JPH11347451A - 集塵電極の洗浄装置および洗浄方法 - Google Patents

集塵電極の洗浄装置および洗浄方法

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JPH11347451A
JPH11347451A JP15810398A JP15810398A JPH11347451A JP H11347451 A JPH11347451 A JP H11347451A JP 15810398 A JP15810398 A JP 15810398A JP 15810398 A JP15810398 A JP 15810398A JP H11347451 A JPH11347451 A JP H11347451A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集塵電極をきれいに洗浄することができる洗
浄方法を提供すること。 【解決手段】 集塵電極16の表面を洗浄するための洗
浄方法。集塵電極16の表面に向けて洗剤、水および空
気による泡沫状洗浄液を噴射する第1の洗浄工程と、第
1の洗浄工程の後、ワイパ手段50によって集塵電極1
6の表面に残留する泡沫状洗浄液を除去する拭取り工程
と、拭取り工程の後、集塵電極16の表面に向けて水お
よび空気による霧状水を噴射する第2の洗浄工程と、第
2の洗浄工程の後、集塵電極16の表面に向けて空気を
噴射するための乾燥工程とを含む。また、このような洗
浄方法を実施するための洗浄装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集塵電極の表面に
堆積した塵を除去するための洗浄装置および洗浄方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、トンネル内の工事などにおい
ては、空気中に含まれた塵を除去して空気を清浄化する
ために電気集塵装置が用いられている。この電気集塵装
置は、一般的に、空気中の塵を所定電極に帯電するため
の帯電部と、帯電部において帯電した塵を集塵するため
の集塵部とを備えている。帯電部には帯電電極が配設さ
れ、帯電電極は、たとえば正(または負)の直流コロナ
放電放電を発生して空気中の塵を正(または負)に帯電
する。集塵部には集塵電極が所定の間隔を置いて複数個
設けられ、これら集塵電極の一部に負(または正)の直
流電圧が印加され、それらの残部に正(または負)の直
流電圧が印加され、或いは電気的に接地される。したが
って、正(または負)に帯電された塵が集塵部まで流れ
ると、正(または負)に帯電した塵が負(または正)の
直流電圧が印加された集塵電極に静電的に付着し、空気
中の塵が集塵電極に堆積される。
【0003】この種の電気集塵装置においては、集塵電
極に堆積した塵が多くなると、集塵電極に印加される電
圧による電荷が、帯電された塵に充分に作用せず、集塵
効率が低下する。また、集塵電極に付着した粉塵が逆電
離や再飛散の現象を起こし、このことに起因しても集塵
効果が低下する。
【0004】そこで、このような電気集塵装置では、集
塵電極を定期的に洗浄し、それらの表面に堆積した塵を
除去している。この集塵電極を洗浄する方法として、た
とえば、集塵電極に加圧空気を吹付けてその表面の塵を
吹飛ばす方法(特公昭57−16864号公報)、集塵
電極の表面に加圧水を吹付けてその表面を水洗浄する方
法(特開昭63−248460号公報)などが知られて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、加圧空気を吹
付ける方法では、集塵される塵が粘着性成分を含んでい
る場合、単に加圧空気を吹付けるのみでは塵除去の効果
が低く、集塵電極の表面に堆積した塵を充分に除去する
ことができないという問題がある。
【0006】また、加圧水を吹付ける方法では、水の噴
射圧力でもって塵を洗い落とすため、集塵電極のほぼ全
域に渡って加圧水を噴射しなければならず、加圧水を噴
射するための配管、噴射ノズルの配置、構造が複雑にな
る問題がある。また、加圧水によって除去された塵は、
周囲に飛散して隣接する集塵電極、他の構成部材になど
に付着し、洗浄効率が悪いという問題もある。さらに、
水源のない現場では水を運搬して確保しなければなら
ず、その使用が制限されるという問題もある。
【0007】従来の洗浄方法の不都合を解消するため
に、たとえば、特開平7−80352号公報に開示され
たものも知られている。この改良された洗浄方法では、
まず、集塵電極の表面に洗剤、水および空気による泡沫
状洗浄液が噴射され、、次いで水および空気による霧状
水が噴射され、しかる後空気が噴射される。この方法で
は、泡沫状洗浄液を噴射することによって、集塵電極に
堆積した塵が流動化され、その後霧状水を噴射すること
によって、集塵電極に残留する泡沫状洗浄液が除去さ
れ、しかる後空気を噴射することによって、集塵電極に
残る水滴が除去され、かくして集塵電極の表面に堆積し
た塵が所要のとおりに洗浄除去される。
【0008】この改良された洗浄方法においては、泡沫
状洗浄液は集塵電極の上端部に噴射され、噴射された洗
浄液は自重によって集塵電極表面に沿って流下し、この
流下によって塵を流動化して除去するが、この除去の際
に、泡沫状洗浄液が集塵電極の下端部に幾分残留し、特
にその下端部においてきれいに洗浄することができない
という問題がある。
【0009】本発明の目的は、集塵電極をきれいに洗浄
することができる洗浄装置および洗浄方法を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、集塵電極の表
面を洗浄するための洗浄装置において、前記集塵電極の
表面に向けて洗剤、水および空気による泡沫状洗浄液を
噴射するための第1の噴射手段と、前記集塵電極の表面
に向けて水および空気による霧状水を噴射するための第
2の噴射手段と、前記集塵電極の表面に向けて空気を噴
射するための第3の噴射手段と、前記集塵電極の表面を
拭くためのワイパ手段とを具備し、前記ワイパ手段は、
前記第1の噴射手段による泡沫状洗浄液の噴射後に前記
集塵電極の表面を拭いて残留泡沫状洗浄液を除去するこ
とを特徴とする集塵電極の洗浄装置である。
【0011】本発明に従えば、第1〜第3の噴射手段に
加えてワイパ手段が設けられ、このワイパ手段は泡沫状
洗浄液の噴射後に集塵電極の表面を拭くので、集塵電極
表面に残留する泡沫状洗浄液はワイパ手段によって確実
に除去される。それ故に、後の霧状水の噴射および空気
の噴射時には泡沫状洗浄液が除去されており、したがっ
て霧状水の噴射によって集塵電極の表面をきれいに仕上
げ洗浄することができ、また空気の噴射によって残留す
る水滴を除去することができ、かくして集塵電極の表面
を所要のとおりにきれいに洗浄することができる。
【0012】また本発明は、前記洗浄液は、前記集塵電
極の表面に粘性液体膜を形成するための粘性液体を含ん
でいることを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、洗浄液に粘性液体が含ま
れているので、洗浄液を噴射することによって集塵電極
の表面に粘性液体膜が形成される。空気中に低抵抗の塵
が含まれている場合、このような塵は帯電によって集塵
電極の表面に集塵され難く、集塵されたとしても再飛散
するおそれがあるが、このように粘性液体膜を形成する
ことによって、空気中の塵(低抵抗のものを含めて)は
粘性液体膜に吸着され、したがって、集塵された塵の再
飛散が防止される。
【0014】また本発明は、集塵電極の表面を洗浄する
ための洗浄装置において、前記集塵電極の表面に向けて
洗剤、水および空気による泡沫状洗浄液を噴射するため
の第1の噴射手段と、前記集塵電極の表面に向けて水お
よび空気による霧状水を噴射するための第2の噴射手段
と、前記集塵電極の表面に向けて空気を噴射するための
第3の噴射手段とを具備し、前記洗浄液は、前記集塵電
極の表面に粘性液体膜を形成するための粘性液体を含ん
でいることを特徴とする集塵電極の洗浄装置である。
【0015】本発明に従えば、洗浄液に粘性液体が含ま
れているので、洗浄液を噴射することによって集塵電極
の表面に粘性液体膜が形成される。それ故に、定期的に
行われる洗浄作業を利用して粘性液体膜を形成すること
ができる。また、このように粘性液体膜を形成すること
によって、空気中の塵(低抵抗のものを含めて)は粘性
液体膜に吸着され、塵の再飛散を防止して集塵効率を高
めることができる。
【0016】また本発明は、集塵電極の表面に向けて洗
剤および水による洗浄液を噴射する集塵電極の洗浄方法
において、前記洗浄液は、前記集塵電極の表面に粘性液
体膜を形成するための粘性液体を含んでいることを特徴
