JPH11346588A - 大型家畜用飼育設備 - Google Patents

大型家畜用飼育設備

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JPH11346588A
JPH11346588A JP10155796A JP15579698A JPH11346588A JP H11346588 A JPH11346588 A JP H11346588A JP 10155796 A JP10155796 A JP 10155796A JP 15579698 A JP15579698 A JP 15579698A JP H11346588 A JPH11346588 A JP H11346588A
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JP
Japan
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breeding
line
space
breeding line
livestock
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JP10155796A
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Isami Fukunaga
勇美 福永
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

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  • Housing For Livestock And Birds (AREA)
  • Fodder In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 省力化でき、且つ土壌汚染のない、しかも床
材そのものを飼料としてそのまま使用できるような牛,
馬等の大型家畜の飼育設備を提供することを目的とす
る。 【構成】 床部に、おが屑、藁、籾殻、枝木、木皮、木
材チップ、バーク、ダクト、紙屑等あるいはこれらの中
から選択された混合物からなる炭素質基材に、排泄物の
醗酵分解作用を有する活性混合微生物を含ませたものを
床材11として少なくとも1m以上の深さを有するよう
敷設し、長手方向に延びる仕切り柵3A,3Bによって
飼育空間となる飼育ライン100を区画形成するととも
に、仕切り柵3A,3Bの上方空間の近傍にこれらの飼
育ライン100に沿って走行レール8を天井から吊持し
て設け、この走行レール8上に移動自在に、上記敷設し
た床材11を攪拌する切り返し機械Mを配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、牛、馬等の大型の家畜
を合理的に且つ少ない人手でもって飼育することができ
る大型家畜用飼育設備および飼育方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】本出
願人は、既に醗酵豚舎における養豚システムに関して、
特許第1503506号,同第1503507号を所有
し、また、その後、実験用の養豚プラントを設けて、そ
の実験に基づく経験と技術的改良に基づいてその改良発
明をおこない、平成8年12月に特許出願をおこなって
いる(特願平8−336881号)。
【0003】この改良発明は、先の養豚システムにさら
に改良を加えることによって、より省力化でき、且つ土
壌汚染のない、しかも床材そのものを飼料としてそのま
ま使用できるような家畜の飼育設備および飼育方法に関
するものである。
【0004】本願発明は、上記特願平8−336881
号にかかる家畜の飼育設備および飼育方法を、牛,馬等
の大型の家畜に最適なものにさらに改良しようとするも
のである。例えば、馬、牛等の大型家畜の場合には、家
畜の上背が高いことに起因して、仕切り壁の高さを高く
する必要があり、また糞尿の量が多いことから床材の厚
みを厚くする必要があることから、床材の攪拌をおこな
う切り返し機械の無端状帯体からなる切り返し部材が豚
等の小型のものに比べると非常に長くなり、従って構造
的にさらに頑丈なものにしなければならない。この結
果、切り返し機械が極めて大型になってしまい、実際
上、設備そのものが大きくなりすぎ且つ高価になってし
まう。
【0005】特に、切り返し装置の走行レールを仕切り
