JPH11347429A - 粉体処理装置 - Google Patents

粉体処理装置

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JPH11347429A
JPH11347429A JP10161872A JP16187298A JPH11347429A JP H11347429 A JPH11347429 A JP H11347429A JP 10161872 A JP10161872 A JP 10161872A JP 16187298 A JP16187298 A JP 16187298A JP H11347429 A JPH11347429 A JP H11347429A
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JP
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powder
axis
boundary
rotary blade
processing apparatus
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Application number
JP10161872A
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English (en)
Inventor
Hikari Kondo
光 近藤
Toyokazu Yokoyama
豊和 横山
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Hosokawa Micron Corp
Original Assignee
Hosokawa Micron Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 媒液や潤滑剤に頼ること無く、粉体の固着を
有効に防止することのできる粉体処理装置を提供する。 【解決手段】 第1軸芯回J1りに回転自在な筒体1
と、筒体の処理室1aの内部で第2軸芯J2回りに回転
する回転羽根2とを有する粉体処理装置であって、第
1,第2軸芯J1,J2が横方向に延出し、処理室1a
の内周面Fが、第1軸芯J1を中心とした部分円筒面F
3と、第1軸芯J1の側に突出する突部3を形成する第
1面F1及び第2面F2とを有し、回転羽根2の先端部
2cが第1面F1の側から第2面F2の側に回転し、第
1面F1と部分円筒面F3との境界部を第1境界部K1
とし、第1面F1と第2面F2との境界部を第2境界部
K2とした場合に、第1面F1のうち第1軸芯J1に最
接近する位置を第1境界部K1と第2境界部K2との間
に形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体を投入可能な
略円筒状の内周面からなる処理室を有し、第1軸芯回り
に回転自在な筒体と、前記処理室の内部において第2軸
芯回りに回転自在な回転羽根とを有する粉体処理装置に
関する。ここで粉体処理とは、単一または複数種の粒子
の粉砕、メカニカルアロイング、偏平化、球形化、精密
混合、複合化などの処理を意味している。また、ここで
の複合化とは、ある母粒子の表面にさらに細かい微粒子
を結合させた複合粒子を作製することを指す。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の粉体処理装置としては、
例えば圧縮摩砕式ミルのごとく、粉砕容器の内部におい
て攪拌ローターを回転させ、粉砕容器の内壁近傍の粉体
を前記攪拌ローターによって圧縮すると共に、攪拌ロー
ターと内壁との隙間において前記粉体に摩砕作用を加え
て粉体を処理するものがあった。このような粉体処理装
置を用いた場合には、運転時間が長くなるに伴って粉体
が次第に容器の内壁に押し固められ、内壁全体に亘る固
着層が形成される傾向がある。特に、10μm以下の粒
子径の微粉を処理しようとする場合には、粉体の固着が
顕著なものとなり、さらには粉体が堆積して偏析が起こ
るため乾式の装置では十分な処理ができない場合が多
い。そこで、従来の粉体処理装置では、例えば、粉砕で
は粉体に少量のステアリン酸類やアルコール等の潤滑剤
を加えて固着を防止する対策を採ったり、水やアルコー
ルなどの液体の媒液を用いて液中粉砕が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、粉体への不純
