JP3536069B2 - エンコーダ - Google Patents
エンコーダInfo
- Publication number
- JP3536069B2 JP3536069B2 JP05165196A JP5165196A JP3536069B2 JP 3536069 B2 JP3536069 B2 JP 3536069B2 JP 05165196 A JP05165196 A JP 05165196A JP 5165196 A JP5165196 A JP 5165196A JP 3536069 B2 JP3536069 B2 JP 3536069B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- encoder
- connector
- electric
- cover
- code plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
に装着され該回転軸の回転数および/または回転角度位
置を検出するエンコーダに関する。
に装着され、該回転軸の回転数や回転角度を検出するも
のである。エンコーダは周辺部に所定のパターンで形成
された透光領域と遮光領域とを有する円板(符号板)
と、円板のパターン形成部に光を照射する光源と符号板
を挟んで光源に対向して配置され、符号板を透過した光
を受光する光センサと、光センサからの信号に基づいて
符号板の回転角度、即ち回転軸の回転角度を示す電気信
号を出力する電気部材を有する。
を発生する磁気手段を設け、固定部に配置された磁気検
出素子により回転軸の回転にともなう該磁気手段の発生
する磁場の変化を検出して、それに基づいて得られた回
転軸の回転を示す電気信号をも上記電気信号に加えて出
力する構成のエンコーダもある。
介し回転角度を示す信号が外部の装置に出力される。
モータの回転軸に取り付けられるのでエンコーダは使用
時に不可避的に振動を被る。従ってエンコーダの電気部
材からの出力線の接続ににコネクタを用いると振動によ
りはずれてしまう恐れがあるため、従来のエンコーダで
はコネクタを用いずに半田等を用いて電気部材の基板に
信号線を直接接合していた。
コーダを取り扱わなければならないため、エンコーダに
カバーを取り付ける場合や、エンコーダをモータに取り
付ける場合に取り扱いが不便であるという課題があっ
た。
あり、取り付け等の場合の取り扱いに便利で、低コスト
かつ耐環境性に優れたエンコーダを提供することを目的
とする。
に本発明のエンコーダは回転軸に装着され、所定パター
ンの透光領域と遮光領域とが形成された符号板と、固定
部に配置され、前記符号板に光を照射する光源と、固定
部に配置され、前記符号板を透過したパターン情報を含
む光信号を検出する光センサと、該光センサの出力に基
づいて前記符号板の回転角度位置を示す電気信号を出力
する電気部材と、前記電気部材上に直接固定した電気信
号出力用コネクタであって出力線側コネクタと接続され
るコネクタと、少なくとも該電気部材の一部をおおうカ
バーとを有し、前記電気信号出力用コネクタに出力線側
コネクタを接続して前記カバーを装着した際に出力線側
コネクタを電気信号出力用コネクタに向けて押しつける
緩衝部材を前記カバー部に設けている。
電気部材上に直接固定したコネクタを介して出力するも
のである。その際エンコーダのカバー内面上に緩衝部材
を設け、前記コネクタに出力線側コネクタを接続してカ
バーを装着すると該緩衝部材が出力線側コネクタをエン
コーダ側コネクタに向かって押しつけるように構成す
る。
れた電気基板であり、コネクタは該電気基板上に半田や
ネジ等により固定される。
定されないが、カバーの装着方向と前記緩衝部材がコネ
クタを押しつける方向とは一致するのが自然である。カ
バーの具体的な装着方向としては回転を検出するべき被
検体としてのモータに取り付けた場合の作業の便を考慮
すると回転軸軸線に平行な方向からネジ止めにより装着
することが好ましい。
り、ゴム等が用いられる。
力信号線側のコネクタを取り付けた状態で示す。
を示しており、可撓性の金属よりなるカップリング21
を介してハウジング20に固定されている。このカップ
リング21の弾性により、エンコーダ本体1の水平方向
(図1の水平方向)の若干の位置ずれを許容する。エン
コーダ本体1上には電気基板3がネジ4により固定され
ている。該電気基板3は後述するように光センサ13、
磁気センサ14(共に後に説明する第2図)、および信
号処理回路を有する。電気基板上には信号出力用のコネ
クタ30が半田付により固定されている。
号線33側のコネクタ31を取り付けた状態を示す。両
コネクタ30、31は互いにソケット式に嵌合される。
コネクタ30、31を結合した後、エンコーダのカバー
22が回転軸軸線方向から(図1の垂直上方から)ネジ
23によりハウジング20に固定される。その際カバー
22の裏面に設けられた緩衝部材32が出力線コネクタ
31の背面を押圧しそれによりコネクタ31がコネクタ
30の方にしっかりと押しつけられる。緩衝部材32は
ここでは弾性を有するネオプレーンゴムよりなり、カバ
ー22の裏面上に両面テープあるいは接着剤等を用いて
固着されている。
ダ本体部分の詳細を説明する。図2は図1に示したエン
コーダ本体部分の断面図である(但し、一部の部材につ
いては断面図ではない)。
したようにネジ4により電気基板3が固定されている。
ベース2の内面にはベアリング5が嵌合されている。止
め部材16がベアリング5を予圧を与えながら保持す
る。ベアリングの内側には回転軸6が該ベアリング5の
作用により回転自在に支持されている。回転軸6は内部
にテーパをつけた孔7を有しておりモータ等の被検物の
同じくテーパのつけられた回転軸を受容し、該モータ回
転軸は図の上方よりネジ8によりエンコーダ回転軸6に
固定される。回転軸6には鍔部6aが設けられており、
その上に符号板保持台8が接着されている。符号板保持
台8上には符号板(パルス円板)9が載置され保持台に
対しネジ止めまたは接着されている。符号板9はその外
周に沿って所定パターンに従って透光部と遮光部が交互
に形成されたパターン部を有する。パターンの詳細につ
いては公知であるのでここでは述べない。符号板9の上
には所定の磁界を発生する手段として環状の磁石10が
接着され、更にその上に所定環状の押さえ環11が載置
接着されている。該永久磁石10は公知の磁化パターン
を有する。
の光源として、発光ダイオード等の発光素子12が取り
付けられている。符号板9を挟んで該発光素子12に対
向する位置の電気基板3上にはフォトダイオード等の受
光素子13(光センサ)が取り付けられている。発光素
子12から照射され、符号板9のパターン部の透光部を
透過することによりパターンの情報を含んだ光が受光素
子13で受光され光電変換されて検出信号として出力さ
れる。そして受光素子13からの検出信号に基づいて、
電気基板3に設けられた不図示の処理回路は回転軸6の
回転角度を示す信号を出力する。
る位置には、MRセンサ(磁気抵抗効果素子)等を用い
た磁気センサ14が取り付けられている。磁気センサ1
4は回転軸6の回転にともなう永久磁石のつくる磁界の
変動応じた電気信号を出力する。そして該電気信号に基
づいて電気基板に設けられた不図示の処理回路が回転軸
の回転数を示す信号を出力する。
信号とが共に上記のコネクタ30を介して外部に出力さ
れる。
回転軸6、符号板保持台8、符号板9磁石保持台10お
よび永久磁石11がエンコーダが取り付いたモータの回
転軸6とともに回転するロータ部分を形成し、他方ベー
ス2、光源12および受光素子13と磁気センサ14と
がマウントされた電気基板3とが固定部を形成する。
プレーンゴムであったが、本発明の緩衝部材の素材はこ
れに限定されるものではない。
カバー部に設けた緩衝部材が出力線側のコネクタをエン
コーダ側の電気信号出力用コネクタに向かって押しつけ
るので、エンコーダをモータ等の振動を生ずる対象に取
り付けて用いても、両コネクタ間の接続がはずれること
がない。従って電気基板に直接固定したコネクタを用い
て信号を出力することができるので、エンコーダに直接
出力線を取り付けておく必要がなく、エンコーダの取り
扱いがしやすくなる。
ーを取り付けることで自然に緩衝部材がコネクタを押さ
えるので、組立ても簡便である。
押さえる力も適度なものとなるのでコネクタを痛めるこ
ともない。
面の側面図である。
図。である。
Claims (3)
- 【請求項1】 回転軸に装着され、所定パターンが形成
された符号板と、固定部に配置され、前記符号板の前記
所定パターンからパターン情報を検出する検出器と、該
検出器の前記パターン情報に基づいて前記符号板の回転
情報を示す電気信号を出力する電気部材と、前記電気部
材上に固定され、出力線側コネクタと互いにソケット式
に嵌合される電気信号出力用コネクタと、少なくとも該
電気部材の一部をおおうカバーとを有し、前記カバー
は、前記出力線側コネクタの背面のみに接し前記出力線
側コネクタを前記電気信号出力用コネクタに押しつける
緩衝部材を備えることを特徴とするエンコーダ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のエンコーダで、前記緩
衝部材は前記コネクタを前記カバーの取り付け方向と一
致する方向に押しつけることを特徴とするエンコーダ。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のエンコーダ
で、前記緩衝部材は前記コネクタをエンコーダ回転軸軸
線方向に押しつけることを特徴とするエンコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05165196A JP3536069B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | エンコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05165196A JP3536069B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | エンコーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09243409A JPH09243409A (ja) | 1997-09-19 |
JP3536069B2 true JP3536069B2 (ja) | 2004-06-07 |
Family
ID=12892779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05165196A Expired - Lifetime JP3536069B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | エンコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3536069B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10031302A1 (de) * | 2000-06-27 | 2002-01-10 | Heidenhain Gmbh Dr Johannes | Winkelmeßrichtung |
JP2005121444A (ja) | 2003-10-16 | 2005-05-12 | Samutaku Kk | エンコーダ |
JP4868753B2 (ja) | 2005-03-18 | 2012-02-01 | ハイデンハイン株式会社 | 多回転型エンコーダおよびその製造方法 |
KR100797237B1 (ko) * | 2006-03-06 | 2008-01-23 | 고요덴시고교 가부시키가이샤 | 자기식 인코더 |
JP5316245B2 (ja) * | 2009-06-15 | 2013-10-16 | 富士電機株式会社 | エンコーダ |
JP2012132871A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-12 | Ono Sokki Co Ltd | 光学式ロータリエンコーダ |
WO2013146371A1 (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 株式会社デンソーウェーブ | エンコーダ、エンコーダの取り付け方法、トルク制限機構、駆動装置及びロボット装置 |
JP7250535B2 (ja) * | 2019-01-25 | 2023-04-03 | 日本電産サンキョー株式会社 | エンコーダおよびエンコーダ付きモータ |
-
1996
- 1996-03-08 JP JP05165196A patent/JP3536069B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09243409A (ja) | 1997-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070281824A1 (en) | Reduction gear unit with rotational position sensor | |
JP5082472B2 (ja) | ロータリエンコーダの位置決めユニットと、これを有するロータリエンコーダ | |
JP2008064744A (ja) | エンコーダ | |
JP3536069B2 (ja) | エンコーダ | |
JPH01299415A (ja) | 磁気式エンコーダ | |
JP2014055911A (ja) | 無接触型ポテンショメータ | |
KR100540125B1 (ko) | 광학식 엔코더 | |
JPH07134047A (ja) | 多回転エンコーダ | |
US5004915A (en) | Steering angle sensor apparatus | |
JP2007155636A (ja) | ロータリエンコーダ | |
JP2010249519A (ja) | 被読取板固定用部材、被読取板固定用組立体、及び信号検出装置、並びにロータリーエンコーダ | |
JP2010271175A (ja) | エンコーダ及びエンコーダの製造方法 | |
JP6831483B2 (ja) | 回転角測定システム用センサユニット及びそのようなセンサユニットを備える回転角測定システム | |
JP2015127638A (ja) | ロボットハンド用エンコーダおよびロボットハンド | |
WO1997033142A1 (fr) | Codeur modulaire et procede de fabrication correspondant | |
JPH0290017A (ja) | 多回転式絶対値エンコーダ | |
JP3490826B2 (ja) | エンコーダ | |
JP5445074B2 (ja) | エンコーダ及びエンコーダの取り付け方法 | |
JP2016011843A (ja) | 位置検出装置 | |
CN218270586U (zh) | 角度传感器 | |
JP3542442B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP4178805B2 (ja) | センサー付き転がり軸受ユニット | |
JPH0729735Y2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2011007734A (ja) | エンコーダ及びエンコーダの取り付け方法 | |
JPH063159A (ja) | 多回転式ロータリエンコーダ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031216 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040119 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20040216 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090326 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100326 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110326 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120326 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120326 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140326 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140326 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |