JPH11347981A - 成型品自動取出し機の取出しチャック - Google Patents

成型品自動取出し機の取出しチャック

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JPH11347981A
JPH11347981A JP16308598A JP16308598A JPH11347981A JP H11347981 A JPH11347981 A JP H11347981A JP 16308598 A JP16308598 A JP 16308598A JP 16308598 A JP16308598 A JP 16308598A JP H11347981 A JPH11347981 A JP H11347981A
Authority
JP
Japan
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take
takeout
chuck
honeycomb body
machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP16308598A
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English (en)
Inventor
Yosuke Shiotani
塩谷陽右
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Star Seiki Co Ltd
Original Assignee
Star Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Star Seiki Co Ltd filed Critical Star Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高い剛性を有しながら軽量化及び薄形化して高
速応答性に優れ、成型品を高い位置精度で取り出すこと
ができると共に取り出しサイクルを短縮することができ
る成型品自動取出し機の取出しチャックの提供。 【解決手段】成形機に対して取出しチャックを少なくと
も二次元方向へ移動して成型品を自動取出しする成型品
自動取出し機に取付ける。取り出される成型品の形状及
び個数に応じた所要の形状からなる薄手状の金属基板と
前面に成型品の形状に応じて個数の保持部材が取付けら
れた薄手状の金属取付け板との間にハニカム体を取付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、成型品自動取出
し機の取出しチャックに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】成型品自動取出し機に
おいて、少なくとも二次元方向へ移動して成形された成
型品を成型機から側方(正面側)の取出し位置へ自動取
出しする取出しチャックとしては、例えばアルミニウム
板等のチャックプレートに、成型品を保持する、例えば
吸引装置に接続されて成型品を吸着保持する吸着部材や
成型品をクランプする複数対のエアーシリンダーを取付
けたものが一般に知られている。
【0003】しかしながら、上記した従来の取出しチャ
ックは、例えば成型品に吸着部材を当接させて吸着保持
する際屋、移動時における振動によりチャックプレート
が弾性変形するのを防止する必要から剛性を有した厚手
状のものを使用していた。
【0004】このため、チャックプレートの重量化によ
り取出しチャック自体が重量化及び大型化することが避
けられなかった。
【0005】重量化及び大型化した取出しチャックにあ
っては、水平方向や上下方向へ優れた移動応答性で高速
移動させるには高トルクのアクチエータを使用しなけれ
ばならず、成型品取出し機が重量化、大型化及び高コス
ト化する問題を有していた。
【0006】又、重量化した取出しチャックを停止制御
する際には負荷イナーシャが大きくなり、目的位置で高
精度に停止させるには停止位置前にて減速制御する必要
があり、制御手段が複雑化していた。特に、成型品自動
取出し機においては、取出しサイクルの短縮が強く要求
されており、軽量及び小型(薄手)で高い位置精度を可
能にする取出しチャックの開発が望まれている。
【0007】本発明は、上記した従来の欠点を解決する
ために発明されたものであり、その目的とするところ
は、高い剛性を有しながら軽量化及び薄形化して高速応
答性に優れ、成型品を高い位置精度で取り出すことがで
きると共に取り出しサイクルを短縮することができる成
型品自動取出し機の取出しチャックを提供することにあ
る。
【0008】
【問題点を解決するための手段】このため本発明は、成
形機に対して取出しチャックを少なくとも二次元方向へ
移動して成型品を自動取出しする成型品自動取出し機に
おいて、取り出される成型品の形状及び個数に応じた所
要の形状からなる薄手状の金属基板と、前面に成型品の
形状に応じて個数の保持部材が取付けられた薄手状の金
属取付け板と、金属基板及び金属取付け板間に設けられ
るハニカム体とからなることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に従
って説明する。図1は成型品自動取出し機の取出しチャ
ックの分解斜視図である。図2は保持部材箇所の拡大縦
断面図である。
【0010】取出しチャック1は、例えば水平方向、前
後方向及び上下方向へ三次元移動して成型品を自動取出
しする成型品自動取出し機(図示せず)にあっては上下
方向の可動部材に、又前後方向及び旋回運動して成型品
を自動取出しする成型品自動取出し機にあっては旋回ア
ームに夫々取付けられる。そして取出しチャック1はそ
の正面形状が取出す成型品の形状、保持個数等に応じた
適宜形状からなり、図示する取出しチャック1にあって
は正面が横向きU字形からなる。
【0011】取出しチャック1の金属基板3は薄手状の
アルミニウム板、ステンレス板等で、上記した横向きU
字形に形成され、その基端部には吸引装置(図示せず)
に接続されるマニホールド5がねじ止め又は接着されて
いる。又、マニホールド5を除いた金属基板3の上面に
はハニカム体7が固着されている。該ハニカム体7とし
ては金属基板3と同様のアルミニウムやステンレス等の
金属コア、合成樹脂含浸紙等の強化紙コア若しくは合成
樹脂コアからなる。
【0012】ハニカム体7の前面には金属基板3と同様
の薄手状のアルミニウム板、ステンレス板等からなる金
属取付け板9が基板3にねじ止めされたり、ハニカム体
7に接着されている。
【0013】そして金属取付け板9のアーム部9aには
保持部材としての吸着部材11が、保持される成型品W
に応じて取付けられている。即ち、吸着部材11の取付
け箇所に応じたアーム部9aには透孔9bが形成され、
該透孔9bにはかしめナット11aが固着されている。
そして各かしめナット11aには先端にシリコンゴム等
からなるカップ状の吸着パット11bが取付けられた中
空軸11cがねじ止めされている。
【0014】そして各中空軸11cとマニホールド5と
はパイプ13により接続され、吸着パット11bによる
真空吸着を可能にしている。パイプ13を配管する際、
ハニカム体7が邪魔になるが、一部を切除したり、凹状
に塑性変形させて配管を可能にしている。
【0015】尚、上記取出しチャック1の外側面は金属
基板3と金属取付け板9の間に位置するハニカム体7の
側面が露出するが、この場合にあっては、金属基板3及
び金属取付け板9の少なくとも何れか一方の外側線にハ
ニカム体7の厚さとほぼ一致する壁を一体形成してハニ
カム体7の側面を覆ったり、ハニカム体7の側面を金属
基板3及び金属取付け板9と同種のテープ状金属板で囲
巻して被覆すればよい。
【0016】又、金属取付け板9の基端部上面には成型
品自動取出し機の可動部を固定するための金属板21が
ねじ止めされている。
【0017】上記した取出しチャック1は、薄手状の金
属基板3及び金属取付け板9の間にハニカム体7を設け
たサンドイッチ構造で、高い剛性を有しているため、成
型品への当接時や移動時における変形を少なくして成型
品を確実に保持することができる。
【0018】又、薄形化及び軽量化により取出しチャッ
クを移動させるアクチエータとして低トルクのものを使
用でき、成型品自動取出し機自体を小型化することがで
きる。
【0019】更に軽量化により高速応答性に優れている
と共に停止時に作用する負荷イナーシャを低減して高い
停止位置精度を得ることができ、成型品の取り出しサイ
クルを短縮することができる。
【0020】上記説明は、吸着部材11により成型品W
を吸着保持して取出す形式について説明したが、取付け
板9の前面に、取り出される成型品数に応じた複数対の
エアーシリンダを対向配置し、該シリンダーにより成型
品を保持する形式の取出しチャック1であってもよい。
【0021】
【発明の効果】このため本発明は、高い剛性を有しなが
ら軽量化及び薄形化して高速応答性に優れ、成型品を高
い位置精度で取り出すことができると共に取り出しサイ
クルを短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】成型品自動取出し機の取出しチャックの分解斜
視図である。
【図2】保持部材箇所の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 取出しチャック、3 金属基板、7 ハニカム体、
9 金属取付け板、11保持部材としての吸着部材
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B32B 3/12 B32B 3/12 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形機に対して取出しチャックを少なくと
    も二次元方向へ移動して成型品を自動取出しする成型品
    自動取出し機において、取り出される成型品の形状及び
    個数に応じた所要の形状からなる薄手状の金属基板と、
    前面に成型品の形状に応じて個数の保持部材が取付けら
    れた薄手状の金属取付け板と、金属基板及び金属取付け
    板間に設けられるハニカム体とからなる取出しチャッ
    ク。
  2. 【請求項2】請求項1において、基板、取付け板及びハ
    ニカム体はアルミニウム材からなる取出しチャック。
  3. 【請求項3】請求項1において、基板、取付け板及びハ
    ニカム体はステンレス材からなる取出しチャック。
  4. 【請求項4】請求項1において、ハニカム体は強化紙製
    コアからなる取出しチャック。
  5. 【請求項5】請求項1において、ハニカム体は合成樹脂
    製からなる取出しチャック。
  6. 【請求項6】請求項1において、保持部材は吸着部材か
    らなる取出しチャック。
  7. 【請求項7】請求項1において、保持部材はシリンダー
    からなる取出しチャック。
JP16308598A 1998-06-11 1998-06-11 成型品自動取出し機の取出しチャック Pending JPH11347981A (ja)

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JPH11347981A true JPH11347981A (ja) 1999-12-21

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ID=15766908

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JP16308598A Pending JPH11347981A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 成型品自動取出し機の取出しチャック

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005175141A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Taiheiyo Cement Corp 搬送装置用ハンド

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JP2005175141A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Taiheiyo Cement Corp 搬送装置用ハンド

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