物の混入を防止するためには、前者のごとくステアリン
酸類やアルコール等の潤滑剤を加えることは望ましくな
い。また、多くの場合、最終的には乾燥した粉体製品を
回収する必要があるため、後者のごとく液中粉砕を行っ
た場合には、得られたスラリーの濾過あるいは乾燥を行
わなければならず、この場合には、その濾過や乾燥のた
めの設備やエネルギーが必要になるという問題に加え、
乾燥時に微粉体の凝集が起こり易いことも問題となって
いた。さらに、混合と粉砕とを同時に行う粉砕混合処理
を液中で行う場合、ミル内での処理段階では均一に混合
されていても粒子の比重の違いなどの影響で乾燥段階で
分離偏析が起こってしまう可能性がある。また、金属粒
子を複合したり合金化するメカニカルアロイングのよう
な処理は液中では不可能であり、乾式で処理する必要が
あるものの、アルミニウムなどの柔らかい金属を処理す
る場合には容器への固着量が増大する等の不都合が生じ
ていた。
【0004】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、媒液や潤滑剤に頼ること無く、粉体の固着
を有効に防止することのできる粉体処理装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の特徴構成を、図1〜図4に示した例を参考に
説明する。 〔構成1〕本発明の粉体処理装置は、請求項1に記載し
たごとく、第1軸芯J1および第2軸芯J2が横方向に
延出しており、処理室1aの内周面Fが、前記第1軸芯
J1を中心とした円筒面の一部をなす部分円筒面F3
と、当該部分円筒面F3に対して前記第1軸芯J1の側
に突出する突部3を形成する第1面F1および第2面F
2とを有し、回転羽根2の先端部2cが、前記突部3に
対して前記第1面F1の側から前記第2面F2の側に相
対回転するものであり、前記第1面F1と前記部分円筒
面F3との境界部を第1境界部K1とし、前記第1面F
1と前記第2面F2との境界部を第2境界部K2とした
場合に、前記第1面F1のうち前記第1軸芯J1に最も
近接する位置が前記第1境界部K1と前記第2境界部K
2との間に位置するよう前記第1面F1を構成した点に
特徴を有する。 〔作用・効果〕本構成のごとく、筒体の内周面に第1軸
芯の側に突出する突部を形成し、筒体と回転羽根とを、
共に横方向に延出した第1軸芯および第2軸芯を中心に
回転させることで、処理室に投入した粉体を処理室の全
体に亘って循環させつつ、局所的に強力な攪拌作用およ
び押付け作用を粉体に与えることができる。例えば、回
転羽根の先端部が前記突部に近接して回転する際には、
回転羽根の先端部と突部の第1面との間で粉体に押付け
力を付与し、粉体に粉砕あるいは複合化等の処理を施す
ことができる。また、本発明の場合には、第1面のうち
第1軸芯に最も近接する位置が第1境界部と第2境界部
との間に位置するよう第1面を構成してある。つまり、
回転羽根が第1面の近傍を通過する際に、第1面の途中
の位置で両者が最も接近し、回転羽根が当該最近接位置
を通過したあとも、回転羽根が所定の角度だけ回転する
間は、第1面に対して近接した状態を維持するように構
成してある。本構成であれば、回転羽根が回転して回転
羽根の先端部が第1面に接近する際に、前記先端部と前
記第1面とは、第2軸芯の径方向において急激に近付く
から、両者の間に挟まれた粉体には強い押付け力を作用
させることができ、粉体の複合化等の処理が促進され
る。さらに、回転羽根の先端部が前記第1面に対して最
も接近したあとも、先端部と第1面とは急激に離間する
のではなく、両者の間隔は徐々に広がるように構成して
ある。このように、両者が最も接近する位置よりも下手
側に第1面を延長させておくことで、粉体に強い押付け
力を与える領域を拡げることができ、この部分における
一回の通過でより多く処理を進行させることができる。
以上のことから明らかなごとく、本構成であれば、粉体
に対する押付け力を長い領域に亘って付与することがで
きるから、粉体の処理をより促進させることができる。
【0006】〔構成2〕本発明の粉体処理装置は、請求
項2に記載したごとく、前記第1面F1が前記第1軸芯
J1の側に突出させた曲面を有するように構成すること
ができる。 〔作用・効果〕本構成であれば、第2軸芯と同方向視に
おいて、回転羽根の先端は第1面に対して加速度的に接
近することとなるから、粉体への動的な押付け効果をよ
り高めることができる。本構成の場合には、例えば凝集
