JPH11345693A - 放電灯点灯装置および照明装置 - Google Patents

放電灯点灯装置および照明装置

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JPH11345693A
JPH11345693A JP7674199A JP7674199A JPH11345693A JP H11345693 A JPH11345693 A JP H11345693A JP 7674199 A JP7674199 A JP 7674199A JP 7674199 A JP7674199 A JP 7674199A JP H11345693 A JPH11345693 A JP H11345693A
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switching
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Nobuya Shirata
伸弥 白田
Hajime Osaki
肇 大崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】格別な部品の追加をなくすか最少に抑えて、装
置全体を高価格化、大形化することなく、放電灯の発光
が縞状になるストライエーションの問題を解決可能な放
電灯点灯装置を提供すること。 【解決手段】交互にオンオフして直流電圧をスイッチン
グする少なくとも一対の電圧駆動形のスイッチング装置
8、9に対して帰還手段13からの出力を駆動電圧とし
て印加する。各スイッチング装置には、それぞれ電圧値
が異なり、各スイッチング装置に印加される駆動電圧を
一定化する定電圧素子18、19が設けられている。駆
動電圧が異なることにより、各スイッチング装置のオン
期間が異なり、この結果、放電灯16のランプ電流の波
形が正負で異なるので、ストライエーションを抑止でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スイッチング装
置を主として構成される電子式の点灯装置にて放電灯を
点灯する放電灯点灯装置および照明装置に関する。
【従来の技術】従来、この種装置として特開平8−23
6287号公報のものが提案されている。このものは、
互いに直列的に接続された一対の電圧駆動形のスイッチ
ング装置を交互にオンオフし、これらスイッチング装置
にて得られたスイッチング出力で放電灯を高周波点灯し
ようとするものである。
【0002】この従来技術においては、放電灯と直列に
設けられた変流器に二次巻線を設け、二次巻線の出力電
圧によって一対のスイッチング装置を交互にオンオフさ
せるようになっている。そして、二次巻線による電圧が
電圧駆動形のスイッチング装置の制御極および主極間に
過大な駆動電圧が印加しないよう一定化するために、そ
れぞれのスイッチング装置に対して定電圧素子が設けら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】放電灯たとえば熱陰極
形のけい光ランプは、低温時、調光点灯時のようなラン
プ電流低減時には、発光が縞状になるストライエーショ
ンと称される現象を呈するという問題がある。上記特開
平8−236287号公報のものは、このストライエー
ションの問題を解決するための構成を示していないし、
結果的に解決できるものでもない。
【0004】一方、ストライエーションの問題を解決す
るための手段として、ランプ電流の正負の波形、ランプ
電流の正負の値を異ならせることが有効であることが知
られている(たとえば、特公平2−11995号公
報)。
【0005】しかしながら、従来においては、ランプ電
流の正負の波形、値を異ならせるために、多くの場合、
格別な部品を要するため、装置全体が高価格化、大形化
する要因になる。
【0006】本発明は、格別な部品の追加をなくすか最
少に抑えて、装置全体を高価格化、大形化することなく
ストライエーションの問題を解決可能な放電灯点灯装置
および照明装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の放電灯点
灯装置は、直流電源装置と;直流電源装置の直流電圧を
入力し、交互にオンオフして直流電圧をスイッチングす
る少なくとも一対の電圧駆動形のスイッチング装置と;
スイッチング出力に基づき交流電圧を放電灯に供給する
負荷回路と;放電灯に供給される交流電圧に応じた電圧
を発生する帰還手段を含み、帰還手段の出力を各スイッ
チング装置にオンオフの駆動電圧として印加する駆動回
路と;各スイッチング装置に対応して各スイッチング装
置に印加される駆動電圧を一定化するように設けられ、
それぞれ電圧値が異なる定電圧素子と;を具備している
ことを特徴とする。
【0008】本発明および以下の発明において、特に限
定しない限り、各構成、用語等はつぎのように定義され
る。電圧駆動形のスイッチング装置は、代表的には電界
効果トランジスタであるが、これに限られず同形のもの
を許容する。そして、スイッチング装置は、入力直流電
源装置に対して互いに並列的に接続される形式のもの、
互いに直列的に接続される形式のもののいずれでもよ
く、2対以上設けられるものでもよい。
【0009】負荷回路は、放電灯に電力を供給して点灯
するもので、必要に応じて放電灯を安定点灯するための
限流インピーダンス素子、フィラメント予熱回路等を含
むものである。このような負荷回路自体は各種のものが
周知であり、また、当業者が適宜構成し得るものである
から、本発明においては、これらのものを適宜採用し得
る。
【0010】駆動回路は、少なくとも帰還手段を含むこ
とを要するが、その他の部品が付加されていても、付加
されていなくてもよいものである。帰還手段は、各スイ
ッチング装置に対して共通であっても、格別に設けられ
たものであってもよい。このような帰還手段としては、
変圧器、変流器、フォトカプラを用いたもの等を使用で
きる。
【0011】定電圧素子は、代表的にはツェナーダイオ
ードであるが、バリスタ等他の素子を用いることも可能
である。定電圧素子の定電圧値は、スイッチング装置が
オンできる程度に選定される。そして、各スイッチング
装置に対応する定電圧素子の電圧値が異なる程度は、ス
イッチング装置の制御極・主極間に印加される駆動電圧
が異なることによって、各スイッチング装置のオン期間
が異なる程度を要する。たとえば、同種で同定格のスイ
ッチング装置の場合、制御極・主極間に印加する電圧の
比を1:1.1以上、好ましくは1:1.5以上とす
る。なお、定電圧素子にインピーダンス素子を付加して
もよい。また、各スイッチング装置に対応して設けられ
とは、それぞれの駆動電圧を一定化できることを意味
し、回路接続的に対応しているか否かは問わない。
【0012】なお、放電灯としては、熱陰極形のけい光
ランプ、冷陰極形のけい光ランプ、希ガス放電灯等スト
ライエーションの現象を呈する可能性のあるものが本発
明の対象となる。
【0013】また、スイッチング装置のスイッチング周
波数は特に限定されないが、可聴周波数以上であり、か
つ、発光効率を高められるという点で、20KHz以上
が好ましい。
【0014】請求項1記載の発明は、駆動回路の帰還手
段の出力を各スイッチング装置に駆動電圧として印加
し、スイッチング装置を交互にオンオフする。定電圧素
子は、各スイッチング装置に印加される駆動電圧を略一
定値に抑える。そして、各定電圧素子の電圧値が異なる
ことにより、各スイッチング装置のオン期間が異なるよ
うになり、放電灯に正負の波形が異なるランプ電流を流
すことが可能になる。
【0015】すなわち、帰還手段が変流器の場合、定電
圧素子は変流器の負荷ともなるから、各定電圧素子の電
圧値が異なることにより、変流器の各スイッチング装置
に対応した極性時の(負荷電圧値)×(負荷電流値)は
異なることになる。変流器の飽和時間は、自己の(負荷
電圧値)×(負荷電流値)に依存するから、各スイッチ
ング装置に応じて飽和時間が変化する。これにより、各
スイッチング装置のオン期間が異なるようになり、放電
灯に正負で波形の異なる電流を流すことが可能になる。
【0016】また、帰還手段が変圧器であってスイッチ