壁上に配置するが、豚等の場合と異なり、仕切り壁は牛
あるいは馬の首より下方になる程度でよいが、かかる場
合、走行レールによって牛あるいは馬が頭をぶつけるよ
うな配置構造になるため、これを回避しようとすると、
仕切り壁をさらに高くする必要があり、その結果、牢獄
の如き構造になり、家畜のストレスおよび風通し等の点
から、大型の家畜にとって好ましい環境とは言い難いも
のとなり、また家畜の観察がし難くなってしまう。
【0006】さらに、別の観点からも、乳牛の場合に
は、搾乳は飼育空間とは別の場所、つまり搾乳専用の設
備(吸乳装置)が設けられた場所でおこなわれ、また馬
の場合には、昼間には放牧がなされる等、豚等の家畜に
比べて特別の飼育事情があり、上記改良発明をそのまま
適用することが最適な飼育設備とはならない。
【0007】本発明は、このような現況に鑑みおこなわ
れもので、従来の飼育方法に比べて省力化でき、且つ土
壌汚染のない、しかも床材そのものを飼料としてあるい
は有機肥料として使用できるような、且つ、牛,馬等の
大型の家畜に最適なように改良した大型家畜用飼育設備
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本請求項1記載の牛,馬
レベルの大きさの大型家畜用飼育設備は、床部に、おが
屑、藁、籾殻、枝木、木皮、木材チップ、バーク、ダク
ト、紙屑等あるいはこれらの中から選択された混合物か
らなる炭素質基材に、動物の排泄物の醗酵分解作用を有
する活性混合微生物を含ませたものを床材として少なく
とも1m以上の深さを有するよう敷設し、長手方向に延
びる仕切り柵によって飼育空間となる飼育ラインを区画
形成するとともに、上記仕切り柵の上方空間の近傍にこ
れらの飼育ラインに沿って走行レールを天井から吊持し
て設け、この走行レール上に移動自在に、上記敷設した
床材を攪拌する切り返し機械を配置したことを特徴とす
る。
【0009】しかして、本請求項1記載の発明にかかる
大型家畜用飼育設備によれば、走行レールが天井面から
吊持されているため、仕切り壁あるいは仕切り用の柵の
高さは走行レールの高さに影響されず、その家畜に合っ
た高さにすることができる。また、上述のように走行レ
ールを天井から吊るすと、切り返し機械も該走行レール
に吊持された形態で移動可能に構成することができるた
め、切り返し機械の基部を低い位置に配置することが可
能となり、従って、無端状帯体からなる切り返し部材も
床材の深さに合わせた寸法にすればよく、家畜の高さに
合わせて高くする必要がなくなる。
【0010】そして、この飼育設備は、大型の家畜が乳
牛あるいは馬のように、一日のうち、一時的に連れ出さ
れる家畜に最適な飼育設備となり、例えば乳牛の場合で
あれば搾乳する際に搾乳場所に出され、馬の場合には放
牧に出されるため、その時間を利用して、飼育ライン全
体を切り返し作業をおこなうことができ、飼育ラインが
かなり長いものであっても、一人の作業者で切り返し作
業をおこなうことができ、従来に比べて大幅な省人化が
図れ、しかも機械化によって女性等の非力なものであっ
ても簡単に且つ容易に疲労することなく実施することが
できる。
【0011】しかも、大型の家畜であることから大量の
糞尿を床面にすることになるが、床材の深さが充分深く
構成されていることから、該床材に吸収しその中で分解
することができる。従って、従来のように床面の水を用
いた洗浄等の清掃が不要となる。また、この床材の深さ
に起因して、外気温が低温のときでも床材の内部では微
生物が活発に活動することができる温度が維持され、家
畜の糞尿の量を充分醗酵処理することが可能となる。従
って、従来の飼育設備のように、糞尿による悪臭を周辺
に放つこともなく、また糞尿により周辺の土壌を汚染す
ることもなく、またハエ等の発生も防止できる。
【0012】また、本請求項2記載の牛,馬レベルの大
きさの大型家畜用飼育設備は、床部に、おが屑、藁、籾
殻、枝木、木皮、木材チップ、バーク、ダクト、紙屑等
あるいはこれらの中から選択された混合物からなる炭素
質基材に、動物の排泄物の醗酵分解作用を有する活性混
合微生物を含ませたものを床材として少なくとも1m以
上の深さを有するよう敷設し、平面視において、仕切り
部材によって飼育する家畜の大きさに合った寸法の矩形
に区画された飼育空間を、複数連設して第1の飼育ライ
ンを形成するとともに、この第1の飼育ラインに隣接し
て、同様に仕切り部材よって各区画してなる飼育空間を
