JPH11346191A - 光伝送システムの信号光波長の設定方法 - Google Patents

光伝送システムの信号光波長の設定方法

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JPH11346191A
JPH11346191A JP10305754A JP30575498A JPH11346191A JP H11346191 A JPH11346191 A JP H11346191A JP 10305754 A JP10305754 A JP 10305754A JP 30575498 A JP30575498 A JP 30575498A JP H11346191 A JPH11346191 A JP H11346191A
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    • H04B2210/00Indexing scheme relating to optical transmission systems
    • H04B2210/25Distortion or dispersion compensation
    • H04B2210/252Distortion or dispersion compensation after the transmission line, i.e. post-compensation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2210/00Indexing scheme relating to optical transmission systems
    • H04B2210/25Distortion or dispersion compensation
    • H04B2210/254Distortion or dispersion compensation before the transmission line, i.e. pre-compensation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光伝送システムにおける信号光波長を最適に
設定する。 【解決手段】 運用開始前において分散モニタ62で特
定周波数成分の強度を測定しながら広い範囲にわたって
波長可変光源50の波長を掃引して、最適波長を決定す
る。運用開始後は最適波長を含む狭い範囲で波長を掃引
して決定された波長で最適波長を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】現在基幹系光通信において1
0Gb/s光伝送システムが実用化段階にあるが、近年の
インターネットに代表される情報通信の活発化による急
激な情報量の増加に伴い、更なる大容量化が望まれてい
る。その方法の一つに、時分割多重(光時分割多重を含
む)による伝送速度のアップグレードがあり、10Gb/
sの次世代方式として、40Gb/sシステムの研究開発
が国内外で活発になってきている。
【0002】本発明は、光伝送システムの信号光波長を
最適値に設定する方法、特に、超高速時分割多重光伝送
システムにおいて、中継区間ごとに異なり、また温度等
の外部環境によって経時的にも変化する伝送路の波長分
散に対し、送信側に波長可変レーザを用い、システム開
始時およびシステム運用時に伝送路の波長分散値が最小
(零)になるように、信号光波長を最適値に設定するシ
ステムに関する。
【0003】
【従来の技術】40Gb/sシステムにおける伝送距離を
制限する要因の一つに、光ファイバ伝送路の波長分散が
ある。波長分散耐力はビットレートの二乗に反比例する
ために、10Gb/sでは約800ps/nmなのに対し、4
0Gb/sでは1/16の約50ps/nmと厳しくなる。4
0Gb/s光時分割多重(OTDM)方式における、1.
3μm零分散シングルモードファイバ(SMF)50km
(波長分散値=18.6ps/nm/km、総分散値=930
ps/nm)による伝送実験の結果によれば(G.Ishikawa e
t al., ECOC '96 ThC. 3.3)、パワーペナルティ1dB以
下を基準としたときの分散補償トレランスは30ps/nm
である。つまり、40Gb/sシステムにおいては、伝送
路の総分散値を30ps/nm以内に、極めて厳密に管理し
なければならない。
【0004】また、光ファイバ伝送路の波長分散値は、
温度や圧力等の敷設環境の変化に伴い、経時的に変化す
