JPH11341526A - 画質測定装置 - Google Patents

画質測定装置

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JPH11341526A
JPH11341526A JP14168898A JP14168898A JPH11341526A JP H11341526 A JPH11341526 A JP H11341526A JP 14168898 A JP14168898 A JP 14168898A JP 14168898 A JP14168898 A JP 14168898A JP H11341526 A JPH11341526 A JP H11341526A
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Japan
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image
difference
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area
circuit
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JP14168898A
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Inventor
Kazuo Saigo
西郷賀津雄
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異種画像フォーマットの画像間における画質
比較測定は不可能である。 【解決手段】 原画像と劣化画像を記録する画像メモリ
101,102と、画像信号を識別して比較判定する画
像信号識別比較判定回路105と、画像領域を分割する
画像領域分割回路106と、分割した領域別に差分値を
とる領域別差分値算出回路107と、画像フォーマット
に関する情報を記録する画像フォーマット情報メモリ1
04と、画像フォーマット情報と領域別差分値に基づき
積和計算により画質評価値を算出する画質演算回路11
0とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる画像フォー
マットによるそれぞれの画像に対しても、主観的評価に
対応した画質の測定が可能な画質測定装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、画像を圧縮符号化して伝送し、あ
るいは記録・再生することが増大している。この場合、
人間にとって望ましい画像の品質で効率的に伝達するこ
とが必要であり、そのためには、圧縮符号化の技術だけ
でなく画像の優劣を短時間で判定でき、しかも主観的評
価と対応のよい客観的評価の技術が欠かせない手段とな
る。
【0003】従来、画像の画質を評価する方法として
は、原画像とその原画像の圧縮符号化・復号化等による
劣化画像との平均自乗誤差を用いたSN比が多用されて
いる。これは、原画像と劣化画像との差分を算出し、そ
の差分から平均自乗誤差を求め、更に、その求めた平均
自乗誤差を雑音量とし、入力信号レベルのピークピーク
値の自乗値を信号量としてSN比を算出している。
【0004】このような方法によれば、画面全体にわた
って同じようなノイズがほぼ等しい大きさで含まれてい
る画像の場合は、主観的評価との対応がよい。しかし、
画像を複数のブロックに分割し、ブロック単位で圧縮符
号化した場合には、再生画像の平坦領域と非平坦領域と
で異なるノイズが発生し易く、主観的評価との対応が悪
くなる。この問題に対応するため、画像を平坦領域と非
平坦領域とに分離し、それら各領域における差分値と、
各領域の面積とを用いて評価値を補正することにより、
主観的評価との対応がよい評価を得る方法が発明者らに
より提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方法では、ある1つの画像フォーマットの画像に
対応するように構成されたものであるため、SDTV、
HDTVなど異なる画像フォーマットの画像に対応する
ためには、それぞれ専用の関数式を導出する必要があ
り、また、異種画像フォーマットの画像間における画質
比較測定は不可能であるという課題がある。
【0006】本発明は、従来のこのような画質評価にお
ける課題を考慮し、複数の異種画像フォーマットにおけ
る画像の画質測定及び異種画像フォーマットにおける画
像間の画質比較測定ができる画質測定装置を提供するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、垂
直走査線数、水平画素数及び1秒当りのフレーム数の少
なくともいずれか1つが異なる複数の画像フォーマット
の画像のそれぞれ、あるいは複数の画像フォーマットの
画像間における画質を測定する画質測定装置であって、
複数の画像フォーマットの原画像及びその原画像に所定
の信号処理が施されたことにより劣化を生じた劣化画像
を記録する画像記録手段と、その記録された原画像を複
数の特徴に基づいて、その複数の特徴毎の領域に分割す
