JPH11346472A - ノイズフィルタ - Google Patents

ノイズフィルタ

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JPH11346472A
JPH11346472A JP10152424A JP15242498A JPH11346472A JP H11346472 A JPH11346472 A JP H11346472A JP 10152424 A JP10152424 A JP 10152424A JP 15242498 A JP15242498 A JP 15242498A JP H11346472 A JPH11346472 A JP H11346472A
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JP
Japan
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conductor
noise filter
line
common mode
choke coil
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JP10152424A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Terada
啓 寺田
Shizusato Tamura
靜里 田村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コモンモードチョークコイルの巻線に起因す
る浮遊静電容量を逆にラインバイパスコンデンサとして
利用することにより、フィルタの減衰特性を向上させ
る。 【解決手段】 インバータ装置等電気機器の交流電源ラ
イン若しくは入力電流平滑後の直流ラインに挿入され、
複数のチョークコイルL1、L2、コンデンサなどで構
成されるノイズフィルタにおいて、チョークコイル各々
の間の少なくとも一つにチョークコイルとの間で浮遊静
電容量を発生させる導電体Bを配置し、導電体をアース
電位に接続するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インバータ装置
等電気機器の交流電源ライン若しくは入力電流平滑後の
直流ラインに挿入されるノイズフィルタの減衰特性に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のノイズフィルタとして、図6に、
特開平1−160357号公報に開示されたラインフィ
ルタを示す。図において、フィルタは、一対の電源ライ
ン間に接続された2段のアクロスザラインコンデンサC
X0、CX1と、電源ラインに直列に接続された2段の
コモンモードチョークコイルL1、L2と、一対の電源
ライン各々とアース電位とを接続する2段のラインバイ
パスコンデンサCY1、CY2を有するものであり、そ
れぞれの素子が入力側より順にCX0、L1、CX1、
CY1、L2、CY2の順に接続されている。
【0003】アクロスザラインコンデンサCX0,CX
1はノーマルモードノイズを低減する。コモンモードチ
ョークコイルL1、L2及びラインバイパスコンデンサ
CY1、CY2は主にコモンモードノイズを低減する。
ここで、ノーマルモードノイズは2本の交流電源ライン
の線間に流れるものであり、コモンモードノイズは交流
電源ラインの2線に同相で流れアースを通じて戻ってく
るものである。
【0004】次にノイズフィルタの実装状態を説明する
例として図7を示す。図中、プリント配線基板Aとコモ
ンモードチョークコイルL1,L2のみ表示し、残りの
部品は省略している。プリント配線基板Aはプリント配
線パターンを有するものであり、ノイズフィルタの部品
を装着するものである。コモンモードチョークコイルL
1,L2はコアに一対の電源ラインを、一対の電源ライ
ンを往復する電流によって誘起される磁束が互いに打ち
消し合う極性となるような方向に、巻いたものである。
【0005】従来のノイズフィルタは、上記の様に構成
され、コモンモードノイズはコモンモードチョークコイ
ルL1、L2のインダクタンスに依る大インピーダンス
作用及びラインバイパスコンデンサCY1、CY2の小
