて上記加熱炉
のヒータ出力制御を行うと共に、上記加熱炉のヒータを
冷却する冷風を、ヒータ側反射板、ヒータ、プリフォー
ム搬送路、反射板を順次経由して循環させるようにし
た。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施に採用する
温度制御システムを示す図で、1は加熱炉、2は熱電
対、3は温度測定回路、4は制御値計算機、5は加熱ゾ
ーンヒータ出力回路、6は設定スイッチ、7及び8は温
度計である。
温度制御システムを示す図で、1は加熱炉、2は熱電
対、3は温度測定回路、4は制御値計算機、5は加熱ゾ
ーンヒータ出力回路、6は設定スイッチ、7及び8は温
度計である。
【0013】加熱炉1は加熱ゾーンA、B、C及び局部
冷却ゾーンDから成り、上記加熱ゾーンAとBはプリフ
ォームPの全体加熱を、上記加熱ゾーンCは局部加熱
を、上記ゾーンBとCの間の冷却ゾーンDでは局部冷却
を行う。
冷却ゾーンDから成り、上記加熱ゾーンAとBはプリフ
ォームPの全体加熱を、上記加熱ゾーンCは局部加熱
を、上記ゾーンBとCの間の冷却ゾーンDでは局部冷却
を行う。
【0014】熱電対2は、加熱炉1の加熱ゾーンAとB
の間に取り付けられ、上記加熱ゾーンAとBの温度を測
定し、温度測定回路3に接続される。
の間に取り付けられ、上記加熱ゾーンAとBの温度を測
定し、温度測定回路3に接続される。
【0015】尚、上記熱電対2は、加熱ゾーンA及びB
にそれぞれ別々に取り付けて、個々に温度を測定するこ
とも可能である。
にそれぞれ別々に取り付けて、個々に温度を測定するこ
とも可能である。
【0016】制御値計算機4は、上記温度測定回路3の
測定値を制御値に変換すると共に設定値と比較演算を行
い、加熱ゾーンヒータ出力回路5に接続される。
測定値を制御値に変換すると共に設定値と比較演算を行
い、加熱ゾーンヒータ出力回路5に接続される。
【0017】そして、加熱ゾーンヒータ出力回路5が、
加熱炉1の加熱ゾーンAとBに接続され、上記熱電対2
の測定結果に基づき、上記加熱ゾーンA及びBのヒータ
出力制御を行う。
加熱炉1の加熱ゾーンAとBに接続され、上記熱電対2
の測定結果に基づき、上記加熱ゾーンA及びBのヒータ
出力制御を行う。
【0018】尚、加熱ゾーンヒータ出力回路5のBゾー
ン側の出力回路5は、プリフォームPの局部加熱を行う
加熱ゾーンCにも接続され、上記加熱ゾーンCのヒータ
の出力制御も行うが、他のゾーン出力回路を設けて別個
にヒータの出力制御を行っても良い。
ン側の出力回路5は、プリフォームPの局部加熱を行う
加熱ゾーンCにも接続され、上記加熱ゾーンCのヒータ
の出力制御も行うが、他のゾーン出力回路を設けて別個
にヒータの出力制御を行っても良い。
【0019】また、加熱ゾーンヒータ出力回路5には、
加熱炉1の立ち上げ時の温度設定、あるいは連続生産中
に温度設定の変更の必要が生じた際に、上記出力回路5
を介して、上記加熱炉1の加熱ゾーンAとBの温度設定
を行う設定スイッチ6が接続されている。
加熱炉1の立ち上げ時の温度設定、あるいは連続生産中
に温度設定の変更の必要が生じた際に、上記出力回路5
を介して、上記加熱炉1の加熱ゾーンAとBの温度設定
を行う設定スイッチ6が接続されている。
【0020】さらに、加熱炉1の入口に温度計7を取り
付け、供給されるプリフォームPの温度を測定し、同様
に、温度測定回路3、制御値計算機4及び加熱ゾーンヒ
ータ出力回路5を介して、上記加熱炉1のヒータの出力
制御を行っても良い。
付け、供給されるプリフォームPの温度を測定し、同様
に、温度測定回路3、制御値計算機4及び加熱ゾーンヒ
ータ出力回路5を介して、上記加熱炉1のヒータの出力
制御を行っても良い。
【0021】また、加熱炉1の出口にも温度計8を取り
付け、加熱後のプリフォームPの温度を測定し、適温で
ない上記プリフォームPを排除するようにしても良い。
付け、加熱後のプリフォームPの温度を測定し、適温で
ない上記プリフォームPを排除するようにしても良い。
【0022】図2は、本発明の実施に使用される加熱炉
を示す図で、また、図3は、上記図2におけるA−A断
面図で、9はヒータ、10はヒータ側反射板、11は
孔、12は送風口、13は吸引口、14は吹き出し口、
15は反射板、16は孔、17は搬送路、18は送風通
路である。
を示す図で、また、図3は、上記図2におけるA−A断
面図で、9はヒータ、10はヒータ側反射板、11は
孔、12は送風口、13は吸引口、14は吹き出し口、
15は反射板、16は孔、17は搬送路、18は送風通
路である。
【0023】図3に示すように、ヒータ9の出力は、プ
リフォームPを加熱した後の二軸延伸ブロー成形後の容
器の各部の特性に応じて、上記プリフォームPの縦方向
における各部の加熱温度を変化させるため、αとβの範
囲で上記ヒータ9の出力を変化させている。
リフォームPを加熱した後の二軸延伸ブロー成形後の容
器の各部の特性に応じて、上記プリフォームPの縦方向
における各部の加熱温度を変化させるため、αとβの範
囲で上記ヒータ9の出力を変化させている。
【0024】尚、プリフォームPの縦方向における各部
の加熱温度を変化させるために行うヒータ9の出力の変
化は必要に応じて行えば良く、特に、これに限定される
ものではない。
の加熱温度を変化させるために行うヒータ9の出力の変
化は必要に応じて行えば良く、特に、これに限定される
ものではない。
【0025】本発明の実施に際しては、図1に示すよう
に、先ず、設定スイッチ6で上記加熱炉1の加熱ゾーン
AとBの温度設定を行って予熱を完了し、このプリフォ
ームP待ち状態で加熱炉1の温度を一定状態とする。
に、先ず、設定スイッチ6で上記加熱炉1の加熱ゾーン
AとBの温度設定を行って予熱を完了し、このプリフォ
ームP待ち状態で加熱炉1の温度を一定状態とする。
【0026】次いで、プリフォームPが加熱炉1に供給
されて上記プリフォームPの加熱が行われるが、その加
熱中の加熱炉1内の温度を、加熱ゾーンA及びBの中間
部に取り付けた熱電対2で測定し、温度測定回路3、制
御値計算機4、出力回路5を介し、上記加熱炉1の加熱
ゾーンAおよび/またはBの温度変化に応じて、ヒータ
9出力制御を行い、上記プリフォームPの加熱温度を一
定に保つ。
されて上記プリフォームPの加熱が行われるが、その加
熱中の加熱炉1内の温度を、加熱ゾーンA及びBの中間
部に取り付けた熱電対2で測定し、温度測定回路3、制
御値計算機4、出力回路5を介し、上記加熱炉1の加熱
ゾーンAおよび/またはBの温度変化に応じて、ヒータ
9出力制御を行い、上記プリフォームPの加熱温度を一
定に保つ。
【0027】加熱ゾーンAとBで全体を加熱されたプリ
フォームPは、次いで加熱ゾーンCで局部加熱される前
に、局部加熱部分以外の部位の温度上昇を阻止するため
に、局部冷却ゾーンDで上記部位を局部冷却し、次い
で、二軸延伸ブロー成形後の容器の性状に応じた上記プ
リフォームPの縦方向における局部加熱を上記加熱ゾー
ンCで行う。
フォームPは、次いで加熱ゾーンCで局部加熱される前
に、局部加熱部分以外の部位の温度上昇を阻止するため
に、局部冷却ゾーンDで上記部位を局部冷却し、次い
で、二軸延伸ブロー成形後の容器の性状に応じた上記プ
リフォームPの縦方向における局部加熱を上記加熱ゾー
ンCで行う。
【0028】尚、加熱炉1の入口に温度計7を取り付
け、上記加熱炉1に供給されるプリフォームPの温度変
化を測定し、同様に、その測定結果に基づいてヒータ9
出力制御を行えば、上記プリフォームPに対する上記加
熱炉1による加熱の温度制御がより一層精密に行うこと
が可能となる。
け、上記加熱炉1に供給されるプリフォームPの温度変
化を測定し、同様に、その測定結果に基づいてヒータ9
出力制御を行えば、上記プリフォームPに対する上記加
熱炉1による加熱の温度制御がより一層精密に行うこと
が可能となる。
【0029】一方、加熱炉1のヒータ9の冷却を行う冷
風の循環を、上記ヒータ9の背後の送風口12から供給
し、反射板15の背後に設けた吸引口13で吸引し、上
記冷風を、ヒータ側反射板10の孔11、ヒータ9への
送風と、送風通路18を経た吹き出し口14からの送風
とし、それぞれ搬送路17、反射板15の孔16を通過
させて循環させる。
風の循環を、上記ヒータ9の背後の送風口12から供給
し、反射板15の背後に設けた吸引口13で吸引し、上
記冷風を、ヒータ側反射板10の孔11、ヒータ9への
送風と、送風通路18を経た吹き出し口14からの送風
とし、それぞれ搬送路17、反射板15の孔16を通過
させて循環させる。
【0030】このため、上記構成によって冷風の風量が
大となる共に循環効率が良くなり、また、冷風がヒータ
9を通過した後にプリフォームPの搬送路17に供給さ
れて上記冷風の温度が高くなるため、加熱炉1のプリフ
ォームPの外気の持ち込みによる温度低下及び搬送中の
上記プリフォームPの温度低下が少なくなる。
大となる共に循環効率が良くなり、また、冷風がヒータ
9を通過した後にプリフォームPの搬送路17に供給さ
れて上記冷風の温度が高くなるため、加熱炉1のプリフ
ォームPの外気の持ち込みによる温度低下及び搬送中の
上記プリフォームPの温度低下が少なくなる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、加熱炉によるプリフォ
ームの加熱温度を一定に保つことが容易に行われ、上記
プリフォームを二軸延伸ブロー成形した際の容器の特性
変化を防止できる。また、プリフォームの加熱時のエネ