とする集塵電極の洗浄方法である。
【0017】本発明に従えば、洗浄液は粘性液体を含ん
でいるので、洗浄液による洗浄時に集塵電極の表面に粘
性液体膜が形成され、上述したと同様に空気中の塵を吸
着して集塵効率を高めることができる。
【0018】さらに本発明は、集塵電極の表面を洗浄す
るための洗浄方法において、前記集塵電極の表面に向け
て洗剤、水および空気による泡沫状洗浄液を噴射する第
1の洗浄工程と、前記第1の洗浄工程の後、ワイパ手段
によって前記集塵電極の表面に残留する泡沫状洗浄液を
除去する拭取り工程と、前記拭取り工程の後、前記集塵
電極の表面に向けて水および空気による霧状水を噴射す
る第2の洗浄工程と、前記第2の洗浄工程の後、前記集
塵電極の表面に向けて空気を噴射するための乾燥工程と
を含むことを特徴とする集塵電極の洗浄方法である。
【0019】本発明に従えば、第1の洗浄工程の後にワ
イパ手段によって残留する泡沫状洗浄液を除去する拭取
り工程が遂行される。それ故に、この拭取り工程におい
て、集塵電極表面に残留する泡沫状洗浄液をワイパ手段
によって確実に除去することができる。それ故に、後の
霧状水の噴射および空気の噴射時には泡沫状洗浄液が除
去されており、したがって霧状水の噴射によって集塵電
極の表面をきれいに仕上げ洗浄することができ、また空
気の噴射によって残留する水滴を除去することができ、
かくして集塵電極の表面を所要のとおりにきれいに洗浄
することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してさらに
詳細に説明する。図1は、本発明に従う集塵電極の洗浄
装置の一実施形態を備えた電気集塵装置の一例を一部切
欠いて示す側面図であり、図2は、図1の電気集塵装置
を一部切欠いて示す平面図であり、図3は、洗浄装置に
おける、洗剤、空気および水を供給するための供給系を
簡略的に示す説明図である。
【0021】図1および図2を参照して、図示の電気集
塵装置2は、矢印4で示す空気の流れ方向上流側に配設
された帯電部6と、矢印4で示す方向において帯電部6
の下流側に配設された集塵部8とを備えている。帯電部
6には上下方向(図1において上下方向、図2において
紙面に垂直な方向)に間隔を置いて4個、また横方向
(図1において紙面に垂直な方向、図2において上下方
向)に間隔を置いて2個の帯電ユニット10が設けられ
ている。各帯電ユニット10には、横方向に間隔を置い
て複数本の帯電電極12が設けられ、各帯電電極12
は、たとえばワイヤ状の電極から構成されている。ま
た、集塵部8には、帯電部6の各帯電ユニット10に対
応して集塵ユニット14が設けられている。すなわち、
集塵ユニット10は、上下方向に間隔を置い4個、また
横方向に間隔を置いて2個の集塵ユニット14が設けら
れている。各集塵ユニット10には、各帯電電極12に
対応してて横方向に間隔を置いて集塵電極16が設けら
れ、各集塵電極16はプレート状電極から構成されてい
る。なお、この電気集塵装置2では、矢印4で示す方向
に見て、装置2の上流側部には前ダンパ扉18が設けら
れ、その下流側部には後ダンパ扉20が設けられてい
る。
【0022】この電気集塵装置2では、各帯電ユニット
10の各帯電電極12には、たとえば負(または正)の
直流電圧が印加される。そして、各集塵ユニット14の
集塵電極16の一部には、帯電電極12と反対極性であ
る、たとえば負(または正)の直流電圧が印加され、そ
れらの残部には、たとえば正(または負)の直流電圧が
印加され、または電気的に接地される。したがって、ト
ンネルダストなどの塵を含む空気が帯電部6を流れる
と、空気中の塵は帯電電極12の負(または正)のコロ
ナ放電によって負(または正)に帯電される。そして、
負(または正)に帯電された塵が矢印4で示す方向に集
塵部8に流れると、正の直流電圧が印加された集塵電極
16に静電的に吸引され、この集塵電極16に所要のと
おりに集塵される。なお、各帯電電極12および各集塵
電極16に交流電圧を所要のとおりに印加することもで
き、かかる場合、空気中の塵は正および負に交互に帯電
され、また集塵電極16は、負および正に交互に印加さ
れ、正に帯電された塵は負に印加された集塵電極16に
静電的に吸着され、負に帯電された塵は正に印加された
集塵電極16に静電的に吸着される。
【0023】この電気集塵装置2には、次に示すとおり