る。例えば、−50〜100℃の温度変化がある場合の
1.55μm帯分散シフトファイバ(DSF)100km
の分散変化量を以下の式により見積もると32ps/nmと
なる。 〔分散変化量〕=〔零分散波長の温度依存性〕×〔温度変化〕 ×〔分散スロープ〕×〔伝送距離〕 =0.03(nm/℃)×150 (℃)×0.07(ps/nm2 /km) ×100 (km) =31.5ps/nm これは分散トレランス30ps/nmとほぼ同等の値であ
り、システム設計上、十分に考慮しなければならない値
である。なぜなら、システム運用開始時に−50℃で波
長分散値を零に設定できたとしても、システム運用中に
30℃以上になると、ペナルティ1dBの基準を満たさな
くなる。
【0005】以上の考察により、40Gb/s以上の超高
速光伝送システムを実現するには、(i)システム運用
開始時に波長分散値が最小(零)になるように信号光波
長を設定し、(ii)システム運用中にも伝送路分散値の
経時変化に対応して、波長分散値が最小になるように信
号光波長を制御する、「信号光波長最適化システム」の
構築が必要であることがわかる。この信号光波長最適化
システムは、波長分散値が小さい1.55μm帯分散シ
フトファイバ(DSF)伝送路だけでなく、分散補償技
術を併用した1.3μm零分散シングルモードファイバ
(SMF)伝送路を用いたシステムにおいても必要とさ
れる。
【0006】光ファイバの波長分散値の測定法として、
複数の異なる波長の光を光ファイバに入力し、出力光間
の群遅延差や位相差を測定するパルス法や位相法が従来
より用いられている。しかし、これらの方法を用いて、
システム運用中に常時分散測定を行うためには、各中継
区間ごとに一組の波長分散測定器が必要となる。さら
に、データ信号光の伝送を中断しないで分散量測定を行
うためには、データ信号光とは異なる波長の測定光を波
長多重する必要がある。このようにパルス法や位相法を
光伝送装置の中に組み込むことは、サイズおよび経済性
の面から現実的ではない。さらに信号光波長と異なる波
長を用いる場合、測定光波長での測定値から信号光波長
での分散値を推測するというプロセスを挟むため、厳密
性に欠けるおそれがある。そのため、信号光から直接波
長分散値を読み取れる方法が望ましい。
【0007】この方法として、本願発明者は既に特願平
9−224056号「波長分散制御のための方法と装置
及び分散量検出方法」に、NRZ信号およびOTDM信
号に対するベースバンドスペクトル中の40GHz 成分強
度の総分散量依存性を利用した方法を記載している。具
体的には、総分散量が零のときに40GHz 成分強度が極
小になり、そのときアイ開口度が最大になることを利用
している。特願平9−224056号では、総分散量を
零にするために可変分散補償器を用いている。波長可変
レーザを用いて信号光波長を変えることにより総分散量
を零にする方法にも言及しているが、その具体的な制御
方法までは触れていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、光伝送システムにおいて信号光波長を最適に設定
する方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光伝送
システムの信号光波長の設定方法であって、光伝送シス
テムの運用開始前において第1の波長幅にわたって信号
光波長を掃引し、該第1の波長幅にわたる掃引の結果に
基づいて波長の最適値を決定し、光伝送システムの運用
開始後において波長の最適値を中心として第1の波長幅
よりも狭い第2の波長幅にわたって波長を掃引し、該第
2の波長幅にわたる掃引の結果に基いて波長の最適値を
更新する各ステップを具備する方法が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】データ信号のビットレートが40
GHz のOTDM信号、RZ光信号、およびNRZ光信号
のベースバンドスペクトル中の40GHz 成分強度の総分
散依存性の計算機シミュレーションの結果をそれぞれ図
1〜3に示す。図1〜3には振幅方向のアイ開口度につ
いても示してある。入力光のパワーは平均で−5dBm 、
SMF長は50kmであり、SMFに直列に接続したDC
F(分散補償ファイバ)の分散量を変えることにより、
総分散量を変えた。
【0011】上記のOTDM信号とは図4に示すような
光変調器10から出力される光信号である。図4におい
て、LiNbO3 基板12にTiを熱拡散させて図4に