複数連設して第2の飼育ラインを形成し、上記第1の飼
育ラインの仕切り部材を、第1の飼育ラインの各飼育空
間と該各飼育空間に続けて形成された第2の飼育ライン
の対応する各飼育空間とのそれぞれの境界の一端に配置
した柱部材にヒンジ部材を介して取着することによっ
て、第1の飼育ライン内の隣接する飼育空間を仕切る状
態から、第1の飼育ラインと第2の飼育ラインとを仕切
る状態まで、揺動自在に設けるととも、上記第2の飼育
ラインの仕切り部材を、上記柱部材にヒンジ部材を介し
て取着することによって、第2の飼育ライン内の隣接す
る飼育空間を仕切る状態から、第2の飼育ラインと第1
の飼育ラインとを仕切る状態まで、垂直軸を中心に揺動
自在に設け、上記第1と第2の各飼育ラインが互いに隣
接する側とは反対側の各飼育ライン側にそれぞれ柵を各
飼育ラインに沿って形成するとともに、このそれぞれの
柵の上方空間の近傍にこれらの飼育ラインに沿うよう走
行レールを天井から吊持して設け、この走行レール上に
移動自在に、上記敷設した床材を攪拌する切り返し機械
を配置したことを特徴とする。
【0013】しかして、本請求項2記載の発明にかかる
大型家畜用飼育設備によれば、通常の飼育は、各飼育ラ
インに沿って仕切り部材で複数の区画を形成するととも
に、第1の飼育ラインの1の飼育空間と第2飼育ライン
の1の飼育空間の仕切りを開放した状態の空間において
おこなう。床材を切り返す(攪拌する)際に、上記仕切
り部材をヒンジ部材を中心に揺動させれば、第1の飼育
ラインの飼育空間内に放たれた大型家畜は、仕切り部材
によって追われる状態で、第1の飼育ラインの飼育空間
に隣接する第2の飼育ラインの飼育空間に自然に追い込
まれる。また、逆に、第2の飼育ラインを切り返す際に
は、第2の飼育ラインの仕切り部材を、ヒンジ部材を中
心に揺動させれば、第2の飼育ラインの飼育空間内に放
たれた大型家畜は、仕切り部材によって追われる状態
で、第2の飼育ラインの飼育空間に隣接する第1の飼育
ラインの飼育空間に自然に追い込まれる。
【0014】従って、作業者は、単に仕切り部材を中心
に揺動させるだけで、通常の飼育をおこなっている状態
から、短時間で簡単に第2の飼育ラインの飼育空間に、
あるいは第1の飼育ラインの飼育空間に、追い込むこと
が可能となる。しかも、隣接する第1の飼育ラインの各
飼育空間、あるいは隣接する第2の飼育ラインの各飼育
空間を、切り返し機械による切り返し作業をおこなうべ
く、飼育ラインに沿って開放された一つの空間にするこ
とができることから、簡単に切り返し機械で切り返すこ
とが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】上記請求項1又は2記載の大型家
畜用飼育設備の一つの実施の形態として、請求項3記載
の如く、床材の底方にコンクリート製の床面を形成し、
この床面に床材に向けて空気を供給するエアーレション
パイプを配設すると、好気性の微生物にとって好ましい
環境を積極的に形成することができ、しかも北海道等の
冬季のように外気温が極度に低い場合には、温風を供給
すれば、一年中醗酵に寄与する微生物を良好な状態を保
つことができる。
【0016】さらに、請求項4記載の如く、大型家畜が
牛である場合、一頭当たりの飼育空間が概ね5.5〜8
2 であると、好ましい実施形態となる。
【0017】また、請求項5記載の如く、床材の深さ
を、一頭当たりの飼育空間の広さに反比例して深くする
と、糞尿に対して必要な床材の容積を得ることができ、
且つ必要な平面積を小さくできる点で好ましい実施形態
となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明にかかる大型家畜用飼育設備に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0019】〔実施例1〕図1は肉牛の牛舎の全体の配
置構成を示す平面図、図2は図1のI−I矢視方向(や
や斜め正面方向)から見た斜視図、図4は走行レールと
そこに吊持されている切り返し機械の一部を示す部分拡
大正面図、図5は切り返し機械の構成を示す側面図であ
る。
【0020】図1,図2において、1は第1の飼育ライ
ンで、この第1の飼育ライン1には、飼育する牛の大き
さに見合って、つまり1つの飼育空間の縦横寸法が6m
×3mの大きさを有する複数の飼育空間1A(1A1
1An (nは任意の数;この実施例ではn=10))が
連接されている。
