JPH11344302A - 回転角検出装置 - Google Patents
回転角検出装置Info
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- JPH11344302A JPH11344302A JP14901998A JP14901998A JPH11344302A JP H11344302 A JPH11344302 A JP H11344302A JP 14901998 A JP14901998 A JP 14901998A JP 14901998 A JP14901998 A JP 14901998A JP H11344302 A JPH11344302 A JP H11344302A
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- Japan
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- housing
- digital conversion
- conversion means
- sensor
- rotation angle
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノイズの影響を受け難く、部品点数の増加も
少なくコンパクトな構成とできて、厳しい環境下での使
用が可能な回転角検出装置を提供する。 【解決手段】 回転軸1の軸端とハウジング2のハウジ
ング蓋3の内面との間に、回転軸1の回転角を検出する
センサ17を設ける。センサ17は、抵抗体12とブラ
シ5等で構成される。ハウジング蓋3の外面に凹部18
を設け、この凹部18内に、センサ17のアナログ出力
をディジタル化するディジタル変換手段19を組付け
る。凹部18は合成樹脂20で埋める。
少なくコンパクトな構成とできて、厳しい環境下での使
用が可能な回転角検出装置を提供する。 【解決手段】 回転軸1の軸端とハウジング2のハウジ
ング蓋3の内面との間に、回転軸1の回転角を検出する
センサ17を設ける。センサ17は、抵抗体12とブラ
シ5等で構成される。ハウジング蓋3の外面に凹部18
を設け、この凹部18内に、センサ17のアナログ出力
をディジタル化するディジタル変換手段19を組付け
る。凹部18は合成樹脂20で埋める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設機械や産業
機械等に使用される回転角検出装置に関する。
機械等に使用される回転角検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】角度検出手段として、角度ポテンショメ
ータが多く使用されている。角度ポテンショメータは、
基準角度からの絶対角度を電圧値のアナログ信号で出力
している。この出力信号をコンピュータで演算処理する
場合、アナログ信号をディジタル化する必要がある。そ
のため、従来、角度ポテンショメータとコンピュータと
の間に、ディジタル変換回路を角度ポテンショメータと
は別体で設けている。
ータが多く使用されている。角度ポテンショメータは、
基準角度からの絶対角度を電圧値のアナログ信号で出力
している。この出力信号をコンピュータで演算処理する
場合、アナログ信号をディジタル化する必要がある。そ
のため、従来、角度ポテンショメータとコンピュータと
の間に、ディジタル変換回路を角度ポテンショメータと
は別体で設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディジタル変換回路を
角度ポテンショメータと別体で設けた場合、各設置形態
に応じて次の課題が生じる。 ディジタル変換回路をコンピュータに組み込むか、ま
たは隣接して設置する場合。 a.角度ポテンショメータとコンピュータまでの距離が
長いと、アナログ信号はノイズの影響を受け易く、誤動
作の原因となる。 b.コンピュータ内に組み込む場合は、角度ポテンショ
メータの仕様(例えば電気的有効角や負荷電圧)が変わ
ると、それに合わせて回路を設定する必要があり、コン
ピュータの種類が増える。 ディジタル変換手段を角度ポテンショメータの近くに
設置した場合。 a.角度ポテンショメータが厳しい環境(水分,温度,
湿度,振動,衝撃等)で使われると、その近くにあるデ
ィジタル変換回路が破損する恐れがある。建設機械の角
度検出に使用する場合、このような厳しい環境で使われ
る場合が多い。ディジタル変換回路をこれらの環境から
保護できるようなカバーを設けた場合、大きな設置場所
が必要となり、そのような設置場所を得ることが難しい
場合がある。
角度ポテンショメータと別体で設けた場合、各設置形態
に応じて次の課題が生じる。 ディジタル変換回路をコンピュータに組み込むか、ま
たは隣接して設置する場合。 a.角度ポテンショメータとコンピュータまでの距離が
