JPH11342515A - 発泡体の成形方法および製造装置 - Google Patents
発泡体の成形方法および製造装置Info
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- JPH11342515A JPH11342515A JP10150471A JP15047198A JPH11342515A JP H11342515 A JPH11342515 A JP H11342515A JP 10150471 A JP10150471 A JP 10150471A JP 15047198 A JP15047198 A JP 15047198A JP H11342515 A JPH11342515 A JP H11342515A
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- JP
- Japan
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- foam
- raw material
- groove
- forming
- heating furnace
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B19/00—Other methods of shaping glass
- C03B19/08—Other methods of shaping glass by foaming
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】任意な大きさ形状の板状の発泡体を製造する。
【解決手段】廃ガラス原料を加熱して発泡させる加熱炉
１と、廃ガラス原料を加熱炉に連続して搬入し取り出す
搬送コンベヤ装置５とを具備したガラス発泡体の製造装
置において、搬送コンベヤ装置５の原料供給部と加熱炉
１の間に、搬送コンベヤ装５置上に供給されたガラス原
料層Ｇに切断溝２２Ａ，２２Ｂを形成する溝形成装置２
１を設けた。
１と、廃ガラス原料を加熱炉に連続して搬入し取り出す
搬送コンベヤ装置５とを具備したガラス発泡体の製造装
置において、搬送コンベヤ装置５の原料供給部と加熱炉
１の間に、搬送コンベヤ装５置上に供給されたガラス原
料層Ｇに切断溝２２Ａ，２２Ｂを形成する溝形成装置２
１を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばスラグや
廃ガラスなどのリサイクル原料に発泡剤を添加して加熱
し軟化させて発泡させ、再利用可能な発泡体を成形する
発泡体の成形方法および製造装置に関する。
廃ガラスなどのリサイクル原料に発泡剤を添加して加熱
し軟化させて発泡させ、再利用可能な発泡体を成形する
発泡体の成形方法および製造装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、たとえば都市ごみや産業廃棄物の
回収後に分離、または分別回収された廃ガラスは、粉砕
されて埋立てに供されることが多く、カレットとして再
利用されるのは一部に過ぎない。そこで発明者等は、こ
の廃ガラスや、焼却灰や飛灰を溶融して生成されたスラ
グに発泡剤を添加して加熱軟化し発泡させることにより
発泡体を製造し、これを建築用断熱材や防音材として使
用することを考えた。このガラス発泡体は、従来では泡
ガラスとよばれ、カーボンを発泡剤として多数の単気泡
を内在させたものが提案されている。
回収後に分離、または分別回収された廃ガラスは、粉砕
されて埋立てに供されることが多く、カレットとして再
利用されるのは一部に過ぎない。そこで発明者等は、こ
の廃ガラスや、焼却灰や飛灰を溶融して生成されたスラ
グに発泡剤を添加して加熱軟化し発泡させることにより
発泡体を製造し、これを建築用断熱材や防音材として使
用することを考えた。このガラス発泡体は、従来では泡
ガラスとよばれ、カーボンを発泡剤として多数の単気泡
を内在させたものが提案されている。
【０００３】ところで、たとえばガラス発泡体を製造す
る場合、粉砕されて微粉化された廃ガラス原料に発泡剤
を添加して７００〜１１００℃に加熱軟化させ発泡させ
る。特に多量の原料を発泡させる場合、トンネル型加熱
炉を使用して原料を連続して加熱し、発泡させることが
望ましい。
る場合、粉砕されて微粉化された廃ガラス原料に発泡剤