物を解砕しながら複合化する場合などに特に効果的であ
る。
【0007】〔構成3〕本発明の粉体処理装置は、請求
項3に記載したごとく、前記第1面F1が略平面を有す
るように構成することができる。 〔作用・効果〕本構成のごとく、前記第1面を略平面に
構成するものであれば、突部を簡単に構成できる。第1
面を略平面に仕上げる場合には、第1面を所定の曲面に
形成するのに比べて面の形状を特定し易く、結果として
突部を簡単に構成することができる。そして、第1面を
略平面に形成した場合には、第1軸芯と同方向から見た
場合に、回転羽根の先端部が前記第1面に対して回転羽
根の径方向に接近する程度が、前述のごとく第1面を曲
面に形成した場合に比べて緩やかなものとなる。よっ
て、粉体の押付け作用も静的に近いものとなり、例え
ば、押付け時の衝撃力によって圧壊し易い粉体を壊さず
に複合化する場合などに特に効果を発揮する。
【0008】尚、上記課題を解決するための手段の説明
中、図面を参照し、図面との対照を便利にするために符
号を記すが、当該記入により本発明が添付図面の構成に
限定されるものではない。
【0009】
【発明の実施の形態】(概要)以下に本発明の実施例を
図面に基づいて説明する。本発明の粉体処理装置は、図
1に示すごとく、第1軸芯J1の周囲に回転自在な筒体
1と、第2軸芯J2の周囲に回転自在であって、前記筒
体1の内部において当該筒体1と相対回転可能な回転羽
根2とを有している。前記筒体1は、略円筒状の内周面
Fからなる処理室1aを有しており、当該処理室1aに
は処理すべき各種の粉体fを投入する。ここで粉体f
は、複合化、メカニカルアロイング、精密混合等の処理
を行う場合には、通常二種類以上の粉体からなる。前記
筒体1の内周面Fには突部3を分散配置させてあり、当
該筒体1を緩やかに回転させつつ前記回転羽根2を前記
筒体1と同じ方向に回転させる。この結果、前記回転羽
根2および前記突部3によって押付け力・剪断力等を受
けた粉体fには前述の粉体処理が施される。
【0010】(筒体)図1に示すごとく、当該筒体1
は、例えば一方側に底部1bを有する略円筒状の内周面
Fを有する。当該筒体1は、横方向に延出する第1軸芯
J1の回りに、正逆何れの方向にも回転自在に構成して
ある。筒体1の一方側には、着脱自在な側壁部材4を取
り付けてある。即ち、前記底部1bと当該側壁部材4と
で前記処理室1aの側壁を構成する。前記処理室1aへ
の粉体fの投入・取り出しは、前記側壁部材4を取り外
して行う。尚、前記側壁部材4の一部には、蓋部材5の
脱着操作によって開口自在な開口部4aを設けてある。
当該開口部4aからも前記粉体fの投入・取り出しが可
能である。
【0011】図2に示すごとく、前記処理室1aの内周
面Fは、前記第1軸芯J1を中心とした略円筒面の一部
をなす部分円筒面F3と、当該部分円筒面F3に対して
前記第1軸芯J1の側に突出する突部3を形成する第1
面F1および第2面F2とを有している。前記筒体1
は、前記第1軸芯J1を中心として何れの方向にも回転
自在であるが、本実施形態の場合には、前記第2面F2
が前記第1面F1に先行するように回転させる。因みに
前記回転羽根2も前記筒体1と同方向に回転させる。但
し、回転羽根2の回転速度は、筒体1の回転速度よりも
大きく設定する。前記突部3は、前記第1軸芯J1の延
出方向と同じ方向視において前記第1軸芯J1の側に突
出した曲面状の第1面F1と、略平面状の第2面F2と
を有している。詳細は後述するが、第1面F1は回転羽
根2により粉体fを押し付けて粉体fの複合化処理等を
行うための面である。前記第1面F1は、主に、前記第
1軸芯J1の側に突出した曲面からなるが、前記部分円
筒面F3との境界部には、これら双方の曲面を滑らかに
連続させるための緩和曲面部F1aを設けてある。当該
緩和曲面部F1aと前記部分円筒面F3との境界部を第
1境界部K1とし、前記第1面F1と前記第2面F2と
の境界部を第2境界部K2とした場合に、前記第1面F
1のうち前記第1軸芯J1に最も近接する位置が前記第
1境界部と前記第2境界部との間に位置するよう構成し
てある。以降においては、前記第1軸芯J1に最も近接
する当該位置を最近接位置F1bと称する。当該最近接
位置F1bにおいて第1面F1に立てた法線は回転羽根
2の第1軸芯J1と交わる。前記第1面F1をこのよう
に形成することで、回転羽根2が回転する際に、第1面
F1の最近接位置F1bを通過するまでの領域と、通過
した後の領域の両方に亘って粉体fに強い押付け力を作