インピーダンス作用により低減され、ノーマルモードノ
イズは、コモンモードチョークコイルの漏れインダクタ
ンスによる大インピーダンス作用及びアクロスザライン
コンデンサCX0、CX1の小インピーダンス作用によ
り低減されるものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ノ
イズフィルタには以下に示すような課題があった。コモ
ンモードチョークコイルL1、L2は小型化の為に、近
接して配置される。その結果、前記コモンモードチョー
クコイルL1、L2の間には、少なからず浮遊静電容量
が存在し、等価回路的には図8のように表現することが
できる。この浮遊静電容量CS、CS■は2個のコモン
モードチョークコイルL1,L2をバイパスする為、コ
モンモードチョークコイルのインダクタンスに依るノイ
ズ低減効果を阻害する様に作用し、結果としてノイズフ
ィルタの減衰特性を悪化させる。従来、ノイズフィルタ
の減衰特性についてはあまり詳細な解析を行っておらず
主にカット&トライによって対処してきたことから、特
性劣化の原因が何であるのか見極められていなかった。
【0007】この発明は、上記の課題を解消するために
なされたもので、ノイズフィルタの減衰特性を悪化させ
る要因となるチョークコイルの巻線に起因する浮遊静電
容量を逆にラインバイパスコンデンサとして利用するこ
とにより、フィルタの減衰特性を向上させることを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に関わるノイズ
フィルタは、インバータ装置等電気機器の交流電源ライ
ン若しくは入力電流平滑後の直流ラインに挿入され、チ
ョークコイル、コンデンサなどで構成されるノイズフィ
ルタにおいて、前記チョークコイルとの間で浮遊静電容
量を発生させる導電体を有し、前記導電体をアース電位
に接続するものである。
【0009】また、インバータ装置等電気機器の交流電
源ライン若しくは入力電流平滑後の直流ラインに挿入さ
れ、複数のチョークコイル、コンデンサなどで構成され
るノイズフィルタにおいて、前記チョークコイル各々の
間の少なくとも一つに前記チョークコイルとの間で浮遊
静電容量を発生させる導電体を配置し、前記導電体をア
ース電位に接続するものである。
【0010】また、インバータ装置等電気機器の交流電
源ライン若しくは入力電流平滑後の直流ラインに挿入さ
れ、複数のチョークコイル、コンデンサなどで構成され
るノイズフィルタにおいて、前記チョークコイルの少な
くとも1個のチョークコイルを前記チョークコイルとの
間で浮遊静電容量を発生させる導電体で覆い、前記導電
体をアース電位に接続するものである。
【0011】また、インバータ装置等電気機器の交流電
源ライン若しくは入力電流平滑後の直流ラインに挿入さ
れ、複数のチョークコイル、コンデンサなどで構成され
るノイズフィルタにおいて、前記チョークコイル各々の
間の少なくとも一つに配置され、周囲又は内部に前記チ
ョークコイルとの間で浮遊静電容量を発生させる導電体
を有し、前記導電体をアース電位に接続するコンデンサ
を備えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて図を参照して詳細に説明する。なお、この発明の
実施の形態について上述の従来例と同一の構成部分は、
上述の従来例に付した符号と同一の符号を付してその説
明を省略する。
【0013】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1によるノイズフィルタを模式的に示す斜視図であ
る。また、図2は、この発明の実施の形態によるノイズ
フィルタの動作を説明するための等価回路図である。図
において、プリント配線基板A上にはコモンモードチョ
ークコイルL1,L2及び導電体Bが配置されている。
プリント配線基板A及びコモンモードチョークコイルL
1、L2は図7の従来のノイズフィルタの示すものと同
じものであり、従来のノイズフィルタとの相違点は導電
体Bが2個のコモンモードチョークコイルL1,L2の
間に挿入されていることである。前記導電体Bはプリン
ト配線基板Aのアースパターン若しくはシャシー等のア
ース電位に接続される。また前記導電体Bは、導電性を
持つ材料であれば任意のものを使用することが可能であ