る領域分割手段と、その分割された複数の領域毎に、原
画像と劣化画像との差分を算出する領域別差分算出手段
と、複数の画像フォーマットの垂直走査線数、水平画素
数及び1秒当りのフレーム数に関する画像フォーマット
情報が記録された画像フォーマット情報記録手段と、そ
の記録された画像フォーマット情報のうち要求された画
像フォーマット情報を選択する画像フォーマット情報選
択手段と、その選択された画像フォーマット情報及び領
域別差分算出手段で算出された差分に基づいて、所定の
線形あるいは非線形の重み付け係数を有する積和結合に
より画質評価値を演算出力する演算出力手段とを備えた
画質測定装置である。
【0008】請求項8の本発明は、垂直走査線数、水平
画素数及び1秒当りのフレーム数の少なくともいずれか
1つが異なる複数の画像フォーマットの画像のそれぞ
れ、あるいは複数の画像フォーマットの画像間における
画質を測定する画質測定装置であって、複数の画像フォ
ーマットの原画像及びその原画像に所定の信号処理が施
されたことにより劣化を生じた劣化画像を記録する画像
記録手段と、その記録された原画像を複数の特徴に基づ
いて、その複数の特徴毎の領域に分割する領域分割手段
と、その分割された複数の領域毎に、原画像と劣化画像
との差分を算出する領域別差分算出手段と、複数の画像
フォーマットの垂直走査線数、水平画素数及び1秒当り
のフレーム数に関する画像フォーマット情報、及び観察
距離に関する距離情報が記録された画像フォーマット・
距離情報記録手段と、その記録された画像フォーマット
・距離情報のうち要求された画像フォーマット・距離情
報を選択する画像フォーマット・距離情報選択手段と、
その選択された距離情報に基づいて、領域別差分算出手
段で算出された差分を補正する領域別差分距離補正手段
と、選択された画像フォーマット情報及び領域別差分距
離補正手段で補正された差分に基づいて、所定の線形あ
るいは非線形の重み付け係数を有する積和結合により画
質評価値を演算出力する演算出力手段とを備えた画質測
定装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明にかかる第1の実
施の形態の画質測定装置の構成を示すブロック図であ
る。図1において、原画像を記録するための画像メモリ
101は、画像信号を識別して比較判定する画像信号識
別比較判定回路105、画像領域を特徴によって分割す
る画像領域分割回路106、及び2つの信号間の差分を
算出する差分回路103に接続され、上述の原画像を、
例えば圧縮符号化した後復号して劣化が生じた劣化画像
を記録するための画像メモリ102は、差分回路103
に接続されている。
【0010】画像信号識別比較判定回路105は、走査
線数等の画像フォーマットに関する情報を記録する画像
フォーマット情報メモリ104、演算係数を選択するた
めの演算係数選択回路108、及び積和計算により画質
評価値を算出する画質演算回路110に接続され、画像
領域分割回路106及び差分回路103は、領域別に差
分値を算出する領域別差分値算出回路107に接続され
ている。また、演算係数選択回路108は演算係数メモ
リ109に接続され、その演算係数メモリ109は前述
の画質演算回路110に接続されている。
【0011】画像フォーマット情報メモリ104には、
例えば、(表1)に示すような画像フォーマットに関す
る情報が格納され、演算係数メモリ109には、複数の
異なる画像フォーマットにおける画像に対して、予め主
観的評価に対応するように算出した演算係数が格納され
ている。(表1)の例では、走査線数が1080に対し
て、水平画素数1920、アスペクト比16:9、画像
レート60I,30P,24P、走査線数が720に対
して、水平画素数1280、アスペクト比16:9、画
像レート60P,30P,24P、また、走査線数が4
80に対しては、水平画素数704、アスペクト比1
6:9,4:3、画像レート60I,60P,30P,
24Pと、水平画素数640、アスペクト比4:3、画
像レート60I,60P,30P,24Pとである。
【0012】
【表1】
【0013】上記において、画像メモリ101,102
が画像記録手段を構成し、差分回路103及び領域別差
分値算出回路107が領域別差分算出手段を構成してい
る。また、画像信号識別比較判定回路105の一部が画
像フォーマット情報選択手段を構成し、画像信号識別比
較判定回路105の一部、演算係数選択回路108、演
算係数メモリ109、及び画質演算回路110が、演算
出力手段を構成している。
【0014】次に、上記実施の形態の画質測定装置の動
作について、図面を参照しながら説明する。
【0015】まず、画像メモリ101,102に原画像
及びその原画像の劣化画像がそれぞれ入力されて記録さ
れる。原画像及び劣化画像は、差分回路103に入力さ
れて差分値が算出され、その差分値が領域別差分値算出
回路107に入力される。このとき、原画像は画像信号
識別比較判定回路105及び画像領域分割回路106に
も入力される。
【0016】次に、画像領域分割回路106は、入力さ
れた原画像を異なる複数の特徴によって領域を分割し、
その結果を領域別差分値算出回路107に出力する。画
像信号識別比較判定回路105は、原画像がどの画像フ
ォーマットかを識別する画像フォーマット種別情報(測
定内容)を入力して、画像フォーマット情報メモリ10
4に格納されている走査線数、水平画素数、画像レート
等の画像フォーマットに関する情報に基づいて、原画像
を識別判定し、その識別判定結果を演算係数選択回路1
08及び画質演算回路110に出力する。領域別差分値
算出回路107は、差分回路103により算出された原
画像と劣化画像との差分値から画像領域分割回路106
により分割された各領域毎の差分値を算出して画質演算
回路110に出力する。
【0017】次に、演算係数選択回路108は、画像信
号識別比較判定回路105の出力に基づいて、演算係数
メモリ109に格納されている演算係数を選択する。画
質演算回路110は、演算係数メモリ109から出力さ
れた演算係数、画像信号識別比較判定回路105の識別
判定結果、及び領域別差分値算出回路107の出力を用
いて、入力画像の画質の評価値を積和計算によって算出
して出力する。
【0018】このとき、画像信号識別比較判定回路10
5に入力する画像フォーマット種別情報(測定内容)を
変更することにより、その入力画像フォーマットにおけ
る画像の画質測定が、主観的評価に対応よくできる。ま
た、例えば、2つの異なる画像フォーマットを測定内容
として入力した場合は、その2つの画像フォーマットに
おける画像間の画質測定が可能となる。
【0019】図2は、本実施の形態における演算出力手
段として、ニューラルネットワークを利用する場合を示
す図であり、画像信号識別判定回路105の出力及び領
域別差分値算出回路107の出力、ここでは、第1から
第3までの特徴領域差分及び第1、第2の画像フォーマ
ット情報を入力層に入力すると、出力層から評価結果が
得られる。これは、演算係数メモリに格納された演算係
数、すなわち、所定の線形あるいは非線形の重み付け係
数を有する乗算結合に、画像信号識別判定回路105の
出力及び領域別差分値算出回路107の出力を入力デー
タとしたとき、人間の主観評価結果を教師データとして
ニューラルネットワークを用いて学習された結合荷重値
を用いるものである。 (第2の実施の形態)図3は、本発明にかかる第2の実
施の形態の画質測定装置の構成を示すブロック図であ
る。図3において、本実施の形態が前述の図1に示した
第1の実施の形態と異なる点は、画像領域分割回路10
6により分割された各々の領域の面積比を算出する領域
別面積比算出回路201と、その算出した領域別面積比
を用いて、領域別差分値算出回路107により算出され
た領域別差分値を補正する領域別差分値補正回路202
とを付加した点であり、図示していないが、領域別差分
補正手段である領域別差分値補正回路202は、領域別
面積比算出回路201で得られた領域別面積比に対して
所定の変換式を用いて、領域別面積比が小さいほど、よ
り大きな値の領域別面積比に変換する領域別面積比変換
手段と、その変換された領域別面積比に対して、対応す
る領域別差分値算出回路107により算出された原画像
と劣化画像との差分を乗じて差分を補正する補正領域別
差分手段とを備えた構成とすることができ、その他の構
成は上記の図1と同様である。
【0020】次に、上記実施の形態の画質測定装置の動
作について、図面を参照しながら説明する。
【0021】まず、画像メモリ101,102に原画像
及びその原画像の劣化画像がそれぞれ入力されて記録さ
れる。原画像及び劣化画像は、差分回路103に入力さ
れて差分値が算出され、その差分値が領域別差分値算出
回路107に入力される。このとき、原画像は画像信号
識別比較判定回路105及び画像領域分割回路106に
も入力される。
【0022】次に、画像領域分割回路106は、入力さ
れた原画像を異なる複数の特徴によって領域を分割し、
その結果を領域別差分値算出回路107及び領域別面積
比算出回路201に出力する。画像信号識別比較判定回
路105は、原画像がどの画像フォーマットかを識別す
る画像フォーマット種別情報(測定内容)を入力して、
画像フォーマット情報メモリ104に格納されている走
査線数、水平画素数、画像レート等の画像フォーマット
に関する情報に基づいて、原画像を識別判定し、その識
別判定結果を演算係数選択回路108及び画質演算回路
110に出力する。領域別差分値算出回路107は、差
分回路103により算出された原画像と劣化画像との差
分値から画像領域分割回路106により分割された各領
域毎の差分値を算出して領域別差分値補正回路202に
出力する。
【0023】次に、領域別面積比算出回路201は、分
割された各々の領域について、全領域面積に占める領域
別面積比を算出し、それを所定の変換式を用いて、領域
別面積比が小さいほど、より大きな値の領域別面積比に
変換して領域別差分値補正回路202に出力する。領域
別差分値補正回路202は、領域別差分値算出回路10
7で算出された領域別差分値を領域別面積比算出回路2
01の出力に基づき補正し、画質演算回路110に出力
する。
【0024】次に、演算係数選択回路108は、画像信
号識別比較判定回路105の出力に基づいて、演算係数
