JPH11342872A - 車 両 - Google Patents

車 両

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Publication number
JPH11342872A
JPH11342872A JP10151521A JP15152198A JPH11342872A JP H11342872 A JPH11342872 A JP H11342872A JP 10151521 A JP10151521 A JP 10151521A JP 15152198 A JP15152198 A JP 15152198A JP H11342872 A JPH11342872 A JP H11342872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
roof
current plate
plate
windshield
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10151521A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Tanaka
年廣 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AWAJI KYOIKU SERVICE KK
Original Assignee
AWAJI KYOIKU SERVICE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AWAJI KYOIKU SERVICE KK filed Critical AWAJI KYOIKU SERVICE KK
Priority to JP10151521A priority Critical patent/JPH11342872A/ja
Publication of JPH11342872A publication Critical patent/JPH11342872A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/82Elements for improving aerodynamics

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の後方に発生するカルマン渦を低減す
る。 【構成】 車両10のルーフ5の上には,ルーフ5のほぼ
全面にわたって,支持部材3によって整流板2が取付け
られている。整流板2の前端縁2aは,車両10のフロン
トウインドウガラス1の上端の位置よりも少し前方に突
き出している。走行する車両10の前面にあたった空気は
フロントウインドウガラス1の傾斜にそって斜め上方へ
進み,整流板2とルーフ5との間を通ってほぼまっすぐ
に車両10の後方に送り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は,車両の屋根(ルーフ)の上に
整流板が設けられた車両に関する。
【0002】
【発明の背景】図3に示すように,走行する車両20の後
方にはカルマン渦kが発生することが知られている。こ
のカルマン渦kは,車両20の進行方向と逆向きの力(車
両20を後ろ向きに引っ張る力)を生じさせる。カルマン
渦によって生じる力に対抗するためのエネルギー(燃料
消費)が余分に必要となる。
【0003】
【発明の開示】この発明は,車両の後方に発生するカル
マン渦をできるだけ低減させる構造をもつ車両を提供す
るものである。
【0004】この発明による車両においては,車両のル
ーフの上方にルーフと間隔をあけて整流板が支持部材に
よって設けられている。
【0005】好ましくは,整流板の前端縁はルーフの前
端よりも前方に延びている。また,整流板の後端縁はル
ーフの後端よりも後方に突出している。
【0006】整流板は最も簡単には平板であるが,車両
のルーフが湾曲している場合には,この湾曲に沿った形
状のものでもよい。整流板はその前端縁から後端縁まで
連続していることを原則とする。整流板の幅は車両の幅
と同程度であることが好ましいが,車両の幅よりもやや
狭くても,やや広くてもよい。したがって,整流板は車
両のルーフのほぼ全面にわたって設けられる。整流板と
車両のルーフとの間の間隔は空気を車両の前から後に向
かってスムーズに流すためのものである。この間隔の大
きさは支持部材,整流板等の強度等を考慮して適切に定
めればよい。
【0007】支持部材は車体(ルーフ,サイドフレーム
等)に一体的に取付けられているものであってもよい
し,着脱自在に取付けるようにしてもよい。支持部材と
整流板は一体であってもよいし,相互に分離可能であっ
てもよい。最も簡単には,車両のルーフに市販のキャリ
アを取付け,このキャリアを支持部材としてキャリアに
整流板を取付けるようにすることもできる。いずれにし
ても,支持部材はできるだけ空気のスムーズな流れの邪
魔にならないことが好ましい。
