JPH11344484A - ナトリウム燃焼試験装置 - Google Patents

ナトリウム燃焼試験装置

Info

Publication number
JPH11344484A
JPH11344484A JP10149994A JP14999498A JPH11344484A JP H11344484 A JPH11344484 A JP H11344484A JP 10149994 A JP10149994 A JP 10149994A JP 14999498 A JP14999498 A JP 14999498A JP H11344484 A JPH11344484 A JP H11344484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
sodium
test apparatus
liquid metal
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10149994A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuo Nakamura
喜久男 中村
Koichi Tanimoto
浩一 谷本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP10149994A priority Critical patent/JPH11344484A/ja
Publication of JPH11344484A publication Critical patent/JPH11344484A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体金属ナトリウムの燃焼試験を精度良く行
うことのできるナトリウム燃焼試験装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 略筒状に形成された試験装置本体1と、
この試験装置本体1の底面に形成された皿状の燃焼部2
と、この燃焼部2に対向して試験装置本体1の上面に設
けられた排気ダクト9とを有し、燃焼部2に液体金属ナ
トリウムを供給した後、試験装置本体1内に酸素を含ん
だ不活性ガスを供給して液体金属ナトリウムの燃焼条件
を試験するナトリウム燃焼試験装置において、燃焼部2
の上部にシャッター機構15を設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速増殖炉の冷却
材として使用される液体金属ナトリウムの燃焼試験を実
施する場合に用いられるナトリウム燃焼試験装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高速増殖炉の冷却材として使用される液
体金属ナトリウムは、空気中の酸素と反応して燃焼する
ことが従来から知られている。このため、高速増殖炉の
配管等から多量の液体金属ナトリウムが漏洩した場合に
は、ナトリウムが漏洩した室内に不活性ガスを供給して
ナトリウムの燃焼を防止する必要があるが、漏洩したナ
トリウムが何%の酸素濃度で発火し、また何%の酸素濃
度で消火するのかという燃焼条件が明らかでなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは液体金
属ナトリウムの燃焼試験を精度良く行うことのできるナ
トリウム燃焼試験装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、略筒状に形成された試験装置本体
と、この試験装置本体の底面に形成された皿状の燃焼部
と、この燃焼部に対向して前記試験装置本体の上面に設
けられた排気ダクトとを有し、前記燃焼部に液体金属ナ
トリウムを供給した後、前記試験装置本体内に酸素を含
んだ不活性ガスを供給して前記液体金属ナトリウムの燃
焼条件を試験するナトリウム燃焼試験装置において、前
記燃焼部の上部にシャッター機構を設けたことを特徴と
する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。図1には本発明の一実施形態
に係るナトリウム燃焼試験装置の概略構成が示されてお
り、略円筒状に形成された試験装置本体1の底面中央に
は、皿状の燃焼部2が形成されている。この燃焼部2の
底部にはナトリウム供給管3の一端が接続されており、
ナトリウム供給管3の他端は開閉弁4を介してナトリウ
ム供給タンク5の底部に接続されている。従って、開閉
弁4を開くと、ナトリウム供給タンク5に貯えられた液
体金属ナトリウムがナトリウム供給管3を流通して燃焼
部2に供給されるようになっている。
【0006】ナトリウム供給管3には、ナトリウム回収
管6の一端が接続されている。このナトリウム回収管6
の他端は開閉弁7を介してナトリウム回収タンク8に接
続されており、燃焼試験を終了した後に開閉弁7を開く
と、燃焼部2に残存する液体金属ナトリウムがナトリウ
ム回収管6を流通してナトリウム回収タンク8に回収さ
れるようになっている。
【0007】燃焼部2と対向する試験装置本体1の上面
中央には、先細り状の排気ダクト9が鉛直に設けられて
いる。この排気ダクト9には温度センサ10と濃度セン
サ11が取り付けられており、これらのセンサ10,1
1によって排気ダクト9から排出される排ガスの温度と
酸素濃度が検出されるようになっている。
【0008】試験装置本体1の外周壁には、不活性ガス
供給管12が接続されている。この不活性ガス供給管1
2には酸素を含んだ窒素ガス等の不活性ガスが不活性ガ
ス供給装置13から供給されるようになっており、不活
性ガス供給装置13はガス中の酸素濃度を任意に調整で
きるようになっている。
【0009】試験装置本体1の内部には、整流板14が
設けられている。この整流板14は環状に形成されてお
り、不活性ガス供給装置13から試験装置本体1内に供
給された不活性ガスは整流板14を通過して排気ダクト
9から排出されるようになっている。
【0010】試験装置本体1は燃焼部2の上部にシャッ
ター機構15を有しており、このシャッター機構15に
より燃焼部2を任意に開閉できるようになっている。ま
た、試験装置本体1は燃焼部2にヘリウムガス等の不活
性ガスを供給する不活性ガス供給機構16を有してお
り、この不活性ガス供給機構16から供給される不活性
ガスによりナトリウムの酸化が防止されるようになって
いる。さらに、試験装置本体1は上面に観察窓17を有
しており、この観察窓17からナトリウムの燃焼状況を
観察できるようになっている。
【0011】このようなナトリウム燃焼試験装置を用い
て液体金属ナトリウムの燃焼試験を実施する場合には、
シャッター機構15により燃焼部2を閉じた状態で不活
性ガス供給機構16から燃焼部2に不活性ガスを供給す
る。次に、燃焼部2を不活性ガス雰囲気とした状態で燃
焼部2に液体金属ナトリウムをナトリウム回収タンク8
から供給した後、シャッター機構15を作動させて燃焼
部2を開放する。次に、不活性ガス供給装置13から試
験装置本体1内に酸素を多量に含んだ不活性ガスを供給
して燃焼部2に供給された液体金属ナトリウムを発火さ
せる。次に、不活性ガス供給装置13から試験装置本体
1内に供給される不活性ガス中の酸素濃度を徐々に減少
させながら液体金属ナトリウムの燃焼状況を観察窓17
から観察することにより、発火した液体金属ナトリウム
が何%の酸素濃度で消火するかを確認することができ
る。
【0012】上述した実施形態では、燃焼部2の上部に
シャッター機構15が設けられているため、燃焼部2に
供給された液体金属ナトリウムが試験前に試験装置本体
1内の空気と反応して燃焼することを防止できる。ま
た、上述した実施形態ではシャッター機構15で閉塞さ
れた燃焼部2にヘリウムガス等の不活性ガスを供給する
不活性ガス供給機構16を備えているため、燃焼部2に
供給された液体金属ナトリウムが試験前に酸化すること
を防止できる。
【0013】また、上述した実施形態では試験装置本体
1の内部に環状の整流板14が設けられているため、不
活性ガス供給装置13から試験装置本体1内に供給され
る不活性ガスの流れを図2に示すように均一にすること
ができる。
【0014】さらに、試験装置本体1の上面中央に設け
られた排気ダクト9が上方に向かって円錐状に形成され
ているため、排ガスの逆流を防止できる。なお、上述し
た実施形態では試験装置本体1を円筒状に形成したが、
角筒状に形成してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
燃焼部の上部にシャッター機構を設けたことにより、液
体金属ナトリウムの燃焼試験を精度良く行うことのでき
るナトリウム燃焼試験装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るナトリウム燃焼試験
装置の概略構成を示す図である。
【図2】同実施形態の整流板の作用を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 試験装置本体 2 燃焼部 3 ナトリウム供給管 4 開閉弁 5 ナトリウム供給タンク 6 ナトリウム回収
管 7 開閉弁 8 ナトリウム回収
タンク 9 排気ダクト 10 温度センサ 11 濃度センサ 12 不活性ガス供
給管 13 不活性ガス供給装置 14 整流板 15 シャッター機構 16 不活性ガス供
給機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略筒状に形成された試験装置本体と、こ
    の試験装置本体の底面に形成された皿状の燃焼部と、こ
    の燃焼部に対向して前記試験装置本体の上面に設けられ
    た排気ダクトとを有し、前記燃焼部に液体金属ナトリウ
    ムを供給した後、前記試験装置本体内に酸素を含んだ不
    活性ガスを供給して前記液体金属ナトリウムの燃焼条件
    を試験するナトリウム燃焼試験装置において、 前記燃焼部の上部にシャッター機構を設けたことを特徴
    とするナトリウム燃焼試験装置。
JP10149994A 1998-05-29 1998-05-29 ナトリウム燃焼試験装置 Withdrawn JPH11344484A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10149994A JPH11344484A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 ナトリウム燃焼試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10149994A JPH11344484A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 ナトリウム燃焼試験装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11344484A true JPH11344484A (ja) 1999-12-14

Family

ID=15487151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10149994A Withdrawn JPH11344484A (ja) 1998-05-29 1998-05-29 ナトリウム燃焼試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11344484A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109473184A (zh) * 2018-11-13 2019-03-15 中国核动力研究设计院 一种用于燃料辐照试验的嵌入式铅铋合金回路
CN110715846A (zh) * 2019-07-12 2020-01-21 中国原子能科学研究院 一种钠燃烧实验装置及获取极低浓度钠气溶胶的方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109473184A (zh) * 2018-11-13 2019-03-15 中国核动力研究设计院 一种用于燃料辐照试验的嵌入式铅铋合金回路
CN110715846A (zh) * 2019-07-12 2020-01-21 中国原子能科学研究院 一种钠燃烧实验装置及获取极低浓度钠气溶胶的方法
CN110715846B (zh) * 2019-07-12 2024-02-20 中国原子能科学研究院 一种钠燃烧实验装置及获取极低浓度钠气溶胶的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2392554C2 (ru) Непрямой теплообменник
JP4781032B2 (ja) 配管内のガス置換方法及びガス置換装置
JPH11344484A (ja) ナトリウム燃焼試験装置
JPS5630533A (en) Safety device for combustion system
US3672222A (en) Instrument lance for basic oxygen steelmaking furnace
JP3511787B2 (ja) 自然発火試験装置
CN112034088B (zh) 变压器故障气体监测设备
JP6036312B2 (ja) 高炉ガス着火判定装置
JPS62188928A (ja) 熱風発生装置のチユ−ブ破れ検知方法
JP2006292257A (ja) ガスバーナーチューブ破損検出装置
SU1185166A1 (ru) Способ наводороживани крупногабаритных стальных образцов
JP3503918B2 (ja) 熱処理炉のガス排出方法およびガス排出装置
CN212005659U (zh) 模拟稳定助燃剂燃烧环境装置
CN217540385U (zh) 一种可防止阀门更换时煤气中毒的煤气管道
CN215495622U (zh) 一种改进的氢气燃烧火焰呈蓝色演示装置
CN113091074B (zh) 可燃气体处理装置
JP2502692B2 (ja) 拡散炉装置
JPS54139478A (en) Pressing/heating process method for semiconductor substrate
JPH0528945U (ja) 炉内温度測定装置
JPS592531Y2 (ja) 有機試料分解装置
JPS5826378Y2 (ja) 高温溶融試験装置
JPH01170574A (ja) 加圧式注湯炉の注湯待機時における炉内圧調整方法
JP2004002078A (ja) ガス改質炉の操炉方法
CA1337246C (en) Method for measuring a gas content or metal content of a bath of liquid metal and probe used in said method
JP2001050614A (ja) 冷媒配管

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802