の洗浄装置が装備されている。図示の洗浄装置は、第1
〜第3の噴射機構22,24,26を備えている。第1
の噴射機構22は、各帯電ユニット10に対応して、前
ダンパ扉18と帯電部6との間に配設されている(図1
および図2においてそれらの一部を示す)。各第1の噴
射機構22は、横方向に延びる第1のパイプ28を有
し、この第1のパイプ28には軸線方向に間隔を置いて
複数個の第1噴射ノズル30が設けられている。第1噴
射ノズル30は、矢印4で示す方向に帯電部6および集
塵部8に向けて洗浄液などを噴射する。また、第2の噴
射機構24は、各集塵ユニット14に対応して、集塵部
8と後ダンパ扉20との間に配設されている。各第2の
噴射機構24は、横方向に延びる第2のパイプ30を備
え、この第2のパイプ30には、軸線方向に間隔を置い
て複数個の第2噴射ノズル32が設けられている。さら
に、第3の噴射機構26は、第2の噴射機構24と同様
に、各集塵ユニット14に対応して、集塵部8と後ダン
パ扉20との間に配設されている。各第3の噴射機構2
6は、第2の噴射機構24の第2のパイプ30の下側に
配設された第3のパイプ34を備え、かかる第3のパイ
プ34には、軸線方向に間隔を置いて複数個の第3噴射
ノズル36が設けられている。第2および第3の噴射ノ
ズル30,34は、矢印4で示す方向とは反対方向に集
塵部8に向けて洗浄液などを噴射する。この実施形態で
は、第2噴射ノズル30からの噴射流の噴射力は、第3
噴射ノズル36からの噴射流の噴射圧よりも高くなるよ
うに設定されている。
【0024】第1〜第3の噴射機構22,24,26の
第1〜第3のパイプ28,30,34は対応する集塵ユ
ニット14の集塵電極16の上部に配置され、第1〜第
3噴射ノズル30,32,36からの噴射流は、対応す
る集塵基板16の上部に向けて噴出される。
【0025】各集塵ユニット14の集塵電極16の側部
近傍には、支持碍子、給電碍子などの洗浄を行うための
碍子洗浄用ノズル38が配設され、これら碍子洗浄用ノ
ズル38は碍子洗浄用パイプ40に設けられている。こ
れら碍子洗浄用ノズル38は、対応する支持碍子、給電
碍子などに向けて洗浄液などを噴射する。
【0026】この実施形態では、第1〜第3の噴射機構
22,24,26の第1〜第3噴射ノズル30,32,
36は、たとえばフラットスプレーノズルから構成さ
れ、第1〜第3噴射ノズル30,32,36の噴射角度
は、たとえば次のとおりに設定される。すなわち、第1
噴射ノズル22にあっては、対応する帯電ユニット10
の帯電電極12および対応する集塵ユニット14の集塵
電極16の上流側部(矢印4で示す空気の流れ方向に見
て上流側部)に向けて洗浄液などを噴射するように噴射
角度が設定される。また、第2噴射ノズル32にあって
は、対応する集塵ユニット14の集塵電極16の中央部
(矢印4で示す空気の流れ方向に見て中央部)に向けて
洗浄液などを噴射するように噴射角度が設定される。さ
らに、第3噴射ノズル36にあっては、対応する集塵ユ
ニット14の集塵電極16の下流側部(矢印4で示す空
気の流れ方向に見て下流側部)に向けて洗浄液などを噴
射するように噴射角度が設定される。
【0027】第1〜第3の噴射機構22,24,26に
は、図3に示す供給系によって、洗剤、水および空気が
供給される。主として図3を参照して、図示の供給系
は、洗剤を送給するための第1のライン42と、空気を
送給するための第2のライン44と、水を送給するため
の第3のライン46とを備え、第1〜第3の噴射機構2
2,24,26に関連してプレミックス手段48が設け
られている。第1のライン42は洗剤供給源(図示せ
ず)に接続され、洗剤供給源からの洗剤が第1のライン
42を介して各プレミックス手段48に供給される。ま
た、第2のライン44は空気供給源(図示せず)に接続
され、空気供給源からの空気が第2のライン44を介し
て各プレミックス手段48に供給される。さらに、第3
のライン46は水供給源(図示せず)に接続され、水供
給源からの水が各プレミックス手段48に供給される。
各プレミックス手段48は、洗剤、空気および水が供給
されるとこれらを混合して第1〜第3の噴射機構22,
24,26の噴射ノズル30,32,36から泡沫状洗
浄液を噴射し、空気および水が供給されるとこれらを混
合して上記噴射ノズル30,32,36から霧状水を噴
射し、空気が供給されると上記噴射ノズル30,32,
36から空気を噴射する。かくのとおりであるので、こ
の実施形態では、第1〜第3の噴射機構22,24,2
6は、プレミックス手段48に洗剤、空気および水が供
給されたとき泡沫状洗浄液を噴射するための第1の噴射
手段として機能し、プレミックス手段48に空気および
水が供給されたとき霧状水を噴射するための第2の噴射
手段として機能し、またプレミックス手段48に空気が
供給されたとき空気を噴射するための第3の噴射手段と
して機能する。なお、このような構成に代えて、泡沫状
洗浄液を噴射するための第1の噴射手段と、霧状水を噴
射するための第2の噴射手段と、空気を噴射するための
第3の噴射手段とを別個独立に設けることもできる。
【0028】図2に示すように各集塵ユニット14の集
塵電極16に対応してワイパ手段50が設けられてい
る。各帯電ユニット10の帯電電極12に負(または
正)の直流電圧が印加される場合、各集塵ユニット14
においては、正(または負)の直流電圧が印加される集
塵電極16(複数の集塵電極16の一つおきに上記直流
電圧が印加される)に塵が堆積され、したがって図4お
よび図5に示すワイパ手段50が設けられる。図3〜図
5を参照して、図示のワイパ手段50は、回転自在に支
持された回転軸52を備え、この回転軸52に一対の旋
回アーム54,56の一端部が固定されている。一方の
旋回アーム54は、塵が集塵される集塵電極16の片側
(図5において右側)に配設され、この旋回アーム54
の集塵電極16と対向する面に洗浄ブラシ58が設けら
れている。また、他方の旋回アーム56は塵が集塵され
る集塵電極16の他側(図5において左側)に配設さ
れ、この旋回アーム56の集塵電極56と対向する面に
も洗浄ブラシ60が設けられている。回転軸52は、ま
た、減速機構(図示せず)を介して電動モータの如き駆
動源62に駆動連結され、駆動源62が正逆回転するこ
とによって、旋回アーム54,56は、図4に実線で示
す第1の角度位置(集塵電極16から後退し、旋回アー
ム54,56が実質上上方に延びる位置)と図4に二点
鎖線で示す第2の角度位置(上記第1の角度位置から矢
印64で示す方向に略90度回転した位置であって、集
塵電極16の下端部にて実質上水平方向に延びる位置)
との間を旋回される。このように旋回アーム54,56
が旋回すると、旋回アーム54の洗浄ブラシ58は集塵
電極16の片面に作用し、また他方の旋回アーム56の
洗浄ブラシ60は集塵電極16の他面に作用する。
【0029】これに対して、各帯電ユニット10の帯電
電極12に交流電圧が印加される場合、各集塵ユニット
14においては、各集塵電極16にも交流電圧が印加さ
れ、これによって各集塵電極16に塵が堆積され、した
がって図6に示すワイパ手段70が設けられる。図6を
参照して、図示のワイパ手段70は、回転自在に支持さ
れた回転軸72を備え、この回転軸72に旋回アーム7
4の一端部が固定されている。旋回アーム74は、塵が
集塵される一対の集塵電極16の間に配置され、その片
面(図6において右面)に洗浄ブラシ76が設けられ、
その他面(図6において左面)に洗浄ブラシ78が設け
られている。回転軸72は、また、減速機構(図示せ
ず)を介して駆動源80が駆動連結され、駆動源80が
正逆回転することによって、上述したと同様に、旋回ア
ーム74は、上記第1の角度位置と上記第2の角度位置
との間を旋回される。旋回アーム74がかく回転する
と、旋回アーム74の一方の洗浄ブラシ76は、隣接す
る集塵電極16の一方の片面に作用し、また旋回アーム
76の他方の洗浄ブラシ78は、隣接する集塵電極16
の他方の片面(一方の集塵電極16の上記片面と対向す
る面)に作用する。
【0030】このような洗浄装置に用いる洗剤として、
たとえば、弱アルカリ性の洗剤を用いることができ、水
および空気と混合することによってアニオン界面活性剤
のアルカリ水溶液(pH10程度)となるものを好都合
に用いることができる。また、この洗剤に粘性液体を適
量混入するのがよく、粘性液体としてシリコンオイルを
用いることができる。このように洗剤に粘性液体を混入
することによって、洗浄液によって集塵電極を洗浄する
際、その表面に粘性液体膜が形成される。それ故に、後
の集塵作業時に空気中の塵が粘性液体膜に吸着され、吸
着された塵の再飛散が防止され、これによって集塵効果
を一層高めることができる。
【0031】上述した洗浄装置による洗浄作業は、次の
とおりである。まず、泡沫状洗浄液を噴射する第1の洗
浄工程が遂行される。この第1の洗浄工程では、第1〜
第3のライン42,44,46を通して洗剤、空気およ
び水が各プレミックス手段48に供給され、プレミック
ス手段48にてこれらが混合され、混合された泡沫状洗
浄液が第1〜第3の噴射機構22,24,26の第1〜
第3噴射ノズル30,32,36から対応する集塵ユニ
ット14の集塵電極16に向けて噴射される。泡沫状洗
浄液は、各集塵電極16の上部に噴射されるので、噴射
された泡沫状洗浄液は集塵電極16の表面に沿って下方
に流れ、この下方への流れとともに集塵電極16の表面
に堆積された塵が除去され、かくして集塵電極16の表
面が泡沫状洗浄剤によって洗浄される。このとき、洗剤
には粘性液体が含まれているので、泡沫状洗浄液が集塵
電極16の表面に沿って流下すると、集塵電極16の表
面に粘性液体膜が所要のとおりに形成され、特に専用の
工程を設けることなく粘性液体膜を形成することができ
る。
【0032】次いで、ワイパ手段50による拭取り工程
が遂行される。この拭取り工程では、駆動源62が正逆
回転され、旋回アーム54,56が上記第1の角度位置
から矢印64で示す方向に上記第2の角度位置まで旋回
され、その後第1の角度位置まで旋回して元の位置に戻
される。このように旋回アーム54,56が旋回するこ
とによって、旋回アーム54,56の洗浄ブラシ58,
60が集塵電極16の表面に作用し、集塵ユニット14
の集塵電極16の表面に残留する洗浄液(特に集塵電極
16の下端部に残留する傾向にある)が洗浄ブラシ5
8,60によって確実に拭取られて除去される。なお、
残留する洗浄液をより確実に拭取るために、旋回アーム
54,56を3〜5回程度往復旋回動することができ
る。
【0033】次に、拭取り後の集塵電極16の表面を最
終的に仕上げ洗浄するために霧状水を噴射する第2の洗
浄工程が遂行される。この第2の洗浄工程では、第2お
よび第3のライン44,46を通して空気および水が各
プレミックス手段48に供給され、プレミックス手段4
8にてこれらが混合され、混合された霧状液が第1〜第
3の噴射機構22,24,26の第1〜第3噴射ノズル
30,32,36から対応する集塵ユニット14の集塵
電極16に向けて噴射される。霧状水も各集塵電極16
の上部に噴射されるので、噴射された霧状水は集塵電極
16の表面に沿って下方に流れ、この下方への流れとと
ともに集塵電極16の表面に幾分残留する洗浄液および
塵が確実に除去され、かくして集塵電極16の表面が霧
状水よって仕上げ洗浄される。
【0034】しかる後、集塵ユニット14の集塵電極1
6を乾燥するための乾燥工程が遂行される。乾燥工程で
は、第2のライン44を通して空気が各プレミックス手
段48に供給され、プレミックス手段48を介して空気
が第1〜第3の噴射機構22,24,26の第1〜第3
噴射ノズル30,32,36から対応する集塵ユニット
14の集塵電極16に向けて噴射される。第1〜第3の
噴射ノズル30,32,36から噴射される空気は、集
塵電極16の表面に残留する水を吹き飛ばし、かくして
集塵電極16の表面が所要のとおりに乾燥される。
【0035】この洗浄装置では、上述したように、第1
の洗浄工程、拭取り工程、第2の洗浄工程および乾燥工
程がこの順序で遂行されるので、集塵電極16に堆積し
た塵を確実に洗浄除去することができる。
【0036】以上、本発明に従う洗浄装置および洗浄方
法の一実施形態および一実施例について説明したが、本
発明はこれら実施形態および実施例に限定されるもので
はなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形、
修正が可能である。
【0037】たとえば、図示の実施形態では、ワイパ手
段50(70)の旋回アーム54,56(74)に洗浄
ブラシ58,60(76,78)を設けているが、洗浄
ブラシに代えて、たとえばゴムまたは合成ゴムから形成
されたブレードを用いることもでき、ブレードを用いて
も同様に集塵電極16の表面を所要のとおりに拭取るこ
とができる。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1の洗浄装置によれば、