る。なお、前記導電体Bは二つのコモンモードチョーク
コイル間に存在する浮遊静電容量による結合は分断され
る程度に所定の面積を必要とする。
【0014】このように構成されたノイズフィルタの動
作を次に説明する。コモンモードチョークコイルL1、
L2間に導電体Bを挿入することにより、二つのコモン
モードチョークコイル間に存在する浮遊静電容量による
結合は分断され、代わりに各コモンモードチョークコイ
ルと導電体Bとの間に浮遊静電容量が発生する。前記導
電体Bはアース電位に接続されることからコモンモード
チョークコイルと導電体との間の浮遊静電容量はライン
バイパスコンデンサの役目を果たすことになる。この浮
遊容量は図2に示すようにコモンモードチョークコイル
のインダクタンスに対して分布して多段に存在している
為、その結果、フィルタはコモンモードチョークコイル
のインダクタンスとラインバイパスコンデンサの静電容
量との分布定数による多段型LCフィルタを形成する。
【0015】図2において、アクロスザラインコンデン
サCX0、CX1、ラインバイパスコンデンサCY1,
CY2は図6の従来のノイズフィルタに示すものと同じ
ものである。従来のノイズフィルタとの相違点を述べる
と、導電体を挿入したことにより得られるラインバイパ
スコンデンサCS11〜CS1n、CS11■〜CS1
n■、 CS21〜CS2m、CS21■〜CS2m■
とコモンモードチョークコイルL1〜Ln、L1■〜L
n■,L21〜L2m、L21■〜L2m■による多段
型LCフィルタが形成されていることである。
【0016】多段型LCフィルタは、LCが分布して存在
することにより、段数の少ないフィルタのように寄生イ
ンピーダンスによってLCの特性が急激に悪化させられ
るという現象が起こりにくく高周波までフィルタの減衰
特性を持続させることができる。つまりフィルタの減衰
特性を悪化させる浮遊静電容量が無くなること、及びそ
の浮遊静電容量がラインバイパスコンデンサとして作用
して多段型LCフィルタを形成することの二つの理由によ
り、フィルタの減衰特性は飛躍的に向上する。
【0017】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2によるノイズフィルタを模式的に示す斜視図であ
る。この実施の形態2はコモンモードチョークコイルの
間に導電体を挿入する代わりに、少なくとも1個のコモ
ンモードチョークコイルを導電体Cで覆ったものであ
る。プリント配線基板A及びコモンモードチョークコイ
ルL1,L2は図7の従来のノイズフィルタに示すもの
と同じものであり、従来のノイズフィルタとの相違点は
2個のコモンモードチョークコイルの少なくとも一方が
導電体Cで覆われていることである。前記導電体Cはプ
リント配線基板Aのアースパターン若しくはシャシー等
のアース電位に接続されるものであり、極力隙間無くコ
モンモードチョークコイルを覆うことが望ましい。な
お、この発明の実施の形態2によるノイズフィルタも等
価回路としては図2と同様になる。
【0018】この実施の形態2は実施の形態1に比べ、
空間を要しない為、配置的に有利である。更にフィルタ
が単体ではシャシーを持たない場合には、実施の形態1
に比較して大きな効果が得られる。また前記導電体C
は、実施の形態1における導電体B同様、導電性を持つ
材料であれば任意のものを使用することが可能である。
【0019】この実施の形態2によるノイズフィルタの
動作は実施の形態1によるものと同じく、フィルタの減
衰特性を悪化させる浮遊静電容量が無くなり、且つその
浮遊静電容量がラインバイパスコンデンサとして作用し
て分布定数型フィルタを形成することで、フィルタの減
衰特性は飛躍的に向上する。
【0020】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3によるノイズフィルタを模式的に示す斜視図であ
る。この実施の形態3はコモンモードチョークコイルの
間に挿入する導電体について、周囲又は内部等に広面積
な導電体Eを有し、且つ前記導電体Eをアース電位に接
続することの可能なコンデンサDを使用したものであ
る。プリント配線基板A及びコモンモードチョークコイ
ルL1,L2は図7の従来のノイズフィルタに示すもの
と同じものであり、従来のノイズフィルタとの相違点は
2個のコモンモードチョークコイルL1、L2間に、周
囲又は内部等に導電体Eを有するコンデンサDを配置し
ていることである。前記導電体Eは広面積を有し且つプ
リント配線基板Aのアースパターン若しくはシャシー等
のアース電位に接続される。なお、この発明の実施の形
態3によるノイズフィルタも等価回路としては図2と同
様になる。
【0021】また、前記導電体Eは、実施の形態1にお
ける導電体B同様、導電性を持つ材料であれば任意のも
のを使用することが可能である。前記コンデンサDはノ
イズフィルタを構成するアクロスザラインコンデンサC
X0、CX1、ラインバイパスコンデンサCY1、CY
2のいづれかを利用することが可能である。ノイズフィ
ルタにはアクロスザラインコンデンサやラインバイパス
コンデンサなどコンデンサが部品として用いられること
が一般的であり、この実施の形態3はそれらコンデンサ
を利用することにより、実施の形態1に比べて省スペー
スが可能であり、また予め導電性材料をコンデンサに付
随させておくことにより、作業性の面で有利になる。
【0022】この実施の形態3によるノイズフィルタの
動作は実施の形態1によるものと同じく、フィルタの減
衰特性を悪化させる浮遊静電容量が無くなり、且つその
浮遊静電容量がラインバイパスコンデンサとして作用し
て分布定数型フィルタを形成することで、フィルタの減
衰特性は飛躍的に向上する。
【0023】すなわち、図5はノイズフィルタのノイズ
減衰特性を示すもので、横軸は周波数、縦軸はGain
(ノイズ減衰量)を示しており、Gainは値が小さい
ほどノイズ減衰量が大きい。図において波線は従来のノ
イズフィルタにおけるノイズ減衰特性を示し、実線はこ
の発明の実施の形態によるノイズフィルタを用いた場合
のノイズ減衰特性を示す。図からわかるように、従来の
ノイズフィルタと比較してこの発明によるノイズフィル
タのノイズ減衰特性が飛躍的に向上することが確認でき
る。
【0024】この発明は、上述の実施の形態に限定され
る物でなく例えば次の変形が可能なものである。この発
明の実施の形態によるノイズフィルタは単相回路を用い
て説明を行ったが三相回路についても同様に有効であ
る。また、この発明の実施の形態によるノイズフィルタ
は2個のコモンモードチョークコイルを有する場合にに
より説明したがコモンモードチョークコイルが3個以上
の場合も各コモンモードチョークコイル間に少なくとも
1個の導電体を配置することで同様に有効である。ま
た、コモンモードチョークコイルが1個の場合について
も同様に有効である。また、この発明の実施の形態によ
るノイズフィルタはプリント配線基板上に実装されたノ
イズフィルタについて説明を行ったが、プリント配線基
板を使用しないノイズフィルタについても同様に有効で
ある。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、イン
バータ装置等電気機器の交流電源ライン若しくは入力電
流平滑後の直流ラインに挿入され、チョークコイル、コ
ンデンサなどで構成されるノイズフィルタにおいて、チ
ョークコイルとの間で浮遊静電容量を発生させる導電体
を有し、導電体をアース電位に接続することにより、フ
ィルタのノイズ減衰特性が飛躍的に向上する効果があ
る。
【0026】また、インバータ装置等電気機器の交流電
源ライン若しくは入力電流平滑後の直流ラインに挿入さ
れ、複数のチョークコイル、コンデンサなどで構成され
るノイズフィルタにおいて、チョークコイル各々の間の
少なくとも一つにチョークコイルとの間で浮遊静電容量
を発生させる導電体を配置し、導電体をアース電位に接
続することにより、フィルタのノイズ減衰特性が飛躍的
に向上する効果がある。
【0027】また、インバータ装置等電気機器の交流電
源ライン若しくは入力電流平滑後の直流ラインに挿入さ
れ、複数のチョークコイル、コンデンサなどで構成され
るノイズフィルタにおいて、チョークコイルの少なくと
も1個のチョークコイルをチョークコイルとの間で浮遊
静電容量を発生させる導電体で覆い、導電体をアース電
位に接続することにより、フィルタのノイズ減衰特性が
飛躍的に向上するとともに、比較的空間を要しない為、
配置的に有利である。
【0028】また、インバータ装置等電気機器の交流電