メモリ109に格納されている演算係数を選択する。画
質演算回路110は、演算係数メモリ109から出力さ
れた演算係数、画像信号識別比較判定回路105の識別
判定結果、及び領域別差分値補正回路202の出力を用
いて、入力画像の画質の評価値を積和計算によって算出
して出力する。
【0025】このとき、画像信号識別比較判定回路10
5に入力する画像フォーマット種別情報(測定内容)を
変更することにより、その入力画像フォーマットにおけ
る画像の画質測定が、主観的評価に対応よくできる。ま
た、例えば、2つの異なる画像フォーマットを測定内容
として入力した場合は、その2つの画像フォーマットに
おける画像間の画質測定が可能となる。 (第3の実施の形態)図4は、本発明にかかる第3の実
施の形態の画質測定装置の構成を示すブロック図であ
る。図4において、本実施の形態が前述の図3に示した
第2の実施の形態と異なる点は、領域別面積比算出回路
201の出力及び領域別差分値算出回路107の出力に
対して、各領域の差分の大きさを比較し、その比較結果
を領域別差分値補正回路302に出力する領域別差分比
較手段である領域別差分値比較判定回路301を付加し
た点であり、更に、領域別差分値補正回路302が、領
域別差分値比較判定回路301の判定結果に応じて、領
域別面積比による補正値を領域間で入れ替えて領域別差
分値を補正するものである。例えば、特殊なエンコード
を行った画像では、エッジを保護するためにエッジ部よ
り平坦部ノイズが大きくなる。このため、そのままでは
逆効果となるので、面積比による重み付を反転する等で
ある。その他の構成は上記の図3と同様である。
【0026】次に、上記実施の形態の画質測定装置の動
作について、図面を参照しながら説明する。
【0027】まず、画像メモリ101,102に原画像
及びその原画像の劣化画像がそれぞれ入力されて記録さ
れる。原画像及び劣化画像は、差分回路103に入力さ
れて差分値が算出され、その差分値が領域別差分値算出
回路107に入力される。このとき、原画像は画像信号
識別比較判定回路105及び画像領域分割回路106に
も入力される。
【0028】次に、画像領域分割回路106は、入力さ
れた原画像を異なる複数の特徴によって領域を分割し、
その結果を領域別差分値算出回路107及び領域別面積
比算出回路201に出力する。画像信号識別比較判定回
路105は、原画像がどの画像フォーマットかを識別す
る画像フォーマット種別情報(測定内容)を入力して、
画像フォーマット情報メモリ104に格納されている走
査線数、水平画素数、画像レート等の画像フォーマット
に関する情報に基づいて、原画像を識別判定し、その識
別判定結果を演算係数選択回路108及び画質演算回路
110に出力する。領域別差分値算出回路107は、差
分回路103により算出された原画像と劣化画像との差
分値から画像領域分割回路106により分割された各領
域毎の差分値を算出して領域別差分値比較判定回路30
1及び領域別差分値補正回路302に出力する。
【0029】次に、領域別面積比算出回路201は、分
割された各々の領域について、全領域面積に占める領域
別面積比を算出し、それを所定の変換式を用いて、領域
別面積比が小さいほど、より大きな値の領域別面積比に
変換して領域別差分値比較判定回路301に出力する。
領域別差分値比較判定回路301は、例えば、分割領域
が平坦部と非平坦部の2領域としたとき、平坦部領域差
分が非平坦部領域差分より大きいか、あるいは平坦部領
域差分が所定の値より大きいときは、第1の判定信号を
出力し、それ以外のときは第2の判定信号を出力する。
領域別差分値補正回路302は、領域別差分値算出回路
107で算出された領域別差分値を領域別差分値比較判
定回路301の出力に基づき、第1の判定信号の場合
は、補正値を平坦部と非平坦部とで入れ替え、第2の判
定信号の場合はそのままで補正し、画質演算回路110
に出力する。
【0030】次に、演算係数選択回路108は、画像信
号識別比較判定回路105の出力に基づいて、演算係数
メモリ109に格納されている演算係数を選択する。画
質演算回路110は、演算係数メモリ109から出力さ
れた演算係数、画像信号識別比較判定回路105の識別
判定結果、及び領域別差分値補正回路302の出力を用
いて、入力画像の画質の評価値を積和計算によって算出
して出力する。
【0031】このとき、画像信号識別比較判定回路10
5に入力する画像フォーマット種別情報(測定内容)を
変更することにより、その入力画像フォーマットにおけ
る画像の画質測定が、主観的評価に対応よくできる。ま
た、例えば、2つの異なる画像フォーマットを測定内容
として入力した場合は、その2つの画像フォーマットに
おける画像間の画質測定が可能となる。 (第4の実施の形態)図5は、本発明にかかる第4の実
施の形態の画質測定装置の構成を示すブロック図であ
る。図5において、本実施の形態が前述の図1に示した
第1の実施の形態と異なる点は、画像フォーマット情報
メモリ104が、画像フォーマット情報に加え画像の観
察距離に関する情報も格納している画像フォーマット・
距離情報メモリ501に変更され、画像信号識別比較判
定回路502が、画像フォーマット・距離情報メモリ5