用させることができ、粉体fの複合化等の処理が行われ
る。
【0012】前記第1面F1を曲面に形成したのに対
し、図2に示すごとく、前記第2面F2は略平面状に構
成する。当該第2面F2は、前記筒体1の回転によって
粉体fをできるだけ高い位置に持ち上げて全体の循環を
効率的に行う機能を有する。つまり、落下による強い衝
撃力を粉体fに与え、粉体fの粉砕効果を高めることが
できる。当該機能の詳細については後述する。
【0013】本発明の装置では、前記緩和曲面部F1a
を設けてあるから、回転羽根2の回転によって、あるい
は、筒体1の回転によって、粉体fが部分円筒面F3か
ら第1面F1に移動する際の動作が円滑なものとなる。
即ち、部分円筒面F3に沿う方向と第1面F1に沿う方
向との間の方向の変化が緩やかになり、これらの面F
3,F1a,F1に沿って移動する粉体fの流動方向も
連続的に変化することとなる。よって、夫々の粉体fが
円滑に移動して、緩和曲面部F1aにおける粉体fの堆
積が抑制されるのである。
【0014】また、前記緩和曲面部F1aと前記部分円
筒面F3との境界部を第1境界部K1とし、第1面F1
と第2面F2との境界部を第2境界部K2とし、さら
に、第2面F2と部分円筒面F3との境界部を第3境界
部K3とすると、前記第1軸芯J1に沿った方向視にお
いて、前記第1境界部K1と前記第2境界部K2とを結
んだ直線と、前記第1境界部K1において部分円筒面F
3に対して引いた接線との角度はおよそ30度に設定し
てある。一方、前記第3境界部K3における前記部分円
筒面F3に対する接線と前記第2面F2との角度はおよ
そ45度に設定してある。本実施形態では、このような
突部3を、第1軸芯J1の周方向Xに沿って四箇所に設
けた例を示してある。
【0015】図3に示すごとく、本発明の粉体処理装置
では、前記内周面Fと双方の側壁Wとの境界部、即ち、
前記底部1bあるいは前記側壁部材4で夫々形成される
双方の側壁Wとの境界部を曲面状に形成してある。この
部分を、以降において曲面隅部F4と称する。当該曲面
隅部F4は、例えば、前記部分円筒面F3と側壁Wとの
境界にのみ設けてもよいし、前記突部3に係る第1面F
1および第2面F2と側壁Wとの境界にまで設けるもの
であってもよい。前記曲面隅部F4を設ける場合には、
例えば筒体1を形成する際に一度に鍛造成形することが
できる他、当該境界部に肉盛り溶接することによって形
成することも可能である。このような曲面隅部F4を設
けることにより、当該内周面Fと側壁Wとの境界部に粉
体fが固着するのを防止することができる。即ち、前記
境界部に押し付けられた粉体fは内周面Fと側壁Wとの
双方に挟まれて当該境界部に堆積し易いものとなる。し
かし、上記のごとく前記曲面隅部F4を設けることで、
当該境界部における粉体fの圧密度合いを緩和すること
ができ、曲面隅部F4での粉体fの堆積を有効に阻止す
るのである。
【0016】尚、前記筒体1は、例えばステンレス鋼を
用いて形成する。本構成であれば、筒体1の内周面Fに
対する錆の発生を抑制できるため、粉体fへの不純物の
混入を防止することができる。
【0017】(回転羽根)本発明に係る粉体処理装置の
回転羽根2は、処理室1aの内部に投入した粉体fを処
理室1aの内部において攪拌するものである。これによ
り、粉体fどうしを強く擦り合わせ、あるいは、第1面
F1に強く押し付けて粉体fの複合化処理等を行うもの
である。当該回転羽根2は、図1あるいは図2に示すご
とく4枚の羽根部材2aを有する。羽根部材2aは、横
方向に延出する第2軸芯J2の回りに回転自在である。
これら羽根部材2aは、前記第2軸芯J2と同軸芯上に
設けた基体部2bに取り付けてある。図2あるいは図3
に示すごとく、前記回転羽根2はその基体部2bを、例
えば前記筒体1の底部1bから突出させた羽根軸6に外
挿可能である。前記基体部2bと前記羽根軸6とは固定
ネジ7を用いて一体回転可能に固定してある。前記回転
羽根2も、例えばステンレス鋼を用いて形成する。これ
により、回転羽根2の防錆を図り、粉体fへの不純物の
混入を防止する。
【0018】前記回転羽根2は前記筒体1と同じ方向に
回転させる。前記回転羽根2の回転速度は、前記筒体1
の回転速度よりも速く設定する。これにより、前記回転
羽根2の先端部2cは、前記突部3に対して前記第1面
F1の側から前記第2面F2の側に相対回転させ、前記
先端部2cと第1面F1とによって粉体fに押付け力を
作用させる。