【0021】そして、上記第1の飼育ライン1に隣接し
て第2の飼育ライン2が配設され、この第2の飼育ライ
ン2も同じ大きさ(一つの飼育空間の縦横寸法が6m×
3mの大きさ)で同じ数の飼育空間2A(2A1 〜2A
n (nは任意の数;この実施例ではn=10))が形成
されている。
【0022】そして、上記第1と第2の各飼育ライン
1,2が互いに隣接する側とは反対側の側には、互いに
対をなすよう固定の仕切り柵3A,3Bがこれら第1と
第2の飼育ライン1,2の長手方向に沿うよう形成され
ている。そして、これらの各飼育ラインの両端には、各
飼育ラインを外部と閉鎖する位置(図1の左方の第1の
飼育ライン1の上端の扉5Aの位置参照)から、各飼育
ライン1,2の境界線上の位置(図1の左方の第2の飼
育ライン2の上端の扉5Bの位置参照)まで揺動可能
な、開閉式の扉5A,5Bが配置されている。
【0023】上記第1の飼育ライン1と第2の各飼育ラ
イン2の間には、各飼育空間1A,2A毎に、つまりこ
の実施例では6mピッチで、柱材6が立設されている。
【0024】そして、この柱材6には、これらの各飼育
ライン1,2間を隔壁する状態から各飼育ライン1,2
内において各飼育空間1A1 〜1An 、2A1 〜2An
をそれぞれ区画することができるように、略3mの仕切
り長さを有する可動式の仕切り部材4A,4Bがヒンジ
部材(図示せず)を介して揺動自在に設けられている。
仕切り部材4Aは、長手方向に延びる第1の飼育ライン
1を6m毎に区画する位置から、各飼育ラインの境界線
上に位置するまで揺動することができるようになり、一
方仕切り部材4Bは、長手方向に延びる第2の飼育ライ
ン2を6m毎に区画する位置から、境界線上に位置する
まで揺動することができるようになっている。
【0025】また、この実施例では、上記柱部材6が配
置されている各飼育ラインの仕切り柵3A,3B側の部
分には、各飼育ライン1,2内において各飼育空間1A
1 〜1An 、2A1 〜2An をそれぞれ区画することが
できるように、略3mの仕切り長さを有する可動式の仕
切り部材4C,4Dがヒンジ部材(図示せず)を介して
揺動自在に設けられている。
【0026】図1,図2に図示するように、この実施例
の場合、この第1および第2の飼育ライン1,2からな
る一対の飼育ラインは、左右に二組並設されているが、
設備を大きくする場合には、これらが多数「組」構成さ
れる。
【0027】そして、各第1および第2の飼育ライン
1,2の各両側端部の上方には、図2あるいは部分拡大
図である図3に図示するように、天井から走行レール8
が左右一対になるよう吊持され、これらの走行レール8
上を、切り返し機械M(詳細については図4,図5参
照)が、飼育ライン1,2に沿って、走行するよう構成
されている。この走行レール8は、牛が頭部をぶつける
ことのないよう、床材11の表面(床面)50から、2
〜2.5m上方(この実施例では2.5m上方)に配置
されている。
【0028】この切り返し機械Mは、図4あるいは図5
に図示するように、走行レール8を走行する車輪20a
を備えた走行フレーム20Aが上部に設けられるととも
に、上記車輪20aをチェーン20cを介して駆動する
電動モータ20bがやや下方の部材上に配置されてい
る。また、上記走行フレーム20Aの下方、この実施例
では1m下方の位置には、基部フレーム20Bが吊持さ
れるように設けられ、この基部フレーム20Bに、切り
返し部材20Dが、枢支軸20dを中心に、先端(下
端)が床材11の底部に位置する状態から床材11の表
面(床面)50からさらに上方に上がった位置まで、昇
降自在になるよう配置されている。従って、この切り返
し部材20Dの無端状帯体Pの長さLは、先願にかかる
養豚用のものと、同じものが使用できることになる。
【0029】ところで、この切り返し部材20Dは、上
記特願平8−336881号の明細書に記載されている
ものと同じもので構成されている。つまり、切り返し部
材20Dは、図4あるいは図5に図示する如く、両端に
配設されたスプロケット20e,20f間に、表面に帯
板(フラットバー)状の突起20gが回転方向に直交す
るよう適宜間隔で横設された無端状帯体Pが巻装されて
いる。そして、基部フレーム20Bに対して、枢支軸2
0dを中心に、該切り返し部材20Dの中間部に取着さ
れた巻き上げワイヤ20hの巻取りあるいは巻き戻しに
よって、実線で示す状態から二点鎖線で示す状態に、上
下に揺動可能に構成されている。そして、上記車輪20