ルギーが低減できると共に、加熱後の上記プリフォーム
の廃棄、あるいは再生材として処理することが防止され
る。
ームの加熱温度を一定に保つことが容易に行われ、上記
プリフォームを二軸延伸ブロー成形した際の容器の特性
変化を防止できる。また、プリフォームの加熱時のエネ
ルギーが低減できると共に、加熱後の上記プリフォーム
の廃棄、あるいは再生材として処理することが防止され
る。
【図1】本発明の実施に採用する温度制御システムの参
考図。
考図。
【図2】本発明の実施に使用される加熱炉の参考図。
【図3】図2に於けるA−A断面図。
【図4】従来の加熱炉の参考図。
1 加熱炉 2 熱電対 3 温度測定回路 4 制御値計算機 5 加熱ゾーンヒータ出力回路 6 設定スイッチ 7 温度計 8 温度計 9 ヒータ 10 ヒータ側反射板 11 孔 12 送風口 13 吸引口 14 吹き出し口 15 反射板 16 孔 17 搬送路 18 送風通路 7
Claims (2)
- 【請求項1】加熱炉内の温度を測定し、その測定結果に
基づいて上記加熱炉のヒータ出力制御を行うと共に、上
記加熱炉のヒータを冷却する冷風を、ヒータ側反射板、
ヒータ、プリフォーム搬送路、反射板を順次経由して循
環させることを特徴するプリフォームの加熱制御方法。 - 【請求項2】 加熱炉の入口に温度計を取り付け、供給
されるプリフォームの温度を測定し、その結果に基づい
て上記加熱炉のヒータ出力制御を行うことを特徴とする
請求項1記載のプリフォーム加熱制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10175316A JPH11348106A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | プリフォームの加熱制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10175316A JPH11348106A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | プリフォームの加熱制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11348106A true JPH11348106A (ja) | 1999-12-21 |
Family
ID=15993970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10175316A Pending JPH11348106A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | プリフォームの加熱制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11348106A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008105199A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | プリフォーム及びその加熱方法 |
JP2011177926A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 近赤外線ヒータとプリフォームの加熱方法 |
JP2011529808A (ja) * | 2008-08-04 | 2011-12-15 | カーハーエス コーポプラスト ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー | 容器をブロー成形するための方法および装置 |
WO2014208693A1 (ja) * | 2013-06-28 | 2014-12-31 | 日精エー・エス・ビー機械株式会社 | プリフォームの加熱装置 |
WO2019038441A1 (de) * | 2017-08-25 | 2019-02-28 | Krones Ag | Verfahren und vorrichtung zum erwärmen von kunststoffvorformlingen |
WO2020116358A1 (ja) * | 2018-12-04 | 2020-06-11 | 大日本印刷株式会社 | プラスチックボトル製造装置及びプラスチックボトル製造方法 |
-
1998
- 1998-06-09 JP JP10175316A patent/JPH11348106A/ja active Pending
Cited By (14)
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