JPH11346743A - 配合粉粒体への液体の均一分散処理方法および装置 - Google Patents

配合粉粒体への液体の均一分散処理方法および装置

Info

Publication number
JPH11346743A
JPH11346743A JP17382398A JP17382398A JPH11346743A JP H11346743 A JPH11346743 A JP H11346743A JP 17382398 A JP17382398 A JP 17382398A JP 17382398 A JP17382398 A JP 17382398A JP H11346743 A JPH11346743 A JP H11346743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
powder
mixed powder
vacuum
granules
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17382398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3655997B2 (ja
Inventor
Kunifumi Hiroshima
國史 広嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINMEI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
SHINMEI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHINMEI SEISAKUSHO KK filed Critical SHINMEI SEISAKUSHO KK
Priority to JP17382398A priority Critical patent/JP3655997B2/ja
Publication of JPH11346743A publication Critical patent/JPH11346743A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3655997B2 publication Critical patent/JP3655997B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品プレミックスまたは家畜人工乳等の配合
粉粒体に油脂等の液体を適量添加して均一に分散させ
て、これらの配合粉粒体を短時間にシットリとした湿潤
状態にし、食品プレミックス等や家畜人工乳等の品質を
向上させる。 【手段】 食品プレミックスや家畜人工乳等の配合粉粒
体を真空度−700〜−730mmHgの状態下に置い
て脱気し、脱気した配合粉粒体に、550〜70度Cに
加熱した油脂等の液体を、5〜30%(重量)添加しな
がら1〜2分間混合した後、この油脂等の液体を添加し
た配合粉粒体を瞬時に大気圧に戻し、この急激な気圧変
化によって、配合粉粒体の空隙に油脂等の液体を、配合
粉粒体の表面全体を覆う状態に均一に分散させて、配合
粉粒体を油脂等の液体によって湿潤状態にする油脂等の
液体を均一に分散処理する方法とその装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食用、家畜用、飼
料用、餌料用等の配合粉粒体、特に、食品プレミックス
等または家畜人工乳や家畜飼料等の配合粉粒体に油脂等
や各種添加液等の液体を均一に分散処理する方法と装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術]たとえば、食品プレミック
ス等の配合粉粒体は小麦粉、脱脂粉乳、食塩、砂糖 【従来の技術]たとえば、食品プレミックス等の配合粉
粒体は小麦粉、脱脂粉乳、食塩、砂糖、イースト等より
なるが、これらの配合粉粒体にバター、マーガリン、豚
油(ラード)、パーム油の油脂等や乳化剤、糖液(ブド
ウ糖、糖密、オリゴ糖等)の各種添加液等の液体を混合
または含浸して、食品プレミックス等に湿潤性を付与す
ることによって、食品プレミックス等の品質を向上する
とともに、製造したケーキ等の味、食感等を改善するこ
とが行われている。【0003】また、家畜人工乳等の
配合粉粒体は脱脂粉乳等よりなるが、これらの配合粉粒
体に牛脂(タロ)、豚油の油脂等や各種添加液等の液体
を混合または含浸して、家畜人工乳等に湿潤性を付与す
ることによって、家畜人工乳等の品質を向上するととも
に、家畜人工乳等の味や家畜による配合飼料の食い付き
性を改善することも行われている。
【0004】しかし、食品プレミックス等の配合粉粒体
に前述した油脂等の液体を分散させる際に、配合粉粒体
に対する油脂等の液体の添加量が少なすぎると、配合粉
粒体に対する油脂等の液体の分散が不完全で、部分的に
油脂等の液体を含んだ配合粉粒体や全く油脂等の液体を
含んでない配合粉粒体が多く存在するために、食品プレ
ミックス等がパサパサして、製品としての品質が低下す
る。また、配合粉粒体に対する油脂等の液体の添加量が
多すぎると、配合粉粒体に対する油脂等の液体の分散は
よくなるが、過剰の油脂等の液体が塊状になつて配合粉
粒体の外部に多く存在するために、食品プレミックス等
がベトベトして、製品としての品質が低下する問題があ
るばかりか、この食品プレミックス等で作った食品の食
感よくなく、味も悪かった。
【0005】また、このことは、家畜人工乳等の配合粉
粒体に牛脂、豚油の油脂等の液体を分散させる場合につ
いても、全く同じであり、家畜人工乳等の配合粉粒体に
対する油脂等の液体の添加量が少なすぎると、これらの
混合物である家畜人工乳等がパサパサして、製品として
の品質が低下し、また、家畜人工乳等の配合粉粒体に対
する油脂等の液体の添加量が多すぎると、これらの混合
物である家畜人工乳等がベトベトして、製品としての品
質が低下する問題があるばかりか、家畜による人工乳等
の食い付き性が低下するという問題もあった。
【0006】一般に、大気中で粉粒体に水を混合する場
合、水を添加してダマ状になった粉粒体を細分化し、こ
の細分化した粉粒体の小片をミキシングすることによっ
てせん断力を加えて粉粒体気に包蔵気泡を除去して、こ
れらの操作を継続して、粉粒体に水を分散させて行く
が、粉粒体(固体)と水(液体)と空気(気体)の状態
によって、その性状は以下に記述するように変化する。
【0007】すなわち、粉粒体に0.1〜8%の少量の
水を添加した場合には、図1に示すように、毛細管現象
によって水Wは粉粒体Sの周囲にわずかに環状に付着
し、粉粒体Sと空気Aは連続し、水Wは不連続で点在し
た状態(Pendular域)であって、水Wと粉粒体
Sとの混合物の間には大きな気泡状の空気Aが存在し、
全体としてパサパサしており、水Wの分散と混合は不完
全で、部分的に水Wを含んだものや全く水Wを含んでな
いものが70〜85%と多かった。
【0008】水の添加量を8〜16%に増加させた場合
は、図2に示すように、水Wは次第に量を増し、相互に
連絡するようになり、粉粒体Sと空気Aも連続した状態
(Funicular1(F−1)域)になるが、水W
と粉粒体Sとの混合物の間には気泡状の空気Aが存在
し、全体としてまだパサパサしており、水Wの分散と混
合は不十分で、部分的に水Wを含んだものや全く水Wを
含んでないものが50〜70%と依然多かった。
【0009】さらに、水の添加量を16〜33%に増加
させた場合は、図3に示すように、水Wはさらに量を増
し、粉粒体Sと空気Aは連続した状態(Funicul
ar2(F−2)域)になり、空気Aは水Wと粉粒体S
の混合物の間に閉じ込められて小さな泡状になって不連
続になり、全体として依然パサパサしており、水Wの分
散と混合は改善され、全く水Wを含んでないものはなく
なるが、部分的に水Wを含んだものが10〜50%存在
する。
【0010】さらに、水の添加量を33〜52%に一段
と増加させた場合は、図4に示すように、小さな泡状の
空気Aは次第に容積を減少して行き、ついにはなくなっ
て、粉粒体Sと水Wの二相になり、水Wは連続、粉粒体
Sは不連続の状態(Capillary域)になって、
水Wは粉粒体Sの表面全体を均一に覆い、シットリとし
たした湿潤状態になり、全く水Wを含んでないものや部
分的に水Wを含んだものはなくなり、添加した33〜5
2%の水Wの全量が粉粒体Sの全量に均等かつ十分に分
散された状態になる。
【0011】前述したように、粉粒体に水やその他の液
体を分散させるには、粉粒体と水やその他の液体との混
合物をシットリとした湿潤状態にすることが望ましく、
この状態は、図4に示すように、水Wやその他の液体を
適量添加して泡状の空気Aの容積を減少させ、最終的に
は空気Aを消失させ、粉粒体Sと水Wやその他の液体と
の二相とし、粉粒体Sの表面全体を水Wやその他の液体
で覆うようにした状態(Capillary域)、すな
わち、適量(必要最低限)の添加の水量によって粉粒体
の湿潤状態を作り出すことが好ましい。
【0012】しかし、低粘性で浸透性が高い水や油脂等
の液体を粉粒体に分散させることは比較的容易である
が、高粘度で浸透性が低い油脂等や各種添加液等の液体
で空気を置換して、食品プレミックス等の配合粉粒体ま
たは家畜人工乳等の配合粉粒体の表面全体を覆った状態
(Capillary域)、すなわち、高粘度の液体の
表面全体に均一に分散させて、これらの配合粉粒体をシ
ットリとした湿潤状態にすることは非常に難しい。
【0013】すなわち、高粘度で浸透性が低い油脂等や
各種添加液等の液体の場合、その添加量が少ないと、配
合粉粒体に対する液体の分散が一段と不完全になり、部
分的に液体を含んだ配合粉粒体や全く液体を含んでない
配合粉粒体が一層多くなる傾向があり、食品プレミック
ス等または家畜人工乳等がパサパサする度合いが強くな
り、製品としての品質が低下し易くなり、また、配合粉
粒体に対する液体の分散を高めるために、液体を過剰に
添加しがちであり、この過剰の液体が配合粉粒体塊状間
より溢れて、食品プレミックス等または家畜人工乳等が
ベトベトして品質が低下する傾向があり、また、製品と
して包装して出荷した際に、粉粒体が固結化してさらに
品質の悪化を起こすこともあった。
【0014】さらに、従来、前述した高粘度の液体と食
品プレミックス等または家畜人工乳等の配合粉粒体とを
長時間(5〜10分間)にわたって混合状態に置いて、
液体を分散させて、これらの配合粉粒体をシットリとし
た湿潤状態にする試みもなされたが、長時間の間にこれ
らの粉粒体や液体が介在する空気によって酸化された
り、雑菌が発生したりすることもあった。
【0015】また、従来、前述した液体と食品プレミッ
クス等または家畜人工乳等の配合粉粒体とを、種々の混
合装置や攪拌装置を工夫して混合や攪拌を行って分散す
る試みもなされたが、この場合には、混合や攪拌の際に
発生する混合熱や攪拌熱によって、これらの粉粒体の組
成の損傷や変性が起きて、製品としての食品プレミック
スまたは家畜人工乳等の品質低下の原因となっていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、食用、家畜
用、飼料用、餌料用等の配合粉粒体、特に、食品プレミ
ックス等または家畜人工乳や家畜飼料等の配合粉粒体
に、低粘度の油脂、各種添加液、水等の液体を適量添加
して均一に分散させて、これらの配合粉粒体がパサパサ
することやベトベトすることを防止するとともに、これ
らの配合粉粒体を短時間にシットリとした湿潤状態にし
て、品質を向上させることに目的がある。
【0017】また、本発明は、食品プレミックス等の配
合粉粒体に、高粘度の油脂等、各種添加液等の液体を適
量添加して均一に分散させて、食品プレミックス等の配
合粉粒体がパサパサすることやベトベトすることを防止
するとともに、食品プレミックス等の配合粉粒体を短時
間にシットリとした湿潤状態にして、食品プレミックス
等の品質を向上させることに目的がある。
【0018】さらに、本発明は、家畜人工乳や家畜飼料
等の配合粉粒体に、高粘度の牛脂や豚油の油脂等、各種
添加液等の液体を適量添加して均一に分散させて、家畜
人工乳や家畜飼料等の配合粉粒体がパサパサすることや
ベトベトすることを防止するとともに、家畜人工乳や家
畜飼料等の配合粉粒体を短時間にシットリとした湿潤状
態にして、家畜人工乳や家畜飼料等の品質を向上させる
ことに目的がある。
【0019】さらに、本発明は、食用、家畜用、飼料
用、餌料用等の配合粉粒体に液体を添加する場合に、従
来の混合装置や攪拌装置を使用した際に発生する混合熱
や攪拌熱による配合粉粒体の組成の損傷や変性を防止
し、これらの配合粉粒体の品質を向上させることに目的
がある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、食用、家畜
用、飼料用、餌料用等の配合粉粒体、特に、食品プレミ
ックス等または家畜人工乳等の配合粉粒体に、低粘度の
油脂、各種添加液、水等の液体を均一に分散処理する方
法に関するものであって、これらの配合粉粒体を真空度
−700〜−730mmHgの状態下に置いて脱気し、
この脱気した配合粉粒体に、低粘度の液体を、5〜30
%(重量以下省略)添加しながら1〜2分間混合した
後、液体を添加した配合粉粒体を瞬時に大気圧に戻し、
この急激な気圧変化によって、配合粉粒体の空隙に低粘
度の液体を、配合粉粒体の表面全体を覆う状態に均一に
分散させて、配合粉粒体を低粘度の液体によって湿潤状
態にすることに特徴がある。
【0021】また、本発明は、食品プレミックス等の配
合粉粒体に高粘度の液体を均一に分散処理する方法に関
するもので、食品プレミックス等の配合粉粒体を真空度
−700〜−730mmHgの状態下に置いて脱気し、
この脱気した配合粉粒体に50〜70度Cに加熱した高
粘度の油脂等、各種添加液等の液体を、5〜30%添加
しながら1〜2分間混合した後、この高粘度の液体を添
加した配合粉粒体を瞬時に大気圧に戻し、この急激な気
圧変化によって配合粉粒体の空隙に高粘度の液体を、配
合粉粒体の表面全体を覆う状態に均一に分散させて、配
合粉粒体を高粘度の液体によって湿潤状態にすることに
特徴がある。
【0022】さらに、本発明は、家畜人工乳や家畜飼料
等の配合粉粒体に高粘度の液体を均一に分散処理する方
法に関するもので、家畜人工乳や家畜飼料等の配合粉粒
体を真空度−700〜−730mmHgの状態下に置い
て脱気し、この脱気した配合粉粒体に50〜70度Cに
加熱した高粘度の牛脂や豚油の油脂等、各種添加液等の
液体を、5〜30%添加しながら1〜2分間混合した
後、この高粘度の液体を添加した配合粉粒体を瞬時に大
気圧に戻し、この急激な気圧変化によって配合粉粒体の
空隙に高粘度の液体を、配合粉粒体の表面全体を覆う状
態に均一に分散させて、配合粉粒体を高粘度の液体によ
って湿潤状態にすることに特徴がある。
【0023】さらに、本発明は、食用、家畜用、飼料
用、餌料用等の配合粉粒体に液体を均一に分散処理する
装置に関するもので、配合粉粒体の流入機構と流出機構
を有する真空脱気ミキサーに、配合粉粒体の攪拌移送手
段を内設するとともに、配合粉粒体に液体を添加する液
体供給槽、真空処理装置内を真空度−700〜−730
mmHgにする真空発生装置、真空脱気ミキサー内を大
気圧に戻す真空解除装置を接続して、混合熱や攪拌熱に
よる配合粉粒体の組成の損傷や変性を防止することに特
徴がある。
【0024】
【発明の実施形態】以下、本発明の配合粉粒体に液体を
均一に分散する方法を、ケーキミックスに高粘度の油脂
