JPH11344162A - ピットの耐震化補修工法 - Google Patents

ピットの耐震化補修工法

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Publication number
JPH11344162A
JPH11344162A JP15170498A JP15170498A JPH11344162A JP H11344162 A JPH11344162 A JP H11344162A JP 15170498 A JP15170498 A JP 15170498A JP 15170498 A JP15170498 A JP 15170498A JP H11344162 A JPH11344162 A JP H11344162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pit
wall
conduit
main pipe
peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP15170498A
Other languages
English (en)
Inventor
Taku Nasu
卓 那須
Akihiko Kato
昭彦 加藤
Eiji Matsuyama
英治 松山
Nagayuki Ono
修幸 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP15170498A priority Critical patent/JPH11344162A/ja
Publication of JPH11344162A publication Critical patent/JPH11344162A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L5/00Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 導管の外周部に設置された周辺配管およびそ
の取付け部の破壊防止、並びに、破壊による導管の内部
流体の漏洩を防止する。 【解決手段】 ピット1に導管(本管)2が貫通され、
ピット1内の本管2にバルブ3が設置されている。更
に、ピット1内の本管2の外周部には、計装用機器用や
放散管等の周辺配管4が設置されている。本管2の外周
部には、周辺配管4とピット1の壁1aとの間に、衝突
防止用位置決め治具6が設けられている。更に、ピット
1の壁1aの本管2の貫通部の周囲には、連続的な閉曲
線を描くスリット7が、ピット1の内側から加工して設
けられている。 【効果】 位置決め治具6がピットの壁1aと衝突し、
または、位置決め治具6がスリット7の本管2側の壁1
aを外側に押し出して壁1aを破壊するので、周辺配管
4およびその取付け部5が破壊せず、内部流体の漏洩が
防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、導管にバルブ等
の機器を設置するために設けられている既設または新設
のピットにおいて、ピット内に貫通して設けられている
導管の周囲に取り付けられている計装用および放散用等
の周辺配管およびその取付け部が、地震等の地盤変位の
衝撃による導管の移動によってピットの壁と衝突するこ
とによる破壊、および、前記取付け部の破壊による導管
の内部流体の漏洩による被害を防止するための、ピット
の耐震化補修工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建造物へ、ガス、電力、水道または通信
ケーブル等を供給するための各種用途の導管が設置され
ている。これらの導管の途中にはバルブ等の機器が設置
される。そして、これらの機器の設置のために、これら
の機器の周囲を壁によって囲む、マンホール等の構造物
が設けられている。これらの構造物をピットという。ピ
ット内には、バルブ等の機器の他に、導管周辺の計装機
器用および放散用管等の配管(以下、「周辺配管」とい
う)が導管の外周部に設置されている。
【0003】このようなピットにおいて、ピットの壁の
導管貫通部においては、従来、樹脂やモルタル等による
水密施工、あるいは、リング固定が施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の水密施工にあっ
ては、地盤変位によって導管に軸方向力が作用した場
合、導管から壁に軸力が作用せず、導管が壁に向かって
変位した場合、ピットの壁の導管貫通部において、周辺
配管の取付け部とピットの壁とが衝突し、計装用機器等
や周辺配管およびその取付け部が破壊し、導管の内部流
体の漏洩および流出がおこるといった問題がある。
【0005】このような場合において、例えば、周辺配
管がピットの壁に衝突するような変位入力が与えられた
場合、導管および機器等に損傷がないのであれば、周辺
配管の破断および内部流体の漏洩に至ることは避けた
い。即ち、むしろ、ピットの壁が破壊された方が、地震
時の導管保全上において影響が少ない。
【0006】従って、この発明の目的は、導管周辺の機
器および周辺配管の破壊、 並びに、これによる周辺配管
の取付け部からの内部流体の漏洩を防止するために必要
な機能をピットの壁の導管貫通部に付与することができ
るピットの耐震化補修工法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ピットに導管を貫通し、前記ピット内の前記導管にバル
ブ等の機器を設置してなるピットの耐震化補修工法にお
いて、前記周辺配管と前記ピットの壁との間の、前記導
管の外周部に衝突防止用位置決め部材を設け、更に、前
記ピットの壁の前記導管の貫通部に、連続的または断続
的な閉曲線を描くスリットを、前記導管の貫通部の周囲
に、前記ピットの内側から加工して設けることに特徴を
有するものである。
【0008】導管の周囲に、ピット壁から所定距離離し
て、トリガー部材等の衝突防止用位置決め治具を取付
け、ピットの壁の導管の貫通部の周囲に連続的または断
続的な閉曲線を描くスリットを、ピットの内側から加工
して設けることにより、ピットの壁に対して周辺配管が
相対的に近づくような挙動を生じたときには、位置決め
治具がピットの壁に衝突して、周辺配管およびその取付
け部が直接壁に衝突することが防止される。また、衝撃
の大きさによっては、スリットの導管側の壁部分をピッ
トの外側に押し出すことによってピットの壁が破壊され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。図1は、この発明のピット
の耐震化補修工法の実施の形態を示す既設ピットの断面
図、図2は、作用状態を示す断面図である。図1に示す
ように、地中(地面8)には、マンホールが設けられて
いる。このような、マンホール等の構造物を、ピットと
いう。ピット1には、ピット1の壁1aを貫通して導管
(以下、「本管」という)2が設けられている。ピット
1内において、本管2の途中にはバルブ3が設けられて
いる。更に、本管2の周囲には、計装用機器(図示せ
ず)に本管2内の流体を送るための、本管2よりも極め
て細径の計装機器用配管や施工時用の放散管等の周辺配
管4が設置されている。5は、周辺配管4の取付け部で
ある。
【0010】本管2の外周部には、周辺配管取付け部5
とピット1の壁1aとの間に、環状の位置決め治具6が
設けられている。位置決め治具6は、トリガー部材から
なっている。位置決め治具6の設置位置は、ピット1の
壁1aから所定距離離れた場所とする(図1参照)。ピ
ット1の壁1aの本管貫通部の周囲には、本管2からや
や離れて、連続的な閉曲線を描くスリット7が、ピット
1の内側から加工されて設けられている。このスリット
7は、断続的な閉曲線を描くものでもよい。スリット7
には、シールのためのゴムパッキンを施工して内部流体
の漏洩を防止するとよい。
【0011】図2に示すように、地盤の変位によって矢
印9に示すように本管2が移動し、ピット1の壁1aに
対して本管2の外周部に設けた周辺配管4が相対的に近
づくような挙動を生じたときには、位置決め治具6がピ
ット1の壁1aに衝突して、周辺配管4およびその取付
け部5が直接壁1aに衝突することが防止される。ま
た、衝撃の大きさによっては、スリット7の内側の壁部
分をピット1の外側に押し出すことによってスリット7
の本管2側の壁1a自体が破壊される。いずれにしろ、
周辺配管4および取付け部5が破壊されることはない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、導管貫通部のピットの壁に対して導管が変位し、導
管に取り付けられた位置決め治具がピットの壁の貫通部
に衝突することにより、また、スリットの導管側の壁部
分をピットの外側に押し出すことによってピットの壁を
破壊することにより、周辺配管および取付け部が直接ピ
ットの壁に衝突することが防止され、周辺配管およびそ
の取付け部の破壊が防止され、内部流体の漏洩が防止さ
れ、かくして、有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のピットの耐震化補修工法の実施の形
態を示すピットの断面図である。
【図2】この発明のピットの耐震化補修工法の実施の形
態を作用状態によって示す断面図である。
【符号の説明】
1:ピット 1a:壁 2:導管(本管) 3:バルブ 4:計装用部材等の周辺配管 5:取付け部 6:位置決め治具 7:スリット 8:地面 9:地盤変位による本管の移動
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 修幸 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピットに導管を貫通し、前記ピット内の
    前記導管にバルブ等の機器を設置してなるピットの耐震
    化補修工法において、前記導管の外周部に衝突防止用位
    置決め部材を設け、更に、前記ピットの壁の前記導管の
    貫通部に、連続的または断続的な閉曲線を描くスリット
    を、前記導管の貫通部の周囲に、前記ピットの内側から
    加工して設けることを特徴とするピットの耐震化補修工
    法。
JP15170498A 1998-06-01 1998-06-01 ピットの耐震化補修工法 Pending JPH11344162A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15170498A JPH11344162A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 ピットの耐震化補修工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15170498A JPH11344162A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 ピットの耐震化補修工法

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JPH11344162A true JPH11344162A (ja) 1999-12-14

Family

ID=15524453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15170498A Pending JPH11344162A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 ピットの耐震化補修工法

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JP (1) JPH11344162A (ja)

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