を添加して７００〜１１００℃に加熱軟化させ発泡させ
る。特に多量の原料を発泡させる場合、トンネル型加熱
炉を使用して原料を連続して加熱し、発泡させることが
望ましい。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このトンネル
型加熱炉を使用して製造された発泡体は連続した板状と
なり、必要な形状に切断する場合には、従来では円盤状
のダイヤモンドカッタを使用する必要があった。しかし
このカッターは高価で破損して割れやすく、切断速度を
高めることができないという問題があった。
型加熱炉を使用して製造された発泡体は連続した板状と
なり、必要な形状に切断する場合には、従来では円盤状
のダイヤモンドカッタを使用する必要があった。しかし
このカッターは高価で破損して割れやすく、切断速度を
高めることができないという問題があった。
【０００５】本発明は、上記問題点を解決して、板状の
ガラス発泡体を容易かつ迅速に任意形状に分断（破断）
できるガラス発泡体の成形方法および製造装置を提供す
ることを目的とする。
ガラス発泡体を容易かつ迅速に任意形状に分断（破断）
できるガラス発泡体の成形方法および製造装置を提供す
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項１記載の発泡体の成形方法は、発泡体を所定形
状に成形するに際して、搬送コンベヤ装置上に発泡体原
料を供給して所定厚みの帯状発泡体原料層を形成し、こ
の発泡体原料層の切断位置に分断溝を形成した後、加熱
炉に搬入して加熱し発泡させるものである。
に請求項１記載の発泡体の成形方法は、発泡体を所定形
状に成形するに際して、搬送コンベヤ装置上に発泡体原
料を供給して所定厚みの帯状発泡体原料層を形成し、こ
の発泡体原料層の切断位置に分断溝を形成した後、加熱
炉に搬入して加熱し発泡させるものである。
【０００７】また請求項２記載の発泡体の製造装置は、
発泡体原料を加熱して発泡させる加熱炉と、発泡体原料
を加熱炉に連続して搬入し取り出す搬送コンベヤ装置と
を具備した発泡体の製造装置において、前記搬送コンベ
ヤ装置の原料供給部と加熱炉の間に、搬送コンベヤ装置
上に供給された発泡体原料層に分断溝を形成する溝形成
装置を設けたものである。
発泡体原料を加熱して発泡させる加熱炉と、発泡体原料
を加熱炉に連続して搬入し取り出す搬送コンベヤ装置と
を具備した発泡体の製造装置において、前記搬送コンベ
ヤ装置の原料供給部と加熱炉の間に、搬送コンベヤ装置
上に供給された発泡体原料層に分断溝を形成する溝形成
装置を設けたものである。
【０００８】上記構成によれば、加熱炉に搬入前のガラ
ス原料層に分断溝を形成することにより、発泡後の発泡
体を分割、あるいは分断溝に沿って容易に破断すること
ができ、容易に任意な大きさおよび形状の発泡体を製造
することができる。
ス原料層に分断溝を形成することにより、発泡後の発泡
体を分割、あるいは分断溝に沿って容易に破断すること
ができ、容易に任意な大きさおよび形状の発泡体を製造
することができる。
【０００９】さらに請求項３記載の発泡体の製造装置
は、上記構成の溝形成装置に、少なくとも搬送コンベヤ
装置上に昇降自在に配置されて先端が搬送面に近接また
は接触し幅方向の分断溝を形成する横溝形成板を設ける
とともに、この横溝形成板を一定時間ごとに昇降駆動す
る溝形成用昇降装置を設けたものである。
は、上記構成の溝形成装置に、少なくとも搬送コンベヤ
装置上に昇降自在に配置されて先端が搬送面に近接また
は接触し幅方向の分断溝を形成する横溝形成板を設ける
とともに、この横溝形成板を一定時間ごとに昇降駆動す
る溝形成用昇降装置を設けたものである。
【００１０】さらにまた請求項４記載の発泡体の製造装
置は、上記構成の溝形成装置に、搬送コンベヤ装置上に
横断方向の軸心回りに回転自在に配置されて外周面が搬
送面に接近または接触しかつドラム回転装置により搬送
面と同期して回転される回転ドラムを設け、この回転ド
ラムの外周面に、少なくとも回転ドラム軸心方向に配置
されて幅方向の分断溝を形成する横溝形成刃を設けたも
のである。
置は、上記構成の溝形成装置に、搬送コンベヤ装置上に
横断方向の軸心回りに回転自在に配置されて外周面が搬
送面に接近または接触しかつドラム回転装置により搬送
面と同期して回転される回転ドラムを設け、この回転ド
ラムの外周面に、少なくとも回転ドラム軸心方向に配置
されて幅方向の分断溝を形成する横溝形成刃を設けたも
のである。
【００１１】上記各構成によれば、横溝形成板または回
転ドラムの横溝形成刃により、容易に幅方向の分断溝を
所定のピッチで形成することができる。
転ドラムの横溝形成刃により、容易に幅方向の分断溝を
所定のピッチで形成することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係るガラス発泡
体の製造装置の実施の形態を図１〜図３に基づいて説明
する。
体の製造装置の実施の形態を図１〜図３に基づいて説明
する。
【００１３】図１，図２に示すように、架台２を介して
設置された電気式トンネル型加熱炉１には、原料供給部
３から発泡体排出部４に所定速度で廃ガラスの粉砕微粉
体（廃ガラス原料という）を搬送する搬送装置である搬
送コンベヤ装置５が配置されている。そして、加熱炉１
の入口近傍の搬送コンベヤ装置５上に本発明に係る溝成
形装置２１が配設されている。
設置された電気式トンネル型加熱炉１には、原料供給部
３から発泡体排出部４に所定速度で廃ガラスの粉砕微粉
体（廃ガラス原料という）を搬送する搬送装置である搬
送コンベヤ装置５が配置されている。そして、加熱炉１
の入口近傍の搬送コンベヤ装置５上に本発明に係る溝成
形装置２１が配設されている。
【００１４】前記搬送コンベヤ装置５は、原料供給部３
に水平軸心回りに回転自在に配置されたヘッドプーリ６
と発泡体排出部４に水平軸心回りに回転自在に配置され
たテールプーリ７との間に金属ベルト８が巻張され、コ
ンベヤ駆動モータ９により巻掛け伝動機構１０を介して
ヘッドプーリ６が回転駆動される。これにより、原料供
給装置１１から供給された発泡剤添加済みの廃ガラス原
料を金属ベルト８上に受取って所定速度で搬送し、加熱
炉１内に導入して加熱軟化または溶融しつつ通過させて
廃ガラス原料を発泡させる。そして、発泡体排出部４で
金属ベルト８からガラス発泡体を排出する。
に水平軸心回りに回転自在に配置されたヘッドプーリ６
と発泡体排出部４に水平軸心回りに回転自在に配置され
たテールプーリ７との間に金属ベルト８が巻張され、コ
ンベヤ駆動モータ９により巻掛け伝動機構１０を介して
ヘッドプーリ６が回転駆動される。これにより、原料供
給装置１１から供給された発泡剤添加済みの廃ガラス原
料を金属ベルト８上に受取って所定速度で搬送し、加熱
炉１内に導入して加熱軟化または溶融しつつ通過させて
廃ガラス原料を発泡させる。そして、発泡体排出部４で
金属ベルト８からガラス発泡体を排出する。
【００１５】原料供給装置１１は、原料ホッパー１２
と、その下部の排出口に配置された定量供給フイーダ１
３とを具備し、予め発泡剤が添加された廃ガラス原料を
定量ずつ金属メッシュベルト８の原料受け部に投入す
る。また定量供給フイーダ１３の原料出口下流側には、
廃ガラス原料を平らにならすための掻き板１４が配置さ
れている。
と、その下部の排出口に配置された定量供給フイーダ１
３とを具備し、予め発泡剤が添加された廃ガラス原料を
定量ずつ金属メッシュベルト８の原料受け部に投入す
る。また定量供給フイーダ１３の原料出口下流側には、
廃ガラス原料を平らにならすための掻き板１４が配置さ
れている。
【００１６】前記溝成形装置２１は、図３に示すよう
に、上流側に廃ガラス原料層Ｇの表面に送り方向の分断
溝である縦溝２２Ａを全長にわたって形成する縦溝形成
部２３が配置され、下流側に廃ガラス原料層Ｇの表面に
幅方向の分断溝である横溝２２Ｂを全幅にわたって形成
する横溝形成部２４が配置されている。
に、上流側に廃ガラス原料層Ｇの表面に送り方向の分断
溝である縦溝２２Ａを全長にわたって形成する縦溝形成
部２３が配置され、下流側に廃ガラス原料層Ｇの表面に
幅方向の分断溝である横溝２２Ｂを全幅にわたって形成
する横溝形成部２４が配置されている。
【００１７】すなわち、この溝形成装置１１の縦溝成形
部１３は、搬送コンベヤ装置５の両側に配置された支持
フレーム２５に前部門形フレーム２６が搬送面上に立設
され、この前部門形フレーム２６に垂設された退避用シ
リンダ装置２８に、幅方向に一定間隔をあけて３本の刃
部を有する縦溝形成部材である縦溝成形ホーク２７が昇
降自在に垂下されている。したがって、退避用シリンダ
装置２８により縦溝成形ホーク２７を下降限の使用位置
に配置して刃部先端を搬送コンベヤ装置５の金属ベルト
８に接近させることにより、搬送面上の廃ガラス原料層
Ｇに送り方向に沿う３本の縦溝２２Ａを形成することが
できる。
部１３は、搬送コンベヤ装置５の両側に配置された支持
フレーム２５に前部門形フレーム２６が搬送面上に立設
され、この前部門形フレーム２６に垂設された退避用シ
リンダ装置２８に、幅方向に一定間隔をあけて３本の刃
部を有する縦溝形成部材である縦溝成形ホーク２７が昇
降自在に垂下されている。したがって、退避用シリンダ
装置２８により縦溝成形ホーク２７を下降限の使用位置
に配置して刃部先端を搬送コンベヤ装置５の金属ベルト
８に接近させることにより、搬送面上の廃ガラス原料層
Ｇに送り方向に沿う３本の縦溝２２Ａを形成することが
できる。
【００１８】また横溝形成部２４は、支持フレーム２５
に立設された後部門形フレーム３１に昇降用シリンダ装
置３２が垂設され、この後部門形フレーム３１のガイド
部に昇降自在に配置された搬送面幅方向の横溝形成部材
である横溝成形板３３が溝成形用昇降装置である昇降用
シリンダ装置３２の出力ロッドに連結されている。した
がって、昇降用シリンダ装置３２を一定時間ごとに下
降、上昇を行うことにより、下降限で横溝成形板３３の
先端を搬送コンベヤ装置５の金属ベルト８に近接または
当接させた時に、搬送面上の廃ガラス原料層Ｇに幅方向
にわたる横溝２２Ｂを形成することができる。
に立設された後部門形フレーム３１に昇降用シリンダ装
置３２が垂設され、この後部門形フレーム３１のガイド
部に昇降自在に配置された搬送面幅方向の横溝形成部材
である横溝成形板３３が溝成形用昇降装置である昇降用
シリンダ装置３２の出力ロッドに連結されている。した
がって、昇降用シリンダ装置３２を一定時間ごとに下
降、上昇を行うことにより、下降限で横溝成形板３３の
先端を搬送コンベヤ装置５の金属ベルト８に近接または
当接させた時に、搬送面上の廃ガラス原料層Ｇに幅方向
にわたる横溝２２Ｂを形成することができる。
【００１９】上記構成において、ガラス発泡体を製造す
る場合には、原料供給装置１１の原料ホッパー１２から
定量供給フイーダ１３により発泡剤が添加された廃ガラ
ス原料を定量ずつ金属ベルト８上の搬送面に供給し、掻
き板１４により廃ガラス原料層Ｇが平らにならされる。
る場合には、原料供給装置１１の原料ホッパー１２から
定量供給フイーダ１３により発泡剤が添加された廃ガラ
ス原料を定量ずつ金属ベルト８上の搬送面に供給し、掻
き板１４により廃ガラス原料層Ｇが平らにならされる。
【００２０】そして、溝成形装置２１の縦溝成形部２３
で縦溝成形ホーク２７により３本の縦溝２２Ｂが形成さ
れ、次いで横溝形成部２４において昇降用シリンダ装置
３２により一定時間ごとに下降される横溝成形板３３
で、搬送面上の廃ガラス原料層Ｇに横溝２２Ｂが一定間
隔毎に形成され、これら縦溝２２Ａと横溝２２Ｂとで搬
送面上の廃ガラス原料層Ｇが格子形に分断される。
で縦溝成形ホーク２７により３本の縦溝２２Ｂが形成さ
れ、次いで横溝形成部２４において昇降用シリンダ装置
３２により一定時間ごとに下降される横溝成形板３３
で、搬送面上の廃ガラス原料層Ｇに横溝２２Ｂが一定間
隔毎に形成され、これら縦溝２２Ａと横溝２２Ｂとで搬
送面上の廃ガラス原料層Ｇが格子形に分断される。
【００２１】さらに、金属ベルト８の移動に従って格子
状に分断された廃ガラス原料層Ｇが加熱炉１に送られて
加熱軟化され、所定時間保持されることにより、発泡剤
の作用で発泡されて板状の分断発泡ガラス体が製造され
る。なおこれら分断発泡ガラス体は、加熱により縦溝２
２Ａと横溝２２Ｂの底部で結合することがあるが、肉厚
が極めて薄いため、発泡体排出部４で金属ベルト８から
落下される衝撃により、容易に分離される。
状に分断された廃ガラス原料層Ｇが加熱炉１に送られて
加熱軟化され、所定時間保持されることにより、発泡剤
の作用で発泡されて板状の分断発泡ガラス体が製造され
る。なおこれら分断発泡ガラス体は、加熱により縦溝２
２Ａと横溝２２Ｂの底部で結合することがあるが、肉厚
が極めて薄いため、発泡体排出部４で金属ベルト８から
落下される衝撃により、容易に分離される。
【００２２】上記構成によれば、従来では大掛かりなダ
イヤモンドカッタが必要であったガラス発泡体を、溝成
形装置２１により加熱前の廃ガラス原料層Ｇに予め縦溝
２２Ａと横溝２２Ｂにより分断しておくことにより、任
意の大きさ形状の分断ガラス発泡体を得ることができ
る。
イヤモンドカッタが必要であったガラス発泡体を、溝成