【0019】本発明の回転羽根2においては、図2に示
すごとく、前記先端部2cであって回転方向の先行側部
分には、前記第2軸芯J2に沿った方向視において曲線
状をなす圧縮面F5を設けてある。ここでは、前記圧縮
面F5は約4分の1の円弧状に形成してある。前述のご
とく、回転羽根2が回転する場合には、前記先端部2c
と第1面F1との間の距離は次第に狭くなる。よって、
回転羽根2が第1面F1の近傍を回転移動する際に、前
記先端部2cと第1面F1とが漸近する効果と、前記圧
縮面F5によって前記先端部2cと第1面F1との間に
粉体fを誘導する効果とによって粉体fに付与する押付
け力を高め、複合化等の処理能力を向上させている。前
記回転羽根2の直径は、その先端部2cが前記突部3と
最も接近した状態において、前記突部3との間に所定の
離間距離を確保できるように設定する。当該離間距離
は、回転羽根2の先端と前記突部3との間に粉体fが目
詰まりしない程度に任意に設定する。
【0020】(回転駆動装置)前記筒体1および前記回
転羽根2は、例えば図3に示すごとく、夫々第1モータ
M1および第2モータM2を用いて同じ方向に駆動回転
させる。例えば、第1モータM1は前記筒体1の底部1
bから外方に延出させた筒体軸10の端部に設けてある
駆動ギア11を駆動させるものであり、一方の第2モー
タM2は、前記筒体軸10の内部において当該筒体軸1
0と相対回転自在な状態に設けた羽根軸6に直結させて
ある。尚、前記第1モータM1および前記第2モータM
2の回転速度および回転方向は、制御装置によって適宜
設定自在である。
【0021】(運転要領)当該粉体処理装置によって粉
体fの複合化処理を行う様子を図4に示す。前記回転羽
根2を回転させることで、粉体fが攪拌され、粉体fが
第1面F1に押し付けられる。一方、筒体1を回転させ
ることで、粉体fが筒体1の第1面F1等に固着して偏
析が発生するのを阻止することができる。回転羽根2の
回転速度は筒体1の回転速度に対して大きく設定する。
例えば、前記筒体1の回転速度はおよそ1〜10rpm
程度に設定し、前記回転羽根2の回転速度はおよそ10
0〜2000rpmに設定する。
【0022】図4(イ)に示すごとく、前記先端部2c
と第1面F1との距離は、前記先端部2cが最近接位置
F1bに近付くほど狭くなるため、最近接位置F1bに
至るまでの領域で粉体fに押付け力が作用し、当該押付
け力によって粉体fが複合化処理される。本実施形態で
は、前記第1面F1は第1軸芯J1の側に突出した曲面
に構成してあるから、回転羽根2の先端部2cは加速度
的に接近することとなり、粉体fへの瞬間的な押付け効
果をより高めることができる。また、前記第1面F1を
このように曲面に形成することで、回転羽根2が回転す
る際に最も強い押付け力が働く第1面F1の最近接位置
F1bの近傍において危惧される固着物が、面の接線方
向から接触してくる粉体fの粒子によって削り取られ、
除去できる効果が得られる。これにより、固着の成長を
防止しつつ、強い押付け力を粉体fに繰り返し与えるこ
とができ、粉体fを均一に処理することができる。
【0023】本発明においては、前記最近接位置F1b
は、第1境界部K1と第2境界部K2との間に設けてあ
る。つまり、回転羽根2が第1面F1の近傍を通過する
際に、第1面F1の途中の位置で両者が最も接近し、回
転羽根2が当該最近接位置F1bを通過したあとも、回
転羽根2が所定の角度だけ回転する間は、回転羽根2の
先端部2cは第1面F1に対して近接した状態を維持す
る。ここでは、回転羽根2の先端部2cが前記第1面F
1に対する最近接位置F1bを通過したのちには、先端
部2cと第1面F1との距離は急激に広がるのではな
く、回転羽根2が所定の角度回転する間は両者2c,F
1の間隔が徐々に広がるように構成してある。このよう
に、最近接位置F1bよりも下手側に第1面F1を延長
させておくことで、最近接位置F1bの上手と下手との
両方の領域で回転羽根2の先端部2cと第1面F1との
隙間を小さく保持できるため粉体fが強い押付け力を受
ける領域を広くとれる。これによって粉体fの複合化処
理等が促進されるのである。以上のごとく、当該粉体処
理装置によれば、粉体の押付け効果が向上し、処理室1
aに投入した粉体の略全量を均一に処理することができ
るのである。
【0024】本発明の粉体処理装置によれば、複合化処
理等の処理効率を向上させることができる他に、内周面
Fへの粉体fの固着を抑制することができる。つまり、