等を分散する場合を例として説明すると、ケーキミック
スの配合粉粒体は、小麦粉を主成分として、砂糖、食
塩、脱脂粉乳等より構成されており、これらの組成では
パサパサしているので、小麦粉等の配合粉粒体に高粘度
の油脂等(以下油脂等という)、たとえば、バター、マ
ーガリン、パーム油等を添加してケーキミックスの小麦
粉等の配合粉粒体の品質を改善するが、油脂等ととも
に、乳化液、糖液(ブドウ糖、糖密、オリゴ糖等)の各
種添加液等を添加してケーキミックスの小麦粉等の配合
粉粒体の品質を改善することもあることはいうまでもな
い。
【0025】ケーキミックスの小麦粉等の配合粉粒体に
油脂等の液体を添加するについては、小麦粉等の配合粉
粒体を真空度−700〜−730mmHgの状態に置い
て小麦粉等の配合粉粒体の空隙を真空脱気し、この真空
脱気した小麦粉等の配合粉粒体に、50〜70度Cに加
熱した油脂等の液体を5〜30%添加し、油脂等の液体
の添加によってダマ状になった小麦粉等の粉粒体を細分
化して小片にしながら混合を1〜2分間継続する。
【0026】前述した小麦粉等の配合粉粒体と油脂等の
液体の混合の間、真空脱気によって小麦粉等の配合粉粒
体の包蔵気泡を除去し、これによって形成された小麦粉
等の配合粉粒体の間隙に油脂等の液体を分散させて行く
が、真空状態においては空気抵抗がないために、小麦粉
等の配合粉粒体同志の混合が良好になるとともに、油脂
等の液体を小麦粉等の配合粉粒体の表面全体に均一にス
ムースに分散させることができる。
【0027】次いで、前述の油脂等の液体が浸透して行
ってる小麦粉等の配合粉粒体を瞬時に大気圧に戻し、こ
の急激な気圧変化によって起こる衝撃で、団塊化しつつ
ある小麦粉等の配合粉粒体を再粉砕化するとともに、小
麦粉等の配合粉粒体の間隙への油脂等の液体の分散(空
気と油脂等の液体との置換)を一気に促進し、小麦粉等
の配合粉粒体に体する油脂等の液体の添加量が少なくて
問題のあった5〜15%の領域(Pendular域ま
たはFunicular1域)においても、油脂等の液
体によって小麦粉等の配合粉粒体の表面全体を均一に覆
って、必要最低限の油脂等の液体で小麦粉等の配合粉粒
体を効率的にシットリとした湿潤状態にする。
【0028】また、小麦粉等の配合粉粒体に体する油脂
等の液体の添加量が多い15〜30%の領域(Capi
llary域)においては、潤沢な油脂等の液体が小麦
粉等の配合粉粒体の間隙を満たして、小麦粉等の配合粉
粒体の表面全体を均等に完全に覆って、小麦粉等の配合
粉粒体を十分な油脂等の液体によって効果的にシットリ
とした湿潤状態にできる。
【0029】なお、必要に応じて、前述した真空度−7
00〜−730mmHgの状態にした後に瞬時に大気圧
に戻すという急激な気圧変化を2回繰り返して、小麦粉
等の配合粉粒体の間隙における真空脱気と油脂等の液体
の分散を一段と促進するとともに、油脂等の液体によっ
て小麦粉等の配合粉粒体の表面全体を覆う時間をより短
くし、小麦粉等の配合粉粒体に対する油脂等の液体の含
有量を増加させてもよい。
【0030】ケーキミックスの小麦粉等の配合粉粒体を
真空度−700〜−730mmHgにするのは、真空度
が−700mmHg未満であると小麦粉等の配合粉粒体
の空隙の真空脱気が不完全になるためであり、また、真
空度が−730mmHgを超えても真空度を高めただけ
の効果がなく、エネルギーロスが多くなって不経済であ
るためである。
【0031】高粘度の油脂等を50〜70度Cに加熱す
るのは、50度C未満であると前述した高粘度の油脂等
が液化しないためであり、また、70度Cを超えると液
化はよくなるが、油脂等が高熱によって変質するなどの
悪影響が発生するためであり、高粘度の油脂以外にも、
高粘度の乳化剤、糖液(ブドウ糖、糖密、オリゴ糖等)
等を50〜70度Cに加熱、液化して添加してもよいこ
とは前述した通りである。
【0032】液状にした油脂等の液体の添加量は、ケー
キミックスの小麦粉等の配合粉粒体の種類、組成比率等
や添加する油脂等の液体の種類、組成比率等によって異
なるが、通常の場合、油脂等の液体の添加量は5〜30
%にして小麦粉等の配合粉粒体をシットリとした状態な
るが、5%未満であると油脂等の液体が小麦粉等の配合
粉粒体の間隙に浸透する量が不足し、小麦粉等の配合粉
粒体の表面全体を覆う状態に分散せず、小麦粉等の配合
粉粒体がパサパサした状態になるためであり、また、3
0%を超えると油脂等の液体が小麦粉等の配合粉粒体の
間隙に浸透する量が過剰になり、小麦粉等の配合粉粒体
の表面全体を覆うばかりか、外部に溢れ出て、小麦粉等
の配合粉粒体がベトベトになるためである。
【0033】ケーキミックスの小麦粉等の配合粉粒体を
真空度−700〜−730mmHgの状態に保って油脂
等の液体と1〜2分間混合するのは、1分未満の混合で
は小麦粉等の配合粉粒体の間隙における空気の排出と油
脂等の液体の予備的浸透が不充分になるためであり、ま
た、2分を超える混合では小麦粉等の配合粉粒体の間隙
における空気の排出と油脂等の液体の予備的浸透はそれ
ほど促進せず、時間のロスになるためである。
【0034】本発明は、ケーキミックスやドーナッツミ
ックスの配合粉粒体をはじめとして、インスタント食品