長いと、アナログ信号はノイズの影響を受け易く、誤動
作の原因となる。 b.コンピュータ内に組み込む場合は、角度ポテンショ
メータの仕様(例えば電気的有効角や負荷電圧)が変わ
ると、それに合わせて回路を設定する必要があり、コン
ピュータの種類が増える。 ディジタル変換手段を角度ポテンショメータの近くに
設置した場合。 a.角度ポテンショメータが厳しい環境(水分,温度,
湿度,振動,衝撃等)で使われると、その近くにあるデ
ィジタル変換回路が破損する恐れがある。建設機械の角
度検出に使用する場合、このような厳しい環境で使われ
る場合が多い。ディジタル変換回路をこれらの環境から
保護できるようなカバーを設けた場合、大きな設置場所
が必要となり、そのような設置場所を得ることが難しい
場合がある。
【0004】この発明の目的は、ノイズの影響を受け難
く、コンパクトな構成とできて、設置場所が小さくて済
み、またディジタル化に伴う部品点数の増加も少なくて
済む回転角検出装置を提供することである。この発明の
他の目的は、厳しい環境化でも使用可能とすることであ
る。
く、コンパクトな構成とできて、設置場所が小さくて済
み、またディジタル化に伴う部品点数の増加も少なくて
済む回転角検出装置を提供することである。この発明の
他の目的は、厳しい環境化でも使用可能とすることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の回転角検出装
置は、転がり軸受を介して回転軸をハウジングに回転自
在に設置し、回転軸の軸端と前記ハウジングの内面との
間に前記回転軸の回転角を検出するセンサを設け、前記
ハウジングに、前記センサのアナログ出力をディジタル
化するディジタル変換手段を組付けたものである。ディ
ジタル変換手段は、アナログ信号を量子化するものであ
れば良く、その出力は、複数ビットのオンオフ信号で行
うものに限らず、入力値に対応した数のパルスを発生さ
せるのであっても、またパルス幅変調されたパルス信号
やパルス周波数変調されたパルス信号で行うものであっ
ても良い。この構成によると、センサで検出された角度
検出値であるアナログ出力は、ディジタル変換手段でデ
ィジタル化され、出力される。このため、この回転角検
出装置からコンピュータまで、検出信号はディジタル化
された信号で送られることになり、周辺のノイズの影響
を受け難い。ディジタル変換手段は、センサを収容した
ハウジングに組付けられるため、装置全体がコンパクト
になり、設置場所が小さくて済むうえ、ディジタル化に
伴う部品点数の増加も少なくて済む。
置は、転がり軸受を介して回転軸をハウジングに回転自
在に設置し、回転軸の軸端と前記ハウジングの内面との
間に前記回転軸の回転角を検出するセンサを設け、前記
ハウジングに、前記センサのアナログ出力をディジタル
化するディジタル変換手段を組付けたものである。ディ
ジタル変換手段は、アナログ信号を量子化するものであ
れば良く、その出力は、複数ビットのオンオフ信号で行
うものに限らず、入力値に対応した数のパルスを発生さ
せるのであっても、またパルス幅変調されたパルス信号
やパルス周波数変調されたパルス信号で行うものであっ
ても良い。この構成によると、センサで検出された角度
検出値であるアナログ出力は、ディジタル変換手段でデ
ィジタル化され、出力される。このため、この回転角検
出装置からコンピュータまで、検出信号はディジタル化
された信号で送られることになり、周辺のノイズの影響
を受け難い。ディジタル変換手段は、センサを収容した
ハウジングに組付けられるため、装置全体がコンパクト
になり、設置場所が小さくて済むうえ、ディジタル化に
伴う部品点数の増加も少なくて済む。
【0006】この発明において、前記ハウジングの前記
回転軸の軸端と対面する部分をハウジング蓋とし、この
ハウジング蓋の外面に凹部を設け、この凹部内に前記デ
ィジタル変換手段を設けても良い。このようにハウジン
グ蓋に凹部を設けてディジタル変換手段を収めることに
より、一層のコンパクト化が図れ、またディジタル変換
手段が外部に突出せず、ハウジング蓋で保護されて損傷
が防げる。また、ディジタル変換手段は、ハウジングの
本体ではなくハウジング蓋に設けるため、ディジタル変
換手段のハウジングへの組付け作業が簡単である。
回転軸の軸端と対面する部分をハウジング蓋とし、この
ハウジング蓋の外面に凹部を設け、この凹部内に前記デ
ィジタル変換手段を設けても良い。このようにハウジン
グ蓋に凹部を設けてディジタル変換手段を収めることに
より、一層のコンパクト化が図れ、またディジタル変換
手段が外部に突出せず、ハウジング蓋で保護されて損傷
が防げる。また、ディジタル変換手段は、ハウジングの
本体ではなくハウジング蓋に設けるため、ディジタル変
換手段のハウジングへの組付け作業が簡単である。
【0007】また、この発明において、前記凹部に、デ
ィジタル変換手段が埋め込まれるように合成樹脂を充填
してもよい。このように、合成樹脂で覆うことにより、
ディジタル変換手段が外部から保護され、厳しい環境で
も使用することができる。
ィジタル変換手段が埋め込まれるように合成樹脂を充填
してもよい。このように、合成樹脂で覆うことにより、
ディジタル変換手段が外部から保護され、厳しい環境で
も使用することができる。
【0008】さらに、この発明において、前記転がり軸
受を軸方向に並べて複数設け、前記回転軸の外周に環状
突部を設け、この環状突部を隣合う軸受の内輪間に軸受
予圧状態に挟み込んでも良い。このように、予圧された
複数の軸受で回転軸をハウジングに支持することより、
回転軸に軸方向やラジアル方向の荷重が負荷されても、
軸受でこの負荷を支持することができ、センサが損傷す
ることが防止される。また、軸受が予圧されているた
め、回転軸のがたつきがなく、荷重の負荷状態でも、精
度良く回転角度を検出することができる。
受を軸方向に並べて複数設け、前記回転軸の外周に環状
突部を設け、この環状突部を隣合う軸受の内輪間に軸受
予圧状態に挟み込んでも良い。このように、予圧された
複数の軸受で回転軸をハウジングに支持することより、
回転軸に軸方向やラジアル方向の荷重が負荷されても、
軸受でこの負荷を支持することができ、センサが損傷す
ることが防止される。また、軸受が予圧されているた
め、回転軸のがたつきがなく、荷重の負荷状態でも、精
度良く回転角度を検出することができる。
【0009】さらに、この発明において、前記センサ
は、前記ハウジングに設けられて前記回転軸の円周方向
に延びる抵抗体と、前記回転軸に取付けられて前記抵抗
体に摺接するブラシとからなるものであってもよい。す
なわち、このセンサは、角度ポテンショメータにおける
検出部と同様な構成のものであっても良い。このよう
に、抵抗体とブラシとを用いることにより、簡単な構成
のセンサになる。このように抵抗体を用いた場合、ブラ
シの押し付け圧が変わると精度良く角度検出が行えない
が、ブラシを取付けた回転軸を複数の軸受で支持してい
るため、回転軸を傾きなく支持でき、精度の良い検出が
行える。特に、前記軸受を予圧状態として支持した場合
は、回転軸のがたつきがなく、荷重の負荷状態でも精度
良く回転角度を検出することができる。また、このよう
に抵抗体を用いる場合に、ハウジング蓋に抵抗体とディ
ジタル変換手段とを取付けるようにすると、部品点数の
増加が少なくて済む。
は、前記ハウジングに設けられて前記回転軸の円周方向
に延びる抵抗体と、前記回転軸に取付けられて前記抵抗
体に摺接するブラシとからなるものであってもよい。す
なわち、このセンサは、角度ポテンショメータにおける
検出部と同様な構成のものであっても良い。このよう
に、抵抗体とブラシとを用いることにより、簡単な構成
のセンサになる。このように抵抗体を用いた場合、ブラ
シの押し付け圧が変わると精度良く角度検出が行えない
が、ブラシを取付けた回転軸を複数の軸受で支持してい
るため、回転軸を傾きなく支持でき、精度の良い検出が
行える。特に、前記軸受を予圧状態として支持した場合
は、回転軸のがたつきがなく、荷重の負荷状態でも精度
良く回転角度を検出することができる。また、このよう
に抵抗体を用いる場合に、ハウジング蓋に抵抗体とディ
ジタル変換手段とを取付けるようにすると、部品点数の
増加が少なくて済む。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図3に基づいて説明する。この回転角検出装置は、回
転軸1の軸端とハウジング2のハウジング蓋3の内面と
の間に、回転軸1の回転角を検出するセンサ17を設
け、ハウジング蓋3の外面に凹部27を設け、この凹部
27内に、センサ17のアナログ出力をディジタル化す
るディジタル変換手段19を組付け、凹部27を合成樹
脂29で埋めたものである。
し図3に基づいて説明する。この回転角検出装置は、回
転軸1の軸端とハウジング2のハウジング蓋3の内面と
の間に、回転軸1の回転角を検出するセンサ17を設
け、ハウジング蓋3の外面に凹部27を設け、この凹部
27内に、センサ17のアナログ出力をディジタル化す
るディジタル変換手段19を組付け、凹部27を合成樹
脂29で埋めたものである。
【0011】回転軸1は、段付軸に形成され、その大径
部1aが2列の軸受6,6によってハウジング2内で回
転自在に支持されている。大径部1aの中間部には環状
突部1cが設けてあり、この突部1cは、両軸受6,6
に予圧をかけた状態でこれら軸受6,6の内輪間に挟み
込んである。各軸受6は、シール付きの深溝玉軸受等か
らなる。軸受6のハウジング2への固定は、図の上側の
軸受6の外輪をハウジング2内の肩面に係合させ、両軸
受6間に薄肉の外輪間座11を挟んで、厚肉リング状の
スペーサ7と共にハウジング蓋3で押付けることにより
行っている。
部1aが2列の軸受6,6によってハウジング2内で回
転自在に支持されている。大径部1aの中間部には環状