示すような光導波路14を形成し、その上に図4中にハ
ッチングで示す電極パターン16をAuで形成して、1
入力2出力光スイッチ18、独立な2系列の光変調器を
有するデータ変調部20、位相制御部22および光多重
部24が形成される。1入力2出力光スイッチ18の光
導波路に連続光を入力し、2つの電極に位相差が180
°の20GHz クロックを印加すると、図5の(a)
(b)欄に示す互いに逆相の2系統の20GHz 光クロッ
クが光スイッチ18から出力され、データ変調部20の
2つの光変調器へ入力される。2つの光変調器のそれぞ
れには20Gb/sのデータ信号が印加されて図5の
(c)(d)欄に示す2系列のRZ信号がデータ変調器
20から出力される。位相制御部22では2光波間の位
相差が180°になるように光波の位相が調節され、光
多重部24で合成される。2光波間の位相差が180°
であるので、図5の(e)欄に示すように1が連続する
ところでは裾部分が打ち消し合ってRZ信号に近い波形
になり、それ以外の隣接ビットの少なくとも一方が0に
なるところではNRZ信号の波形に近くなる。
【0012】図1〜3のシミュレーション結果から、次
のことがわかる。 (a)OTDM方式の場合:総分散量0ps/nmにおい
て、40GHz 成分強度が極小になり、アイ開口度が最大
になる。 (b)RZ方式(Duty比50%)の場合:総分散量
零のときに、40GHz 成分強度、アイ開口度ともに最大
となる。これは他のDuty比においても同様である。 (c)NRZ方式の場合:40GHz 成分強度が零になる
総分散量は周期的に存在するが、2つの最大値の間の極
小点は総分散量零で、そのときアイ開口度が最大にな
る。
【0013】一般に、光ファイバによる伝送において、
信号光波長と波長分散の関係はリニアであるから、図1
〜3の横軸を信号光波長に置き換えても同じグラフが得
られる。この場合に総分散量零の点は零分散波長に置き
換わる。これにより、40Gb/s伝送(線形伝送)にお
いて、零分散波長を含む範囲で信号光波長をスキャンし
ながら40GHz 成分強度を測定すれば、いずれの符号形
式の場合も、40GHz 成分強度(=モニタ信号強度)の
極小点(最小点)もしくは極大点(最大点)を用いて、
総分散が零となる波長を検出することができることがわ
かる。
【0014】図6の実験系で得られた、信号光波長に対
する40GHz 成分強度の関係(実験結果)を図7および
図8に示す。図6において、波長可変光源30(サンテ
ック社製波長可変LD光源TSL−210)の出力光が
前に説明した40GHz OTDM変調器32で変調され
光ポストアンプ34で増幅され、長さ100kmの分散シ
フトファイバ(DSF)36に送出される。DSF36
で伝送された光信号は光プリアンプ38で増幅され、通
過帯域幅3nmの波長可変光フィルタ40を経てフォトダ
イオード42で電気信号に変換される。電気信号は40
GHz の狭帯域フィルタ44を経てパワーメータ46へ入
力され、40GHz 成分強度が検出される。
【0015】図7は信号光波長を1535nmから157
0nmまで1nmおきに変化させ、それに光フィルタ40の
中心波長を連動させて変化させたとき(後述のスキャン
モードに相当)の結果を示す。また、図8は光フィルタ
40の中心波長を1551.6nmに固定したまま、信号
光波長のみを1550nmから1553nmまで0.1nmお
きに変化させたとき(後述のトラッキングモードに相
当)の結果を示す。図7の場合はλ0 に、図8の場合は
λ0 ′に信号光波長を設定すれば、波長分散値をほぼ零
にすることができる。なお、図8の2つのピークは光フ
ィルタ40の通過特性により生じたもので、図7の2つ
のピークとは意味が異なる。
【0016】実際の光伝送システムにおけるDSF伝送
路の零分散波長は長手方向に変動しており、中継距離も
区間ごとに全くの一定距離でないため、中継区間ごとに
総波長分散値が零になる信号光波長も異なる。そのた
め、まず、システム運用開始時に中継区間ごとに波長分
散値が最小(零)になるように信号光波長を設定するに
は、図7のように信号光を広範囲に掃引し、1546nm
と1561nmの極大値に挟まれた1552nmの極小値を
少なくとも1回は求める必要がある。(本発明において
この動作を「スキャンモード」と名付ける。) 次に、システム運用中に伝送路分散値の経時変化に対応
して、波長分散値が最小になるように信号光波長を制御
する場合は、スキャンモードで設定した波長から大きく
離れた波長にジャンプすることはなく、徐々に変化して
いくため、図8のように、比較的狭い波長範囲で掃引し
ながら、モニタ値が最小になる波長を追尾すればよい。
(本発明においてこの動作を「トラッキングモード」と
名付ける。) 図9に示すように、DSF36を恒温槽37に入れ、温
度を−35℃、+5℃、+62℃としたときの、40Gb
/s OTDM方式による、信号光波長に対する40GH
z 成分強度の関係を図10に示す。光フィルタ40の通
過帯域幅は5nmである。図10において、温度が上昇す
るにつれて、2つのピークに挟まれた極小値を示す波長
(波長分散値零の波長)が長波長側へシフトしていくこ
とがわかる。
【0017】以上のように、システム開始時にスキャン
モードで波長最適化を行った後、システム運用中はトラ
ッキングモードで最適波長を追尾することで、常時、波
長分散値が零になる信号光波長に設定することができ
る。図11は本発明の信号光波長設定方法が適用される
光伝送システムの一例を示す。送信側において、波長可
変光源50を有する光送信機52の出力は光ポストアン
プ54で増幅された後、光伝送路56へ送出される。受
信側において、光伝送路56から受信した光信号は光プ
リアンプ58で増幅された後、光受信機60へ入力され
る。光受信機60の入力の一部が分岐されて分散モニタ
62へ入力され、伝送路56の総分散量を表わす特性値
が測定される。分散モニタ62の測定結果はCPU64
へ入力される。前述したように、CPU64は運用開始
前においては、例えば1535〜1570nmといった広
い範囲で波長可変光源の波長を掃引し、その時の測定結
果に基いて最適波長を決定する。運用開始後には、決定
された最適波長を中心とする例えば0.6nmの幅で波長
可変光源の波長を掃引し、その時の測定結果に基いて最
適波長を決定し、決定された値で最適波長の値を更新す
る。運用開始後には所定の間隔で上記の掃引、決定、更
新の処理を繰り返すことにより信号光波長を常に最適値
に維持することができる。図12は光伝送路にさらに光
増幅中継器66が挿入された光増幅中継システムを示
す。
【0018】分散モニタ62における測定法の例として
は、前述のファイバ伝送後の光信号のベースバンドスペ
クトル中の特定の周波数成分強度(ビットレートと同じ
周波数成分強度を用いる方法)があるが、これに限定せ
ず、前述のパルス法や位相法の場合もあり得る。図11
の例では最適波長に設定するためにCPUを用いている
が、これは光受信装置内や光送信装置内に内蔵されてい
る場合や、パーソナルコンピュータのような独立したコ
ンピュータ機器の場合もあり得る。
【0019】フィードバック信号の転送方法としては、
一般に光伝送システムで用いられている監視信号(比較
的低速の電気信号)を用いる方法や、光ファイバ伝送路
を逆方向に伝送する方法(この場合、フィードバック信
号光波長と信号光波長を異なる波長(領域)に設定しな
ければならない可能性もある。)が考えられる。波長可
変光源50としては、前述のサンテック社製波長可変L
D光源TSL−210に内蔵された波長可変レーザダイ
オードの動作原理(外部共振器型波長可変LD光源)と
同一の動作原理のものが使用可能であるほか、図13に
示す3電極型の波長可変半導体レーザが使用可能であ
る。図13に示した波長可変半導体レーザはInGaA
sP/InPレーザ構成を有している。共通電極71と
電極72との間に活性層75を含むレーザ発振領域77
が形成され、共通電極71と電極73との間に波長微調
領域78が形成され、共通電極71と電極74との間に
回折格子76を含む波長粗調領域79が形成されてい
る。電極73に加える電流Ipと、電極74に加える電
流Idとを調整して発光波長を変化させ、電極72に加
える電流Iaによって光出力を制御することができる。
従って、CPU64から電流Ia,Ip,Idを制御す
ることにより、発光波長を制御し、且つ伝送情報に従っ
て変調した光信号を出力することができる。
【0020】図14はトラッキングモードにおいて信号
光波長を掃引する方法の例を示す。(a)欄は、155
1nmから1553nmまで0.2nmおきに、短波長側から
長波長側へ一方方向のみに波長を掃引する例を示す。逆
に長波長側から短波長側へ掃引する場合もあり得る。な
お、波長掃引範囲や波長間隔は特定しない。この手法に
おいては、1553nmから1551nmへジャンプする際
に、波長分散が大きく変化し、それに伴い、受信波形が
大きく変化する可能性がある。これにより、受信端での
タイミング抽出において、PLLのロックがはずれる等
の支障をきたす可能性もある。そのため、(b)欄に示
すように、1551nmと1553nmの間を折り返しなが
ら掃引する方法が望ましい可能性がある。
【0021】スキャンモードでは、一方方向(短波長側
から長波長側へ、もしくは、長波長側から短波長側へ)
へ一回だけ掃引する方法と、折り返して掃引する方法
(短波長側→長波長側→短波長側、もしくは長波長側→
短波長側→長波長側)もあり得る。図15は分散モニタ
62で総分散量を表わす特性値を測定して総分散量を零
にする波長に設定する代わりに、伝送特性評価部80に
おいて符号誤り率やQ値などの伝送特性を表わす特性値
を測定し、それが最良となる波長に設定する方法を示す
図である。符号誤り率やQ値の他に、受信波形を観測
し、予め規定したアイマスクパターンの基準を満たす波
長に設定する方法も考えられる。
【0022】なおQ値(=電気SNR)は次式で定義さ
れる。 Q=20log10〔(μ1 −μ0 )/(σ1 +σ0 )〕 但し、μ1 :“発光”時の平均レベル μ0 :“非発光”時の平均レベル σ1 :“発光”時のレベルの標準偏差 σ0 :“非発光”時のレベルの標準偏差 波長可変レーザをスキャンモードやトラッキングモード
で波長掃引する方法は、図16に示す波長多重(WD
M)光伝送システムにおいて、固定(もしくは半固定)
の光フィルタ82の通過波長帯域の中心に信号光波長を
設定する場合にも適用可能である。この場合は、まずス
キャンモードで波長を掃引し、光フィルタ後段の光パワ
ー検出器84で検出される光パワーが最大値になるよう
に波長設定する。そして、ここでの光フィルタの中心波
長が経時的に変化する場合はトラッキングモードで常に
光フィルタ通過波長帯域中心に信号光波長を設定するこ
とができる。また、波長可変フィルタによるチャンネル
選択を行う光ADMシステムへの適用も考えられる。
【0023】図11および図12の分散モニタ62が受
け取る分散モニタ信号の強度において、波長依存性が小
さい場合、経時的に変動する場合、モニタ信号の受信感
度が低い場合等は、各波長で一回の測定では、データの
ばらつきが大きく、そのデータ列から最小値を示す波長
が、必ずしも伝送路の平均零分散波長でない可能性もあ
り得る。そのため、各波長で複数回測定した平均値を求
める方法が有効となる。この方法は、スキャンモードと
トラッキングモードの両方に適用可能である。図17は
各波長で4回測定し、平均値を求める例を示している。
例えば、各波長で1回しか測定しない場合、1回のデー
タのみでのモニタ強度最小波長は図17中に破線で示す
ように1551.6nmなのに対し、実線で示す平均値デ
ータでは1552.0nmとなる。複数回測定する方法と
しては、各波長である一定の時間間隔で連続して測定す
る方法と一回の波長掃引での各波長での測定は1回と
し、波長掃引を複数回行う方法が考えられる。後者は伝
送路での波長分散値の経時変化速度に比べて、波長掃引
速度が十分に速い場合に有効である。
【0024】図18に示すように、1回の掃引で得られ
たデータ列を関数近似して、その最小値を求める方法も
ある。なお、関数近似処理はCPUやコンピュータによ
り行う。関数近似の例としては、 のような多項式近似や最小二乗法などがある。
【0025】図19および図20は、信号光波長を掃引
するとともに、システム中に配置されている波長可変フ
ィルタ90の透過中心波長も掃引しながら、伝送路の波
長分散値をモニタし、CPU64を介して、最適波長に
設定するようにフィードバック制御を行うシステム構成
例を示している。図19は無中継システムを示し、図2
0は光増幅中継システムを示す。
【0026】一般に光アンプを用いた光伝送システムに
おいては、受信端での光S/N比を確保するために光ア
ンプからのASE雑音除去用に光フィルタが配置されて
いる。さらに、最小受信感度を改善するには、信号光成
分を削らない程度に狭帯域の光フィルタが有効となる。
しかし、光フィルタが固定では、本発明のスキャンモー
ドにおける信号光波長の比較的広範囲の波長掃引は不可
能である。そのため、システム中に配置されている狭帯
域光フィルタを全て波長可変フィルタとし、信号光波長
と同期させて可変させる必要がある。
【0027】図19および図20では分散モニタによる
信号光波長最適化システムを例に挙げているが、分散モ
ニタ信号の強度検出のS/N比を確保するためにも、波
長可変フィルタの適用は有効である。図20の光増幅中
継システムの場合には、光インラインアンプ66にはス
キャンモードでの波長範囲をすべて透過する比較的広帯
域の固定の光フィルタを配置し、光プリアンプ58のみ
に狭帯域波長可変フィルタを配置する構成もあり得る。
【0028】図21はスキャンモードにおけるCPU6
4の動作のフローチャートである。図21において、ま
ず、波長可変光源50の波長λLDと光フィルタ90の中
心波長λFLを掃引開始波長λSOに設定し(ステップ10
00,1002)、分散モニタの強度を測定する(ステ
ップ1004)。次に、λLDおよびλFLをΔλS だけ増
加させ(ステップ1006,1008)、掃引終了波長
λSeを超えていなければ(ステップ1010)、分散モ
ニタの強度を測定して(ステップ1012)、ステップ
1006へ戻る。ステップ1010において波長λLD
掃引終了波長λ Seを超えていれば、後述するアルゴリズ
ムに従って最適波長λS-opt を求めて(ステップ101
4)、トラッキングモードへ移行する。なお、ステップ
1004と1012の分散モニタ強度測定は複数回測定
して平均値を求めるようにしても良い。
【0029】図22はトラッキングモードにおけるCP
U64の動作のフローチャートである。光フィルタの中
心波長λFLをスキャンモードで決定された最適波長λ
S-optに設定し(ステップ1100)、波長パラメータ
λTXに最適波長λS-opt を代入する(ステップ110
2)。ステップ1104において、光フィルタの中心波
長λFLを変えることなく波長可変光源(レーザ)50の
波長λLDのみをλTX−nΔλT からλTX+nΔλT の範
囲で波長間隔ΔλT だけ変化させながら、分散モニタ強
度PTS-n〜PTS+nを測定する。次に、PTS-n〜PTS+n
中で最小値を示す波長λTXを決定し(ステップ110
6)、決定された波長λTXを波長可変光源50の波長λ
LDに設定する(ステップ1108)。λFLとλTXの差が
1nmであるかどうかを判定し(ステップ1110)、両
者の差が1nm以上であれば、光フィルタ90の中心波長
λFLもλTXに設定する(ステップ1112)。その後、
次のトラッキング処理の周期が来るまでウエイトした後
(ステップ1114)、ステップ1104の処理へ戻
る。連続してトラッキングを実施する場合にはウエイト
しないで直ちにステップ1104へ戻る。
【0030】上記のフローにみられるように波長可変フ
ィルタはある程度の帯域幅を有しているため、その中心
波長を波長可変レーザと同様に掃引する必要はない。波
長可変フィルタの帯域幅が波長可変レーザ掃引幅より十
分大きければ、一回の掃引中には波長可変フィルタは固
定で構わない。そして、最適波長がある程度シフトした
とき(本フローチャートでは1nm以上)、波長可変フィ
ルタの中心波長をシフトさせればよい。この最適波長の
シフト量は波長可変フィルタの帯域幅に依存する。波長
掃引方法としては一方方向や折り返しがあり得るが、本
フローチャートでは省略している。各波長での複数回測
定については、本フローチャートでは省略している。
【0031】図23を参照してコンピュータ処理により
最適波長を決定する手順を説明する。本図は、図1,4
〜10に示した40Gb/s OTDM方式の波長分散
(もしくは信号光波長)と40GHz 成分強度の関係を想
定しており、図中の太線はスキャンモードでのモニタ強
度を関数近似した結果を示しているものとする。 (i)モニタ強度最大値PP 、およびそのときの波長λ
1 を求める。 (ii)モニタ強度最小値PB を求める。 (iii) λ1 の短波長側および長波長側でそれぞれ一番
近い、モニタ強度=(P P −PB )/2を示す波長λ
2 ,λ3 を求める。 (iv)λ2 の短波長側、およびλ3 の長波長側で最大値
を求め、その2つの値を比較し、大きい方の値(2番目
のピーク値)の波長λ4 を求める。 (v)λ1 とλ4 の間の極小値を求め、その波長λ0
波長分散値が最小(零)となる波長である。
【0032】図24は図19のシステムの一変形を示
す。図19のシステムにおいては波長可変光源50の制
御に同期して波長可変フィルタ90の透過波長または透
過中心波長(以下透過波長)が制御される。これに対し
て、図24のシステムでは、CPU94により信号光波
長の制御とは独立に透過波長が制御される。すなわち、
波長可変フィルタ90の出力光の一部を分岐してフォト
ダイオード92でその信号パワーを検出し検出結果に基
いて信号パワーが最大になるように、CPU94が波長
可変フィルタ90の透過波長を制御する。透過波長の制
御は、例えば、現在値の近傍で透過波長を微少変化させ
たときの信号パワーの変化に基いて透過波長を最適値に
近付けるという手法による。波長可変フィルタ90の出
力光のパワーが最大になるように透過波長を制御するこ
とにより、結果的に、波長可変光源50の制御に追従し
て波長可変フィルタ90の透過波長が制御される。図2
5は光増幅中継システムの場合を示す。図25におい
て、光増幅中継器66の波長可変フィルタ90の出力光
のパワーがフォトダイオード96で検出され、検出結果
に基いて波長可変フィルタ90の透過波長が制御され
る。これによって波長可変光源50の制御に追従して光
増幅中継器66の波長可変フィルタ90の透過波長が制
御される。スキャンモードとトラッキングモードとでは
波長の変化速度が異なるので、波長の変化速度に応じた
速度で波長可変フィルタ90の透過波長の制御を行なう
方がより良好な制御が達成される。図26に示したシス
テムでは、波長可変フィルタ90の制御を行なうCPU
94,98が波長可変光源50の制御を行なうCPU6
4から変化速度に関する情報をもらうことにより、波長
の変化速度に応じた速度でフィルタの透過波長の制御を
行なう。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
伝送システムの信号光波長が自動的に最適に設定され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】40Gb/s OTDM信号についての40GHz
クロック成分強度の総分散量依存性の計算機シミュレー
ションの結果を示すグラフである。
【図2】40Gb/s RZ信号(デューティ50%)に
ついての40GHz クロック成分強度の総分散量依存性の
計算機シミュレーションの結果を示すグラフである。
【図3】40Gb/s NRZ信号についての40GHz ク
ロック成分強度の総分散量依存性の計算機シミュレーシ
ョンの結果を示すグラフである。
【図4】40Gb/s OTDM信号を生成する光変調器
の平面図である。
【図5】図4の光変調器の動作を説明する波形図であ
る。
【図6】信号光波長に対する40GHz 成分強度の関係を
測定するための実験系の図である。
【図7】スキャンモードに相当する範囲で信号光波長を
掃引したときの40GHz 成分強度のグラフである。
【図8】トラッキングモードに相当する範囲で信号光波
長を掃引したときの40GHz 成分強度のグラフである。
【図9】最適波長の温度依存性を測定するための実験系
の図である。
【図10】測定された温度依存性を示すグラフである。
【図11】本発明の方法が適用される光伝送システムの
一例を示すブロック図である。
【図12】光増幅中継器が挿入された光伝送システムを
示すブロック図である。
【図13】3電極型の波長可変半導体レーザの図であ
る。
【図14】トラッキングモードにおける信号光波長の掃
引の方法の例を示す図である。
【図15】伝送特性が最良となる波長に設定する方法を
示す図である。
【図16】波長多重光伝送システムへの本発明の適用を
示す図である。
【図17】複数回の掃引の平均により最適波長を見い出
す方法を示す図である。
【図18】1回の掃引の結果を関数近似することにより
最適波長を見い出す方法を示す図である。
【図19】信号光波長の掃引に同期した光フィルタの通
過波長の掃引を示す図である。
【図20】信号光波長の掃引に同期した光フィルタの通
過波長の掃引を示す図である。
【図21】スキャンモードのフローチャートである。
【図22】トラッキングモードのフローチャートであ
る。
【図23】スキャンモードにおいてコンピュータ処理に
より最適値を見い出す方法を示す図である。
【図24】図19のシステムの一変形を示す図である。
【図25】図20のシステムの一変形を示す図である。
【図26】図25のシステムの変形を示す図である。
【符号の説明】
30,50…波長可変光源 34,54…光ポストアンプ 36…分散シフトファイバ 38,58…光プリアンプ 40…波長可変光フィルタ 42…フォトダイオード 44…狭帯域フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/08

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光伝送システムの信号光波長の設定方法
    であって、 光伝送システムの運用開始前において第1の波長幅にわ
    たって信号光波長を掃引し、 該第1の波長幅にわたる掃引の結果に基づいて波長の最