aを、走行用の電動モータ20bが、チェーン20cを
介して、駆動することによって、この切り返し機械M
が、走行レール8上を、第1及び第2の飼育ライン1,
2に沿って走行できるよう構成されている。また、この
切り返し機械Mは、図4に図示するように、床材11の
切り返しに際し、上記切り返し部材20Dが上方に搬送
した床材11を粉砕し外気と接触させながら下方に払い
出すための、下方に払出し口20jを具備したスクリュ
ー状の切り出し装置20Eが配設され、上記切り返し部
材20Dの上端の下方から落下している床材11を下方
の払出し口20jから細かく粉砕し外気と接触させなが
ら払出すよう構成されている。
【0030】この実施例の場合には、1台の切り返し機
械Mが、図示しない横方向(飼育ラインに直交する方
向:図1の矢印に示すR方向参照)に運搬するトラバー
サ(横行装置)によって、並設されたそれぞれ第1と第
2の各飼育ライン1,2上方に配設された一対の走行レ
ール8上を選択的に走行できるように構成されている。
しかし、図8に図示するように、第1と第2の飼育ライ
ン1,2を跨ぐように、上記走行フレーム20Aの横梁
を形成し、この横梁上を基部フレーム20Bが右側ある
いは左側に横行するよう構成して、任意の飼育ライン1
(又は2)において切り返し作業ができるようにするこ
ともできる。この場合、上述した飼育ライン一端部の作
業線を横切るトラバーサを省略することができるため、
また、簡単に且つ迅速に任意の飼育ラインで切り返し作
業をおこなえることから作業性は向上するという特長が
ある。
【0031】そして、上記各飼育空間1A,2Aは、図
2に拡大して図示するように、深さ(図3の「H」参
照)的に概ね2m程度の位置にコンクリートの基礎底1
0が敷設され、この基礎底10上に上記床材11が概ね
2m程度の厚み(深さ)に設けられる。但し、この床材
11の厚み(深さ)Dは、牛あるいは馬の場合、1〜
2.5m程度が実施する上で実施可能な深さとなる。こ
の深さは、飼育設備が配置される地域(寒冷地あるいは
温暖地等のような地域)の気候、家畜の糞尿量、あるい
は一頭当たりの平面積等によって適宜選択されるもの
で、一般に、寒冷地になるほど深く、家畜の糞尿量が多
くなるほど、また一頭当たりの面積が狭くなる程深くな
る。
【0032】また、この実施例では、上記基礎底10内
に、基端が加熱機を備えた送風機に接続されているエア
ーレーション用のパイプ9が配設されている。
【0033】ところで、上記床材11は、当初、おが
屑、藁、籾殻、枝木、木皮、木材チップ、バーク、ダク
ト、紙屑等の炭素質基材に、活性混合微生物((株)福永
微生物研究所(所在地 兵庫県姫路市船津町2705番
地)において入手)を、 400g/3.3m2 の割合で混入
し、水分を湿度70%になるよう調整したものから構成
される。
【0034】そして、上記活性混合微生物は、おが屑、
藁、籾殻、枝木、木皮、木材チップ、バーク、ダクト、
紙屑などの炭素質に富んだ資材を炭素源にできる好気性
土壌微生物を含む混合微生物であり、有機廃棄物を構成
する資材に対して優れた分解・資化性能を呈する。
【0035】しかして、上述のように構成された大型家
畜用飼育設備(この実施例では肉牛の牛舎)は、大型家
畜(この実施例では肉牛)の飼育に関して以下のように
運用される。以下、この設備の作用について説明する。
【0036】即ち、予め、図1,図2に図示するよう
に、牛舎の飼育空間1,2のコンクリート製の基礎底1
0上には、おが屑、藁、籾殻、枝木、木皮、木材チッ
プ、バーク、ダクト、紙屑等あるいはこれらの中から選
択された混合物(炭素源)に活性混合微生物が添加され
且つ水分が70%程度に調整された床材11が約2mの
厚さで敷設されている。従って、床材11の内部では、
微生物の活動によって生じる醗酵熱によって、温度およ
び湿度が活性混合微生物の活動に最適な状態となってい
る。具体的には、温度的には、40℃程度、湿度的には
70%程度となっている。この結果、床材11内部で
は、上記活性混合微生物による上記おが屑等の炭素源の
資化・分解が活発に促進される。
【0037】このような床材11の上に、第1と第2の
飼育空間1Aと2Aからなる6m×6mの平面積当た
り、つまり36m2 当たり、5〜6頭の肉牛が飼育され
る。
【0038】この飼育において、家畜は、床材11の上
で運動するとともに、その上で排泄するため、床材11
の中には糞尿が飛散し、床材11中にしみ込むが、上述