第1〜第3の噴射手段に加えてワイパ手段が設けられ、
このワイパ手段は泡沫状洗浄液の噴射後に集塵電極の表
面を拭くので、集塵電極表面に残留する泡沫状洗浄液は
ワイパ手段によって確実に除去される。それ故に、後の
霧状水の噴射および空気の噴射時には泡沫状洗浄液が除
去されており、したがって霧状水の噴射によって集塵電
極の表面をきれいに仕上げ洗浄することができ、また空
気の噴射によって残留する水滴を除去することができ、
かくして集塵電極の表面を所要のとおりにきれいに洗浄
することができる。
【0039】また本発明の請求項2の洗浄装置によれ
ば、洗浄液に粘性液体が含まれているので、洗浄液を噴
射することによって集塵電極の表面に粘性液体膜が形成
される。空気中に低抵抗の塵が含まれている場合、この
ような塵は帯電によって集塵電極の表面に集塵され難
く、集塵されたとしても再飛散するおそれがあるが、こ
のように粘性液体膜を形成することによって、空気中の
塵(低抵抗のものを含めて)は粘性液体膜に吸着され、
したがって、集塵された塵の再飛散が防止される。
【0040】また本発明の請求項3の洗浄装置によれ
ば、洗浄液に粘性液体が含まれているので、洗浄液を噴
射することによって集塵電極の表面に粘性液体膜が形成
される。それ故に、定期的に行われる洗浄作業を利用し
て粘性液体膜を形成することができる。また、このよう
に粘性液体膜を形成することによって、空気中の塵(低
抵抗のものを含めて)は粘性液体膜に吸着され、塵の再
飛散を防止して集塵効率を高めることができる。
【0041】また本発明の請求項4の洗浄方法によれ
ば、洗浄液は粘性液体を含んでいるので、洗浄液による
洗浄時に集塵電極の表面に粘性液体膜が形成され、上述
したと同様に空気中の塵を吸着して集塵効率を高めるこ
とができる。
【0042】さらに本発明の請求項5の洗浄方法によれ
ば、第1の洗浄工程の後にワイパ手段によって残留する
泡沫状洗浄液を除去する拭取り工程が遂行される。それ
故に、この拭取り工程において、集塵電極表面に残留す
る泡沫状洗浄液をワイパ手段によって確実に除去するこ
とができる。それ故に、後の霧状水の噴射および空気の
噴射時には泡沫状洗浄液が除去されており、したがって
霧状水の噴射によって集塵電極の表面をきれいに仕上げ
洗浄することができ、また空気の噴射によって残留する
水滴を除去することができ、かくして集塵電極の表面を
所要のとおりにきれいに洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う集塵電極の洗浄装置の一実施形態
を備えた電気集塵装置の一例を一部切欠いて示す側面図
である。
【図2】図1の電気集塵装置を一部切欠いて示す平面図
である。
【図3】洗浄装置における、洗剤、空気および水を供給
するための供給系を簡略的に示す説明図である。
【図4】洗浄装置におけるワイパ手段およびそれに関連
する構成を簡略的に示す正面図である。
【図5】図4のワイパ手段およびこれに関連する構成を
簡略的に示す側面図である。
【図6】変形形態のワイパ手段およびそれに関連する構
成を示す側面図である。
【符号の説明】
2 電気集塵装置 6 帯電部 8 集塵部 10 帯電ユニット 12 帯電電極 14 集塵ユニット 16 集塵電極 22 第1の噴射機構 24 第2の噴射機構 26 第3の噴射機構 42 第1のライン 44 第2のライン 46 第3のライン 50 ワイパ手段 58,60,76,78 洗浄ブラシ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】従来の洗浄方法の不都合を解消するため
に、たとえば、特開平7−80352号公報に開示され
たものも知られている。この改良された洗浄方法では、
まず、集塵電極の表面に洗剤、水および空気による泡沫
状洗浄液が噴射され、次いで水および空気による霧状水
が噴射され、しかる後空気が噴射される。この方法で
は、泡沫状洗浄液を噴射することによって、集塵電極に
堆積した塵が流動化され、その後霧状水を噴射すること
によって、集塵電極に残留する泡沫状洗浄液が除去さ
れ、しかる後空気を噴射することによって、集塵電極に
残る水滴が除去され、かくして集塵電極の表面に堆積し
た塵が所要のとおりに洗浄除去される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また本発明は、集塵電極の表面を洗浄する
ための洗浄装置において、前記集塵電極の表面に向けて
洗剤、水および空気による泡沫状洗浄液を噴射するため
の第1の噴射手段と、前記集塵電極の表面に向けて水お
よび空気による霧状水を噴射するための第2の噴射手段
と、前記集塵電極の表面に向けて空気を噴射するための
第3の噴射手段とを具備し、前記洗浄液は、前記集塵電
極の表面に集塵用粘性液体膜を洗浄後に形成するための
粘性液体を含んでいることを特徴とする集塵電極の洗浄
装置である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】また本発明は、集塵電極の表面に向けて洗
剤および水による洗浄液を噴射する集塵電極の洗浄方法
において、前記洗浄液は、前記集塵電極の表面に集塵用
粘性液体膜を洗浄後に形成するための粘性液体を含んで
いることを特徴とする集塵電極の洗浄方法である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】本発明に従えば、洗浄液は粘性液体を含ん
でいるので、洗浄液による洗浄作業を利用して集塵電極
の表面に粘性液体膜が形成され、上述したと同様に空気
中の塵を吸着して集塵効率を高めることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】また本発明の請求項4の洗浄方法によれ
ば、洗浄液は粘性液体を含んでいるので、洗浄液による
洗浄作業を利用して集塵電極の表面に粘性液体膜が形成
され、上述したと同様に空気中の塵を吸着して集塵効率
を高めることができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集塵電極の表面を洗浄するための洗浄装
    置において、 前記集塵電極の表面に向けて洗剤、水および空気による
    泡沫状洗浄液を噴射するための第1の噴射手段と、 前記集塵電極の表面に向けて水および空気による霧状水
    を噴射するための第2の噴射手段と、 前記集塵電極の表面に向けて空気を噴射するための第3
    の噴射手段と、 前記集塵電極の表面を拭くためのワイパ手段とを具備
    し、 前記ワイパ手段は、前記第1の噴射手段による泡沫状洗
    浄液の噴射後に前記集塵電極の表面を拭いて残留泡沫状
    洗浄液を除去することを特徴とする集塵電極の洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】 前記洗浄液は、前記集塵電極の表面に粘
    性液体膜を形成するための粘性液体を含んでいることを
    特徴とする請求項1記載の集塵電極装置。
  3. 【請求項3】 集塵電極の表面を洗浄するための洗浄装
    置において、 前記集塵電極の表面に向けて洗剤、水および空気による
    泡沫状洗浄液を噴射するための第1の噴射手段と、 前記集塵電極の表面に向けて水および空気による霧状水
    を噴射するための第2の噴射手段と、 前記集塵電極の表面に向けて空気を噴射するための第3
    の噴射手段とを具備し、 前記洗浄液は、前記集塵電極の表面に粘性液体膜を形成
    するための粘性液体を含んでいることを特徴とする集塵
    電極の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 集塵電極の表面に向けて洗剤および水に
    よる洗浄液を噴射する集塵電極の洗浄方法において、 前記洗浄液は、前記集塵電極の表面に粘性液体膜を形成
    するための粘性液体を含んでいることを特徴とする集塵
    電極の洗浄方法。
  5. 【請求項5】 集塵電極の表面を洗浄するための洗浄方
    法において、 前記集塵電極の表面に向けて洗剤、水および空気による
    泡沫状洗浄液を噴射する第1の洗浄工程と、 前記第1の洗浄工程の後、ワイパ手段によって前記集塵
    電極の表面に残留する泡沫状洗浄液を除去する拭取り工
    程と、 前記拭取り工程の後、前記集塵電極の表面に向けて水お
    よび空気による霧状水を噴射する第2の洗浄工程と、 前記第2の洗浄工程の後、前記集塵電極の表面に向けて
    空気を噴射するための水滴除去工程とを含むことを特徴
    とする集塵電極の洗浄方法。
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