01に格納された観察距離を入力又は選択して出力する
機能が追加された構成に変更され、その距離情報に基づ
いて、距離補正値を求め、領域別差分値算出回路107
の出力を補正する領域別差分値距離補正回路503が付
加されたものであり、その他の構成は図1と同様であ
る。
【0032】次に、上記実施の形態の画質測定装置の動
作について、図面を参照しながら説明する。
【0033】まず、画像メモリ101,102に原画像
及びその原画像の劣化画像がそれぞれ入力されて記録さ
れる。原画像及び劣化画像は、差分回路103に入力さ
れて差分値が算出され、その差分値が領域別差分値算出
回路107に入力される。このとき、原画像は画像信号
識別比較判定回路502及び画像領域分割回路106に
も入力される。
【0034】次に、画像領域分割回路106は、入力さ
れた原画像を異なる複数の特徴によって領域を分割し、
その結果を領域別差分値算出回路107に出力する。画
像信号識別比較判定回路502は、原画像がどの画像フ
ォーマットかを識別する画像フォーマット種別情報(測
定内容)及び観察距離情報を入力して、画像フォーマッ
ト・距離情報メモリ501に格納されている走査線数、
水平画素数、画像レート等の画像フォーマットに関する
情報及び観察距離に関する情報に基づいて、原画像を識
別判定し、その識別判定結果を演算係数選択回路108
及び画質演算回路110に出力するとともに、入力又は
選択した観察距離を領域別差分値距離補正回路503に
出力する。領域別差分値算出回路107は、差分回路1
03により算出された原画像と劣化画像との差分値から
画像領域分割回路106により分割された各領域毎の差
分値を算出して領域別差分値距離補正回路503に出力
する。
【0035】次に、領域別差分値距離補正回路503
は、観察距離が大であるほど小さな距離補正値を算出
し、その距離補正値を領域別差分値算出回路107から
の領域別差分値にそれぞれ乗じてその結果を画質演算回
路110に出力する。
【0036】次に、演算係数選択回路108は、画像信
号識別比較判定回路502の出力に基づいて、演算係数
メモリ109に格納されている演算係数を選択する。画
質演算回路110は、演算係数メモリ109から出力さ
れた演算係数、画像信号識別比較判定回路502の識別
判定結果、及び領域別差分値距離補正回路503の出力
を用いて、入力画像の画質の評価値を積和計算により算
出して出力する。
【0037】このとき、画像信号識別比較判定回路50
2に入力する画像フォーマット種別情報(測定内容)を
変更することにより、その入力画像フォーマットにおけ
る画像の画質測定が、主観的評価に対応よくできる。ま
た、例えば、2つの異なる画像フォーマットを測定内容
として入力した場合は、その2つの画像フォーマットに
おける画像間の画質測定が可能となる。更に、本実施の
形態では、観察距離に応じて変化する評価値をも考慮に
入れることができる。 (第5の実施の形態)図6は、本発明にかかる第5の実
施の形態の画質測定装置の構成を示すブロック図であ
る。図6において、本実施の形態が前述の図1に示した
第1の実施の形態と異なる点は、複数の特徴別の領域
を、平坦部と非平坦部の2領域に限定したものであり、
図1における画像領域分割回路106及び領域別差分値
算出回路107を、それぞれ平坦・非平坦画像領域分割
回路601及び平坦・非平坦画像領域差分値算出回路6
02に変更した構成とした点であり、その他の構成は図
1と同様である。
【0038】次に、上記実施の形態の画質測定装置の動
作について、図面を参照しながら説明する。
【0039】まず、画像メモリ101,102に原画像
及びその原画像の劣化画像がそれぞれ入力されて記録さ
れる。原画像及び劣化画像は、差分回路103に入力さ
れて差分値が算出され、その差分値が平坦・非平坦画像
領域差分値算出回路602に入力される。このとき、原
画像は画像信号識別比較判定回路105及び平坦・非平
坦画像領域分割回路601にも入力される。
【0040】次に、平坦・非平坦画像領域分割回路60
1は、入力された原画像を画素濃淡値変化が大きな領域
である非平坦領域とそれ以外の平坦領域の2つの特徴的
領域に分割し、その結果を平坦・非平坦画像領域差分値
算出回路602に出力する。画像信号識別比較判定回路
105は、原画像がどの画像フォーマットかを識別する
画像フォーマット種別情報(測定内容)を入力して、画
像フォーマット情報メモリ104に格納されている走査
線数、水平画素数、画像レート等の画像フォーマットに
関する情報に基づいて、原画像を識別判定し、その識別
判定結果を演算係数選択回路108及び画質演算回路1
10に出力する。平坦・非平坦画像領域差分値算出回路
602は、差分回路103により算出された原画像と劣
化画像との差分値から平坦・非平坦画像領域分割回路6
01により分割された各領域毎の差分値を算出して画質
演算回路110に出力する。
【0041】次に、演算係数選択回路108は、画像信
号識別比較判定回路105の出力に基づいて、演算係数
メモリ109に格納されている演算係数を選択する。画
質演算回路110は、演算係数メモリ109から出力さ
れた演算係数、画像信号識別比較判定回路105の識別