    適値を決定し、 光伝送システムの運用開始後において波長の最適値を中
    心として第1の波長幅よりも狭い第2の波長幅にわたっ
    て波長を掃引し、 該第2の波長幅にわたる掃引の結果に基いて波長の最適
    値を更新する各ステップを具備する方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の波長幅にわたる掃引および第
    2の波長幅にわたる掃引はいずれも同一方向に複数回実
    施される請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の波長幅にわたる掃引は同一方
    向に複数回実施され、前記第2の波長幅にわたる掃引は
    異なる方向に交互に複数回実施される請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 伝送路の総分散量を零とする波長が波長
    の最適値とされる請求項1〜3のいずれか1項記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 伝送後の光信号のベースバンドスペクト
    ル中の特定の周波数成分の強度が最大または2つのピー
    クの間で最小となる波長が伝送路の総分散量を零とする
    波長とされる請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記特定の周波数は伝送される信号のビ
    ット速度の値と同じ値の周波数である請求項5記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 伝送された信号の品質が最良となる波長
    が波長の最適値とされる請求項1〜3のいずれか1項記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 受信側に設けられた光フィルタを通過し
    た信号光の強度が最大になる波長が波長の最適値とされ
    る請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の波長幅にわたる掃引および第
    2の波長幅にわたる掃引がそれぞれ複数回実施され、そ
    の平均値から波長の最適値がそれぞれ決定される請求項
    1〜8のいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の波長幅にわたる掃引および
    第2の波長幅にわたる掃引の結果をそれぞれ関数で近似
    することによって波長の最適値が決定される請求項1〜
    8のいずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 波長の掃引に同期して前記光伝送シス
    テムに挿入された光フィルタの通過波長もまた掃引され
    る請求項1〜10のいずれか1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記光伝送システムは伝送路の途中に
    挿入された光フィルタおよび受信端において挿入された
    光フィルタを含み、波長の掃引に同期して受信端におい
    て挿入された光フィルタの通過波長のみが掃引される請
    求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記第2の波長幅にわたる掃引におい
    て、決定された波長の最適値が所定値以上変化したとき
    のみ光フィルタの通過波長が変更される請求項11また
    は12記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記光伝送システムに挿入された光フ
    ィルタの透過波長が該フィルタの透過光のパワーが最大
    になるように制御される請求項1〜10のいずれか1項
    記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記光フィルタは伝送路の途中に挿入
    された光フィルタおよび受信端において挿入された光フ
    ィルタを含む請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記透過波長の制御は前記信号光波長
    の変化速度に応じた速度で行なわれる請求項14または
    15記載の方法。
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