の粉末スープの配合粉粒体等、いわゆる、食品プレミッ
クスといえる全ての食用の配合粉粒体に対して、各種の
液体を分散する場合に適用でき、また、本発明は、家畜
人工乳等の家畜用の配合粉粒体や各種飼料等の飼料用の
配合粉粒体、魚餌等の餌料用の配合粉粒体等の配合状態
にある全ての粉粒体に対して、各種の液体を分散する場
合に適用することができる。
【0035】本発明の装置を、食品プレミックスの小麦
粉等の配合粉粒体に油脂等の液体を分散させる場合を例
として、図5に従って説明すると、複数の貯槽1に貯蔵
されている小麦粉等の配合粉粒体を、その一部の貯槽1
よりサービスタンク2に移送し、このサービスタンク2
の小麦粉等の配合粉粒体をフィーダー3によって計量槽
4へ投入して所定重量を計量した後、真空ダンパー6を
閉じて排出ダンパー7と真空ダンパー8を開けて計量し
た小麦粉等の配合粉粒体を計量機4より脱気タンク5に
投入した後、真空ダンパー6を閉じて排出ダンパー7と
真空ダンパー8を閉じる。
【0036】脱気タンク5においては、真空ポンプ9を
駆動するとともに真空弁10と真空弁11を開けて、脱
気タンク5内を真空度一700〜一730mmHgに減
圧することによって、小麦粉等の配合粉粒体の空隙を予
備的に脱気を行うが、この脱気タンク5は複数基をパラ
レルに交互運転して処理時間を節約してもかまわなく、
また、場合によっては、この小麦粉等の配合粉粒体の予
備的に脱気を行わずに、計量機4より小麦粉等の配合粉
粒体を後述する真空脱気ミキサー15に直接投入しても
かまわない。
【0037】次に、真空弁10と真空弁11を閉じると
ともに真空弁13と真空弁14を開け、真空ポンプ9を
駆動して真空脱気ミキサー15内を真空度一700〜一
730mmHgに減圧した後、モーター16を運転して
攪拌羽根17を駆動すると同時に、真空ダンパー6開い
て、脱気タンク5(または計量機4)より予備的に真空
脱気処理した小麦粉等の配合粉粒体を真空脱気ミキサー
15内に全量を投入した後に真空ダンパー6を閉じる。
【0038】真空脱気ミキサー15においては、供給ポ
ンプ19を駆動するとともに供給弁20を開いて、液体
タンク18内において50〜70度Cに加熱して溶融し
た油脂等の液体を、流量計21で所定値の添加量(5〜
30%)に設定して、真空脱気ミキサー15に設けた噴
霧ノズル22から噴射させ、攪拌羽根17による油脂等
の液体と小麦粉等の配合粉粒体との混合を開始する。
【0039】油脂等の液体の所定量の添加が終了する
と、供給弁20を閉じるとともにと供給ポンプ19も停
止し、真空脱気ミキサー15内の攪拌羽根17による油
脂等の液体と小麦粉等の配合粉粒体との混合を継続し、
真空脱気によって形成された小麦粉等の配合粉粒体の間
隙に油脂等の液体を浸透させて行き、この混合を1〜2
分間継続する。
【0040】前述の配合粉粒体と油脂等と液体との混合
時間が経過した時点で、真空弁13を閉じるとともに真
空ブレーク弁12を開いて真空脱気ミキサー15内を真
空状態より大気圧に戻し、急激な気圧変化の衝撃によっ
て、小麦粉等の配合粉粒体の間隙における油脂等の液体
の浸透を一気に促進し、油脂等の液体によって小麦粉等
の配合粉粒体の表面全体を瞬時に覆う状態に分散させ
て、小麦粉等の配合粉粒体と油脂等の液体との混合物を
シットリとして最適な湿潤状態、すなわち、小麦粉等の
配合粉粒体に体する油脂等の液体の含有量を5〜30%
の状態にする。
【0041】なお、必要に応じて、真空脱気ミキサー1
5内を真空状態より急激に大気圧に戻す操作を2回繰り
返して、小麦粉等の配合粉粒体の空隙における空気の脱
気と油脂等の液体の浸透を一段と促進し、油脂等の液体
によって小麦粉等の配合粉粒体の表面全体を覆う時間を
より短くし、小麦粉等の配合粉粒体に対する油脂等の液
体の含有量を増加させてもかまわない。
【0042】小麦粉等の配合粉粒体への油脂等の液体の
分散処理が終了すると、真空ダンパー23を開いて真空
脱気ミキサー15内の油脂等の液体を所定量分散させて
湿潤状態にした小麦粉等の配合粉粒体を、受けホッパー
24に全量移送して一時貯蔵した後、搬送コンベヤ一2
5を経由して複数の製品タンク26に順次移送して保管
する。
【0043】なお、前述した小麦粉等の配合粉粒体への
油脂等の液体の分散処理を行うについて、真空脱気ミキ
サー15をパラレルに2基以上設け、一方の真空脱気ミ
キサー15で小麦粉等の配合粉粒体への油脂等の液体の
分散処理を行い、他方の真空脱気ミキサー15で液体の
分散処理を行った小麦粉等の配合粉粒体を外部に搬出す
るように、各真空脱気ミキサー15を交互に運転するこ
とによって、小麦粉等の配合粉粒体への油脂等の液体の
分散を連続的に、時間を節約して効率的に行なってもよ
い。以上、小麦粉等の配合粉粒体への油脂等の液体の分
散処理を行うについて述べたが、家畜等の配合粉粒体へ
の油脂等の液体の分散処理を行うについても、同様であ
るので、説明を省略する。
【0044】
【実施例1】図5に示すような撹拌羽根を内臓した円筒
型の真空脱気ミキサー(直径100cm×長さ100c
m)内に、食品プレミックスとして、ケーキミックスの
配合粉粒体(小麦粉、脱脂粉乳、砂糖、食塩)を40K
gを投入するともに、予め65度Cに加熱し流動化して