ング装置が電界効果トランジスタの場合、各スイッチン
グ装置の駆動電圧(ゲート・ソース間電圧)が異なるこ
とによって、電界効果トランジスタの特性上各スイッチ
ング装置のオン抵抗が異なり、ドレイン電流が異なる。
このため、一対のスイッチング装置で同じ電流(実効
値)を流すにはオン期間が異なることになる。もって、
ランプ電流の正負の波形が異なるようになる。
【0017】請求項2記載の放電灯点灯装置は、直流電
源装置と;直流電源装置の直流電圧を入力し、交互にオ
ンオフして直流電圧をスイッチングする少なくとも一対
の電圧駆動形のスイッチング装置と;スイッチング出力
に基づき交流電圧を放電灯に供給する負荷回路と;負荷
回路に設けられ、交流電圧を発生して各スイッチング装
置にオンオフの駆動電圧として印加する帰還手段と;各
スイッチング装置に対応して各スイッチング装置に過大
な駆動電圧が印加しないように設けられ、それぞれ電圧
値が異なる定電圧素子と;を具備していることを特徴と
する。
【0018】請求項3記載の放電灯点灯装置は、直流電
源装置と;直流電源装置の直流電圧を入力し、交互にオ
ンオフして直流電圧をスイッチングする少なくとも一対
の電圧駆動形のスイッチング装置と;スイッチング出力
を供給されて共振電圧を出力する共振回路と;共振電圧
を印加されて付勢される放電灯と;共振回路に設けら
れ、出力を各スイッチング装置にオンオフの駆動電圧と
して印加する帰還巻線と;各スイッチング装置に対応し
て各スイッチング装置に印加される駆動電圧を一定化す
るように設けられ、それぞれ電圧値が異なる定電圧素子
と;を具備していることを特徴とする。
【0019】請求項3記載の発明において、共振回路は
直列共振回路、並列共振回路のいずれでもよく、スイッ
チング装置の接続構成に応じて適宜構成可能である。
【0020】請求項4記載の発明は、直流電源装置と;
直流電源装置の出力端間に互いに直列的に設けられ、交
互にオンする少なくとも一対の電界効果トランジスタ
と;電界効果トランジスタのスイッチング出力に基づき
交流電圧を放電灯に供給する負荷回路と;負荷回路に設
けられ、負荷回路の交流成分の一部を帰還して各電界効
果トランジスタをオンオフ制御する帰還巻線と;各電界
効果トランジスタのゲート・ソース間に対応するように
設けられ、それぞれ電圧値が異なる定電圧素子と;を具
備していることを特徴とする。
【0021】本発明において、直列的に設けられとは、
直接直列接続されている場合および中間に他の部品を介
して直列接続されている場合の両方を含むことを意味す
る。並列的も同様に定義される。
【0022】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか一記載の発明において、スイッチング装置ま
たは電界効果トランジスタが、N形およびP形の相補形
の電界効果トランジスタであることを特徴とする。
【0023】請求項2ないし5の発明の作用は、基本的
には請求項1の発明と同様である。
【0024】請求項6記載の照明装置は、照明器具本体
と;請求項1ないし5のいずれか一記載の放電灯点灯装
置と;放電灯点灯装置により点灯される放電灯と;を具
備していることを特徴とする。
【0025】請求項6の発明において、照明器具本体は
屋内用、屋外用を問わないし、一般照明用の他、表示
用、OA機器用等であってもよい。また、反射体や遮光
体等の制光体を有していてもいなくてもよいし、電球形
のものであってもよい。さらに、放電灯点灯装置は、照
明器具本体に収納されていてもいなくてもよい。
【0026】請求項6の発明は、請求項1の発明と同様
な作用の照明装置となる。
【0027】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の一実施形態を説
明する。
【0028】図1は本発明の一実施形態を示す回路図、
図2は図1の実施形態の作用を示す電流波形図である。
1は直流電源装置である。この直流電源装置1は、交流
電源2に接続される電流フューズ、この電流フューズ3
を介して交流電源3に接続される高周波カットフィルタ
4を有する。また、高周波カットフィルタ4を介して交
流電圧を入力される整流装置5、この整流装置5の出力
端間に設けられた平滑コンデンサ6、限流用の抵抗7を
有する。
【0029】8、9は互いに直列的に接続された一対の
電圧駆動形のスイッチング装置であり、本実施形態では
電界効果トランジスタである。スイッチング装置8はN
形であり、スイッチング装置9はP形であって、それぞ
れのソース同志が接続されている。また、各スイッチン
グ装置8、9のゲートも互いに接続されている。スイッ
チング装置9のソース・ドレインには、コンデンサ10
と抵抗11とがそれぞれ並列接続されている。
【0030】12は負荷回路である。この負荷回路12
は、スイッチング装置9に対して並列的に設けられてお
り、帰還手段13としての変流器の入力巻線13a、限
流用のインダクタ14、直流カットコンデンサ15、け
い光ランプである放電灯16および放電灯16のフィラ
メント加熱用コンデンサ17を含んでいる。本実施形態
の負荷回路12は、前記限流用のインダクタ14および
フィラメント加熱用コンデンサ17が直列共振するよう
に定数設定されており、したがって、共振電圧を放電灯
16に印加する。放電灯16の点灯前と点灯後とでは、
放電灯16の抵抗成分の有無に応じて共振特性が変化す
る。放電灯16の点灯前の方が、共振の尖鋭度は大きく
なるように設計されている。
【0031】前記帰還手段13には1つの出力巻線13
bが設けられており、この出力巻線13bの出力は前記各
スイッチング装置8、9のゲート・ソース間に印加され
るようになっている。
【0032】また、各スイッチング装置8、9のゲート
・ソース間に対しては、定電圧素子18、19および限
流および電圧調整用の抵抗20の直列回路が並列に接続
されている。ここで、定電圧素子18、19の電圧値は
異なっている。たとえば、定電圧素子18の電圧値:定
電圧素子19の電圧値を1:1.5としている。なお、
抵抗20は場合によっては省略可能である。
【0033】抵抗21、22は前記抵抗11とともに始
動回路を構成するものである。なお、抵抗22は、出力
巻線13aの両出力端間に各スイッチング装置8、9の
ゲート・ソースとともに直列的に設けられている。した
がって、本実施形態においては、前記帰還手段13、抵
抗20および抵抗22にて駆動回路を形成している。
【0034】つぎに、本実施形態の作用を説明する。図
示しないスイッチにより交流電源2が投入されると、直
流電源装置1は、平滑コンデンサ6の両端に所定の直流
電圧を発生する。平滑コンデンサ2の両端電圧が十分立
上がる過程または十分立上がった後において、抵抗2
1、22、11、出力巻線13bの閉回路に直流電源装
置1の出力電圧が印加される。これにより、実質抵抗2
2の両端電圧が各スイッチング装置8、9のゲート・ソ
ース間に印加し、順方向となるN形のスイッチング装置
8のスレッシュホールド電圧に達すると、スイッチング
装置8がオンする。
【0035】スイッチング装置8がオンすると、直流電
源装置1からスイッチング装置8のドレイン・ソースを
介して、負荷回路12に電流が流れる。そして、負荷回
路12に流れる電流は、限流用のインダクタ14および
フィラメント加熱用のコンデンサ17により共振電流と
なる。また、負荷回路12に流れる電流により帰還手段
13の出力巻線13bに出力を発生し、スイッチング装
置8をオンバイアスし、スイッチング装置9を逆バイア
スする。この期間において、スイッチング装置8のゲー
ト・ソース間には略{(抵抗22の両端電圧)+(定電
圧素子18の電圧値)+(定電圧素子19の順方向降下
電圧)+(抵抗20の両端電圧)}が印加される。定電
圧素子18の電圧値は定電圧素子19の電圧値より小さ
い。したがって、帰還手段13の(負荷電圧)×(負荷
電流)に依存する飽和時間は相対的に長いから、スイッ
チング装置8のオン期間は後述するスイッチング装置9
のオン期間より相対的に長くなる(第2図(a))。
【0036】帰還手段13が飽和すると、出力巻線13
aの出力は無くなり、ついで、逆向きの出力を発生す
る。したがって、スイッチング装置8がオフし、スイッ
チング装置9がオンする。スイッチング装置9がオンす
ると、負荷回路12にはスイッチング装置9を介して前
回とは逆向きの共振電流が流れる。この期間において、
スイッチング装置9のゲート・ソース間には略{(抵抗
20の両端電圧)+(定電圧素子19の電圧値)+(定
電圧素子18の順方向降下電圧)+(抵抗22の両端電
圧)}が印加される。定電圧素子19の電圧値は定電圧
素子18の電圧値より大きい。したがって、変流器13
の(負荷電圧)×(負荷電流)に依存する飽和時間は相
対的に短くなり、スイッチング装置9のオン期間を前記
スイッチング装置8のオン期間より相対的に短くする
(第2図(b))。
【0037】以後、スイッチング装置8、9は異なるオ
ン期間で交互にオンし、これに応じて負荷回路12は放
電灯16に高周波電圧を供給する。放電灯16は、フィ
ラメントを予熱された後、始動、点灯する。点灯状態に
おいて、スイッチング装置8、9が異なるオン期間で交
互にオンすることにより、ランプ電流の正負の波形が異
なる(第2図(c))から、放電灯16は低温時であって
もストライエーションを呈することなく点灯する。
【0038】また、本実施形態は、N形、P形のスイッ
チング装置を組合わせて用いることにより、帰還手段1
3の出力巻線13bを1個にできるので、装置全体の一
層の小形化を図れる。
【0039】そして、一般に、P形のスイッチング装置
は、N形のスイッチング装置に比して電気特性が劣るこ
とが知られている。本実施形態は、この点を考慮してス
イッチング装置9にP形のスイチング装置を用いてい
る。すなわち、相対的に駆動電圧が大きくなる方にP形
を用いているから、スイッチング装置9におけるスイッ
チングロスを増大して発熱量が増大することを抑止でき
る。
【0040】また、スイッチング装置の発熱量は、各ス
イッチング装置間で異なることがある。したがって、装
置を配線板に実装する場合、相対的に発熱量の少ない部
品を他の発熱部品に相対的に接近させて配設することが
可能である。
【0041】つぎに、本発明の第2の実施形態を説明す
る。
【0042】図3は本発明の第2の実施形態を示す回路
図である。図1の実施形態と同一または対応する部分に
は同じ符号を付して説明を省略する。本実施形態におい
て、帰還手段30は、限流用および共振用のインダクタ
である。すなわち、帰還手段30は、入力巻線30aおよ
び出力巻線30bを有している。
【0043】また、定電圧素子18、19および抵抗2
0の直列回路と並列にコンデンサ31、32の直列回路
が接続されている。そして、前記出力巻線30bの一端
がインダクタ33を介して、コンデンサ31、32の中
間に接続されている。インダクタ33およびコンデンサ
32は直列共振を行う関係に設定されており、これによ
り、帰還手段30の出力巻線30bの出力電圧の低減化
を図っている。コンデンサ31は、高周波パス(直流カ
ット)用である。
【0044】本実施形態の作用を説明する。定電圧素子
18、19の電圧値が異なることにより、スイッチング
装置8の駆動電圧が相対的に小さく、スイッチング装置
9の駆動電圧が相対的に大きい。したがって、オン抵抗
の差が生じ、スイッチング装置8のドレイン電流は相対
的に小さく、スイッチング装置9のドレイン電流は相対
的に大きくなる。このため、負荷回路12内に流れる電
流の実効値が正負で同じあると、スイッチング装置8の
オン期間がスイッチング装置9のオン期間より長くな
る。これにより、負荷回路12内に流れる電流すなわち
ランプ電流の波形は正負で異なるものになる。
【0045】本実施形態は、帰還手段として変流器を用
いるのではなく、限流用のインダクタを利用するから、
部品数を減らして、一層小形、低価格化を図れる。ま
た、本実施形態においても、オン抵抗が相対的に小さく
なる方にP形のスイッチング装置を用いているから、図
1の実施形態と同様の効果を得られる。
【0046】つぎに、本発明の第3の実施形態を説明す
る。図4は本発明の第3の実施形態を示す回路図であ
る。本実施形態における一対のスイッチング装置40、
41は、N形の電界効果トランジスタで、直流電源装置
1に対し出力トランス42の入力巻線42aを介して並
列的に接続されていて、いわゆる定電流形のプッシュプ
ルインバータを構成している。各スイッチング装置4
0、41のソースはそれぞれ共通接続されている。出力
トランス42は負荷回路43の一部を構成する絶縁形で
かつリーケージ形で、前記入力巻線42a、出力巻線4
2b、フィラメント巻線42c、42cおよび帰還手段4
2dとしての帰還巻線を有している。入力巻線42aには
出力トランス42のインダクタンス成分と並列共振する
タンクコンデンサ44が並列接続されている。また、出
力巻線42b、フィラメント巻線42c、42cには、放
電灯17が接続されている。
【0047】帰還手段42dの一対の出力端は各スイッ
チング装置40、41のゲートに接続されている。ま
た、帰還手段42dの両出力端間には、電圧値が異なる
定電圧素子45、46の直列回路が接続されている。し
たがって、スイッチング装置40のゲート・ソース間に
は主として定電圧素子45にて決定される駆動電圧が印
加され、スイッチング装置41のゲート・ソース間には
主として定電圧素子46にて決定される駆動電圧が印加
される。
【0048】47は、定電流用のインダクタで、インバ
ータへの入力電流を電流保持機能によりフラット化する
ものである。48、49は始動回路を構成する抵抗であ
る。
【0049】つぎに、本実施形態の作用を説明する。図
示しないスイッチにより電源が投入されると、始動回路
によりいずれか一方のスイッチング装置40、41が特
性の差によりオンする。今、スイッチング装置40がオ
ンしたとすると、直流電源装置1から入力巻線42aの
上半部、スイッチング装置40、インダクタ47、直流
電源装置1の経路で電流が流れる。これにより、帰還手
段42dに電圧が発生し、スイッチング装置40をオン
バイアスするからスイッチング装置40はオンを継続す
る。そして、並列共振電圧の極性が反転する時点で帰還
手段42dの電圧極性も反転するから、スイッチング装
置40はオフし、スイッチング装置41がオンする。こ
れにより、今度は直流電源装置1から入力巻線42aの
下半部、スイッチング装置41、インダクタ47、直流
電源装置1の経路で電流が流れる。そして、逆極性の共
振電圧が発生し、この共振電圧の極性が反転する時点で
再度スイッチング装置40がオンし、スイッチング装置
41がオフする。
【0050】以後、上記動作を繰り返すが、定電圧素子
45、46の電圧値が異なるので、各スイッチング装置
40、41の駆動電圧も異なる。したがって、第2の実
施形態(図3)で説明したように、ドレイン電流に差が
生じ同じ共振エネルギを流入するために要する時間が異
なる。このため、オン期間が異なり、放電灯17のラン
プ電流の正負の波形が異なる。
【0051】また、本実施形態においては、各構成の定
数設定によっては、オン期間は略同等ないしは差が小さ
いが、ドレイン電流の差により共振エネルギに差が生
じ、その結果、ランプ電流の正負の値を異ならせること
もできる。この場合も放電灯17のストライエーション
抑止には有効である。
【0052】本発明の第4の実施形態を説明する。図5
は本発明の第4の実施形態を示す部分回路図である。図
5の省略部分はこれまで説明してきた実施形態のものを
使用できるし、他の構成も適宜使用できる。本実施形態
は、第1の実施形態と同様に帰還手段50として変流器
を用いるものである。スイッチング装置51、52はそ
れぞれN形の電界効果トランジスタであって、互いに直
列的に接続されている。また、前記帰還手段50は、入
力巻線50aおよび出力巻線50b、50cを有し、入力
巻線50aを負荷回路53に介挿し、出力巻線50b、5
0cを対応するスイッチング装置51、52のゲート・
ソースに接続している。
【0053】一方の出力巻線50cの出力端間に一対の
定電圧素子54、55の直列回路を接続している。各定
電圧素子54、55の電圧値はそれぞれ異なる値のもの
が選ばれている。
【0054】本実施形態の作用は、これまでの説明から
容易に理解されるので説明を省略する。なお、一対の定
電圧素子は、各出力巻線それぞれに対応して設けてもよ
い。この場合、対応するスイッチング装置にとって逆バ
イアスとなる極性の電圧に作用する定電圧素子を、ダイ
オード、抵抗等の素子に変更してもよい。
【0055】また、本実施形態のように、同形のスイッ
チング装置(たとえばN形)を用いる場合、駆動電圧が
相対的に大きく設定される方のスイッチング装置は、相
対的に電力損失が小さく発熱量が少ない。したがって、
装置を配線板に実装する場合、相対的に発熱量の少ない
部品を他の発熱部品に相対的に接近させて配設すること
が可能である。
【0056】本発明の第5の実施形態を説明する。図6
は本発明の第5の実施形態を示す回路図である。本実施
形態においても、これまでに説明した実施形態と同一ま
たは対応する部分には同じ符号を付して説明を省略す
る。本実施形態における直流電源装置1‘の限流用の抵
抗7’は交流側に設けられている。また、本実施形態の
スイッチング装置61、62はそれぞれN形の電界効果
トランジスタであり、負荷回路63は図1の実施形態と
同様な可飽和形の変流器からなる帰還手段64を有して
いる。そして、帰還手段64は共通の入力巻線64aに
対して一対の出力巻線64b、64cを設けている。
【0057】各出力巻線64b、64cの両端は、スイ
ッチング装置61、62のゲート・ソースに接続され、
各出力巻線64b、64cの両端間にはそれぞれ定電圧
素子65、66、67、68が接続されている。定電圧
素子65と67との定電圧の値は、1:1.1以上に設
定されている。定電圧素子66と68との定電圧の値は
等しくても異なっていてもよいが、種類を増加させない
点で等しい方が好ましい。
【0058】抵抗69、コンデンサ70、71、トリガ
素子72は始動回路を構成し、抵抗73およびコンデン
サ74はスナバ回路を形成している。また、ダイオード
75および抵抗76はコンデンサ70の放電用の抵抗で
ある。
【0059】本実施形態においても、スイッチング装置
61、62のゲート・ソース間電圧が異なるから、放電
灯16のランプ電流の正負波形を異ならせ、ストライエ
ーションを防止できる。
【0060】本発明の照明装置の一実施形態を説明す
る。図7は本発明の照明装置の一実施形態を示す一部断
面正面図である。本実施形態は、いわゆる電球形けい光
ランプに適用したものである。80は照明器具本体であ
り、口金部81、ベース部82およびカバー83を有す
る。84は放電灯で、鞍形に折曲形成されており、それ
ぞれフィラメント84aを有する端部を仕切り板85に
設けられた筒部85aに接着剤86等により保持されて
いる。
【0061】87は放電灯点灯装置で、配線基板88に
電子部品89を装着して構成されており、前記仕切り板
85に支持されている。90は放電灯84の折曲側先端
部91を仕切り板85に耐衝撃性を持たせて保持するた
めのシリコーン等の保持部材である。
【0062】
【発明の効果】請求項1ないし5記載の発明は、電圧駆
動形のスイッチング装置の駆動電圧を一定化するための
定電圧素子の電圧値をスイッチング装置に対応して異な
らせることにより、放電灯のランプ電流の正負の波形を
異ならせるか、正負の電流値を異ならせるか、または、
両方を異ならせることができ、これによって放電灯のス
トライエーションの問題を解消または低減できる。しか
も、電圧駆動形のスイッチング装置の場合に普通用いら
れている駆動電圧一定化用の定電圧素子を利用するの
で、装置を小形、安価に提供できる。
【0063】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
の発明と同様な効果を奏する照明装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す回路図
【図2】本発明の一実施形態の作用を示す電流波形図
【図3】本発明の第2の実施形態を示す回路図
【図4】本発明の第3の実施形態を示す回路図
【図5】本発明の第4の実施形態を示す回路図
【図6】本発明の第5の実施形態を示す回路図
【図7】本発明の照明装置の一実施形態を示す一部断面
正面図
【符号の説明】
1…直流電源装置、8、9…スイッチング装置、12…
負荷回路、13…帰還手段、16…放電灯、18、19
…定電圧素子。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源装置と;直流電源装置の直流電圧
    を入力し、交互にオンオフして直流電圧をスイッチング
    する少なくとも一対の電圧駆動形のスイッチング装置
    と;スイッチング出力に基づき交流電圧を放電灯に供給
    する負荷回路と;放電灯に供給される交流電圧に応じた
    電圧を発生する帰還手段を含み、帰還手段の出力を各ス
    イッチング装置にオンオフの駆動電圧として印加する駆
    動回路と;各スイッチング装置に対応して各スイッチン
    グ装置に印加される駆動電圧を一定化するように設けら
    れ、それぞれ電圧値が異なる定電圧素子と;を具備して
    いることを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】直流電源装置と;直流電源装置の直流電圧
    を入力し、交互にオンオフして直流電圧をスイッチング
    する少なくとも一対の電圧駆動形のスイッチング装置
    と;スイッチング出力に基づき交流電圧を放電灯に供給
    する負荷回路と;負荷回路に設けられ、交流電圧を発生
    して各スイッチング装置にオンオフの駆動電圧として印
    加する帰還手段と;各スイッチング装置に対応して各ス
    イッチング装置に過大な駆動電圧が印加しないように設
    けられ、それぞれ電圧値が異なる定電圧素子と;を具備
    していることを特徴とする放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】直流電源装置と;直流電源装置の直流電圧
    を入力し、交互にオンオフして直流電圧をスイッチング
    する少なくとも一対の電圧駆動形のスイッチング装置
    と;スイッチング出力を供給されて共振電圧を出力する
    共振回路と;共振電圧を印加されて付勢される放電灯
    と;共振回路に設けられ、出力を各スイッチング装置に
    オンオフの駆動電圧として印加する帰還巻線と;各スイ
    ッチング装置に対応して各スイッチング装置に印加され
    る駆動電圧を一定化するように設けられ、それぞれ電圧
    値が異なる定電圧素子と;を具備していることを特徴と
    する放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】直流電源装置と;直流電源装置の出力端間
    に互いに直列的に設けられ、交互にオンする少なくとも
    一対の電界効果トランジスタと;電界効果トランジスタ
    のスイッチング出力に基づき交流電圧を放電灯に供給す
    る負荷回路と;負荷回路に設けられ、負荷回路の交流成
    分の一部を帰還して各電界効果トランジスタをオンオフ
    制御する帰還巻線と;各電界効果トランジスタのゲート
    ・ソース間に対応するように設けられ、それぞれ電圧値
    が異なる定電圧素子と;を具備していることを特徴とす
    る放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】前記スイッチング装置または電界効果トラ
    ンジスタは、N形およびP形の相補形の電界効果トラン
    ジスタであることを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れか一記載の放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】照明器具本体と; 請求項1ないし5の
    いずれか一記載の放電灯点灯装置と;放電灯点灯装置に
    より点灯される放電灯と;を具備していることを特徴と
    する照明装置。
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