JPH11343014A - 重量物品の据付け昇降装置 - Google Patents

重量物品の据付け昇降装置

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JPH11343014A
JPH11343014A JP15289098A JP15289098A JPH11343014A JP H11343014 A JPH11343014 A JP H11343014A JP 15289098 A JP15289098 A JP 15289098A JP 15289098 A JP15289098 A JP 15289098A JP H11343014 A JPH11343014 A JP H11343014A
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JP
Japan
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heavy article
main body
fulcrum
automatic ticket
ticket gate
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Pending
Application number
JP15289098A
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English (en)
Inventor
Makoto Kimoto
誠 喜本
Yoshinari Iwamura
佳成 岩村
Yasuzo Seto
康蔵 瀬戸
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SBS Toshiba Logistics Corp
Original Assignee
Toshiba Logistics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は重量物品の据え付けを容易に行う
ことができるようにした据え付け昇降装置を提供するこ
とにある。 【解決手段】 重量物品の据え付け時に、この重量物品
を昇降させるための昇降装置において、円弧状の支点部
3を介して短辺部4と長辺部5とを有するほぼL字状に
曲成した一対の杆材2を連結部材6,7によって所定の
間隔でほぼ平行に連結して形成された本体部1と、この
本体部の一対の短辺部にわたって架設され上記重量物品
の端部下面に係合する帯状部材8と、上記長辺部の末端
部に形成され上記帯状部材を上記重量物S品の端部下面
に係合させた状態で上記支点部を支点として上記本体部
を回動させるための把持部15とを具備したことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は重量物品を据付け
るときに、その重量物品を昇降させるために利用する据
付け昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、駅舎の改札口に設置される重
量物品である自動改札装置は、その重量が約300Kg
と高重量である。自動改札装置には、その底部に複数の
移動用のキャスタが設けられており、この自動改札装置
を設置用基礎ベース上に据付ける場合には、まず、キャ
スタによって所定の位置まで移動した後、その両端部の
底部に吊り上げ用のバンドを係合させ、その一対のバン
ドの両端部をそれぞれ人力によって引き上げることで自
動改札装置を持ち上げる。
【0003】その状態で自動改札装置の底部から移動用
のキャスタを取り外し、ついでこの自動改札装置を上記
設置用基礎ベース上に降下させて据付けるということが
行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな据え付け作業によると、上述したように約300K
g程度の高重量物である自動改札装置を、吊り上げ用の
バンドを用いて人力で持ち上げるためには、1本のバン
ドに2名以上、合計4名以上の荷役作業者が各バンドの
端部を持って作業しなければならないから、その作業に
多くの作業者が必要となるということがあったり、高重
量である自動改札装置を作業者が長時間にわたって持ち
上げていなければならないため、作業性が悪いばかり
か、作業者に掛かる負担が大きくなり、腰痛の発生を招
く虞もあった。
【0005】この発明は、少ない作業者によって重量物
品を昇降させることができ、しかも作業者に掛かる負担
を軽減できるようにした重量物品の据付け昇降装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、重量
物品の据え付け時に、この重量物品を昇降させるための
昇降装置において、円弧状の支点部を介して短辺部と長
辺部とを有するほぼL字状に曲成した一対の杆材を連結
部材によって所定の間隔でほぼ平行に連結して形成され
た本体部と、この本体部の一対の短辺部にわたって架設
され上記重量物品の端部下面に係合する係合部と、上記
長辺部の末端部に形成され上記係合部を上記重量物品の
端部下面に係合させた状態で上記支点部を支点として上
記本体部を回動させるための把持部とを具備したことを
特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記本体部の上記支点部の外側には、本体部が側方
へ振れるのを阻止する安定部材が設けられていることを
特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、上記係合部は柔軟部材によって形成さ
れていることを特徴とする。請求項1の発明によれば、
係合部を重量物品の端部下面に係合させ、支点部を支点
として把持部を下降させることで、上記係合部に端部下
面を係合させた重量物品をてこの原理によって容易に上
昇させることができる。
【0009】請求項2の発明によれば、支点部の外側に
安定部材が設けられていることで、重量物品を持ち上げ
る時や持ち上げた状態において本体部が側方へ転倒する
のを防止することができる。
【0010】請求項3の発明によれば、重量物品の端部
下面に係合する係合部を柔軟部材によって形成したこと
で、その係合部が重量物品の形状に沿って湾曲されるか
ら、重量物品の昇降を安定性よく行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面を参照して説明する。この発明の昇降装置は2つで
対をなす本体部1からなる。この本体部1は図1と図2
に示すように杆材2を備えている。この杆材2は円弧状
の支点部3を介して短辺部4と長辺部5とを有するほぼ
L字状に曲成されている。短辺部4はほぼ長円形状の閉
鎖ループ状に形成され、それによって荷重に対して変形
しにくい強度を備えている。
【0012】上記本体部1は一対の杆材2を平行に離間
対向させるとともに、その中途部の二個所、つまり上記
短辺部4と長辺部5との支点部3の近傍の部分がそれぞ
れ連結部材6,7によって連結されている。つまり、一
対の杆材2は上記連結部材6,7によって所定の間隔で
平行に離間した状態で連結されている。なお、一対の短
辺部4を連結した連結部材6はほぼU字状をなしてい
て、これら短辺部4の上端側を除く三側にわたって設け
られている。
【0013】上記短辺部4の上記連結部材6よりも先端
側には、同じく一対の短辺部4の上端側を除く三側にわ
たって係合部としての帯状部材8が設けられている。こ
の帯状部材8はナイロン( 商品名)などのように柔軟性
を有するとともに破損しにくい材料によって帯状に形成
されていて、その両端部をフック9によって上記短辺部
4の上辺に着脱自在に係合させて張設されている。つま
り、帯状部材8は交換できるようになっている。
【0014】なお、係合部は柔軟性を有する材料に代わ
り、ほぼU字状に形成された帯状鋼板を上記短辺部4の
三方向にわたって溶接固定するようにしてもよい。上記
支点部3の外側にはそれぞれ安定部材11が設けられて
いる。この安定部材11は、上記杆材2の支点部3を形
成する部分とほぼ同じ形状に曲成されたロッド12と、
このロッド12の一端部を上記杆材2の支点部3に連結
した一対の帯状連結板13及び他端部を上記短辺部4の
上下辺にわたって連結した三角形状連結板14とによっ
て形成されている。
【0015】したがって、本体部1は、支点部3の外方
へ所定寸法で突出した上記安定部材11によって支点部
3が横方向に振れるのを規制している。つまり、本体部
1が横転するのを防止している。
【0016】上記長辺部5の末端部には作業者が把持す
るための把持部15が設けられている。作業者はこの把
持部15を把持して本体部1を、その支点部3を支点と
して回動させることができるようになっている。それに
よって、上記本体部1の帯状部材8を後述する重量物品
の端部下面に係合させ、支点部3を支点としててこの原
理によって持ち上げることができるようになっている。
【0017】上記重量物品はたとえば図3乃至図5に示
す自動改札装置21であって、この自動改札装置21は
その底面の四隅部に移動用のキャスタ22が着脱自在に
設けられている。
【0018】上記自動改札装置21を図5に示す設置用
基礎ベース23上に設置する場合には、まず、一対の本
体部1の短辺部4に設けられた係合部としての帯状部材
8を、上記自動改札装置21の両端部下面に係合させ
る。
【0019】ついで、図3に示すように上記本体部1の
把持部15を押し下げ、本体部1を支持部3を支点とし
て矢印方向へ回動させる。それによって、自動改札装置
21はてこの原理によって持ち上げられ、図3に示すよ
うにキャスタ22を床面から所定高さ浮上させることが
できる。この状態で、図4に示すように自動改札装置2
1の下面に枕木などの受け部材20を入れて自動改札装
置21を所定の高さ、つまり持ち上げ状態よりもわずか
に低く、しかもキャスタ22は接地しない高さで保持
し、その状態でキャスタ22を取り外す。
【0020】キャスタ22を取り外したならば、自動改
札装置21を一対の本体部1によって再度上昇させて受
け部材20を取り除いてから、その下面に図示しない板
状台車を挿入して移動可能な状態とし、その状態で自動
改札装置21を上記設置用基礎ベース23上まで移動さ
せる。
【0021】ついで、上記自動改札装置21を一対の本
体部1のてこの原理を利用して持ち上げ、その下面側か
ら板状台車を取り除いた後、図5に示すように上記自動
改札装置21を上記設置用基礎ベース23上に下降させ
ることで、据付けることができる。
【0022】このように、自動改札装置21を一対の本
体部1のてこの原理を利用して持ち上げるようにしたこ
とで、上記自動改札装置21が重量物品であっても、比
較的軽い力で容易に持ち上げることができる。
【0023】たとえば、上記自動改札装置21の重さが
300Kgの場合、本体部1の短辺部4と長辺部5との
長さの比を1:5に設定すれば、一方の本体部1の作用
点である、帯状部材8に加わる荷重は150Kgとなる
から、力点となる把持部15にはその5分の1の荷重で
ある、30Kgの力を加えるだけで、上記自動改札装置
21を持ち上げることができる。
【0024】しかも、1つの本体部1は一人の作業者に
よって操作できるから、合計二人の作業者により、上記
自動改札装置21を持ち上げることが可能となる。上記
自動改札装置21を持ち上げたり、持ち上げた状態から
降ろすために、本体部1を支点部3を支点として回動さ
せる場合、その支点部3の外側には安定部材11が設け
られているため、本体部1が側方に振れるのが阻止され
る。つまり、本体部1が横転するのが防止される。それ
によって、本体部1による自動改札装置21の昇降作業
を安全かつ確実に行うことができる。
【0025】自動改札装置21に係合する帯状部材8を
柔軟な材料によって形成したから、自動改札装置21を
昇降させる際、上記帯状部材8を上記自動改札装置21
の端部下面の形状に沿って密着させることができる。そ
のため、上記帯状部材8が自動改札装置21から滑って
係合状態が外れるのを防止できるから、その昇降作業を
安全な状態で確実に行うことができる。
【0026】なお、上記一実施の形態では自動改札装置
を持ち上げてその下面からキャスタを取り外したなら
ば、上記自動改札装置を板状台車に載せて設置用基礎ベ
ース上に移動させてから板状台車を取り外して下降させ
るようにしたが、上記設置用基礎ベースが自動改札装置
のキャスタ間に入り込む大きさであれば、上記自動改札
装置を設置用基礎ベース上の設置位置に移動させてから
上昇させ、ついで受け部材で保持してキャスタを取り外
した後、その受け部材を取り外して下降させることで、
上記自動改札装置を上記設置用基礎ベース上に設置する
ことができる。つまり、板状台車を用いて自動改札装置
を移動させることなく設置することが可能である。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、本体部に形成
された係合部を重量物品の端部下面に係合させ、支点部
を支点として把持部を下降させることで、上記係合部に
端部下面を係合させた重量物品をてこの原理によって上
昇させることができる。
【0028】そのため、重量物品を従来に比べて軽い力
で容易に上昇させたり、上昇状態から下降させることが
できるから、作業性の向上や作業者に与える負担を軽減
することができる。
【0029】請求項2の発明によれば、本体部の支点部
の外側に安定部材を設け、本体部が横方向に振れにくい
ようにした。そのため、重量物品を持ち上げる時や持ち
上げた状態において本体部が側方へ転倒するのを防止す
ることができるから、安全性の向上を図ることができ
る。
【0030】請求項3の発明によれば、重量物品の端部
下面に係合する係合部を柔軟部材によって形成するよう
にした。そのため、上記係合部を重量物品の形状に沿っ
て変形させることができるから、上記係合部による重量
物品の昇降を安定性よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す昇降装置の斜視
図。
【図2】同じく(a)は正面図、(b)は側面図、
(c)は平面図。
【図3】同じく自動改札装置を持ち上げるときの説明
図。
【図4】同じく自動改札装置のキャスタを取り外すとき
の説明図。
【図5】同じく設置用基礎ベース上に自動改札装置を設
置するときの説明図。
【符号の説明】
1…本体部 2…杆材 3…支点部 4…短辺部 5…長辺部 6,7…連結部材 8…帯状部材(係合部) 11…安定部材 15…把持部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量物品の据え付け時に、この重量物品
    を昇降させるための昇降装置において、 円弧状の支点部を介して短辺部と長辺部とを有するほぼ
    L字状に曲成した一対の杆材を連結部材によって所定の
    間隔でほぼ平行に連結して形成された本体部と、 この本体部の一対の短辺部にわたって架設され上記重量
    物品の端部下面に係合する係合部と、 上記長辺部の末端部に形成され上記係合部を上記重量物
    品の端部下面に係合させた状態で上記支点部を支点とし
    て上記本体部を回動させるための把持部とを具備したこ
    とを特徴とする重量物品の据付け昇降装置。
  2. 【請求項2】 上記本体部の上記支点部の外側には、本
    体部が側方へ振れるのを阻止する安定部材が設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の重量物品の据え付
    け昇降装置。
  3. 【請求項3】 上記係合部は柔軟部材によって形成され
    ていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の重
    量物品の据付け昇降装置。
JP15289098A 1998-06-02 1998-06-02 重量物品の据付け昇降装置 Pending JPH11343014A (ja)

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