JPH113470A - 取引処理システムおよび商品登録装置 - Google Patents

取引処理システムおよび商品登録装置

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JPH113470A
JPH113470A JP15351997A JP15351997A JPH113470A JP H113470 A JPH113470 A JP H113470A JP 15351997 A JP15351997 A JP 15351997A JP 15351997 A JP15351997 A JP 15351997A JP H113470 A JPH113470 A JP H113470A
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JP
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customer
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JP15351997A
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Satoshi Takemasa
聰 竹政
Hiroshi Hirozawa
博 広沢
美帆子 ▲高▼橋
Mihoko Takahashi
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】商品を登録する場所と商品を引き渡す場所とを
分離し、且つ、店舗内における顧客の流れをスムーズに
することで、店舗内の混雑を解消して業務を円滑に進め
ることのできる取引処理システム、および、この取引処
理システムに適用される商品登録装置を提供する。 【解決手段】顧客は購入する商品を持って商品登録カウ
ンタに行く。商品登録装置2に登録された商品は、ベル
トコンベアによって指定された引渡カウンタへ搬送され
る。各分岐点では、コース選択装置5が商品の搬送コー
スを制御し、指定された引渡カウンタに商品を搬送す
る。一方、顧客は、商品を持たないで、精算カウンタに
行って精算を行い、その後、指定した引渡カウンタに行
って商品を受け取る。したがって、顧客が商品を持って
店舗内を移動する距離を短縮でき、これにより店舗内に
おける顧客の流れがよくなる。よって、店舗内の混雑を
解消することができ、業務が円滑に進められるようにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、取引する商品を
顧客の指定した場所に搬送し、その場所において商品の
引き渡しを行う取引処理システムおよびこの取引処理シ
ステムに適用される商品登録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、店舗では売り場に設けた商品
陳列棚に商品を陳列しておき、顧客が購入を希望する商
品を商品陳列棚から取り出して、レジに持って行く。レ
ジでは、顧客が持ってきた商品をPOS端末装置等の取
引処理装置に登録するとともに、登録した商品の精算処
理を行う。そして、精算処理を完了すると、その場で登
録した商品(取引した商品)を顧客に引き渡していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、店舗内
では顧客が商品を持って移動するようにしているため、
顧客サービスが良くないという問題があった。
【0004】また、顧客は商品を持つことによって、ス
ムーズに移動できなくなる。そして、これが店舗内にお
ける顧客の流れを悪くし、店舗内が混雑して業務を円滑
に進められなくなるという問題もあった。
【0005】この発明の目的は、商品を登録する場所と
商品を引き渡す場所とを分離し、且つ、店舗内における
顧客の流れをスムーズにすることで、店舗内の混雑を解
消して業務を円滑に進めることのできる取引処理システ
ム、および、この取引処理システムに適用される商品登
録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、取引毎に商品の登録を行う商品登録手段と、取引を
識別する取引コードを記録させた第1の媒体を発行する
第1の媒体発行手段と、取引毎に登録された商品の搬送
先を指定する搬送先指定手段と、を設けた商品登録装置
と、梱包された商品に貼付されている前記第1の媒体か
ら情報を読み取り、この読み取った情報を用いて該梱包
された商品を前記搬送先指定手段で指定された搬送先へ
搬送する搬送制御装置と、を備えたことを特徴とする。
【0007】この構成では、商品登録装置において、取
引毎に登録された商品の搬送先が指定される。また、商
品登録装置が取引コードを記録させた第1の媒体を発行
し、この第1の媒体が取引毎に梱包された商品に貼付さ
れる。搬送制御装置は、この貼付された第1の媒体に記
録されている情報を読み取り、この読み取った情報を用
いて梱包された商品を指定された搬送先へ搬送する。
【0008】このように、取引する商品の登録を行う場
所と、商品を引き渡す場所とを分け、且つ、顧客が商品
を持たずにこの間を移動するようにした。よって、店舗
内における顧客の流れがスムーズになり、店舗内の混雑
を解消でき、業務を円滑に進めることができるようにな
る。また、商品の搬送先として店舗の出口近傍や駐車場
等を指定できるようにしておけば、顧客が商品を持って
移動する距離をより短縮でき、顧客サービスをより一層
向上できる。
【0009】請求項2に記載した発明は、前記商品登録
装置に、取引を識別する取引コードを記録させた第2の
媒体を発行する第2の媒体発行手段を設け、前記第2の
媒体に記録された取引コードを読み取り、該取引コード
で識別される取引にかかる商品の引き渡しを制御する商
品引渡装置を備えたことを特徴とする。
【0010】この構成では、商品登録装置が取引毎に取
引コードを記録させた第2の媒体を発行する。この第2
の媒体は顧客に渡される。商品引渡装置は、この第2の
媒体に記録されている取引コードで識別される取引にか
かる商品の引き渡しを制御する。したがって、この第2
の媒体を所持していない者に商品を引き渡すことがな
く、確実に取引を行った顧客に商品を引き渡すことがで
きる。
【0011】請求項3および4は、上記請求項1および
2に記載した取引処理システムに適用される商品登録装
置の発明である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態であ
る取引処理システムの概念を示す図である。この実施形
態の取引処理システムでは、商品の登録を行う商品登録
カウンタ、精算処理を行う精算カウンタ、商品の引き渡
しを行う引渡カウンタが設けられている。なお、商品登
録カウンタ、精算カウンタ、および、引渡カウンタは、
それぞれ複数設けられている。引渡カウンタは、店舗の
出口近傍や駐車場等に設けており、顧客が商品を持って
移動する距離を短くしている。また、店舗の事務所には
ホスト装置1が設けられている。商品登録カウンタには
商品登録装置2が設けられ、精算カウンタには精算装置
3が設けられ、引渡カウンタには引渡装置4が設けられ
ている。また、商品登録カウンタと引渡カウンタとの間
は、ベルトコンベアにより商品の搬送路を形成してい
る。この搬送路の途中には複数の分岐点を設け、任意の
商品登録カウンタから任意の引渡カウンタへ商品を搬送
できるようにしている。例えば、図1に示す商品登録カ
ウンタAでこの搬送路に載せた商品を、図に示す分岐点
1でコース2側に、分岐点2でコース1側に搬送するこ
とにより引渡カウンタAに搬送させることができる。ま
た、分岐点1でコース2側、分岐点2でコース2側に搬
送すれば、図に示す引渡カウンタBに搬送できる。各分
岐点の手前にはコース選択装置5が設けられている。こ
のコース選択装置5が分岐点において商品を搬送するコ
ースを制御する。
【0013】図2は、ホスト装置の構成を示すブロック
図である。ホスト装置1は、本体の動作制御を行うCP
U、ROM、RAM等を有する制御部11と、取引毎に
取引情報を記憶する取引情報記憶部12と、他の装置と
の間で無線または有線で通信を行う通信部13と、搬送
先である引渡カウンタ毎に各分岐点で選択するコースを
設定した図3に示す搬送経路ファイル14aを記憶させ
た搬送経路記憶部14と、を備えている。
【0014】図4は商品登録装置の構成を示すブロック
図である。商品登録装置2は、本体の動作制御を行うC
PU、ROM、RAM等を有する制御部21と、商品に
付されているバーコードに記憶されている商品識別コー
ドを読み取るバーコードリーダ22と、キー操作により
入力を行うキーボード23と、取引を識別する取引コー
ドを記録させたカードを発行するカード発行部24と、
前記取引番号をバーコードで印字したシールを発行する
シール発行部25と、ホスト装置1との間で無線または
有線で通信を行う通信部26と、を備えている。
【0015】図5は、精算装置の構成を示すブロック図
である。精算装置3は、本体の動作制御を行うCPU、
ROM、RAM等を有する制御部31と、商品登録装置
2において発行されたカードに記録されている取引番号
等の情報の読み取りや該カードに対して情報の書き込み
を行うカードリーダ・ライタ32と、取引する商品や価
格等を含む取引内容を印字したレシートを発行するプリ
ンタ33と、取引金額等の表示を行う表示部34と、ホ
スト装置1との間で無線または有線で通信を行う通信部
35と、を備えている。
【0016】図6は、引渡装置の構成を示すブロック図
である。引渡装置4は、本体の動作制御を行うCPU、
ROM、RAM等を有する制御部41と、商品登録装置
2において発行されたカードに記録されている情報を読
み取るカードリーダ42と、商品の取り出しを行う取出
部43と、ホスト装置1との間で無線または有線で通信
を行う通信部44と、を備えている。
【0017】図7は、コース選択装置の構成を示すブロ
ック図である。コース選択装置5は、本体の動作制御を
行うCPU、ROM、RAM等を有する制御部51と、
前記シール発行部25で発行されたシールに印字されて
いるバーコードから取引コードを読み取るバーコードリ
ーダ52と、分岐点における搬送コースを制御する搬送
コース制御部53と、ホスト装置1との間で無線または
有線で通信を行う通信部54と、を備えている。
【0018】以下、この発明の実施形態における取引処
理システムの処理について説明する。顧客は、店舗内の
商品陳列棚に陳列されている商品の中から購入する商品
を取り出して商品登録カウンタに持っていく。商品登録
カウンタには、上記したように商品登録装置2が設けら
れている。なお、顧客は店舗内に設けられている任意の
商品登録カウンタに行くことができる。図8は、商品登
録装置の処理を示すフローチャートである。商品登録カ
ウンタのオペレータは顧客が持ってきた商品の登録を行
う(n1)。商品の登録は、公知のようにバーコードリ
ーダ22に商品に付されているバーコードから商品識別
コードを読み取らせたり、キーボード23に設けられて
いる後述する商品登録キー23aを操作することで行
う。オペレータは顧客の持ってきた全ての商品を登録す
ると、顧客に商品の引き渡しを行う引渡カウンタを確認
する。このとき、顧客は自分にとって都合のよい場所に
設けられている引渡カウンタを指定する。例えば、店舗
の駐車場に車をとめている顧客であれば、駐車場に設け
られている引渡カウンタを指定することで、引き渡され
た商品を持って駐車している車まで移動する距離が短く
なり、都合がよい。
【0019】キーボード23には、図9に示すように商
品を登録するときに操作する商品登録キー23aに加え
て、引渡カウンタを指定する引渡カウンタ指定キー23
bが設けられている。オペレータは、顧客から確認した
引渡カウンタに対応する引渡カウンタ指定キー23bを
操作する。商品登録装置2は、引渡カウンタ指定キー2
3bが操作されると(n2)、該取引に取引コードを付
与する(n3)。この取引コードは取引毎に異なるコー
ドである。そして、商品登録装置2は、カード発行部2
4において図10(A)に示すカード61を発行すると
ともに、シール発行部25において図10(B)に示す
シール62を発行する(n4、n5)。カード61がこ
の発明で言う第2の媒体であり、シール62がこの発明
で言う第1の媒体である。カード61には、図示するよ
うに、取引コード、指定された商品の引渡場所を示すコ
ード(引渡カウンタのコード)、精算が完了しているか
どうかを示すコード等の情報が書き込まれている。な
お、ここで発行されたカード61には、精算が完了して
いないことを示すコードを書き込んでいる。また、シー
ル62の表面にはn3で付与した取引コードをバーコー
ドで印字している。オペレータは、ここで発行されたカ
ード61を顧客に渡すとともに、n1で登録した商品を
梱包した籠や袋等の表面に発行されたシール62を貼付
し、これを搬送路であるベルトコンベアに載せる。ここ
で、ベルトコンベアに載せられた商品は、n2で指定さ
れた引渡カウンタに搬送される。さらに、商品登録装置
2は、n1で登録された商品の情報、n2で指定された
引渡カウンタのコード、n3で付与した取引コード等を
含む登録情報を通信部26からホスト装置1へ送信する
(n6)。
【0020】ホスト装置1は、商品登録装置2からの登
録情報を受信すると、この登録情報に基づいて図11に
示す取引情報を作成し、これを取引情報記憶部12に記
憶する。取引情報には、取引コード、登録された商品の
商品コードおよび価格、取引金額、指定された引渡カウ
ンタのコード、ベルトコンベアの各分岐点で選択するコ
ース等が含まれている。なお、ホスト装置1は、搬送経
路ファイル14aを検索して各分岐点において選択する
コースを決定する。
【0021】以上のようにして、商品登録カウンタにお
いて商品の登録が行われ、ホスト装置1において取引情
報が記憶される。商品登録カウンタのオペレータは、顧
客にn4で発行されたカード61を渡す。顧客はこのカ
ード61を持って精算カウンタに行く。なお、このとき
顧客は商品登録装置2に登録された商品を持って移動し
ない(登録された商品は、ベルトコンベアによって指定
された引渡カウンタまで搬送される。)。このため、顧
客はスムーズに店舗内を移動して、精算カウンタに行く
ことができる。したがって、店舗内における顧客の流れ
が良くなり、店舗内が混雑しにくい。また、顧客は任意
の精算カウンタに行くことができる。
【0022】図12は、精算装置の処理を示すフローチ
ャートである。精算カウンタのオペレータは、顧客が所
持するカード61をカードリーダ・ライタ32に挿入す
る。精算装置2は、カード61が挿入されると、該カー
ド61から取引コードを読み出し(n11)、ホスト装
置1に対して取引情報の送信要求を行う(n12)。こ
の取引情報の送信要求には、n11で読み取った取引コ
ードが含まれている。ホスト装置1は、精算装置3から
取引情報の送信要求を受けると、取引情報記憶部12に
記憶している該当する取引の取引情報を精算装置3に送
信する。
【0023】精算装置3は、ホスト装置1から送信され
てきた取引情報を受信すると(n13)、表示部34に
取引金額等を表示する(n14)。オペレータは、表示
された取引金額等に基づいて取引の精算を行う。精算装
置2は、取引の精算が完了すると(n15)、n11で