突部1cが設けてあり、この突部1cは、両軸受6,6
に予圧をかけた状態でこれら軸受6,6の内輪間に挟み
込んである。各軸受6は、シール付きの深溝玉軸受等か
らなる。軸受6のハウジング2への固定は、図の上側の
軸受6の外輪をハウジング2内の肩面に係合させ、両軸
受6間に薄肉の外輪間座11を挟んで、厚肉リング状の
スペーサ7と共にハウジング蓋3で押付けることにより
行っている。
【0012】ハウジング2は、ハウジング本体2aとハ
ウジング蓋3とからなる。ハウジング蓋3は、Oリング
9を介してハウジング本体2aの下面開口を蓋し、ハウ
ジング本体2aにボルト(図示せず)等で固定される。
ハウジング蓋3には、その外面にディジタル変換手段1
9の収容用の凹部27を有し、凹部27の底面に、蓋内
面に貫通した孔28が設けられている。回転軸1の小径
部1bはハウジング2の円孔から突出し、その円孔内に
オイルシール8が設けられている。
ウジング蓋3とからなる。ハウジング蓋3は、Oリング
9を介してハウジング本体2aの下面開口を蓋し、ハウ
ジング本体2aにボルト(図示せず)等で固定される。
ハウジング蓋3には、その外面にディジタル変換手段1
9の収容用の凹部27を有し、凹部27の底面に、蓋内
面に貫通した孔28が設けられている。回転軸1の小径
部1bはハウジング2の円孔から突出し、その円孔内に
オイルシール8が設けられている。
【0013】ハウジング蓋3の内面には、抵抗体12お
よび電気接片13を上面に有する基盤4が取付けられ、
これら抵抗体12と電気接片13とに接触して両者を導
通させるブラシ5が回転軸1の軸端に取付けられてい
る。前記センサ17は、これら抵抗体12、電気接片1
3、およびブラシ5からなり、角度ポテンショメータを
構成する。なお、ブラシ5は、回転軸1の軸端にボルト
止めした端板1dに設けてある。ブラシ5の抵抗体12
に対する接触圧は、スペーサの厚み等で調整する。
よび電気接片13を上面に有する基盤4が取付けられ、
これら抵抗体12と電気接片13とに接触して両者を導
通させるブラシ5が回転軸1の軸端に取付けられてい
る。前記センサ17は、これら抵抗体12、電気接片1
3、およびブラシ5からなり、角度ポテンショメータを
構成する。なお、ブラシ5は、回転軸1の軸端にボルト
止めした端板1dに設けてある。ブラシ5の抵抗体12
に対する接触圧は、スペーサの厚み等で調整する。
【0014】抵抗体12は、例えば導電性樹脂などから
なり、図2に示すように一部が欠けたリング状に形成さ
れている。電気接片13はリング状に形成されている。
抵抗体12の両端および電気接片13の一部には、端子
12a,12b,13aが各々設けられている。
なり、図2に示すように一部が欠けたリング状に形成さ
れている。電気接片13はリング状に形成されている。
抵抗体12の両端および電気接片13の一部には、端子
12a,12b,13aが各々設けられている。
【0015】図2は、センサ17の周辺の電気配線例を
示す。抵抗体12には両端の端子12a,12b間に直
流電源14で一定の電圧を印加し、片方の端子12aと
電気接片13の端子13aとを出力端子とする。このよ
うに配線を行うことにより、抵抗体12の端子12a,
12b間の印加電圧に対して、ブラシ5で分圧された電
圧が、出力端子12a,13a間に得られる。したがっ
て、この電圧値からブラシ5の回転位置、すなわち回転
軸1の基準点Oからの回転角Bが検出される。なお、検
出可能な回転角範囲Aは180°としてある。センサ1
7の出力端子12a,13a、ディジタル変換手段19
のアナログ入力端子22a,22bに接続される。
示す。抵抗体12には両端の端子12a,12b間に直
流電源14で一定の電圧を印加し、片方の端子12aと
電気接片13の端子13aとを出力端子とする。このよ
うに配線を行うことにより、抵抗体12の端子12a,
12b間の印加電圧に対して、ブラシ5で分圧された電
圧が、出力端子12a,13a間に得られる。したがっ
て、この電圧値からブラシ5の回転位置、すなわち回転
軸1の基準点Oからの回転角Bが検出される。なお、検
出可能な回転角範囲Aは180°としてある。センサ1
7の出力端子12a,13a、ディジタル変換手段19
のアナログ入力端子22a,22bに接続される。
【0016】ディジタル変換手段19は、アナログ入力
端子22a,22b間に入力された電圧値を複数ビット
のディジタル信号に変換して出力端子231 〜23n か
ら出力するA/Dコンバータからなる。図4はその配線
回路を示す。ディジタル変換手段19は、図1に示すよ
うに、回路基板24に電子回路素子25を搭載した電子
回路で構成される。このディジタル変換手段19は、ハ
ウジング蓋3の凹部27に収納され、その回路基板24
が、スペーサ39を介してビス等により凹部27の底面
に離間状態に取付けられている。凹部27の底面の孔2
8には、センサ17の出力端子12a,13aとディジ
タル変換手段19とを接続する配線30が挿通され、ま
たディジタル変換手段19からそのディジタル出力の取
り出し用の配線31が凹部27外に引き出されている。
凹部27内は、ディジタル変換手段19が埋まるように
合成樹脂30を充填して硬化させてある。合成樹脂30
は、回路基板24の熱膨張や収縮による断面を防ぐため
に、弾力性のある材質が好ましく、例えばウレタン樹脂
が効果的である。なお、センサ17の直流電源14(図
2)およびディジタル変換手段19の電源(図示せず)
は、ハウジング2の外部に設けて前記配線30,31や
他の配線(図示せず)で電圧を印加するようにしても良
く、またこれらの電源を凹部27内に配置してもよい。
端子22a,22b間に入力された電圧値を複数ビット
のディジタル信号に変換して出力端子231 〜23n か
ら出力するA/Dコンバータからなる。図4はその配線
回路を示す。ディジタル変換手段19は、図1に示すよ
うに、回路基板24に電子回路素子25を搭載した電子
回路で構成される。このディジタル変換手段19は、ハ
ウジング蓋3の凹部27に収納され、その回路基板24
が、スペーサ39を介してビス等により凹部27の底面
に離間状態に取付けられている。凹部27の底面の孔2
8には、センサ17の出力端子12a,13aとディジ
タル変換手段19とを接続する配線30が挿通され、ま
たディジタル変換手段19からそのディジタル出力の取
り出し用の配線31が凹部27外に引き出されている。
凹部27内は、ディジタル変換手段19が埋まるように
合成樹脂30を充填して硬化させてある。合成樹脂30
は、回路基板24の熱膨張や収縮による断面を防ぐため
に、弾力性のある材質が好ましく、例えばウレタン樹脂
が効果的である。なお、センサ17の直流電源14(図
2)およびディジタル変換手段19の電源(図示せず)
は、ハウジング2の外部に設けて前記配線30,31や
他の配線(図示せず)で電圧を印加するようにしても良
く、またこれらの電源を凹部27内に配置してもよい。
【0017】図3は、この回転角検出装置33とコンピ
ュータ34との接続関係の一例を示す。この回転角検出
装置33におけるディジタル変換手段19の出力端子
は、コンピュータ34の入出力ポート35に前記配線3
1で接続され、その出力信号は、入出力ポート35から
コンピュータ34の中央処理装置(CPU)36に取り
込まれる。
ュータ34との接続関係の一例を示す。この回転角検出
装置33におけるディジタル変換手段19の出力端子
は、コンピュータ34の入出力ポート35に前記配線3
1で接続され、その出力信号は、入出力ポート35から
コンピュータ34の中央処理装置(CPU)36に取り
込まれる。
【0018】この構成の回転角検出装置によると、回転
軸1の回転角度が、抵抗体12によるセンサ17のアナ
ログ出力として検出され、そのアナログ出力は、ハウジ
ング蓋3の凹部27に設置されたディジタル変換手段1
9によりディジタル信号に変換され、コンピュータ34
等の検出信号処理手段に配線31で送られる。このよう
に、回転角検出位置からコンピュータ34まで、角度検
出信号がディジタル信号で送られるため、周辺のノイズ
の影響を受け難い。また、ディジタル変換手段19がセ
ンサ17のハウジング2により保護される構造となり、
しかも合成樹脂29で埋め込み状態に固定されるため、
水分や振動等による回路の損傷を防止することができ、
厳しい環境下でも使用することができる。センサ19の
抵抗体12とディジタル変換手段19は、ハウジング蓋
3に取付けているため、ディジタル変換手段19を設け
ながら、部品点数の増加が少ない。
軸1の回転角度が、抵抗体12によるセンサ17のアナ
ログ出力として検出され、そのアナログ出力は、ハウジ
ング蓋3の凹部27に設置されたディジタル変換手段1
9によりディジタル信号に変換され、コンピュータ34
等の検出信号処理手段に配線31で送られる。このよう
に、回転角検出位置からコンピュータ34まで、角度検
出信号がディジタル信号で送られるため、周辺のノイズ
の影響を受け難い。また、ディジタル変換手段19がセ
ンサ17のハウジング2により保護される構造となり、
しかも合成樹脂29で埋め込み状態に固定されるため、
水分や振動等による回路の損傷を防止することができ、
厳しい環境下でも使用することができる。センサ19の
抵抗体12とディジタル変換手段19は、ハウジング蓋
3に取付けているため、ディジタル変換手段19を設け
ながら、部品点数の増加が少ない。
【0019】また、この回転角検出装置33は、予圧さ
れた複数の軸受6,6で回転軸1をハウジング2に支持
しているため、回転軸1に軸方向やラジアル方向の荷重
が負荷されても、軸受6でこの負荷を支持することがで
き、抵抗体12等を損傷することがない。また、軸受6
が予圧されているため、回転軸1のがたつきがなく、荷
重の負荷状態でも、精度良く回転角度を検出することが
できる。
れた複数の軸受6,6で回転軸1をハウジング2に支持
しているため、回転軸1に軸方向やラジアル方向の荷重
が負荷されても、軸受6でこの負荷を支持することがで
き、抵抗体12等を損傷することがない。また、軸受6
が予圧されているため、回転軸1のがたつきがなく、荷
重の負荷状態でも、精度良く回転角度を検出することが
できる。
【0020】なお、前記実施形態では、ディジタル変換
手段19として、入力された電圧値を複数ビットのディ
ジタル信号に変換して出力端子231 〜23n からパラ
レルで出力するものを用いたが、ディジタル変換手段1
9は、アナログ入力を量子化するものであれば良く、量
子化後の出力の形態には種々の方式が採用できる。例え
ば、ディジタル変換手段19は、回転軸1の回転に伴う
センサ17の電圧値の変化に従い、回転軸1が回転した
角度分のパルス数のパルス列を出力するもの、つまりイ
ンクリメンタル式に取り扱われるパルス出力を行うもの
としても良い。また、ディジタル変換手段19は、アナ
ログ入力で得られる絶対角度をディジタル出力のハイレ
ベルとローレベルのパルス幅の比で出力するするもの、
すなわちパルス幅変調方式(PWM)でパルス変調して
出力するものであっても良い。パルス幅変調方式とした
ディジタル変換手段は、例えば図5に示すようにコンパ
レータ38のマイナス入力端子にノコギリ波を印加し、
プラス入力端子にセンサ17の出力端子13aの電圧を
印加する電子回路によって構成される。コンパレータ3
8の出力端子から、パルス幅変調されたパルス出力が得
られる。このようにディジタル変換手段19を、ディジ
タル出力として、パルス数や、パルス幅の比として出力
するものとした場合は、コンピュータ側に、これらのデ
ィジタル変換手段19の出力を所定ビットのディジタル
信号に変換する変換手段あるいはインタフェース(図示
せず)を設ける。また、ディジタル変換手段19は、可
変抵抗等により電気的有効角の範囲を調整できる機能を
持つものとしても良く、これにより、センサ17自体の
電気的有効角を変更しなくても、回路の調整のみで、そ
のディジタル出力を色々な電気的有効角に設定すること
ができる。さらに、センサ17は、回転軸1の回転角度
をアナログ値で検出可能なものであれば良く、抵抗体1
2とブラシ5によるものの他に、光学的や磁気的に角度
検出するものなど、各種の構成のものが採用できる。
手段19として、入力された電圧値を複数ビットのディ
ジタル信号に変換して出力端子231 〜23n からパラ
レルで出力するものを用いたが、ディジタル変換手段1
9は、アナログ入力を量子化するものであれば良く、量
子化後の出力の形態には種々の方式が採用できる。例え
ば、ディジタル変換手段19は、回転軸1の回転に伴う
センサ17の電圧値の変化に従い、回転軸1が回転した
角度分のパルス数のパルス列を出力するもの、つまりイ
ンクリメンタル式に取り扱われるパルス出力を行うもの
としても良い。また、ディジタル変換手段19は、アナ
ログ入力で得られる絶対角度をディジタル出力のハイレ
ベルとローレベルのパルス幅の比で出力するするもの、
すなわちパルス幅変調方式(PWM)でパルス変調して
出力するものであっても良い。パルス幅変調方式とした
ディジタル変換手段は、例えば図5に示すようにコンパ
レータ38のマイナス入力端子にノコギリ波を印加し、
プラス入力端子にセンサ17の出力端子13aの電圧を
印加する電子回路によって構成される。コンパレータ3
8の出力端子から、パルス幅変調されたパルス出力が得
られる。このようにディジタル変換手段19を、ディジ
タル出力として、パルス数や、パルス幅の比として出力
するものとした場合は、コンピュータ側に、これらのデ
ィジタル変換手段19の出力を所定ビットのディジタル
信号に変換する変換手段あるいはインタフェース(図示
せず)を設ける。また、ディジタル変換手段19は、可
変抵抗等により電気的有効角の範囲を調整できる機能を
持つものとしても良く、これにより、センサ17自体の
電気的有効角を変更しなくても、回路の調整のみで、そ
のディジタル出力を色々な電気的有効角に設定すること
ができる。さらに、センサ17は、回転軸1の回転角度
をアナログ値で検出可能なものであれば良く、抵抗体1
2とブラシ5によるものの他に、光学的や磁気的に角度
検出するものなど、各種の構成のものが採用できる。
【0021】
【発明の効果】この発明の回転角検出装置は、軸方向に
並べた複数の転がり軸受を介して回転軸をハウジングに
回転自在に設置し、回転軸の軸端と前記ハウジングの内
面との間に前記回転軸の回転角を検出するセンサを設
け、前記ハウジングに、前記センサのアナログ出力をデ
ィジタル化するディジタル変換手段を組付けたものであ
るため、ノイズの影響を受け難く、コンパクトな構成と
できて、設置場所が小さくて済み、またディジタル化に
伴う部品点数の増加も少なくて済む。ハウジング蓋の外
面に凹部を設けてディジタル変換手段を収容するように
した場合は、一層のコンパクト化およびディジタル変換
手段の保護が図れる。また、ハウジングの本体ではなく
ハウジング蓋にディジタル変換手段を設置するため、デ
ィジタル変換手段のハウジングへの組付け作業が簡単で
ある。ディジタル変換手段を覆って前記凹部を合成樹脂
で埋め込んだ場合は、水分や振動のあるような厳しい環
境でも使用することができる。回転軸の外周に環状突部
を設け、この環状突部を隣合う軸受の内輪間に軸受予圧
状態に挟み込んだ場合は、回転軸に軸方向やラジアル方
向の荷重が負荷されても精度良く角度検出でき、また前
記の荷重によるセンサの損傷が防止される。前記センサ
が抵抗体とブラシとからなる場合は、簡単な構成のセン
サで角度検出できる。この場合に、ハウジング蓋にその
抵抗体とディジタル変換手段とを設置することにより、
部品点数の増加が少なくて済む。
並べた複数の転がり軸受を介して回転軸をハウジングに
回転自在に設置し、回転軸の軸端と前記ハウジングの内
面との間に前記回転軸の回転角を検出するセンサを設
け、前記ハウジングに、前記センサのアナログ出力をデ
ィジタル化するディジタル変換手段を組付けたものであ
るため、ノイズの影響を受け難く、コンパクトな構成と
できて、設置場所が小さくて済み、またディジタル化に
伴う部品点数の増加も少なくて済む。ハウジング蓋の外
面に凹部を設けてディジタル変換手段を収容するように
した場合は、一層のコンパクト化およびディジタル変換
手段の保護が図れる。また、ハウジングの本体ではなく
ハウジング蓋にディジタル変換手段を設置するため、デ
ィジタル変換手段のハウジングへの組付け作業が簡単で
ある。ディジタル変換手段を覆って前記凹部を合成樹脂
で埋め込んだ場合は、水分や振動のあるような厳しい環
境でも使用することができる。回転軸の外周に環状突部
を設け、この環状突部を隣合う軸受の内輪間に軸受予圧
状態に挟み込んだ場合は、回転軸に軸方向やラジアル方
向の荷重が負荷されても精度良く角度検出でき、また前
記の荷重によるセンサの損傷が防止される。前記センサ
が抵抗体とブラシとからなる場合は、簡単な構成のセン
サで角度検出できる。この場合に、ハウジング蓋にその
抵抗体とディジタル変換手段とを設置することにより、
部品点数の増加が少なくて済む。
【図1】この発明の一実施形態にかかる回転角検出装置
の断面図である。
の断面図である。
【図2】そのセンサを示す平面図と電気回路図とを組み
合わせて示す説明図である。
合わせて示す説明図である。
【図3】そのセンサ、ディジタル変換手段、およびコン
ピュータの接続関係を示すブロック図である。
ピュータの接続関係を示すブロック図である。
【図4】センサとディジタル変換手段とを接続した電気
回路図である。
回路図である。
【図5】ディジタル変換手段の変形例とセンサとを接続
した回路を示す電気回路図である。
した回路を示す電気回路図である。
1…回転軸 1c…環状突部 2…ハウジング 3…ハウジング蓋 4…基板 5…ブラシ 6…軸受 12…抵抗体 13…電気切片 17…センサ 19…ディジタル変換手段 24…回路基板 27…凹部 29…合成樹脂
Claims (5)
- 【請求項1】 転がり軸受を介して回転軸をハウジング
に回転自在に設置し、回転軸の軸端と前記ハウジングの
内面との間に前記回転軸の回転角を検出するセンサを設
け、前記ハウジングに、前記センサのアナログ出力をデ
ィジタル化するディジタル変換手段を組付けた回転角検
出装置。 - 【請求項2】 前記ハウジングの前記回転軸の軸端と対
面する部分をハウジング蓋とし、このハウジング蓋の外
面に凹部を設け、この凹部内に前記ディジタル変換手段
を設けた請求項1記載の回転角検出装置。 - 【請求項3】 前記凹部に、ディジタル変換手段が埋め
込まれるように合成樹脂を充填した請求項2記載の回転
角検出装置。 - 【請求項4】 前記転がり軸受を軸方向に並べて複数設
け、前記回転軸の外周に環状突部を設け、この環状突部
を隣合う軸受の内輪間に軸受予圧状態に挟み込んだ請求
項1ないし請求項3のいずれかに記載の回転角検出装
置。 - 【請求項5】 前記センサが、前記ハウジングに設けら
れて前記回転軸の円周方向に延びる抵抗体と、前記回転
軸に取付けられて前記抵抗体に摺接するブラシとからな
る請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の回転角検
出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14901998A JPH11344302A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 回転角検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14901998A JPH11344302A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 回転角検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11344302A true JPH11344302A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15465903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14901998A Pending JPH11344302A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 回転角検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11344302A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003042151A (ja) * | 2001-02-22 | 2003-02-13 | Nsk Ltd | 転がり軸受装置及びこの軸受装置のセンサ付きリング |
JP2009063443A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Ntn Corp | 回転角検出装置 |
WO2010029916A1 (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-18 | Ntn株式会社 | 回転角度検出ユニット |
US8368389B2 (en) | 2007-09-06 | 2013-02-05 | Ntn Corporation | Sensor unit |
CN107806816A (zh) * | 2017-12-04 | 2018-03-16 | 江西天河传感器科技有限公司 | 一种电力机车位移导电塑料传感器 |
JP2019157760A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両のスロットル開度検出装置 |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP14901998A patent/JPH11344302A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003042151A (ja) * | 2001-02-22 | 2003-02-13 | Nsk Ltd | 転がり軸受装置及びこの軸受装置のセンサ付きリング |
JP2009063443A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Ntn Corp | 回転角検出装置 |
US8368389B2 (en) | 2007-09-06 | 2013-02-05 | Ntn Corporation | Sensor unit |
WO2010029916A1 (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-18 | Ntn株式会社 | 回転角度検出ユニット |
JP2010066222A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Ntn Corp | 回転角度検出ユニット |
US8589117B2 (en) | 2008-09-12 | 2013-11-19 | Ntn Corporation | Rotation angle detecting unit |
CN107806816A (zh) * | 2017-12-04 | 2018-03-16 | 江西天河传感器科技有限公司 | 一种电力机车位移导电塑料传感器 |
JP2019157760A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両のスロットル開度検出装置 |
US10703432B2 (en) | 2018-03-13 | 2020-07-07 | Honda Motor Co., Ltd. | Throttle opening detecting apparatus for saddle riding vehicle |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040812 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040914 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20041115 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050531 |