おいたバター溶液を真空脱気ミキサーに流入させて、下
記に示すような条件で、ケーキミックスの配合粉粒体へ
の真空脱気によるバター溶液の均一分散処理を行った結
果、真空脱気ミキサーより流出する粉体(ケーキミック
ス)1〜6の性状は以下の通りとなった。
【0045】 真空度 油脂添加量 混合時間 真空と大気圧 湿潤度 分散性 (mmHg) (Kg) (分) 切換回数 (油脂) 粉体1 −720 8 2 1 シットリ 均一 粉体2 −600 8 2 1 ヘ゛トヘ゛ト 不均一 粉体3 −720 4 2 1 ハ゜サハ゜サ 不均一 粉体4 −720 23 2 1 ヘ゛トヘ゛ト 不均一 粉体5 −720 8 0.5 1 ハ゜サハ゜サ 不均一 粉体6 −720 8 2 0 ヘ゛トヘ゛ト 不均一 前述したように、粉体1においては、ケーキミックスの
配合粉粒体にバターが十分に均一に分散し、湿潤度も適
切でシットリしてケーキミックスとして高品質に仕上が
っており、また、これを使用して製造したケーキは、2
0%の油脂量が均一に分散しており、食感がよく、口の
中で直ぐに溶け、美味であったが、粉体2〜6において
は、バターが分散せずに、添加したバターが固まって残
ってベトベトしたり、あるいはバターの分散量が少なく
てパサパサしており、ケーキミックスとして低品質であ
って、これを使用して製造したケーキは食感が悪く、口
の中でザラザラして、不味かった。
【0046】
【実施例2】図5に示すような撹拌羽根を内臓した円筒
型の真空脱気ミキサー(直径100cm×長さ100c
m)内に、家畜人工乳料として、子牛用の配合粉粒体
(脱脂粉乳、蛋白粉等)を40Kgを投入するともに、
予め68度Cに加熱し流動化しておいた牛脂溶液を真空
脱気ミキサーに流入させて、下記に示すような条件で、
子牛用の配合粉粒体への真空脱気による牛脂溶液の均一
分散処理を行った結果、真空脱気ミキサーより流出する
乳料1〜6の性状は以下の通りとなった。
【0047】 真空度 牛脂添加量 混合時間 真空と大気圧 湿潤度 分散性 (mmHg) (Kg) (分) 切換回数 (油脂) 乳料1 −720 8 2 1 シットリ 均一 乳料2 −600 8 2 1 ヘ゛トヘ゛ト 不均一 乳料3 −720 4 2 1 ハ゜サハ゜サ 不均一 乳料4 −720 16 2 1 ヘ゛トヘ゛ト 不均一 乳料5 −720 8 0.5 1 ハ゜サハ゜サ 不均一 乳料6 −720 8 2 0 ヘ゛トヘ゛ト 不均一 前述したように、乳料1においては、牛脂が十分に均一
に分散し、湿潤度も適切でシットリしており、子牛用の
乳料として高品質に仕上がっており、また、均一に分散
した牛脂量も20%と多く、母牛乳に類似しているため
に、子牛の食い付き性は非常によかったが、乳料2〜6
においては、牛脂が分散せずに、牛脂が固まって残って
ベトベトしたり、あるいは牛脂の分散量が少なくてパサ
パサしており、子牛用の乳料として低品質であって、ま
た、この乳料を子牛に与えても、牛脂が均一に分散して
ないために、子牛の食い付き性も悪かった。
【0048】
【発明の効果】本発明によると、食用、家畜用、飼料
用、餌料用等の配合粉粒体、特に、食品プレミックス等
の配合粉粒体に適量の低能度の油脂、各種添加液、水等
の液体を、均一、かつ、十分に分散させることができ、
食品プレミックス等の配合粉粒体をパサパサさせたり、
ベトベトさせたりすることなく、食品プレミックス等の
配合粉粒体を短時間にシットリとした適度の湿潤状態に
することが可能であって、品質を向上させることができ
る利点がある。
【0049】本発明によると、食用、家畜用、飼料用、
餌料用等の配合粉粒体、特に、食品プレミックス等の配
合粉粒体に適量の高粘度の油脂、各種添加液、水等の液
体を、均一、かつ、十分に分散させることができ、高粘
度の液体の添加であるにもかかわらず、食品プレミック
ス等の配合粉粒体をパサパサさせたり、ベトベトさせた
りすることなく、食品プレミックス等を短時間にシット
リとした適度の湿潤状態にすることが可能であって、食
品プレミックス等の品質を向上させることができる利点
があり、また、この食品プレミックス等で作った製品
(ケーキ、ドーナツ等)は口当たりや食感がよく、口の
中で直ぐに溶けて、美味であるという長所がある。
【0050】本発明によると、家畜人工乳や家畜飼料等
の配合粉粒体に適量の高粘度の油脂、各種添加液、水等
の液体を、均一、かつ、十分に分散させることができ、
高粘度の液体の添加であるにもかかわらず、家畜人工乳
や家畜飼料等の配合粉粒体の配合粉粒体をパサパサさせ
たり、ベトベトさせたりすることなく、家畜人工乳や家
畜飼料等を短時間にシットリとした適度の湿潤状態にす
ることが可能であって、品質を向上させることができる
利点があり、また、この家畜の人工乳や家畜飼料等は食
い付き性がよいという長所がある。
【0051】本発明によると、食用、家畜用、飼料用、
餌料用等の配合粉粒体、特に、食品プレミックス等また
は家畜人工乳や家畜飼料等の配合粉粒体の表面全体に適
量の油脂、各種添加液、水等の液体を均一に、確実に分
散させて、流動性がない状態に保持しているので、貯蔵
または包装して出荷する際に、前述した液体か流出して
固まったり、これによって配合粉粒体が固結化したりし