形装置２１により加熱前の廃ガラス原料層Ｇに予め縦溝
２２Ａと横溝２２Ｂにより分断しておくことにより、任
意の大きさ形状の分断ガラス発泡体を得ることができ
る。
【００２３】図４は溝形成装置２１の変形例を示す。こ
の溝成形装置４１は、金属ベルト８上を転動する回転ド
ラム４２と、この回転ドラム４２の周速度を金属ベルト
８の移動速度と同期させて回転させるドラム回転装置４
３とから構成されている。そして、回転ドラム４２の外
周面には、軸心方向に一定間隔をあけて形成された周方
向の縦溝形成刃４２ａが複数本形成され、軸心回りに一
定角度ごとに形成されて軸心方向に沿う複数の横溝形成
刃４２ｂが形成されている。
の溝成形装置４１は、金属ベルト８上を転動する回転ド
ラム４２と、この回転ドラム４２の周速度を金属ベルト
８の移動速度と同期させて回転させるドラム回転装置４
３とから構成されている。そして、回転ドラム４２の外
周面には、軸心方向に一定間隔をあけて形成された周方
向の縦溝形成刃４２ａが複数本形成され、軸心回りに一
定角度ごとに形成されて軸心方向に沿う複数の横溝形成
刃４２ｂが形成されている。
【００２４】したがって、ドラム駆動装置４３により回
転ドラム４２の周速度を金属ベルト８の移動速度と同期
させて、搬送コンベヤ装置の金属ベルト８搬送面に近接
または接触する縦溝形成刃４２ａと横溝形成刃４２ｂと
金属ベルト８と同期移動させることにより、縦溝２２Ａ
と横溝２２Ｂを形成して帯状の廃ガラス原料層Ｇを格子
状に分断でき、分断ガラス発泡体を製造することができ
る。
転ドラム４２の周速度を金属ベルト８の移動速度と同期
させて、搬送コンベヤ装置の金属ベルト８搬送面に近接
または接触する縦溝形成刃４２ａと横溝形成刃４２ｂと
金属ベルト８と同期移動させることにより、縦溝２２Ａ
と横溝２２Ｂを形成して帯状の廃ガラス原料層Ｇを格子
状に分断でき、分断ガラス発泡体を製造することができ
る。
【００２５】上記構成によれば、回転ドラム４２により
縦溝２２Ａと横溝２２Ｂを形成することができるので、
溝形成装置４１をコンパクトに構成することができる。
上記実施の形態では、発泡体原料を微粒状に粉砕された
廃ガラスとしたが、スラグであってもよい。
縦溝２２Ａと横溝２２Ｂを形成することができるので、
溝形成装置４１をコンパクトに構成することができる。
上記実施の形態では、発泡体原料を微粒状に粉砕された
廃ガラスとしたが、スラグであってもよい。
【００２６】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明によれば、搬
送コンベヤ装置上の加熱炉搬入前の発泡体原料層に分断
溝を形成することにより、発泡後の発泡体を任意の大き
さ、形状の分断発泡体として取り出すことができ、また
分断溝に沿って容易に破断することができ、容易に任意
な大きさおよび形状の発泡体を容易に製造することがで
きる。
送コンベヤ装置上の加熱炉搬入前の発泡体原料層に分断
溝を形成することにより、発泡後の発泡体を任意の大き
さ、形状の分断発泡体として取り出すことができ、また
分断溝に沿って容易に破断することができ、容易に任意
な大きさおよび形状の発泡体を容易に製造することがで
きる。
【図１】本発明に係るガラス発泡体の製造装置の実施の
形態を示す全体側面図である。
形態を示す全体側面図である。
【図２】同製造装置の全体平面図である。
【図３】同製造装置の溝成形装置を示す斜視図である。
【図４】同溝成形装置の溝形成装置の変形例を示す斜視
図である。
図である。
１ 加熱炉 ３ 原料供給部 ４ 発泡体排出部 ５ 搬送コンベヤ装置 ６ ヘッドプーリ ７ テールプーリ ８ 金属ベルト １１ 原料供給装置 ２１ 溝成形装置 ２２Ａ 縦溝 ２２Ｂ 横溝 ２３ 縦溝形成部 ２４ 横溝形成部 ２７ 縦溝形成ホーク ３２ 昇降用シリンダ ３３ 横溝形成板 ４１ 溝形成装置 ４２ 回転ドラム ４２ａ 縦溝形成刃 ４２ｂ 横溝形成刃 ４３ ドラム回転装置 Ｇ 廃ガラス原料層
Claims (4)
- 【請求項１】発泡体を所定形状に成形するに際して、搬
送コンベヤ装置上に発泡体原料を供給して所定厚みの帯
状発泡体原料層を形成し、この発泡体原料層の切断位置
に分断溝を形成した後、加熱炉に搬入して加熱し発泡さ
せることを特徴とする発泡体の成形方法。 - 【請求項２】発泡体原料を加熱して発泡させる加熱炉
と、発泡体原料を加熱炉に連続して搬入し取り出す搬送
コンベヤ装置とを具備した発泡体の製造装置において、 前記搬送コンベヤ装置の原料供給部と加熱炉の間に、搬
送コンベヤ装置上に供給された発泡体原料層に分断溝を
形成する溝形成装置を設けたことを特徴とする発泡体の
製造装置。 - 【請求項３】溝形成装置に、少なくとも搬送コンベヤ装
置上に昇降自在に配置されて先端が搬送面に近接または
接触し幅方向の分断溝を形成する横溝形成板を設けると
ともに、この横溝形成板を一定時間ごとに昇降駆動する
溝形成用昇降装置を設けたことを特徴とする請求項２記
載の発泡体の製造装置。 - 【請求項４】溝形成装置に、搬送コンベヤ装置上に横断
方向の軸心回りに回転自在に配置されて外周面が搬送面
に接近または接触しかつドラム回転装置により搬送面と
同期して回転される回転ドラムを設け、 この回転ドラムの外周面に、少なくとも回転ドラム軸心
方向に配置されて幅方向の分断溝を形成する横溝形成刃
を設けたことを特徴とする請求項２記載の発泡体の製造
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10150471A JPH11342515A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | 発泡体の成形方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10150471A JPH11342515A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | 発泡体の成形方法および製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11342515A true JPH11342515A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15497641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10150471A Pending JPH11342515A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | 発泡体の成形方法および製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11342515A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021254567A1 (de) * | 2020-06-17 | 2021-12-23 | GET Glass Engineering & Technologies GmbH | Verfahren und schäumungsofen zur herstellung von schaumglasschotter |
| EP4056536A1 (en) * | 2021-03-10 | 2022-09-14 | Wimao Oy | Method and apparatus for manufacturing a product and use |
-
1998
- 1998-06-01 JP JP10150471A patent/JPH11342515A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021254567A1 (de) * | 2020-06-17 | 2021-12-23 | GET Glass Engineering & Technologies GmbH | Verfahren und schäumungsofen zur herstellung von schaumglasschotter |
| EP4056536A1 (en) * | 2021-03-10 | 2022-09-14 | Wimao Oy | Method and apparatus for manufacturing a product and use |
| WO2022189705A1 (en) * | 2021-03-10 | 2022-09-15 | Wimao Oy | Method and apparatus for manufacturing a product and use |
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