判定結果、及び平坦・非平坦画像領域差分値算出回路6
02の出力を用いて、入力画像の画質の評価値を積和計
算によって算出して出力する。
【0042】このとき、画像信号識別比較判定回路10
5に入力する画像フォーマット種別情報(測定内容)を
変更することにより、その入力画像フォーマットにおけ
る画像の画質測定が、主観的評価に対応よくできる。ま
た、例えば、2つの異なる画像フォーマットを測定内容
として入力した場合は、その2つの画像フォーマットに
おける画像間の画質測定が可能となる。 (第6の実施の形態)図7は、本発明にかかる第6の実
施の形態の画質測定装置の構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態の構成は、前述した図4に示した第3
の実施の形態と図5に示した第4の実施の形態とを合成
したものであり、領域別差分値補正回路302と画質演
算回路110との間に領域別差分値距離補正回路503
を接続したものである。
【0043】次に、上記実施の形態の画質測定装置の動
作について、図面を参照しながら説明する。
【0044】まず、画像メモリ101,102に原画像
及びその原画像の劣化画像がそれぞれ入力されて記録さ
れる。原画像及び劣化画像は、差分回路103に入力さ
れて差分値が算出され、その差分値が領域別差分値算出
回路107に入力される。このとき、原画像は画像信号
識別比較判定回路502及び画像領域分割回路106に
も入力される。
【0045】次に、画像領域分割回路106は、入力さ
れた原画像を異なる複数の特徴によって領域を分割し、
その結果を領域別差分値算出回路107及び領域別面積
比算出回路201に出力する。画像信号識別比較判定回
路502は、原画像がどの画像フォーマットかを識別す
る画像フォーマット種別情報(測定内容)及び観察距離
情報を入力して、画像フォーマット・距離情報メモリ5
01に格納されている走査線数、水平画素数、画像レー
ト等の画像フォーマットに関する情報及び観察距離に関
する情報に基づいて、原画像を識別判定し、その識別判
定結果を演算係数選択回路108及び画質演算回路11
0に出力するとともに、入力又は選択した観察距離を領
域別差分値距離補正回路503に出力する。領域別差分
値算出回路107は、差分回路103により算出された
原画像と劣化画像との差分値から画像領域分割回路10
6により分割された各領域毎の差分値を算出して領域別
差分値比較判定回路301及び領域別差分値補正回路3
02に出力する。
【0046】次に、領域別面積比算出回路201は、分
割された各々の領域について、全領域面積に占める領域
別面積比を算出し、それを所定の変換式を用いて、領域
別面積比が小さいほど、より大きな値の領域別面積比に
変換して領域別差分値比較判定回路301に出力する。
領域別差分値比較判定回路301は、例えば、分割領域
が平坦部と非平坦部の2領域としたとき、平坦部領域差
分が非平坦部領域差分より大きいか、あるいは平坦部領
域差分が所定の値より大きいときは、第1の判定信号を
出力し、それ以外のときは第2の判定信号を出力する。
領域別差分値補正回路302は、領域別差分値算出回路
107で算出された領域別差分値を領域別差分値比較判
定回路301の出力に基づき、第1の判定信号の場合
は、補正値を平坦部と非平坦部とで入れ替え、第2の判
定信号の場合はそのままで補正し、領域別差分値距離補
正回路503に出力する。
【0047】次に、領域別差分値距離補正回路503
は、観察距離が大であるほど小さな距離補正値を算出
し、その距離補正値を領域別差分値補正回路302から
の領域別差分値にそれぞれ乗じてその結果を画質演算回
路110に出力する。
【0048】次に、演算係数選択回路108は、画像信
号識別比較判定回路502の出力に基づいて、演算係数
メモリ109に格納されている演算係数を選択する。画
質演算回路110は、演算係数メモリ109から出力さ
れた演算係数、画像信号識別比較判定回路502の識別
判定結果、及び領域別差分値距離補正回路503の出力
を用いて、入力画像の画質の評価値を積和計算により算
出して出力する。
【0049】このとき、画像信号識別比較判定回路50
2に入力する画像フォーマット種別情報(測定内容)を
変更することにより、その入力画像フォーマットにおけ
る画像の画質測定が、主観的評価に対応よくできる。ま
た、例えば、2つの異なる画像フォーマットを測定内容
として入力した場合は、その2つの画像フォーマットに
おける画像間の画質測定が可能となる。更に、本実施の
形態では、観察距離に応じて変化する評価値をも考慮に
入れることができる。
【0050】以上のように本発明によれば、種々の画像
フォーマットにおける人間の主観評価に対応する客観的
な画質評価が可能となるので、画像信号の送信側におい
て、予め送信する番組の画質測定を行うことにより、ビ
ットレートの割当を番組の種類によって適切に制御でき
る。
【0051】なお、上記各実施の形態における特徴によ
る領域分割は、一例として挙げた平坦・非平坦の2分割
に限らず、画像の特徴を細分して3つ以上の領域に分割
する構成としても勿論よい。
【0052】また、演算出力手段にニューラルネットワ
ークを用いた例を第1の実施の形態で説明したが、これ
に限らず、他の実施の形態に適用してもよいことは言う
までもない。
【0053】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、複数の異種画像フォーマットにおける画像の画
質測定及び異種画像フォーマットにおける画像間の画質
比較測定ができるという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1の実施の形態の画質測定装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】同第1の実施の形態における演算にニューラル
ネットを用いた例を示す構成図である。
【図3】本発明にかかる第2の実施の形態の画質測定装
置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明にかかる第3の実施の形態の画質測定装
置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明にかかる第4の実施の形態の画質測定装
置の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明にかかる第5の実施の形態の画質測定装
置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明にかかる第6の実施の形態の画質測定装
置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101、102 画像メモリ 104 画像フォーマット情報メモリ 105、502 画像信号識別比較判定回路 106 画像領域分割回路 107 領域別差分値算出回路 108 演算係数選択回路 110 画質演算回路 201 領域別面積比算出回路 202、302 領域別差分値補正回路 301 領域別差分値比較判定回路 501 画像フォーマット・距離情報メモリ 503 領域別差分値距離補正回路 601 平坦・非平坦画像領域分割回路 602 平坦・非平坦画像領域差分値算出回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直走査線数、水平画素数及び1秒当り
    のフレーム数の少なくともいずれか1つが異なる複数の
    画像フォーマットの画像のそれぞれ、あるいは前記複数
    の画像フォーマットの画像間における画質を測定する画
    質測定装置であって、前記複数の画像フォーマットの原
    画像及びその原画像に所定の信号処理が施されたことに
    より劣化を生じた劣化画像を記録する画像記録手段と、
    その記録された原画像を複数の特徴に基づいて、その複
    数の特徴毎の領域に分割する領域分割手段と、その分割
    された複数の領域毎に、前記原画像と前記劣化画像との
    差分を算出する領域別差分算出手段と、前記複数の画像
    フォーマットの垂直走査線数、水平画素数及び1秒当り
    のフレーム数に関する画像フォーマット情報が記録され
    た画像フォーマット情報記録手段と、その記録された画
    像フォーマット情報のうち要求された画像フォーマット
    情報を選択する画像フォーマット情報選択手段と、その
    選択された画像フォーマット情報及び前記領域別差分算
    出手段で算出された差分に基づいて、所定の線形あるい
    は非線形の重み付け係数を有する積和結合により画質評
    価値を演算出力する演算出力手段とを備えたことを特徴
    とする画質測定装置。
  2. 【請求項2】 前記画像フォーマット情報記録手段に記
    録された画像フォーマット情報は、前記画像フォーマッ
    トの垂直走査線数、水平画素数あるいは1秒当りのフレ
    ーム数が大であればあるほど、それらが小なる別の画像
    フォーマットよりも小なる所定の値に変換して記録され
    た画像フォーマット情報であることを特徴とする請求項
    1記載の画質測定装置。
  3. 【請求項3】 前記領域分割手段は、前記原画像を画素
    濃淡値変化が大きな領域である非平坦領域と、それ以外
    の平坦領域の2つの特徴的領域に分割するものであっ
    て、前記領域別差分算出手段は、前記分割された非平坦
    領域及び平坦領域毎に、原画像と劣化画像との差分を算
    出することを特徴とする請求項1、または2記載の画質
    測定装置。
  4. 【請求項4】 更に、前記領域分割手段で分割された領
    域の各々について全領域面積に対する領域別面積比を算
    出する領域別面積比算出手段と、その算出された領域別
    面積比に基づいて、前記領域別差分算出手段で算出され
    た前記原画像と前記劣化画像との差分を補正する領域別
    差分補正手段とを備え、前記演算出力手段は、前記選択
    された画像フォーマット情報及び前記領域別差分補正手
    段により補正された差分に基づいて、画質評価値を演算
    出力することを特徴とする請求項1、2、または3記載
    の画質測定装置。
  5. 【請求項5】 領域別差分補正手段は、前記領域別面積
    比算出手段で得られた領域別面積比に対して所定の変換
    式を用いて、前記領域別面積比が小さいほど、より大き
    な値の領域別面積比に変換する領域別面積比変換手段
    と、その変換された領域別面積比に対して、対応する前
    記領域別差分算出手段により算出された前記原画像と前
    記劣化画像との差分を乗じて差分を補正する補正領域別
    差分手段とを有することを特徴とする請求項4記載の画
    質測定装置。
  6. 【請求項6】 更に、領域別面積比算出手段で算出され
    た領域別面積比及び領域別差分算出手段で算出された差
    分に基づいて、各領域別差分間の大きさを比較する領域
    別差分比較手段を備え、前記領域別差分補正手段は、前
    記領域別差分比較手段の比較結果に基づいて、前記領域
    別差分算出手段により算出された前記原画像と前記劣化
    画像との差分を補正することを特徴とする請求項4、ま
    たは5記載の画質測定装置。
  7. 【請求項7】 前記領域分割手段は、前記原画像を画素
    濃淡値変化が大きな領域である非平坦領域と、それ以外
    の平坦領域の2つの特徴的領域に分割するものであっ
    て、前記領域別差分比較手段は、前記非平坦領域差分の
    大きさ及び平坦領域差分の大きさを比較し、前記平坦領
    域差分が前記非平坦領域差分より大きいかあるいは前記
    平坦領域差分が所定の値より大きい場合は、所定の判定
    信号を前記領域別差分補正手段に出力し、前記領域領域
    別差分補正手段は、前記領域別差分比較手段から前記所
    定の判定信号を受け取ったときは、前記領域別差分算出
    手段により算出された前記原画像と前記劣化画像との差
    分に乗じる補正値を非平坦領域と平坦領域とで入れ替え
    て補正することを特徴とする請求項6記載の画質測定装
    置。
  8. 【請求項8】 垂直走査線数、水平画素数及び1秒当り
    のフレーム数の少なくともいずれか1つが異なる複数の
    画像フォーマットの画像のそれぞれ、あるいは前記複数
    の画像フォーマットの画像間における画質を測定する画
    質測定装置であって、前記複数の画像フォーマットの原
    画像及びその原画像に所定の信号処理が施されたことに
    より劣化を生じた劣化画像を記録する画像記録手段と、
    その記録された原画像を複数の特徴に基づいて、その複
    数の特徴毎の領域に分割する領域分割手段と、その分割
    された複数の領域毎に、前記原画像と前記劣化画像との
    差分を算出する領域別差分算出手段と、前記複数の画像
    フォーマットの垂直走査線数、水平画素数及び1秒当り
    のフレーム数に関する画像フォーマット情報、及び観察
    距離に関する距離情報が記録された画像フォーマット・
    距離情報記録手段と、その記録された画像フォーマット
    ・距離情報のうち要求された画像フォーマット・距離情
    報を選択する画像フォーマット・距離情報選択手段と、
    その選択された距離情報に基づいて、前記領域別差分算
    出手段で算出された差分を補正する領域別差分距離補正
    手段と、前記選択された画像フォーマット情報及び領域
    別差分距離補正手段で補正された差分に基づいて、所定
    の線形あるいは非線形の重み付け係数を有する積和結合
    により画質評価値を演算出力する演算出力手段とを備え
    たことを特徴とする画質測定装置。
  9. 【請求項9】 更に、前記領域分割手段で分割された領
    域の各々について全領域面積に対する領域別面積比を算
    出する領域別面積比算出手段と、その領域別面積比算出
    手段で算出された領域別面積比及び前記領域別差分算出
    手段で算出された差分に基づいて、各領域別差分間の大
    きさを比較する領域別差分比較手段と、その領域別差分
    比較手段の比較結果に基づいて、前記前記領域別差分算
    出手段により算出された前記原画像と前記劣化画像との
    差分を補正する領域別差分補正手段とを備え、前記領域
    別差分距離補正手段は、前記画像フォーマット・距離情
    報選択手段で選択された前記距離情報に基づいて、前記
    領域別差分補正手段で補正された差分を補正することを
    特徴とする請求項8記載の画質測定装置。
  10. 【請求項10】 前記演算出力手段が、ニューラルネッ
    トワークを用いたものであって、前記所定の線形あるい
    は非線形の重み付け係数を有する積和結合に、前記画像
    フォーマット情報及び、前記原画像と劣化画像との差分
    あるいはその差分の前記補正値を入力データとしたと
    き、人間の主観評価結果を教師データとしてニューラル
    ネットワークを用いて学習された結合荷重値を用いるこ
    とを特徴とする請求項1から9までのいずれかに記載の
    画質測定装置。
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