JPH11347737A - 溶接ト―チ - Google Patents

溶接ト―チ

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JPH11347737A
JPH11347737A JP17207098A JP17207098A JPH11347737A JP H11347737 A JPH11347737 A JP H11347737A JP 17207098 A JP17207098 A JP 17207098A JP 17207098 A JP17207098 A JP 17207098A JP H11347737 A JPH11347737 A JP H11347737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas nozzle
conductor tube
cooling water
welding torch
nozzle
Prior art date
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Pending
Application number
JP17207098A
Other languages
English (en)
Inventor
Delfino Antonio
デルフィノ アントニオ
Akira Yamashita
彰 山下
Kenzo Nakajima
賢造 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obara Corp
Original Assignee
Obara Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンダクタチュ―ブへガスノズルを簡単・確
実に固定でき、またガスノズルの冷却が効率よくでき、
しかも冷却水の漏水のおそれがない溶接ト―チを提供す
る。 【解決手段】 コンダクタチュ―ブ4の軸線方向に間隔
を置いてリング状の弾性パッキン12,13を挿嵌し、
該弾性パッキンを前記軸線方向に押圧することによっ
て、弾性パッキンの内周を前記コンダクタチュ―ブの外
周に密着させると共に該弾性パッキンの外周をガスノズ
ルの内周に密着させて、ガスノズルをコンダクタチュ―
ブに固定した溶接ト―チ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンダクタチュ―
ブ内にライナ―を挿通し、該コンダクタチュ―ブの先端
部外周に同芯状にガスノズルを配置した溶接ト―チにお
いて、前記ガスノズルの固定手段及び冷却手段に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンダクタチュ―ブ内にランナ―
を挿通し、該コンダクタチュ―ブの先端部外周に同芯状
にガスノズルを配置した溶接ト―チにおいて、締め付け
部材を用いてコンダクタチュ―ブにガスノズルを締め付
け固定し、コンダクタチュ―ブを介して供給された冷却
水によってガスノズルを間接的に冷却するようにした溶
接ト―チは普通に知られている。
【0003】即ち、図2に示す溶接ト―チでは、コンダ
クタチュ―ブ30の先端部外周には間隔を置いて同芯状
にガスノズル31が配置されている。そして、コンダク
タチュ―ブ30の外周に絶縁ブッシュ32が位置され、
該絶縁ブッシュ32の外周にノズル冷却ブッシュ33が
位置され、該ノズル冷却ブッシュ33の外周に前記ガス
ノズル31が位置されている。そして、前記ノズル冷却
ブッシュ33は固定金具34のヘラ絞り加工によって前
記絶縁ブッシュ32の固定され、ノズル冷却ブッシュ3
3の外周にノズル締付けリング35によってガスノズル
31は固定されている。
【0004】また、前記絶縁ブッシュ32には、ノズル
冷却ブッシュ33の内周に連通する通水孔36,37が
形成され、且つ絶縁ブッシュ32の上下両端部には、コ
ンダクタチュ―ブ30間にOリング38,38が、ノズ
ル冷却ブッシュ33間にOリング39,39がそれぞれ
装着されて、コンダクタチュ―ブ30から絶縁ブッシュ
32を経てノズル冷却ブッシュ33の内周に供給された
冷却水が外部に漏れるのを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記公知の
溶接ト―チでは、ガスノズル31のコンダクタチュ―ブ
30への固定に多数の部品を使用することからその取付
けが面倒であると共に部品の加工に容易ではなかった。
また、ガスノズル31の冷却はノズル冷却ブッシュ33
を介して間接的に行われるので冷却効率が悪いと共にO
リング38,39を用いて冷却水の漏水防止を行ってい
るが、該Oリングは予め決められた寸法に対する絞め代
には適応できるが、使用中にその絞め代の調整ができず
漏水防止の役を充分に果たし得ない、という問題があ
る。
【0006】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、コンダクタチュ―ブへガスノズルを簡単・確実
に固定でき、またガスノズルの冷却が効率よくでき、し
かも冷却水の漏水のおそれがない溶接ト―チを提供しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における溶接ト―チは、コンダクタチュ―ブ
の軸線方向に間隔を置いてリング状の弾性パッキンを挿
嵌し、該弾性パッキンを前記軸線方向に押圧することに
よって、弾性パッキンの内周を前記コンダクタチュ―ブ
の外周に密着させると共に該弾性パッキンの外周を前記
ガスノズルの内周に密着させて、ガスノズルをコンダク
タチュ―ブに固定したことを特徴とするものである。
【0008】また、前記両弾性パッキンの間に冷却水マ
ニホ―ルドを配置し、前記ガスノズルの内周を前記冷却
水マニホ―ルドからの冷却水により直接に冷却するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して本発明の実施
例について説明する。図1は本発明に係る溶接ト―チの
要部断面図、図2は図1のA―A断面図である。
【0010】図1および図2において、1はト―チ制御
握り部に接続される可撓管であり、該可撓管1内には、
コアチュ―ブ2とアウタ―チュ―ブ3とからなるコンダ
クタチュ―ブ4が装着されている。そして、コアチュ―
ブ2の管内には溶接棒や溶接ガス等のライナ―5が挿通
され、該コアチュ―ブ2の外面には切欠き6,7が形成
されて、切欠き6は冷却水の供給通路、切欠き7は冷却
水の排出通路を形成している。
【0011】8はコンタクトチップ、9はガスディフュ
―ザであり、これらは前記コンダクタチュ―ブ4に接続
されており、10,11は絶縁ワッシャ、12,13は
例えばゴム材からなるリング状の弾性パッキン、14は
上下に鍔15,16を備え冷却水の供給孔17と冷却水
の排出孔18とを備えた冷却水マニホ―ルドであり、こ
れらは前記コンダクタチュ―ブ4の外周に挿嵌されたも
のである。そして、前記絶縁ワッシャ10,11、弾性
パッキン12,13および冷却水マニホ―ルド14の上
下鍔15,16のそれぞれの外周はガスノ―ズル19の
内周に当接されるようになっている。
【0012】また、前記絶縁ワッシャ11の上面には、
コンダクタチュ―ブ4に螺設されたネジ20に螺合する
ネジを備えたアダブタ―ナット21が配置されている。
【0013】そして、前記コンダクタチュ―ブ4にガス
ノ―ズル19を確実に固定するには、コンダクタチュ―
ブ4の外周に、アダブタ―ナット21,絶縁ワッシャ1
1,弾性パッキン13,冷却水マニホ―ルド14,弾性
パッキン12,絶縁ワッシャ10を挿嵌し、ガスディフ
ュ―ザ9およびコンタクトチップ8をコンダクタチュ―
ブ4に接続した状態で、ガスノ―ズル19を図1に示す
ようにはめ込み、ガスノ―ズル19を把持したままアダ
ブタ―ナット21を回転させて絶縁ワッシャ11をコン
ダクタチュ―ブ4の軸線方向にガスノ―ズル19内に押
込むと、弾性パッキン12,13はそれぞれ前記軸線方
向に押圧されて、該弾性パッキン12,13の各内周は
コンダクタチュ―ブ4の外周に密着し、弾性パッキン1
2,13の各外周はガスノ―ズル19の内周に密着する
ので、ガスノ―ズル19はコンダクタチュ―ブ4に確実
に固定される。
【0014】この状態で溶接ト―チを動作させて適宜な
溶接を行う際に、冷却水はコンダクタチュ―ブ4内の冷
却水の供給通路6から冷却水マニホ―ルド14の冷却水
の供給孔17を経てガスノ―ズル19の内周に至りガス
ノ―ズル19を直接冷却し、ガスノ―ズル19を冷却し
た水は冷却水マニホ―ルド14の冷却水の排出通路7か
らコンダクタチュ―ブ4内の冷却水の排出通路7へ排出
される。そして、前記冷却水マニホ―ルド14の両端に
は弾性パッキン12,13がガスノ―ズル19およびコ
ンダクタチュ―ブ4にそれぞれ密着状態に配置されてい
るので、冷却水が前記所定の通路以外に漏水することは
ない。
【0015】また、コンダクタチュ―ブ4からガスノ―
ズル19を取り外す場合には、前記アダブタ―ナット2
1を逆方向に回転させてアダブタ―ナット21による絶
縁ワッシャ11への押圧を解くことによって両弾性パッ
キン12,13のそれぞれの前記軸線方向に押圧が解か
れて、両弾性パッキン12,13の外周とガスノ―ズル
19の内周の密着が解かれ、ガスノ―ズル19は簡単に
コンダクタチュ―ブ4から抜き出される。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、コンダクタチュ―ブの
軸線方向に間隔を置いてリング状の弾性パッキンを挿嵌
し、該弾性パッキンを前記軸線方向に押圧することによ
って、弾性パッキンの内周を前記コンダクタチュ―ブの
外周に密着させると共に該弾性パッキンの外周を前記ガ
スノズルの内周に密着させて、ガスノズルをコンダクタ
チュ―ブに固定するようにしたので、ガスノズルの取付
け,取外しが簡単・確実にでき、ガスノズルの固定に要
する部品も少なくてすむ溶接ト―チとなる。
【0017】また、前記両弾性パッキンの間に冷却水マ
ニホ―ルドを配置し、前記ガスノズルの内周を前記冷却
水マニホ―ルドからの冷却水により直接に冷却するよう
にした場合には、ガスノズルが直接に冷却水によって冷
却され冷却効率が向上され、しかも冷却水マニホ―ルド
の両端はガスノ―ズルおよびコンダクタチュ―ブにそれ
ぞれ密着した弾性パッキンで漏水防止がなされるので、
冷却水の漏れのない溶接ト―チとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る溶接ト―チの要部断面図で
ある。
【図2】図2は図1のA―A断面図である。
【図3】図3は従来例の溶接ト―チの要部断面図であ
る。
【符号の説明】
4 コンダクタチュ―ブ 5 ライナ― 12,13 弾性パッキン 14 冷却水マニホ―ルド 19 ガスノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンダクタチュ―ブ内にライナ―を挿通
    し、該コンダクタチュ―ブの先端部外周に同芯状にガス
    ノズルを配置した溶接ト―チにおいて、コンダクタチュ
    ―ブの軸線方向に間隔を置いてリング状の弾性パッキン
    を挿嵌し、該弾性パッキンを前記軸線方向に押圧するこ
    とによって、弾性パッキンの内周を前記コンダクタチュ
    ―ブの外周に密着させると共に該弾性パッキンの外周を
    前記ガスノズルの内周に密着させて、ガスノズルをコン
    ダクタチュ―ブに固定したことを特徴とする溶接ト―
    チ。
  2. 【請求項2】前記両弾性パッキンの間に冷却水マニホ―
    ルドを配置し、前記ガスノズルの内周を前記冷却水マニ
    ホ―ルドからの冷却水により直接に冷却するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の溶接ト―チ。
JP17207098A 1998-06-05 1998-06-05 溶接ト―チ Pending JPH11347737A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006258347A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Taiyo Nippon Sanso Corp マグネシウム溶解装置及びマグネシウム溶解装置へのカバーガス供給方法
AT502419B1 (de) * 2005-09-09 2007-08-15 Fronius Int Gmbh Schweissbrenner und verfahren zur prozesssteuerung einer schweissanlage

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