て、製品の品質が悪化することもを防止できる長所があ
る。
【0052】本発明によると、食用、家畜用、飼料用、
餌料用等の配合粉粒体に油脂、各種添加液、水等の液体
を添加する場合に、従来の混合装置や攪拌装置を使用し
た際に発生する混合熱や攪拌熱を発生させず、すなわ
ち、これらの粉粒体の組成の損傷や変性を防止し、品質
を向上させることができるメリットがある。
【0053】本発明によると、食用、家畜用、飼料用、
餌料用等の配合粉粒体に油脂、各種添加液、水等の液体
を均一に分散処理する真空脱気ミキサーを複数基をパラ
レルに設置して、各真空脱気ミキサーを交互運転するこ
とによって、配合粉粒体に対して、連続的に、効率よ
く、前述した液体を分散処理することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】水を添加して粉粒体に分散させるについて、第
1段階のPendular域を示す説明図である。
【図2】水を添加して粉粒体に分散させるについて、第
2段階のFunicular1(F−1)域を示す説明
図である。
【図3】水を添加して粉粒体に分散させるについて、第
3段階のFunicular2(F−2)域を示す説明
図である。
【図4】水を添加して粉粒体に分散させるについて、第
4段階のCapillary域を示す説明図である。
【図5】本発明の食品プレミックス等の配合粉粒体に油
脂等の液体を均一分散させる方法を実施する装置の一例
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 貯槽 2 サービスタンク 3 フィーダー 4 計量槽 5 脱気タンク 6 真空ダンパー 7 排出ダンパー 8 真空ダンパー 9 真空ポンプ 10 真空弁 11 真空弁 12 真空ブレーク弁 13 真空弁 14 真空弁 15 真空脱気ミキサー 16 モーター 17 攪拌羽根 18 液体タンク 19 供給ポンプ 20 供給弁 21 流量計 22 噴霧ノズル 23 真空ダンパー 24 受けホッパー 25 搬送コンベヤ一 26 製品タンク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食用、家畜用、飼料用、餌料用等の配合
    粉粒体を真空度−700〜−730mmHgの状態下に
    置いて脱気し、この脱気した配合粉粒体に液体を5〜3
    0%(重量)添加しながら1〜2分間混合した後、液体
    を添加した配合粉粒体を瞬時に大気圧に戻し、この急激
    な気圧変化によって配合粉粒体の空隙に液体を配合粉粒
    体の表面全体を覆う状態に均一に分散させて、配合粉粒
    体を液体によって湿潤状態にする配合粉粒体への液体の
    均一分散処理方法。
  2. 【請求項2】 配合粉粒体が食品プレミックス等であっ
    て、添加する液体が50〜70度Cに加熱した油脂や各
    種添加液等の高粘性の液体である特許請求項1記載の配
    合粉粒体への液体の均一分散処理方法。
  3. 【請求項3】 配合粉粒体が家畜人工乳や家畜飼料等で
    あって、添加する液体が50〜70度Cに加熱した牛
    脂、豚油の油脂等や各種添加液等の高粘性の液体である
    特許請求項1記載の配合粉粒体への液体の均一分散処理
    方法。
  4. 【請求項4】 食用、家畜用、飼料用、餌料用等の配合
    粉粒体の流入機構と流出機構を有する真空脱気ミキサー
    に、配合粉粒体の攪拌移送手段を内設するとともに、配
    合粉粒体に液体を添加する液体供給槽、真空脱気ミキサ
    ー内を真空度−700〜−730mmHgにする真空発
    生装置、真空脱気ミキサー内を大気圧に戻す真空解除装
    置を接続した配合粉粒体への液体の均一分散処理装置。
JP17382398A 1998-06-08 1998-06-08 食品プレミックスまたは家畜人工乳への液体の均一分散処理方法 Expired - Fee Related JP3655997B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17382398A JP3655997B2 (ja) 1998-06-08 1998-06-08 食品プレミックスまたは家畜人工乳への液体の均一分散処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17382398A JP3655997B2 (ja) 1998-06-08 1998-06-08 食品プレミックスまたは家畜人工乳への液体の均一分散処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11346743A true JPH11346743A (ja) 1999-12-21
JP3655997B2 JP3655997B2 (ja) 2005-06-02

Family

ID=15967822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17382398A Expired - Fee Related JP3655997B2 (ja) 1998-06-08 1998-06-08 食品プレミックスまたは家畜人工乳への液体の均一分散処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3655997B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010028022A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Mitsubishi Electric Corp 添加剤溶解装置
CN103190689A (zh) * 2013-04-18 2013-07-10 江声 分子共振饲料发酵机
JP2018078888A (ja) * 2016-11-05 2018-05-24 Fsk三昭株式会社 飼料、飼料生産方法及び飼料生産装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010028022A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Mitsubishi Electric Corp 添加剤溶解装置
CN103190689A (zh) * 2013-04-18 2013-07-10 江声 分子共振饲料发酵机
JP2018078888A (ja) * 2016-11-05 2018-05-24 Fsk三昭株式会社 飼料、飼料生産方法及び飼料生産装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3655997B2 (ja) 2005-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US1395934A (en) Food product
US20190142025A1 (en) Process of compacting a microporous fat powder and compacted powder so obtained
JP2009542234A (ja) 動物飼料または食品の製造方法、ならびにその方法により得られる製品
JPH11346743A (ja) 配合粉粒体への液体の均一分散処理方法および装置
RU2491817C1 (ru) Способ приготовления сахарного печенья
US6083548A (en) Process for producing a butter-like food fat
JP7271263B2 (ja) 気泡含有食品の製造方法、気泡含有食品包装体の製造方法、及び凍結気泡含有食品包装体の製造方法
EP0948894B1 (en) Microbiologically stable soya flour suspension and method of forming same
EP2858518A1 (en) Edible filling and method of making an edible filling
US3142569A (en) Process for preparing powdered foodstuff containing finely dispersed fat
JP2519487B2 (ja) 乳脂含有可塑性油脂組成物の製造方法
JP2001321145A (ja) 固形飼料油含浸装置
JP3488851B2 (ja) ルウ製造方法
EP1380214A1 (en) Process for the production of bulk materials containing small quantities of active substance
GB2257345A (en) Process for prepaing a food dressing
CN116196657B (zh) 用于消除涂挂酱料中的气泡的装置和方法
CN117502673A (zh) 营养素制剂的制备装置、方法及应用
JP2006254816A (ja) 油中水型乳化油脂組成物及びその製造方法
JP3478777B2 (ja) 食品製造方法
WO2020202673A1 (ja) ホイップドクリームの製造方法、凍結ホイップドクリーム食品の製造方法、ホイップドクリーム包装体の製造方法、凍結ホイップドクリーム包装体の製造方法、ホイップドクリーム、凍結ホイップドクリーム食品、ホイップドクリーム包装体、及び凍結ホイップドクリーム
US2148544A (en) Method of plasticizing cheese and product
RU2055479C1 (ru) Способ производства пищевых эмульсий
JP3949079B2 (ja) 含気性フラワーペースト及びその製造方法
JP3742746B2 (ja) 食品製造装置
CN116369409A (zh) 一种基于捏合工艺的流心巧克力及其制备方法与应用

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050307

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees