JPH11344446A - 穀物の品質検定装置 - Google Patents

穀物の品質検定装置

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JPH11344446A
JPH11344446A JP11116475A JP11647599A JPH11344446A JP H11344446 A JPH11344446 A JP H11344446A JP 11116475 A JP11116475 A JP 11116475A JP 11647599 A JP11647599 A JP 11647599A JP H11344446 A JPH11344446 A JP H11344446A
Authority
JP
Japan
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grain
rice
sample
quality
sample cell
Prior art date
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Pending
Application number
JP11116475A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadakazu Fujioka
定和 藤岡
Taiichi Mori
泰一 森
Eiji Nishino
栄治 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP11116475A priority Critical patent/JPH11344446A/ja
Publication of JPH11344446A publication Critical patent/JPH11344446A/ja
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サンプルセルへのサンプルの供給の容易化を
はかり、あわせてサンプルの充填密度の安定確保をはか
ろうとする。 【構成】 品質検定装置3は、光源11、反射鏡12、
回折格子13、透過光検出器14、およびサンプルを収
容するサンプルセル15からなり、サンプルセル15
は、サンプル受取り位置と、測定位置との間を上下に往
復動自在とする。ホッパ9に収容された整玄米は、待機
するサンプルセル15に収容されて所定量に達すると、
サンプルセル15は測定位置まで下降し、品質検定装置
3が測定を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、穀物の品質検定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、穀物の品質検定装置としては、た
とえば玄米の形態でその品質評価要素である脂肪酸度や
蛋白質などの含有量を近赤外線分光分析により測定し、
その測定結果に基づいて玄米の品質を検定するものが知
られている。また、穀物の品質検定装置としては、例え
ば特開昭62−299743号公報に記載のものが知ら
れている。この方法は、サンプルを予め充填した容器を
容器移動体に装着して往復横移動させ、所定の測定位置
に移動させる構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の上記
の穀物の品質検定装置は、直接人手によって容器に充填
するものであるから、充填密度がばらつき易く測定誤差
の要因となっている。また、充分な充填密度を確保する
ために時間をかけねばならず測定の効率を悪くする。
【0004】そこで、本発明は、これらの点に鑑み、新
規な穀物の品質検定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、
【0006】
【作用および効果】サンプルセル15はホッパ9の排出
口にのぞむ位置でサンプルを受取り、下動して測定位置
に達すると近赤外光を受けてサンプルの内部品質が測定
できる。このように本発明では、サンプルセル15の上
下動によってサンプル受取り位置と測定位置とに往復動
作するから、充填されたサンプルは下動の間でセル15
内でその密度が高められて適正を確保でき、充填密度の
ばらつきが少ない。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について、
図に基づいて説明する。この実施例は所定以上の大きさ
の玄米を粒選別する粒選別装置1と、その粒選別装置1
で粒選別されて未熟粒が取り除かれた玄米から着色米を
除去して整玄米のみを取り出す整玄米取り出し装置2
と、整玄米取り出し装置2で取り出した整玄米について
近赤外線分光分析により品質評価成分を測定し、その測
定結果に基づいて整玄米の内部品質を検定する品質検定
装置3から構成する。
【0008】粒選別装置1の排出口4は、案内路5、6
を介して整玄米取り出し装置2の入り口部と接続する。
整玄米取り出し装置2は、落下する玄米に対して光を照
射し、その反射光を検出するセンサ7と、そのセンサ7
の検出信号により着色米か否かを判別する判別部(図示
せず)と、その判別部が着色米であることを判別したと
きにその着色米を吹き飛ばすエアガン8、整玄米を収容
する整玄米ホッパ9、およびエアガン8で吹き飛ばされ
る着色米を収容する着色米ホッパ10からなる。整玄米
ホッパ9の排出口は、品質検定装置3の取り入れ口にの
ぞませる。
【0009】品質検定装置3は、光源11、反射鏡1
2、回折格子13、透過光検出器14、およびサンプル
を収容するサンプルセル15からなる。サンプルセル1
5は、図示のようにサンプル受取り位置と、測定位置と
の間を往復動自在とする。次に、このような構成からな
る実施例について、その動作の一例について説明する。
【0010】いま、品位がわかっている玄米サンプルが
粒選別装置1に供給されると、粒選別装置1ではあらか
じめ定めた大きさの粒径を有する玄米のみを整玄米とし
て取り出し、それを整玄米取り出し装置2に供給する。
整玄米取り出し装置2では、着色米を異常米としてエア
ガン8で吹き飛ばして着色米ホッパ10に収容する一
方、整玄米ホッパ9に整玄米のみを収容する。
【0011】整玄米ホッパ9に収容された整玄米は、図
示の位置で待機するサンプルセル15に収容されていき
所定量に達すると、サンプルセル15は測定位置まで下
降し、品質検定装置3が測定を開始する。品質検定装置
3では、光源11からの光が反射鏡12を経て回折格子
13により分光されるので、波長が連続的に変化する近
赤外線がサンプルセル15中のサンプルに照射される。
【0012】そのサンプルの透過光を透過光検出器14
が検出し、その検出により透過光スペクトルが求まる。
そして、内蔵するコンピュータ(図示せず)が、その求
めた原スペクトルを処理し、サンプル中における品質評
価成分の含有量、すなわち整玄米のうまさの指標となる
蛋白質やアミロースのような成分含有量を求め、その求
めた成分含有量から食味を点数やランクで評価する。
【0013】図2は、穀物乾燥調製施設の一例である。
図において、21は生産者の穀物を荷受けする荷受けホ
ッパであり、荷受けホッパ21から排出される穀物は、
コンベア22、およびエレベータ23を介して粗選機2
4に張り込むように構成する。粗選機24は、計量器2
5、およびリスレッシャ26に接続する。計量器25
は、荷受け穀物を計量するとともにその一部を検定用の
サンプルとして抽出(採取)し、品位計27に導くよう
に構成する。
【0014】品位計27は、サンプルを籾すりしたのち
玄米の形態で未熟米、死米、着色米の各量を測定するも
のである。品位計27には、食味計28を接続する。食
味計28は、品位が検定済みサンプルについて、乾燥し
たのち籾すり精米を行い、測定部で白米の形態で近赤外
線分光分析により品質評価成分である蛋白質やアミロー
スなどを求め、その結果により食味を点数などで評価す
る。
【0015】計量器25は、エレベータ29、貯溜ホッ
パ30などを介して穀物乾燥機31A、31B、31
C、31D・・・に接続し、所定の穀物乾燥機に穀物を
張り込むように構成する。穀物乾燥機31Aは除湿乾燥
用のもの、穀物乾燥機31Bは低温熱風乾燥用のもの、
穀物乾燥機31Cは粗選するための粗選器を備えた熱風
乾燥用のもの、穀物乾燥機31Dは通常の熱風乾燥用の
ものである。
【0016】穀物乾燥機31A、31B、31C、31
D・・・は、いったん張り込んだ穀物を後述のように所
定の穀物乾燥機に移しかえるための移送装置32と接続
する。さらに、穀物乾燥機31A、31B、31C、・
・・の各排出口は、排出コンベア33、および排出エレ
ベータ34を介して籾タンク35と接続する。籾タンク
35の排出口は籾すり機36の取り入れ口に接続する。
籾すり機36の排出口は計量選別機37に接続する一
方、その排出口を着色米除去機38を介して計量選別機
37に接続する。
【0017】次に、このように構成する穀物乾燥調製施
設に適用される乾燥調製方法の一例について、図3、図
4を参照して説明する。ここでは、荷受け穀物は、同一
品種のものが荷受けされたものとして説明する。まず、
生産者からの穀物が荷受けされると、計量器25で計量
して貯溜ホッパ30へ張り込む一方、計量器25で計量
の際にその穀物の一部を抽出(採取)して穀物サンプル
とする。次に、その抽出した穀物サンプルは、品位計2
7に導かれて籾すりされ、玄米の形態で未熟米、死米、
着色米の各量の測定を行う。その測定結果により荷受け
された穀物の品位を総合的に判定する。
【0018】このようにして品位が判定されると、現
在、荷受け中の穀物の行き先がその品位に応じて判断さ
れる。この判断は、集中管理装置のコンピュータにより
行う。たとえば、未熟米が少なく品位が良のときには除
湿乾燥を行うために穀物乾燥機31A、未熟米が中のと
きには低温熱風乾燥を行うために穀物乾燥機31B、未
熟米が多いときには粗選、熱風乾燥を行うために穀物乾
燥機31Cにそれぞれ張り込む。さらに、未熟米、死
米、および着色米のいずれも多く品位が標準のときに
は、通常の熱風乾燥を行うために穀物乾燥機31Dに張
り込む。
【0019】これらの処理に並行して、品位計27で品
位の測定が終了したサンプルは食味計28に導かれる
と、サンプルは乾燥、籾すり、精米されて白米の形態で
食味の測定が行われ、その測定結果により食味の良否が
判定される。食味が判定されると、その結果に基づいて
乾燥調製の種類を変更するか否かの判定を行う。例えば
穀物乾燥機31Dにより乾燥している穀物の食味が「標
準」と判定されたときには、穀物乾燥機31Dによる乾
燥を変更することなく継続し、乾燥が終了すると、籾す
り機36で籾すりしたのち精米し、計量選別機37で計
量して出荷される。
【0020】一方、穀物乾燥機31Dで乾燥している穀
物の食味が「良」と判定されたときには、乾燥行程の変
更がなされてその行き先が判断される。その判断の結
果、穀物乾燥機31Dの穀物は、未熟米を除去するため
に粗選機(図示せず)を経由し、その食味の「良」の程
度に応じて移送装置32により所定の穀物乾燥機に移し
かえられる。たとえば、除湿乾燥を選択するときには穀
物乾燥機31Eに導かれ、低温熱風乾燥を選択するとき
には穀物乾燥機31Fに導かれ、通常の熱風乾燥を選択
するときには穀物乾燥機31Gに導かれ、対応する乾燥
を行う。そして、このようにして乾燥の終了した穀物
は、籾すり機36で籾すりしたのち精米し、その後に着
色米を着色米除去機38で除去し、計量選別機37で計
量して出荷される。
【0021】ところで、穀物乾燥機31A〜31Cなど
についても、食味の判定結果に基づいて乾燥調製の種類
を変更するか否かの判定が行われ、変更がないときには
穀物乾燥機31A〜31Cは変更することなくそのまま
乾燥を継続し、乾燥が終了すると、籾すり機36で籾す
りしたのち精米し、計量選別機37で計量して出荷され
る。
【0022】他方、食味の判定結果に基づいて乾燥調製
の種類を変更するか否かの判定の結果、変更があるとき
には穀物乾燥機31A〜31Cを乾燥の種類の応じて穀
物乾燥機を変更して所定の乾燥を行い、乾燥が終了する
と、籾すり機36で籾すりしたのち精米し、計量選別機
37で計量して出荷される。ところで、このようにして
精米の形態で出荷される穀物の一部は抽出され、その穀
物サンプルを食味計28の測定部に供給すると、乾燥終
了後の食味が測定される。その測定結果は集中管理装置
のコンピュータに送信され、コンピュータはその結果を
荷受け時に測定した食味と比較し、その間にずれがある
ときには乾燥終了後のデータを正確なものとし、そのデ
ータにより荷受け時に測定するデータを補正するため
に、品位や食味を算出するための基準データを修正す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置概要を示す図である。
【図2】穀物乾燥調製施設の構成例を示す図である。
【図3】フローチャートである。
【図4】フローチャートである。
【符号の説明】
1…粒選別装置、2…整玄米取り出し装置、3…品質検
定装置、4…排出口、5,6…案内路、7…センサ、8
…エアガン、9…整玄米ホッパ、10…着色米ホッパ、
11…光源、12…反射鏡、13…回折格子、14…透
過光検出器、15…サンプルセル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパ9の排出口にサンプルセル15を
    のぞませ、このサンプルセル15をサンプル受取り位置
    と測定位置とを往復上下動すべく構成すると共に、測定
    位置には、サンプルへ照射される近赤外光を検出する検
    出器14を設けてなる穀物の品質検定装置。
JP11116475A 1999-04-23 1999-04-23 穀物の品質検定装置 Pending JPH11344446A (ja)

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JP11116475A JPH11344446A (ja) 1999-04-23 1999-04-23 穀物の品質検定装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002003818A1 (fr) * 2000-07-11 2002-01-17 Japan Tobacco Inc. Dispositif de mesure du facteur de remplissage d'une charge permettant de former un boudin
AU2006200712B1 (en) * 2006-02-21 2006-09-28 Rosewood Research Pty Ltd Spectographic sample monitoring
JP2017131843A (ja) * 2016-01-28 2017-08-03 井関農機株式会社 料金式自動精米設備

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