のように、内部において活性混合微生物が活発に分解処
理しているため、糞尿の臭いは勿論のこと、有毒ガス等
の悪臭等は全くなく、蛆等も発生しない。従って、床材
11表面にもハエ等もいない状態となる。また、床材1
1が上述のように、2mの厚さを具備し、36m2 当た
り5〜6頭の肉牛が飼育されているため、糞尿の量と床
材11の吸収体積の関係からも、床材11から下方に糞
尿の液分が漏洩することもない。特に、この実施例で
は、コンクリートによって基礎底10を形成しているた
め、土壌の汚染は完璧に防止できる。
【0039】上記床材11は、後述する切り返し作業
と、適宜間隔で水の散布がおこなわれ、上記醗酵熱を勘
案して、床材11内部で、湿度が70%程度で、温度が
概ね40℃となるよう、湿度と温度の調整がおこなわれ
る。
【0040】そして、北海道あるいは東北地方の冬季に
は、上述したエアーレーションパイプ9から温風を床材
11内に送風することによって、冬季にも温度が概ね4
0℃となるように配慮する。
【0041】上述のように、床材11上で肉牛が飼育さ
れると、床材11上には糞尿が撒かれた状態となり、床
材11中には糞尿の液分が浸透し、内部において醗酵分
解が促進されるとともに、表面あるいはその近傍では固
形化する。
【0042】その状態において、概ね1週間に1回程度
の割合で、上記切り返し機械Mが、上記走行レール8を
走行して、床材11を上記底面10上から表面50まで
の間を切り返し、表面にある床材11と底部にある床材
11を均等に切り返し、床材11全体で上記醗酵分解が
おこなわれるようにする。
【0043】この際、図1の最方の1組の飼育ライン
1,2の上端部に示すように、上記仕切り部材4Cを揺
動させて、その飼育ライン内で各飼育空間1A〜1An
毎に区画するとともに、仕切り部材4A及び4Bをヒン
ジ部材を中心に揺動させて、牛を、切り返し作業をおこ
なわない側の飼育ライン(図1では、飼育ライン1)側
の飼育空間内に一時的に追い込む。
【0044】上記家畜の追い込み作業は、導き込もうと
する空間内あるいは空間側に餌を載置し、上記仕切り部
材の揺動動作を利用することによっておこなうと、効果
的におこなうことができる。従って、1人の作業者によ
っておこなうこともできる。
【0045】このように、一つの飼育ラインを順番に、
例えば、図1において、まず、左方の組の飼育ライン
1,2において、第2の飼育ライン2から、その左方に
隣接する第1の飼育ライン1へ、次に逆に該第1の飼育
ライン1からもとの第2の飼育ライン2へ、順次牛を隣
接する飼育ラインの飼育空間内に移して、空いた飼育ラ
インにおいて以下に述べる切り返し作業をおこなうこと
ができる。
【0046】上述のように、仕切り部材を揺動させるこ
とによって、飼育ラインを一つの空間(図1の最右方の
ラインの上部から下方の部位の状態を参照)にして、そ
の飼育ラインの上方両側の走行レール8上に、上記切り
返し機械Mが位置するように、図示しないトラバーサに
よって、該切り返し機械Mの待機ポジョンから搬送して
来て、この飼育ラインを形成する各飼育空間1あるいは
2の床材11の表面50から底部10まで切り返す。こ
の切り返し作業に要する人手は、切り返し機械Mの操作
員1人で充分である。この切り返し作業中に、新たな炭
素源を追加するとともに、活性混合微生物を 400g/3.3
m2 程度新たに混入する。また、この際、必要に応じて
床材11の湿度が70%程度になるよう水分調整をおこ
なう。
【0047】上記新たな炭素源を追加するのは、上述の
如く醗酵分解が進み敷かれている炭素源がタンパク化し
たものを肥料として設備外に搬出して減少した分を、補
充するためである。
【0048】この切り返し作業は、一つの飼育空間1当
たり概ね30〜60秒程度で、この実施例のように、1
飼育ラインが10飼育空間で形成されている場合には、
5〜10分程度で終了してしまう。
【0049】このように、図1において、右方の組の飼
育ライン1,2についても、順次切り返し作業を実施す
ることができる。
【0050】切り返し作業が終了すると、上記仕切り部
材4A,4Bを、それぞれの飼育ライン1,2を仕切る
状態から、各飼育ライン内において隣接する飼育空間を
仕切る状態になるようヒンジ部材を中心に揺動させ、第
1の飼育空間1Aと第2の飼育空間2Aが一体の空間と
なった6m×6mの空間を形成し、この空間で5〜6頭
の肉牛を飼育する。
【0051】上述のように、牛の各空間への追い込みと