【0008】整流板は金属板,木板,プラスチック板,
布などを用いて構成することができる。支持部材は金
属,プラスチック等でつくることができる。
【0009】車両のルーフの前端とは,一部のバス,ト
ラック,バン(ルートバン,ライトバン,パネルバン
等),ワゴン車等のルーフから前面(フロント面)(フ
ロントウインドウガラスよりも上の部分)に急激に立下
がる形状を持つものにおいては文字通りルーフとフロン
ト面との境界を指す。乗用車,他のバス,トラック,バ
ン,ワゴン車等のルーフからフロント面にかけて滑らか
に傾斜しているものにおいては,ルーフの前端とは,傾
斜の始まった部分からフロントウインドウガラス(ガラ
スが嵌るフレーム)の上端までの付近の範囲を意味し,
フロントウインドウガラスの上端より前にはならない。
すなわち,ルーフの前端は,最も極端には,ルーフとフ
ロントウインドウガラス(ガラスフレーム)との境界を
指す。トラック等(たとえば一方開ボディ車)の運転台
(キャブ)のルーフとコンテナ(箱荷台)のルーフとが
離れている車両においては,ルーフとはキャブのルーフ
とコンテナのルーフの全体を指す。
【0010】いずれにしても,整流板の前端縁が車両の
ルーフの前端よりも突出していることの技術的意味は,
走行する車両の前面にあたり前面に沿って上昇する空気
流(そのすべてとは限らない)をルーフと整流板との間
の間隔に円滑に導くことにあるから,この観点から解釈
すべきものである。
【0011】整流板の後端縁と車両のルーフの後端との
関係についても同様に考えればよい。整流板の後部とル
ーフの後部との間の間隙を通って空気流は車両の後方に
導かれることになる。
【0012】この発明によると,走行する車両の前面
(フロントウインドウガラスなど)にあたり,上昇する
空気は整流板とルーフとの間を通って車両の後方に送ら
れる。空気流を車両の後方に送り出すことにより,車両
の後方におけるカルマン渦の発生を低減することができ
る。特に,整流板の前端縁がルーフの前端よりも前方に
延びている場合には,車両の前面に沿って上昇する空気
流は円滑に整流板とルーフとの間に導かれる。整流板の
後端縁がルーフの後端よりも突出していれば,空気の流
れはより強い指向性をもって後方に流れるのでカルマン
渦の発生はより低減する。車両を進行方向と逆向きに引
っ張る力が減少するので,燃費の向上,エネルギー消費
の軽減を図ることができる。
【0013】
【実施例】図1は整流板が設けられた車両の外観を示す
ものであり,(A) は車両の左側面を,(B) は車両の正面
を示している。図2は図1(A) に示す車両の左側面にお
ける空気の流れを示している。図2において車両10の周
囲における空気の流れとその向きが矢印の付された実線
で示されている。
【0014】車両10はいわゆるワンボックスカーと呼ば
れる外形を有し,上部に,車両10の前部から後部にかけ
てそのほぼ全体にルーフ(屋根)5を持つ。車両10の前
面の上半分は傾斜し,ここにフロントウインドウガラス
1が設けられている。
【0015】車両10のルーフ5の上方にはルーフ5,ま
たはルーフ5と車両10の側面(サイドフレーム),前面
もしくは後面との境界付近に取付けられた支持部材3に
より整流板2が取付けられている。整流板2はルーフ5
のほぼ全面に設けられ,整流板2とルーフ5との間には
空気が流れる間隙がある。支持部材3は車体(ボディ)
(ルーフを含む)にリベット,溶接等により一体的に取
付けてもよいし,ボルト等で着脱自在に取付けてもよ
い。車体のルーフ5,側面,前面または後面において外
方に突出した部分(接合部分,ウインドウフレーム,サ
イドフレーム等の突出部分)(もしあれば)を利用し
て,固定する構造でもよい。整流板2と支持部材3とを
一体的に固定しても,着脱自在としてもよい。支持部材
3の長さを調整自在として,整流板2とルーフ5との間
の間隙を調整できるようにしてもよい。整流板2の前端
縁2aは車両10のフロントウインドウガラス1(ウイン
ドウフレーム)の上縁の位置よりも少し前方に突き出る
程度の位置にあり,整流板2の後端縁2bはルーフ5の
後端の位置(またはリアウインドウガラスの上縁)と同
じか,それよりも少し後方に突き出る程度の位置にあ
る。
【0016】車両10が前進走行すると,車両10の周囲に
は進行方向と逆向きの空気の(相対的な)流れが生じ
る。
【0017】前進走行する車両10のフロントウインドウ
ガラス1を含む前面にあたった空気の一部は,フロント
ウインドウガラス1に沿って(斜め)上方(図2におい
て右斜め上方)に上昇する。ルーフ5の前端よりも前方
に突き出した整流板2によって,上昇した空気は整流板
2とルーフ5との間の間隙に円滑に導かれる。
【0018】整流板2とルーフ5との間隙を通して整流
板2の後端縁2bまで達した空気(車両10の前方から直
接に整流板2とルーフ5の間の間隙に導かれる空気も含
まれる)は,整流板2の後端縁2bとルーフ5の後端の
間から車両10の後方に送り出される。車両10の後方に送
り出された空気流は広がりながらもほぼまっすぐに流れ
る。このため車両10の後方(特に車両10の近く)に発生
するカルマン渦を低減することができる。車両10をその
進行方向と逆向きに引っ張る力が減少する。
【0019】車両の後部が車両のルーフの後端よりもさ
らに後方に突出した外形をもつ車両(たとえば乗用車
(トランクがルーフよりも後方にある))についても,
ルーフの上方に整流板を設けることにより,整流板とル
ーフとの間隙から後方に送り出される空気によって,車
両の後部(トランクの上方)や車両の後方に発生するカ
ルマン渦が低減する。コンテナ車が連結または固定され
た車両,箱荷台を有する車両等については,箱荷台(コ
ンテナ)部分にまで延びる形状(大きさ)をもつ整流板
(好ましくは箱荷台の後端程度まで延びている)を用い
るとよい。強い指向性をもつ空気流によって,車両(箱
荷台)の後方のカルマン渦が低減される。
【0020】出願人は,ガソリン1リットルあたり17
kmの距離を走行する車両(ライトバン)に整流板2を
取付けて車両を走行させる実験を行った。その結果,1
リットルあたり19kmの距離を走行することができ,
燃費の向上がみられた。
【0021】カルマン渦の発生が低減することによっ
て,カルマン渦によって生じる風切り音が減少するとい
う効果もある。さらに,カルマン渦によって地面から巻
き上げられるほこりの量も減少し,リアウインドウガラ
スを含む車両の後面の汚れ防止にも役立つ。整流板2の
上面を荷台として利用することも可能である。車両10に
直接にあたる日差し(太陽光)が整流板2によって遮ら
れるので,車内の温度上昇(夏場における車内のムレ
等)が抑制される。これにより,クーラーの負担が軽く
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ルーフの上に整流板が設けられた車両を示し,
(A) は車両の左側面図,(B) は車両の正面図である。
【図2】図1に示す整流板が設けられた車両が走行する
ときに,車両の周囲に(相対的に)生じる空気の流れを
示す。
【図3】従来の車両が走行するときに,車両の周囲に生
じる空気の流れを示す。
【符号の説明】
1 フロントウインドウガラス 2 整流板 2a 整流板の前端縁 2b 整流板の後端縁 3 支持部材 5 ルーフ 10 車両

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のルーフの上方にルーフと間隔をあ
    けて整流板がルーフのほぼ全面にわたって支持部材によ
    って設けられている,車両。
  2. 【請求項2】 車両のルーフの上方にルーフと間隔をあ
    けて整流板が支持部材によって設けられ,上記整流板の
    前端縁が車両のルーフの前端よりも前方に延びている,
    車両。
JP10151521A 1998-06-01 1998-06-01 車 両 Pending JPH11342872A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10151521A JPH11342872A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 車 両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10151521A JPH11342872A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 車 両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11342872A true JPH11342872A (ja) 1999-12-14

Family

ID=15520340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10151521A Pending JPH11342872A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 車 両

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JP (1) JPH11342872A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012148685A (ja) * 2011-01-19 2012-08-09 Railway Technical Research Institute 移動体の気流はく離抑制構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012148685A (ja) * 2011-01-19 2012-08-09 Railway Technical Research Institute 移動体の気流はく離抑制構造

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