挿入されたカード61に精算完了を示すコードを書き込
み(n16)、カード61を放出する(n17)。この
ように、精算装置3が実際に精算が行われた時点で精算
が完了したことを示すコードをカード61に書き込む。
また、精算装置3は、プリンタ33で取引金額や商品の
引渡開始時間等を印字した図13に示すレシートを発行
する(n18)。そして、通信部34からホスト装置1
に精算が完了した旨の通知を行って本処理を完了する
(n19)。
【0024】なお、商品登録装置2において登録され、
ベルトコンベアに載せられた商品は精算装置3において
精算が完了しているかどうかにかかわらず、指定された
引渡カウンタに向けて搬送されている。また、レシート
に印字される引渡開始時間は、指定された引渡カウンタ
に該取引の商品が搬送されてくる時間(予測時間)であ
る。商品の搬送制御については後述する。精算の完了し
た顧客は、オペレータからレシートおよびカード61を
受け取り、商品登録カウンタで指定した引渡カウンタに
移動する。このときも、顧客は商品を持たずに商品登録
カウンタで指定した引渡カウンタへ移動する。このた
め、顧客は精算カウンタから引渡カウンタへもスムーズ
に移動できる。したがって、店舗内における顧客の流れ
がよく、店舗内が混雑しにくい。
【0025】次に、登録した商品を指定された引渡カウ
ンタへ搬送する制御について説明する。この実施形態で
は、各分岐点でベルトコンベアに載せられた商品の搬送
コースを制御することにより、商品を指定された引渡カ
ウンタへ搬送する。各分岐点における搬送コースの制御
は、コース選択装置5によって行われる。図14はコー
ス選択装置の処理を示すフローチャートである。上記し
たように、ベルトコンベアの各分岐点の手前には、コー
ス選択装置5が設けられている。コース選択装置5のバ
ーコードリーダ52が、分岐点の手前において搬送され
てきた商品に貼付されているシール62から取引コード
を読み取る(n21)。コース選択装置5は、n21で
取引コードを読み取ると、通信部54から読み取った取
引コードをホスト装置1に送信する(n22)。ホスト
装置1は、コース選択装置5から取引コードが送信され
てくると、取引情報記憶部12から該取引コードで識別
される取引にかかる取引情報を検索する。そして、この
取引情報において、取引コードを送信してきたコース選
択装置5が設けられている分岐点で選択するコースを読
み出し、これをコース選択装置5に送信する。コース選
択装置5は、ホスト装置1から選択すべきコースが通知
されると(n23)、搬送コース制御部53が搬送路を
制御し、分岐点においてこの商品を通知されたコース側
に搬送させる(n24)。
【0026】このように、各分岐点においてコース選択
装置5が商品登録装置2で登録された商品を搬送するコ
ースを制御し、最終的に商品登録装置2で指定された引
渡カウンタへ搬送させる。
【0027】次に、引渡カウンタにおける商品の引渡処
理について説明する。引渡カウンタには、上記したよう
に引渡装置4が設けられている。図15は引渡装置の処
理を示すフローチャートである。顧客は、引渡カウンタ
にいるオペレータにカード61を渡す。オペレータは該
カード61を引渡装置5のカードリーダ42に挿入す
る。引渡装置4は、挿入されたカードに記録されている
情報(取引コードや精算完了コード)を読み出し(n3
1)、精算が完了しているかどうかを判定する(n3
2)。上記したように、精算カウンタにおいて、精算を
行ったときに該カード61に精算完了を示すコードが書
き込まれる。精算が完了していなければ、挿入されたカ
ード61を放出するとともに、精算が行われていない旨
の警告を出力する(n33、n34)。オペレータは、
顧客にカード61を返すとともに、精算カウンタに行っ
て精算してくるよう指示する。すなわち、精算を行って
いない顧客に商品を引き渡すことはない。
【0028】また、引渡カウンタの近傍には、搬送され
てきている商品を一時的に預かる一時預かり部を設けて
いる(図16参照)。この一時預かり部は円上の搬送路
からなり、搬送されきた商品をこの円上の搬送路に載せ
ている。引渡装置4は、n32で精算が完了していると
判定すると、この一時預かり部にある梱包された商品の
なかで、貼付されているシール62の取引コードがn3
1で読み取った取引コードと一致するものを取り出して
引渡カウンタに搬送する(n35)。引渡カウンタのオ
ペレータは、この梱包された商品を顧客に引き渡す。顧
客はこの商品を受け取り持ち帰る。このとき、カード6
1は顧客に渡さない。このカード61は、他の顧客と取
引を行うときに再利用される。引渡装置4は、商品の引
き渡しが完了すると、ホスト装置1に対して該取引にお
ける商品の引き渡しが完了したことを通知する(n3
6)。
【0029】以上のように、顧客は商品登録カウンタか
ら、引渡カウンタで商品を受け取るまでの間、商品を持
たずに移動することになる。したがって、顧客に店舗内
をスムーズに移動させることができ、顧客サービスを向
上することができる。
【0030】また、顧客がスムーズに移動できるように
なるため、店舗内における顧客の流れもよくなり、店舗
の混雑を解消でき、業務が円滑に進められるようにな
る。
【0031】さらに、顧客は引渡カウンタで商品を受け
取る前であれば、先に購入した商品を持たずに店舗内を
移動できるため、買い忘れの商品の追加購入も簡単に行
えるようになる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、顧客
が商品を持って店舗内を移動する距離を短縮したため、
顧客に店舗内をスムーズに移動させることができ、顧客
サービスを向上することができる。
【0033】また、顧客がスムーズに移動できるので、
店舗内における顧客の流れもよくなり、店舗の混雑を解
消でき、業務が円滑に進められるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である取引処理システムのイ
メージを示す図である。
【図2】ホスト装置の構成を示すブロック図である。
【図3】ホスト装置に記憶される引渡カウンタに対して
分岐点で選択するコースの情報を示す図である。
【図4】商品登録装置の構成を示すブロック図である。
【図5】精算装置の構成を示すブロック図である。
【図6】引渡確認装置の構成を示すブロック図である。
【図7】コース選択装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】商品登録装置の処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】商品登録装置のキーボードを示す図である。
【図10】商品登録装置で発行されるカードおよびシー
ルを示す図である。
【図11】ホスト装置に記憶される取引情報を示す図で
ある。
【図12】精算装置の処理を示すフローチャートであ
る。
【図13】精算装置で発行されるレシートを示す図であ
る。
【図14】コース選択装置の処理を示すフローチャート
である。
【図15】引渡装置の処理を示すフローチャートであ
る。
【図16】一時預かり部の概念を示すイメージ図であ
る。
【符号の説明】
1−ホスト装置 2−商品登録装置 3−精算装置 4−引渡装置 5−コース選択装置 61−カード 62−シール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取引毎に商品の登録を行う商品登録手段
    と、取引を識別する取引コードを記録させた第1の媒体
    を発行する第1の媒体発行手段と、取引毎に登録された
    商品の搬送先を指定する搬送先指定手段と、を設けた商
    品登録装置と、 商品に対応して貼付されている前記第1の媒体から情報
    を読み取り、この読み取った情報を用いて該商品を前記
    搬送先指定手段で指定された搬送先へ搬送する搬送制御
    装置と、を備えたことを特徴とする取引処理システム。
  2. 【請求項2】 前記商品登録装置に、取引を識別する取
    引コードを記録させた第2の媒体を発行する第2の媒体
    発行手段を設け、 前記第2の媒体に記録された取引コードを読み取り、該
    取引コードで識別される取引にかかる商品の引き渡しを
    制御する商品引渡装置を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の取引処理システム。
  3. 【請求項3】 取引毎に取引する商品の登録を行う商品
    登録装置において、 取引毎に登録された商品の搬送先を指定する搬送先指定
    手段と、少なくとも取引を識別する取引コードを含む情
    報を記録した第1の媒体を発行する第1の媒体発行手段
    と、を備えたことを特徴とする商品登録装置。
  4. 【請求項4】 前記商品登録装置に、取引を識別する取
    引コードを記録した第2の媒体を発行する第2の媒体発
    行手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の商品登
    録装置。
JP15351997A 1997-06-11 1997-06-11 取引処理システムおよび商品登録装置 Pending JPH113470A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015041249A (ja) * 2013-08-22 2015-03-02 カシオ計算機株式会社 売上処理装置、手配端末装置及びプログラム
JP2017004567A (ja) * 2012-01-25 2017-01-05 株式会社寺岡精工 Posシステム、精算装置、及びプログラム

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JP2017004567A (ja) * 2012-01-25 2017-01-05 株式会社寺岡精工 Posシステム、精算装置、及びプログラム
JP2015041249A (ja) * 2013-08-22 2015-03-02 カシオ計算機株式会社 売上処理装置、手配端末装置及びプログラム

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