JPH11345305A - 歩数計 - Google Patents

歩数計

Info

Publication number
JPH11345305A
JPH11345305A JP19228198A JP19228198A JPH11345305A JP H11345305 A JPH11345305 A JP H11345305A JP 19228198 A JP19228198 A JP 19228198A JP 19228198 A JP19228198 A JP 19228198A JP H11345305 A JPH11345305 A JP H11345305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
walking
distribution
pace
pedometer
gait
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19228198A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Kanai
一之 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sysmex Corp
Original Assignee
Sysmex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sysmex Corp filed Critical Sysmex Corp
Priority to JP19228198A priority Critical patent/JPH11345305A/ja
Publication of JPH11345305A publication Critical patent/JPH11345305A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運動療法に適する歩数計を提供する。 【解決手段】 歩行中の歩行数や歩行時間などを計測す
る歩数計において、歩調分布を計測するように構成する
ことにより、歩調により異なる1歩当たりのカロリー消
費率を考慮してトータル消費カロリーを計算したり、運
動療法において的確なアドバイスやマネージメントを行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩数や歩行時間な
ど歩行に関するデータを計測する歩数計に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】歩行時に携帯し歩数や歩行速度などの歩
行データを計測する歩数計が知られている。歩数計は簡
易的にエネルギー消費量を計測するのに好適な計測器で
ある。ただし、ゆっくり歩くときと速くあるときではエ
ネルギー消費率が異なるので、単に歩数をカウントする
だけはエネルギー消費量把握の点で不充分である。ま
た、脂肪を燃焼させるには連続して長時間歩くことが必
要であるが、どのような歩行を行ったのかわからないと
運動療法において適切な指導が行えない。
【0003】特開平5−164571号公報には、横軸
を経過時間、縦軸を単位時間当たりの歩数として、歩行
速度の経時変化を棒グラフ状に表示することが開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の歩数計ではどのような歩調(速いテンポで歩行して
いるのかゆっくりとしたテンポで歩行しているのか)で
どれだけ歩行したかを知ることができないので、行われ
た歩行が運動療法として適切であったかどうかを判断し
たり、また適切になるよう指示することができなかっ
た。本発明は、運動療法に適する歩数計を提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の歩数計は、所定
期間における歩調分布を得るために各歩調の歩行頻度を
計測することを特徴とするものである。歩調分布とは、
各歩調に対する歩行頻度を表わしたものであって、得ら
れたその歩調分布から、どのような歩調でどの程度歩行
したかを知ることができる。よって、行われた歩行が運
動療法として適切であったかどうかを判断したり、また
適切になるよう指示することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の歩数計は体や衣服等に容
易に着脱でき、歩行時に邪魔にならないように小型携帯
用であることが好ましい。
【0007】歩調とは、歩行状態を反映するパラメータ
であり、具体的には、一定時間内における歩数として表
わしてもよいし、一定歩数に要する時間として表わして
もよい。また、歩幅が一定であるとすれば一定時間当た
りの歩行距離(歩行速度)として表わしてもよい。
【0008】歩調分布とは、各歩調に対する歩行頻度を
表わしたものであって、例えば、各歩調に対する歩数や
歩行時間として好適表示される。歩調分布は任意の所定
期間において計測可能であり、例えば、(1):一定期
間(例えば歩行中のある期間、あるいは歩行および停止
を含み得る期間など)における歩調分布、(2):連続
歩行しているとみなせる期間(例えば途中の短時間の歩
行停止は無視することにより連続歩行中とみなせる。本
明細書では連続歩行期間と称する)における歩調分布、
(3):所定時間の連続歩行経過後(例えば脂肪が燃焼
し始めると一般的に言われている20分の連続歩行経過
後)の歩行期間(本明細書では脂肪燃焼歩行期間と称す
ることとする)における歩調分布が計測可能である。こ
れらの歩調分布は複数同時に、あるいは設定により適宜
選択されて計測される。
【0009】上記(1)においては、途中の歩行停止の
有無、歩行停止期間の長さに関わらず設定された期間に
おける歩調分布情報を得ることができる。(2)におい
ては、歩行期間のうち連続歩行期間における歩調分布情
報を得ることができる。その際、短時間の停止は無視さ
れ歩行継続中と見なされるので、市街地歩行において信
号停止などを気にせず歩行運動することができる。
(3)においては、脂肪燃焼歩行期間における歩調分布
を知ることができる。その際、所定時間以上歩行すると
脂肪が燃焼し始めるが、この脂肪が燃焼している間の歩
調分布を計測することができる。
【0010】得られた歩調分布に基いて、装置(歩数計
あるいは歩数計から歩調分布データを受けた外部装置)
あるいは人間により歩行運動の適不適判断や改善指示が
行われる。例えば、総歩数における、運動療法上有効と
考えられる適正歩調範囲内の歩数の比率に基づき適不適
が判定される。また、上記適正歩調範囲の前後に低歩調
範囲と高歩調範囲を設定しこれら3範囲の各歩数に基い
て歩行改善の指示がなされる。さらに、歩調分布がパタ
ーン化された形態で装置(歩数計あるいは歩数計から歩
調分布データを受けた外部装置)に出力されると、歩行
結果が一目で把握できるので判断や指示も行いやすい。
【0011】本発明においては、さらに、歩調分布に基
いて運動療法関連データとしてカロリー消費量を算出し
出力することができる。一歩当たりのカロリー消費量は
歩調によって異なるが、歩調分布情報を用いることによ
り精度よくカロリー消費量を算出することができる。
【0012】得られた歩調分布情報やカロリー消費量
は、歩数計に設けられた表示部に出力される。あるいは
歩数計から外部のホストコンピュータなどの装置にデー
タを送りその外部の装置に出力される。
【0013】
【実施例】図1は本発明の歩数計の一実施例のブロック
図である。26は装置全体の制御や各種演算等を行うC
PUである。20は一歩ごとの検出ができる歩数センサ
である。14は計時部であり一歩ごとに一歩の周期や連
続歩行時間などの測定を行う。12は操作部であり、連
続歩行条件や脂肪燃焼開始条件の設定、送受信部18を
通じて行う外部のホストコンピュータ30とのデータ送
受信、RAM28に記憶されている歩調データの初期化
などの操作を行う。16は表示部であり全歩行期間の歩
調分布、連続歩行期間の歩調分布、脂肪燃焼期間の歩調
分布ならびに、総歩数、消費カロリー量、脂肪燃焼量な
どの測定値の表示を行う。ROM24にはこれら一連の
処理を実行するプログラムが格納されている。22はイ
ンターフェイスである。
【0014】図2は、本発明の歩数計における歩行デー
タの測定に係るフローチャートの一実施例である。操作
部12でリセットが実行されると(ステップS1)、R
AM28に累積されたデータを初期化する(ステップS
2)。計測された歩行データは初期化によりクリアされ
る。また、外部のホストコンピュータ30にデータを送
信したときにも初期化が行われる。
【0015】歩数センサ部20は歩行動作によって生じ
る振動に基いて信号を発する。その信号によって各一歩
の検出が可能となる(ステップS3)。この信号により
i歩目とi+1歩目との時間間隔tiを一歩の周期とし
て測定する(ステップS4)。たとえば周期tiの単位
を秒とすると、vi=(1/ti)×60により周期t
iから歩調vi(ここでは1分間当りの歩数)に変換で
きる。
【0016】ところで、歩調はあらかじめv[1]から
v[n]のn個の区分v[i]に分割しておき、各区分
v[i]に対応して、全期間における各歩数を数えるカ
ウンタ値T_cnt[i](各歩調毎の総歩数)、連続
歩行期間における各歩数を数えるカウンタ値C_cnt
[i](各歩調毎の連続歩行歩数)、脂肪燃焼歩行期間
における各歩数を数えるカウンタ値F_cnt[i]
(各歩調毎の脂肪燃焼歩行歩数)を、それぞれRAM2
8のメモリ領域に割り付けておく。
【0017】図5は歩調区分v[i]と歩数カウンタ値
T_cnt[i]とを対応付けた部分のテーブルを示
す。一歩が検出されるごとに該当する歩調区分v[i]
の歩数カウンタ値T_cnt[i]が1づつインクリメ
ントされる(ステップS5)。
【0018】連続歩行であるか否かの判定は、あらかじ
め設定されている連続歩行条件、例えば2分以内の一時
停止を含む歩行工程にあるか否か、によってチェックを
行う(ステップS6)。この一時停止時間は設定により
変更可能である。ここで、連続歩行条件に該当しない場
合(設定された一時停止時間を超える歩行停止を行った
場合)は再びステップS3の一歩の検出に戻る(ステッ
プS7)。上記連続歩行条件に該当する場合は連続歩行
期間における歩数カウンタ値C_cnt[i]を1づつ
インクリメントする(ステップS7、S8)。
【0019】さらに、脂肪燃焼歩行であるか否かの判定
は、あらかじめ設定されている脂肪燃焼条件、例えば連
続歩行が20分の脂肪燃焼開始時間を超えたか否か、に
よってチェックを行う(ステップS9)。この脂肪燃焼
開始時間は設定により変更可能である。ここで、脂肪燃
焼条件に該当しない場合は、ステップS3の一歩の検出
に戻る(ステップS9)。脂肪燃焼条件に該当する場合
(設定された脂肪燃焼開始時間を超える歩行を行った場
合)は、脂肪燃焼歩行中の歩数カウンタ値F_cnt
[i]を1づつインクリメントする(ステップS9、S
10)。
【0020】図3は、本発明の歩数計における歩調分布
の表示に係るフローチャートの一実施例である。RAM
28に形成された歩調データv[i]と歩数データT_
cnt[i]とから全歩行工程における歩調分布を描く
(ステップS20)。歩調データv[i]と歩数データ
C_cnt[i]とから連続歩行工程における歩調分布
を描く(テップS21)。歩調データv[i]と歩数デ
ータF_cnt[i]とから脂肪燃焼歩行工程における
歩調分布を描く(テップS22)。
【0021】さらに、総歩数、総消費カロリー、脂肪燃
焼歩行消費カロリー等のデータも表示する(ステップS
23)。算出方法は以下の通りである。
【0022】全期間の総歩行数、連続歩行中の総歩行
数、脂肪燃焼歩行中の総歩行数はそれぞれ次の各式で表
わされる。
【数1】
【数2】
【数3】
【0023】各歩調v[i]毎の一歩当たりのカロリー
消費量をE_cons[i]とすると、全期間による総
カロリー消費量、脂肪燃焼歩行におけるカロリー消費量
は、それぞれ次の各式で算出できる。
【数4】
【数5】
【0024】これらにより、全期間による総消費カロリ
ー、脂肪燃焼歩行における消費カロリーのみならず、総
歩行による消費カロリーに対する脂肪燃焼歩行カロリー
の比率、あるいは摂取したカロリーに対する消費した比
率などの指数が容易に算出できる(ステップ23)。
【0025】図4は、計測により得られた歩調分布のパ
ターン表示例であり、横軸を歩調とし縦軸を歩数とする
座標上に描かれた各歩調分布を示す。曲線32は、歩行
期間および停止期間を含む全期間における歩調分布曲線
である。曲線34は、上記全計測期間中の連続歩行期間
における歩調分布曲線である。曲線36は、上記全計測
期間中の脂肪燃焼歩行期間における歩調分布曲線であ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明は、歩調分布からどのような歩調
でどれだけ歩行したかを知ることができるので、運動療
法に好適に使用される。例えば、「適切に歩行運動され
ています」とか、「もう少し速歩きを多くしてみましょ
う」とか、「連続歩行をもう少し長くしてみましょう」
といったように的確なアドバイスやマネージメントを行
うことができる。
【0027】また、計測期間の違いによって目的別に異
なる歩調分布を得ることにより、それら情報はそれぞれ
運動療法にさらに好適利用される。計測されるのが、連
続歩行期間における歩調分布である場合には、連続歩行
について歩調分布を得ることができる。計測されるの
が、脂肪燃焼歩行期間における歩調分布である場合に
は、脂肪が燃焼している間の歩行について歩調分布を計
測することができる。
【0028】また、歩調分布情報に基いてカロリー消費
量を算出することにより、精度よくカロリー消費量を算
出することができる。
【0029】また、歩調分布をパターン化して出力する
ことにより、歩行結果が把握しやすくなるり、運動療法
に対するアドバイスやマネージメントも行いやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明における歩行データの測定に係るフロー
チャートの一例である。
【図3】本発明における歩調分布に係る表示に係るフロ
ーチャートの一例である。
【図4】本発明における歩調分布パターンの表示の一例
である。
【図5】本発明における歩調と歩数カウンタ値との対応
付けを示すテーブルの一例である。
【符号の説明】
10 歩数計

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歩行データを計測する歩数計において、
    所定期間における歩調分布を得るために各歩調の歩行頻
    度を計測することを特徴とする歩数計。
  2. 【請求項2】 歩調分布が、連続歩行期間における歩調
    分布であることを特徴とする請求項1記載の歩数計。
  3. 【請求項3】 歩調分布が、脂肪燃焼歩行期間における
    歩調分布であることを特徴とする請求項1記載の歩数
    計。
  4. 【請求項4】 歩調分布に基いてカロリー消費量を算出
    し、出力することを特徴とする請求項1記載の歩数計。
  5. 【請求項5】 歩調分布をパターン化して出力すること
    を特徴とする請求項1記載の歩数計。
JP19228198A 1998-06-02 1998-06-02 歩数計 Pending JPH11345305A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19228198A JPH11345305A (ja) 1998-06-02 1998-06-02 歩数計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19228198A JPH11345305A (ja) 1998-06-02 1998-06-02 歩数計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11345305A true JPH11345305A (ja) 1999-12-14

Family

ID=16288678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19228198A Pending JPH11345305A (ja) 1998-06-02 1998-06-02 歩数計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11345305A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005204918A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Suzuken Co Ltd 身体活動測定装置
CN108195397A (zh) * 2017-12-25 2018-06-22 无锡思博思奇科技有限公司 高精度计步器的计算方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005204918A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Suzuken Co Ltd 身体活動測定装置
CN108195397A (zh) * 2017-12-25 2018-06-22 无锡思博思奇科技有限公司 高精度计步器的计算方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5301154A (en) Time calculating device
EP0556702B1 (en) Exercise-hardness data output apparatus
JP6130914B2 (ja) 運動負荷時の生体情報算出システム、生体情報算出方法、及び、携帯情報端末
EP2065680B1 (en) Body Movement Detecting Apparatus
US6418181B1 (en) Method and measuring arrangement for determining speed of runner, walker or another moving and living object
US8671784B2 (en) Body movement detecting apparatus and body movement detecting method
JP3498360B2 (ja) 測定装置
JPH0217170B2 (ja)
EP1393671B1 (en) Walking support system
US20160058373A1 (en) Running Energy Efficiency
JPH0392990A (ja) 歩数計数装置
US7370509B2 (en) Endurance calculation device, endurance calculation method, and program
JP3905536B2 (ja) 脈拍計の制御方法
KR20080022680A (ko) 휴대용 운동처방기
JP2002312754A (ja) 歩数計
JP2003339908A (ja) トレーニング装置
JPH11345305A (ja) 歩数計
JPH06105829A (ja) 可搬型適正運動量指示装置
JP2000166890A (ja) 歩数計付き体脂肪計
JP3455928B2 (ja) 測定装置
JPH0884706A (ja) 脈拍一定運動の歩行ピッチ決定方法及びピッチ発生型歩数計
JPH07144039A (ja) 運動測定装置
JP3381393B2 (ja) 測定装置及び測定方法
JPH0824367A (ja) 測定装置
KR20030031246A (ko) 체지방 및 운동량을 측정하는 방법