開放および切り返し作業が極めて短時間でおこなうこと
ができ、しかも牛の排泄物の処理を全くおこなう必要が
ないため、極めて省力化された状態で牛の飼育をおこな
うことができる。
【0052】具体的には、本実施例にかかる牛舎では、
3〜4人の作業者で、2000〜3000頭程度の肉牛
を飼育することが可能となる。
【0053】そして、その牛舎からは、全く糞尿(排泄
物)が排出されることはなく、悪臭及びハエの発生がな
いため、周囲の環境破壊をおこすことがない。
【0054】また、牛自体も、床が非常に清潔な状態
で、且つ牛の健康促進に寄与する活性混合微生物が醗酵
分解した床材上で飼育されるため、健康なストレスのな
い状態で成育してゆき、良質の肉牛となる。
【0055】また、牛舎の運営効率から言えば、飼育ラ
インは、切り返し作業のタイムサイクルに合わせて、何
組設けるか決定することが好ましい。
【0056】〔実施例2〕次に、図6,図7に基づい
て、牛が乳牛である場合の実施例について、説明する。
つまり、乳牛の場合には、一日に1〜2回の搾乳時間が
あるため、上述の実施例1のように、第1の飼育ライン
と第2の飼育ラインを対に設ける必要がない。即ち、図
6に図示するように、幅6mの長手方向に延びる一つの
飼育ライン100を形成しておき、単に隣接する組ある
いは外部と仕切る仕切り柵3A,3Bのみ飼育ライン1
00に沿ってその両側に形成しておけばよい。また、図
示しないが、この場合にも、飼育ラインに沿って所定の
面積(例えば、36m2 )毎に区画するための仕切り部
材を設けてもよく、この場合には、この仕切り部材は、
切り返し作業に邪魔にならないように、上述のように、
所定ピッチ(例えば、6mピッチ)で設けた柱部材に、
ヒンジ部材を介して、飼育ラインを区画する状態から飼
育ラインに沿った方向に揺動自在に取着しておけばよ
い。
【0057】切り返し作業は、この仕切り柵3A,3B
で区画された飼育ライン100の空間から、搾乳設備が
ある場所に連れ出された時間を利用して、おこなうよう
にする。特に、本発明のように、切り返し装置によっ
て、短時間でそれぞれの飼育ラインの切り返し作業が完
了するため、特に、切り返し作業の間収容する飼育空間
を別途設ける必要はない。放牧が行われる馬舎等の場合
にも、この図6,図7に図示するような同じ構成とな
る。
【0058】ところで、上記実施例では、家畜として牛
を例にとって、家畜飼育設備として牛舎を例にとって説
明したが、馬、羊、鹿等について同様に適用でき、同様
の効果を得ることができる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、大型家畜飼育設備にお
いて、従来に比べて、画期的な省力化を図ることができ
るとともに、し尿の醗酵分解処理にヒータ等の熱源を必
要とすることがない点において省エネルギー化が図れ
る。
【0060】また、糞尿(排泄物)の設備外への搬出
(排出)が一切ないため、家畜飼育設備およびその周辺
の土壌汚染を起こすことはない。
【0061】また、家畜を飼育する飼育空間の床材を使
用後に有機肥料として利用できるため、地球規模のリサ
イクルを達成することができる点で、従来にない画期的
な家畜飼育設備となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる家畜飼育設備の実施例として
の肉牛の牛舎の配置構成を示す平面図である。
【図2】 図1に示す牛舎のI−I矢視方向から見た斜
視図で、床材を表すため床部分を断面した図である。
【図3】 天井から吊持される走行レールを示す部分拡
大図である。
【図4】 図1に示す牛舎の走行レール上を走行し切り
返し作業をおこなう切り返し機械を示す拡大した側面図
である。
【図5】 図4に示し切り返し機械の概略の構成を示す
一部省略した正面図である。
【図6】 図1とは別の乳牛の牛舎の配置構成を示す平
面図である。
【図7】 図6に示す牛舎のII−II矢視方向から見た斜
視図で、床材を表すため床部分を断面した図である。
【図8】 図4,図5とは別の、横行機能を備えた切り
返し機械の実施例を示す概略正面図である。
【符号の説明】
100……飼育ライン 1A……飼育空間 2A……飼育空間 3A,3B……仕切り柵 8……走行レール 11……床材 M……切り返し機械

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床部に、おが屑、藁、籾殻、枝木、木