部分円筒面F3の近傍に位置する粉体fに注目すると、
本発明の装置では、回転羽根2のサイズを前記突部3の
最近接位置F1bに合わせて形成してあるから、前記先
端部2cと前記部分円筒面F3との距離は十分に離間し
ている。このため、回転羽根2による押付け力が部分円
筒面F3にまで及び難くなり、部分円筒面F3への粉体
fの固着が抑制されるのである。尚、目的の処理を終了
した粉体fは、前記側壁部材4に取付けた蓋部材5を開
放し、前記開口部4aを介して取り出すことができる。
さらに前記側壁部材4を取り外せば、処理した粉体fを
完全に取り出すことができる。
【0025】(効果)以上のごとく、本発明の粉体処理
装置であれば、筒体1の回転によって粉体fの全体を循
環させつつ、回転羽根2の近傍において局所的に強力な
攪拌作用を粉体fに与えることができるので、内周面F
への粉体fの固着・偏析を低減することができる。ま
た、前記処理室1aの内周面Fに、第1面F1と第2面
F2とからなる突部3を設けてあり、特に、第1面F1
を第1軸芯J1の側に突出させた曲面に構成してあるか
ら、粉体fに圧縮剪断作用を効果的に付与することがで
きるうえに、回転羽根2の先端部2cが第1面F1と略
平行に相対移動する領域の近傍においては、第1面F1
に押し付けられた粉体fを剥離除去する効果が発揮され
る。よって、処理室1aに投入した粉体fの全てを均一
に処理することができる。
【0026】(実施例)本発明の粉体処理装置を用い、
母粒子である鉄粉と、子粒子であるアルミナ粉とで被覆
型粒子を作製した際の結果を以下に示す。前記鉄粉とし
ては、平均粒子径が54μmで粒度分布が10〜300
μmであるものを用い、前記アルミナ粉としては、平均
粒子径が0.2μmである微粉末を用いた。粉体処理装
置については、前記回転羽根2の板厚を12mmとし、
第2軸芯方向視における前記先端部2cの半径を10m
mとした。また、前記突部の最近接位置F1bと前記先
端部2cとの最小クリアランスを約5mmとした。前記
処理室1aに鉄粉6kg(かさ体積約1.8リットル)
とアルミナ粉360gとを投入し、回転羽根2を475
rpmの速度で回転させつつ当該粉体処理装置を60分
間運転した。本条件により被覆型粒子を作製した結果、
内周面Fに対して粉体fは固着せず、偏析も生じず、投
入した粉体fの略全量が均一に処理されていた。得られ
た被覆型粒子の粒度分布をマイクロトラックによって測
定したところ、10μm以下の粒径を有する微粉は全く
測定されなかった。これは、当初に投入したアルミナ粉
の全てが鉄粉の表面に結合したためと判断できる。以上
のごとく、本発明の粉体処理装置は、粉体の押付け効果
および処理室1aの内周面Fへの粉体fの固着抑制効果
を良好に発揮することが確認できた。
【0027】(別実施形態) 〈1〉 上述の実施形態では前記第1面F1を曲面に形
成したが、当該実施形態に限定されるものではなく、図
5に示すごとく第1面F1を略平面に形成してもよい。
第1面F1を略平面に仕上げる場合には、第1面F1を
所定の曲面に形成するのに比べて面の形状が特定し易く
なり、突部を簡単に構成できることとなる。また、第1
面F1を略平面に形成した場合には、第2軸芯J2と同
方向から見た場合に、前記回転羽根2の先端部2cが前
記第1面F1に対して回転羽根2の径方向に接近する程
度が、第1面F1を曲面に形成した場合に比べて緩やか
なものとなる。よって、粉体fの動的な押付け作用も緩
和され、例えば、破壊し易い粉体fを用いて複合化処理
する場合などに特に有効であると考えられる。
【0028】〈2〉 上記実施形態においては、第2軸
芯J2に沿った方向視において、前記回転羽根2の先端
部2cの形状を略4分の1円弧状に形成した。しかし、
当該構成に限られるものではなく、図6に示すごとく、
同方向視における形状を矩形状に構成することもでき
る。この構成は粉体fの凝集体の解砕を伴う精密混合処
理を行う場合に特に有効である。本構成であれば、回転
羽根2の攪拌作用によって回転羽根2の前面近傍の粉体
fが加速され、より遠い位置にある粉体fとの間に相対
的な速度差ができるため剪断力が生じる。また、回転羽
根2の回転速度に応じて、加速された粉体fには遠心力
が与えられる。さらに、粉体fが下方にあるときには重
力が第1軸芯J1の径方向に働く。これらの径方向の力
が適度な圧縮力となり、前記剪断力と合わさって粉体f
に目的の処理効果を与える。
【0029】〈3〉 また、図7に示すごとく、第2軸
芯J2に沿った方向視における前記先端部2cの形状
は、エッジ状に形成しても〈2〉と同様の効果が得られ
る。この場合には、回転に先行する側の面2eを平面状
とし、その裏側にテーパー面2fを設けて前記エッジ状
の回転羽根2を形成する。
【0030】〈4〉 上記実施形態では、回転羽根2の
形状を略板状の部材で構成したが、図8(イ)(ロ)に
示すごとく、基体部2bの周囲に円柱状部材2gあるい
は楕円柱状部材2hを複数取り付けて構成するものであ
ってもよい。例えば、図8(イ)の場合についてみる
と、円柱状部材2gの軸芯J3を前記第2軸芯J2と略
平行に設定する。即ち、粉体fに対しては、当該円柱状
部材2gのうち回転先行側の側面および外側面を用いて
押付け力等を付与する。本構成であれば、夫々の円柱状
部材2gの前方にある粉体fのうち、前記円柱状部材2
gが通過する領域よりも内側に位置するものが、円柱状
部材2gの内側を容易に通過することとなる。そして、
当該内側を通過した粉体fは、当該粉体fに作用する遠
心力によって次の円柱状部材2gが回転してくる前に当
該次の円柱状部材2gと第1面F1との間に流入する。
つまり、円柱状部材2gによって処理室1aの上方の空
間に打ち上げられる粉体fが減少し、より多くの粉体f
が次に回転して来る円柱状部材2gと前記第1面F1と
の間に流入することになるから、粉体fの押付け効果を
高めることができる。さらに、本別実施形態であれば、
基体部2b近傍の粉体fを円柱状部材2gの後方に逃が
せるため、回転羽根2の回転負荷が軽減する。よって、
回転羽根2の駆動装置をコンパクトなものに形成するこ
とができる等の利点も得ることができる。尚、これらの
効果は図8(ロ)に係る場合も同様に発揮される。
【0031】〈5〉 粉体fに作用させる押付け力を向
上させるには、回転羽根2を図9に示すごとく構成する
ことも可能である。即ち、前記第2軸芯J2に沿った方
向視における羽根部材2aの形状を略台形状とする。具
体的には、前記先端部2cを略円弧状に形成すると共
に、当該先端部2cから羽根部材2aの前面側に傾斜面
2jを設ける。当該傾斜面2jは、例えば当該羽根部材
2aの径方向Zに対して45度程度傾斜させる。当該傾
斜面2jは、粉体fを前記第1面F1の側に導くと共に
補助圧縮部として粉体fを予め押し付ける機能を有す
る。また、本構成の羽根部材2aであれば、上記別実施
形態〈4〉と同様に、羽根部材2aの内側に存在する粉
体fを、当該羽根部材2aに続いて回転してくる羽根部
材2aと第1面F1との間に積極的に流入させることが
できるから、粉体fの押付け効果をより向上させること
ができる。このような回転羽根2を用いることで、粉体
fの複合化をより促進することができる。
【0032】〈6〉 上記実施形態では前記第1軸芯J
1と前記第2軸芯J2とを同軸芯上に設けたが、図10
に示すごとく、双方の軸芯J1,J2を異なる位置に設
けることもできる。例えば、その場合として、前記先端
部2cの軌跡8のうち前記突部3に形成した前記最近接
位置F1bが、前記軌跡8の最下方位置から第2軸芯J
2を中心にして回転下手側に約45度回転した位置とな
るように設定する。つまり、回転羽根2の第2軸芯J2
を筒体1の第1軸芯J1の位置から45度下方側に偏位
させる。本構成であれば、回転羽根2による粉体fの押
付け効果が極めて良好なものとなる。即ち、回転羽根2
が前記最近接位置F1bに近づくに連れて、前記粉体f
に作用する押付け力が増大する。この場合に、粉体fに
は重力が作用しているため、粉体fが前記最近接位置F
1bから上方に容易に移動することはなく、粉体fは前
記最近接位置F1bの近傍に留まろうとする。この結
果、当該位置における粉体fに作用する押付け力あるい
は剪断力をより大きくすることができる。
【0033】〈7〉 上記実施形態では、前記筒体1お
よび前記回転羽根2は、第1モータM1および第2モー
タM2を用いて夫々独立に駆動させる例を示したが、単
一のモータを使用すると共に、前記筒体1あるいは前記
回転羽根2の何れか一方を変速機を介して回転させる構
成にしてもよい。本構成であれば、粉体処理装置および
運転操作が簡単な粉体処理装置を得ることができる。
【0034】〈8〉 上記実施形態では、処理室1aの
内部に粉体fのみを投入する例を示したが、図11
(イ)(ロ)に示すごとく、粉体fの他に媒体ボールB
を投入しても差し支えない。当該媒体ボールBは、粉体
fと共に攪拌転動させることで、粉体fに押圧力・剪断
力等を付与し、特に、粉体fが凝集するのを防止するの