源ライン若しくは入力電流平滑後の直流ラインに挿入さ
れ、複数のチョークコイル、コンデンサなどで構成され
るノイズフィルタにおいて、チョークコイル各々の間の
少なくとも一つに配置され、周囲又は内部にチョークコ
イルとの間で浮遊静電容量を発生させる導電体を有し、
導電体をアース電位に接続するコンデンサを備えたこと
により、フィルタのノイズ減衰特性が飛躍的に向上する
とともに、省スペースが可能であり、また予め導電性材
料をコンデンサに付随させておくことにより、作業性の
面で有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるノイズフィル
タを模式的に示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態によるノイズフィルタ
の動作を説明するための等価回路図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるノイズフィル
タを模式的に示す斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるノイズフィル
タを模式的に示す斜視図である。
【図5】 ノイズフィルタのノイズ減衰特性を示す特性
図である。
【図6】 従来のノイズフィルタを示す回路図である。
【図7】 従来のノイズフィルタを模式的に示す斜視図
である。
【図8】 従来のノイズフィルタの動作を説明するため
の等価回路図である。
【符号の説明】
A プリント配線基板、B 導電体、C 導電体、D
コンデンサ、E 導電体、CX0 アクロスザラインコ
ンデンサ、CX1 アクロスザラインコンデンサ、L1
コモンモードチョークコイル、L2 コモンモードチ
ョークコイル、CY1 ラインバイパスコンデンサ、C
Y2 ラインバイパスコンデンサ、CS、CS■ コモ
ンモードチョークコイル間の浮遊静電容量、CS11〜
CS1n、CS11■〜CS1n■ 分布静電容量、C
S21〜CS2m、CS21■〜CS2m■ 分布静電
容量、L11〜L1n、L11■〜L1n■ L1の分
布インダクタンス、L21〜L2m、L21■〜L2m
■ L2の分布インダクタンス。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータ装置等電気機器の交流電源ラ
    イン若しくは入力電流平滑後の直流ラインに挿入され、
    チョークコイル、コンデンサなどで構成されるノイズフ
    ィルタにおいて、前記チョークコイルとの間で浮遊静電
    容量を発生させる導電体を有し、前記導電体をアース電
    位に接続することを特徴とするノイズフィルタ。
  2. 【請求項2】 インバータ装置等電気機器の交流電源ラ
    イン若しくは入力電流平滑後の直流ラインに挿入され、
    複数のチョークコイル、コンデンサなどで構成されるノ
    イズフィルタにおいて、前記チョークコイル各々の間の
    少なくとも一つに前記チョークコイルとの間で浮遊静電
    容量を発生させる導電体を配置し、前記導電体をアース
    電位に接続することを特徴とするノイズフィルタ。
  3. 【請求項3】 インバータ装置等電気機器の交流電源ラ
    イン若しくは入力電流平滑後の直流ラインに挿入され、
    複数のチョークコイル、コンデンサなどで構成されるノ
    イズフィルタにおいて、前記チョークコイルの少なくと
    も1個のチョークコイルを前記チョークコイルとの間で
    浮遊静電容量を発生させる導電体で覆い、前記導電体を
    アース電位に接続することを特徴とするノイズフィル
    タ。
  4. 【請求項4】 インバータ装置等電気機器の交流電源ラ
    イン若しくは入力電流平滑後の直流ラインに挿入され、
    複数のチョークコイル、コンデンサなどで構成されるノ
    イズフィルタにおいて、前記チョークコイル各々の間の
    少なくとも一つに配置され、周囲又は内部に前記チョー
    クコイルとの間で浮遊静電容量を発生させる導電体を有
    し、前記導電体をアース電位に接続するコンデンサを備
    えたことを特徴とするノイズフィルタ。
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