    皮、木材チップ、バーク、ダクト、紙屑等あるいはこれ
    らの中から選択された混合物からなる炭素質基材に、動
    物の排泄物の醗酵分解作用を有する活性混合微生物を含
    ませたものを床材として少なくとも1m以上の深さを有
    するよう敷設し、長手方向に延びる仕切り柵によって飼
    育空間となる飼育ラインを区画形成するとともに、上記
    仕切り柵の上方空間の近傍にこれらの飼育ラインに沿っ
    て走行レールを天井から吊持して設け、この走行レール
    上に移動自在に、上記敷設した床材を攪拌する切り返し
    機械を配置したことを特徴とする牛,馬レベルの大きさ
    の大型家畜用飼育設備。
  2. 【請求項2】 床部に、おが屑、藁、籾殻、枝木、木
    皮、木材チップ、バーク、ダクト、紙屑等あるいはこれ
    らの中から選択された混合物からなる炭素質基材に、動
    物の排泄物の醗酵分解作用を有する活性混合微生物を含
    ませたものを床材として少なくとも1m以上の深さを有
    するよう敷設し、平面視において、仕切り部材によって
    飼育する家畜の大きさに合った寸法の矩形に区画された
    飼育空間を、複数連設して第1の飼育ラインを形成する
    とともに、この第1の飼育ラインに隣接して、同様に仕
    切り部材よって各区画してなる飼育空間を複数連設して
    第2の飼育ラインを形成し、上記第1の飼育ラインの仕
    切り部材を、第1の飼育ラインの各飼育空間と該各飼育
    空間に続けて形成された第2の飼育ラインの対応する各
    飼育空間とのそれぞれの境界の一端に配置した柱部材に
    ヒンジ部材を介して取着することによって、第1の飼育
    ライン内の隣接する飼育空間を仕切る状態から、第1の
    飼育ラインと第2の飼育ラインとを仕切る状態まで、揺
    動自在に設けるととも、上記第2の飼育ラインの仕切り
    部材を、上記柱部材にヒンジ部材を介して取着すること
    によって、第2の飼育ライン内の隣接する飼育空間を仕
    切る状態から、第2の飼育ラインと第1の飼育ラインと
    を仕切る状態まで、垂直軸を中心に揺動自在に設け、上
    記第1と第2の各飼育ラインが互いに隣接する側とは反
    対側の各飼育ライン側にそれぞれ柵を各飼育ラインに沿
    って形成するとともに、このそれぞれの柵の上方空間の
    近傍にこれらの飼育ラインに沿うよう走行レールを天井
    から吊持して設け、この走行レール上に移動自在に、上
    記敷設した床材を攪拌する切り返し機械を配置したこと
    を特徴とする牛,馬レベルの大きさの大型家畜用飼育設
    備。
  3. 【請求項3】 前記床材の底方にコンクリート製の床面
    を形成し、この床面に床材に向けて空気を供給するエア
    ーレーションパイプを配設したことを特徴とする請求項
    1又は2記載の大型家畜用飼育設備。
  4. 【請求項4】 前記大型家畜が牛である場合、一頭当た
    りの飼育空間が概ね5.5〜8m2 であることを特徴と
    する請求項1又は2記載の大型家畜用飼育設備。
  5. 【請求項5】 前記床材の深さを、一頭当たりの飼育空
    間の広さに反比例して深くすることを特徴とする請求項
    4記載の大型家畜用飼育設備。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004107854A1 (ja) * 2003-06-09 2004-12-16 Japan Applied Microbiology Research Institute Ltd 家畜の飼育床、および家畜の飼育方法
KR100692181B1 (ko) 2005-06-04 2007-03-09 유성열 축분 발효축사
CN101953309A (zh) * 2010-09-16 2011-01-26 四川省杨森乳业有限责任公司 一种利用微生态发酵床饲养奶牛的方法
CN103444556A (zh) * 2013-08-17 2013-12-18 东瑞食品集团有限公司 一种高床发酵型养猪系统
CN104737927A (zh) * 2013-12-27 2015-07-01 中国农业科学院农业环境与可持续发展研究所 养殖污染控制用发酵系统和养殖场

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