に有効である。前記媒体ボールBは、当該媒体ボールB
の一部が破損または摩耗剥離する等して粉体fに不純物
として混入するのを防止するために、耐摩耗性あるいは
耐蝕性等を有する材料で構成するのが好ましい。その材
料としては、例えば、ジルコニア、ステンレス鋼等を用
いることができる。媒体ボールBの直径は、通常3〜5
mm程度の大きさのものを用いる。そして、回転羽根2
の先端部2cと前記最近接位置F1bとの間隔は、用い
る媒体ボールBの直径の少なくとも3倍以上確保するこ
ととし、媒体ボールBが双方の部材の間に噛み込まれて
目詰まりしたり圧壊されたりするのを防止する。媒体ボ
ールBを用いた場合には、隣接する突部3どうしで挟ま
れた特定の部分円筒面F3が第1軸芯J1の下方を通過
する際に、粉体fおよび媒体ボールBは、重力によって
突部3どうしの間に安定的に配置される。この結果、部
分円筒面F3の近傍では粉体fと媒体ボールBとの相対
移動が制限され、粉体fが部分円筒面F3の側に押し出
されることが防止される。よって、粉体fが部分円筒面
F3に押し付けられることがなくなり、粉体fが部分円
筒面F3に固着して偏析が起きるのを抑制することがで
きる。
【0035】〈9〉 上記実施形態においては、回転羽
根2の回転方向と筒体1の回転方向とを同方向とした。
即ち、第2面F2が第1面F1よりも先行するように回
転させた。これは、第2面F2の方が傾斜角度を急角度
に設定してあり、粉体fを持ち上げるのに有利だからで
ある。しかし、粉体fの粒度が細かかったり、比重が小
さかったりして粉体fの重力流動性が小さい場合は傾斜
の小さい第1面F1でも粉体を持ち上げることが可能と
なるため、筒体1を逆方向すなわち第1面を先行させる
方向に回転させてもよい。この場合は回転羽根2と第1
面F1との相対速度が増すため、粉体fに与える剪断効
果をより大きくでき、材料によっては処理効果を促進で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粉体処理装置の概要を示す分解斜
視図
【図2】粉体処理装置の正面断面図
【図3】粉体処理装置の側方断面図
【図4】本発明に係る粉体処理装置の運転状態を示す説
明図
【図5】別実施形態に係る粉体処理装置の正面断面図
【図6】別実施形態に係る回転羽根を示す説明図
【図7】別実施形態に係る回転羽根を示す説明図
【図8】別実施形態に係る回転羽根を示す説明図
【図9】別実施形態に係る回転羽根を示す説明図
【図10】別実施形態に係る粉体処理装置の正面断面図
【図11】本発明に係る粉体処理装置の運転状態を示す
説明図
【符号の説明】
1 筒体 1a 処理室 2 回転羽根 2c 回転羽根の先端部 3 突部 F 内周面 F1 第1面 F2 第2面 J1 第1軸芯 J2 第2軸芯 K1 第1境界部 K2 第2境界部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体を投入可能な略円筒状の内周面から
    なる処理室を有し、第1軸芯回りに回転自在な筒体と、 前記処理室の内部において第2軸芯回りに回転自在な回
    転羽根とを有する粉体処理装置であって、 前記第1軸芯および前記第2軸芯が横方向に延出してお
    り、 前記処理室の内周面が、前記第1軸芯を中心とした円筒
    面の一部をなす部分円筒面と、当該部分円筒面に対して
    前記第1軸芯の側に突出する突部を形成する第1面およ
    び第2面とを有し、 前記回転羽根の先端部が、前記突部に対して前記第1面
    の側から前記第2面の側に相対回転するものであり、 前記第1面と前記部分円筒面との境界部を第1境界部と
    し、前記第1面と前記第2面との境界部を第2境界部と
    した場合に、前記第1面のうち前記第1軸芯に最も近接
    する位置が前記第1境界部と前記第2境界部との間に位
    置するよう前記第1面を構成してある粉体処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1面を前記第1軸芯の側に突出さ
    せた曲面を有するように構成してある請求項1に記載の
    粉体処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1面を略平面を有するように構成
    してある請求項1に記載の粉体処理装置。
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